愛・ケセラセラ男なんて 嘘つきと 悔やんでみても くやしい 春が来て 女は また誰かを求めて 旅に出る 好きだとか 嫌いとか 出逢いの中の話は 私なら 飽きるほど 耳にしたし 歩いたし アアア ケセラセラ なるようになれ お酒飲んで今夜が 楽しい夢ならいい ケセラセラ なるようになれ 優しさなど 口先だけね なるようになればいい いくじなしネ ろくでなし 自分を恨んでみても 一度だけ 死ぬほど 尽くしたことも あった女です 泣きたいとか 悔しいとか 言っても いまさら悲しい 可愛い女ほど 泣きを見るし 崩れるし アアア ケセラセラ なるようになれ 涙かくし 笑って 明日を 生きればいい ケセラセラ なるようになれ 優しさなど 口先だけね なるようになればいい アアア ケセラセラ なるようになれ お酒飲んで今夜が 楽しい夢ならいい ケセラセラ なるようになれ 優しさなど 口先だけね なるようになればいい | 島津ゆたか | 浜圭介 | 浜圭介 | | 男なんて 嘘つきと 悔やんでみても くやしい 春が来て 女は また誰かを求めて 旅に出る 好きだとか 嫌いとか 出逢いの中の話は 私なら 飽きるほど 耳にしたし 歩いたし アアア ケセラセラ なるようになれ お酒飲んで今夜が 楽しい夢ならいい ケセラセラ なるようになれ 優しさなど 口先だけね なるようになればいい いくじなしネ ろくでなし 自分を恨んでみても 一度だけ 死ぬほど 尽くしたことも あった女です 泣きたいとか 悔しいとか 言っても いまさら悲しい 可愛い女ほど 泣きを見るし 崩れるし アアア ケセラセラ なるようになれ 涙かくし 笑って 明日を 生きればいい ケセラセラ なるようになれ 優しさなど 口先だけね なるようになればいい アアア ケセラセラ なるようになれ お酒飲んで今夜が 楽しい夢ならいい ケセラセラ なるようになれ 優しさなど 口先だけね なるようになればいい |
あなたのすべてを名前も知らない あなたと私 なのに不思議ね 胸がときめく 恋はこうして 生まれるものなのね おしえて欲しい あなたのすべてを 今宵ひとりで歌う あなたへの歌 初めて会った あの日から 私のこころを はなれない これが本当の 恋というものかしら おしえて欲しい あなたのすべてを 今宵ひとりで想う あなただけのこと 今度逢えるのは いつの日かしら あなたと会った このお店で 明日も私は そっとあなたを待つの おしえて欲しい あなたのすべてを 今宵ひとりで歌う あなたへの歌 | 島津ゆたか | 佐々木勉 | 佐々木勉 | | 名前も知らない あなたと私 なのに不思議ね 胸がときめく 恋はこうして 生まれるものなのね おしえて欲しい あなたのすべてを 今宵ひとりで歌う あなたへの歌 初めて会った あの日から 私のこころを はなれない これが本当の 恋というものかしら おしえて欲しい あなたのすべてを 今宵ひとりで想う あなただけのこと 今度逢えるのは いつの日かしら あなたと会った このお店で 明日も私は そっとあなたを待つの おしえて欲しい あなたのすべてを 今宵ひとりで歌う あなたへの歌 |
おれでよければ風のたよりに 噂きいたよ 今でも ひとりだってね 生きてる限り 幸福なんて 少ないものさ もしもあの時 勇気があれば こんな苦労は させなかったよ おれでよければ おれでよければ いっしょに 暮らさないか 涙こらえて 生きることが 似合うと 君はいうけど 時間(とき)が過ぎれば 季節も変り 心を開くだろう 風に吹かれて 散る花よりも やせた君のことが 気がかり おれでよければ おれでよければ いっしょに 暮らさないか 冷たい風が 肩を吹きぬけ 夜更けの街に 消えるよ こんな時には 人は誰でも ぬくもり求めるのさ 愛に身をよせ 傷をいやし やがてめぐる 春をまてばいい おれでよければ おれでよければ いっしょに 暮さないか | 島津ゆたか | 