君の涙は俺がふく泣けたよ あん時ゃ こらえきれなくて 旅立つ背中で すすり泣いた人 行かなきゃならない 旅がある 男の胸には 地図がある 泣きなよ 帰ったぜ 嬉し泣いてくれ 今日から涙は 君の涙は 俺が拭いてやる 飲んだよ ひとりで 込み上げた夜は 見知らぬ酒場で 君の名を呼んだ 届かぬ面影 引きずって どこかに二人の 明日はある 泣きなよ 今夜は 冬を越えて来た 今日から涙は 君の涙は 俺が拭いてやる 泣いたね ふたりで やっと逢えた日は 遠くで手を振る 笑顔見た時に 故郷の山さえ 光ってた 男の夢路を 貫いた 泣きなよ 帰ったぜ 嬉し泣いてくれ これからずっと 君の涙は 俺が拭いてやる | ヒデオ銀次 | 石森ひろゆき | 石森ひろゆき | 成田玲 | 泣けたよ あん時ゃ こらえきれなくて 旅立つ背中で すすり泣いた人 行かなきゃならない 旅がある 男の胸には 地図がある 泣きなよ 帰ったぜ 嬉し泣いてくれ 今日から涙は 君の涙は 俺が拭いてやる 飲んだよ ひとりで 込み上げた夜は 見知らぬ酒場で 君の名を呼んだ 届かぬ面影 引きずって どこかに二人の 明日はある 泣きなよ 今夜は 冬を越えて来た 今日から涙は 君の涙は 俺が拭いてやる 泣いたね ふたりで やっと逢えた日は 遠くで手を振る 笑顔見た時に 故郷の山さえ 光ってた 男の夢路を 貫いた 泣きなよ 帰ったぜ 嬉し泣いてくれ これからずっと 君の涙は 俺が拭いてやる |
北港哀歌縁も所縁(ゆかり)も無い町に 軋(きし)む列車を乗り継いで 夜明けの駅に 降り立って 海鳴り聞いたの二年前 泣いてもいいよと 泣いてもいいよと 風が吹く 南風止まぬ 時化(しけ)止まず そのまま 港で働いて そのまま 町に住みついて あいつの写真 見せながら 行方をカモメに聞いたっけ 泣いてもいいよと 泣いてもいいよと 風が吹く 南風止まぬ 時化止まず 冬には寝返り打つだけで 誰かを探す癖が出る ひとり寝 膝(ひざ)が冷たくて 涙で指先 温めた 泣いてもいいよと 泣いてもいいよと 風が吹く 南風止まぬ 時化止まず 泣いてもいいよと 泣いてもいいよと 風が吹く 南風止まぬ 時化止まず | ヒデオ銀次 | 石森ひろゆき | 小田純平 | 矢田部正 | 縁も所縁(ゆかり)も無い町に 軋(きし)む列車を乗り継いで 夜明けの駅に 降り立って 海鳴り聞いたの二年前 泣いてもいいよと 泣いてもいいよと 風が吹く 南風止まぬ 時化(しけ)止まず そのまま 港で働いて そのまま 町に住みついて あいつの写真 見せながら 行方をカモメに聞いたっけ 泣いてもいいよと 泣いてもいいよと 風が吹く 南風止まぬ 時化止まず 冬には寝返り打つだけで 誰かを探す癖が出る ひとり寝 膝(ひざ)が冷たくて 涙で指先 温めた 泣いてもいいよと 泣いてもいいよと 風が吹く 南風止まぬ 時化止まず 泣いてもいいよと 泣いてもいいよと 風が吹く 南風止まぬ 時化止まず |
渡り鳥侘しさばかりが 吹き溜まる 路地裏夜更けの 港町 あの娘がひとりで あてもなく 誰かを待って いたことを 知っているだろ 冬カモメ なぜに素知らぬ 声で鳴く ごめんよ おまえは 渡り鳥か 切なさばかりが 打ち寄せる どんより夜空の 港町 あの娘が身寄りも 無い町で 最後に泣いた その後の 行方カモメも 知らぬのか なぜに哀しい 声で鳴く ごめんよ おまえは 渡り鳥か 笑え 遅れて来た俺を 涙ひとつも 救えずに 馬鹿だろ 俺も 渡り鳥さ 馬鹿だろ 俺も 渡り鳥さ | ヒデオ銀次 | 石森ひろゆき | 石森ひろゆき | 成田玲 | 侘しさばかりが 吹き溜まる 路地裏夜更けの 港町 あの娘がひとりで あてもなく 誰かを待って いたことを 知っているだろ 冬カモメ なぜに素知らぬ 声で鳴く ごめんよ おまえは 渡り鳥か 切なさばかりが 打ち寄せる どんより夜空の 港町 あの娘が身寄りも 無い町で 最後に泣いた その後の 行方カモメも 知らぬのか なぜに哀しい 声で鳴く ごめんよ おまえは 渡り鳥か 笑え 遅れて来た俺を 涙ひとつも 救えずに 馬鹿だろ 俺も 渡り鳥さ 馬鹿だろ 俺も 渡り鳥さ |