シルエット・ロマンス恋する女は 夢見たがりの いつもヒロイン つかの間の 鏡に向かって アイペンシルの 色を並べて 迷うだけ 窓辺の憂い顔は 装う女心 茜色のシルエット あぁ あなたに 恋心ぬすまれて もっと ロマンス 私に仕掛けてきて あぁ あなたに 恋模様染められて もっと ロマンス ときめきを止めないで あなたのくちびる 首すじかすめ 私の声も かすれてた 無意識にイヤリング 気づいたらはずしてた 重なりあうシルエット あぁ 抱きしめて 身動き出来ないほど もっとロマンス 甘くだましてほしい あぁ 抱きしめて 鼓動がひびくほどに もっとロマンス 激しく感じさせて あぁ あなたに 恋心ぬすまれて もっとロマンス 私に仕掛けてきて あぁ あなたに 恋模様染められて もっとロマンス ときめきを止めないで | 来生たかお | 来生えつこ | 来生たかお | | 恋する女は 夢見たがりの いつもヒロイン つかの間の 鏡に向かって アイペンシルの 色を並べて 迷うだけ 窓辺の憂い顔は 装う女心 茜色のシルエット あぁ あなたに 恋心ぬすまれて もっと ロマンス 私に仕掛けてきて あぁ あなたに 恋模様染められて もっと ロマンス ときめきを止めないで あなたのくちびる 首すじかすめ 私の声も かすれてた 無意識にイヤリング 気づいたらはずしてた 重なりあうシルエット あぁ 抱きしめて 身動き出来ないほど もっとロマンス 甘くだましてほしい あぁ 抱きしめて 鼓動がひびくほどに もっとロマンス 激しく感じさせて あぁ あなたに 恋心ぬすまれて もっとロマンス 私に仕掛けてきて あぁ あなたに 恋模様染められて もっとロマンス ときめきを止めないで |
試練空回りのレコードの 傷んだ針の響き 失くした愛をのせて はじけるまで 気立てのいい人だった 人生を知っていた あれから一人で 部屋に閉じこもりきりだよ 女神はいたずらに 恋をもてあそび 愛の試練をくり返す 噂なら信じない 何があなたを奪うのか 悪いのは僕か あなたが選んだ花瓶や あなたが使った小さな手鏡 悲しみ映して 僕は視線をそらすだけ 女神はいたずらに 恋をもてあそび 愛の試練をくり返す 意地悪な筋書きは 神話どおりに運ぶのか 生贄は僕か 今はもとどおり 孤独の影となじんでる 思い出を抱きしめて 愛のはざまの一人旅 哀しくさすらう | 来生たかお | 来生えつこ | 来生たかお | | 空回りのレコードの 傷んだ針の響き 失くした愛をのせて はじけるまで 気立てのいい人だった 人生を知っていた あれから一人で 部屋に閉じこもりきりだよ 女神はいたずらに 恋をもてあそび 愛の試練をくり返す 噂なら信じない 何があなたを奪うのか 悪いのは僕か あなたが選んだ花瓶や あなたが使った小さな手鏡 悲しみ映して 僕は視線をそらすだけ 女神はいたずらに 恋をもてあそび 愛の試練をくり返す 意地悪な筋書きは 神話どおりに運ぶのか 生贄は僕か 今はもとどおり 孤独の影となじんでる 思い出を抱きしめて 愛のはざまの一人旅 哀しくさすらう |
白いラビリンス(迷い)こわくなるわ 突然 恋の つよさには 自分の 想いばかり あなたに 押しつけて 電話を 思いがけず 途中で 切られて 始めて 気づく 私 迷惑 なのですか 迷う 心 映し 白い 雪が ふいに 目の前を よぎって ゆく あなたを こんなに 愛して なのに ひとりよがりなら 苦しくて 辛すぎる つぶやく 声が 細く 夜に ふるえてる 恋心は 叫びに かわる程 熱くて 愛を 私からは ねだらないわ 長い 片想い それでもいい あなたの 全てを 愛して 今は 私の 全ては 限りなく 捧げます あなたの 全てを 愛して 白く ふりしきる 想い 雪ほどに きれいです 迷いだけ 舞うばかり | 来生たかお | 来生えつこ | 来生たかお | | こわくなるわ 突然 恋の つよさには 自分の 想いばかり あなたに 押しつけて 電話を 思いがけず 途中で 切られて 始めて 気づく 私 迷惑 なのですか 迷う 心 映し 白い 雪が ふいに 目の前を よぎって ゆく あなたを こんなに 愛して なのに ひとりよがりなら 苦しくて 辛すぎる つぶやく 声が 細く 夜に ふるえてる 恋心は 叫びに かわる程 熱くて 愛を 私からは ねだらないわ 長い 片想い それでもいい あなたの 全てを 愛して 今は 私の 全ては 限りなく 捧げます あなたの 全てを 愛して 白く ふりしきる 想い 雪ほどに きれいです 迷いだけ 舞うばかり |
ジグザグ~酔いどれ天使~酔いどれて頬に当たる 冷たい都会の風よ ヘッドライトが酔った眼に まぶしく光る 乱れた足音だけがついて来て 白く吐く息が冷たい空気に消える 心の中はからっぽで 冷たい風が吹き抜けて行く 火照(ほて)った体を急激に冷やして行く 都会の街も ふしぎとからっぽ 心の中も ふしぎとからっぽ ビルの谷間はからっぽで 冷たい風が吹き抜けて行く よろける体を引きずって歩いて行く 都会の街も ふしぎとからっぽ 心の中も ふしぎとからっぽ | 来生たかお | 来生えつこ | 来生たかお | | 酔いどれて頬に当たる 冷たい都会の風よ ヘッドライトが酔った眼に まぶしく光る 乱れた足音だけがついて来て 白く吐く息が冷たい空気に消える 心の中はからっぽで 冷たい風が吹き抜けて行く 火照(ほて)った体を急激に冷やして行く 都会の街も ふしぎとからっぽ 心の中も ふしぎとからっぽ ビルの谷間はからっぽで 冷たい風が吹き抜けて行く よろける体を引きずって歩いて行く 都会の街も ふしぎとからっぽ 心の中も ふしぎとからっぽ |
セカンド・ラブ恋も二度目なら 少しは上手に 愛のメッセージ 伝えたい あなたのセーター 袖口つまんで うつむくだけなんて 帰りたくない そばにいたいの そのひとことが 言えない 抱きあげて つれてって 時間ごと どこかへ運んでほしい せつなさの スピードは 高まって とまどうばかりの私 恋も二度目なら 少しは器用に 甘いささやきに 応えたい 前髪を少し 直すふりをして うつむくだけなんて 舗道に伸びた あなたの影を 動かぬように 止めたい 抱きあげて 時間ごと 体ごと 私をさらってほしい せつなさが クロスする さよならに 追いかけられるのイヤよ 抱きあげて つれてって 時間ごと どこかへ運んでほしい せつなさは モノローグ 胸の中 とまどうばかりの私 | 来生たかお | 来生えつこ | 来生たかお | | 恋も二度目なら 少しは上手に 愛のメッセージ 伝えたい あなたのセーター 袖口つまんで うつむくだけなんて 帰りたくない そばにいたいの そのひとことが 言えない 抱きあげて つれてって 時間ごと どこかへ運んでほしい せつなさの スピードは 高まって とまどうばかりの私 恋も二度目なら 少しは器用に 甘いささやきに 応えたい 前髪を少し 直すふりをして うつむくだけなんて 舗道に伸びた あなたの影を 動かぬように 止めたい 抱きあげて 時間ごと 体ごと 私をさらってほしい せつなさが クロスする さよならに 追いかけられるのイヤよ 抱きあげて つれてって 時間ごと どこかへ運んでほしい せつなさは モノローグ 胸の中 とまどうばかりの私 |
そして、昼下り夢をアテにしてたら 何も始まらない まずプランを立てて 歩いてみることさ 指で風向き測り 東へ南へと つまずいても 迷いながら 道をさがして 潮で湿った煙は 舌を荒らすほど苦くて 夢を追うことも同じほど苦いね ロマンスは星めぐり 君に出逢えたことも 都会の荒れた街では 素通りしてるかも 海が与えてくれた 愛を育てようね 空を仰ぐ 昼下り 波のララバイ 想い出膝枕に 眠る君の素顔 愛しさから ふいに頬へ 軽いくちづけ 夜は一杯のグラスを そっと無言でくみかわし 夢もお互いキャッチボールで投げ合う 今は一本の煙草を ふたりさりげなく分け合い 夢もお互いキャッチボールで 青空へ届け | 来生たかお | 来生えつこ | 来生たかお | | 夢をアテにしてたら 何も始まらない まずプランを立てて 歩いてみることさ 指で風向き測り 東へ南へと つまずいても 迷いながら 道をさがして 潮で湿った煙は 舌を荒らすほど苦くて 夢を追うことも同じほど苦いね ロマンスは星めぐり 君に出逢えたことも 都会の荒れた街では 素通りしてるかも 海が与えてくれた 愛を育てようね 空を仰ぐ 昼下り 波のララバイ 想い出膝枕に 眠る君の素顔 愛しさから ふいに頬へ 軽いくちづけ 夜は一杯のグラスを そっと無言でくみかわし 夢もお互いキャッチボールで投げ合う 今は一本の煙草を ふたりさりげなく分け合い 夢もお互いキャッチボールで 青空へ届け |
