焚吐作曲の歌詞一覧リスト  36曲中 1-36曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
宇宙になるんだよ橋本裕太橋本裕太焚吐焚吐Naoki Itai許して欲しい 君の弱さにつけ込む僕の弱さを 成り代わった分際で代わりのない愛や恋を謳った あいつのために磨き上げた武器もどうぞ打っ放してよ 「一刻も惜しいんです」 そんな風な空気作っておいたんで  絡み合う指先より たちまち溶け合う氷菓子 君のことは全部知りたいし 肌身離さず通り越して1つでいたい 怖がらないで  例えば宇宙になるんだよ 屑は屑でもきれいな星屑になるんだよ ふたりだけに都合のいい愛で満たす坩堝 間違いで正解 立派な宇宙になるんだよ ねえ、そんな顔させたいわけじゃないんだよ 想いが思い出になる一夜 まだまだ道のりは長いみたい  許して欲しい 後ろ手に持つシークレット ひとつふたつ 月明かりが段々と暴いていく1DKの末路 君の瞳にあいつと僕がほんのちょっと重なったように 君はよく似ている… そっから先は言うまでもない  小さく非力な手で縋ってる 「行かないで」って譫言なんて吐きながら泣いてる ああ そんな君の愚かなまでの従順っぷりが愛おしい 儚くて美しい きっと僕らに“真っ当な幸せ”なんて不可能さ  それなら宇宙になるんだよ 痛みさえも快楽に変えていくんだよ 諦め孕んだ笑顔 随分遠くまで来たみたい  余り物同士のラブストーリー 所謂冴えないスピンオフ作品 余り物同士のラブストーリー 所謂冴えないスピンオフ作品  僕らは宇宙になるんだよ 一点の曇りもない漆黒へ踏み入るんだよ 誰の指図も受けずに今芽吹く感情 さあ見せてごらん 立派な宇宙になるんだよ 痛みさえも快楽に変えていくんだよ 諦め孕んだ笑顔 随分遠くまで来たみたい  余り物同士のラブストーリー 所謂冴えないスピンオフ作品 余り物同士のラブストーリー 所謂冴えないスピンオフ作品
ダサい人たちOnly this timeOnly this time焚吐焚吐薮崎太郎一歩進んでも どうせ一歩戻っても じっと固まっていようと汚れてしまう泥濘だ それでも君は何となく上手に生きていける君よりも ダサい君が好きなんだよ  悪びれもせず咲ける花でいてね、ねえ 君はひとつも間違っちゃいない  幼い誹謗を潜り抜けて 明けない夜に火を灯して 神様より敬うべき君の本音は何? どんな無謀な夢でも 笑わないから 笑わないから 笑わないから  羨ましい妬ましいと言えば 何となく負けた気になるから未だ言えないんだ それすら素直に言えない奴が呪いをかけるのか 「お前には才能がない」と  国道沿い影を落とす逆光 翻った外套 「翼みたい」とはしゃぐ君の笑顔 刹那、僕は星に願っていた 「君の吐く美しい嘘たちが本当になりますように」  幼い誹謗を潜り抜けて 明けない夜に火を灯して 神様より敬うべき君の本音は何? どんな無謀な夢でも 笑わないから 笑わないから 笑わないから  幼い誹謗を潜り抜けて 明けない夜に火を灯して 神様より敬うべき君の本音は何? 大丈夫 味方でいるから  さっさと手を振りほどいて 予測不能なフェイクかまして 下手くそでも構わない 分かってねぇな、お前ら ダサいままやり切るのが かっこいいんだよ かっこいいんだよ かっこいいんだよ
空腹VALSHEVALSHE焚吐焚吐Shun Sato騙し騙し生きてる感覚 徐々に鈍ってく知覚 半径数Kmからはみ出ない 忙しない 過不足ない生活 色んなこと諦めたはずなのに それを惜しいと思えないとこ 決定的に惜しいなあ 「明日こそ」は今日で終わりだ  家庭用プラネタリウム リアルを廃すひどく優秀なツール …のはず ここ数日瞬かぬ理由があるはず あ、そうか 排ガスで曇ったのは満天の星空じゃなくて 僕の眼か 畜生が ねえ、この虚しさどうしよう  満たされたい 満たされたい 満たされたい 満たされたい 満たされたい こんな歌、歌えなくなってしまいたい 歌えなくなってしまいたい 胃袋の容量なんてさ もう構わなくっていいから頂戴よ  満たされない 満たされない 満たされない 満たされない 満たされない 思い切り引っ掻き回してやりたい そこかしこ角を立てたい “そこそこ好きな奴”より まず“とびきり嫌な奴”になりたい  今日という日も人生も終わらせらんないよ このままじゃ 当てもなく電車に乗って街から街へ いずれ終電逃して朝まで 待ちぼうけ 歌詞書いて 無い知恵絞って出した答え 明日には黒歴史 でも久々に血が滾って  僕は気付いたの 枠に収まるよう生きたとこでもう 先なんてないんでもっと詰め込んで はち切れるくらいに欲しがって 嬉々として身を滅ぼせ  満たされたい 満たされたい 満たされたい 満たされたい 満たされたい こんな歌、歌えなくなってしまいたい 歌えなくなってしまいたい 羨ましいんだお前らが さあ、無鉄砲になる方法ご教授を  満たされない 満たされない 満たされない 満たされない 満たされない 思い切り引っ掻き回してやりたい そこかしこ角を立てたい 身の程知ったフリより まだ減らず口のルーキーでありたい  満たされたい 満たされたい 満たされたい 満たされたい 満たされたい こんな歌、歌えなくなってしまいたい 歌えなくなってしまいたい 胃袋の容量なんてさ もう構わなくっていいから頂戴  満たされない 満たされない 満たされない 満たされない 満たされない 思い切り引っ掻き回してやりたい そこかしこ角を立てたい “そこそこ好きな奴”より まず“とびきり嫌な奴”になりたい  こんな歌が歌えるうちは 僕が勝てる日など来ないだろう 愛情、憎悪、嫉妬、怨嗟、その他諸々 とりあえず口に入れよう 今度会うときはきっと『空腹』無しに笑い合おう 残り20秒 耳を澄ませろ いいのか二度と聴けないかもしれないぞ おい!
