愛のさすらい人ふり向きもしないで 行ってしまった あの人 その理由(わけ)さえも 聞けずに あの日のままで 凍てついてた心 降り積もる 悲しみを 愛しさの破片(かけら)で 埋めながら ただ思い出の中で さすらう私 時の流れが いつか悲しみを 消してくれるなら 見知らぬ町の 何処かで別の 私になりたいのです さよならも言わずに 行ってしまった あの人 なぜ伝えたい 思いも あの日のままで 閉ざされた心 降り積もる 淋しさを 愛された記憶で 埋めながら ただ思い出の中で さすらう私 時の流れが いつか傷ついた 心癒すなら 見知らぬ町の 何処かで別の 私になりたいのです 時の流れが いつか悲しみを 消してくれるなら 見知らぬ町の 何処かで別の 私になりたいのです | 麻生しおり | ゆうき詩子 | 伊藤薫 | 今泉敏郎 | ふり向きもしないで 行ってしまった あの人 その理由(わけ)さえも 聞けずに あの日のままで 凍てついてた心 降り積もる 悲しみを 愛しさの破片(かけら)で 埋めながら ただ思い出の中で さすらう私 時の流れが いつか悲しみを 消してくれるなら 見知らぬ町の 何処かで別の 私になりたいのです さよならも言わずに 行ってしまった あの人 なぜ伝えたい 思いも あの日のままで 閉ざされた心 降り積もる 淋しさを 愛された記憶で 埋めながら ただ思い出の中で さすらう私 時の流れが いつか傷ついた 心癒すなら 見知らぬ町の 何処かで別の 私になりたいのです 時の流れが いつか悲しみを 消してくれるなら 見知らぬ町の 何処かで別の 私になりたいのです |
臆病者悲しみが似合うだけの そんな 生き方してたら 口紅(べに)を引く ときめきも いつか忘れて 臆病になるわ 夕暮れが 窓を染めて 今日の終りを 告げても あの人が 帰るところ いまは 私の胸じゃないから 出逢いと別れで 生れ変って 素肌を許して また恋をするけれど ひとつには なれはしない 女と男は 想い出を恋しがれば 涙をいじめる それだけ あの人を 忘れること いまは 心に決めているから 昨日とあしたを 切り離したら 大人の顔して また夢をみるけれど まぼろしを 追いかけてる 女と男は 出逢いと別れで 生れ変って 素肌を許して また恋をするけれど ひとつには なれはしない 女と男は 女と男は | 麻生しおり | 荒木とよひさ | 堀内孝雄 | 川村栄二 | 悲しみが似合うだけの そんな 生き方してたら 口紅(べに)を引く ときめきも いつか忘れて 臆病になるわ 夕暮れが 窓を染めて 今日の終りを 告げても あの人が 帰るところ いまは 私の胸じゃないから 出逢いと別れで 生れ変って 素肌を許して また恋をするけれど ひとつには なれはしない 女と男は 想い出を恋しがれば 涙をいじめる それだけ あの人を 忘れること いまは 心に決めているから 昨日とあしたを 切り離したら 大人の顔して また夢をみるけれど まぼろしを 追いかけてる 女と男は 出逢いと別れで 生れ変って 素肌を許して また恋をするけれど ひとつには なれはしない 女と男は 女と男は |
おもいでジェラシー宵待草の花が 堀割りに ふたつみつ 人目に隠れて 風に揺れてる 暮れ六つの鐘に ぐずってる恋心 はかないギリシャの 悲劇のように 今もあなたが愛しい 涙だけが正直な答 おもいでジェラシー 肌が淋しくて おもいでジェラシー くちびるが乾いてゆく 私を抱いて も一度あなた 水鏡に浮かんだ 眉月のうす明かり 髪を梳きながら あなたを忍ぶ 時はあまのじゃく 心だけ遠ざける 信じていたのは ただのまぼろし 独りとり残されても 追いかけてる 結ばれぬ恋を おもいでジェラシー どうかなぐさめて おもいでジェラシー ふりだしに戻して 今 私を抱いて あなたの胸で | 麻生しおり | たきのえいじ | 金田一郎 | | 宵待草の花が 堀割りに