四方章人 | 四方章人 | | 風のたよりに 噂きいたよ 今でも ひとりだってね 生きてる限り 幸福なんて 少ないものさ もしもあの時 勇気があれば こんな苦労は させなかったよ おれでよければ おれでよければ いっしょに 暮らさないか 涙こらえて 生きることが 似合うと 君はいうけど 時間(とき)が過ぎれば 季節も変り 心を開くだろう 風に吹かれて 散る花よりも やせた君のことが 気がかり おれでよければ おれでよければ いっしょに 暮らさないか 冷たい風が 肩を吹きぬけ 夜更けの街に 消えるよ こんな時には 人は誰でも ぬくもり求めるのさ 愛に身をよせ 傷をいやし やがてめぐる 春をまてばいい おれでよければ おれでよければ いっしょに 暮さないか |
おれのおまえ朝の味噌汁 さしだす指の かぼそさ痛い おれの目に なまじ笑顔の やさしさに ひがむ心が つい負けて 別ればなしも かたつむり おまえ おまえ おれのおまえ 夜の盛り場 気強く生きて 男は多く 見ただろうに なんでしたがる 恋苦労 夢にはじけた やけ酒の こんな背中が いいのかい おまえ おまえ おれのおまえ 星の相性 素直に信じ かけがえないと またも云う おれに埋もれる バカな奴 せめて銭湯へ 二人して なみだ洗いに たまの日は おまえ おまえ おれのおまえ | 島津ゆたか | 藤間哲郎 | 伊藤雪彦 | | 朝の味噌汁 さしだす指の かぼそさ痛い おれの目に なまじ笑顔の やさしさに ひがむ心が つい負けて 別ればなしも かたつむり おまえ おまえ おれのおまえ 夜の盛り場 気強く生きて 男は多く 見ただろうに なんでしたがる 恋苦労 夢にはじけた やけ酒の こんな背中が いいのかい おまえ おまえ おれのおまえ 星の相性 素直に信じ かけがえないと またも云う おれに埋もれる バカな奴 せめて銭湯へ 二人して なみだ洗いに たまの日は おまえ おまえ おれのおまえ |
俺の花冷たい雨に打たれながらも 俺の背中を見送った 今度は長い旅だから つらいくらしをさせるけど お前はお前は俺の俺の花 お前の手紙と 友の手紙を 小さな灯りで 読み返す 灰色の壁に体あずけて 少しやせたか 写真で見ても お前はお前は俺の俺の花 二度目の雪が小窓の外で 風に舞ってる 春花の様に 汽笛がお前の声と重なる 抱いてやりたい 今度はずっと お前にお前にお前にありがとう | 島津ゆたか | 森淑 | 島津ゆたか | | 冷たい雨に打たれながらも 俺の背中を見送った 今度は長い旅だから つらいくらしをさせるけど お前はお前は俺の俺の花 お前の手紙と 友の手紙を 小さな灯りで 読み返す 灰色の壁に体あずけて 少しやせたか 写真で見ても お前はお前は俺の俺の花 二度目の雪が小窓の外で 風に舞ってる 春花の様に 汽笛がお前の声と重なる 抱いてやりたい 今度はずっと お前にお前にお前にありがとう |
お別れ上手女ごころせつなく せつなく燃える も一度今夜逢いたい 逢ってすがりたい 恋は女の 夢だから 光るルビーも悲しそう わかるでしょう お別れ上手ねアナタ アナタはきっと だから今夜 ひとり酔わせて お馬鹿さんよくやしい くやしいけれど 尽してみせるわこの愛 私だけのもの 死ぬより辛い 夜もある ふたり過ごしたこの部屋で わかるでしょう お別れ上手ねアナタ アナタはきっと だから抱いて 口づけほしい 遊び相手ね私 私のことは みる目がないのよ嘘つき そうよ嘘つきね 貴方が噛んだ この指も 忘れられずに痛むのよ わかるでしょう お別れ上手ねアナタ アナタはきっと だから今夜 ひとり泣かせて だから今夜 ひとり酔わせて | 島津ゆたか | 加藤将貫 | 加藤将貫 | | 女ごころせつなく せつなく燃える も一度今夜逢いたい 逢ってすがりたい 恋は女の 夢だから 光るルビーも悲しそう わかるでしょう お別れ上手ねアナタ アナタはきっと だから今夜 ひとり酔わせて お馬鹿さんよくやしい くやしいけれど 尽してみせるわこの愛 私だけのもの 死ぬより辛い 夜もある ふたり過ごしたこの部屋で わかるでしょう お別れ上手ねアナタ アナタはきっと だから抱いて 口づけほしい 遊び相手ね私 私のことは みる目がないのよ嘘つき そうよ嘘つきね 貴方が噛んだ この指も 忘れられずに痛むのよ わかるでしょう お別れ上手ねアナタ アナタはきっと だから今夜 ひとり泣かせて だから今夜 ひとり酔わせて |