そっとMIDNIGHT深く眠る街 消えやすい星たち あなたがいるから またたく光あざやか 「帰る時間ね」とあなたは息をつく それぞれの恋に じれてるままの夜更けさ いとしい人 ほほづえで迷ってるけど グラスにまた手を伸ばす スローな仕草で きらめく夜と一緒に 抱きしめたいよ あなたを 見つめかえした視線に 予感だけ感じて 夜のしじまから ひびくパーカッション ためらいやぶって あなたがそっとうなずく 「好きだ」なんていう前に すこし黙って ぬくもりだけ感じあう 二人でいいはず きらめく夜を一緒に 抱きしめたいよ 今夜は 重ねた指の先から いとしさを 伝えて きらめく夜と一緒に 抱きしめたいよ あなたを 重ねた指の先から ものがたり はじまる | 来生たかお | 来生えつこ | 来生たかお | | 深く眠る街 消えやすい星たち あなたがいるから またたく光あざやか 「帰る時間ね」とあなたは息をつく それぞれの恋に じれてるままの夜更けさ いとしい人 ほほづえで迷ってるけど グラスにまた手を伸ばす スローな仕草で きらめく夜と一緒に 抱きしめたいよ あなたを 見つめかえした視線に 予感だけ感じて 夜のしじまから ひびくパーカッション ためらいやぶって あなたがそっとうなずく 「好きだ」なんていう前に すこし黙って ぬくもりだけ感じあう 二人でいいはず きらめく夜を一緒に 抱きしめたいよ 今夜は 重ねた指の先から いとしさを 伝えて きらめく夜と一緒に 抱きしめたいよ あなたを 重ねた指の先から ものがたり はじまる |
空色の渚~時よ ゆっくり~空色の渚には うたかたの夢 寄せて流れて 想い出の数 いくつもかがやき続けて 涙だけ返そうか このたそがれに あなたに会えて 別れるまでの 熱いうねりの日々 おお…… 時間は ゆっくりさよなら ただせつないね そしていとしいね おお…… 時間は 風よりやさしく 海辺の椅子を 揺らして過ぎていくよ 空色の渚には 光のアーチ あなたと二人 交わしたことば きらめいたままだよ おお…… 時間は ゆっくりさよなら ただせつないね またたく星ほど おお…… 時間を 風よりやさしく 感じていたい 心のままに おお…… 時間は ゆっくりさよなら 海色の空 空色の海に おお…… 時間を 風よりやさしく 感じていたい 心のままに | 来生たかお | 来生えつこ | 来生たかお | | 空色の渚には うたかたの夢 寄せて流れて 想い出の数 いくつもかがやき続けて 涙だけ返そうか このたそがれに あなたに会えて 別れるまでの 熱いうねりの日々 おお…… 時間は ゆっくりさよなら ただせつないね そしていとしいね おお…… 時間は 風よりやさしく 海辺の椅子を 揺らして過ぎていくよ 空色の渚には 光のアーチ あなたと二人 交わしたことば きらめいたままだよ おお…… 時間は ゆっくりさよなら ただせつないね またたく星ほど おお…… 時間を 風よりやさしく 感じていたい 心のままに おお…… 時間は ゆっくりさよなら 海色の空 空色の海に おお…… 時間を 風よりやさしく 感じていたい 心のままに |
たそがれに涙して前向きの別れなどありゃしない すりかえさ あいつの都合だけ さびしい目 たそがれに向けないで 似合うけど 今につらくなるだけ 白いカップに ルージュ残して あなたは多分 余裕見せるけど なぜ 悲しみに なぜ 酔うだけで 弱い心かくしてるの 泣けばいい 憎いあいつ重ねて そのかわり なぐさめは言わないよ 白いカップに 涙こぼして かすむ夕日に 恋も沈んでく なぜ わがままに なぜ 負けたかも 答なんて出ないさ 泣けばいい 僕の影にかくれて たそがれの 光さえぎるように | 来生たかお | 来生えつこ | 来生たかお | | 前向きの別れなどありゃしない すりかえさ あいつの都合だけ さびしい目 たそがれに向けないで 似合うけど 今につらくなるだけ 白いカップに ルージュ残して あなたは多分 余裕見せるけど なぜ 悲しみに なぜ 酔うだけで 弱い心かくしてるの 泣けばいい 憎いあいつ重ねて そのかわり なぐさめは言わないよ 白いカップに 涙こぼして かすむ夕日に 恋も沈んでく なぜ わがままに なぜ 負けたかも 答なんて出ないさ 泣けばいい 僕の影にかくれて たそがれの 光さえぎるように |
たそがれの苺ひと皿の苺を分け合い ほろにがい想いかみしめて くれないに染まる西の空眺め 二人はほのかな夢を食べていた ぎこちないプロポーズ ただ若さだけが 心をかりたて 一途に愛を信じてた 何年も月日を分け合い ひとつぶの愛だけ頼りに はかないたそがれ苺色の空 いつかしら二人 夢を忘れてた テーブルに向き合って ただ遠い眼つき 傷つく心の苦さを知りつくしたあと ひと皿の苺には 今ほんの記憶 それでも季節の果実は心救うよう ひとさじシュガーのきらめき 望みを托して | 来生たかお | 来生えつこ | 来生たかお | | ひと皿の苺を分け合い ほろにがい想いかみしめて くれないに染まる西の空眺め 二人はほのかな夢を食べていた ぎこちないプロポーズ ただ若さだけが 心をかりたて 一途に愛を信じてた 何年も月日を分け合い ひとつぶの愛だけ頼りに はかないたそがれ苺色の空 いつかしら二人 夢を忘れてた テーブルに向き合って ただ遠い眼つき 傷つく心の苦さを知りつくしたあと ひと皿の苺には 今ほんの記憶 それでも季節の果実は心救うよう ひとさじシュガーのきらめき 望みを托して |
ため息のあとでため息ひとつ あなたがつくたびに せつない風の音 聞こえる気がした 涙は全部 想い出に置いてく あなたのためにだけ 心を使いたい 黙って待つつもり 秘やかに あふれる恋心 見つめたいから ありふれた 言葉でもいい 少しずつ愛 もっと 伝えたい 悲しみならば あしたへ残さない 愛する深さだけ 心をとらえてる やわらかな瞳の 静けさに 確かな恋心 つかめたようで ありふれた 言葉でもいい この気持ちだけ 伝えたくて ありふれた 言葉でもいい あなたに愛を もっと 届けたい 今 伝えたい | 来生たかお | 来生えつこ | 来生たかお | 富田素弘 | ため息ひとつ あなたがつくたびに せつない風の音 聞こえる気がした 涙は全部 想い出に置いてく あなたのためにだけ 心を使いたい 黙って待つつもり 秘やかに あふれる恋心 見つめたいから ありふれた 言葉でもいい 少しずつ愛 もっと 伝えたい 悲しみならば あしたへ残さない 愛する深さだけ 心をとらえてる やわらかな瞳の 静けさに 確かな恋心 つかめたようで ありふれた 言葉でもいい この気持ちだけ 伝えたくて ありふれた 言葉でもいい あなたに愛を もっと 届けたい 今 伝えたい |
地上のスピード瞳の影 都会は雨 記憶はなぜ 消えてゆく 世界はただ 静かなだけ 意外なほど 揺れながら 見事に並べた あのブローチ 壊れた瞳を すべて散りばめて ひかりの速さで どこか遠く 未来の言葉を 投げて 大空へ ベルが鳴れば 鳴り響く 風は自由に 時代を駆け抜ける 遠く虹が 高らかに 僕は地上で 世界を聞きながら あのスピード 子供の声 大人の夢 時計はなぜ 溶けてゆく 自然な夜 身近な恋 忘れる頃 気がついて 夜空に広がる あのステージ 涙の願いも すべて星達が 愉快にはじけて 飛ぶスピード 未来にめまいを 投げて 星空へ どこか遠く なつかしく 空をブルーに 流れる星達と 長い道は なだらかに 僕は地上で 世界を駆けて行く あのスピード ベルが鳴れば 鳴り響く 風は自由に 時代を駆け抜ける 遠く虹が 高らかに 僕は地上で 世界を聞きながら あのスピード | 来生たかお | 井上陽水 | 来生たかお | 矢倉銀 | 瞳の影 都会は雨 記憶はなぜ 消えてゆく 世界はただ 静かなだけ 意外なほど 揺れながら 見事に並べた あのブローチ 壊れた瞳を すべて散りばめて ひかりの速さで どこか遠く 未来の言葉を 投げて 大空へ ベルが鳴れば 鳴り響く 風は自由に 時代を駆け抜ける 遠く虹が 高らかに 僕は地上で 世界を聞きながら あのスピード 子供の声 大人の夢 時計はなぜ 溶けてゆく 自然な夜 身近な恋 忘れる頃 気がついて 夜空に広がる あのステージ 涙の願いも すべて星達が 愉快にはじけて 飛ぶスピード 未来にめまいを 投げて 星空へ どこか遠く なつかしく 空をブルーに 流れる星達と 長い道は なだらかに 僕は地上で 世界を駆けて行く あのスピード ベルが鳴れば 鳴り響く 風は自由に 時代を駆け抜ける 遠く虹が 高らかに 僕は地上で 世界を聞きながら あのスピード |
冷たくても夢中激しく 激しく 叩けよ 雨粒 心も 身体も かすんで 見えない 影まで濡れてしまう 声まで濡れてしまう 冷たくても夢中 そんな愛のかたち 振りほどく腕引き止めて いつでも きわどい 瞳に 瞳に 抑えた 情熱 言葉も とぎれて 雨だけ 饒舌 すべてを奪えそうで すべてが崩れそうで 冷たくても夢中 あなたがそうさせる 答えの出ないストーリー いつでも危ない 冷たくても夢中 雨に濡れるように あふれる愛はもしかして あなたに 危ない あふれる愛はもしかして 二人に 危ない | 来生たかお | 来生えつこ | 来生たかお | 林有三 | 激しく 激しく 叩けよ 雨粒 心も 身体も かすんで 見えない 影まで濡れてしまう 声まで濡れてしまう 冷たくても夢中 そんな愛のかたち 振りほどく腕引き止めて いつでも きわどい 瞳に 瞳に 抑えた 情熱 言葉も とぎれて 雨だけ 饒舌 すべてを奪えそうで すべてが崩れそうで 冷たくても夢中 あなたがそうさせる 答えの出ないストーリー いつでも危ない 冷たくても夢中 雨に濡れるように あふれる愛はもしかして あなたに 危ない あふれる愛はもしかして 二人に 危ない |
