レプリカーレ志方あきこ | 志方あきこ | 志方あきこ | 志方あきこ | | Ma gli uomini non si accorsero di nulla けれど 人々は 何一つ 気付くことなく 黒い空を裂いた 三日月は白く そっと枝を飾り 暗い森照らした 赤い 果実齧(かじ)り 見渡した街は 誰も訪れない 朽ち果てた王国 目を閉じて心深く 聴こえだす痛みたち ざわめく ――――――共鳴シテ 環ヲ描イテ 想イ アフレ ハジケル 哀しみに囚われ 苦しみに縛られ 永久(とわ)の 夜を 彷徨(さまよ)うの 砕け散った世界 静寂(しじま)に零れ落ち 蒼い 炎 咲かせ 誘うよ 滅びの 記憶が 私に 木霊する Gli avvertimenti per gli uomini si susseguirono: 警告は次々と 扉を叩いた Gli uccelli caddero dal cielo 鳥は 空から落ちてゆき Gli alberi seccarono uno dopo l'altro 木々は 次々に枯れて Gli animali scomparvero dalla foresta 獣は 森から消えていった Ma gli uomini non si accorsero di mulla けれど 人々は 何一つ 気付くことなく 瑠璃に染まる 蔦草は長く 欠けた天窓へと 絡み合い伸びてゆく 降り注ぐ 嘆きたちを 何一つ 掬う事できず 立ちすくむ 砕け散った世界 静寂に零れ落ち 蒼い 炎 押し寄せて 逃れられぬ悪夢 闇夜を埋め尽くし 惑う 心 歪み 乱される 明日を 無くして 何時まで 夢見るの Il cielo fu avvolto da nubi oscure 空は 暗い雲に包まれ La terra gemette in silenzio 大地は 静かに唸(うな)りだした Ma gli uomini non si accorsero di nulla けれど 人々は 何一つ 気付くことなく Fu cosi che scoppio la catastrofe やがて 大いなる炎いは 解き放たれ Gli uomini, senza neppure il tempo per pregare 祈る時間さえも 与えられずに Le citta, coperte dal velo della morte 都は 死の帳に 包まれた Replicare どうして 苦しみの輪廻は 続くの Replicare どうして 哀しみの連鎖は 止まらない 滅びの 記憶が 私に 木霊する 逃げる事も 出来ず 今 哀しみに囚われ 苦しみに縛られ 永久の 夜を 彷徨い続けてる 砕け散った世界 静寂に零れ落ち 蒼い 炎 押し寄せて 逃れられぬ悪夢 闇夜を埋め尽くし 惑う 心 歪み 乱される 狂える 時間が 私を 呪縛し 壊れて 繋がり 彼の日は 繰り返す |
調和~泡沫の子守唄~志方あきこ | 志方あきこ | 志方あきこ・篠田朋子 | 志方あきこ | | 母なる海へ 波は寄せて返す 優しきゆりかごに 命は芽吹く |
久遠の海志方あきこ | 志方あきこ | 志方あきこ | 志方あきこ | | 遥かな水平線 昇る朝日が 金色の雫を 波間へ零す 目覚めた珊瑚達 囁(ささや)き歌う あざやかな世界 遠く 受け継がれゆく記憶 ゆるぎない願いのせて 今 海原に集う 全ての 生命を抱きしめ 奇跡に輝く 母なる海よ 巡り 生まれいずる 喜びと哀しみを 愛しむ強さを 私に教えておくれ 時は 運命を 連れ出して 蒼い 高波と共に 彼方へと流れ行く 数多(あまた)の生命を育み 旅立ちを見守る 母なる海よ 別れを畏れるこの心に 乗り越える力を 与えておくれ Oh acque marine, grembo meterno! ああ 母なる海よ Voi, onde che portate mille destini! 数多の運命を運び届ける波よ Guidate a una terra fertile l'arca 新しき生命の方舟を che porta nuove vite 豊饒の大地へと導いておくれ 全ての 生命を抱きしめ 奇跡に輝く 母なる海よ 巡り 生まれいずる 喜びと哀しみを 愛しむ強さを 教えておくれ |
アオイロ缶詰志方あきこ | 志方あきこ | 志方あきこ | 志方あきこ | | 深呼吸したら 大好きなもの集めよう アオイロ缶詰 作るために 光さす海の青 水底の群青 はじけゆく泡の 切ない水色 悲しみが生み出す 暗闇があふれたら アオイロ缶詰もって 君に会いに行くよ 泣かないでね 泣かないでね 涙色より深い 海の碧(あお)さをあげる いつも一緒に 君と笑い合えるなら 僕の大好きを たくさんあげる 見上げた空が 何処までも綺麗で アオイロ缶詰に しまいこんだ 風に揺れる花は 清らかな藍色 ひとつ摘み取って 君に届けよう 胸の奥 染めてく ブルーな気持ちだって いつかは澄み渡る 青空に還って行くよ 泣かないでね 泣かないでね 世界を彩る 素敵なものをあげる ずっと一緒に 君と信じあえるなら 僕はいつだって がんばれるんだ 心の迷路が 灰色にくすむと 大事なものも 見えなくなるから そんな時はどうか 思い出して欲しいよ ポケットの中にある 君のアオイロ缶詰を 泣かないでね 泣かないでね 零れた涙は 海の碧に溶けるよ ずっと一緒に 君と笑い合えるなら 僕はいつだって がんばれるんだ |
追想花志方あきこ | 志方あきこ | 志方あきこ・篠田朋子 | 志方あきこ | | 空は霞深く 月は朧(おぼろ)に消え 流れ落ちた星は 海へ漂う 想い疼く胸を そっと水に浸す 欠けた貝の縁に 滲(にじ)んだ囁き 何処へ行けば消える 色褪(あ)せぬ哀しみ 時計を止めた あの日の笑顔に未だ 囚われて いま 闇を照らす蛍たち 波間へ咲く花のように 叶わぬ願いのせては あてもなくただ揺れて 彷徨(さまよ)う 走り去る潮風 珊瑚まじりの砂 あふれては零れた 貴方の幻 穢(けが)れることの無い あなたかな想い出 振り返る度 輝き増す面影に 問いかけて ああ 命焦がす蛍たち 夜明けに散る花のように 生まれ変われぬ心を 青白く抱き上げて 漂う 幼子のように 泣き腫らした瞼(まぶた) 貴方の指で 優しく撫でて 抱き締めて 不器用なその腕で 微かによぎる 過ぎし日の薫り 失うことなく 闇を照らす蛍たち 波間へ咲く花のように 叶わぬ願いのせては あてもなくただ揺れて 彷徨う 闇を照らす蛍たち 貴方へ咲く花のように 忘れえぬ想いのせて あてもなくただ揺れて 彷徨う |