ふたつみつ 人目に隠れて 風に揺れてる 暮れ六つの鐘に ぐずってる恋心 はかないギリシャの 悲劇のように 今もあなたが愛しい 涙だけが正直な答 おもいでジェラシー 肌が淋しくて おもいでジェラシー くちびるが乾いてゆく 私を抱いて も一度あなた 水鏡に浮かんだ 眉月のうす明かり 髪を梳きながら あなたを忍ぶ 時はあまのじゃく 心だけ遠ざける 信じていたのは ただのまぼろし 独りとり残されても 追いかけてる 結ばれぬ恋を おもいでジェラシー どうかなぐさめて おもいでジェラシー ふりだしに戻して 今 私を抱いて あなたの胸で |
帰りたくない夜ねぇ良かったら 話聞いてくれる ゆうべ恋を失くしたの 本当よ 外は雨降り そうよ女だって 帰りたくない夜もあるのです もういっぱい あとひとつだけ 水割り水割り つき合ってほしい 氷の角が 丸くなっても せめてこの雨やむまで… 雨に降られた 髪は乾くけれど 捨てられたこの心はびしょぬれ ベソをかいても 気づかれないように にぎやかなこの店を選んだの なぐさめないで 笑ってほしい ないものねだりと 叱ってほしいの 忘れる為に 酔えば酔うほど なおさら痛み つのるの もういっぱい あとひとつだけ 水割り水割り つき合ってほしい 氷の角が 丸くなっても せめてこの雨やむまで… せめてこの雨 やむまで… | 麻生しおり | 伊藤薫 | 伊藤薫 | | ねぇ良かったら 話聞いてくれる ゆうべ恋を失くしたの 本当よ 外は雨降り そうよ女だって 帰りたくない夜もあるのです もういっぱい あとひとつだけ 水割り水割り つき合ってほしい 氷の角が 丸くなっても せめてこの雨やむまで… 雨に降られた 髪は乾くけれど 捨てられたこの心はびしょぬれ ベソをかいても 気づかれないように にぎやかなこの店を選んだの なぐさめないで 笑ってほしい ないものねだりと 叱ってほしいの 忘れる為に 酔えば酔うほど なおさら痛み つのるの もういっぱい あとひとつだけ 水割り水割り つき合ってほしい 氷の角が 丸くなっても せめてこの雨やむまで… せめてこの雨 やむまで… |
北国はいいよね木造校舎のワックスの匂い 両脇を抱いた 桜の下で 北国はいいよね 凛々としてさ 寒いぶんだけ 人の心はあたたかい 高く青い空 肩に風が止まる 口じゃ言えぬほど冬は辛いけど 短い春なら なおも愛しい 思い出はいつでも まるで夢の中 時はすぎても 川の流れはかわらない 懐かしい本に 白い花の栞 北国はいいよね 凛々としてさ 寒いぶんだけ 人の心はあたたかい 高く青い空 肩に風が止まる 懐かしい本に 白い花の栞 | 麻生しおり | 伊藤薫 | 伊藤薫 | 川村栄二 | 木造校舎のワックスの匂い 両脇を抱いた 桜の下で 北国はいいよね 凛々としてさ 寒いぶんだけ 人の心はあたたかい 高く青い空 肩に風が止まる 口じゃ言えぬほど冬は辛いけど 短い春なら なおも愛しい 思い出はいつでも まるで夢の中 時はすぎても 川の流れはかわらない 懐かしい本に 白い花の栞 北国はいいよね 凛々としてさ 寒いぶんだけ 人の心はあたたかい 高く青い空 肩に風が止まる 懐かしい本に 白い花の栞 |
恋唄綴り涙まじりの 恋唄は 胸の痛さか 思い出か それとも幼い あの頃の 母に抱かれた 子守歌 ああ……夢はぐれ 恋はぐれ 飲めば 飲むほど 淋しいくせに あんた どこにいるの あんた 逢いたいよ 窓にしぐれの この雨は あすも降るのか 晴れるのか それとも涙が かれるまで 枕ぬらして かぞえ唄 ああ……夢はぐれ 恋はぐれ 泣けば 泣くほど 悲しいくせに あんた 抱かれたいよ あんた 逢いたいよ ああ……夢はぐれ 恋はぐれ 飲めば 飲むほど 淋しいくせに あんた どこにいるの あんた 逢いたいよ | 麻生しおり | 荒木とよひさ | 堀内孝雄 | | 涙まじりの 恋唄は 胸の痛さか 思い出か それとも幼い あの頃の 母に抱かれた 子守歌 ああ……夢はぐれ 恋はぐれ 飲めば 飲むほど 淋しいくせに あんた どこにいるの あんた 逢いたいよ 窓にしぐれの この雨は あすも降るのか 晴れるのか それとも涙が かれるまで 枕ぬらして かぞえ唄 ああ……夢はぐれ 恋はぐれ 泣けば 泣くほど 悲しいくせに あんた 抱かれたいよ あんた 逢いたいよ ああ……夢はぐれ 恋はぐれ 飲めば 飲むほど 淋しいくせに あんた どこにいるの あんた 逢いたいよ |
