大塚博堂作曲の歌詞一覧リスト  35曲中 1-35曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
めぐり逢い紡いで北川大介北川大介るい大塚博堂D・C・O胸のボタンひとつはずして あなた好みに変わってゆく ただひたむきに愛されたい 惜しみなく奪ってほしい  はじめてつけたマニキュアが もろい かける 割れる はがれる めぐり逢い紡いで愛の色に織りあげた あなたへの燃える火を 断ちきれない 消せはしない  束ね髪をふわり広げて かわいい女つくろって ただひたすらにつなぎとめる 行かないでこっちを向いて  はじめてつけたマニキュアが もろい かける 割れる はがれる めぐり逢い紡いで愛の色に織りあげた あなたへの燃える火を 断ちきれない 消せはしない  めぐり逢い紡いで愛の色に織りあげた あなたへの燃える火を 断ちきれない 消せはしない
過ぎ去りし想い出は中尾ミエ中尾ミエ大塚博堂大塚博堂上地等過ぎ去りし想い出は 木枯し吹く街のように 孤独な胸の奥深く 通りすぎて行く 愛は雪をとかし 恋が芽ばえて 共にくらした日々は 遠い遠い 今はむなしい 過ぎ去りし想い出に ただ一人涙うかべ 若い日のほろにがい酒に もう一度酔いしれる  愛は雪をとかし 恋が芽ばえて 共にくらした日々は 遠い遠い 今はむなしい 過ぎ去りし想い出は 粉雪舞う街のように 孤独な胸の奥深く 通りすぎて行く
坂の上の二階大塚博堂大塚博堂藤公之介大塚博堂坂の上の二階 そんな名前の店 坂を登りつめて ぼくはいつものように 風に追われて 階段を上がる 坂の通り見おろせる 窓ぎわの席 いつも空いている 向かいの椅子に きみの想い出が 今日もただよう フランシス・レイのストリングスが 波のように寄せて 寄せては返す 甘い想い出を ゆらす…… 坂道をころげ落ちる テニスボールのように はずみながら きみは去った  坂の上の二階…… そんな名前の店 レジの電話見つめながら かけてみようかと迷う 淡い夕日が さし込むお店 時計をチラチラ 人待ち顔で ひとりすするコーヒー からっぽの心に にがさだけが しみてゆく フランシス・レイのストリングスが 波のように寄せて 寄せては返す 甘い想い出を ゆらす…… クツクツ煮えたぎる サイフォンの音に にがい想い出が ゆれる ゆれる
夕暮れのような微笑大塚博堂大塚博堂藤公之介大塚博堂たとえば落葉の吹きだまり お好きでしょうか あなたは たとえば夕陽の 影法師 お好きでしょうか あなたは 何げなく そんなことを たずねてみたかった 夕暮れのような微笑 のこして わけも告げずに 去って行く前に  たとえば夜更けの雨の音 お好きでしょうか あなたは たとえば夜明けの もやの色 お好きでしょうか あなたは 照れながら そんなことを ささやいてみたかった 夕暮れのような微笑 のこして あなたは何処へ あなたは何処へ あなたは何処へ あなたは何処へ
旅でもしようか大塚博堂大塚博堂藤公之介大塚博堂少しだけ心が すり切れて来たから ひとりで夜明けに この街とび出す ぼくだけの時間を 無駄づかいしながら 時計を忘れた 旅でもしようか  道づれなんかいらない 歌がひとつあればいいさ あしたは あしたは いづこの空の下  銀色のさざなみ 果てしない海原 広がる夕映え 心も染まるよ ひとりでも生きれる ふたりならなおいい いとしいあなたに 手紙でも書こうか 時刻表などいらない 気まぐれだよこの旅は あしたは あしたは いづこの空の下  道づれなんかいらない 歌がひとつあればいいさ あしたは あしたは いづこの空の下
