三上寛作曲の歌詞一覧リスト  8曲中 1-8曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
くのいちブルース中山千夏中山千夏三上寛三上寛私あんたに 惚れてるけど あんたの他にも 惚れてるものある 今はちょいと 言えないけどね あんたの前じゃ 言えないけどね だけど少し待ってておくれ そのうちそれをあんたにも わけてやるからさ  私あんたに 熱いけれど あんたの他にも 熱いものある 今はちょいと 内緒だけどね あんたの前じゃ 言えないけどね だけど少しがまんしておくれ そのうちそれがあんたにも 熱くなるからさ  私あんたが 好きだけれど あんたの他にも 好きなものある 今はちょいと 秘密だけどね あんたの前じゃ 言えないけどね だけど少し黙ってておくれ そのうちそれがあんたも 好きになるからさ
あなたもスターになれるフラワーカンパニーズフラワーカンパニーズ三上寛三上寛遠くに見えるものは ありゃなんだ 村の火葬場の煙突じゃないし ストリップ劇場ののぼりじゃないし 落ちたこの世のカケラじゃないし 地球がたらしたクソでもないし まさか幸せ乗せた白い汽船じゃないだろう  月賦で買ったテレビに誘われ 幸せだからと手をたたき 悪の季節を恋の季節にすりかえられて また会う日まで 空に太陽ある限り  遠くで呼んでいる奴 ありゃ誰だ 夜中に逃げた親父じゃないし とうとう狂ったあいつじゃないし いつか堕した子供じゃないし 道徳教えた先生じゃないし まさかほほえみ浮べた希望の友じゃないだろう  希望の前にあきらめ覚え 産れる前に死ぬ事覚え 与える前に盗みを覚え 手を組むたびに裏切り覚え  遠くに見えるものは ありゃなんだ 食ったブタの祭りじゃないし 永遠の処女の群れでもないし 催促された家賃じゃないし まさか幸せいっぱいの夢の小島じゃないだろう まさか平和がいっぱいの夢の小島じゃないだろう
このレコードを私に下さい三上寛三上寛三上寛三上寛燃えてる街をくぐりぬけて 正月の八百屋から盗んできた 血まみれのリンゴを一つ 私に下さい そのしぼんだ種を 宿せるかもしれないから そのしぼんだ種を かじりとれるかもしれないから  愛と希望にむせび泣きながら 正月の区役所から盗んできた 住民票の切れはしを私に下さい その印刷された紙の中で 人間でいれるかもしれない その印刷された紙の中で 日本人でいれるかもしれない  恋に破れた牛を食うために 正月の肉屋から盗んできた 生臭い庖丁を私に下さい それでキレイにアソコを剃れば 新しい私になれるかもしれない それでキレイにアソコを剃れば 新しい彼にあえるかもしれない  天使の誘惑にさそわれて 正月の紀伊国屋書店から盗んできた 鉄より重い本を一冊私に下さい その読めない字で何か 思い出せるかもしれないから その読めない字で何か 喋れるかもしれないから  いつものように思い立って 正月の産婦人科から盗んできた 産まれたばかりの赤ン坊を私に下さい その小さな固まりを抱いて 歩けるかもしれないから その小さな固まりを抱いて 眠れるかもしれないから
華麗なる絶望三上寛三上寛三上寛三上寛ある日の街角にはどんな意味もない ある日の午後にはどんな理由もない 吸いかけのタバコも ほっておけば消えるように そいつは始めから決っていた事なのサ  お前は今腐りかけている 自分でそれがわかるだろう お前が見たものはみんな お前を失くすためにある お前が触ったものはみんな お前を忘れるためにある  だから今のうちに赤いバラを 一輪胸にかざり踊り狂えばいいサ 赤い夕日に涙を流し 恋の痛手に傷ついても そいつは誰かのいたずらだったんだ そいつは何かのまちがいだったんだ