シナリオ何も云わないで おやすみなさい 疲れた体を 投げだして あなたの安らぎに なれるのなら それで私 生きてゆける 人生のシナリオ 書き足すことよりも 今日の続きを 演じられたら 何もいらない あなたのシナリオに 私をあずけるわ 通り過ぎた時間を 閉じ込めて 窓越しに見える 都会の広さ どこにも行かずに そばにいて あなたの腕の中 いられるのなら 他に何も 欲しくはない 人生のシナリオ ふたりで綴れたら たとえ涙も 切なささえも 辛くないから あなたのシナリオの しあわせの場面に たどり着ける日まで ついて行く 人生のシナリオ 書き足すことよりも 今日の続きを 演じられたら 何もいらない あなたのシナリオに 私をあずけるわ 通り過ぎた時間を 閉じ込めて | 麻生しおり | たきのえいじ | 金田一郎 | | 何も云わないで おやすみなさい 疲れた体を 投げだして あなたの安らぎに なれるのなら それで私 生きてゆける 人生のシナリオ 書き足すことよりも 今日の続きを 演じられたら 何もいらない あなたのシナリオに 私をあずけるわ 通り過ぎた時間を 閉じ込めて 窓越しに見える 都会の広さ どこにも行かずに そばにいて あなたの腕の中 いられるのなら 他に何も 欲しくはない 人生のシナリオ ふたりで綴れたら たとえ涙も 切なささえも 辛くないから あなたのシナリオの しあわせの場面に たどり着ける日まで ついて行く 人生のシナリオ 書き足すことよりも 今日の続きを 演じられたら 何もいらない あなたのシナリオに 私をあずけるわ 通り過ぎた時間を 閉じ込めて |
忍冬ひとつの歳を 重ねる度に 綺麗になるって 本当ですか ためらいがちに うなづくけれど 心の迷い 消せません ああ 夢より近く ああ 夢より遠い そんな近さで愛されるなら どうか私の体を抱いて 忍ぶ 忍ばす 忍冬(すいかずら) 一度だけの 人生だから 選んでください あなたの方で 私でいいの? あなたの隣 歩いてゆける その女は ああ 淋しさばかり ああ ゆりかごにして ひとり枕を 抱いてたけれど 愛と呼ばせて あなたのことを 燃える心は 忍冬 ああ 夢より近く ああ 夢より遠い そんな近さで愛されるなら どうか私の体を抱いて 忍ぶ 忍ばず 忍冬 忍ぶ 忍ばず 忍冬 | 麻生しおり | たきのえいじ | 聖川湧 | | ひとつの歳を 重ねる度に 綺麗になるって 本当ですか ためらいがちに うなづくけれど 心の迷い 消せません ああ 夢より近く ああ 夢より遠い そんな近さで愛されるなら どうか私の体を抱いて 忍ぶ 忍ばす 忍冬(すいかずら) 一度だけの 人生だから 選んでください あなたの方で 私でいいの? あなたの隣 歩いてゆける その女は ああ 淋しさばかり ああ ゆりかごにして ひとり枕を 抱いてたけれど 愛と呼ばせて あなたのことを 燃える心は 忍冬 ああ 夢より近く ああ 夢より遠い そんな近さで愛されるなら どうか私の体を抱いて 忍ぶ 忍ばず 忍冬 忍ぶ 忍ばず 忍冬 |
