ウィークエンドの公園通り花に囲まれて 公園通りは 春のひかりが さしこんで来た あなたとわたしに…。 愛しているのに何故か 告白するのがこわい 心をうばわれて あなたの言葉に 恋の知らせを 見つけたみたい OH HAPPY OH HAPPY MY LOVE…。 花のベンチでは 恋人たちが ウィークエンドを 過ごしているわ こんなに素敵な…。 愛しているのに何故か 告白するのがこわい 肩のふれあいに ときめくこの胸 恋の知らせを 見つけてみたい OH HAPPY OH HAPPY MY LOVE…。 | 麻生よう子 | 林春生 | 鈴木宏昌 | | 花に囲まれて 公園通りは 春のひかりが さしこんで来た あなたとわたしに…。 愛しているのに何故か 告白するのがこわい 心をうばわれて あなたの言葉に 恋の知らせを 見つけたみたい OH HAPPY OH HAPPY MY LOVE…。 花のベンチでは 恋人たちが ウィークエンドを 過ごしているわ こんなに素敵な…。 愛しているのに何故か 告白するのがこわい 肩のふれあいに ときめくこの胸 恋の知らせを 見つけてみたい OH HAPPY OH HAPPY MY LOVE…。 |
置き手紙枕もとに置いた 白い置手紙 あなたどんな顔で 読むでしょう 理由も言わないで 着のみ着のままで 部屋を飛び出した 私です あなたは心あたり いろいろと捜すでしょう しばらく身をかくして 考えたいのあれこれと 離ればなれ恋しくて 逢いたいのは本音だけど ふたりとも愛について ふと考えてみる 必要があるのよ―。 病気ですと書いた 白い置手紙 あなたみずくさいと 怒るでしょう 何の不足もなく 愛されることが とっても怖かった 私です 最初で最後でしょう わがまま振舞いは 私をあきらめたら 誰かいいひとみつけてね 身を切るほど恋しくて 泣きたいのはやまやまでも ふたりとも愛について ふと考えてみる 必要があるのよ―。 | 麻生よう子 | 千家和也 | 都倉俊一 | | 枕もとに置いた 白い置手紙 あなたどんな顔で 読むでしょう 理由も言わないで 着のみ着のままで 部屋を飛び出した 私です あなたは心あたり いろいろと捜すでしょう しばらく身をかくして 考えたいのあれこれと 離ればなれ恋しくて 逢いたいのは本音だけど ふたりとも愛について ふと考えてみる 必要があるのよ―。 病気ですと書いた 白い置手紙 あなたみずくさいと 怒るでしょう 何の不足もなく 愛されることが とっても怖かった 私です 最初で最後でしょう わがまま振舞いは 私をあきらめたら 誰かいいひとみつけてね 身を切るほど恋しくて 泣きたいのはやまやまでも ふたりとも愛について ふと考えてみる 必要があるのよ―。 |
風立ちぬ映画の幕が降りて あなたは無口なまま 腕も組まずただ先を行くの 私の気も知らず 何故こんなにぎこちないの 前はこんなじゃなかったわ はなやいだ人波に見失いそうなあなた 風が不意に吹き抜けるわ 無視させているみたい 根はとても優しいのに さめてゆくわ愛だけが 週刊誌の占いが今日は不思議にあたる 「恋人はもう切り上げどき…」 気になるのよ何故か 心ばかりあせる時間が過ぎてゆくのよ悪戯に 地下鉄の入口のあたたかい風のなかで 告げられたの「じゃあ、さよなら」 気のきいた返事さえ喉の奥凍えてるの さめてゆくわ愛だけが | 麻生よう子 | 松本隆 | 穂口雄右 | | 映画の幕が降りて あなたは無口なまま 腕も組まずただ先を行くの 私の気も知らず 何故こんなにぎこちないの 前はこんなじゃなかったわ はなやいだ人波に見失いそうなあなた 風が不意に吹き抜けるわ 無視させているみたい 根はとても優しいのに さめてゆくわ愛だけが 週刊誌の占いが今日は不思議にあたる 「恋人はもう切り上げどき…」 気になるのよ何故か 心ばかりあせる時間が過ぎてゆくのよ悪戯に 地下鉄の入口のあたたかい風のなかで 告げられたの「じゃあ、さよなら」 気のきいた返事さえ喉の奥凍えてるの さめてゆくわ愛だけが |