出会えてよかった笑顔の君に いつもやすらぐ 優しい風に 包まれるよう 気まぐればかりの 恋が多い中 特別な 君が 素敵 公園 ベンチで 膝を揃え まぶしい目を向ける 出会えてよかった 君とでよかった 心に光りだけを 集め させるよ 素直に恋する 素直でいられる 不思議な君の力 とても 心地いい 電話の声も さわやかだけど やっぱり笑顔 見つめていたい ブルーな夜には 余計そう思う 愛してる 君をとても 映画で泣いてた 涙は何? 思い出かさねたの 気にせず過去なら 忘れてしまおう 僕にもひとつふたつ 傷はあるから 嘘ならつけない 君だとわかるよ 無理して話さないで 笑顔 だけでいい 出会えてよかった 君とでよかった 心に光りだけを 集めさせるよ 出会えてよかった 君とでよかった 不思議な君の力 とても 心地いい | 来生たかお | 来生えつこ | 来生たかお | | 笑顔の君に いつもやすらぐ 優しい風に 包まれるよう 気まぐればかりの 恋が多い中 特別な 君が 素敵 公園 ベンチで 膝を揃え まぶしい目を向ける 出会えてよかった 君とでよかった 心に光りだけを 集め させるよ 素直に恋する 素直でいられる 不思議な君の力 とても 心地いい 電話の声も さわやかだけど やっぱり笑顔 見つめていたい ブルーな夜には 余計そう思う 愛してる 君をとても 映画で泣いてた 涙は何? 思い出かさねたの 気にせず過去なら 忘れてしまおう 僕にもひとつふたつ 傷はあるから 嘘ならつけない 君だとわかるよ 無理して話さないで 笑顔 だけでいい 出会えてよかった 君とでよかった 心に光りだけを 集めさせるよ 出会えてよかった 君とでよかった 不思議な君の力 とても 心地いい |
吐息の日々美しすぎると それだけで罪になるもの ルージュを引いたあと 身ぶるいの吐息 愛のことば ドレス色 恋も同じにえらんでく 知らず知らず 嘘になれて 美しさだけ輝く 本気で愛して 裏切られるのが恐いの 言葉と裏腹に ひそめた情熱 もどれないの 愛せないの ときめく夜をひたむきに さみしいから せめて夢の 彩りあふれさせてく もどれないの 愛せないの ときめく夜をふたたび さみしいから だれかの手 あなたは ひきよせ眠る | 来生たかお | 来生えつこ | 来生たかお | | 美しすぎると それだけで罪になるもの ルージュを引いたあと 身ぶるいの吐息 愛のことば ドレス色 恋も同じにえらんでく 知らず知らず 嘘になれて 美しさだけ輝く 本気で愛して 裏切られるのが恐いの 言葉と裏腹に ひそめた情熱 もどれないの 愛せないの ときめく夜をひたむきに さみしいから せめて夢の 彩りあふれさせてく もどれないの 愛せないの ときめく夜をふたたび さみしいから だれかの手 あなたは ひきよせ眠る |
遠い駅ホームに降り立ち 渡る風が涼しい 彼女はとまどう 響くチャペルの鐘に 通りを ブーケを持った 子供たちが過ぎる ざわめき 続いて 眺めてる 自分だけ異邦人 彼女は ベンチで ヒールの汚れを拭く ためいき いくつも 青空に向けてつく 乱れた 髪直しても むなしさ残るだけ それでも 最後に あのひとへ さよならを言いたくて 知ってる あのひと もう遠くなることを すべてが 彼女を 今日から区切ることも 想いを 断ち切るまでの 揺れるだけの時間 少女が 微笑み コスモスを 目の前静かに差し出して ふとなごんでいく 心 景色 | 来生たかお | 来生えつこ | 来生たかお | | ホームに降り立ち 渡る風が涼しい 彼女はとまどう 響くチャペルの鐘に 通りを ブーケを持った 子供たちが過ぎる ざわめき 続いて 眺めてる 自分だけ異邦人 彼女は ベンチで ヒールの汚れを拭く ためいき いくつも 青空に向けてつく 乱れた 髪直しても むなしさ残るだけ それでも 最後に あのひとへ さよならを言いたくて 知ってる あのひと もう遠くなることを すべてが 彼女を 今日から区切ることも 想いを 断ち切るまでの 揺れるだけの時間 少女が 微笑み コスモスを 目の前静かに差し出して ふとなごんでいく 心 景色 |
時の果実透明で 不思議な ガラス製の果実 空も 雲も 映して手元にある あなたが 残した ときめきも忘れて 時は 過ぎて 思い出の夢も見ない 変わるよ それぞれに しあわせの 形 変えるよ 自分から 心ごと 染め替えて てのひらに 眠るよ 閉じ込めた時間も 遠く 道を かすめてあなたの姿 追わない 過ぎた日の 夢の跡も すべて わずかな 風だけが 誘うよう 揺れるだけ 変わるよ 人はみな さつなさも かかえ 変わるよ それぞれに 心ごと 染め替えて | 来生たかお | 来生えつこ | 来生たかお | 富田素弘 | 透明で 不思議な ガラス製の果実 空も 雲も 映して手元にある あなたが 残した ときめきも忘れて 時は 過ぎて 思い出の夢も見ない 変わるよ それぞれに しあわせの 形 変えるよ 自分から 心ごと 染め替えて てのひらに 眠るよ 閉じ込めた時間も 遠く 道を かすめてあなたの姿 追わない 過ぎた日の 夢の跡も すべて わずかな 風だけが 誘うよう 揺れるだけ 変わるよ 人はみな さつなさも かかえ 変わるよ それぞれに 心ごと 染め替えて |
時を咲かせて昨日今日明日 夢見て時は過ぎる なだらかだった 愛も 揺れて 石だたみに風 足もとを吹き抜ける いつしかあなた 言葉 深く しまう このままかさねて 余韻もとどめて ときめくほど ふたりの絆を 涼しい瞳に 描いた夢のそばで 安らぐように ふれた 心 時なら無口に 別れを刻んでいた 愛も罪だと あなた 低い 吐息 咲かせて思い出 春は遠くても ひとしずくの涙に映して 寄り添った月日さえが まぼろしに溶けそうでも 鮮やかなまま昨日を ほほえみで 抱きしめるつもり このままかさねて 余韻もとどめて ときめきほど ふたりの絆を 咲かせて思い出 春は遠くても ひとしずくの涙に映して | 来生たかお | 来生えつこ | 来生たかお | | 昨日今日明日 夢見て時は過ぎる なだらかだった 愛も 揺れて 石だたみに風 足もとを吹き抜ける いつしかあなた 言葉 深く しまう このままかさねて 余韻もとどめて ときめくほど ふたりの絆を 涼しい瞳に 描いた夢のそばで 安らぐように ふれた 心 時なら無口に 別れを刻んでいた 愛も罪だと あなた 低い 吐息 咲かせて思い出 春は遠くても ひとしずくの涙に映して 寄り添った月日さえが まぼろしに溶けそうでも 鮮やかなまま昨日を ほほえみで 抱きしめるつもり このままかさねて 余韻もとどめて ときめきほど ふたりの絆を 咲かせて思い出 春は遠くても ひとしずくの涙に映して |
とにかく、あしたキャバレーのネオン 花咲く裏道を あてなくさまよう 恋やつれのひと 襟足ほつれて たよりないうなじが いたずらな風に 寒そうに見える やさしい言葉さえ かけられない僕が 情けなくてはがゆい 春がすみの夜 とにかく、あした とにかくあした 昨日を振り向いても仕方がない 逃げた男には うらみはないけれど 置きざりにされた あなたがせつない 涙がかれたなら コーヒーでも飲もう やさしい音楽でも 流れてる店で とにかく、あした とにかくあした 明日を生きることが大事だろ 未練は言わないで いさぎよい女に なれよとはげましても うつむくだけだね とにかく、あした とにかくあした 明日になれば風向きも変わる 不幸に酔ってちゃいけないよ | 来生たかお | 来生えつこ | 来生たかお | | キャバレーのネオン 花咲く裏道を あてなくさまよう 恋やつれのひと 襟足ほつれて たよりないうなじが いたずらな風に 寒そうに見える やさしい言葉さえ かけられない僕が 情けなくてはがゆい 春がすみの夜 とにかく、あした とにかくあした 昨日を振り向いても仕方がない 逃げた男には うらみはないけれど 置きざりにされた あなたがせつない 涙がかれたなら コーヒーでも飲もう やさしい音楽でも 流れてる店で とにかく、あした とにかくあした 明日を生きることが大事だろ 未練は言わないで いさぎよい女に なれよとはげましても うつむくだけだね とにかく、あした とにかくあした 明日になれば風向きも変わる 不幸に酔ってちゃいけないよ |