調和~大地の讃歌~志方あきこ | 志方あきこ | 志方あきこ・篠田朋子 | 志方あきこ | | 物語は集う 広大な大地へ 豊穣の息吹受け 幾億の命 煌めく |
Amnesia志方あきこ | 志方あきこ | 志方あきこ | 志方あきこ | | やわらかな肩越しに 霧深く煙る森 隠された真実が 密やかに こだまする 瞼(まぶた)に焼きつく モノクロームの世界 くろい 影が 絡み合う 舞い降りてくる 光の雨に すべて 赦(ゆる)され 溶けてゆきたい はりつめてゆく 私の罪を 悼むように響く こもりうた かすれてく記憶を 揺り起こす優しい歌 あたたかな面影に 胸の奥 ざわめいた ノイズ交じりの現(うつつ) 眩暈(めまい)の中で あかい 花が 散っていく 零れ落ちてく 虚ろな夢を すべて 抱きしめ 愛おしみたい 取り残された 幼い痛みが 遠く 問いかける こもりうた たそがれに滲(にじ)む空 朧(おぼろ)な月影がゆれて 濡れた瞳に映った 砕けては散る 光の破片(かけら)を あつめ 夜を消してゆきたい 願いを抱いて 目覚める日まで そっと 口ずさむ こもりうた |
調和~Harmonia~志方あきこ | 志方あきこ | 志方あきこ・篠田朋子 | 志方あきこ | | 遥かの旅へ 風は空を翔ける 見上げた暁の 彼方へ消える 奪い与え燃えゆく 赤き青き炎 めぐり行く時の輪と 重なり踊る 母なる海へ 波は寄せて返す 優しきゆりかごに 命は芽吹く 物語は集う 広大な大地へ 豊穣の息吹受け 幾億の命 煌めく ハルモニア 生まれゆく 愛しき調べ ハルモニア 響きあい 輝ける世界を創る 精霊の調べ 風吹く道で 旅人は駆けゆく 始まりの種火を その手に掲げ 零れ落ちる雨は 渇きを潤して 地の果てを妬いて 数多(あまた)なる 人が出会う ハルモニア 求めあい 繋がりゆく 絆を奏で ハルモニア 止め処なく 溢れ出す喜び奏でる 精霊の奇跡 ハルモニア 生まれゆく 愛しき調べ ハルモニア 響きあい 輝ける世界を創る 精霊の調べ |
Harmonia ~見果てぬ地へ~志方あきこ | 志方あきこ | 志方あきこ・篠田朋子 | 志方あきこ | | 夜空を超え 地平の果てに 朝焼け滲む 私を照らして 生れ落ちた 荒野へ立ち 手を広げ 耳澄ませ 私は今 始まりの歌 覚える 胸を叩く 鼓動にあわせ 願い 紡ぎ 謳おう 細く光る 祈りの欠片 重ねゆけば 世界は目覚めゆく 風は遠く 空を翔けて 遥かなる旅をゆく 生まれ消えて 巡り巡る 生命を 照らす炎よ 清く 流れ落ちて 恵み降る 雨受けて 土は満ちて 輝く花を 咲かせる 今 謳え 生まれゆく ハルモニア 明日の空へ 見果てぬ地へ 響き渡れ 何処までも |
うみねこのなく頃に~煉獄~志方あきこ | 志方あきこ | 波乃渉 | 志方あきこ | | Ne regole Ne comandamenti Ne ragione In altre parole:imprevedibile 掟も 戒律も 理由さえも不在の儘(まま) 無謀な議論のみが 聳(そび)え立つ Ma succede Cose spiacevoli succedono E io ne sono la causa 不測の事態は 無粋に訪れ 醜悪な物語は生れ堕ち 我が内より 禍(わざわい)は流れ出す Ancora non capisci? 何時に為れば 解決するのだろうか? Niente di cui nutrirmi Mi fanno morire di fame Mi fanno morire credendo di poter prevedere 只の一つも糧に出来ず さあ飢え 朽ちてゆけ 真理の在り処を妄信し 渇望の果てに 倒れ朽ちてゆけ Pagliacci, impazzite in sogni dorati Sulla scena bagnata di colpe 道化師の群れよ 黄金の夢に狂え 罪に濡れた舞台の上で Caricato l'orologio rotto anche stanotte si rialza il sipario della tragedia 壊れた時計の螺子(ねじ)を巻き 今宵も再び 悲劇の幕は上がる Su, tenendoci per mano danziamo in infinita disperazione Aperto il catenaccio, verso una nuova gabbia Fino alla fine di una notta che non avra alba さあ手を取り踊ろう 終わりなき絶望の世界を さあ鍵を開き 新しき檻の中へ 二度と明けぬ夜の果てへ Beatrice! Maga crudele! Di bellezza senze pari Beatrice! Oh! Di dolcezza capricciosa Mai potro liberarmi dal tuo incantesimo Se questa pena deve durare almeno una volta abbi pieta ベアトリーチェ 残酷な魔女 頼まれなる美貌 ベアトリーチェ 気紛れな優しさ 永遠に私を縛める存在 この苦しみから逃れる事が叶わないのなら どうか今一度に慈悲を与えてくれ Piena di pianto e l'isola cupe e deserta Sul suolo si riversa inesauribile tristezza 昏迷の孤島は 嘆きに満たされ 