翌朝大塚博堂大塚博堂藤公之介大塚博堂葉もれ陽 まぶしくて 目覚めた 遅い朝 時間を きいたけど いつもの 声がない あなたに さわれない…… あなたが 消えたあと ひとりで 飲みあかし ボトルを からにして 涙を 詰めかえた ゆうべの 部屋のまま…… 何気なく いつもの癖で あなたの名前 呼んでしまう いるはずがないのに いるはずがないのに……  目覚めの コーヒーを ふたつ 入れながら 気づいて 手をとめて 肩を すくめるの なんだか おかしくて タオルも 歯ぶらしも すべてが 二つずつ 私の まわりには あなたの 影がいる 哀しみ 淀んでいる  何気なく いつもの癖で あなたの名前 呼んでしまう いるはずがないのに いるはずがないのに……
小さな幸福でよければ大塚博堂大塚博堂るい大塚博堂あてもなく旅にでるよりも 恋にこがれた旅がいい さりげなく恋をするより 両手で抱ける方がいい  吹く風に答えさがすより 時の速さを知るがいい あの空に夢を託すより 本気で翔く方がいい  小さな幸福でよければ 僕と一緒に歩いてみませんか 隣り合わせの貧しさと ひとにぎりの愛をつれて  理由(わけ)もなく涙流すより 夜の寒さを知るがいい 何となく生きてゆくより ひたすら生きる方がいい  小さな幸福でよければ 僕と一緒に歩いてみませんか 隣り合わせの貧しさと ひとにぎりの愛をつれて
LOVE IS GONE大塚博堂大塚博堂るい大塚博堂LOVE IS GONE, LOVE IS GONE, LOVE IS GONE 行かないでとすがれない 行ってしまえば届かない いくつかの恋 まわり道して はげしく暮れゆく夕焼けに 他の男(ひと)と違うあなたをみつけ そして今 はらはら落葉がかかる はかなく過ぎた私の夏は 最後の恋さえ裏切って 扉のむこうに明日をみつけ あなたもひとりで歩けるのでしょう LOVE IS GONE, LOVE IS GONE, LOVE IS GONE  愛してると言えなくて 言葉にすると負けなのね それぞれの夢 ちぎれてゆく 別れてしまえばいつか見た 青い青の青さえも色あせてゆく そして今 ぐるぐる季節がまわる うつろな私おきざりにして 最後の恋さえ裏切って 扉のむこうに明日をみつけ あなたもひとりで歩けるのでしょう LOVE IS GONE, LOVE IS GONE, LOVE IS GONE……………
ピアノコンチェルトは聞こえない大塚博堂大塚博堂るい大塚博堂あの日は君の誕生日 学生街の名曲喫茶で 心おきなく話そうと 涙をこらえて約束したね 君はいつもきまって チャイコフスキーをリクエスト 少し苦めのコーヒーも 一年前と変わらない 心なしか君が小さく見えた いつの間にか僕は強くなっていた 風花舞う冬枯れの街に ピアノコンチェルトはもう聞こえない  肩までのびた髪を切り 耳に光ったピアスまで 大人らしくはなったけど しぐさやくせは変わらない 確かなはずの愛なのに 時の流れは残酷で 二人揃いの指輪さえ 意味をなくしてむなしいよ 心なしか君が小さく見えた いつの間にか僕は強くなっていた 風花舞う冬枯れの街に ピアノコンチェルトはもう聞こえない ピアノコンチェルトはもう聞こえない
もう子供でも鳥でもないんだから大塚博堂大塚博堂るい大塚博堂少年の頃ぼくは 色とりどりの小石を集めてた それがただの石ころに思えた時 青空が夢を吸いこんだ 愛する人のそばで ひとりぼっちのさびしさみつめてた 人はみんな傷つき生きてゆく 青空が夢を吸いこんだ アーなつかしすぎ アーとりとめなく ぼくたちはひとり歩きの 季節をみつけだす  もう子供でも鳥でもないから もう子供でも鳥でもないんだから  少年の頃ぼくは 長い髪の少女にあこがれた ある日少女が手を振り遠くへ行った 青空が夢を吸いこんだ アー風に吹かれ アー雲は流れ ぼくたちはひとり歩きの 季節をみつけだす  もう子供でも鳥でもないから もう子供でも鳥でもないんだから  もう子供でも鳥でもないから もう子供でも鳥でもないんだから ラララ………
