LIVE REPORT

WHITE ASH ライブレポート

WHITE ASH

『One Man Tour 2016 「Sympathy For The Monster」』

2016年11月04日@TSUTAYA O-EAST

撮影:柴田恵理/取材:荒金良介

2016.11.20

“今は自信を持って正々堂々とバンド感を出せる”と剛(Dr)は言っていた。躍動するリズム、しなやかなグルーブ感、突き抜けるサビの高揚感といい、今のWHITE ASHは隙のない精緻なアンサンブルで研ぎ澄まされている。

今日は『アニメ モンスターストライク』とコラボした最新ミニアルバム『Quest』を伴う『One Man Tour 2016 「Sympathy For The Monster」』ツアー初日。山さん(Gu)、彩(Ba)、剛、最後にのび太(Vo&Gu)が軽やかにステップを踏んでハンドマイクで歌い上げ、冒頭から観客を魅了。男臭いイントロを配した「Monster」はアンセムソングとして抜群の映えっぷりを見せる。それからモンストに引っ掛けて、合成・強化曲、つまり自身の楽曲2曲を1曲に圧縮した難易度の高いアレンジにも挑戦。これが予想以上の熱狂を生み出し、観客も大興奮! そんな特別な演出に加え、新曲「J.D.F.R」もプレイされ、好リアクションを得ていた。また終盤に披露された「Rove」の情景豊かなスケール感にも心を根こそぎ奪われる。メンバー個々の演奏力はもちろん、一枚岩となった鉄壁のサウンドが楽曲を勢いづかせ、縦横に振り切れたロック度と無限に広がる壮大さを兼備して聴く者を虜にしていた。彩は今日初めてコンタクトを付けてライヴに臨んだらしく、“すっごくよく見える、男女比半々だね”と語っていた。男女の割合もそうだが、この日は幅広い年齢層の観客が集まっていた。性別、年齢を問わずに愛されるWHITE ASHの奥深い音楽性に酔いしれた一夜だった。
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  1. 現在ツアー中のため、セットリストの公表を控えさせていただきます。

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