心をあげたいときめきの色つつまれ いまは街の景色も あたたかく見える 止まったままの時計も 夢という名の鍼が動きだす あなたの腕(て)のぬくもりふれるたび この命が いとしく思えて 心をあげたい Wow-wow ことばでは 言い尽くせない そんな愛をすべて あなたにあげたい Wow-wow 胸の奥 幸せの意味 確かにかみしめて まぶしい風に誘われ そっとツボミを開く 花たちのように 誰かの愛に抱(いだ)かれ ひとも生まれ 変わることを知るの 悲しい日々 綴ったアルバムを その笑顔が化石に変えてく 心をあげたい Wow-wow 誰よりも 大切なひと やっと出逢えたのね あなたにあげたい Wow-wow 頬つたう この涙さえ 素直な気持ちなの 陽射しがこぼれる 舗道を歩きだす あなたを信じて 未来をゆだねながら 心をあげたい Wow-wow ことばでは 言い尽くせない そんな愛をすべて あなたにあげたい Wow-wow 胸の奥 幸せの意味 確かにかみしめて | 麻生よう子 | 及川眠子 | 上田知華 | 芳野藤丸 | ときめきの色つつまれ いまは街の景色も あたたかく見える 止まったままの時計も 夢という名の鍼が動きだす あなたの腕(て)のぬくもりふれるたび この命が いとしく思えて 心をあげたい Wow-wow ことばでは 言い尽くせない そんな愛をすべて あなたにあげたい Wow-wow 胸の奥 幸せの意味 確かにかみしめて まぶしい風に誘われ そっとツボミを開く 花たちのように 誰かの愛に抱(いだ)かれ ひとも生まれ 変わることを知るの 悲しい日々 綴ったアルバムを その笑顔が化石に変えてく 心をあげたい Wow-wow 誰よりも 大切なひと やっと出逢えたのね あなたにあげたい Wow-wow 頬つたう この涙さえ 素直な気持ちなの 陽射しがこぼれる 舗道を歩きだす あなたを信じて 未来をゆだねながら 心をあげたい Wow-wow ことばでは 言い尽くせない そんな愛をすべて あなたにあげたい Wow-wow 胸の奥 幸せの意味 確かにかみしめて |
午前零時の鐘まもなく日がかわる 午前零時鐘が鳴る 荷物を整理して サヨナラをドアに書き 肩の重荷を降ろした様に この家から出てゆくわ つらい別れも二人にとって いい薬だわ 私も女です きっぱりあきらめる 道は自分のこの手で選びたい けじめをつけたいの 愛し合ったあの人と 計算通りには 愛はいかないわ 私も女です きっぱりあきらめる 今度ばかりは 意地でももどらない けじめをつけたいの 愛し合ったあの人と 計算通りには 愛はいかないわ | 麻生よう子 | 千家和也 | 都倉俊一 | | まもなく日がかわる 午前零時鐘が鳴る 荷物を整理して サヨナラをドアに書き 肩の重荷を降ろした様に この家から出てゆくわ つらい別れも二人にとって いい薬だわ 私も女です きっぱりあきらめる 道は自分のこの手で選びたい けじめをつけたいの 愛し合ったあの人と 計算通りには 愛はいかないわ 私も女です きっぱりあきらめる 今度ばかりは 意地でももどらない けじめをつけたいの 愛し合ったあの人と 計算通りには 愛はいかないわ |
逃避行あのひとから 言われたのよ 午前五時に 駅で待てと 知らない街へ ふたりで行って 一からやり直すために あのひとから 言われたのよ 友達にも 打ち明けるな 荷物をつめた トランクさげて また空いた汽車を 空いた汽車を 見送った― 昨日の酒に 酔いつぶれているのだわ おそらくあのひとのことよ それがなきゃ いい人なのに あきらめたわ 私ひとり キップ買う― あのひとにも 念をおした 裏切ったら お別れだと 今までずっと 泣かされたけど 今度だけは賭けてみると あのひとにも 念をおした 遅れたなら 先に行くと 柱の時計 横眼でにらみ また空いた汽車を 空いた汽車を 見送った― 女のひとに 引きとめられてるのだわ おそらくあのひとのことよ それがなきゃいい人なのに あきらめたわ 私ひとり 汽車に乗る― | 麻生よう子 | 千家和也 | 都倉俊一 | | あのひとから 言われたのよ 午前五時に 駅で待てと 知らない街へ ふたりで行って 一からやり直すために あのひとから 言われたのよ 友達にも 打ち明けるな 