長雨汗ばむ室内 ただうずくまる 二人のからだは うつろな果実 閉ざされた室内 雨は降りつづく しのび逢う二人には 険しすぎる季節 せめてもう一度 高い空にかかる 虹を見たい 嘘のない二人に もう戻れないの 長すぎた日々には 険しすぎる季節 せめてもう一度 高い空にかかる 虹を見たい | 来生たかお | 来生えつこ | 来生たかお | | 汗ばむ室内 ただうずくまる 二人のからだは うつろな果実 閉ざされた室内 雨は降りつづく しのび逢う二人には 険しすぎる季節 せめてもう一度 高い空にかかる 虹を見たい 嘘のない二人に もう戻れないの 長すぎた日々には 険しすぎる季節 せめてもう一度 高い空にかかる 虹を見たい |
夏わかばとても乾いてた あの夏の空気 白いプリーツ広げた 君のとても 無邪気な姿 まぶしい素足の 指の形まで この僕を苦しめた 青く甘い 誘い 草の上で はだけた肩先 秘密めいた光を 浴びてそれからの 時は流れた それでも夏は来る わかば萌え立ち いくつ試練を 愛は重ねてく けだるく熟す夏に 記憶だけ甘く 幻のひと むせる葉陰から 僕を呼ぶ声は 今も沸き立つ想い 誘いながら 消える 夏の甘い めまい | 来生たかお | 来生えつこ | 来生たかお | 松田真人 | とても乾いてた あの夏の空気 白いプリーツ広げた 君のとても 無邪気な姿 まぶしい素足の 指の形まで この僕を苦しめた 青く甘い 誘い 草の上で はだけた肩先 秘密めいた光を 浴びてそれからの 時は流れた それでも夏は来る わかば萌え立ち いくつ試練を 愛は重ねてく けだるく熟す夏に 記憶だけ甘く 幻のひと むせる葉陰から 僕を呼ぶ声は 今も沸き立つ想い 誘いながら 消える 夏の甘い めまい |
涙嫌い涙ぐむのは ガラじゃないと 君は勝手に 決めている 悲しい日には その逆に きっと 笑って すましてる 気分次第で 揺れる心 そっとかくして 健気だね 君の瞳の影ひとつ この僕に打ち明けてごらんよ ろくな男じゃないだろう 君の心 ふみにじる奴なら やさしさをありったけ 君にあげるよ きっと 涙嫌いは 同じだから コーヒー片手に 話そうよ もしも 涙が出そうなら 煙草のせいにしていいよ 心の整理 つく頃には 青い海でも 見に行こうよ ちょっと汚れた 想い出なら 波しぶきひと浴びすればいい かすり傷だと思いなよ バンドエイド 一枚で直るから やさしさをありったけ 君にあげるよ きっと やさしさをありったけ 君にあげるよ きっと 君にあげるよ きっと | 来生たかお | 来生えつこ | 来生たかお | | 涙ぐむのは ガラじゃないと 君は勝手に 決めている 悲しい日には その逆に きっと 笑って すましてる 気分次第で 揺れる心 そっとかくして 健気だね 君の瞳の影ひとつ この僕に打ち明けてごらんよ ろくな男じゃないだろう 君の心 ふみにじる奴なら やさしさをありったけ 君にあげるよ きっと 涙嫌いは 同じだから コーヒー片手に 話そうよ もしも 涙が出そうなら 煙草のせいにしていいよ 心の整理 つく頃には 青い海でも 見に行こうよ ちょっと汚れた 想い出なら 波しぶきひと浴びすればいい かすり傷だと思いなよ バンドエイド 一枚で直るから やさしさをありったけ 君にあげるよ きっと やさしさをありったけ 君にあげるよ きっと 君にあげるよ きっと |
1/2の二人月夜の舗道で 腕を組む 少し青春さかのぼる 結構君なら 大胆で 頬にくちづけ 早わざで 1/2だけ愛してる なんてからかう ほんとの恋人いるくせに 言い訳 かわいいね 悪いけど 遠慮するよ 彼のあてつけで 誘うのなら ちょっと捨てがたい 気分するけど 送るだけ 月夜に今夜 さみしい時だけ 呼び出して なのに強がる君だけど どこかで甘くて許してる 少しズボラな僕もいる 1/2だけ僕だって その気あるけど 恋の深みにははまらない そうだろ 君だって 変わってく 自然なことさ 愛してる人も 違う二人 君もわかってる 半分ゲーム だけど せつなさなら見える タイトな腰つき月影に 揺れてまぶしい さびしい夜なら いつだって かりそめ パートナー 哀しいね どっちつかずで 惑わされそうな 自分がいる ちょっと哀しいね 物分かりだけ お互いによすぎる moonlight talk moonlight walk. moonlight walk | 来生たかお | 来生えつこ | 来生たかお | | 月夜の舗道で 腕を組む 少し青春さかのぼる 結構君なら 大胆で 頬にくちづけ 早わざで 1/2だけ愛してる なんてからかう ほんとの恋人いるくせに 言い訳 かわいいね 悪いけど 遠慮するよ 彼のあてつけで 誘うのなら ちょっと捨てがたい 気分するけど 送るだけ 月夜に今夜 さみしい時だけ 呼び出して なのに強がる君だけど どこかで甘くて許してる 少しズボラな僕もいる 1/2だけ僕だって その気あるけど 恋の深みにははまらない そうだろ 君だって 変わってく 自然なことさ 愛してる人も 違う二人 君もわかってる 半分ゲーム だけど せつなさなら見える タイトな腰つき月影に 揺れてまぶしい さびしい夜なら いつだって かりそめ パートナー 哀しいね どっちつかずで 惑わされそうな 自分がいる ちょっと哀しいね 物分かりだけ お互いによすぎる moonlight talk moonlight walk. moonlight walk |
ねがえり眠れなくて 眠れなくて ねがえりをうつ このからだが このからだが ねがえりをうつ 遊び疲れ この世忘れ 眠る子供よ その幸福を わけてくれ 泣いた日にも 笑う日にも ねがえりをうつ 人は誰も 同じように ねがえりをうつ 短いこの 夜の中で 眠る子供よ その幸福を 信じたい 時は流れても 何も変わらないこと 君の近くのやさしさが いつも今でも そっと そっと ふりそそぐ 砂漠の街 ひとりぼっち さまよう夜に このからだが このからだが ねがえりをうつ 人は何度 この現世で ねがえりをうつ その答えさえ 人知れず 時は流れても 何も変わらないこと 君の近くのやさしさが いつも今でも そっと そっと ふりそそぐ 君の近くのやさしさが いつも今でも そっと そっと ふりそそぐ ふりそそぐ | 来生たかお | 忌野清志郎 | 来生たかお | 荻田光雄 | 眠れなくて 眠れなくて ねがえりをうつ このからだが このからだが ねがえりをうつ 遊び疲れ この世忘れ 眠る子供よ その幸福を わけてくれ 泣いた日にも 笑う日にも ねがえりをうつ 人は誰も 同じように ねがえりをうつ 短いこの 夜の中で 眠る子供よ その幸福を 信じたい 時は流れても 何も変わらないこと 君の近くのやさしさが いつも今でも そっと そっと ふりそそぐ 砂漠の街 ひとりぼっち さまよう夜に このからだが このからだが ねがえりをうつ 人は何度 この現世で ねがえりをうつ その答えさえ 人知れず 時は流れても 何も変わらないこと 君の近くのやさしさが いつも今でも そっと そっと ふりそそぐ 君の近くのやさしさが いつも今でも そっと そっと ふりそそぐ ふりそそぐ |
はかなさのしくみたそがれに 君はためいきを 何度もついて うつむいた 華やかな 街のざわめきに 背を向けて さよならの代わり 愛に終わり来ること 二人すでに 感じてたね 別れはいつでも はかなく揺れる 傷つきながらも とまどうばかり 泣いてもいいよね こんな時には 最後の言葉 何も言えるはず なくて 夕闇に 君はたたずんで せつない涙 こらえてる いつだって やさしくほほえむ 君がいた 鮮やかな記憶 すべて夢のまわりで 人の心 めぐって行く ときめきがずっと 続くと信じ ささいな誤解も 消えてくものと 泣いてもいいよね こんな時には 悲しいなんて すぐに言えるはず ないさ 別れはいつでも はかなく揺れる 傷つきながらも とまどうばかり 泣いてもいいよね こんな時には 悲しいなんて すぐに言えるはず なくて | 来生たかお | 来生えつこ | 来生たかお | | たそがれに 君はためいきを 何度もついて うつむいた 華やかな 街のざわめきに 背を向けて さよならの代わり 愛に終わり来ること 二人すでに 感じてたね 別れはいつでも はかなく揺れる 傷つきながらも とまどうばかり 泣いてもいいよね こんな時には 最後の言葉 何も言えるはず なくて 夕闇に 君はたたずんで せつない涙 こらえてる いつだって やさしくほほえむ 君がいた 鮮やかな記憶 すべて夢のまわりで 人の心 めぐって行く ときめきがずっと 続くと信じ ささいな誤解も 消えてくものと 泣いてもいいよね こんな時には 悲しいなんて すぐに言えるはず ないさ 別れはいつでも はかなく揺れる 傷つきながらも とまどうばかり 泣いてもいいよね こんな時には 悲しいなんて すぐに言えるはず なくて |