星への階段(Stairway to the stars)大塚博堂大塚博堂大塚博堂大塚博堂Stairway to the stars 星へ続いた 虹のかけ橋を君と行こう Stairway to the stars 遠く遙かに 果てしない道を歩いて行こう  そこに新しい暮しが いつか素晴しい日々が その時夜が昼をつつむ様に 抱きしめたい  Stairway to the stars 君と行こうよ 星へ続く道を歩いて行こう  そこにまだ見ぬ世界が いつか溶けあう明日が その時愛の言葉すべて君に 捧げたい  Stairway to the stars 君と行こうよ 星へ続く道を歩いて行こう Stairway to the stars
青春は最後のおとぎ話大塚博堂大塚博堂山川啓介大塚博堂キャンパス通りの スクランブル交差点 君は 明日(あす)へとわたる 僕は過去に立ち 行くなと言えなかった 背中をぼんやり見つめてる 道路(みち)の向こうは 実りない夢など 役に立たない世界 「結婚相手は ありふれた人だけど」 最後の言葉がつきささる  ハロー アンド グッバイ そうだね 君が つぶやいた様に ハロー アンド グッバイ 青春は最後の おとぎ話 自由という名の 魔法が消えたら とたんに 大人になるだけ  ビシネススーツの 色をした人ごみに 君が のまれて消える 僕は背中を向けて 二人の足あとを 来たのと逆に たどり出す 知らない間に このあたりも変って 明日(あす)へ急いでるんだね 学生街では 時間(とき)は夢の速さで ゆるやかなんだと 思ってた  ハロー アンド グッバイ そうだね 君が つぶやいた様に ハロー アンド グッバイ 青春は最後の おとぎ話 自由という名の 魔法が消えたら とたんに 大人になるだけ
異人館通り大塚博堂大塚博堂るい大塚博堂海へと続いた異人館通り 夕陽に輝く ステンドグラス スケッチブックを 肩からさげた 君によく似た 少女が通る 君は何処で 暮らしてるのだろう 海は夕なぎ 想い出がよみがえる この街を愛した僕の 青春のメモリー 風に舞う ハーハー この街を愛した僕の 青春のメモリー 風に舞う  君と歩いた異人館通り ぼくの見たてた 白いワンピース 真夏の光が 背中にはじけ 水着のあとが まぶしかったよ 君は何処で 暮らしてるのだろう 君はかげろう ためらいの蜃気楼 この街を愛した僕が 道しるべもなく 立ち尽くす ハーハー この街を愛した僕が 道しるべもなく 立ち尽くす
愁雨大塚博堂大塚博堂るい大塚博堂だから雨よ 降りしきる雨よ だから愛も 洗い流して ひとりひとりでてゆこう はじめて生れた日のように  泣くだけ 泣けばいい 降るだけ 降ればいい 心の芯まで濡らす程 別れを飾ることもない  最後の夜だよ 肌をあわせて 朝がくるまで のみあかそう 君の好きなブルースで  飲むだけ 飲めばいい 酔うだけ 酔えばいい 心の傷ならいやせるが 身体のぬくもり 消せないよ  夢をなくした 想い出よりも 明日を生きてく 勇気をもって 君は君の人生を  だから雨よ 降りしきる雨よ だから愛も 洗い流して ひとりひとりでてゆこう はじめて生れた日のように
映画館大塚博堂大塚博堂藤公之介大塚博堂フランス映画 白黒画面 別れのシーン 雨の街角 立ち去る男 見送る女 涙ひとすじ 流れるメロディー  映写機の音が 間近に聞こえる 暗いシートで 胸つまらせる まるで私ね まるであなたね あれから私 きらめくような 幸せに背を向けたまま  フランス映画 寂しい女 古いアパート こわれた時計 降り続く雨 パリの街並 終わりのマーク 高まるメロディー  映画館を出ると 雨に煙る街 肩を濡らして 下る坂道 まるで映画ね まるでヒロイン あれから私 きらめくような 幸せに背を向けたまま
