宇宙船閉め切った暗い部屋の隅 そこに宇宙があるのさ コックピットに乗り込んで ひとり当てのない旅へ 失ったものを数えたら 星の数を超えるだろう 猛スピードで振り切って いつか笑顔で眺めよう 君がくれた言葉が 闇を照らすから 怖くはないんだ 窓の向こうの惑星まで あとどのくらいかな この無重力を泳ぎ切ったその先で 君が見上げる夜空に 広がる星の海 そのひとつになりたい 君に見付けてほしい 飛び立った頃の理想とは 少し離れているけど 銀河なんかと比べたら なんて些細な事だろう 君がくれた言葉が 僕を動かしている 僕もそうなれるのかな ただただ繋いだ呼吸が 君を生かす酸素に 混ざってくれたらいいな 窓の向こうの惑星まで あとどのくらいかな 窓の向こうの惑星まで あとどのくらいかな この無重力を泳ぎきったその先で 君が見上げる夜空に 広がる星の海 そのひとつになりたい 君に見付けてほしい | seiza | seiza | seiza | 永澤和真(agehasprings) | 閉め切った暗い部屋の隅 そこに宇宙があるのさ コックピットに乗り込んで ひとり当てのない旅へ 失ったものを数えたら 星の数を超えるだろう 猛スピードで振り切って いつか笑顔で眺めよう 君がくれた言葉が 闇を照らすから 怖くはないんだ 窓の向こうの惑星まで あとどのくらいかな この無重力を泳ぎ切ったその先で 君が見上げる夜空に 広がる星の海 そのひとつになりたい 君に見付けてほしい 飛び立った頃の理想とは 少し離れているけど 銀河なんかと比べたら なんて些細な事だろう 君がくれた言葉が 僕を動かしている 僕もそうなれるのかな ただただ繋いだ呼吸が 君を生かす酸素に 混ざってくれたらいいな 窓の向こうの惑星まで あとどのくらいかな 窓の向こうの惑星まで あとどのくらいかな この無重力を泳ぎきったその先で 君が見上げる夜空に 広がる星の海 そのひとつになりたい 君に見付けてほしい |
星間漂流この広い銀河の暗闇 漂い続けるわたしは あなたのスプートニク 周回軌道で巡り合うのが あなたでよかった レコードが音を飛ばすように あなたがいつか忘れても 刻まれていたメロディ 代わりに歌うから あなたのために生きていきたい それが数ある苦しみのひとつだとしても 砂漠に揺れる一輪の薔薇があなたなら 水をあげるように涙も差し出せる 知らない街で見上げた空 あなたが教えてくれた星座 柄でもないけど指でなぞれば ほんの少し寂しくなれた 朝は希望に満ちている それならば何故こんなにも この夜よ明けるなと 願ってしまうのか あなたがいればそれだけでいい それが数ある間違いのひとつだとしても ノアの方舟からこぼれ落ちた雫の ひとつがあなたなら舟を捨てるから 幾億年の歴史にも 残らないほどのこの瞬間を あなたとふたり積み重ねたい やがて星になる日まで あなたのそばで生きていきたい それが呪いのようにふたりを縛ろうとも どんな凄惨な未来もあなたがいれば 愛してしまうだろう あなたと永遠に生きていきたい たとえわたしがこの輪郭を失くそうとも あなたが閉じた瞼に浮かべる景色に わたしも住めたなら 世界が走馬灯を観る そこに映らなくても 生まれてきたことを 幸せと呼んでみよう | seiza | seiza | seiza | maeshima soshi | この広い銀河の暗闇 漂い続けるわたしは あなたのスプートニク 周回軌道で巡り合うのが あなたでよかった レコードが音を飛ばすように あなたがいつか忘れても 刻まれていたメロディ 代わりに歌うから あなたのために生きていきたい それが数ある苦しみのひとつだとしても 砂漠に揺れる一輪の薔薇があなたなら 水をあげるように涙も差し出せる 知らない街で見上げた空 あなたが教えてくれた星座 柄でもないけど指でなぞれば ほんの少し寂しくなれた 朝は希望に満ちている それならば何故こんなにも この夜よ明けるなと 願ってしまうのか あなたがいればそれだけでいい それが数ある間違いのひとつだとしても ノアの方舟からこぼれ落ちた雫の ひとつがあなたなら舟を捨てるから 幾億年の歴史にも 残らないほどのこの瞬間を あなたとふたり積み重ねたい やがて星になる日まで あなたのそばで生きていきたい それが呪いのようにふたりを縛ろうとも どんな凄惨な未来もあなたがいれば 愛してしまうだろう あなたと永遠に生きていきたい たとえわたしがこの輪郭を失くそうとも あなたが閉じた瞼に浮かべる景色に わたしも住めたなら 世界が走馬灯を観る そこに映らなくても 生まれてきたことを 幸せと呼んでみよう |