好きだからあなたがいれば あなたといれば 何もいらない 疲れた夜は おやすみなさい 私の胸で 最初はなんにも なかったわ いけない恋と 言われもしたわ 愛は愛は この愛は 命にかえても かまわない 無口な人の やさしい人のそばに 好きだから あなたの前に 少女みたいに ほほを染めてる 哀しみさえも 切なささえも 人生だもの こんなに激しく 燃えあがる そんな自分に 驚いている 少し遅い めぐり逢い なおさら心が 頑張るの いつしか窓に ああ星灯り揺れる 好きだから 最初はなんにも なかったわ いけない恋と 言われもしたわ 愛は愛は この愛は 命にかえても かまわない 無口な人の やさしい人のそばに 好きだから | 麻生しおり | 伊藤薫 | 伊藤薫 | 入江純 | あなたがいれば あなたといれば 何もいらない 疲れた夜は おやすみなさい 私の胸で 最初はなんにも なかったわ いけない恋と 言われもしたわ 愛は愛は この愛は 命にかえても かまわない 無口な人の やさしい人のそばに 好きだから あなたの前に 少女みたいに ほほを染めてる 哀しみさえも 切なささえも 人生だもの こんなに激しく 燃えあがる そんな自分に 驚いている 少し遅い めぐり逢い なおさら心が 頑張るの いつしか窓に ああ星灯り揺れる 好きだから 最初はなんにも なかったわ いけない恋と 言われもしたわ 愛は愛は この愛は 命にかえても かまわない 無口な人の やさしい人のそばに 好きだから |
背中めがけて投げキッス別ればなしは うまく言ってよ 都会暮らしの 男じゃないの つくり笑顔で うしろ姿を 見送りながら ため息ひとつ 追ってみようか 止めようか それともすがって 泣きましょうか ゆれ動く ゆれ動く あたしの心 背中めがけて 投げキッス 想いをこめて 投げキッス 涙こらえて 投げキッス ちょっぴり淋しい 街の夕暮れ はしゃぎすぎてる恋人たちが 今のあたしを 哀しくさせる とり残された おんながひとり 車を止めて 家路を急ぐ 電話しようか やめようか それとも誰かを誘うか 走り出す 走り出す あたしの心 背中めがけて 投げキッス サヨナラこめて 投げキッス 涙あふれて 投げキッス ちょっぴり淋しい 街の夕暮れ 背中めがけて 投げキッス 想いをこめて 投げキッス 涙こらえて 投げキッス ちょっぴり淋しい 街の夕暮れ | 麻生しおり | 杉本真人 | 杉本真人 | | 別ればなしは うまく言ってよ 都会暮らしの 男じゃないの つくり笑顔で うしろ姿を 見送りながら ため息ひとつ 追ってみようか 止めようか それともすがって 泣きましょうか ゆれ動く ゆれ動く あたしの心 背中めがけて 投げキッス 想いをこめて 投げキッス 涙こらえて 投げキッス ちょっぴり淋しい 街の夕暮れ はしゃぎすぎてる恋人たちが 今のあたしを 哀しくさせる とり残された おんながひとり 車を止めて 家路を急ぐ 電話しようか やめようか それとも誰かを誘うか 走り出す 走り出す あたしの心 背中めがけて 投げキッス サヨナラこめて 投げキッス 涙あふれて 投げキッス ちょっぴり淋しい 街の夕暮れ 背中めがけて 投げキッス 想いをこめて 投げキッス 涙こらえて 投げキッス ちょっぴり淋しい 街の夕暮れ |
セレナーデその肩の 向こうの空に 待ってる人が あなたにはいて 黄昏に 都会は沈み うるんだ瞳に 灯りがともる ひとりきりで 歩いて行ける きっと 君は 眉をひそめ あなたは時計を気にしてる 忘れないで 微笑みを投げ返すけれど これ以上 悲しみを抱けない ずるいのは さびしいと言わなかった私 ずるいのは あの人と比べていたあなた 向き合って 港を見てた なじみの店も 今は ないけど たたんでも たたみきれない 思い出だけが あざやかなまま いつの日にか 振り返ることも もう忘れ 通り過ぎて 人はあやまちと言うでしょう もう 帰るわ ひとりでさまようあの日々へ 繰り返す 波音を背中に ずるいのは 嘘つきと責めなかった私 ずるいのは さよならと言わなかったあなた 忘れないで 微笑みを投げ返すけれど これ以上 悲しみを抱けない なぐさめは 最後まで信じていた私 なぐさめは 街の灯に もう見えないあなた | 麻生しおり | 小林和子 | 濱田金吾 | 倉田信雄 | その肩の 向こうの空に 待ってる人が あなたにはいて 黄昏に 都会は沈み うるんだ瞳に 灯りがともる ひとりきりで 歩いて行ける きっと 君は 眉をひそめ あなたは時計を気にしてる 忘れないで 微笑みを投げ返すけれど これ以上 悲しみを抱けない ずるいのは さびしいと言わなかった私 ずるいのは あの人と比べていたあなた 向き合って 港を見てた なじみの店も 今は ないけど たたんでも たたみきれない 思い出だけが あざやかなまま いつの日にか 振り返ることも もう忘れ 通り過ぎて 人はあやまちと言うでしょう もう 帰るわ ひとりでさまようあの日々へ 繰り返す 波音を背中に ずるいのは 嘘つきと責めなかった私 ずるいのは さよならと言わなかったあなた 忘れないで 微笑みを投げ返すけれど これ以上 悲しみを抱けない なぐさめは 最後まで信じていた私 なぐさめは 街の灯に もう見えないあなた |
どうするの どうしようあなたに逢えなくて あなたに逢いたくて 街角は雨に咲く 傘の花 恋は終わったから 恋は終わったのに まだ心 帰らない 迷子になったまま 女だから 愛がほしい 優しく抱いてほしい なのに夜も 独りぼっち この胸に がらんどう これからこれから私はどうするの どうしよう 小さな鳥カゴの 扉は開けたまま 行きたけりゃ行きなさい 逃げなさい 嘘つきだったけど 曖昧だったけど 本当に好きだった 眠り顔もすべて 何もかもが 二つずつの 歯ブラシもサンダルも 行き場のない 想い出たち この胸を責めたてる 爪あと口づけ残り香 風灯り 哀しいよ 女だから 愛がほしい 優しく抱いてほしい なのに夜も 独りぼっち この胸に がらんどう これからこれから私はどうするの どうしよう | 麻生しおり | 伊藤薫 | 伊藤薫 | 川村栄二 | あなたに逢えなくて あなたに逢いたくて 街角は雨に咲く 傘の花 恋は終わったから 恋は終わったのに まだ心 帰らない 迷子になったまま 女だから 愛がほしい 優しく抱いてほしい なのに夜も 独りぼっち この胸に がらんどう これからこれから私はどうするの どうしよう 小さな鳥カゴの 扉は開けたまま 行きたけりゃ行きなさい 逃げなさい 嘘つきだったけど 曖昧だったけど 本当に好きだった 眠り顔もすべて 何もかもが 二つずつの 歯ブラシもサンダルも 行き場のない 想い出たち この胸を責めたてる 爪あと口づけ残り香 風灯り 哀しいよ 女だから 愛がほしい 優しく抱いてほしい なのに夜も 独りぼっち この胸に がらんどう これからこれから私はどうするの どうしよう |
泣いて泣いて哀しくって哀しくって 涙が途切れない 今は泣いて泣いて早く忘れたいの 倖せって 不倖せと いつでも背中合わせ 眠りましょう 独りの夜は 迷い子の迷い子の仔猫 ゆうべの私に似てる 出された両手を振って 雨の中を逃げた びしょ濡れの心が 張り裂ける思いが 私には判る めぐり逢いは めぐり逢いは 別れの一里塚 今の人が次の季節 他人かもしれない ああ都会はなんて綺麗 見せかけの薔薇の花 蜃気楼を見ているみたい ふらふら ふらふら街を 一人で彷徨いながら いけない遊びをしても 叱る人もいない あの部屋に帰れば いくつもの思い出 私を責めるわ 哀しくって哀しくって 涙が途切れない 今は泣いて泣いて早く忘れたいの 倖せって 不倖せと いつでも背中合わせ 眠りましょう 独りの夜は 眠りましょう 独りの夜は | 麻生しおり | 伊藤薫 | 伊藤薫 | | 哀しくって哀しくって 涙が途切れない 今は泣いて泣いて早く忘れたいの 倖せって 不倖せと いつでも背中合わせ 眠りましょう 独りの夜は 迷い子の迷い子の仔猫 ゆうべの私に似てる 出された両手を振って 雨の中を逃げた びしょ濡れの心が 張り裂ける思いが 私には判る めぐり逢いは めぐり逢いは 別れの一里塚 今の人が次の季節 他人かもしれない ああ都会はなんて綺麗 見せかけの薔薇の花 蜃気楼を見ているみたい ふらふら ふらふら街を 一人で彷徨いながら いけない遊びをしても 叱る人もいない あの部屋に帰れば いくつもの思い出 私を責めるわ 哀しくって哀しくって 涙が途切れない 今は泣いて泣いて早く忘れたいの 倖せって 不倖せと いつでも背中合わせ 眠りましょう 独りの夜は 眠りましょう 独りの夜は |