尽きぬ悲しみは 大地へと注ぎ降る Piu volte s'attraversa il dedalo della disperazione Aperta la porta sbarrata, ride la verita 失意の迷宮を 幾度潜り抜けて 閉ざされた扉を開けば 真実が嘲笑(わら)う Miscuglio d'amore odio s'alza stanotte il sipario d'una nuova commedia 愛情と憎しみを織り成せば 今宵も新たな 喜劇の幕が上がる Notta del giudizio in cui ogni cosa e ridotta in cenere L'afflizione delle offerte sacrificali sara avvolta nelle fiamme del purgatorio 総(すべ)てを焼き尽くす 審判の夜 嘆きの供物達は 煉獄(れんごく)の炎に抱かれる Numerose le trappole gia predisposte Il segreto delle streghe rimarra tale 研ぎ澄まされた 数多の罠 魔女たちの秘密は 明かされる事はない Su, affondate le unghie! Fino a farle cadere Su, piangete e urlate! Fino a perdere la voce Su, fuggite! Fino a perdere il respiro さあ爪を立てて 剥(は)がれ落ちるまで さあ泣き叫んで 声が嗄(か)れるまで さあ逃げ出して 息絶えるまで Sull' isola arsa dalla malvagita 悪意に焦げた島の上で |
春告げ~Raggi di primavera~志方あきこ | 志方あきこ | 篠田朋子 | 志方あきこ | | Si schiudono i boccioli color rosa. L'ostinato inverno ha annunciato la propria fine. I petali caduti al vento ondeggiano come piume fioccando sui tuoi capelli, sui palmo della mia mamo. Non si possono cancellare gli errori commessi ma, nel tempo in continuo movimento, un giorno verra la stagione per porvi rimedio. Ah! Un caldo sentimento mi pervade. Per la prima volta ho capito cosa significa “felicita |
黎明~AURORA~志方あきこ | 志方あきこ | 志方あきこ・篠田朋子 | 志方あきこ | | Guarda il cielo a levante. Tra poco giungerà l'aurora. La luce appena nata inizia il suo viaggio verso la vetta celeste. Ah! A svegliarsi in tutta questa bellezza è il mondo che tu proteggevi. Io continuerò a viver qui, per trasmettere al futuro la prova che tu ci sei stato. Guarda il cielo a ponente. Tra poco la luna scomparirà. La luce che zampilla dall'orizzonte trasforma a poco a poco il colore del cielo. Ah! Diventa più luminoso, il mondo che hai lasciato. Io continuerò a viver qui, per realizzare in futuro il tuo ultimo sussurro, la tua preghiera. Per quanto viaggio, in nessun luogo potrò più incontrarti. Ma nel mio coure, la tua presenza è certa. |
祈り~モンラム~志方あきこ | 志方あきこ | 志方あきこ | 志方あきこ | | 空の頂から いつもいつも見守っていてください 私はここにいます 草原を切り裂く風は いつも唐突に冷たい季節をつれてくる たてがみを震わせ 細く空に放たれた 馬の嘶(いなな)きは悲しい 陽の沈む大地に 白く昇る沢山の竈(かまど)の煙 集落の中 ただひとつ煙の上がらぬ家へ帰る 空の頂から いつもいつも見守っていてください お父さん お母さん 私はここにいます 三日月は弓となり 遠くを旅する人に想いの矢を運んでゆく 夜空を駆け 落ちてゆく流星は 誰かに向けた道しるべ 明かりの灯る集落に 甘く漂う宴の香り ざわめきを抜けて ただひとつ明かりの灯らぬ家へ帰る 空の頂から いつもいつも見守っていてください お父さん お母さん 愛しい貴方 私はここにいます |