はぐれそうな天使足もとくすぐる波さえ 少し遠慮がち 私は無邪気になれずに 海と話してる あのひとのこと 気にしすぎてる 友達が言い 笑うつもりが 泣きそうになった 恋したら 騒がしい風が吹き はぐれそうな天使が 私のまわりであわててる 恋したら 雲の流れも速く はぐれそうな心が あわててる 見つめているだけでふいに 熱くこみ上げる あのひとにも気づかれてる かくせない心 夢はいくつも 飛び越えたのに まるで少女の ときめきほどに はがゆい気分で 潮風に 体ごとさらしたら 少しは楽になると 思い立った私が不思議 潮風に 逆にあおられそうな あやうい恋心に あわててる 恋したら 騒がしい風が吹き はぐれそうな天使が 私のまわりであわててる 恋したら 雲の流れも速く はぐれそうな心が あわててる | 来生たかお | 来生えつこ | 来生たかお | | 足もとくすぐる波さえ 少し遠慮がち 私は無邪気になれずに 海と話してる あのひとのこと 気にしすぎてる 友達が言い 笑うつもりが 泣きそうになった 恋したら 騒がしい風が吹き はぐれそうな天使が 私のまわりであわててる 恋したら 雲の流れも速く はぐれそうな心が あわててる 見つめているだけでふいに 熱くこみ上げる あのひとにも気づかれてる かくせない心 夢はいくつも 飛び越えたのに まるで少女の ときめきほどに はがゆい気分で 潮風に 体ごとさらしたら 少しは楽になると 思い立った私が不思議 潮風に 逆にあおられそうな あやうい恋心に あわててる 恋したら 騒がしい風が吹き はぐれそうな天使が 私のまわりであわててる 恋したら 雲の流れも速く はぐれそうな心が あわててる |
挟み撃ち雨は 時にいたずらする 不機嫌な気分と 偶然も重なり 恋も危なくして 激しく横なぐり たった 一秒の視線で 昔の恋人を とらえたあとで君 急に険しい顔 うつむいたまま黙る 誰のせいでもない 夕暮れどき 突然訪れた 時の余白 去っていく君には 誤解のうず 僕は濡れてそぼる まるで 挟み撃ちの気分 ほほえんだ彼女に 罪はないとはいえ 今の恋にはもう 充分すぎる打撃 誰のせいでもない アクシデント 雨のせいでもない なすすべない 重なった時間 恋の行方 心濡れそぼる 誰のせいでもない 夕暮れどき 雨のせいでもない なすすべない 稲妻も追いうち 挟み撃ちで 僕は濡れそぼる | 来生たかお | 来生えつこ | 来生たかお | 新川博 | 雨は 時にいたずらする 不機嫌な気分と 偶然も重なり 恋も危なくして 激しく横なぐり たった 一秒の視線で 昔の恋人を とらえたあとで君 急に険しい顔 うつむいたまま黙る 誰のせいでもない 夕暮れどき 突然訪れた 時の余白 去っていく君には 誤解のうず 僕は濡れてそぼる まるで 挟み撃ちの気分 ほほえんだ彼女に 罪はないとはいえ 今の恋にはもう 充分すぎる打撃 誰のせいでもない アクシデント 雨のせいでもない なすすべない 重なった時間 恋の行方 心濡れそぼる 誰のせいでもない 夕暮れどき 雨のせいでもない なすすべない 稲妻も追いうち 挟み撃ちで 僕は濡れそぼる |
ひとりよがりの人魚入り江の岩影 茜色の中 君は心地よさそうに 泳いだ 秘密の場所だと 君は言いながら しなやかに身を躍らせ 消えた 夏が似合いすぎて 心もとない秋 陽灼けのあとも うすれてく 時の流れ ひとりよがり 恋もそう 君のペース 僕の腕振りほどき 気ままに泳ぐ こんなに恋しい なのに君はただ 夏は夏だとつれなく 言った 季節のララバイを 聴いてる黄昏に 君を見つめる 視線なら ずっと熱い 水のように つかめない 君の心 苛立ちながら恋は 海へ帰るの 君を見つめる 視線なら ずっと熱い 水のように 逃げていく 君はきっと ひとりよがりな人魚 海へ帰るの | 来生たかお | 来生えつこ | 来生たかお | 星勝 | 入り江の岩影 茜色の中 君は心地よさそうに 泳いだ 秘密の場所だと 君は言いながら しなやかに身を躍らせ 消えた 夏が似合いすぎて 心もとない秋 陽灼けのあとも うすれてく 時の流れ ひとりよがり 恋もそう 君のペース 僕の腕振りほどき 気ままに泳ぐ こんなに恋しい なのに君はただ 夏は夏だとつれなく 言った 季節のララバイを 聴いてる黄昏に 君を見つめる 視線なら ずっと熱い 水のように つかめない 君の心 苛立ちながら恋は 海へ帰るの 君を見つめる 視線なら ずっと熱い 水のように 逃げていく 君はきっと ひとりよがりな人魚 海へ帰るの |
不意の出来事月の色は プラチナの イヤリング 君の耳元 光るけれど つれなくて 思い出も 閉じ込めていく 不意に 振り向いた 視線だけ 強く冴えて 言葉 お互い選ぶよう さよならへと 時間だけ進む 他人のような 空気漂わせ たたずむ先 おぼろになる 君の背中 月の色が 淡くなる 輪郭も 不確かになる 吐息 ひとつさえ 君はもう 別の女 違う 愛へと向かってる 妖しく君 夜を支配する 不意の出来事 それでいいはずと 言い聞かせて おぼろになる 遠い背中 …月は雲に隠れ ……沈黙を守る 次の愛へと 心走らせて 止められない 女心 隠しもせず | 来生たかお | 来生えつこ | 来生たかお | 萩田光雄 | 月の色は プラチナの イヤリング 君の耳元 光るけれど つれなくて 思い出も 閉じ込めていく 不意に 振り向いた 視線だけ 強く冴えて 言葉 お互い選ぶよう さよならへと 時間だけ進む 他人のような 空気漂わせ たたずむ先 おぼろになる 君の背中 月の色が 淡くなる 輪郭も 不確かになる 吐息 ひとつさえ 君はもう 別の女 違う 愛へと向かってる 妖しく君 夜を支配する 不意の出来事 それでいいはずと 言い聞かせて おぼろになる 遠い背中 …月は雲に隠れ ……沈黙を守る 次の愛へと 心走らせて 止められない 女心 隠しもせず |
フェアウェルできるだけ 遠く 思い出は 投げて 影よりも光だけ 映し出していく いつか 痛みも とかすだろう とても 笑うのがつらい時に 君も 同じに耐えていたはず ぎりぎり 二人は 夢を見て すれ違う きわどい心に 迷って これ以上 僕に できること ないさ 君は君の旅立ち 自分で見つけて きっと 痛みを とかすだろう とても 笑うのがつらい時に 誰も 悪いとは言えやしない 許せる 時間は お互いに 少しずつ せばめていけたら 素敵さ できるだけ 遠く 思い出は 投げて 影より光だけ 映し出していく そっと 振り向き 愛を送る | 来生たかお | 来生えつこ | 来生たかお | | できるだけ 遠く 思い出は 投げて 影よりも光だけ 映し出していく いつか 痛みも とかすだろう とても 笑うのがつらい時に 君も 同じに耐えていたはず ぎりぎり 二人は 夢を見て すれ違う きわどい心に 迷って これ以上 僕に できること ないさ 君は君の旅立ち 自分で見つけて きっと 痛みを とかすだろう とても 笑うのがつらい時に 誰も 悪いとは言えやしない 許せる 時間は お互いに 少しずつ せばめていけたら 素敵さ できるだけ 遠く 思い出は 投げて 影より光だけ 映し出していく そっと 振り向き 愛を送る |
二人の場所そよぐ 風の向こうに 思い出深い日 同じ 季節重ねて 出会いからすべて ここまで来たよと 改めて思う 見つめて 確かだよ この世で 一番やさしい 笑顔君に 見せられるよ いろんな ことがありすぎて 想いみんな きらめくから 今は言葉も眠るようさ 一人じゃ いられないこと わかり過ぎてるよ 揺れる 木立の影は 二人のいる場所 やるせなさすべて 包み込みながら もう一度 振り向けば この世で 一番いとしい ひとは一人 ここにいるよ 時間は 流れていくけど 変わらないよ 今のままで 夢は追い続けていくから この世で 一番いとしい 君とずっと 一緒にいる 時間は 流れていくけど 心君に 預けられる 夢は追い続けていくから | 来生たかお | 来生えつこ | 来生たかお | 椎名和夫 | そよぐ 風の向こうに 思い出深い日 同じ 季節重ねて 出会いからすべて ここまで来たよと 改めて思う 見つめて 確かだよ この世で 一番やさしい 笑顔君に 見せられるよ いろんな ことがありすぎて 想いみんな きらめくから 今は言葉も眠るようさ 一人じゃ いられないこと わかり過ぎてるよ 揺れる 木立の影は 二人のいる場所 やるせなさすべて 包み込みながら もう一度 振り向けば この世で 一番いとしい ひとは一人 ここにいるよ 時間は 流れていくけど 変わらないよ 今のままで 夢は追い続けていくから この世で 一番いとしい 君とずっと 一緒にいる 時間は 流れていくけど 心君に 預けられる 夢は追い続けていくから |
頬杖の幸福何もかもがまだきらめいてる 昨日までのできごと 少しずつ過去になる 君の白い指を眺めてる 夕映えの窓辺 もう 何も言わず頬杖で 見つめ合える 憂鬱さえ そのまま 黙って やり過ごす 恋が運ぶ熱いときめきは 失くしたくないね そう 今は愛を確実に 感じ合える 二人はもう このまま 一緒に 暮らせるね 幸福の 行方なら わからない けれど 頬杖のまま そのまま語り合う 関係 そっと少しずつの気づかいを お互い身につけ そう どんな過去も美しく 胸にしまう 黄昏から 始まる 二人の 物語 君しか 似合わない風景 | 来生たかお | 来生えつこ | 来生たかお | 萩田光雄 | 何もかもがまだきらめいてる 昨日までのできごと 少しずつ過去になる 君の白い指を眺めてる 夕映えの窓辺 もう 何も言わず頬杖で 見つめ合える 憂鬱さえ そのまま 黙って やり過ごす 恋が運ぶ熱いときめきは 失くしたくないね そう 今は愛を確実に 感じ合える 二人はもう このまま 一緒に 暮らせるね 幸福の 行方なら わからない けれど 頬杖のまま そのまま語り合う 関係 そっと少しずつの気づかいを お互い身につけ そう どんな過去も美しく 胸にしまう 黄昏から 始まる 二人の 物語 君しか 似合わない風景 |