BANG!三上寛三上寛三上寛三上寛右手に挙銃 左手にギター 負けたとみせかけてから逃げ 逃げてからふり返って後ろから バーン 恐ろしさのあまりにたれ流す 犬のようにはいずりまわって バーン ごまかし笑いで バーン  右に眼帯 左眼にトラホーム 淋病をごまかすためにラジオ体操をする 真白いトレーニングパンツに バーン 母の日のカーネーションを握りしめ ノミとシラミに愛の献血 キンチョールに バーン ビタミン剤にも バーン  空に太陽を 心に唄を 張りきりすぎて葬式に君が代 しあわせにまちがえて不しあわせに バーン まちがえたから開き直って バーン 生きたい人にも バーン 死にたい人にも バーン
なんてひどい唄なんだ三上寛三上寛三上寛三上寛風はデタラメに吹いていた 乾いたサルマタが青空にはためいて カツ丼はさらにさらに重く運ばれてきた ああ ああ ああ なんてみっともない なんて訳のわからない夕暮れなんだ ああ ああ ああ なんて訳のわからない夕暮れなんだ  空はだらしなく晴れていた 人たちは皆 性格の不一致で別れ 使われたコンドームを捜しに行くのさ ああ ああ ああ なんて、なんてみっともない人類の平和なんだ ああ ああ ああ なんてみっともない人類の平和なんだ  星はくだらなく輝いていて 百点満点の太陽はあいかわらずの健康で 花のキャバレーで恋をするだろう ああ ああ ああ なんてふざけた夜なんだ ああ ああ ああ なんて、なんてふざけた夜なんだ  天気予報は今日もまた本気になって 青筋たてた冗談をくり返す 雪なんか降らせやがって 死にたがる奴をくすぐるのさ ああ ああ ああ なんて悲しいオカマの誘いなんだ ああ ああ ああ なんて悲しいオカマの誘いなんだ  花は間の抜けた咲き方をして 人並に色なんかつけやがって 安らぎなんかあたえちゃって 結婚式にはリボンを飾るのさ ああ ああ ああ なんてバカバカしい美しさなんだ ああ ああ ああ なんて、なんてバカバカしい美しさなんだ  思い出は標準語でやってきた 絶望的な痛さから逃れるために 親不知を引き抜いた オートバイのように幾何学で爆発しちまったよ ああ ああ ああ なんてみっともないクタバリ方なんだ ああ ああ ああ なんてみっともない なんていいかげんなクタバリ方なんだ  おれはたまたまここにいる 偶然こうして立っている 夜霧はおれを苦しめて ギターはおれの心の友さ ああ ああ ああ なんていいかげんななんて見えすいた嘘なんだ なんていいかげんな唄なんだ ああ ああ ああ なんて、なんて、なんてひどい唄なんだ なんて、なんて、なんてひどい唄なんだ
赤い馬三上寛三上寛三上寛三上寛ここがいつから海だったかは知らない 赤い馬が泳いでいる 足もとの雲は鳥になり 飛び 色は消えて形だけが落ちて行く 腕が伸びる 地平線を掴んでいるのは私だ 体は遠くで浮かんでいる 花は咲いてるようにも見える 燃えてるようにも見える  失くなる事が有ることの ここではほんのりとした証し 失くなる事が有ることの ここではほんのりとした証し  宇宙はなにかの冗談だって あなたは今喋ろうとしてる その唇の動き そのなんでもないちの流れの中で  ぬいぐるみ抱いて羽のふとん 夢見る瞳は星の輝き ぬいぐるみ抱いて羽のふとん 夢みる瞳は星の輝き  考えられない事も 考えてしまった事も それは浜辺に打ち上げられた 一枚の貝殻 そこから出て来る光 忘れてしまった事も 思い出した事も それは穏やかに曲って行く 波の音  ここがいつから海だったかは知らない 私がいつから私だったかは知らない
最後の最後の最後のサンバ三上寛三上寛三上寛三上寛最後の最後の最後まで 乾かないで乾かないで 欲しいものは 女子大生の洗濯物と 心  最後の最後の最後まで 切れないで切れないで 欲しいものは パンツのヒモとあの娘との 絆  最後の最後の最後まで 消えないで消えないで 欲しいものは ストリップ劇場のスポットライトと 夢  最後の最後の最後まで 止まらないで止まらないで 欲しいものは どうにもとまらない山本リンダと 腕時計  最後の最後の最後まで 言わないで言わないで 欲しいものは 推理小説の犯人と さようなら
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