教えてステファンみゆはんみゆはん焚吐焚吐KOUICHIもしも僕が神様なら 全知全能になれたなら 誰一人がんばんない世界を作る あ、ちょっと待って、それで僕の手を汚すくらいなら やっぱり雑に作っちゃうかな  優しくはない 臆病なだけ 分厚い遮光カーテンが今日もこの平穏を守る  言葉に詰まって唇を噛んだ 誰のせいにも出来ないなら 僕を責めるしかないじゃんか 教えてステファン その瞳の奥に 教科書よりも大切なこと隠してるんでしょ  「大器晩成」そう言いながら 四六時中捏ねてたのは 湿っぽい後悔とダサいポエム 心を研ぎ澄ませて 天井のシミ数えて 冴えない自分の出来上がり  泣きたくても目を伏せるだけ どうした、言われっぱなしか ここで終わるような僕じゃない  言葉に詰まった だからこそ歌う 今は画面越しだっていい 視線を合わせてハロー・グッバイ 教えてステファン その皮を剥げば “人生”ってゲームの攻略法も出てくるかな  僕は知ったんだ ファンタジーに思えた全てに血が通うことを 僕は知ったんだ 知ってしまったんだ 触れ合ったときの温かさを  言葉に詰まって唇を噛んだ 誰のせいにも出来ないなら 僕を責めるしかないじゃんか  言葉に詰まった だからこそ歌う 今は画面越しだっていい 視線を合わせてハロー・グッバイ 教えてステファン この部屋を出たら どんな世界が待ってるのかな じっとしてらんないよ!  さよならステファン
天使の寿命焚吐焚吐焚吐焚吐高田翼この世で最大の不思議ここにあり 気力も何も失くしたはずが ふいに立ち上がってみたり 初めて他人のために怒ったり 元を辿ればそこにはいつも君がいたり ああ  照れ屋が時折見せる優しさより 息する如く 意気込むことなく「ありがとう」と言える君がいい 生まれる時代を少し間違えていたら 画家はこぞって神の容姿を君にしただろう  深緑の宝石が揺れる 「明日に疑念はない」 そう言いたげな瞳  間違いだらけの世界に 突如舞い降りた天使 ゴミ溜めだって構わないから どうか君に幸あれ  君に見せたい景色がたくさんある 自然に遺跡 早朝の渋谷 ミステリーサークル 花火 それらを目にした君が紡ぎ出す 真っ直ぐな言葉 僕はそれだけを望んでるんだよ  だから決して僕なんかで埋めないで 埋めないで 頭の中を 瞳の中を ひいては君の構成要素を たった一欠片の思い出も思い入れも 他に当ててください 返信は不要です  清々しいくらい 自分には分不相応な天使 叶わぬ恋などどうでもいいから どうか君に幸あれ  間違いだらけの世界に 突如舞い降りた天使 嘘も穢れも知らずに生きて 一秒でも長く  清々しいくらい 自分には分不相応な天使 叶わぬ恋などどうでもいいから どうか、どうか、どうか、どうか… どうか君に幸あれ  天使の寿命は多少延びたかい? 最後にひとつ言うとするなら 「ありがとう」
見切り発車焚吐焚吐焚吐焚吐ケンカイヨシらったった  2000年代初頭 都内某所に生まれ 穏やかな家庭で育って 庭に柴犬 クラスメイトは良き友でしかねぇ …んなことはそうそうねぇんだって 突き付ける朝日  悲劇なら悲劇でさ もっとやりようがあったんじゃないか 先に立たないはずの後悔が先陣切ってら  今日の明日が昨日だったり 何したってイレギュラーばかり プロットも出来ちゃいないのに駆け出した命 転がってはみ出して恥かいて どこへ行くというのでしょう アーメン  「もう限界だ 降参だ」 絶えず弱音を吐いています でもなんだかんだ投げ出さん程度に正気保っています というかそもそもチュートリアルやリセット 一切無しで挑むって 残機=1なんて 正気の沙汰じゃない  波乱なら波乱でさ それに見合うぶっ飛んだ才がなきゃ 設定が甘けりゃ伏線も無視か? なあ答えろよ  ふいに涙が出てしまったり かと思えば堪えてみたり 下書きも出来ちゃいないのに取り掛かった本番 破いて丸めて また開いて 一体何の意味があるの?  ああ戻れない 直せない 有終の美は飾れない ああそれでも それでも それでも…  今日の明日が昨日だったり 何したってイレギュラーばかり プロットも出来ちゃいないのに駆け出した夢 ふいに涙が出てしまったり かと思えば堪えてみたり 下書きも出来ちゃいないのに取り掛かった本番 破いて丸めて また開いて 一体何の意味があるの? たとえ意味なんてなくっても 進め
ナンバーツー焚吐焚吐焚吐焚吐Loyly Lewisあの日からなかなか踏ん切りが付かずにいる それとも本心がここに居たいと駄々をこねるのか 動かぬ両足 潰せぬ水ぶくれ 歩道橋の上 電車と名付けられた鉄の箱が 人と名付けられた有機物を運んだり轢いたり踏んだり それだけの光景  何遍噴き出した血液 まるでよく熟れたザクロの実みたいね  あなたにはあなたの人生がある そっから根っから僕とは違う 一人称視点 けれど主役は不在 歩合なしの消化試合 “高みを目指す”とは他ならぬ自分のための行為で だから僕には生きる適性がないんだ はぁ馬鹿らしい  何億もの精子の補欠のひとつ この世に生まれたの自体 手違いなんだって そうなんだって 答えはもう出てる ガムテープでうるさい口を塞ぐ 墓場へ持ってくための梱包作業 そりゃ傑作 笑う気力もなく 劣等 羨望 どうぞ廃棄を 劣等 羨望 どうぞ廃棄を  世界とか以前に自分から逃避したい 浪費の限りを尽くし散らかっていく一室 これはきっと病気 それでいい このまま侵して欲しい 堆く積まれた漫画 傍から見りゃ現代の風刺画  外には賑やかな学童 ヘッドフォン 弾丸の雨を凌ぐとしよう  自分を愛せなきゃ他人も愛せない 何だその下手な嘘は こちとらオートモードのソシャゲ 起動した人生とは別の何かを見てる それが惚れた腫れたの類ならふたりがひとつになったとき 主役は僕で鳴らされる鐘… ゆめゆめ叶わない夢  死して初めて輝く 口先だけと言われるのは癪 だから歩く 音のない慟哭 僕はナンバーツー 今に見てろと睨み付けて フェンスに手をかけたらカウントダウン 「僕の元に電車が参ります」 ああ今度こそ夢オチでないよう…  何億もの精子の補欠のひとつ この世に生まれたの自体 手違いなんだって そうなんだって 答えはもう出てる ガムテープでうるさい口を塞ぐ 墓場へ持ってくための梱包作業 そりゃ傑作 笑う気力もなく 劣等 羨望 どうぞ廃棄を 劣等 羨望 どうぞ廃棄を 劣等 羨望 どうぞ廃棄を 劣等 羨望 どうぞ廃棄を
シュレディンガー焚吐焚吐焚吐焚吐nishi-ken「私が居なくても大丈夫 世界は顔色ひとつ変えず私を暗闇に置き去る だから だからそんな気休めを言わないで」なんて君の震う声 どうも論点が違うような 微妙に噛み合ってないようだ 困ったな  確かに君が悩もうと 腹立つほど奴は無関心そのもの 席を空ければ直ちに“より出来る駒”で埋めるだけ でも違うでしょ それは所詮他人から見た自分でしょ 君の世界で君はどうだ それだけが大切なんだ  「お前の代わりなど腐るほどいる」と言うあいつは 君の代わりに泣くことも出来ない 無力で無価値で その上こんな風に君を傷付ける酷い奴だから  あの星々に名前があるように 今がやり直せないように きっと誰かと違うことを誇ってもいいはずで 少しばかり君は優しすぎるから 肩の力抜いてさ 「僕が君だったら…」 この曲でこの話題は無粋かな  ところで屋上階の景色はどう? 鳥になる たった数秒のフライトも決して悪くはないけど  「お前の代わりなど腐るほどいる」と言うあいつは 君の代わりに死ぬことも出来ない 卑怯で口だけで 虚勢を張ってないと生きていけない弱い奴だから  「お前の代わりなど腐るほどいる」と言うあいつは 君の代わりに泣くことも出来ない 「君の代わりなど一人としていない」 それは慰めでも気休めでもなくって 残酷で畜生で だけどこんなとき君を助け得る揺るぎない事実  確かに君が悩もうと 腹立つほど奴は無関心そのもの 席を空ければ直ちに“より出来る駒”で埋めるだけ でも違うでしょ それは所詮他人から見た自分でしょ 君の世界で君はどうだ それだけが それだけが それだけが…