ほほえみの扉いつまでも 世間知らずで 愛さえも 甘えの中で ぬくぬくと 語る奴が許せない てのひらの 冷たい汗を 握りしめ 押し殺す日の 見上げる空の高さ もし 傷つけ合うなら 惜しまずさらけ出して いたわり合うなら そっときびしく いつか季節が ふるい落とす 夕映えの 鰯雲には なつかしい 夢の連なり 見上げる空の高さ 今 傷つけ合うなら 惜しまずさらけ出して いたわり合うなら そっときびしく 今 傷つけ合うなら 惜しまずさらけ出して ほほえみの扉が 見えて来たら いつか季節が ふるい落とす あなたには わかってほしい 過去の日も 愛の連なり ほほえみで 語る人の気高さを | 来生たかお | 来生えつこ | 来生たかお | | いつまでも 世間知らずで 愛さえも 甘えの中で ぬくぬくと 語る奴が許せない てのひらの 冷たい汗を 握りしめ 押し殺す日の 見上げる空の高さ もし 傷つけ合うなら 惜しまずさらけ出して いたわり合うなら そっときびしく いつか季節が ふるい落とす 夕映えの 鰯雲には なつかしい 夢の連なり 見上げる空の高さ 今 傷つけ合うなら 惜しまずさらけ出して いたわり合うなら そっときびしく 今 傷つけ合うなら 惜しまずさらけ出して ほほえみの扉が 見えて来たら いつか季節が ふるい落とす あなたには わかってほしい 過去の日も 愛の連なり ほほえみで 語る人の気高さを |
ほんのノスタルジー別れは門出だろう せつない船出だろう テープが引きちぎれたら 名残りの曲が流れる Good-bye 軽く片手で ドライに別れをきめた ひと夏 恋の落書き さよなら センチメンタル 想い出は乱舞する 青い海へ散る花 風に乗って ゆっくり 遠い異国へ 飛んで行け すぎた恋は ノスタルジー 人はみんな ナルシスト 夢をつなぐ エピキュリアン 昨日は昨日 Yesterday's gona 港はこよなく晴れて ペンキを塗り替える船 埠頭でくつろぐカモメ おだやかなコンストラスト 君はベッドの中で 魚になって泳ぎ やわらかい髪の毛は 潮の香りをふくんでた すぎた恋は ノスタルジー 想い出に酔っても無駄 いさぎよく 水平線 心の中に刻んで すぎた恋は ノスタルジー 人はみんな ナルシスト 夢をつなぐ エピキュリアン 昨日は昨日 Yesterday's gona | 来生たかお | 来生えつこ | 来生たかお | | 別れは門出だろう せつない船出だろう テープが引きちぎれたら 名残りの曲が流れる Good-bye 軽く片手で ドライに別れをきめた ひと夏 恋の落書き さよなら センチメンタル 想い出は乱舞する 青い海へ散る花 風に乗って ゆっくり 遠い異国へ 飛んで行け すぎた恋は ノスタルジー 人はみんな ナルシスト 夢をつなぐ エピキュリアン 昨日は昨日 Yesterday's gona 港はこよなく晴れて ペンキを塗り替える船 埠頭でくつろぐカモメ おだやかなコンストラスト 君はベッドの中で 魚になって泳ぎ やわらかい髪の毛は 潮の香りをふくんでた すぎた恋は ノスタルジー 想い出に酔っても無駄 いさぎよく 水平線 心の中に刻んで すぎた恋は ノスタルジー 人はみんな ナルシスト 夢をつなぐ エピキュリアン 昨日は昨日 Yesterday's gona |
My Cousin真一文字に結んだ唇で 軽く肩先触れた僕をにらむ はしゃぎ回った 昨日の君じゃない ほんの一年 過ぎただけなのに たった一つ 年下のいとこ ひと夏だけ へだててふいをつかれる変化 胸元から 腰つきまで あらためて見て ため息をつく 一列ごとに砕ける波を見て 言葉は何も口から出てこない 去年ボートで 沖まで漕ぎ出して 無防備に脚を 投げた君なのに 恋人より かえってむずかしい 薄目開けて そっと覗いて観察したら 確かに今 魅力的な 君を見てると ちょっと照れ臭い 風景は同じでも 確実に人は変わっていく 懐かしい風が吹き 目を閉じて昔を思えば そこに 無邪気な君 飛び跳ねてる いつもよりもまぶしい水平線 太陽だけのせいではないはずさ これからもっと 変わって離れてく 月日の流れ 憎みたい気分 それでもまだ 時々少女で 砂をかけて 舌を出してはいたずらする いとこ同士 くやしいけど 今年は一人 ボートを漕ぐ 今年は一人 ボートを漕ぐ | 来生たかお | 来生えつこ | 来生たかお | 富田素弘 | 真一文字に結んだ唇で 軽く肩先触れた僕をにらむ はしゃぎ回った 昨日の君じゃない ほんの一年 過ぎただけなのに たった一つ 年下のいとこ ひと夏だけ へだててふいをつかれる変化 胸元から 腰つきまで あらためて見て ため息をつく 一列ごとに砕ける波を見て 言葉は何も口から出てこない 去年ボートで 沖まで漕ぎ出して 無防備に脚を 投げた君なのに 恋人より かえってむずかしい 薄目開けて そっと覗いて観察したら 確かに今 魅力的な 君を見てると ちょっと照れ臭い 風景は同じでも 確実に人は変わっていく 懐かしい風が吹き 目を閉じて昔を思えば そこに 無邪気な君 飛び跳ねてる いつもよりもまぶしい水平線 太陽だけのせいではないはずさ これからもっと 変わって離れてく 月日の流れ 憎みたい気分 それでもまだ 時々少女で 砂をかけて 舌を出してはいたずらする いとこ同士 くやしいけど 今年は一人 ボートを漕ぐ 今年は一人 ボートを漕ぐ |
マイ・ラグジュアリー・ナイト物語は始まったばかり 街の中 夜の中 ひとめぐり 私の恋は熱いまま 冷めそうもない 午前零時 寄り添う街路樹 街の影 青い影 ゆらめいて 二人の夜は熱いまま 時も忘れて 恋はゲームじゃなく 生きることね 答えて 愛しいひと 今 確かめたい 言葉より大事なこと うなずくだけでいいから 私をただみつめていて 離れがたい 恋心つのり 触れる肩 寄せる肩 重なって 二人の夜は熱いまま 時も忘れて 恋はゲームじゃなく 生きることね 答えて 愛しいひと 今 確かめたい 言葉より大事なこと 恋はゲームじゃなく 生きることね そうでしょう 愛しいひと その愛の証し かよい合うこのひととき うなずくだけでわかるわ あなたの眼の輝きで マイ・ラグジュアリー マイ・ラグジュアリー・イン・ザ・ナイト | 来生たかお | 来生えつこ | 来生たかお | 福井崚・星勝 | 物語は始まったばかり 街の中 夜の中 ひとめぐり 私の恋は熱いまま 冷めそうもない 午前零時 寄り添う街路樹 街の影 青い影 ゆらめいて 二人の夜は熱いまま 時も忘れて 恋はゲームじゃなく 生きることね 答えて 愛しいひと 今 確かめたい 言葉より大事なこと うなずくだけでいいから 私をただみつめていて 離れがたい 恋心つのり 触れる肩 寄せる肩 重なって 二人の夜は熱いまま 時も忘れて 恋はゲームじゃなく 生きることね 答えて 愛しいひと 今 確かめたい 言葉より大事なこと 恋はゲームじゃなく 生きることね そうでしょう 愛しいひと その愛の証し かよい合うこのひととき うなずくだけでわかるわ あなたの眼の輝きで マイ・ラグジュアリー マイ・ラグジュアリー・イン・ザ・ナイト |
幕が下りてから幕が下りてから すべて始まるから 君の腕を取って 反応確かめる 映画も舞台も ロマンスの演出 危険な恋さえも 物語のように 程よく アレンジされ 二人に 罪はないと 舗道に出て 夜風抜けて いつものカウンター バラ色のグラス重ね 君の瞳には 余韻が揺れている 少しなまめかしい シーンをたどってる 唇のふちに 浮かべたほほえみは 愛をねだる時の したたかな表情 漂い 流れる夜 言葉は 短くなる 覚えたての 台詞ひとつ ヒロインになりきり 君が甘い声で言う 男はまだ 落ち着かずに 一晩のプロセス 思い巡らせて迷う 幕が下りてから すべて始まるけど 急ぎすぎる夢に たじろぐ感じさえ 君が思うほど 簡単じゃないはず 急ぎすぎる恋は 幕切れも早いよ かりそめでも 君は 割り切れるの 今夜 どこかで心はぐれそうで | 来生たかお | 来生えつこ | 来生たかお | 萩田光雄 | 幕が下りてから すべて始まるから 君の腕を取って 反応確かめる 映画も舞台も ロマンスの演出 危険な恋さえも 物語のように 程よく アレンジされ 二人に 罪はないと 舗道に出て 夜風抜けて いつものカウンター バラ色のグラス重ね 君の瞳には 余韻が揺れている 少しなまめかしい シーンをたどってる 唇のふちに 浮かべたほほえみは 愛をねだる時の したたかな表情 漂い 流れる夜 言葉は 短くなる 覚えたての 台詞ひとつ ヒロインになりきり 君が甘い声で言う 男はまだ 落ち着かずに 一晩のプロセス 思い巡らせて迷う 幕が下りてから すべて始まるけど 急ぎすぎる夢に たじろぐ感じさえ 君が思うほど 簡単じゃないはず 急ぎすぎる恋は 幕切れも早いよ かりそめでも 君は 割り切れるの 今夜 どこかで心はぐれそうで |