春のジャケット八時のバスに 間に合うように 急いでドアを 閉めたあなたと 言葉ひとつが 交わせなかった それが悔しい 初雪の朝 あの人が いなくなる なんて思いもしなかった… 今度の季節のために あなたが選んだ ジャケットは とうぶん着られるように 少し地味な色にしたね 何年も使うつもりで 十年前の 笑顔のままの あなたの写真 にくらしいけど 少し太った 今のわたしを 見せてあげよか 空に向かって 人生は色々と 唄が歌っているように も一度生まれ変わって 同じ運命が 待ってても 必ずあなたの姿 探しだして見つけだして 思いきり抱きしめるから 今度の季節のために あなたが選んだ ジャケットは とうぶん着られるように 少し地味な色にしたね 何年も使うつもりで | 麻生しおり | 伊藤薫 | 伊藤薫 | 矢野立美 | 八時のバスに 間に合うように 急いでドアを 閉めたあなたと 言葉ひとつが 交わせなかった それが悔しい 初雪の朝 あの人が いなくなる なんて思いもしなかった… 今度の季節のために あなたが選んだ ジャケットは とうぶん着られるように 少し地味な色にしたね 何年も使うつもりで 十年前の 笑顔のままの あなたの写真 にくらしいけど 少し太った 今のわたしを 見せてあげよか 空に向かって 人生は色々と 唄が歌っているように も一度生まれ変わって 同じ運命が 待ってても 必ずあなたの姿 探しだして見つけだして 思いきり抱きしめるから 今度の季節のために あなたが選んだ ジャケットは とうぶん着られるように 少し地味な色にしたね 何年も使うつもりで |
みちのく本線隠し切れない 心の辛さ ぬぐえるものは ありますか もしも答えが 出せるなら あなたに聞いて みたかった さよなら あなた これきりですね 悲しまないわ これ以上 みちのく本線 知る人もなく 窓の向こうは 奥州路 笑い話しで 済ませるなんて 女にすれば 無理なこと 桜咲く日を 待ちきれず 私はひとり 北へ行く 片道だけの 切符の文字が 心をゆすり 泣けと云う みちのく本線 薄墨模様 雨が心に 突きささる さよなら あなた これきりですね 悲しまないわ これ以上 みちのく本線 知る人もなく 窓の向こうは奥州路 | 麻生しおり | たきのえいじ | 聖川湧 | | 隠し切れない 心の辛さ ぬぐえるものは ありますか もしも答えが 出せるなら あなたに聞いて みたかった さよなら あなた これきりですね 悲しまないわ これ以上 みちのく本線 知る人もなく 窓の向こうは 奥州路 笑い話しで 済ませるなんて 女にすれば 無理なこと 桜咲く日を 待ちきれず 私はひとり 北へ行く 片道だけの 切符の文字が 心をゆすり 泣けと云う みちのく本線 薄墨模様 雨が心に 突きささる さよなら あなた これきりですね 悲しまないわ これ以上 みちのく本線 知る人もなく 窓の向こうは奥州路 |
