中村中作詞の歌詞一覧リスト 131曲中 1-131曲を表示
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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あいつはいつかのあなたかもしれない中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 大坂孝之介・中村中・根岸孝旨・平里修一・真壁陽平 | 道路で寝ていた あの酔っ払いを 汚いモノを見るように観てたけど どこか似ている顔した そこのおまえは あいつを笑ってしまえるのか やっと声を挙げられた彼女の勇気を また寄って集って嗤っていたけど たぶん一生消えない彼女の傷跡 おまえは笑ってしまえるのか あいつはいつかのわたしかもしれない あいつはいつかのおまえかもしれない 助けが来るのをずっと待っていた あいつはいつかのあなたかもしれない あの日電車で騒ぎを起こした男を 卑(いや)しいモノを見るように観てたけど 次(つぎ)の日には後を追いそうなおまえが 果(は)たして笑ってしまえるのか 犯(おか)した罪が刻まれた名前で 真(ま)っ当に生きること決めたあいつを 選(えら)べる道さえも限られた人を 誰(だれ)かが笑ってしまえるのか あいつはいつかのわたしかもしれない あいつはいつかのおまえかもしれない 「助けて」と声をずっと挙げていた あいつはいつかのあなたかもしれない 壁の落書き 昨夜の呟き 無差別に人を刺す切っ先 それはいつかそこを歩く 己に向けた矛先 小さな祈りも 声が集まれば 世界を動かせる日が来たのに わずかな自由を か細い力を 振り翳さないで 振り回さないで あいつはいつかのわたしかもしれない あいつはいつかのおまえかもしれない あなたの助けを今も待っている あいつはいつかのあなたかも あいつはいつかのわたしかもしれない あいつはいつかのおまえかもしれない たった今 道を踏み外しそうなあいつを 止めてやれるのはあなたかもしれない |
親と子中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 石井マサユキ・中村中 | 何回言ったらわかるの 何回言ったらわかるの 何回言ったらわかるの 何回言ったらわかるの お願いよ 気づいてよ お願いする しか出来ないの お願いよ 気づいてよ お願いする しか出来ないの 何回言ったらわかるの 何回言ったらわかるの ねぇ 何回言ってもわからないの 何回言ったらわかるの お願いよ 気づいてよ あやまること しか出来ないの お願いよ 気づいてよ しんじること しか出来ないの 何回言ったらわかるの 何回言ったらわかるの ねぇ 何回言ってもわからないの 何回言ったらわかるの |
ワル中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 石井マサユキ・中村中 | キレ易いあいつは わたしのともだち ヤニ臭いあいつは わたしのともだち 眼付きが悪くて 言葉も悪い だけど心まで 悪いと限らない あいつたったひとりが わたしのともだち それで生きて来られた あいつはともだち 傷だらけあいつは わたしのともだち 訳ありのあいつは わたしのともだち 正直なあいつの 後ろで舌を出す 本当のワル者を 誰も見ていない 錠剤(くすり)漬けあいつは わたしのともだち 眠れないあいつは わたしのともだち 付き合う相手を 考えろと言われ ちゃんと考えた あいつといたいんだ ひとりだったあいつは わたしのともだち ひとりだったわたしと あいつはともだち |
曲がり角中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 石井マサユキ・中村中 | 一番古い記憶は 優しい海を泳いでた それは母の中だった 海が満ちる頃だった 入り口なのか 出口なのか 光を求め 角を曲がった 幼稚園に上がる頃 母親に手を引かれて 家と園の行き来だけ 限られていた世界 紋白蝶は 迷子の誘い 愛しい君と 角を曲がった 父親との思い出は あの日が多分最後で 自動販売機の前で 百円玉貰った オレンジジュースに 手が届かない 私を横目に 角を曲がった 学び舎を飛び出せば 次の群れが手招いて 何処へ行けど世の中は 出来不出来の徒競走 周回遅れと バレたくなくて ゴール手前で 角を曲がった 見渡せばこの世には いくつもの角があり 似たような道伸びている それでも人は歩いてく 一体私は あと何回 道の先を 曲がるのだろうか |