愛、愛、愛、愛、そして愛焚吐焚吐焚吐焚吐焚吐千住付近の繁華街 蒸せ返るような性の匂いに当てられ嘔吐した 脅迫にも似たマウンティングと嘲笑 そんじゃあ僕も この自己愛ってやつと一生添い遂げたならどうだろう …惨めになってきたからやめにしよう  「恋をする人は美しい それ以外特記すべきはない 心を開けぬとて 情状酌量の余地はないぞ」 ほら ほら ほら 今日も大型ビジョンの中 とても綺麗事とは呼べない 残忍なことを歌いやがる  「さあさあ人類繁栄に貢献しておくれ」 頼まれなどしなくとも 愛を謳いたいよ 僕も愛を謳いたいよ 除け者にしないでよ  愛、愛、愛、愛… そして愛 愛、愛、愛、愛… そして愛  将来なんて興味ない 矢印はとうに僕じゃないどこかへ向いていて でも実際他人にさえもアパシー 多少障壁はあっても エンドレスに一喜一憂出来るだけマシじゃんか ないものねだりさ 笑うがいいさ  「片想い全部に幸あれ」 だなんて祈ってやるかよボケ 僕の知り得ぬとこで 勝手に悩んで勝手に泣け 負け犬はほら こうしてお家で吠えているんで どうぞ続きをやってください 邪魔して誠にごめんなさい  どうした!ウェイクアップ青少年! 堂々としていて 神はあなたを選んだの 愛を謳いたいよ 僕も愛を謳いたいけど 今は出来そうにないや  「さあさあ人類繁栄に貢献しておくれ」 頼まれなどしなくとも 愛を謳いたいよ 僕も愛を謳いたいよ 除け者にしないでよ  どうした!ウェイクアップ青少年! 堂々としていて 神はあなたを選んだの 愛を謳いたいよ 僕も愛を謳いたいけど 今は出来そうにないや 「いずれまた出来るかな」 他人事のように呟いた
普通の人焚吐焚吐焚吐焚吐ケンカイヨシ誰か早く僕のことを捕らえてくれないか 虚構に手を染め 人のふりをした化け物さ でもそのくせ人並みの幸福が欲しいだとか歌うんだな  誰か早く僕のことを罰してくれないか 生まれるのも生きていくのも下手だったから 無理はないよ 僕が君だったら迷わず手を下した  「異常」「下等」「理解不能」「可哀想」「他人事」 ワイプから覗いた明け透けな嫌悪感 神が全知全能というなら 僕をこうしたのはわざとかい?  世界へ抗う術のひとつとして身を投げて 眼下に望む空は どうせ腹立たしいほどきれいだ 変われないことくらい痛いくらい分かってるから 眩暈 ああ 僕が僕じゃなければよかった それ以外は要らなかった  みんな早く僕のことを忘れてくれないか ゲーセンの明かりが見世物小屋のスポットみたいで 惨めだった 背負い込んだ悪意に潰される日は近い  ねえ、どうやんのそれ 分かるように教えて なんたって僕は普通じゃないから 愛し方から愛され方 上手い線の引き方 全部が間違ってる さもなきゃこんなの 説明がつかない  これ以上騙しながらここに居るのも限界じゃないか あなたは優しいから ひょっとしたら受け入れてくれるかな 「期待などしちゃいない」「そりゃ本心かい?」「黙ってろお節介」 ああ いっそ生まれてこなきゃよかった そんなこと言いたかないのだ  “人とは違う”ってちゃちな優越感を糧に出来る時代は終わった 今こそ訊いていいかな “普通”って何でしょうか? 名前の割に難し過ぎやしませんか?  世界へ抗う術のひとつとして身を投げて 眼下に望む空は どうせ腹立たしいほどきれいだ 変われないことくらい痛いくらい分かってるから 眩暈 ああ 僕が僕じゃなければよかった それ以外は要らなかった それ以外は要らなかった
トリミング・トリミング焚吐焚吐焚吐焚吐Ra-Uヤバい! みんなの愛で地球が暖かくなってるそうで なんて素晴らしいロジック! 君もそう思わない? 海面上昇 国外逃亡 いつか叶えたい月への旅行 希望溢る表情 TikTokかまして記録  悲か訃か朗の報 ろくに読まず1コメもらっとこう だけど他人の揚げ足取ったろう 「それはちょっと不謹慎よ」 私スマホと脳みそ直列繋ぎだし 仕方ないでしょ 重度の無知を電子の海に放流  パパとママがそう言っていたから あいつは救いようのない悪党 ニュースキャスターがそう言っていたから 明日は光に満ちてる 胸が高鳴ってる  赤字と黒字の違いが分かんない でも赤の方がKAWAIIじゃない アニオタは嫌い ウザい キモい それはそれとしてアイドルは正義 【拡散希望】もそろぼち飽きたんで さあ、今夜の絶品スイーツを紹介  ごめんなさい この間は言いすぎた あんたはあんたで誇り持ってやってんだね …これにて完全に和解! 手を取り合って歩んでいきましょ♪  ◯◯くんがそう言っていたから たぶん私間違ってたんだわ トップスターがそう言っていたから たぶんそうに違いない  金輪際見たいものしか見たくない サムネイルでお腹はいっぱい 面舵一杯 進め 次を荒らすべく航海 いつか尊きこの惑星が見る影なく壊れたとしても だとしても何としても遂げたい本懐 この感情はなんだ 喜怒哀楽じゃ表せないな それでも休む暇などないな さあハサミを取って…  パパとママがそう言っていたから あいつは救いようのない悪党 ニュースキャスターがそう言っていたから 明日は光に満ちてる  先生方がそう言っていたから 夢は絶対に叶うし 愛しの人がそう言っていたから 世界は私のもの 思うままにトリミング
死、予約します焚吐焚吐焚吐焚吐Ra-U「信号が待てないから」 理由はそんなもんでいいか 自分で思ってるより全然大人じゃないもんな 仕込み途中のパン屋の香り 穏やかな誰かの寝息 だとかをやけに鮮明に感じ得る朝です 地獄にも思えた日々がちょっと愛しいです  恥捨ててホップステップジャンプ それを馬鹿みたいにループ もう何から何まで最後の機会さ 悔いのないようにワンツー 慣れ切んなかった 期待されぬことより自分を見くびる僕に  数秒経ったら僕は死にます ご覧に入れます 渾身のアイロニー いざ行かんユートピア? カンブリア? よく知らんが遠いどっか だけどもしも 数日経っても消えない感動が 見過ごせぬ衝動があるっていうなら 今日のとこは予約だけでいいです  心の空洞を埋めることに夢中になった 今やこの穴しか誇れるもんもないのにな  滞りなく食事に排泄 睡眠、愛に性に衛生 ああ何から何まで人の真似事さ よく出来たねワンツー マスクを脱ぐと延々降ってくる幻聴 「逃げ切れるなんて思うな」  数日経ったら僕は死にます 嘘じゃないです なんてトートロジー 飛ばせ遊覧船? 幽霊船? 最新ターボ搭載で だけどもしも 数年経っても越えたい冬が その先に春があるっていうなら 今日のとこは予約だけでいいです  数年経ったら僕は死にます… 10年経ったら僕は死にます…  100年経ったらどうせ死にます それまで暇です へいDJ ないすみゅーじっく なんだっけ、ユートピア? カンブリア? そんなん後回しで たった今から くだらん奴らの評価じゃなくて 顔色じゃなくて 数字じゃなくて “僕”のために踊ってみましょうか だから今日も予約だけでいいです  ひどく薄情な街で気丈に踊る また拍を取る 野良猫とセッション 負けじと踊る またミスをする