Never could say good-bye大塚博堂大塚博堂大塚博堂大塚博堂ラララン……… Sailing with you Never could say good-bye Sailing with you Never could say good-bye  ラララン……… Flying with you Never could say good-bye Flying with you Never could say good-bye  ラララン……… Sailing with you Never could say good-bye Sailing with you Never could say good-bye  ラララン……… Flying with you Never could say good-bye Flying with you Never could say good-bye  Sailing with you Never could say good-bye Sailing with you Never could say good-bye  Sailing with you Never could say good-bye Sailing with you Never could say good-bye  …………… ……………
めぐり逢い紡いで布施明布施明るい大塚博堂岩崎文紀胸のボタン ひとつはずして あなた好みに変わってゆく ただひたむきに 愛されたい 惜しみなく奪ってほしい  はじめてつけたマニキュアが もろい かける 割れる はがれる めぐり逢い紡(つむ)いで愛の色に織りあげた あなたへの燃える火を 断ちきれない 消せはしない  束ね髪をふわり広げて かわいい女 つくろって ただひたすらに つなぎとめる 行かないで こっちを向いて  はじめてつけたマニキュアが もろい かける 割れる はがれる めぐり逢い紡いで愛の色に織りあげた あなたへの燃える火を 断ちきれない 消せはしない
私はもう女ですクミコクミコるい大塚博堂国吉良一待ち合わせ時間に早すぎて 紀伊国屋で本を探した 家庭料理の本を買うはずが ランボー詩集を手にした時から 青春は後ろ向きに駆け出した  「スケアクロウ」見た帰り道 あなたは夢遊病者みたいに 口もきかずに歩き続けた 一途なあなたを知った時から 青春はめくるめく走り出した  たえまない風に吹きさらされて 生きることにはぶきっちょだった そんなあなたが好きでした  私が髪を切った日に あなたはボトルをみんな空け 赤い顔して私にいった 君とのことは想い出に 閉じこめるしかないんだと うつむいた  私ちっとも驚かなかった 私ちっとも悲しくなかった せめて朝まで私を見てて 淋しがりやはあなた譲りよ 青春は私の前に立ち尽くす  たえまない風にまかれて歩き いくたび行き戻り いくたびくぐり抜け 私はもう女です 私はもう女です 私はもう女です ラララ…
めぐり逢い紡いで門倉有希門倉有希るい大塚博堂今泉敏郎胸のボタンひとつはずして あなた好みに変わってゆく ただひたむきに愛されたい 惜しみなく奪ってほしい  はじめてつけたマニキュアが もろい かける 割れる はがれる めぐり逢い紡いで愛の色に織りあげた あなたへの燃える火を 断ちきれない 消せはしない  束ね髪をふわり広げて かわいい女つくろって ただひたすらにつなぎとめる 行かないでこっちを向いて  はじめてつけたマニキュアが もろい かける 割れる はがれる めぐり逢い紡いで愛の色に織りあげた あなたへの燃える火を 断ちきれない 消せはしない  めぐり逢い紡いで愛の色に織りあげた あなたへの燃える火を 断ちきれない 消せはしない