Luna piena志方あきこ | 志方あきこ | LEONN | 志方あきこ | | Nella nebbia notturna, il buio piu fitto. Un bimbo smarrito ferito dai rovi. Uno specchio d'acqua fermo e arrugginito. Rispecchia, talvolta, la verita. Liberta e solitudine. Mi volgo al cielo notturno:“Aiutami!” Oh dolci raggi tra le nuvole, mia strada maestra. Oh Madre luna. Luna piena. Un di lontano, proprio tu, ci hai messi alla luce. Ah tu che illumini ogni cosa, ad ogni cosa doni serenita in ugual misura. Ecco che torno nel tuo grembo, avvolta nella luce morbida del tuo ventre. E dormo, e sogno. Tu sei la Luna, pietosa Madre, Ah. Luna piena. |
うたかたの花志方あきこ | 志方あきこ | LEONN | 志方あきこ | | 穢(けが)れも知らずに 無邪気なまま 青い鳥を追いかけ 彷徨(さまよ)った 夢の宿り木を かざしながら 千の願い 叶うように めぐりめぐる時の中で 旅人は誰も皆 涙の跡をたどって 寄る辺なく明日を目指す はらはら風に 舞い散る記憶 愛しいあの人の面影は そっと触れれば 刹那(せつな)に消える 幻の影と 蜃気楼 星の輝きを忘れぬように 真昼の月をのぞいた万華鏡 夜の静寂 現(うつつ)の夢 生まれ変われるのなら 名前もない一輪の 路傍(ろぼう)の花になりたい ゆらゆら揺れて たゆたう心 過ぎしあの日々の想い出は 瞳閉じれば あわく溶けゆく その温もり抱きしめて はらはら風に 舞い散る記憶 愛しいあの人の面影は そっと触れれば 刹那に消える 幸せのかけら 蜃気楼 棚引く雲に 想いを乗せて 結んだ絆 あの約束も 時代をかけ抜く風になれ |
まほろば志方あきこ | 志方あきこ | leonn | 志方あきこ | | 私を呼んでる はるか遠い場所で 足跡ならべた あの日の数え唄 草の匂いせせらぎ 続く轍をぬければ 約束の丘に 午後の光が舞い降りる どこで生まれたのだろう 空に浮かぶ白い雲 どこへ行き着くのだろう あの水の流れは 輝ける大地 囁くいのちの声 めぐる季節を ただ見送りながら 今を生きる喜びを誇る様に 私に語りかける 風の調べに そっと瞳を閉じれば 聞こえてくるのは 優しき母の子守唄 夕暮れの茜色が 寂しげにゆらめくのは 誰かが旅立つ人を 見送っているから 星空をつれて 地平線に溶けゆく 儚く散る名残日につつまれて 見果てぬ夢 燃え尽きた日の様に 月が微笑みかける 未来に 走って行こう この道を裸足のまま 振り返ることなく 輝ける大地 囁くいのちの声 めぐる季節を ただ見送りながら 今を生きる喜びを誇る様に 私に語りかける 花や木々の歌を伝えるため 旅立つ一羽の鳥は 形の無い希望に身を委ねて 空の涯てへ羽ばたく |
晴れすぎた空の下で志方あきこ | 志方あきこ | 篠田朋子 | 志方あきこ | | ひび割れた大地に 赤い砂礫が舞う 不似合いな程の 青空が綺麗 私は高らかに 唄を歌って 雨の訪れを 待ち続ける 井戸はカラカラで 小石しか出ない 私が生まれた日に 植えた椰子も枯れ 天窓の花も もうすぐ萎れそう 私の涙では 水が足りない 太陽よ アポロンの灯よ あなたの接吻はいらない 風雲よ雨を連れて 手のひらへ降り注げ 太陽よ アポロンの灯よ 日暮れ前に消え去れ 風雲よ雨を連れて この体へ注げ 乾いた唇 砂の味がした 焼けつく咽の痛みには もう慣れた 何度も唄って 何度でも祈ろう 何度も絶望に 苛まれたとしても 「あの泉は枯れた もうずいぶん前に」 「だがワインだったら まだ十二分さ」 酒場の男らは 濁った目をして 天の川の下で バッカスと踊る 人々の心は いまにも萎れそう 私の唄だけでは 力が足りない? 星月よ デネブの灯よ あなたの抱擁はいらない いかづちよ雨と共に 手のひらへ降り注げ 星月よ デネブの灯よ 夜明け前に消え去れ いかづちよ雨と共に この体へと注げ |
蒼碧の森志方あきこ | 志方あきこ | leonn | 志方あきこ | | 木漏れ日に照らされて 森は霞深く 行くあてさえ知らずに 梢のそよぎにさまよう 苔むした せせらぎに 蜻蛉は舞い踊る きらめく碧い翅は 儚い命の色 想い出 色褪せても 今も胸に映るのは 懐かしい人の 温かな微笑みだけ 翔けぬける風に心を例えて 遠いあの空で 巡り逢える様に祈った 蛍火に誘われて 闇は帳を降ろし 枝葉の天蓋に 星空は輝き出す 透きとおる月の光を集めて 遠く甘やかな日々を夢見れば 時の移ろいに想いはあふれて 雨露の雫が そっと頬をなでる 滲んだ蒼い月は 果てない涙の色 |
金環蝕志方あきこ | 志方あきこ | leonn・篠田朋子 | 志方あきこ | | 荒ぶれる神の地に 赤い陽が落ちてゆく 終焉に揺れ動く 大地を焦がす様に 道無き道を行こう 誇りだけをまとって 血潮の命じるまま 明日の果てを目指し 迫り来る迷いの闇 切り開く様に 想いを秘めた心の刃 空高く掲げて 駆け抜けよ大地を 駆け抜けよ時代を 瞬間に光立つ 希望を糧に 抗えよ全てに 抗えよ世界に 滅びゆく種の記憶に 砥いだ爪を立てて生き抜け 荒々しくも 懸命に 樹々の根が手を広げる 大地と空を掴む様に高く 強く この命尽き果てても それを知る者も無く 砂塵に晒されて やがて消え失すだけ 仰ぎ見た赤い月が 嘲笑おうとも 引きずる足に 血が滲んでも 立ち止まる事なく 駆け抜けよ大地を 駆け抜けよ時代を 流れゆく涙さえ 希望へと変えて 抗えよ全てに 抗えよ世界に 牙を剥く獣たちに 砥いだ爪を立てて闘え 闘え |