女のゆりかごあなたの腕に 抱かれて眠る はかない女の 夢みて泣いた 涙が涸れて しまうほど 男は背を向けて 女は泣き濡れて 男は旅に出て 女は待ち侘びて いつ逢える いつ逢える あなたにいつ逢える 男はいつも 女を待たせ 淋しい女は 膝抱き眠る 花びら飾り 夢飾り 男は旅枕 女は夢枕 男は旅の鳥 女は夢見鳥 いつ帰る いつ帰る あなたはいつ帰る わたしの胸に 乳房に止まれ 翼のほころび 癒してあげる 安らぎあげる 愛あげる 男は羽根を止め 女は口紅を引く 男は酒に酔い 女は夢に酔う 眠りたい 眠りたい あなたのゆりかごで 眠りたい 眠りたい あなたのゆりかごで | 島津ゆたか | 井上融 | 島田洋太郎 | | あなたの腕に 抱かれて眠る はかない女の 夢みて泣いた 涙が涸れて しまうほど 男は背を向けて 女は泣き濡れて 男は旅に出て 女は待ち侘びて いつ逢える いつ逢える あなたにいつ逢える 男はいつも 女を待たせ 淋しい女は 膝抱き眠る 花びら飾り 夢飾り 男は旅枕 女は夢枕 男は旅の鳥 女は夢見鳥 いつ帰る いつ帰る あなたはいつ帰る わたしの胸に 乳房に止まれ 翼のほころび 癒してあげる 安らぎあげる 愛あげる 男は羽根を止め 女は口紅を引く 男は酒に酔い 女は夢に酔う 眠りたい 眠りたい あなたのゆりかごで 眠りたい 眠りたい あなたのゆりかごで |
北から南から雨の札幌 女がひとり つららみたいに冷えた指 生れさいはて稚内 十九過ぎから来たという あなたみたいな渡り鳥 惚れて苦労をしたという 雨の東京 女がひとり いつも素顔で訪れて 鳩がふるえる境内で 恋のざんげをするという あなたみたいな渡り鳥 夢と思えばいいという 雨の金沢 女がひとり 能登の匂いの汽車を待つ 輪島旅したあのひとが きっと帰りに寄るという あなたみたいな渡り鳥 だけど心があるという 雨の大阪 女がひとり 橋を渡って店に出る 雨の降る日は化粧して 紅も濃いめにひくという あなたみたいな渡り鳥 たまに惚れてもいいという 雨の倉敷 女がひとり 傘を斜めに川づたい はねの上った裾あげて 古い女とそっという あなたみたいな渡り鳥 泣いて待つのはいやという 雨の長崎 女がひとり 恋の迷路の石だたみ 白いコートの肩さえも ぬれて重たくなるという あなたみたいな渡り鳥 ついて行ってもいいという | 島津ゆたか | 阿久悠 | 三木たかし | | 雨の札幌 女がひとり つららみたいに冷えた指 生れさいはて稚内 十九過ぎから来たという あなたみたいな渡り鳥 惚れて苦労をしたという 雨の東京 女がひとり いつも素顔で訪れて 鳩がふるえる境内で 恋のざんげをするという あなたみたいな渡り鳥 夢と思えばいいという 雨の金沢 女がひとり 能登の匂いの汽車を待つ 輪島旅したあのひとが きっと帰りに寄るという あなたみたいな渡り鳥 だけど心があるという 雨の大阪 女がひとり 橋を渡って店に出る 雨の降る日は化粧して 紅も濃いめにひくという あなたみたいな渡り鳥 たまに惚れてもいいという 雨の倉敷 女がひとり 傘を斜めに川づたい はねの上った裾あげて 古い女とそっという あなたみたいな渡り鳥 泣いて待つのはいやという 雨の長崎 女がひとり 恋の迷路の石だたみ 白いコートの肩さえも ぬれて重たくなるという あなたみたいな渡り鳥 ついて行ってもいいという |