結婚する気もないのに大塚博堂大塚博堂藤公之介大塚博堂風に追われるように 足早に歩く 通いなれた坂道は お前のうちへつづく ときおり春の強い風に 行く手をさえぎられ 頬をゆがめながら お前のもとへ急ぐ 結婚する気もないのに 俺は恋人きどり 甘えて寄りかかれば 当然のように お前を抱いてしまう  長すぎるお似合いね 女の大事な時期が 過ぎてしまうわとお前は ひとりごとのように言った 俺もボンヤリ言ったよ お前を抱きながら まるでかげろうのように いつまでこうしてるんだろう 結婚する気もないのに 長すぎる春さ けだるいこの季節は どこまでどこまで つづいて行くのだろう
新宿恋物語大塚博堂大塚博堂藤公之介大塚博堂話のはじめは 新宿通り 伊勢丹前の曲がり角 歩行者天国の 人波の中で 出会いがしらに あいつと触れた ほんのはずみで その細い肩に なぜだか 魅かれてしまったのでした  話はつづいて 角筈あたり 三越裏のカフェテラス 小さなテーブルに 差し向かいで 身の上話に 涙が落ちた ほんのはずみで その夜のうちに あいつを抱いて しまったのでした  話はかわって 柏木あたり 西向きの古い アパートの部屋 あいつの好みの 家具も揃えて 二人の暮らしが はじまっていた ほんのはずみが ほんとになって あいつを愛し はじめたのです  話の終わりは 新宿駅で 始発のホームに ただ一人 にがい思い出を 一つ背負って 旅立つあいつを 見送ったのです ほんのはずみで 朝もやの中に 涙が二つ 落ちてきました
歩道橋大塚博堂大塚博堂藤公之介大塚博堂もしかすると ふるさとの町が見えるかと 歩道橋の上にあがってみました 汚れてしまった ぼくの悲しみのような 都会の空の彼方に あの小さな町が 今も本当にあるのでしょうか 歩道橋の上で 想いはめぐる 歩道橋の彼方 ふるさとは遠い  低い家並のつづく 静かな町に きらきら輝きながら 流れている川 自転車のベル鳴らし 古い木の橋を 君とふたりで通った 学校への道 今も本当にあるのでしょうか 歩道橋の上に 夕陽は暮れる 歩道橋の彼方 君は遠い 歩道橋の上で 想いはめぐる 歩道橋の彼方 ふるさとは遠い
それぞれ大塚博堂大塚博堂藤公之介大塚博堂あした旅立つ人がいる じっとたたずむ人がいる 喋べりつづける人もいる 黙りこくった人もいる みな それぞれの胸の中 いま それぞれに感じてる  ドアを押してる人がいる ドアを引いてる人がいる 笑いころげる人もいる なぜか泣き伏す人もいる みな それぞれのやり方で みな それぞれに歩いてる  きのう別れた人がいる さっき出逢った人がいる うしろ振り向く人もいる 前を見つめる人もいる みな それぞれの足どりで いま それぞれに生きている みな それぞれの足どりで いま それぞれに生きている……
日付のない日記大塚博堂大塚博堂赤尾伸雄大塚博堂アメ色の柱時計は 針をなくして 笑い顔で 僕に眼もくれず 知らんふりの昼さがり 壁のカレンダーは まだ三月のままで 忘れられたことに 腹をたてては ふくれあがる 親にはぐれた小鳥のような 君をなくした一日が過ぎる  古い扇風機は うるさい声で どなりちらし 涼しくもない風が 僕の身体を通り過ぎる 時が僕を 置きざりにして 季節が僕を 置きざりにした 時が僕を 置きざりにして 季節が僕を 置きざりにした
ふるさとでもないのに大塚博堂大塚博堂藤公之介大塚博堂山ふところの 小さな駅に ふらり降りたら 夜明けを待とう あてもないのに 枕木踏んで 線路づたいに モヤかき分ける 見知らぬ人の 会釈を受けて とまどいながらも なごんでしまう ほんとの色を 取り戻せない 紫色はぼくの 心のようだ ふるさとでもないのに ふるさとでもないのに こみ上げて来るのは なんだろう  遥か連なる 山はむらさき いく筋も昇る モミ焼く煙 逃げてここまで 来たわけじゃない 理由などいらない 旅がしたくて 手ごたえのない あの毎日は なんだったのか よくわからない ここでこうして いることだけで 心のつかえを 流せるだろうか ふるさとでもないのに ふるさとでもないのに こみ上げて来るのは なんだろう