予測可能回避可能焚吐焚吐焚吐焚吐Ra-U世界は今日も 僕らを試しているんだね こんなにバレバレの落とし穴で 人生なんてさ まばたきするうちに 呆気なく終わっちゃうのだ 相手している暇はない  そうやって閉じこもって 幾らか時間が流れまして この小さな部屋の中ですら自分を見失った頃 壁越しに笑い声 錆び付いたドアを開け放って ぬるい夏の風  分かっていたはずなんだ 傷付いてしまうということも 怖かったはずなんだ 強いられてなどいなかったんだ それでも踏み出した理由を僕らは知っている 成れの果てみたいな光景 にわか雨  明日になれば 少しは面白いことになっているかな 終末だったりすんのかな  案の定素っ気ないね 判で押したような朝になって 通学路はいつも少年らを地獄に落とそうと躍起で 「ああ もういいよ 逃げ惑ったとこで昨日の繰り返しだ」 開く踏切  分かっていたはずなんだ これは望まれた命じゃない 黙っているべきだった 空気を読むのは得意なんだ それでも歯向かった理由を死ぬまで持っていて 教室の隅浮かんでいる ちゃちな光  躓いて転んで指差されて 足蹴にされたって睨み付けて そんな日は決まって夜に紛れ泣いて 泣いて 膨大なデータに裏打ちされた 僕らなりの答えなんだって それが正解かどうかも僕らが全部決めるの  分かっていたはずなんだ 傷付いてしまうということも 怖かったはずなんだ 強いられてなどいなかったんだ それでも踏み出した理由を僕らは知っている 成れの果てみたいな光景 にわか雨 教室の隅浮かんでいる ちゃちな光
だって全部僕だから焚吐焚吐焚吐焚吐KOUICHI思い返せば賑やかな日々だった 世界を巻き込んで色々無茶をした まだまだいけるかい? ならもう少しこの乱気流に 身を任せて 夢が潰える前 新章へ  お気に入りの曲聴いて また音楽が嫌いになる 今日もそんな矛盾ばっかの自分とご対面  一人は心地好くて 独りは耐えらんなくて バラバラ もうガタガタ なのに惹かれた 得体の知れない憎めない そいつの名前が命 生涯僕らを振り回す張本人  ふと見渡せば僕だけじゃなかった 誰も彼もが胸に秘めてる 無力感や全能感 プルタブ引いた途端盛大に 噴き出してしまいそうなソーダ缶  大人だって幼くて 大人だって泣きたくて 分からない もう分からない 概ね問題はない 生まれる前から決まってた宿命みたいなもんさ 目一杯抱き締めていくよ  一人は心地好くて 独りは耐えらんなくて バラバラ もうガタガタ なのに惹かれた 得体の知れない憎めない そいつの名前が命 生涯僕らを振り回す  生きたがって死に急いで 死にたがって命乞いして さよなら いや、このまま もうちょっとこのまま 欠陥だらけのこの心 治す術はない 「じゃあ」ってマイクを構える  矛盾だって大歓迎 除け者にはしないぜ 不恰好なら不恰好なりの愛着 後ろ向きでも前向きでも 進歩に違いはないよ 目一杯抱き締めていこう だって全部僕だから 僕だから
シャボン王子と無間地獄焚吐焚吐焚吐焚吐ササノマリイ昔々のお話 某国の王子は気付いた 「どうやら僕の瞳は他人とは少し勝手が違うようだ」 いつからか家臣の声も民衆の声もお父様の声も 色の付いたシャボン玉となって彼の視界を埋めた  喜びはピンク色 嘘をつけばすぐに濁った 隠れて悪事を働く不届き者も一目で分かった 「ああ この力さえあれば全部安泰だ」 そう確信したんだ 人々は彼を“シャボン王子”と呼んだ  ふわふわふわふわり… 絵本の中みたいな光景 ぱちぱちぱちぱちり… 舞踏場のシャンデリアよりきれい  「これはきっとさ 神様から見初められた証明 この国を守っていく そのために生まれてきた どうせならさ 心の声も見えたならいいのに」 それを聞いた神様は気まぐれに願いを叶えた  市場を見回り中 痩せぎすの青年と出会った 自殺願望が真っ黒いシャボン玉となって空を覆っていた 「僕が来たからにはもう大丈夫だぞ」 そう言って肩を叩いて 思えばそれが歯車を狂わせた瞬間だった  初対面の男に心を見透かされた羞恥 何より期待という無邪気な重圧に耐えられるわけなく 青年は力一杯舌を噛み切り その場で死んでしまった どこからか甲高い悲鳴が聞こえた  “人殺し”と石を投げられても投げ出せぬ職務と罪悪感 時を待たず酒に溺れ 自己と他己の境失くす毎夜 「目に映るもの全て 鏡の前じゃ僕も例に漏れず敵なんだ」って そう言い残しとうとう気が触れた  数年前の栄光が嘘みたいな地下牢で 「一族の恥」と 「産まなきゃよかった」と 蔑む声も彼の耳にはもう届かない  もはや息するだけの屍を持て余していたところ こう呟く 「神よ 全てお前のせいだ」 ひどく血走った両目で空を睨み付ける  神様はこう返した 「調子に乗んな」って 「俺の読みが間違ってたっていうのか それならばお望み通り“行き過ぎた力”を無くして進ぜよう  土へ還れ、命諸共 こんな恩知らずなだけの失敗作 天国にも地獄にさえも行けるなんて思うなよ さあ、これで全部おしまい」  所詮彼が消えたところで 訪れる平和も巨悪もなかった この世界に何も与えられなかった さながら初めから居なかったかのように これから彼はあの日の過ちを省みることも償うことも 自分勝手に泣くことも到底許されず “無”という無間地獄の中で永久に彷徨い続けるのだ めでたしめでたし…
量産型ティーン焚吐焚吐焚吐焚吐薮崎太郎70億分の1を満たすのでやっとの僕らに 「特別な人間になりたい」なんて過ぎた願いかな “若輩たちよ…” 今日も説教臭いつぶやきが 大袈裟にバズって僕らの首を絞める  辛いと思う度 立ち止まる度 それを歌にする度 いちいち酷評して 別にお前の意見は訊いちゃいない 僕らの自尊心はタバコの吸い殻みたいに踏み付けられ 息も絶え絶え  「言葉にならない」と言葉にしちゃう僕ら テンプレート? 所詮替えが利く量産型 “ゆとり”に“反抗期” 変な名前付けて なあ大人たちよ こんなもんで縛って何が変わるっていうんだい  雪が降ったなら 「雪が降ったね」と言うだけ 結晶の数なんか数えない もし僕らが飛び降りたなら 「飛び降りたね」と 何の感慨もなくほざいて 適当な相槌で流して 明日には忘れるんだろ?  平凡な悩みで案の定挫ける僕ら テンプレート? 所詮どんぐりの背比べか 「出る杭は打て」と僕らの個性を殺したのはお前たちだ なのに何を勘違いしているんだい  「言葉にならない」と言葉にしちゃう僕ら テンプレート? 所詮替えが利く量産型 平凡な悩みで案の定挫ける僕ら テンプレート? 所詮ドングリの背比べか “ゆとり”に“反抗期” 変な名前付けて なあ大人たちよ こんなもんで縛って何が変わる  僕らが僕らで守っていかなきゃ 「僕らはみんな特別だ」って証明していかなきゃ この命は この心は僕らだけのものだ 誰にも語らせんな  なあ大人たちよ 自分を愛すだけで何を躊躇っているんだい