EXEC_CHRONICLE_KEY/.志方あきこ | 志方あきこ | 土屋暁・篠田朋子 | 志方あきこ | 志方あきこ | (尊い貴方を守護る為 クロニクルキーを奏でよう) Wee ki ra chs Chronicle Key en grandee sos dius yor. (この身の犠牲と引き換えに 今 この詩を捧げよう) Wee ki ra araus tes soare an giue mea iem. (何故 力は 無欲な人に宿るのだろう) Was au ga whai pauwel ferda enter whou na needle sor, (何故 力は 諍い望まぬ優しい人を苛むのだろう) en whai pauwel gaunji yasra whou na senjue sor tou zuieg. (神の子よ 力の子よ) Was au ga, Diasee, Pauwee, (もし貴方が争いを厭い 永久の安寧を求めるのなら) aiph yos delij zuieg, en needle eterne falfa, (力と そして肉体を 共に眠りへ就かせなさい) slepir tes pauwel an hyzik, (己が力が禍となり 貴方の身さえも蝕む前に) fatere tes pauwel chs deleir,en ousye yor. (優しい音色を奏でよう) Wee ki ra selena anw yasra wiene, (貴方の為の子守唄) en chs Chronicle Key sos yor. (この身の呪縛と引き換えに 今 この詩を捧げよう) Wee ki ra araus tes soare an giue mea iem. (貴方の心を守護る為 永い眠りを与えよう) Grandi en eterne slepial, (暗く翳した魂を 救済へと誘おう) presia aterra cremia sos viuy lonfa, (祈りの言霊 貴方へと紡ぐ 深い嘆きを解き放て) yehar lamenza der soare mea. |
EXEC_PAJA/.#Misya extracting志方あきこ | 志方あきこ | leonn | 志方あきこ | 志方あきこ | 踊れや 踊れや 黄泉路の宴 妖の刻 我は舞巫女 神の生贄 戯れよ 捧げよ いざ 今際の刻みを 舞にうつすが 我が定め 尽き満つれば 己が姿 仇なる業と共に闇の彼方へ 然らずは 我が躯と魂を召されよ 禊の詩を奉り祷る 天清浄 地清浄 内外清浄 六根清浄 天津神 国津神 八百万の神 枉事罪穢 祓ひ賜へ清め賜へと申し奉る 神楽の音色に うつせみの名残に 酔い痴れ眠れ 魑魅魍魎ども 岩戸に隠りて 常しへの夢 黄泉つ命に委ね給え 踊れや 歌えや 黄泉路の宴 艶なる宴 我は舞巫女 我は奏でる 戯れよ この調べ いざ 今際の刻みを 舞にうつすが 我が定め 尽き世の哀れを 詩に宿すが 我が定め |
EXEC_HARMONIUS/.志方あきこ | 志方あきこ | 志方あきこ・土屋暁 | 志方あきこ | 志方あきこ | (小鳥は 啼く 世界を想い) Faura yerwe murfan anw sol ciel. (小鳥は 謳う 人々を想い) Faura sonwe murfan anw sol ciel ee. (掛け替えの無い世界 貴き生命達) Ridalnae sol ciel yanyaue manaf. (慈しみの光 溢れる日を 願い) Presia yasra lusye enclone anw omnis. (小鳥は 奏でる“冀望の詩”(きぼうのうた)を) Faura selena anw Metafalica. (“冀望の詩”紡いだレーヴァテイル ミュールよ) Was ki ra revatail whou Metafalica crushue, mule, (希わくは 此の詩を 御身の耳に受け留めて) presia kiafa sarla mea. (希わくは 此の詩を 御身の心に受け留めて) Presia firle sarla mea. (喩え 数多の刃に うたれる時も) Van fandel viega heighte mea, (数多の恐怖に 慄く時も) van fandel wis lurrea, (数多の苦難に 喘ぐ時も) van fandel crudea ousye, (数多の禍に 追われる時も) van fandel deleir ousye, (数多の嘆きが 絶望へと歪む時も) van fandel gauzewiga der lamenza, (決して 途絶えぬ詩を 御身へと捧げん) was ki ra tasyue eterne sarla yor. (今が 贖罪の刻) Alroetsue kierre iem, (憎悪の連鎖 嘆きの歴史を 今 断たん) fandel zadius, hierle melifan, iem endia. (“冀望の詩”(きぼうのうた)紡いだ レーヴァテイル ミュールよ) Was ki ra revatail whou Metafalica crushue, mule, (希わくは 此の詩を 其の耳に留め) presia kiafa sarla mea. (希わくは 御身を誡める 憎しみの炎より解き放たれ) Presia yehar zadius rum ferda yor der sarla mea. (希わくは 其の心に“冀望の詩”(きぼうのうた)甦らんことを) Presia metafalica rifaien tou yor sphilar. (小鳥は 啼く 世界を想い) Faura yerwe murfan anw sol ciel. (小鳥は 謳う 人々を想い) Faura sonwe murfan anw sol ciel ee. (小鳥は 啼く 母の胸に抱かれ) Faura yerwe wis enclone tou marta. (小鳥は 謳う 父を想い) Faura sonwe murfan anw fatele. (掛け替えの無い絆 信じ愛し合える生命達) Ridalnae ture inferiare manaf. (歓びの声 充ちる大地を 願い) Presia briyante enclone anw sol ciel. (小鳥は 奏でる“冀望の詩”(きぼうのうた)を) Faura selena anw Metafalica. |