プラネテス君を幸せにできる魔法があればよかった 触れる肩が少し震えた気がした 禁じられた果物をふたりで食べてしまった 与えられたこの星にはもういられない 何光年離れても寂しくないよ きっとふたりは同じ星座だ だから最期の走馬灯に同じものを観よう たとえ過ちを産んだような出逢いだとしても 君のいない正解を選ぶなら間違いでいい こんな永遠なんて僅かな時間は跨いで さあ 誰も知らないふたりだけの世界へいこう どんな正義の味方にも見捨てられてしまうけど 許しを乞うくらいなら罰を受けよう 君と手を取り合い星間飛行へ 逆さの空 ふたつの迷い星 二度と明けない夜が全て攫っていく たとえ過ちを産んだような出逢いだとしても 君のいない正解を選ぶなら間違いでいい こんな運命なんて馬鹿げた鎖は解いて さあ 誰も知らないふたりだけの世界へいこう | seiza | seiza | seiza | ササノマリイ | 君を幸せにできる魔法があればよかった 触れる肩が少し震えた気がした 禁じられた果物をふたりで食べてしまった 与えられたこの星にはもういられない 何光年離れても寂しくないよ きっとふたりは同じ星座だ だから最期の走馬灯に同じものを観よう たとえ過ちを産んだような出逢いだとしても 君のいない正解を選ぶなら間違いでいい こんな永遠なんて僅かな時間は跨いで さあ 誰も知らないふたりだけの世界へいこう どんな正義の味方にも見捨てられてしまうけど 許しを乞うくらいなら罰を受けよう 君と手を取り合い星間飛行へ 逆さの空 ふたつの迷い星 二度と明けない夜が全て攫っていく たとえ過ちを産んだような出逢いだとしても 君のいない正解を選ぶなら間違いでいい こんな運命なんて馬鹿げた鎖は解いて さあ 誰も知らないふたりだけの世界へいこう |
星を編むハロー ハロー 聞こえていますか いつしか途絶えた交信 そのまま未来を選び間違えたと 誰かの笑う声がした 張りぼての才能なんか 道端に転がる塵と変わらないな 太陽が照らすような世界の あまりの眩しさに 背を向けて震えている 星が降る夜は 砕け散った夢の破片が 僕を責めるんだ 痛みが胸を駆け巡る 憧れた星との距離は 埋まらないまま ハロー ハロー 聞こえていますか 草臥れ知らずの秒針 このまま未来と答え合わせをしても 僕には丸一つないな 暗闇に目が慣れてきて気が付いた 僕の脳の底の浅さに 早々に見限って離れた君のことを 今更正しいと思えたよ 心が心を騙そうとする度に 鏡の中から泣き声が聞こえた せめて昨日の僕の味方でいたいから まだこの道を歩き続けている ハロー ハロー 聞こえていなくても 星を編むように 砕け散った夢を結んで 夜空に放とう いつしか見失ったポラリス 道を指し示すものは ここにあるから | seiza | seiza | seiza | 歩く人 | ハロー ハロー 聞こえていますか いつしか途絶えた交信 そのまま未来を選び間違えたと 誰かの笑う声がした 張りぼての才能なんか 道端に転がる塵と変わらないな 太陽が照らすような世界の あまりの眩しさに 背を向けて震えている 星が降る夜は 砕け散った夢の破片が 僕を責めるんだ 痛みが胸を駆け巡る 憧れた星との距離は 埋まらないまま ハロー ハロー 聞こえていますか 草臥れ知らずの秒針 このまま未来と答え合わせをしても 僕には丸一つないな 暗闇に目が慣れてきて気が付いた 僕の脳の底の浅さに 早々に見限って離れた君のことを 今更正しいと思えたよ 心が心を騙そうとする度に 鏡の中から泣き声が聞こえた せめて昨日の僕の味方でいたいから まだこの道を歩き続けている ハロー ハロー 聞こえていなくても 星を編むように 砕け散った夢を結んで 夜空に放とう いつしか見失ったポラリス 道を指し示すものは ここにあるから |