トウメイニンゲン焚吐焚吐焚吐焚吐KOUICHIまるで空気みたいだ いや、空気なんておこがましいな 僕にはその中を漂うホコリくらいがお似合いだな 泣いてもいいかい? ていうか律儀に訊くことないか どうせその目に僕は映らないんだから  君は狡いよ この胸いっぱいに“好き”の気持ちを植え付けたくせに 他の奴の虜になって 余計に輝きを増しちゃって もう一生僕の心を離さないんだから  恋愛=攻防戦 そんなのは幻想なんです 毎日が一方通行 不毛で冴えないワンマンショーです 再挑戦 後 再挑戦 それいけ透明人間 玉砕も当然の勢いでぶつかっておいで  きっとこの瞬間も 広い世界を見ているんだろうな でもね 僕に言わせれば君が世界そのものなの 両手でそっと君の眼を覆ってみようか 生憎何の気休めにもなりやしないが  たまに空想する もういっそのこと嫌ってくれたら 恨んでくれたら その頭の隅の隅に 住み着くことが出来たのに 力尽くで視線を奪ってやったのに  勝算は0.00 そんなの分かっているんです 勝手に惹かれちゃって 勝手に腐るだけなんです でもいい加減察して 正気を手放して透明とは程遠い色に染まっていく僕に  「好き」って言おうと届かない 必死になって馬鹿みたい 例え僕が消え失せようと 何でもない 何の変わりもない朝が来んだ  恋愛=攻防戦 そんなのは幻想なんです 毎日が一方通行 不毛で冴えないワンマンショーです 勝算は0.00 そんなの分かっているんです 勝手に惹かれちゃって 勝手に腐るだけなんです でもいい加減察して 正気を手放して透明とは程遠い色に染まっていく僕に
魔法使い焚吐焚吐焚吐焚吐鮎京春輝あなたが空へ昇ってから 途端に苦手なことが増えた 僕を許す方法 アルバムを開く音 このピンチ あなたならどうやって切り抜ける? 何万という言葉たちが収容されたこの頭が 導き出す解は 驚くほど拙くてさ いつもいつも 周りに迷惑かけてばっかなんだ  レンタルショップの隅っこ あなたと最後観た映画は今日も貸し出し中 感傷にさえ浸るな、と? 何かがあった人たちが 何もなかったかのように通り過ぎる 泣いている僕が馬鹿みたいじゃないか  記憶の中のあなたはとても不器用に だけど上手に笑っていたよね 僕らの明日はこんなにも輝かしいんだと 優しく騙してくれたよね さあ あの魔法をもう一度かけてくれないか じゃないと今にも呆気なく挫けてしまいそう  あなたが灰に変わってから 心の制御が効かなくなった 夜通し落ち込んで 親切だって無下にして いつまでも物覚え悪くってごめんね  真っ直ぐ歩けぬネオン街 聞こえた舌打ち 訳も分からないままにひたすら頭下げて 利口の対義語みたいな生き様晒しているよ この罰は 一体いつ頃終わってくれんのかな  記憶の中のあなたはよろけながらも 力強く進んでいたよね 「どの困難にも必ず意味があるんだと」 世界一イカした見栄を張ったね さあ あの魔法をもう一度見せてくれないか 一生に一度のお願い  「あいつの夢ごとお前は背負った」 なんて外野が宣っているんだ 全部が全部叶えられるほど 器用でも何でもない あなたからも一言言ってやって 僕を一番に知り尽くしたあなたが… あなたは… あなたはもう居ない  記憶の中のあなたはとても不器用に だけど上手に笑っていたよね 僕らの明日はこんなにも輝かしいんだと 優しく騙してくれたよね ああ あの魔法に縋っているだけじゃいけないや 分かってる 分かってるけどさ どうしたって寂しいよ
コントロール・ミー焚吐焚吐焚吐焚吐高田翼服従は案外ね、楽勝 それ以上に困難なこととは 自分の心を偽ることです 形だけ地を這いつくばろうとも 擬態しきれない僕は欠陥品か? 欠陥品か?  夜中考えてしまうんだ この“自分”って機体の操縦席を いつの間にやら奪われていた 世界が憎い憎い憎いと思うから こんな歌を書いて過ごしています  そんなわけで右折します  「自分の足で立って自分の意志で歩きたい」って 言い張って 言い張って そーれ1抜け 流行りの本を読んだとこで何にも刺さりゃしねぇよ いつだって いつだって 僕を動かすのは僕だ 僕だって言ってんだ  極端に言っちゃえば生死 それすらも僕の手中だ 行くか戻るか靴投げくらいの 重みで決めていい 決めていいから 息を止めたまま生きてもいい  そんじゃあまたね あの往来で  陰謀は水面下で渦巻いて魔の手がまた絡まって 笑えねぇ 笑えねぇ でも笑って きれいな夜空を見たとこで何にも変わりゃしねぇよ いつだって いつだって 僕を動かすのは僕だ  届きそうもない夢のこととか 今にも触れそうな限界のこととか ハンドルは今僕の手に 賞賛だけではどうにもならなかったあの日 誰かの言葉でくたばることもないと知った  「自分の足で立って自分の意志で歩きたい」って 言い張って 言い張って そーれ1抜け 流行りの本を読んだとこで何にも刺さりゃしねぇよ いつだって いつだって 僕を動かすのは僕だ 僕だって言ってんだ
返してよ焚吐焚吐焚吐焚吐春日俊亮・高田翼自信を失った代わりに 他人の粗探しは上手くなり 夢を見限った代わりに 面倒事も減ったんだ 今日も今日とて疑心暗鬼 手当たり次第に斬り付ける その刃が自分へモロに刺さる 代わりにくだらん歌が湧き出す  文字通り何も持たずに ある意味でこの世の全てを持ち 産声を上げた遠き日の自分 奴が言葉を使えたら 完膚無きまでに言い負かされる 今ここにあるのは 命への惰性だけ  こんなもの こんなもの欲しいと言った覚えはないや 早急にお引き取り願います さっさと動けこの役立たず もう一度 もう一度だけでいいから笑顔咲かせたい ねえそれ 返して 返して  心を汚した代わりに 新たな汚れは目立たなくなり 無垢さを差し出した代わりに 嘘もつけるようになった 莫大な時間を費やして 若干身軽になりましたが 果たしてこれが僕のあるべき姿なのでしょうか? 答えて  その昔街の中には 冒険も熱情も腐るほど 溢れていたようだ 当事者は語る 昨今は見えるものだけ見ていればそれなりに満たされる 本当に都合のいい人間になりました  こんなもの こんなもの欲しいと言った覚えはないが 捨てるに捨てられなくて困る 結局僕らは空っぽだから 「最低だ 最低だ 一番狡いのはお前だろうが」 「でももう 分かんないの 分かんないの」  こんなもの こんなもの欲しいと言った覚えはないや 早急にお引き取り願います さっさと動けこの役立たず もう一度 もう一度だけでいいから笑顔咲かせたい 早くそれ 返して 返してよ
呪いが解けた日焚吐焚吐焚吐焚吐nishi-ken他人の「嫌い」を鵜呑みにして 「僕とて僕が嫌いだよ」って 笑顔殺して 声を殺して それでも命は続くんです どうして自信に満ちた表情? どうしてそんな上手く飛べるの? まるで籠の中の鳥のよう 隣の芝生は青いよ  「愛してる」って言われたって 全然実感湧かなくて 僕に果たして「愛してる」って言えるほど価値ありますかね そもそも自分の居場所示す指定券すら手元にないです 「呼吸していい」という確固たる許可証だってないです  そんな僕を見て君はほざくのです 「泥だらけのその翼だって悪くはないよ」なんて 「とんだ物好きだね、君って」 気付いたら涙が止まらなくて  信じてみよう こんなしょうもない僕を君は許したの 次は僕が許してやる番だ 「呪いを解こう 君はこれから 好きなときに笑っていい 生きたいとき生きればいい」  温かいものが込み上げていく 久しぶりに鏡を見てみる もう大丈夫 君の選ぶ僕なら僕も愛せるはず 同じかそれ以上君が君を愛せるようにと祈っているの 役不足かもしれないけど 君の側に居るよ  楽し気にらったったって歌いたくて 否定 肯定 隣り合わせ デイ・バイ・デイ ねえポンコツだって 人間として劣等生だって 生きていいって さあ胸を張って 仮にそう デリートしよう その思想 奴らの嘘を  いつか君を見て僕はほざくのです 「泣き腫らした目も 枯れた声も 君らしくていい」なんて そうしたら気付いてくれるかな 溢れんばかりの“ありがとう”  毎日言い負かされてばっかで 当然言い返す勇気なんてなくて ボロ雑巾みたいに散々な僕を 救い上げてくれたのは他でもない君で 「生きてていいよ」と君が言ってくれるなら 生きる以上のことを僕は出来る気がする モノクロの舞台は途端に色付いて 演者は僕のために踊り始める 「生きてていいよ」と僕が言ったならば 死にそうな君は何を思うだろう こんな歌ごときじゃ届かないかな それでも懲りずに歌ってる  信じてみよう こんなしょうもない僕を君は許したの 次は僕が許してやる番だ 「呪いを解こう 君はこれから 好きなときに笑っていい 生きたいとき生きればいい」  想像してよ こんな不甲斐ない歌を聴いてくれてさ 僕は本当に救われているんだ 「呪いを解こう 君はこれから 好きなときに笑っていい 生きたいとき生きればいい」