星詠~ホシヨミ~志方あきこ | 志方あきこ | leonn | 志方あきこ | 志方あきこ | とり残された瞳の奥に 孤独を抱いて生きる少女は はぐれた星の光を数え 夜の闇に身を震わせた 優しく髪を撫でて あなたは言った その涙を拭って さあ詩を謳ってごらん 星空に響き渡る清らかな調べ あなたの名前は旋律 心にさす光 哀しみを包み込んで 夢を紡ぎ出す 神様の贈り物 形の無い魂 人は想いを伝える為に 風に乗せて歌い続ける 優しく微笑みかけ あなたは言った 希望を忘れたなら ほら耳を澄ましてごらん どこからか聞こえて来る懐かしい調べ あなたの名前は旋律 心繋ぐ光 あなたがそっと囁いた 時間の忘れ物 ささやかな幸せはいつでも此処にある (詩は不思議だといつも思う) Wee yea ra ene foul enrer (詩は何よりも心の奥底を振るわせるものだと) Wee yea ra ene hymme syec mea (幸せの魔法紡ぐように私の琴線かき鳴らす) Was yea ra hymme mea ks maya gyen yeal (嬉しい 嬉しい) Was yea ra Was yea ra (波になれること) chs hymme (花になれること) chs frawr (貴方になれること) chs yor (世界になれること) en chs ar ciel ya |
Navigatoria志方あきこ | 志方あきこ | 工藤順子 | 志方あきこ | 志方あきこ | 水に沈んでゆく 蒼く錆びついた時計 私の時間は再び 動き出す 舟を出すなら今 雲が切れぬうちに 迷う心白い月に 見透かされてしまう前に Navigatoria 貴方は今も 夜空のどこかで きらめいて Navigatoria 私の眠りを 呼び覚ます 揺り起こす Navigatoria 見えないあなたを 求めて 二度と戻れない旅へ 陽に褪せた海図は 指を離れ舞い上がる 迷う心風の中に 高く小さく消えてゆく 走り去ってゆく雲 拡がる空 流れ込む月の光 こんな 満天の星の 星達の歌う 言葉の中 一つ ただ一つだけを 耳を澄まして貴方の その声だけを.... Navigatoria 貴方はずっと 明けゆく空にも 輝くよ Navigatoria 彷徨(さまよ)う小舟を 見守って 導いて Navigatoria 眩しいあなたを 見上げて 何も恐れない旅へ 遠く 遠く |
睡恋志方あきこ | 志方あきこ | 志方あきこ・LEONN | 志方あきこ | 志方あきこ | こぼれ落ちた泪(なみだ)ひと雫 水面(みなも)に弧を描き出す 今もまだ胸に響くのは もう失った幸せの歌 声もなく孤独に震えてる 麗し愛しき花よ 幾重にもまとった花びらで その傷口を隠しているのでしょう 疲れ果てた心 かたく閉ざした蕾(つぼみ) 微睡(ねむり)なさい 明日を夢見ては 夜にたゆたう睡蓮の蕾 透きとおる 淡い紅の 花ひらく時 恋が咲くのだから 砕け散った愛を集めては 欠片(かけら)にまた傷付いて くり返し痛みに耐えても まだ眩しすぎた想い出に彷徨(さまよ)う 心色褪せたら 花は枯れてしまうわ 微睡(ねむり)なさい この胸に抱かれ 私は闇を 照らす十六夜月(いざよいづき) 蒼白く優しい光で あなたをすべて 包み込む様に 夜霧の揺り籠 そっと揺らして 愛しき想い口ずさむ子守唄 心枯れぬように 恋が枯れぬように 目醒めなさい夜が明けたなら 螺旋(らせん)を描くすがた美しく 今はただ水面に消えゆく 水泡(うたかた)の様に嘆きを忘れて 目覚めなさい |
西風の贈り物志方あきこ | 志方あきこ | 篠田朋子 | 志方あきこ | 志方あきこ | Quando Zefiro danza prendendo Flora per mano, il mar Tirreno si muta in azzurro e giunge la primavera. ゼフュロスがフローラの手を取り踊ると ティレニアの海は碧色(あおいろ)に変わり 春が訪れます Finisce il cupo inverno il porto e pieno di barche tornate a casa. Quel ragazzo che cammina lungo il molo con le guance tinte tornera dal suo amor. 憂鬱な冬は終わりを告げ 港は帰港(きこう)した船達で賑わいを見せます 頬を染めて桟橋を歩くあの青年は 恋人の元へと帰るのでしょう Per il gentile vento che soffia da est il ciel si fa via via sereno, i pesci risvegliatisi dal lungo sonno sporgon furtivamente la testa tra le onde. 西から吹く優しい風で 空は晴れてゆき 長い眠りから目覚めた魚が そっと波間に顔を出します Quando Zefiro sussurra a Flora parole d'amore, i boccioli dei fiori si gonfian di rosa e giunge la primavera. ゼフュロスがフローラに愛の言葉を囁くと 花のつぼみは桃色にふくらみ 春が訪れます I fischi a vapore giungono alla banchina il porto e pieno di gente che va in paesi lontani. Con la speranza e l'inquietudine nel cuore, i pionieri raggiungeranno terre mai viste. 汽笛が埠頭(ふとう)に流れ 港は異国へ向かう人で賑わいを見せます 希望と不安を抱きながら 開拓者達はまだ見ぬ土地を目指すのでしょう Il vento dell'est insieme ai fiori si dirige verso nuove citta, le rondini, cantando la canzone appena imparata, gioiscono della nuova stagion. 西風は花と共に 新たな街へと向かい 燕(つばめ)は 覚えたばかりの歌をうたいながら 新しい季節に歓喜しています |