窓辺から愛しすぎる 窓辺が欲しい 眺めて あきないほどの 夏草を分け進む 少女の姿 髪飾りが 見え隠れて 夢と一緒に 旅立つ過去は いつでも 幻だけ残して 横を向く 黄昏ごとに 暮れてく時代 いつでも 幻だけ頼って 探すだけ 窓辺で あの日の景色運ぶ 風を待つ | 来生たかお | 来生えつこ | 来生たかお | 武沢豊 | 愛しすぎる 窓辺が欲しい 眺めて あきないほどの 夏草を分け進む 少女の姿 髪飾りが 見え隠れて 夢と一緒に 旅立つ過去は いつでも 幻だけ残して 横を向く 黄昏ごとに 暮れてく時代 いつでも 幻だけ頼って 探すだけ 窓辺で あの日の景色運ぶ 風を待つ |
まばゆさの余韻サヨナラ まばゆい夏の影 夜空の花火は まるでフィナーレ 波音 背中で聞きながら ほろ苦い想い 押し戻すよ すべていつか 夢の一部 ちりばめた思い出 はじけてく 君の涙 僕の腕の中 せつなく拒否して きれいだった 秋を告げる 渇いた風に 追いかけられるように サヨナラ言う いつでも まばゆい恋の影 残して あの日に 変わっていく 季節ごとの 風の匂い 甘い余韻そっと 誘うけど 眠るように 終わった夢だと にじんで消えていく 恋心も せつない日は 繰り返し来る そのたびにもう一度 サヨナラ言う サヨナラ言う 風に 夢に まばゆさに | 来生たかお | 来生えつこ | 来生たかお | | サヨナラ まばゆい夏の影 夜空の花火は まるでフィナーレ 波音 背中で聞きながら ほろ苦い想い 押し戻すよ すべていつか 夢の一部 ちりばめた思い出 はじけてく 君の涙 僕の腕の中 せつなく拒否して きれいだった 秋を告げる 渇いた風に 追いかけられるように サヨナラ言う いつでも まばゆい恋の影 残して あの日に 変わっていく 季節ごとの 風の匂い 甘い余韻そっと 誘うけど 眠るように 終わった夢だと にじんで消えていく 恋心も せつない日は 繰り返し来る そのたびにもう一度 サヨナラ言う サヨナラ言う 風に 夢に まばゆさに |
水の消息霧雨にラブソディ 流れてるガーシュイン 見上げた窓によぎる 抱擁の幻想 低く 飛ぶ鳥のはばたき 水を含んで鈍い動き ミラーの折れた ワゴンに止まる あのひとの消息も 途切れそうな街で ホテルのマッチ湿り 肩越し投げ捨てる 遠く 煙る港の船 絵の具が流れて溶けたよう 俺もこのまま 消えていきそう イニシャル入りの便箋に 青くにじんだ走り書き すべて つい昨日 水に 覆われた街並 愛の痕跡をすくっても 俺もこのまま 消えていきそう 霧雨からのがれて ホテルのドア開ける 鏡に映す顔に 思い出もゆがんで | 来生たかお | 来生えつこ | 来生たかお | | 霧雨にラブソディ 流れてるガーシュイン 見上げた窓によぎる 抱擁の幻想 低く 飛ぶ鳥のはばたき 水を含んで鈍い動き ミラーの折れた ワゴンに止まる あのひとの消息も 途切れそうな街で ホテルのマッチ湿り 肩越し投げ捨てる 遠く 煙る港の船 絵の具が流れて溶けたよう 俺もこのまま 消えていきそう イニシャル入りの便箋に 青くにじんだ走り書き すべて つい昨日 水に 覆われた街並 愛の痕跡をすくっても 俺もこのまま 消えていきそう 霧雨からのがれて ホテルのドア開ける 鏡に映す顔に 思い出もゆがんで |
無口な夜メロディーが 出逢いから流れていた 心地良い 二人だけのソナタ ラジオのニュースさえも ラブソングに聴こえ 君と見つめ合った 君がもし 疲れたまま眠っても 僕はただ そばにいてあげるよ 時計はベッドの下 投げ込んでしまうよ 夢のじゃまはしない だからSleep my Dear 君といれば 心は こんなに静かで透明 ドアの外は 騒がしくても 相変わらず都会は せわしない夕暮れ 愛も使いすてさ だからSleep my Dear 瞳とじて そっとCall my name 呼び合えば二人 静かなデュエット 無口な夜 それでいいさ Sleep my Dear Sleep my Dear …… | 来生たかお | 来生えつこ | 来生たかお | | メロディーが 出逢いから流れていた 心地良い 二人だけのソナタ ラジオのニュースさえも ラブソングに聴こえ 君と見つめ合った 君がもし 疲れたまま眠っても 僕はただ そばにいてあげるよ 時計はベッドの下 投げ込んでしまうよ 夢のじゃまはしない だからSleep my Dear 君といれば 心は こんなに静かで透明 ドアの外は 騒がしくても 相変わらず都会は せわしない夕暮れ 愛も使いすてさ だからSleep my Dear 瞳とじて そっとCall my name 呼び合えば二人 静かなデュエット 無口な夜 それでいいさ Sleep my Dear Sleep my Dear …… |
Made In X'mas街路樹にもデコレーション 銀の花咲くよ おシャレなエプロンの ケーキ売りの娘 忙しそうなウェイター 身軽にステップ グラスの行列を さばいてるよ 今宵の君は 特別 素敵だよ さりげなく髪に 揺れるリボンきれいさ 恋は Made in X'mas 瞳きらり ときめくまま 始まる 恋は Hold on X'mas 僕の心 愛に染めて このまま ほらプレゼントさ 耳元へとカンバーセーション ささやき渦巻く 頬寄せて見つめる キャンドルライト 寒さなんてウインター 吹き飛ばす夜さ この日だけは星も 眠らないよ 甘える肩に 吐息が そよいだら ミントの香りが そっとキスを誘うよ 恋は Made in X'mas 君と二人 夢を飾る この夜 恋は Dreamin' X'mas またたく星 永遠へと 願いが ほら届くように 恋は Made In X'mas 僕の心 愛に染めて このまま ほらプレゼントさ | 来生たかお | 来生えつこ | 来生たかお | | 街路樹にもデコレーション 銀の花咲くよ おシャレなエプロンの ケーキ売りの娘 忙しそうなウェイター 身軽にステップ グラスの行列を さばいてるよ 今宵の君は 特別 素敵だよ さりげなく髪に 揺れるリボンきれいさ 恋は Made in X'mas 瞳きらり ときめくまま 始まる 恋は Hold on X'mas 僕の心 愛に染めて このまま ほらプレゼントさ 耳元へとカンバーセーション ささやき渦巻く 頬寄せて見つめる キャンドルライト 寒さなんてウインター 吹き飛ばす夜さ この日だけは星も 眠らないよ 甘える肩に 吐息が そよいだら ミントの香りが そっとキスを誘うよ 恋は Made in X'mas 君と二人 夢を飾る この夜 恋は Dreamin' X'mas またたく星 永遠へと 願いが ほら届くように 恋は Made In X'mas 僕の心 愛に染めて このまま ほらプレゼントさ |
灼けた夏ほろ苦い麦酒(ビール)の泡がグラスにあふれる こぼれ落ちた想い出 遠く拡がり 乾いた風が吹いている 僕の周り 悲しみほどではなくて 言葉にならない あのひとへの 心残りの風よ 灼けた夏に 痛み残る恋よ 静かに眠れ 注がれる麦酒(ビール)の泡が しぼんで失くなる はしゃぎすぎたあとの 心に似て 忘れたはずの感傷が ふと漂う 寄せては返す刹那に 揺れるおもかげ あのひとへの 心残りの風よ 灼けた夏に 痛み残る恋よ 静かに眠れ 真昼の海岸線は 白いふちどり こんなはずじゃないのに 打ち消すとまどい あのひとへの 心残りの風よ 灼けた夏に 痛み残る恋よ 静かに眠れ 心残りの風よ 灼けた夏に 痛み残る恋よ 静かに眠れ | 来生たかお | 来生えつこ | 来生たかお | | ほろ苦い麦酒(ビール)の泡がグラスにあふれる こぼれ落ちた想い出 遠く拡がり 乾いた風が吹いている 僕の周り 悲しみほどではなくて 言葉にならない あのひとへの 心残りの風よ 灼けた夏に 痛み残る恋よ 静かに眠れ 注がれる麦酒(ビール)の泡が しぼんで失くなる はしゃぎすぎたあとの 心に似て 忘れたはずの感傷が ふと漂う 寄せては返す刹那に 揺れるおもかげ あのひとへの 心残りの風よ 灼けた夏に 痛み残る恋よ 静かに眠れ 真昼の海岸線は 白いふちどり こんなはずじゃないのに 打ち消すとまどい あのひとへの 心残りの風よ 灼けた夏に 痛み残る恋よ 静かに眠れ 心残りの風よ 灼けた夏に 痛み残る恋よ 静かに眠れ |