モラトリアム焚吐焚吐焚吐焚吐春日俊亮僕が酸素を吸っている間 あなたが窒素を吸っているような そんな そんな明確な違いがあれば 夢など容易く捨てられたのに  都市も宇宙も遠くにあるから きれいに映るんだなんて言うけど どうして どうして離れゆく背中はこんなに 醜くも滲んでしまうんだろう  “追い越したい”はいつか “追い付きたい”に変わり “追い付きたい”はいつか “置いて行かないで”に そのまま消えてしまえばよかった?  あなたの半身が 僕の全身で あなたの一歩が 僕の十歩だとしても 諦めきれない 身の程知らずにも朝を迎えてしまう ねえ どんな顔すればいいの  錆びた遊具に 幼いあなたの面影重ねる自分がいて やっぱ やっぱ宿命って奴なのかもな 「もう少し足掻いてみよう」…なんて  才能・センス信じない 努力も報われない そう思いたかったのに あなたを見ていると どうにも光が差してしまうんだ  あなたの現実が 僕の未来図で あなたの失敗が 僕の成功だとしても 今だけはどうか無様でいさせて 独りぼっちの夜深 懸命に言葉を繋いだ  下手くそな旋律 木枯らしが運んで消えて とうとう歩き出すかって 鞄を背負う 背負う  一生かけたとこで 追い付けないとしても あなたの昨日を なぞるだけだとしても 諦めたくない 腐りたくはない ちゃんと花を咲かせたい ねえ 僕もまた歌っていいかな
時速40000kmの孤独焚吐焚吐焚吐焚吐綾野薫・高田翼とびきり古い記憶は 雨の中で見た紫陽花 あんまりきれいだからさ 思わず笑みが溢れた 純真が唯一の取り柄だった 影が差したのはいつだ 寂しさにうずくまった夜ばかり覚えている  独りがふたりでつまり独り たとえ100あれど同じことだ 長らく居場所を作れないまま 「あいつは異常」と指を差されたことが僕を異常にして 14歳の冬に全部敵に回し  まるで小さな隕石みたいだと思った 産み落とされたら落ちるだけだ そこに期待も何もないや 時速40000kmほどの孤独が 誰にも知られずに泣いていた そんなよくある話だ 聞いてくれ  突然の出来事だった 置き手紙もなしにバイバイ 空っぽになった部屋で 毎日歌い続けた あの人は今も心の中 それは揺るがぬ真実だ だけど時々願うんだ 「形あるものをください」と  拍手の数だけ偉くなれる? どこまでいったら独りじゃない? 18歳の秋に捕まえた夢 僕のためにあった声も歌も あなたへの処方箋に変わり 傷や痛みを癒してくれたという  こんな僕にも輝く瞬間があった 大気圏で燃えて千々になったって 絶望は一層強く光って… 時速40000kmほどの孤独が あなたの一言で報われた そんなよくある話だ 聞いてくれ  雨は上がって 季節は巡って いずれ本心も移り変わることに気付く ああ これを孤独と呼ぶには いささか心地好すぎるような  まるで小さな隕石みたいだと思った 産み落とされたら落ちるだけだ そこに期待もなかったのに 時速40000kmほどの孤独を 新たな感情が追い越した そんなどこにでもある ひどくありふれている 僕らが起こした奇跡だ 聞いてくれ
グッバイ・サムシング焚吐×みやかわくん焚吐×みやかわくん焚吐焚吐焚吐「万人所望の自分を 目下安泰なビジョンを 飲み下せ 飲み下せ 生意気な輩には轡を進呈」 満員御礼の牢獄は 全人類集め煮込んで出来た 灰汁みたいに汚れて息も出来ないや  絡まっていく心象 偽物の幸せでオーバードーズ 明暗どっち付かずの白夜行 終点はいずこ? 知ったこっちゃないよ さらば  ブレイクスルー・ソー・ビッグウォール! 戯れたことは言うな 耳が腐っちまうぜ もう限界超 こんな偶像虚像放り捨ててやる ブレイクスルー その銃を奪い組み伏せろ 勝つのは僕たちだ 待っていても縋っていても変わんねえんだよ このままじゃ  「一切合切の不安要素 大なる成功を前にしちゃ くだらない くだらない」 惑いの中囁く亡霊 心音を唯一の声にして そうすればきっと聞こえるはずだ 地を揺るがすほどの悲鳴とSOS  振り返ればきっと またすぐに見付かってしまうだろう 今は当てのない逃避行 結末はもっと奥 あの光の指す方 掴め  ブレイクスルー・ソー・ビッグウォール! 戯れたことは言うな 耳が腐っちまうぜ もう限界超 こんな偶像虚像放り捨ててやる ブレイクスルー その銃を奪い組み伏せろ 勝つのは僕たちだ 待っていても縋っていても変わんねえんだよ このままじゃ  ブレイクスルー・ソー・ビッグウォール! 戯れたことは言うな 耳が腐っちまうぜ もう限界超 こんな偶像虚像放り捨ててやる この4分半だけは聖域だろ 守りたかったんだ 待っていても縋っていても変わんないから 笑えないから 歌ってみたよ足掻いてみたよ これで何かが見えるかな
黒いキャンバス焚吐焚吐焚吐焚吐出羽良彰涙を吸い込み滲んだ模様 何回拭いても残った跡 日ごと繰り返しながら 歪んでしまった心 だけど日和らず性懲りも無く 夢を描いた15の夜 ハッピーエンドを望んでい「た」? いやいや今でも望んでい「る」 正に戦いの最中 追い風を待って数年 どんな失敗もどんな後悔も 長い映画じゃどうせ序章  人生の往来で 出会えた方々全員へ 念願の傑作は 恐らくまもなく完成だ 寄っといで寄っといで お願いもう少しここにいて 見届けておくれ  恥を描いて塗って出来た 暗闇の中に ほんの小さく見え隠れする なんてことのない光 それが大袈裟に映えて 流れ星みたい それで全部報われる 美しい世界  面倒なことは嫌いだから 汚れることだってごめんだから 未だまっさらなままで 持ち腐れている宝 いらないのなら明け渡しなよ 命諸共委ねなよ  大勢で集まって 舐め合う傷すらなくなって 窮屈な一室を 肥大したプライドが占拠して 「運がないな運がないな」 パソコン相手に呟いて… お前のことだよ  恥を描いて塗って出来た 暗闇の外を 居場所欲しさにひしめき合っている ホントしょうもない名誉 巨大なキャンバスに化けて どうぞこの僕を 敗者として好きなだけ 吊るし上げなよ  恥を描いて塗って出来た 暗闇の中に ほんの小さく見え隠れする なんてことのない光 それが大袈裟に映えて 流れ星みたい それで全部報われる  恥を描いて出来た 暗闇の中に ほんの小さく見え隠れする なんてことのない光 それが大袈裟に映えて 流れ星みたい それで全部報われる 美しい世界 美しい世界 美しい世界 美しい世界