くせになりそうこの幸せは この幸せは くせになりそう あなたのガウンを買いました そろいのカップも買いました 目覚まし時計も買いました たまには泊って下さいね 友達なんかは 招(よ)べないけれど ここは二人の 愛の砂の城 その気になるなと言われても この幸せは くせになりそう この幸せは この幸せは くせになりそう 家計簿みたいのつけてます 料理も上手になりました 貯金も少しは出来ました 私も結構偉いでしょう 電話でタクシー 呼ぶのがつらい これは大人の 愛のおままごと その気になるなと言われても この幸せは くせになりそう この幸せは この幸せは くせになりそう 友達なんかは 招(よ)べないけれど ここは二人の 愛の砂の城 その気になるなと言われても この幸せは くせになりそう この幸せは この幸せは くせになりそう | 島津ゆたか | なかにし礼 | 三木たかし | 竜崎孝路 | この幸せは この幸せは くせになりそう あなたのガウンを買いました そろいのカップも買いました 目覚まし時計も買いました たまには泊って下さいね 友達なんかは 招(よ)べないけれど ここは二人の 愛の砂の城 その気になるなと言われても この幸せは くせになりそう この幸せは この幸せは くせになりそう 家計簿みたいのつけてます 料理も上手になりました 貯金も少しは出来ました 私も結構偉いでしょう 電話でタクシー 呼ぶのがつらい これは大人の 愛のおままごと その気になるなと言われても この幸せは くせになりそう この幸せは この幸せは くせになりそう 友達なんかは 招(よ)べないけれど ここは二人の 愛の砂の城 その気になるなと言われても この幸せは くせになりそう この幸せは この幸せは くせになりそう |
故郷の廃家幾年ふるさと 来てみれば 咲く花鳴く鳥 そよぐ風 門辺の小川の ささやきも なれにし昔に 変らねど あれたる我家に 住む人絶えてなく 昔を語るか そよぐ風 昔をうつすか 澄める水 朝夕かたみに 手をとりて 遊びし友人 いまいずこ さびしき故郷や さびしき我家や | 島津ゆたか | 犬童球渓 | W.S.Hays | | 幾年ふるさと 来てみれば 咲く花鳴く鳥 そよぐ風 門辺の小川の ささやきも なれにし昔に 変らねど あれたる我家に 住む人絶えてなく 昔を語るか そよぐ風 昔をうつすか 澄める水 朝夕かたみに 手をとりて 遊びし友人 いまいずこ さびしき故郷や さびしき我家や |
黄昏のビギン雨に濡れてた たそがれの街 あなたと逢った 初めての夜 ふたりの肩に 銀色の雨 あなたの唇 濡れていたっけ 傘もささずに 僕達は 歩きつづけた 雨の中 あのネオンが ぼやけてた 雨がやんでた たそがれの街 あなたの瞳に うつる星かげ 夕空晴れた たそがれの街 あなたの瞳 夜にうるんで 濡れたブラウス 胸元に 雨のしずくか ネックレス こきざみに ふるえてた ふたりだけの たそがれの街 並木の陰の 初めてのキス 初めてのキス | 島津ゆたか | 永六輔 | 中村八大 | | 雨に濡れてた たそがれの街 あなたと逢った 初めての夜 ふたりの肩に 銀色の雨 あなたの唇 濡れていたっけ 傘もささずに 僕達は 歩きつづけた 雨の中 あのネオンが ぼやけてた 雨がやんでた たそがれの街 あなたの瞳に うつる星かげ 夕空晴れた たそがれの街 あなたの瞳 夜にうるんで 濡れたブラウス 胸元に 雨のしずくか ネックレス こきざみに ふるえてた ふたりだけの たそがれの街 並木の陰の 初めてのキス 初めてのキス |