荷物をつめた トランクさげて また空いた汽車を 空いた汽車を 見送った― 昨日の酒に 酔いつぶれているのだわ おそらくあのひとのことよ それがなきゃ いい人なのに あきらめたわ 私ひとり キップ買う― あのひとにも 念をおした 裏切ったら お別れだと 今までずっと 泣かされたけど 今度だけは賭けてみると あのひとにも 念をおした 遅れたなら 先に行くと 柱の時計 横眼でにらみ また空いた汽車を 空いた汽車を 見送った― 女のひとに 引きとめられてるのだわ おそらくあのひとのことよ それがなきゃいい人なのに あきらめたわ 私ひとり 汽車に乗る― |
裸の街裸の樹に 冬が匂う頃 私は好き 街を歩くのが 裾の長い スカートをはいて 私は好き 風が切る午後が こぼれそうな 涙なんか 胸の奥にたたんで 赤い電話 友達がいれば 私は好き 軽いおしゃべり 愛しあって そして別れて 私はもう自由よ この街中 絵の具で今 春の色にぬりたい まだひきたて コーヒーを頼んで 私は好き 生きていること 愛しあって そして別れて 私はもう自由よ | 麻生よう子 | ちあき哲也 | 大野雄二 | | 裸の樹に 冬が匂う頃 私は好き 街を歩くのが 裾の長い スカートをはいて 私は好き 風が切る午後が こぼれそうな 涙なんか 胸の奥にたたんで 赤い電話 友達がいれば 私は好き 軽いおしゃべり 愛しあって そして別れて 私はもう自由よ この街中 絵の具で今 春の色にぬりたい まだひきたて コーヒーを頼んで 私は好き 生きていること 愛しあって そして別れて 私はもう自由よ |
春の坂道春の坂道を ひとり歩きます 壊れそうな愛は 棄てたつもりなのに もう春です あなたを想い出す 悲しいこの坂道 白い十字架に 響く朝の鐘 夢を醒ますように 時を告げているわ もう春です……。 あなたを想い出す 悲しいこの坂道 今も聞こえるわ 遠く愛の歌 まるで嘘のように 空が晴れて来たわ もう春です……。 | 麻生よう子 | 林春生 | 鈴木宏昌 | | 春の坂道を ひとり歩きます 壊れそうな愛は 棄てたつもりなのに もう春です あなたを想い出す 悲しいこの坂道 白い十字架に 響く朝の鐘 夢を醒ますように 時を告げているわ もう春です……。 あなたを想い出す 悲しいこの坂道 今も聞こえるわ 遠く愛の歌 まるで嘘のように 空が晴れて来たわ もう春です……。 |
陽だまりこの鍵は使いふるしの 恋の名残り―。 あのひとの白い扉は もう開けない けれど愛ははてしなく 追いかけるあなたを…。 陽だまりに愛をあたため 春を待つの 傷ついた心で。 この街は淋しすぎるの 寒い日には あのひとの噂ばかりが 風に散るわ けれど愛ははてしなく 追いかけるあなたを…。 陽だまりに過去を埋めて 春を待つの あきらめた心で | 麻生よう子 | 林春生 | 鈴木宏昌 | | この鍵は使いふるしの 恋の名残り―。 あのひとの白い扉は もう開けない けれど愛ははてしなく 追いかけるあなたを…。 陽だまりに愛をあたため 春を待つの 傷ついた心で。 この街は淋しすぎるの 寒い日には あのひとの噂ばかりが 風に散るわ けれど愛ははてしなく 追いかけるあなたを…。 陽だまりに過去を埋めて 春を待つの あきらめた心で |
引越しあなたはお隣に 挨拶をして 私が洋服を整理する間に 箪笥をずらしたら 畳の色が すっかり灼けていて 一年ですものね どうして離れたまま愛せなかったのよ こんな風に大人になってしまって― 頼んだトラックが 報らせに来たら 埃の舞う道で お別れなのですね あんなに喧嘩して 憎んだくせに 別れが来てみれば あれも倖せ この次この部屋に 入る人達 やっぱり似た日々を 送って行くかしら どうして離れたままに愛せなかったのよ 傍にいても 気持ちはすれちがうのに― 荷造りする紐を 結いて解いて こんなにまだ好きなあなたとそして私 お別れなのですね | 麻生よう子 | ちあき哲也 | 大野雄二 | | あなたはお隣に 挨拶をして 私が洋服を整理する間に 箪笥をずらしたら 畳の色が すっかり灼けていて 一年ですものね どうして離れたまま愛せなかったのよ こんな風に大人になってしまって― 頼んだトラックが 報らせに来たら 埃の舞う道で お別れなのですね あんなに喧嘩して 憎んだくせに 別れが来てみれば あれも倖せ この次この部屋に 入る人達 やっぱり似た日々を 送って行くかしら どうして離れたままに愛せなかったのよ 傍にいても 気持ちはすれちがうのに― 荷造りする紐を 結いて解いて こんなにまだ好きなあなたとそして私 お別れなのですね |