グリンプス・グランパ焚吐焚吐焚吐焚吐カラスヤサボウ「君のため 将来のため」 もう一体何回目? 美味い餌で 釣り上げられ ボロい檻に入って 刑期はさあね 知ったこっちゃないね お前が飽きるまで? 冗談じゃないぜ この足枷 早いとこ解いてくれ  腰が曲がったお前が今 世界の全貌を見渡せる 気になってんのはこうやって 踏み台になってやっているからだ  正直今世は大事にしたいな マッハで掌返してやろうか もうじき来世のお前に会えるや いい子でちょっとなら待っといてやろうか さあ段々どんどん楽しくなってきたよ このまま…  「泣いてごめんね 新入りなもんで」と地を這う生活で いつ頃だっけ 丁度こんな雨の日にふと聞いたんです なんでも晩年 おつむが残念な輩に限って 取っ替え引っ替え 新たなオモチャを欲しがるようなんです  それならいっそ人類ごと 遊び倒して疲れ果てて 神をも手懐けなさい どうぞおやすみなさい  正直今世は大事にしたいな マッハで掌返してやろうか もうじき来世のお前に会えるや いい子でちょっとなら待っといてやろうか さあ段々どんどん楽しくなってきたよ このまま…  正直今世は大事にしたいな マッハで掌返してやろうか もうじき来世のお前に会えるや いい子でちょっとなら待っといてやろうか 正直今世は大事にしたいな マッハで掌返してやろうか もうじき来世のお前に会えるや いい子でちょっとなら待っといてやろうか さあ段々どんどん楽しくなってきたよ このまま…
夢負い人焚吐焚吐焚吐焚吐出羽良彰さようなら 夢追い人はすぐに巣立つ 居心地のいいものさえも切り離して 見知った人も 褪せた空もすぐ忘れる まるで横目によぎるくらいに自然だ  得るばかりじゃないけど踏み出す意味を探した 僕が今  窓明かりに 染まるわけは 過去を想う安い回想場じゃなく 明日通るはずの茨を その中に求めるから ちゃちな恐れなんてさ 置いていくよ この遠慮がちな勇気をお守りにしよう ただ遠く星を見る ぬるい暮らしの果てに何があろう  こんにちは 夢負い人は人と出会う 少しの妥協を帯びながら 不穏な心へ プラ版のように連なる景色 どんなきれいな色も濁ってしまうね  今更袖を掴むような真似はしないでよ だって今  窓明かりに 染まるわけは 過去を想う安い回想場じゃなく 明日通るはずの茨を その中に求めるから いつか自転車に乗せ 連れて帰るよ 籠いっぱいの成果とその物語 まだ見果てぬ夢を負う 重い体を引いて進んでいこう 進んでいこう 進んでいこう  さようなら 僕はまだ南へ飛ぶ 終の住処を夢見る渡り鳥
彼方の明日焚吐焚吐焚吐焚吐Neruねえ覚えている? 初めて出会った日のこと 陽射しの暖かさだとか ねえ忘れないで どんなに些細なことでも 分かち合いつつ繋がっていたいんだ  離れ離れというきっかけなど それほど大切なものではないけど 尊い日々の延長線上で  宛てがった鼻筋の感触が今 背中合わせのむず痒さが今 長い時の中できっと きっと僕らを強くしているよ ありふれた出来事に紛れたっていいよ 無理矢理特別にしなくたっていいよ 使い古しなんかじゃない 僕らだけの記念日になるよ またね 「明日会おう」って言ってすぐまた会えるよ 少なからず そう 明日会えるよ  生憎の雨に託けそっぽを向かないで 今日という日だって偶然なのに 物憂げな顔でしゃがんだ君につられて 咲き損ねた花が滲んでいく  徐々に大きくなる理想像には 絶対辿り着く保障もないけど 遠い未来の靄の中で  振り返ればそこかしこ穴だらけの記憶で 寂しがるほどには失うものもなくて なのに泣けてきちゃうのは どうしてだろう?不思議な日だね ありふれた言葉だけ並べたっていいよ 無理矢理特別にしなくたっていいよ 使い古しなんかじゃない 僕らだけの毎日だったよ またね 「今度会おう」って言って会わないでおこうよ 口約束の待ち合わせのように  宛てがった鼻筋の感触が今 背中合わせのむず痒さが今 軽い風に吹かれては 一層きれいに棚引いているよ ありふれた言葉でも確かにここにあるの 背伸びなどしなくとも見える場所にあるの 使い古しなんかじゃない 僕らだけの記念日が今日も またね 「いつか会おう」って言ってすぐまた会えるよ 遥か彼方の明日会えるよ
ティティループ焚吐焚吐焚吐焚吐Neruティティループ ティティループ 教えておくれ 「僕だ」って叫んだって大丈夫かな  はじめましてとさようならとが 順番に心を満たすよ 昔々に枯れた涙が 枝分かれ未来へ流れていく 今の今まで肥え育ててきた 自分らしさが畔に上がり 褒め称えられた時には貶され それすらも血潮へ流れていく  魚が僕の中を泳いだ 「汚い河」と笑い泳いだ 既に僕は僕でない誰かに 支配された脳みそだったのか もうこんな声がこんな言葉が 偽物だと疑いながらまだ  ティティループ ティティループ もがいているよ 誰かが泡立てた個性を消せないで ティティループ ティティループ 教えておくれ 「僕だ」って叫んだって大丈夫かな  僕から君へ君から誰へ 順番に心を満たすの? 中間地点に何があったって 彼方には忘れ去られるんだろう 色とりどりのジェリービーンズを 少しずつ流れに投げ込めば どこかで塞き止められるだろうか 人知れず溶け込んでしまうだろうか  魚が君の中を泳いだ 「汚い河」だと笑い泳いだ それは君でない僕自身が 汚いという証明になるのか もうこんな声がこんな言葉が 誰のものになってもいいからさ  生きている? 生かされている? それすら分からない 誰かが築き上げた歴史の端くれで ティティループ ティティループ 答えておくれ 「僕だ」って叫んだって大丈夫かな  僕から君へ 君から誰へ 誰から君へ 君から僕へ 僕から君へ 君から誰へ 誰から君へ 君から僕へ 僕から君へ 君から誰へ 誰から君へ 君から僕へ 僕から君へ 君から誰へ 誰から君へ 君から僕へ
クライマックス焚吐焚吐焚吐焚吐ササノマリイ世界中の強者が 勝ち進んだ分だけ 相対的に 0へと近付くレーティング原理  楽しむことさえも忘れて コマンド前眩暈に襲われて  これ以上に悪くは ならないってところで やっと僕ら 未来に希望を見出だしたんだ  伸びしろしかないあと数十年 弱音は一日一時間  絶対現在僕らの 暗いマックス そう 暗いマックス 夜明けの前 全ての転換点 言いたい放題言ったんなら 再開 もう 再開 扉の奥 誰かが呼んでいる クライマックス  陽は射すものじゃなくて この目で捉えるもの 待っていたって ただただ心が腐っていくばっか  運命にまで慈悲を受けたら それこそ人としてどうなのさ  精神限界そろそろ 辛いマックス ああ 辛いマックス 深海にて 絶賛O2減少中 本日好日地上は 晴天 もう 晴天 さあ今こそ 力を試すんだ  「どうやって立ち上がってきたんだっけ」「どうやって歌うんだっけ」 大丈夫 また一からスタートしよう 何も失うものはないだろ  絶対現在僕らの 暗いマックス そう 暗いマックス 夜明けの前 全ての転換点 言いたい放題言ったんなら 再開 もう 再開 扉の奥 誰かが呼んだ 将来到来本当の クライマックス そう クライマックス 朝日の下 涙の終着点 言いたい放題言ったんなら 再開 もう 再開 扉を開け 誰かが呼ぶ方へ 手を伸ばして クライマックス
四捨五入焚吐焚吐焚吐焚吐カラスヤサボウさあ自分に問題です のっぺらぼうのAさんとBさんが 紙面の中央で談笑しています 「話に混ぜて」と強引に僕の存在を足したら 仲良く三等分 果実は分けられますか?  ヒントを出します 生きているだけで幸せらしいので 僕はとっくに幽霊のようです 生者か亡者か曖昧な顔を鏡で見てから もう一度聞きます 果実は分けられますか?  今1人でいるはずなのに 0.5って数値を満たすくらい 価値のある人間になれない どうやらここにも僕の居場所はない  いっそ取るには足らない僕を 小数点以下切り捨てよ いっそ取るには足らないこんな思い出も 小数点以下切り捨てよ  明日までの宿題です 愛想笑いを上手くしてきてください 焦るとどもる癖を治して 腐ったように俯く歩き方を変えてください いかなる言葉にも耐え得るメカになってください  独りから抜け出すためには 0.5って数値を満たすしかない 「価値のある人間になりたい」足掻いたけれどもとんだ猿芝居  いっそ取るには足らない僕を 小数点以下切り捨てよ いっそ取るには足らないこんな思い出も 小数点以下切り捨てよ いっそ取るには足らない僕を 小数点以下切り捨てよ いっそ取るには足らないこんな思い出も 小数点以下切り捨てよ  じゃーんこれが正解です