竹馬の友よ腹を割(ひら)いて 話せる男(やつ)は 広い世間にゃ 沢山(ざら)にはいない 逢いたかったぜ 元気じゃないか 口をへの字が 懐かし嬉し 可愛いえくぼに ふたりが惚れた 遠い昔を 語ろじゃないか 熱き想いも 昨日のような 町の空き地の 夕焼け恋し おれとおまえが 胡座(あぐら)をかけば 酒の二升が いつでも空さ 遺場(やりば)ないときゃ 酒場の端(すみ)で たまにゃ弱音を 見せよじゃないか 別れ真際に ほろりとすれば 先に泣いてた おまえの瞼 ヤケに淋しく 後ふり向けば おなじ気持ちか 竹馬の友よ | 島津ゆたか | 小金井一正 | 大沢浄二 | | 腹を割(ひら)いて 話せる男(やつ)は 広い世間にゃ 沢山(ざら)にはいない 逢いたかったぜ 元気じゃないか 口をへの字が 懐かし嬉し 可愛いえくぼに ふたりが惚れた 遠い昔を 語ろじゃないか 熱き想いも 昨日のような 町の空き地の 夕焼け恋し おれとおまえが 胡座(あぐら)をかけば 酒の二升が いつでも空さ 遺場(やりば)ないときゃ 酒場の端(すみ)で たまにゃ弱音を 見せよじゃないか 別れ真際に ほろりとすれば 先に泣いてた おまえの瞼 ヤケに淋しく 後ふり向けば おなじ気持ちか 竹馬の友よ |
つかれたわけじゃないわつかれたわけじゃないわ わすれたわけじゃない これ以上できることは なんにもないの みんなあげたわ あなたにだけは 裸になれた わたしのこころ そむいたのはあなたね 傷ついたのはわたし 一人で散ってゆくわ 花びらみたい つかれたわけじゃないわ わすれたわけじゃない これ以上できることは なんにもないの せめて最後の さよならだけは うそでつくった 想い出に言うの あなたのせいじゃないわ わたしはだいじょうぶ 泣けるだけ泣いてみるわ 振りむかないで | 島津ゆたか | 中村泰士・土井郎 | 中村泰士 | あかのたちお | つかれたわけじゃないわ わすれたわけじゃない これ以上できることは なんにもないの みんなあげたわ あなたにだけは 裸になれた わたしのこころ そむいたのはあなたね 傷ついたのはわたし 一人で散ってゆくわ 花びらみたい つかれたわけじゃないわ わすれたわけじゃない これ以上できることは なんにもないの せめて最後の さよならだけは うそでつくった 想い出に言うの あなたのせいじゃないわ わたしはだいじょうぶ 泣けるだけ泣いてみるわ 振りむかないで |
デスクあなたの噂は 聞いていたけれど 誘われるまま 私あなたの腕の中 一度だけ破目をはずした夜でした 私には優し過ぎたのあなた あなたに抱かれた女です 悪い男と他人は言うけど それでもあなたが恋しくて 胸が痛むのよ いい人よ あなたのデスクを 今朝も拭きました 仕事言葉で 放すなたが悲しくて この恋は一夜限りと知りながら この恋に縋り付きたい私 あなたが愛した女です 夜がくるたび思い出されて 明日になるまで待てません 早く私を 抱きしめて あなたに抱かれた女です 悪い男と他人は言うけど それでもあなたが恋しくて 胸が痛むの いい人よ | 島津ゆたか | ひうら一帆 | ひうら一帆 | | あなたの噂は 聞いていたけれど 誘われるまま 私あなたの腕の中 一度だけ破目をはずした夜でした 私には優し過ぎたのあなた あなたに抱かれた女です 悪い男と他人は言うけど それでもあなたが恋しくて 胸が痛むのよ いい人よ あなたのデスクを 今朝も拭きました 仕事言葉で 放すなたが悲しくて この恋は一夜限りと知りながら この恋に縋り付きたい私 あなたが愛した女です 夜がくるたび思い出されて 明日になるまで待てません 早く私を 抱きしめて あなたに抱かれた女です 悪い男と他人は言うけど それでもあなたが恋しくて 胸が痛むの いい人よ |
花から花へと酒場女の ぐちなど誰も どうせまともにゃ 聞くまいに 死んでもいい程 命をかけた だめなのね だめなのね お酒があなたを 変えたのね 花から花へと 花から花へと 行った人 心変わりを 責めてはみても 所詮もどらぬ 恋だもの 妻ある男(ひと)とは 知らずに惚れた ばかでした ばかでした 信じた私が いけないの 花から花へと 花から花へと 行った人 ぬれたまつげに 濃いめの化粧 夜の酒場の みれん花 泣いちゃいけない 泣いたら負けよ 生きるのよ 生きるのよ お酒で忘れて 生きるのよ 花から花へと 花から花へと 行った人 | 島津ゆたか | 白鳥園枝 | むらさき幸 | | 酒場女の ぐちなど誰も どうせまともにゃ 聞くまいに 死んでもいい程 命をかけた だめなのね だめなのね お酒があなたを 変えたのね 花から花へと 花から花へと 行った人 心変わりを 責めてはみても 所詮もどらぬ 恋だもの 妻ある男(ひと)とは 知らずに惚れた ばかでした ばかでした 信じた私が いけないの 花から花へと 花から花へと 行った人 ぬれたまつげに 濃いめの化粧 夜の酒場の みれん花 泣いちゃいけない 泣いたら負けよ 生きるのよ 生きるのよ お酒で忘れて 生きるのよ 花から花へと 花から花へと 行った人 |
ひとり… 憧れいつもあなただけの 身のまわりのこと それだけで暮せるなら きっと幸福でしょう 心の中だけで 夢を描いても 涙がいじわるをして 悲しみ 連れてくる ふたり暮しに憧れたら つらくなるだけ あなたはあなたの 生き方が 生き方がある 少しだけでいいの 愛されていれば 後悔はしないつもり わたしだけの人生 一度だけだから めぐり逢えば いつか別れの日が来る 想い出を今はせめて 胸に残してほしい 心の準備なら いつも出来ている 心配しなくていい ひとりで やれるから ふたりの暮しの癖がつけば つらくなるだけ わたしには涙が お似合いの お似合いの部屋 少しだけでいいの 愛されていれば あしたより今日という日 逢えるだけで幸福 あなただけだから… ふたり暮しに憧れたら つらくなるだけ あなたはあなたの 生き方が 生き方がある 少しだけでいいの 愛されていれば 後悔はしないつもり わたしだけの人生 一度だけだから | 島津ゆたか | 荒木とよひさ | 叶弦大 | | いつもあなただけの 身のまわりのこと それだけで暮せるなら きっと幸福でしょう 心の中だけで 夢を描いても 涙がいじわるをして 悲しみ 連れてくる ふたり暮しに憧れたら つらくなるだけ あなたはあなたの 生き方が 生き方がある 少しだけでいいの 愛されていれば 後悔はしないつもり わたしだけの人生 一度だけだから めぐり逢えば いつか別れの日が来る 想い出を今はせめて 胸に残してほしい 心の準備なら いつも出来ている 心配しなくていい ひとりで やれるから ふたりの暮しの癖がつけば つらくなるだけ わたしには涙が お似合いの お似合いの部屋 少しだけでいいの 愛されていれば あしたより今日という日 逢えるだけで幸福 あなただけだから… ふたり暮しに憧れたら つらくなるだけ あなたはあなたの 生き方が 生き方がある 少しだけでいいの 愛されていれば 後悔はしないつもり わたしだけの人生 一度だけだから |
ふたり道あなたの生命と わたしの生命 ひとつになるまで 息をとめ 抱きしめて あなた どこかこの世の かた隅に ともす灯りが あるならば あゝ夢をこの手に ふたり道 みなし子みたいに わたしのことを 明日はひとりに させないで 約束よ あなた 生きていたから めぐり逢い これが最後の恋だから あゝ夢をこの手に ふたり道 あなたがいるなら 吹雪の日でも 隣に座れば いつだって 春ですね あなた まわり道した そのぶんを きっと幸福 つかめると あゝ夢をこの手に ふたり道 | 島津ゆたか | 荒木とよひさ | 叶弦大 | | あなたの生命と わたしの生命 ひとつになるまで 息をとめ 抱きしめて あなた どこかこの世の かた隅に ともす灯りが あるならば あゝ夢をこの手に ふたり道 みなし子みたいに わたしのことを 明日はひとりに させないで 約束よ あなた 生きていたから めぐり逢い これが最後の恋だから あゝ夢をこの手に ふたり道 あなたがいるなら 吹雪の日でも 隣に座れば いつだって 春ですね あなた まわり道した そのぶんを きっと幸福 つかめると あゝ夢をこの手に ふたり道 |
