蜃気楼の宿酸いも甘いも 噛みわけた 嘘よそんな 大人じゃないわ 恋の焚火を 消し忘れ 乱れるままに 流される 途切れ途切れの ふたり旅 今宵の宿も 蜃気楼 砂を咬むよな 苦しみを そうよ好きで してるんだもの 今じゃ戻れぬ 崖っぷち 日照り不足の うらなりね 迷いながらの ふたり旅 今宵の宿も 蜃気楼 命がけだと 言われても 駄目よお家 こわしちゃ駄目よ つらい恋路の 花筵 バカなわたしを 責めないで 人目忍んだ ふたり旅 今宵の宿も 蜃気楼 | 藤田一路 | まるやままさみ | 田中英樹 | 川端マモル | 酸いも甘いも 噛みわけた 嘘よそんな 大人じゃないわ 恋の焚火を 消し忘れ 乱れるままに 流される 途切れ途切れの ふたり旅 今宵の宿も 蜃気楼 砂を咬むよな 苦しみを そうよ好きで してるんだもの 今じゃ戻れぬ 崖っぷち 日照り不足の うらなりね 迷いながらの ふたり旅 今宵の宿も 蜃気楼 命がけだと 言われても 駄目よお家 こわしちゃ駄目よ つらい恋路の 花筵 バカなわたしを 責めないで 人目忍んだ ふたり旅 今宵の宿も 蜃気楼 |
手取川「何がなくても お前がいれば」 そんな言葉が 身に染みて 耐える苦労の 楽しさを 教えてくれた あなたはいない 卯月 花月 手取川 帰ってお願い 加賀の地は 愛を点した 故郷でしょう 涙こらえて 桜舞う 「お前死んだら 生きてはゆけぬ」 そんなつぶやき ほだされて 抱かれて染めた この肌の 炎も消せず あなたを待つの 葉月 萩月 手取川 帰ってお願い 加賀の地は 愛を育てた 故郷でしょう 涙たたえた 螢舞う 「助け舟だよ お前はいつも」 そんな囁き 身もだえて すがった背中 ぬくもりを 忘れさせない あなたが憎い 師走 籠月 手取川 帰ってお願い 加賀の地は 愛を紡いだ 故郷でしょう 涙まじりの 雪が舞う | 藤田一路 | まるやままさみ | 坂東旭祥 | | 「何がなくても お前がいれば」 そんな言葉が 身に染みて 耐える苦労の 楽しさを 教えてくれた あなたはいない 卯月 花月 手取川 帰ってお願い 加賀の地は 愛を点した 故郷でしょう 涙こらえて 桜舞う 「お前死んだら 生きてはゆけぬ」 そんなつぶやき ほだされて 抱かれて染めた この肌の 炎も消せず あなたを待つの 葉月 萩月 手取川 帰ってお願い 加賀の地は 愛を育てた 故郷でしょう 涙たたえた 螢舞う 「助け舟だよ お前はいつも」 そんな囁き 身もだえて すがった背中 ぬくもりを 忘れさせない あなたが憎い 師走 籠月 手取川 帰ってお願い 加賀の地は 愛を紡いだ 故郷でしょう 涙まじりの 雪が舞う |
みもざの女上着の裾を はぐれぬように つかまりついて 来る子のような お前のいとしさ 胸から消えぬ まるで夢追い人の花 みもざの化身か 面影を ひとりまさぐり 忍び酒 俺を迎える 寝化粧なんか せずとも素顔 きれいなお前 どこから歯車 狂ったのだろ 訳けも言わずに 去るなんて みもざの吹雪に まかれたか さがしあぐねて 迷い酒 お前の心の 哀しい小箱 おろかにあけて たたずむだけの 無器用男が いやになったか 悔やんだ涙の差し水を みもざの花に かけられぬ 傷をいたわり ひとり酒 | 藤田一路 | まるやままさみ | 坂東旭祥 | | 上着の裾を はぐれぬように つかまりついて 来る子のような お前のいとしさ 胸から消えぬ まるで夢追い人の花 みもざの化身か 面影を ひとりまさぐり 忍び酒 俺を迎える 寝化粧なんか せずとも素顔 きれいなお前 どこから歯車 狂ったのだろ 訳けも言わずに 去るなんて みもざの吹雪に まかれたか さがしあぐねて 迷い酒 お前の心の 哀しい小箱 おろかにあけて たたずむだけの 無器用男が いやになったか 悔やんだ涙の差し水を みもざの花に かけられぬ 傷をいたわり ひとり酒 |