花帰葬志方あきこ | 志方あきこ | LEONN | 志方あきこ | 志方あきこ | あてどなく ただ君は 彷徨(さまよ)いながら 冷えた心を震わせ 天を仰いだ 終焉の鳥が 高い空から刻(とき)を告げ 閉ざされた世界で 僕らはまた巡り会う 君を奪い去るその全てを 凍てつく街に捨て 永い哀しみの終わる場所へ 堅く手をつなぎ駈けてゆこう 白く 散り急ぐ花のように 朱く流れるいのちの上に 雪は止め処なく降りつもる 果てしなく続く この白銀の路(みち) 淡く儚い希望に 明日を夢見た 春告げの鳥は 泪(なみだ)の雫数えつつ 永久(とわ)に繰り返される 流転を嘆いて謳(うた)う 君を慈しむその想いが 闇を導いても 罪に 汚れなき魂(こころ)だけに 今 身を委ね生きる 創造主(かみ)に 見放されたこの世界 風花の舞いに解き放たれ 雪解けに目覚め光さす 滅びゆく 生まれいづる 全てのいのちは 雪原に咲く花 箱庭の 小さな花 まるで白い幻のように 風に揺られる まま 喜びに 哀しみに 輝いて 包まれ 時は流れる |
HOLLOW志方あきこ | 志方あきこ | 篠田朋子・AILANI | 志方あきこ | 志方あきこ | Tu fui ego eris, Odi et Amo Tempus est quaedam pars aeternitatis Domina omnium et regina ratio est The web of our life a mingled yard Legitimate and vile gathered None of less how beauteous mankind is Wee,both in the Catacombe Estranged from the Salvation Grif thyself, thy pleasant past days neer revive Thy silent dewe shedd exhausted Gracious the liberation, Thou art not bandage but conqure Lipp dip on strange crimson fruit, Gout of sweet honey sweet Utinam tam facile vera invera possem quam facile convincere Light,seeking light doth light of light beguile You shew no thawn The dust of flower petals ,unspoken It doth not leave no trace to posterity Sneer at loud at thy flesh thorn Pick up thine incarnadine Crowne Stuggle writhe even though Darkness unshaken off trash Hideous trash Praise thy thirst as bodie desious Plenty water meet thine a demand Full the thirst as much to drown make amends for Hollow |
カルナヴァル志方あきこ | 志方あきこ | 工藤順子 | 志方あきこ | 志方あきこ | 君が帰って行くのは 深い森 後ろ姿が路(みち)の 向こうに滲むよ 町は賑わう靴音 笑い声 窓に灯り掲げ 長い祝祭が始まる 命の罪と 歓び 君の失くした笑顔は 深い森 僕は流れる 人波を遡(さかのぼ)るよ 耳を塞いで 一緒に もう此処から 逃げよう 思い出のあの樹の 幹の天辺に 輝く星一つ 飾りに行こう 思い出のあの樹の 足下に二度と 悲しみの炎が 近づかぬように 君の閉ざした心は 深い森 細い三日月 闇空に爪立てるよ 高い枯れ草 くぐって さあ扉を 開けよう 僕達のあの樹の 芽吹いた緑を 綿のような雪で 包みに行こう 僕達のあの樹の 傷跡に二度と 鉛色の雨が かからないように 僕達のあの樹の 暖かな森に すべてを許されて 一緒に眠ろう 一緒に帰ろう 誰も知らない 僕達の祝祭 誰も知らない 約束の祝祭 |
Sorriso志方あきこ | 志方あきこ | 篠田朋子 | 志方あきこ | 志方あきこ | Se di noi due uno solo potesse ricever l'amor del'mondo, io sarei felice di donarlo a te. 私達二人の中で只一人だけ 世界から寵愛を受けることができるのならば 私はその座を喜んで貴方へ捧げましょう Accettalo senza esitazione, te ne prego. Io ti stringo dolcemente nell'abbraccio del mio amore pi? sincero どうぞ躊躇(ためら)わずに受け取って下さい 私は心からの愛情をもって 貴方を優しく抱きしめます Te ne prego, va avanti per la strada che tu credi. Prego perche tu non perda mai la tua anima pura e sincera. どうか貴方の信じた道を 歩んで下さい 清浄で真摯(しんし)な魂が 僅かでも損なわれない様に祈ります Se uno di noi due fosse scelto per il regno della morte, io sarei felice di offrirmi. 私達二人のいずれかが 死の国へ赴く者に選ばれるのだとしたら 私は此の身を喜んで差し出しましょう Ti prego, non essere triste, perche io gia ricevo da te tanta felicita da non meritarla. どうか悲しまないで下さい 私は既に貴方から 過分な迄の幸福を与えられているのですから Il mio cuor ti sara per sempre vicino. 此の心は何時までも 貴方の傍に在ります Prego perche quel tuo sorriso gentile non si oscuri mai. 優しいその微笑みが 僅かでも曇りを帯びない様に祈ります |