ホテル手紙を書いたら叱られる 電話でかけてもいけない ホテルで逢ってホテルで別れる 小さな恋の 幸せ ごめんなさいね 私見ちゃったの あなたの黒い電話帳 私の家の電話番号が 男名前で 書いてある 奪えるものなら奪いたいあなた そのために誰か泣かしてもいい 奪えるものなら奪いたいあなた 一度でいいから あなたの肌に 爪をたてたい あなたは私の宝もの 私はあなたの何なの ホテルで逢ってホテルで別れる 小さな恋の お相手 ごめんなさいね 私見ちゃったの あなたの家の日曜日 あなたは庭の芝をかっていた 奥で子供の 声がした 奪えるものなら奪いたいあなた そのために誰か泣かしてもいい 奪えるものなら奪いたいあなた 一度でいいから あなたと街を 歩いてみたい 奪えるものなら奪いたいあなた そのために誰か泣かしてもいい 奪えるものなら奪いたいあなた 一度でいいから あなたの肌に 爪をたてたい | 島津ゆたか | なかにし礼 | 浜圭介 | | 手紙を書いたら叱られる 電話でかけてもいけない ホテルで逢ってホテルで別れる 小さな恋の 幸せ ごめんなさいね 私見ちゃったの あなたの黒い電話帳 私の家の電話番号が 男名前で 書いてある 奪えるものなら奪いたいあなた そのために誰か泣かしてもいい 奪えるものなら奪いたいあなた 一度でいいから あなたの肌に 爪をたてたい あなたは私の宝もの 私はあなたの何なの ホテルで逢ってホテルで別れる 小さな恋の お相手 ごめんなさいね 私見ちゃったの あなたの家の日曜日 あなたは庭の芝をかっていた 奥で子供の 声がした 奪えるものなら奪いたいあなた そのために誰か泣かしてもいい 奪えるものなら奪いたいあなた 一度でいいから あなたと街を 歩いてみたい 奪えるものなら奪いたいあなた そのために誰か泣かしてもいい 奪えるものなら奪いたいあなた 一度でいいから あなたの肌に 爪をたてたい |
惚れたほろりよろけて つまずくおれを そっと支える 細い肩 私の大事な ひとだから お酒のむのも ほどほどと 寄り添うおまえに 惚れた 惚れた また惚れた 辛い人生でも あなたとふたり 生きるあしたが あるという にっこり笑って うつむいた 髪の匂いが 優しさね 寄り添うおまえに 惚れた 惚れた また惚れた 夢をこの手に つかんだときは おれと泣こうよ 笑おうよ のぞけばおまえの 瞳の中に おれに負けない 意地を見た 寄り添うおまえに 惚れた 惚れた また惚れた | 島津ゆたか | 小金井一正 | 山田年秋 | | ほろりよろけて つまずくおれを そっと支える 細い肩 私の大事な ひとだから お酒のむのも ほどほどと 寄り添うおまえに 惚れた 惚れた また惚れた 辛い人生でも あなたとふたり 生きるあしたが あるという にっこり笑って うつむいた 髪の匂いが 優しさね 寄り添うおまえに 惚れた 惚れた また惚れた 夢をこの手に つかんだときは おれと泣こうよ 笑おうよ のぞけばおまえの 瞳の中に おれに負けない 意地を見た 寄り添うおまえに 惚れた 惚れた また惚れた |
迎えに来てよ夜の止り木 お酒を飲んで あなたの名前を指でかく 迎えに来てよ あなたから 女は服を脱ぐように 別れた人にもどれない 淋しそうだと男の客が いやしい目をして 声かける 迎えに来てよ あなたから 女がひとり 飲んでいちゃ 体にすきができるのよ 今夜あたりは 来そうだなんて お店のマスター 慰める 迎えに来てよ あなたから 女は意地をはるけれど ひとりじゃ生きてゆけないわ | 島津ゆたか | たかたかし | 弦哲也 | | 夜の止り木 お酒を飲んで あなたの名前を指でかく 迎えに来てよ あなたから 女は服を脱ぐように 別れた人にもどれない 淋しそうだと男の客が いやしい目をして 声かける 迎えに来てよ あなたから 女がひとり 飲んでいちゃ 体にすきができるのよ 今夜あたりは 来そうだなんて お店のマスター 慰める 迎えに来てよ あなたから 女は意地をはるけれど ひとりじゃ生きてゆけないわ |