ひとりぐらし今 ひとりぐらしが好き 元気かしら 早起きの妹たちは 今 あの日々に 飽きたりなくて 出て来た街はどこも北風 いろんな事件にぶつかって そしてやっぱり私故郷も好き 今 ひとりぐらしが好き 涙もろさ いつのまに母に似て来て 今 離れれば 気づくことなの わがままだった 家にいた頃 せつなく人も愛したし そしてやっぱり私故郷も好き あたたか 春色の生地を 次の休みに ひとり買いに行くのよ | 麻生よう子 | ちあき哲也 | 大野雄二 | | 今 ひとりぐらしが好き 元気かしら 早起きの妹たちは 今 あの日々に 飽きたりなくて 出て来た街はどこも北風 いろんな事件にぶつかって そしてやっぱり私故郷も好き 今 ひとりぐらしが好き 涙もろさ いつのまに母に似て来て 今 離れれば 気づくことなの わがままだった 家にいた頃 せつなく人も愛したし そしてやっぱり私故郷も好き あたたか 春色の生地を 次の休みに ひとり買いに行くのよ |
まごころ窓の外の雪は 降り止んだのかしら シンと静かな雪の朝 あなたの腕そっと 外して起きるのよ 肌寒い部屋に 優しげな寝顔も見おさめになるのね つまさきで歩くわ 私なんかには不似合いの 倖せだったわ毎日が 裏切ってごめんなさいね 罪深い女だわ 薄化粧をしても この心の汚れ 恥じらうくらい白い雪 たきたて朝ごはん 作ってゆきましょう 最後のつとめね おそろいの食器の 片方をふせたの この指輪かくして あなたが目覚める前に去く それがせめてもの まごころね 裏切ってごめんなさいね あの人が待ってるの 裏切ってごめんなさいね 罪深い女だわ | 麻生よう子 | 松本隆 | 穂口雄右 | | 窓の外の雪は 降り止んだのかしら シンと静かな雪の朝 あなたの腕そっと 外して起きるのよ 肌寒い部屋に 優しげな寝顔も見おさめになるのね つまさきで歩くわ 私なんかには不似合いの 倖せだったわ毎日が 裏切ってごめんなさいね 罪深い女だわ 薄化粧をしても この心の汚れ 恥じらうくらい白い雪 たきたて朝ごはん 作ってゆきましょう 最後のつとめね おそろいの食器の 片方をふせたの この指輪かくして あなたが目覚める前に去く それがせめてもの まごころね 裏切ってごめんなさいね あの人が待ってるの 裏切ってごめんなさいね 罪深い女だわ |
夢判断悪い夢だと思い、ひとりあきらめましょう はじめからつりあわぬ 二人だったの 昨日家族の人に 会って釘を刺された お母さん泣いていたわ 眼をはらして 高層ホテルの ロビーの柱にかくれて あなたのお見合い 遠く見つめ だめね泣いて崩れた ひとり また泣き寝入り 損な生まれつきだわ でもいいの 忘れるわ 口惜しいけど 家も名も捨てて きみと一緒にいると 言われても気持ちだけ うれしかったわ 高層ホテルの ロビーのざわめきの中を 静かに消えるわ もうあなたと お目にかかりませんわ 身寄りのない私よ 何処へ言ったらいいの 恋してるあの夜は 帰らないの | 麻生よう子 | 松本隆 | 穂口雄右 | | 悪い夢だと思い、ひとりあきらめましょう はじめからつりあわぬ 二人だったの 昨日家族の人に 会って釘を刺された お母さん泣いていたわ 眼をはらして 高層ホテルの ロビーの柱にかくれて あなたのお見合い 遠く見つめ だめね泣いて崩れた ひとり また泣き寝入り 損な生まれつきだわ でもいいの 忘れるわ 口惜しいけど 家も名も捨てて きみと一緒にいると 言われても気持ちだけ うれしかったわ 高層ホテルの ロビーのざわめきの中を 静かに消えるわ もうあなたと お目にかかりませんわ 身寄りのない私よ 何処へ言ったらいいの 恋してるあの夜は 帰らないの |