予動中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 石井マサユキ・中村中 | 楽器に触れたことある人は 知ってるんだよ 知ってるんだよ 音が鳴る前に起きたこと 知ってるんだよ 知ってるんだよ 振り下ろす前に 振り上げて 突き刺す前に 引っ張って 吐き出す前に 吸い込んで それが 予動というものさ 振り下ろす前に 振り上げて 突き刺す前に 引っ張って 吐き出す前に 吸い込んで それが すべての前触れなんだよ 殴られたことがある人は 覚えてるんだよ 覚えてるんだよ 殴られる前に起きたこと 覚えてるんだよ 覚えてるんだよ 振り下ろす前に 振り上げて 突き刺す前に 引っ張って 吐き出す前に 吸い込んで それが 予動というものさ 振り下ろす前に 振り上げて 突き刺す前に 引っ張って 吐き出す前に 吸い込んで それが すべての前触れなんだよ たまたま当たっただけなんて 判ってるんだよ 判ってるんだよ 殺すつもりじゃなかったなんて 判ってるんだよ 判ってるんだよ 振り下ろす前に 振り上げて 突き刺す前に 引っ張って 吐き出す前に 吸い込んで それが 予動というものさ 振り下ろす前に 振り上げて 突き刺す前に 引っ張って 吐き出す前に 吸い込んで それが すべての前触れなんだよ 振り下ろす前に 振り上げて 突き刺す前に 引っ張って 吐き出す前に 吸い込んで それが 予動というものさ 振り下ろす前に 振り上げて 突き刺す前に 引っ張って 吐き出す前に 吸い込んで それが あなたの正体なんだよ |
インターホンを鳴らして中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 石井マサユキ・中村中 | 仕事へ行けば愛想笑い 飲みに出掛ける余裕もない 悩みを言える相手もいない この苛立ちを抑えられない あぁ 今夜も僕はお前を怒鳴っている やり返せないの知ってて 握りしめた手を振り下ろしそうになった瞬間 ピンポン 誰かやって来た 事情も知らず 「Yシャツ落ちて来ました」 下の部屋の人 「いらっしゃって良かったです」 まともにお礼も言えず あと少し遅かったら 何かが壊れてた夜 部屋の中でも外の世界も 安心出来る場所なんてない あぁ 生きてる意味が ずっとわからない 頑張って来たすべてを 窓の向こう側 投げ捨てそうになった瞬間 ピンポン 誰かやって来た 人の気も知らず 「お荷物届きました」と 何度もベルが鳴る 無神経でイヤな奴 お前に何がわかるんだ ちっぽけな小包に 助けられた昼下がり 誰か鳴らして インターホンを 誰か鳴らして |
僕らは半人前中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 石井マサユキ・中村中 | 僕らは半人前 まともに生きられないのさ 真っ直ぐ伸びた道 真っ直ぐ歩けないのさ 何度も躓いて それ見て笑う奴もいる 気づけば知っていた 痛みを知っていた 僕らは半人前 未熟で傷んだ果実さ 少しでも汚れたら 店には並べないのさ けれども知っている 傷物同士じゃなくちゃ 触れない傷がある 歌えない歌がある 半人前が集まれば 静かな歌が聞こえ出す それはとっても甘やかで 優しく響く歌 僕らは半人前 日陰で生きてきたのさ 時代のせいにして 隠れて腐ってきたのさ けれども飛び出したい 我慢もしすぎは毒だし 時代のせいにして 生まれ変わろうか 半人前が動きだす 愉快な歌が聞こえ出す それはなんだか穏やかで 心も踊る歌 半人前が集まれば 悲しい歌も踊り出す それはちょっぴり塩っぱくて 自由に響く歌 |
飲みに行こうよ中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 石井マサユキ・中村中 | 真面目な奴ばっか どうして 嫌な思いするんだろうな いい奴だとか呼ばれて 都合の、いい奴さ いつでも空気読んで 我慢して偉いねって 我慢させてる方は 気づかないよな 冬が来たら マイメン 出掛けようよ マイメン いつもの店 飲みに行こうよ 最近ゲームやってるか 一度躓いたら 詰みだなんて 人生ゲームも厳しいな この頃は 弱い奴で構わない 負けたわけじゃない まだ 怠けてねえよな 毎日 戦いなんだ 春が来たら マイメン 出掛けようよ マイメン 花見をしよう まだ間に合うよ 子供扱いされたり 大人だろと言われたり 中途半端な僕らは 宙ぶらりん 後戻りは出来なくて 消えちまう度胸もない やり直したくて 命にしがみつく 夏が来たら マイメン 出掛けようよ マイメン 窓を開けて 外に出ようよ 秋が行けば マイメン 冬が来るよ マイメン いつもの店 飲みに行こうよ まだ間に合うよ 外に出ようよ 顔を見せろよ |