空の茜 空の蒼志方あきこ | 志方あきこ | 工藤順子 | 志方あきこ | 志方あきこ | 回り道して 迷子の日は 顔上げると 夕暮れ 放課後の鉄棒 逆さの町 いつでも優しい笑い声 そばにある そんな日はあたりまえに過ぎて かすかな胸のくすみは 火を消した アルコールランプの匂い 変わり続けてゆく 君を責めたりしないよ 走り続ける風のように もっと輝いていて プレパラートに 挟んだ夢 目を閉じれば 瑠璃色 いつだって足りない 二人の時間(とき) 静かにすり抜けてゆく日々 見送って 空っぽのシャーレに蓋をした 曇った理科教室の ガラス窓 青空が歪んで見えた 変わり続けてゆく 君を遠くで見てるよ 走り続ける風に吹かれ 歩いてるよ すっとこのまま 回り道して すっとこのまま 迷子のまま もっとこのまま 光る風に追い越されながら 歩くよ このまま |
La Corolle志方あきこ | 志方あきこ | AILANI | 志方あきこ | 志方あきこ | De la mer celadom devant du vent Je m'oriente tranquilllememt du nos jours Dans la terre lapis-lazullietendu Je n'oublierais pas sa voix, m'appele Chorus La corolle, Ma corolle Notre princess, petiete princess Ma corolle petites corolle La couronne des fleurs, la plus belle Sur le ciel azure derriere du vent Je s'imagine, il est dans la foule des gens, presses J'ai vu son bateau en papier J'ai touche sa shausseur en soie, Lorceque je compte des etoiles Lorceque je trouve la voile Lorceque le joyeau dormaira pacifiquement Lorceq'un piere est aux bois Lorcwque'il reclolte une perle Lorceque la gloire du matin eclot, plus tard au Printemps La corolle est toujours mon espoir Le sol revidi est mon courage Sur le courant d'Air Je m'ensuivrai Soin au fil de la lumiere Chorus La corolle, Ma corolle Notre princess, petiete princess Ma corolle petites corolle La couronne des fleurs, la plus belle Quoqu'il traversait, Les Sept Merveille du Mond Il n'est pas de Passage, Pas de passage au mon pays Je suis partie a la chasse au Arc en Ciel Avec mon filet, Sans rancune Lorceque je compte des etoiles Lorceque je trouve la voile Lorceque le joyeau dormaira pacifiquement Lorceq'un piere est aux bois Lorcwque'il reclolte une perle Lorceque la gloire du matin eclot, plus tard au Printemps Lorcequ'on offre l'Hortensia A Patrie, des fleurs, des fleurs, L'Oiseau rouge Etait pariti sans que person Ne l'ait vu L'Oiseau rouge Ne reviendra, plus |
Makeda~Queen of Sheba~志方あきこ | 志方あきこ | LEONN | 志方あきこ | | 心惑わす幻の花 火より出(いで)て氷より冷たく 今咲き乱れ妖しく揺れる 甘く香(かぐわ)しく 捕らえがたし陽炎(かげろう)の様に 夜毎に生まれ日毎に消えゆく 襲う熱病に犯され進む 果てしなき旅路よ 我らが神よ慈愛と許しを 燃ゆる血潮定めを越え惹かれ合う 行く当てなくさまよえる咎人(とがびと)に救いの道を与え給え 今宵戯れの宴 恋人達の夜深く 乾きを癒せし泉の女神 月夜の誘(いざな)うまま踊り明かす 汝に背き旅立と沙漠へと 風に吹かれ流るる砂塵(さじん)のごとく この時代に報われぬ魂を導き給え 永久に時の波を幾千も越えて 刻み付けた 愛の証(あかし) |