紅葉前線ひと足先に 信濃路を 秋の絵筆が 伸びていく 街道筋の 旅の宿 ひとり泊まるも もの悲し 女盛りの 季節は短い 足踏みばかり させないで あなた恋しい 心も肌も 紅葉前線 はかなく燃える 十日もすれば 凩が 冬の便りを 告げていく あなたが居れば 俳句でも お酒片手に ふたつみつ 無我の夢中で すきになるのは どうしていつも 女だけ あなた私を 欲しいと云って 紅葉前線 心にしみる 女盛りの 季節は短い 足踏みばかり させないで あなた恋しい 心も肌も 紅葉前線 はかなく燃える | 麻生しおり | たきのえいじ | 国安修二 | | ひと足先に 信濃路を 秋の絵筆が 伸びていく 街道筋の 旅の宿 ひとり泊まるも もの悲し 女盛りの 季節は短い 足踏みばかり させないで あなた恋しい 心も肌も 紅葉前線 はかなく燃える 十日もすれば 凩が 冬の便りを 告げていく あなたが居れば 俳句でも お酒片手に ふたつみつ 無我の夢中で すきになるのは どうしていつも 女だけ あなた私を 欲しいと云って 紅葉前線 心にしみる 女盛りの 季節は短い 足踏みばかり させないで あなた恋しい 心も肌も 紅葉前線 はかなく燃える |
ゆうべの秘密ゆうべのことは もう聞かないで あなたにあげた わたしの秘密 幸せすぎて 幸せすぎて あなたにすべてを かけたのだから ゆうべのことは もう聞かないで このまま そっと 抱いててほしい ゆうべのことは もう云わないで 甘えていじわる しただけなのよ 幸せなのに 涙が出るの あなたにすべてを かけたのだから ゆうべのことは もう云わないで やさしく そっと 見つめてほしい 幸せだから 何だかこわい あなたにすべてを かけたのだから ゆうべのように もう泣かないわ 今夜もそっと 愛してほしい 今夜もそっと 愛してほしい | 麻生しおり | タマイチコ | 長沢口一 | 川村栄二・森岡賢一郎 | ゆうべのことは もう聞かないで あなたにあげた わたしの秘密 幸せすぎて 幸せすぎて あなたにすべてを かけたのだから ゆうべのことは もう聞かないで このまま そっと 抱いててほしい ゆうべのことは もう云わないで 甘えていじわる しただけなのよ 幸せなのに 涙が出るの あなたにすべてを かけたのだから ゆうべのことは もう云わないで やさしく そっと 見つめてほしい 幸せだから 何だかこわい あなたにすべてを かけたのだから ゆうべのように もう泣かないわ 今夜もそっと 愛してほしい 今夜もそっと 愛してほしい |
夢の降る街青い森を抜け 辿り着いた街は 星も雪も無く 夢だけが降ってた 独り 淋しさに凍え 聞いた 優しい声 受話器 持つ手震えても 強がった あの日 近道のない旅だから 私らしく 歩けばいい 振り返れば きっと降り積もる しあわせの華 白い息を吐き 空を見上げた夜 そっと手のひらに 綴ったあこがれ あの日手を振るあなたに 背中 向けられずに 強く 抱いて にじませた 愛しい風景 巡り行く季節の風に 迷いながら 濡らした夢 目を閉じれば 今も温かい ささやきの影 近道のない旅だから 私らしく 歩けばいい 振り返れば きっと降り積もる しあわせの華 | 麻生しおり | 別所秀彦 | 別所秀彦 | 梅垣達志 | 青い森を抜け 辿り着いた街は 星も雪も無く 夢だけが降ってた 独り 淋しさに凍え 聞いた 優しい声 受話器 持つ手震えても 強がった あの日 近道のない旅だから 私らしく 歩けばいい 振り返れば きっと降り積もる しあわせの華 白い息を吐き 空を見上げた夜 そっと手のひらに 綴ったあこがれ あの日手を振るあなたに 背中 向けられずに 強く 抱いて にじませた 愛しい風景 巡り行く季節の風に 迷いながら 濡らした夢 目を閉じれば 今も温かい ささやきの影 近道のない旅だから 私らしく 歩けばいい 振り返れば きっと降り積もる しあわせの華 |