やさしさ、ひとときバラの花の一輪で 心がなごむことがあるね ほんの君のひとことで その日が愉しくなる場合もあるよ 小さなできごと 積み重ねるたび ささやかなきずなが 生まれてく やさしさは 飾りものでもない 君の涙きれいだよ 自然なままあふれて落ちた いとしいほどきれいだよ くちびるでふれてみた静かな睫毛 ひとときひととき 消えてく時間が とてつもなく惜しい 気がするね 今だけが 事実だなんて辛い ひとときひととき 重ねた時間が 記憶の中で 今めぐる やさしさひととき まどろむソファーで ほんのいさかいなど 忘れてく くちづけで 涙まで すくいとる せつなさ かみしめて | 来生たかお | 来生えつこ | 来生たかお | | バラの花の一輪で 心がなごむことがあるね ほんの君のひとことで その日が愉しくなる場合もあるよ 小さなできごと 積み重ねるたび ささやかなきずなが 生まれてく やさしさは 飾りものでもない 君の涙きれいだよ 自然なままあふれて落ちた いとしいほどきれいだよ くちびるでふれてみた静かな睫毛 ひとときひととき 消えてく時間が とてつもなく惜しい 気がするね 今だけが 事実だなんて辛い ひとときひととき 重ねた時間が 記憶の中で 今めぐる やさしさひととき まどろむソファーで ほんのいさかいなど 忘れてく くちづけで 涙まで すくいとる せつなさ かみしめて |
やわらかな刺激いつでも違う あなたがいる 会うたびごとに 劇的では なくて ほんの少しずつ 去年よりも きれいになる 知らないうちに 女優よりも もっと上手 演技もせず 不思議だね すべての 月日の 移り変わりを 並べて今 愛は歴史 そう感じてる 指折り数えても 数え切れなくて 思い出なら ひとり歩き 追いつけないほど まぶしいよ うなじにある ほくろの位置 そんなことさえ ひとつひとつ 印象的 今の僕に 刺激的 流れる 時間と 二人の心 場面場面 愛は歴史 続いていくよ やわらかな刺激は やわらかく素敵 ほほえんでも うつむいても ずっとあなたを 見ていたい やわらかな刺激は やわらかく素敵 その日その日 その時どき ずっとあなたを 見ていたい | 来生たかお | 来生えつこ | 来生たかお | | いつでも違う あなたがいる 会うたびごとに 劇的では なくて ほんの少しずつ 去年よりも きれいになる 知らないうちに 女優よりも もっと上手 演技もせず 不思議だね すべての 月日の 移り変わりを 並べて今 愛は歴史 そう感じてる 指折り数えても 数え切れなくて 思い出なら ひとり歩き 追いつけないほど まぶしいよ うなじにある ほくろの位置 そんなことさえ ひとつひとつ 印象的 今の僕に 刺激的 流れる 時間と 二人の心 場面場面 愛は歴史 続いていくよ やわらかな刺激は やわらかく素敵 ほほえんでも うつむいても ずっとあなたを 見ていたい やわらかな刺激は やわらかく素敵 その日その日 その時どき ずっとあなたを 見ていたい |
Your Days陽ざしまで 君は連れてくる やわらかい まなざしが素敵 誰よりも 歯切れのいい声 響かせて 今日も席につく 世界は 動き始める 君の周りも 忙しく ほほえみ 風のように運んで いつも僕をなごませる ほんのりと 眠たげな午後は さすが君 まなざしがゆるむ 電話の 音にはじかれて 飛びついた そんな君かわいい 普通に 恋も夢見て ドラマのように 憧れる ファイルの 山の陰でうつむく そんな時もあったよね 頬に落ちた涙 そっとぬぐってたね 僕の前で とても いとしい君さ たそがれに 風をよけながら 足取りと 笑顔変わらない Don't you be blue 君の毎日 素直なままでいるように Happy your day 心渇く東京 君はもっと 輝いて | 来生たかお | 来生えつこ | 来生たかお | | 陽ざしまで 君は連れてくる やわらかい まなざしが素敵 誰よりも 歯切れのいい声 響かせて 今日も席につく 世界は 動き始める 君の周りも 忙しく ほほえみ 風のように運んで いつも僕をなごませる ほんのりと 眠たげな午後は さすが君 まなざしがゆるむ 電話の 音にはじかれて 飛びついた そんな君かわいい 普通に 恋も夢見て ドラマのように 憧れる ファイルの 山の陰でうつむく そんな時もあったよね 頬に落ちた涙 そっとぬぐってたね 僕の前で とても いとしい君さ たそがれに 風をよけながら 足取りと 笑顔変わらない Don't you be blue 君の毎日 素直なままでいるように Happy your day 心渇く東京 君はもっと 輝いて |
夢の途中さよならは 別れの言葉じゃなくて 再び逢うまでの遠い約束 現在(いま)を嘆いても 胸を 痛めても ほんの夢の途中 このまま 何時間でも 抱いていたいけど ただこのまま 冷たい頬を 暖めたいけど 都会は 秒刻みの あわただしさ 恋も コンクリートの 籠の中 君がめぐり逢う 愛に 疲れたら きっともどっておいで 愛した男たちを 想い出に替えて いつの日にか 僕のことを 想い出すがいい ただ心の 片隅にでも 小さくメモして スーツケース いっぱいにつめこんだ 希望という名の 重い荷物を 君は 軽々と きっと持ち上げて 笑顔見せるだろう 愛した男たちを かがやきに替えて いつの日にか 僕のことを 想い出すがいい ただ心の 片隅にでも 小さくメモして ララララ………… | 来生たかお | 来生えつこ | 来生たかお | | さよならは 別れの言葉じゃなくて 再び逢うまでの遠い約束 現在(いま)を嘆いても 胸を 痛めても ほんの夢の途中 このまま 何時間でも 抱いていたいけど ただこのまま 冷たい頬を 暖めたいけど 都会は 秒刻みの あわただしさ 恋も コンクリートの 籠の中 君がめぐり逢う 愛に 疲れたら きっともどっておいで 愛した男たちを 想い出に替えて いつの日にか 僕のことを 想い出すがいい ただ心の 片隅にでも 小さくメモして スーツケース いっぱいにつめこんだ 希望という名の 重い荷物を 君は 軽々と きっと持ち上げて 笑顔見せるだろう 愛した男たちを かがやきに替えて いつの日にか 僕のことを 想い出すがいい ただ心の 片隅にでも 小さくメモして ララララ………… |
夢より遠くへ突然に 心吹く風つらぬいて 少し危険でもいいさ 君を連れてく 黄昏に 誘われるまま 二人の アリバイは 都会時間に消して 夢より遠く 愛も連れて 気ままに刺激して あしたが来る ありのままの 二人になる 心の記憶 季節ごと ままならぬ 想いはいつもシルエット ただ一緒にいたいのに たくさんの夜 会えない日 取り戻すから このまま 知りすぎた 都会時計は忘れて 夢より遠く 君を運び 抱きしめたい だから ちょっと far away 愛なら近く 寄り添うから 言葉も消して くちづける 君を連れてく 黄昏に 誘われるまま やさしい 風の中 素直な君がいるよ 夢より遠く 愛も連れて 気ままに刺激して あしたが来る ありのままの 思いすべて 気ままに落書 描いてく | 来生たかお | 来生えつこ | 来生たかお | | 突然に 心吹く風つらぬいて 少し危険でもいいさ 君を連れてく 黄昏に 誘われるまま 二人の アリバイは 都会時間に消して 夢より遠く 愛も連れて 気ままに刺激して あしたが来る ありのままの 二人になる 心の記憶 季節ごと ままならぬ 想いはいつもシルエット ただ一緒にいたいのに たくさんの夜 会えない日 取り戻すから このまま 知りすぎた 都会時計は忘れて 夢より遠く 君を運び 抱きしめたい だから ちょっと far away 愛なら近く 寄り添うから 言葉も消して くちづける 君を連れてく 黄昏に 誘われるまま やさしい 風の中 素直な君がいるよ 夢より遠く 愛も連れて 気ままに刺激して あしたが来る ありのままの 思いすべて 気ままに落書 描いてく |
檸檬空席見つけ 向かい合わせたひと 窓の外は はるか緑 どことなく二人 ぎこちなくて 景色だけ 見ているよ ひと駅ごと 減ってく乗客 笑い声ごと 遠のいていくと 余計気になる 目の前のひと ふいによぎる さわやかな香りに 視線移す 君の手元 檸檬がいくつか 籠の中に 重なって 輝いて ひと駅ごと 強くなる香り 降りる支度を し始めた君の 仕草すべてが とても気になる 伸び上がる しなやかな 背筋から 指先まで見つめ 引き止めたい衝動 少し目の前が 寂しくなる 景色さえ 色褪せる 外はずっと のどかな風景 終点までの 道のり道連れ 檸檬の君の 甘い残り香 甘い残り香 | 来生たかお | 来生えつこ | 来生たかお | 新川博 | 空席見つけ 向かい合わせたひと 窓の外は はるか緑 どことなく二人 ぎこちなくて 景色だけ 見ているよ ひと駅ごと 減ってく乗客 笑い声ごと 遠のいていくと 余計気になる 目の前のひと ふいによぎる さわやかな香りに 視線移す 君の手元 檸檬がいくつか 籠の中に 重なって 輝いて ひと駅ごと 強くなる香り 降りる支度を し始めた君の 仕草すべてが とても気になる 伸び上がる しなやかな 背筋から 指先まで見つめ 引き止めたい衝動 少し目の前が 寂しくなる 景色さえ 色褪せる 外はずっと のどかな風景 終点までの 道のり道連れ 檸檬の君の 甘い残り香 甘い残り香 |