一冊の本大塚博堂大塚博堂藤公之介大塚博堂あなたに借りた 五木寛之 今ごろ読む気に なりました また逢う口実 作りたくて 返すためにだけ 借りた本です あなたの愛は さめはじめ 秋へ秋へと 急ぎ足 ぼくは夏の思い出を かかえたままで 立ち止まる 本をあなたに 返さなければ 本をあなたに 返さなければ  男と女の 愛と憎しみ 二人によく似た物語 栞をはさんで 本を閉じて 甘い哀しみ たのしんでます あなたはまるで 風のよう あとも見ないで 走り去る ぼくはまるで 石のよう 思い出重くて 動けない 本をあなたに 返さなければ 本をあなたに 返さなければ
あかねさす紫野ペギー葉山ペギー葉山山口洋子大塚博堂あかねさす紫野、五月の陽はあふれ 籠に摘んだ花束を呼びとめる罪なひと このわたし困まらせないで わたしはもう他人(ひと)のものよ あのひとに見られたらどうするの ああ誘わないでまた逢うから 禁じられた情熱をかりたてる甘い風  あかねさす紫野、あなたは馬に乗り 忘れないと云うようにいつ迄もその手振る 怖いけど胸がときめく どうしてそう悩ませるの この思い押えても押えても ああみつめて、みつめて欲しい 禁じられた情熱をかりたてる甘い風
落葉の日ペギー葉山ペギー葉山山口洋子大塚博堂煙草をふかすあなたの指に 優しい夜霧おりてくる それはわたしのため息なの 囁くように夢のように……  落葉を踏んであなたが歩く 淋しさ秘めたその肩に 星の雫を降らせたくて 愛の雫を降らせたくて……  あなたは知らない 気がつきもしない わたしのそんな思いなど あなたはあなたの道を歩いて ゆけばいいの、それでいいの……  夜更けに流すあなたの涙 わたしは知ってる、感じている 何がわたしにできるだろう どんな言葉を言えばいいの……  あなたは知らない 気がつきもしない わたしのそんな思いなど あなたの匂いをそこに残して ゆけばいいの、それでいいの……
あなたという名の港大塚博堂大塚博堂藤公之介大塚博堂あかのたちおぼくの船は今 岸を離れた 愛という名の 荷物を積んで ぼくはひとり今 舵をにぎる あなたという名の 港を目ざして 白い帆が 風をはらんで 帆柱が しなって軋む ぼくはもう 漕ぎ出してしまった ぼくはもう 漕ぎ出してしまった  ぼくの船はもう 引き返せない たとえ嵐でも あなたを目ざす ぼくの胸は今 波に濡れて 濡れてなおさら 炎を燃やす 海原は あなたへつづく 潮風は あなたへ通う ぼくはもう 漕ぎ出してしまった ぼくはもう 漕ぎ出してしまった  白い帆が 風をはらんで 帆柱が しなって軋む ぼくはもう 漕ぎ出してしまった ぼくはもう 漕ぎ出してしまった 
哀しみ通せんぼ大塚博堂大塚博堂るい大塚博堂船山基紀哀しみは雪のように 粉々に舞いあがり 飛びちぎれ あ… あなたが僕の青春だった 肌寄せあった温もりも 夢を愛した想い出も 時の流れにスライスされて 哀しいことは通せんぼ 風の噂に聞いたけど 結婚したと知らされて 僕の心にすき間風が吹く  哀しみは雪のように 粉々に舞いあがり 飛びちぎれ あ… あなたが僕の青春だった ののしりあった冬の夜も 愛を夢みた想い出も 過ぎてしまえば色あせてゆく 哀しいことは通せんぼ 風の噂に聞いたけど 君が愛した人の子に 僕の名前をつけたんですね  哀しみは雪のように 粉々に舞いあがり 飛びちぎれ あ… あなたが僕の青春だった  哀しみは雪のように 粉々に舞いあがり 飛びちぎれ あ… あなたが僕の青春だった  哀しみは雪のように 粉々に舞いあがり 飛びちぎれ あ… あなたが僕の青春だった  哀しみは雪のように…