夜明けのトンボ向こうみずね ないものねだりね まるで無邪気な 一幕芝居ね 季節の継ぎ目を 越せないままで さよならですか あなたもたぶん 夜明けのトンボ おもいでくわえて 背を向ける 男はみんな 夜明けのトンボ 女の胸を 貸りるだけ はやり歌の 別れの言葉が 何故か今夜は 心に沁みるわ 水割りグラスに 涙がにじむ あなたのせいね 戻っておいで 夜明けのトンボ 私がまぶたに 映ったら いつものように 夜明けのトンボ 冗談云って 笑わせて あなたもたぶん 夜明けのトンボ おもいでくわえて 背を向ける 男はみんな 夜明けのトンボ 女の胸を 貸りるだけ | 麻生しおり | たきのえいじ | 杉本真人 | 若草恵 | 向こうみずね ないものねだりね まるで無邪気な 一幕芝居ね 季節の継ぎ目を 越せないままで さよならですか あなたもたぶん 夜明けのトンボ おもいでくわえて 背を向ける 男はみんな 夜明けのトンボ 女の胸を 貸りるだけ はやり歌の 別れの言葉が 何故か今夜は 心に沁みるわ 水割りグラスに 涙がにじむ あなたのせいね 戻っておいで 夜明けのトンボ 私がまぶたに 映ったら いつものように 夜明けのトンボ 冗談云って 笑わせて あなたもたぶん 夜明けのトンボ おもいでくわえて 背を向ける 男はみんな 夜明けのトンボ 女の胸を 貸りるだけ |
夜明けの仲間たち心の中に 道がある 未来へつづく 道がある 瞳の中には地平線 いつも新しい夢がある 走ろうじゃないか もっと遠くへ 運ぼうじゃないか 豊かな今日を 陽が昇る 空が燃える 世界がめざめる 元気にゆこう 元気にゆこう 夜明けの仲間たち 誰かと今日もめぐり逢う 心の道が またのびる 力が笑顔が幸福が 腕を組み合ってふえてゆく めざそうじゃないか もっと遠くを 作ろうじゃないか 大きな明日を いつだって生まれたての あこがれ かかえて 生きているのさ 生きているのさ 夜明けの仲間たち 陽が昇る 空が燃える 世界がめざめる 元気にゆこう 元気にゆこう 夜明けの仲間たち 元気にゆこう 元気にゆこう 夜明けの仲間たち | 麻生しおり | 山川啓介 | 三木たかし | 川村栄二 | 心の中に 道がある 未来へつづく 道がある 瞳の中には地平線 いつも新しい夢がある 走ろうじゃないか もっと遠くへ 運ぼうじゃないか 豊かな今日を 陽が昇る 空が燃える 世界がめざめる 元気にゆこう 元気にゆこう 夜明けの仲間たち 誰かと今日もめぐり逢う 心の道が またのびる 力が笑顔が幸福が 腕を組み合ってふえてゆく めざそうじゃないか もっと遠くを 作ろうじゃないか 大きな明日を いつだって生まれたての あこがれ かかえて 生きているのさ 生きているのさ 夜明けの仲間たち 陽が昇る 空が燃える 世界がめざめる 元気にゆこう 元気にゆこう 夜明けの仲間たち 元気にゆこう 元気にゆこう 夜明けの仲間たち |
ろくでなしあんたがおもう そんな女性が どこかにいたら お目にかからせて 男の中に 住んでる虫が 綺麗な花を また追いかける ろくでなし 強がるけれど 本当は 可愛い 可愛い坊や ろくでなし 朝方までに 帰っておいでよ ここへ あんたは愛を いつも食べ残し 自分勝手に 悲しいふりしてる 心を着替え 今夜も街の 酒場で夢を またひろげてる ろくでなし 淋しがり屋の お尻が青い 青い坊や ろくでなし 酔いつぶれても 帰っておいでよ ここへ ろくでなし 強がるけれど 本当は 可愛い 可愛い坊や ろくでなし 朝方までに 帰っておいでよ ここへ ろくでなし 朝方までに 帰っておいでよ ここへ | 麻生しおり | 荒木とよひさ | 堀内孝雄 | | あんたがおもう そんな女性が どこかにいたら お目にかからせて 男の中に 住んでる虫が 綺麗な花を また追いかける ろくでなし 強がるけれど 本当は 可愛い 可愛い坊や ろくでなし 朝方までに 帰っておいでよ ここへ あんたは愛を いつも食べ残し 自分勝手に 悲しいふりしてる 心を着替え 今夜も街の 酒場で夢を またひろげてる ろくでなし 淋しがり屋の お尻が青い 青い坊や ろくでなし 酔いつぶれても 帰っておいでよ ここへ ろくでなし 強がるけれど 本当は 可愛い 可愛い坊や ろくでなし 朝方までに 帰っておいでよ ここへ ろくでなし 朝方までに 帰っておいでよ ここへ |