青い疾走焚吐焚吐焚吐焚吐Neru青臭い連中が集まった草野球 四畳半の自室から見下ろした 窓を通し屈折する純粋なその笑顔 鬱陶しくてカーテン引いて寝転んだ  「久しぶり元気してるか?どんな暮らしだ?」 もしや君は…なんだ夢か… それに本気で安堵する 自分を虚しく思った とどめ刺すように蝉が鳴いた  生意気な童心のままに 大人をこじらせて あーあ! 流れやしていない汗を拭って その度体は乾いて重体 一対九待ったなしプレイボール 扇風機の前で あーあ! 無様にも生きている僕らがいた もう一度走ろうか  寝巻きのまま繰り出した日暮れの河川敷 向かうべき方角ちゃんと知っていた  あの頃の僕に会えたらなんて言うかな 「どうだちょっとは見直したか?」 素直になれなかった分 寄り道をしてしまった分 アクセル全開で追いかけなきゃ  生意気な少年時代を 笑った思春期を あーあ! 余裕で見下ろす現在の僕が 稼いだ飛距離は大気圏突破 三者凡退鈍いメタリックサウンド 蜃気楼の中で あーあ! 無様にも生きている僕らがいた もう一度走ろうか  暑くなって熱くなって 地球を回すんだ  生意気な童心のままに 大人をこじらせて あーあ! 流れやしていない汗を拭って その度体は乾いて重体 生意気な童心のままに 大人をこじらせて あーあ! 今なら流れる汗を拭って その度心は満杯でオーライ 九回裏三振のフラッシュバック 夏の始まりに あーあ! 無様にも生きている僕らがいた もう一度走ろうか
ふたりの秒針焚吐焚吐焚吐焚吐橘井健一生まれて初めて触れた 君の優しさにただ 懐かしい気持ちになるのは なんでだろうか 電池が切れたみたいに 俯いた日常も 途端に色付いていくような  不思議だな 不思議だな  チクタクと一秒ごと 命を刻み出したんだ 曖昧な言い訳など 何の役にも立たないだろ  愛というパーツひとつあるだけで 過去は変えられる 愛というパーツひとつあるだけで 今日も変えられる 愛というパーツひとつあるだけで ああ 明日もきっときっときっときっと  自分で寄せた期待を たとえ裏切ろうとも この手で成し遂げたいんだ 君もそうだろ? 大切に仕舞ったきり 埃をかぶったままの 未来を もう一度探そうか  聞こえるよ 聞こえるよ  チクタクと一秒ごと 命を刻み出したんだ ちっぽけな不安など いとも簡単に掻き消すほど  愛というパーツひとつあるだけで 謎は解けていく 愛というパーツひとつあるだけで 闇は晴れていく 愛というパーツひとつあるだけで ああ きっときっときっときっときっと  何もないなんて言わないで せめて僕の話を聞いていって 君のことを想うことが 欠かせない僕の一部になった 恋してる たぶん 恋してる 止められないんだ もう  チクタクと高らかに ふたりの秒針が愛を歌う 何回転繰り返しても 輝きは増していくんだから チクタクと一秒ごと 命を刻み出したんだ 曖昧な言い訳など 何の役にも立たないだろ  愛というパーツひとつあるだけで 過去は変えられる 愛というパーツひとつあるだけで 今日も変えられる 愛というパーツひとつあるだけで ああ 明日もきっときっときっときっと
てっぺん底辺焚吐焚吐焚吐焚吐Neruさあ?何度目の試練だ? 仕組まれたような凹凸を掻い潜っていこう まあ随分慣れっこかな? 仕組まれたようにここまで上手くやってきたよ  言葉とは裏腹な 超人級のがんばりが今日流行っているそうで それならば手を叩かなくても 立ち上がれるや  てっぺん立って息を切らしたって 終わらない 透明な螺旋階段を登って 酔って急上昇 安堵したって空を仰いだって 分からない ハリボテのいわし雲ぶら下がった 掌の上 死にかけの心がニコニコと ほくそ笑んでいるや 騙されて行こう そうてっぺんまで  さあ?何枚目の仮面だ? 塗り替えすぎて元の顔が分からないが まあそのうち慣れんのかな? 慣れて欲しくないなこんな無様な姿には  世の需要に忠実な つまらない人生が自分に訪れそうで 募らせた高慢が歩みを 余計速めていく  先陣切って象牙を吹いたって 意味はない 雑味をこれでもかと貪った 迷走状態 安堵したって空を仰いだって 分からない ツギハギの化け物が出来上がった 作業台の上 愛着が湧いてきてゴミすらも 手放せなくなるや 割り切って行こう そう底辺まで  てっぺん立って息を切らしたって 終わらない 透明な螺旋階段を登って 酔って急上昇 安堵したって空を仰いだって 分からない ハリボテのいわし雲ぶら下がった 掌の上 死にかけの心がニコニコと ほくそ笑んでいるや 騙されて行こう そうてっぺんまで ああでもないやこうでもないのわがままを どこまで許せばいい? 返信ちょうだいよ てっぺん着く前に
オールカテゴライズ焚吐焚吐焚吐焚吐褒めようもないものがたくさんあって 誰も彼もとうに見限ってしまった この行為はそう孤独な抵抗で いわば自分だけに課された命題だ  褒めようもないものがたくさんあって 無理に褒めようとすれば気が滅入るけど 悪人と決めつけていた青年も しとどながら犬を拾えば善人だ  意固地になって背を向けてきた 断片が今更胸に刺さって 絶望感に苛まれても この手で救いたいたいたい だから  新月だって曇天だって光を当てれば 満月にオールカテゴライズ 満員電車の舌打ちにだって ビートを合わせれば スタンディングオベーションにオールカテゴライズ  ろくでもない人ほど賞賛を媚びて 適当に合わせて図に乗られたって 相手も同じように自分を 賞賛してくれれば満更でもないね  ひとり残らず照らし合えば 諍いなく生きていけるって そんな世界を想像したけど だめだめ ありえないないない だけど  失望しきったあいつらだって顕微鏡を通せば きれいな思い出にオールカテゴライズ 全てを暴くわけじゃなくて 欠片でも優しさを 見つけるためにオールカテゴライズ 全てを拒むわけじゃなくて 欠片でも優しさを 見つける度にオールカテゴライズ
子捨て山焚吐焚吐焚吐焚吐これが限界だよ 潔く諦めるよ あとはあなたに任せるよ 皮肉じみたものも 痛々しいものも 丸みを帯びて似通っていく  乳離れを拒みすぎた子どもたち 平積みになって色褪せる頃 優しい人じゃなく易しい人に 成り下がる気分を味わう  ありあり ありがとうバイバイこんなにも僕は 泣く泣く砕ききって差し出すのに 廃り廃り つるつるの脳に弾かれて 自惚れることすらも許されないんだろう  いつも伝えたいことは 太く大きくあって 決まって名残惜しく歌うから 欠片でも染み入るなら それだけで世界一 幸せだって思えるんだ  慣らされた 獣道を闊歩して つまらないと嘯く頃 心にぽっかり穴が空いて ひとりぼっちで立ち尽くす  ありあり ありがとうバイバイこんなにも僕は なるべく平べったく差し出すのに さながら原始反射で握る空のように 引っ掛かることすらも許されないんだろう  ありあり ありがとうバイバイこんなにも僕は 泣く泣く砕ききって差し出すのに 廃り廃り つるつるの脳に弾かれて 自惚れることすらも許されないんだろう
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