娘をよろしく大塚博堂大塚博堂広瀬俊夫大塚博堂森岡賢一郎娘をよろしくと言われた時から 愛さえあれば 君さえいれば そんな物語が 無くなってしまった 君を幸せに そして大事な娘を 僕の妻に 今はポケットの中の ひと握りの夢と君と貧しさがすべて 新しい人生が始まっていた  娘をよろしくと言われた時から 君の涙と父の愛が 僕の胸に熱く 何もない僕だけど 君を幸せに そして大事な娘を 僕の妻に 今はポケットの中の ひと握りの夢と君と貧しさがすべて 新しい人生が始まっていた ララララ……
めぐり逢い紡いでGOLD LYLIC大塚博堂GOLD LYLIC大塚博堂るい大塚博堂あかのたちお胸のボタンひとつはずして あなた好みに変わってゆく ただひたむきに愛されたい 惜しみなく奪ってほしい  はじめてつけたマニキュアが もろい かける 割れる はがれる めぐり逢い紡いで愛の色に織りあげた あなたへの燃える火を 断ちきれない 消せはしない  束ね髪をふわり広げて かわいい女つくろって ただひたすらにつなぎとめる 行かないでこっちを向いて  はじめてつけたマニキュアが もろい かける 割れる はがれる  めぐり逢い紡いで愛の色に織りあげた あなたへの燃える火を 断ちきれない 消せはしない  めぐり逢い紡いで愛の色に織りあげた あなたへの燃える火を 断ちきれない 消せはしない
ダスティン・ホフマンになれなかったよGOLD LYLIC大塚博堂GOLD LYLIC大塚博堂藤公之介大塚博堂惣領泰則テレビの名画劇場で 「ジョンとメリー」を見たよ ダスティン・ホフマンが主演の 行きずりの恋のお話さ まるであの日の ふたりみたいで 胸が熱くなって 仕方がなかった 君にもう 二人も子供がいるなんて 僕のまわりだけ 時の流れが遅すぎる  君と一緒に見に行った 「卒業」を覚えているかい 花嫁を奪って逃げる ラスト・シーンが 心にしみたね なのにあの日 ぼくは教会で 君を遠くから ながめてるだけだった 君にもう 二人も子供がいるなんて 僕のまわりだけ 時の流れが遅すぎる  ダスティン・ホフマンに なれなかったよ ダスティン・ホフマンに なれなかったよ
過ぎ去りし想い出はGOLD LYLIC大塚博堂GOLD LYLIC大塚博堂大塚博堂大塚博堂森岡賢一郎過ぎ去りし想い出は 木枯し吹く街のように 孤独な胸の奥深く 通りすぎて行く 愛は雪をとかし 恋が芽ばえて 共にくらした日々は 遠い遠い 今はむなしい 過ぎ去りし想い出に ただ一人涙うかべ 若い日のほろにがい酒に もう一度酔いしれる  愛は雪をとかし恋が芽ばえて 共にくらした日々は 遠い遠い 今はむなしい 過ぎ去りし想い出は 粉雪舞う街のように 孤独な胸の奥深く 通りすぎて行く
季節の中に埋もれて大塚博堂大塚博堂藤公之介大塚博堂森岡賢一郎耳に押しあてた 電話の向こうで どこか寂しげに うるんだ きみの声がする ぼくだと気づいて きみは声を呑み 他人行儀なあいさつで 黙ってしまう きみと別れて ぼくは 自由になれたと 思いちがいをしてたよ きみなしでは 何ひとつ 出来はしないくせに 何か言ってくれ こみ上げてしまう きみはあれから幸せか 泣いてはいないか……  季節がいくつも この部屋の中を 気の毒そうに のぞき込み 通り過ぎてゆく 戻っておいでと この電話口で ささやきかけたら きみは 迷惑だろうか きみと別れて ぼくは 若さにまかせて がむしゃらに走ったよ きみのいない寂しさを 埋ずめられないままに 何か言ってくれ こみ上げてしまう きみはあれから 幸せか 泣いてはいないか……
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