柔軟中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 石井マサユキ・中村中 | 閉じた心 誰かに 開けてほしいけど 近頃みんなとても 疲れてるから 自分で開かなきゃいけない 堅苦しい世の中 柔らかい自分でいたい きっと上手くいくさ 今日はダメでも そう思えるように 心ほぐそう 狭い部屋でも 寝転んで 息を深く 吸い込んで 伸ばして 伸ばして 昨日の嫌なこと 吐き出そう 伸ばして 伸ばして 元気が出て来たら 今日はそれを 自分のために使おう 天井のシミ 数えると 色んな顔が浮かぶ 大好きだった人や 嫌いになった人 許せなかった人や 許してほしい人 色々あったけど 色々あるけど みんなが元気ならいいや 振り返るのは止めにしよう 息を深く 吸い込もう 伸ばして 伸ばして 昨日の嫌なこと 吐き出そう 伸ばして 伸ばして 元気が出て来たら 今日はそれで 誰かのために笑おう |
会いたいひと中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 石井マサユキ・中村中 | 君といると いつも楽しい 君はどう思ってたか 気になるけれど 君のことを 見送った後で 今頃考えても 知る術はなし 次は何処に出掛けようか 次会う時 何を食べに行こうか 約束ばかり 増えていくね 守れなくていいんだ 忙しいひと 疲れただろう グンナイ 少しは休みなよ 君が元気じゃないと 僕もなんだか淋しい 疲れただろう グンナイ 会いたくなったなら いつでも呼んでくれ 夢の中で会おう 辛いことも 悲しいことも 優しく笑って話せるひとだから それを真似て 僕は今日も 君を思いながら 笑ってみるよ つかの間だよ グッバイ またすぐに会いましょう 次に会えた時は 躊躇わず抱きしめたい つかの間だよ グッバイ またすぐ会えるから それまで生き抜こう 自分をやり遂げよう つかの間だよ グッバイ またすぐに会いましょう 次に会えた時は 躊躇わず抱きしめたい 疲れただろう グンナイ 少しは休みなよ 君が元気じゃないと 僕もなんだか淋しい 疲れただろう グンナイ 会いたくなったなら 迎えに来ておくれ 夢の中で会おう 待ち合わせの場所は いつものところで |
うれしい中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 石井マサユキ・中村中 | 出会いはいつも突然さ。振り返ったら、二足歩行の獣がいた。 旅先で逢った。訳あり同士、惹かれ合ったね。魔法のような引力で。 唇の形が似てゆくのを感じながらキッスしたひと時。 空ろな瞳は、ここにいるのに、何処か居場所探してるみたいで。 「私だったら、連れ出せるよ」。 君のその瞳が、一瞬でもほころぶなら、うれしい。 君のその笑顔に、一瞬でも役立てたら、うれしい。 別れはいつも突然さ。振り返ったら、しょげた背中の仔犬がいた。 さよならって、ほんの気まぐれで襲ってくるね。呪いのような重力で。 別に友達のままでいいのに。淋しい日は呼び出していいのに。 全部ちゃんと言わなくていいのに。思い悩まさせていたら、ごめんね。 「私だったら、笑えるから」。 君のその瞳に、一瞬でも映れたなら、うれしい。 君のその心に、一瞬でも刺さったのなら、うれしい。 君のその記憶に、一瞬でも残ってるなら、うれしい。 君のその笑顔に、一瞬でも役立てたら、うれしい。 |
友達の詩城南海 | 城南海 | 中村中 | 中村中 | 船山基紀 | 触れるまでもなく先の事が 見えてしまうなんて そんなつまらない恋を 随分続けて来たね 胸の痛み 直さないで 別の傷で隠すけど 簡単にばれてしまう どこからか流れてしまう 手を繋ぐくらいでいい 並んで歩くくらいでいい それすら危ういから 大切な人は友達くらいでいい 寄り掛からなけりゃ側に居れたの? 気にしていなければ 離れたけれど今更… 無理だと気付く 笑われて馬鹿にされて それでも憎めないなんて 自分だけ責めるなんて いつまでも 情けないね 手を繋ぐくらいでいい 並んで歩くくらいでいい それすら危ういから 大切な人が見えていれば上出来 忘れた頃に もう一度会えたら 仲良くしてね 手を繋ぐくらいでいい 並んで歩くくらいでいい それすら危ういから 大切な人が見えていれば上出来 手を繋ぐくらいでいい 並んで歩くくらいでいい それすら危ういから 大切な人は友達くらいでいい 友達くらいが丁度いい |
廃墟の森中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 振り向けば 名も知らぬ木が 伸びていた 知らぬ間に 名も知らぬ木が 伸びていた その木は いつも埃臭くて 夢という名のベールに隠されながら 増えてゆく 鉄の匂い 土も空も 削りとられ その幹は 仰ぎ見るほど 煌びやか その根には けれど草木が 育たない その木は 沈みゆく時代の上に 沈みゆくスピードと同じ速さで 伸びてゆく 誤魔化すように 甘い蜜で 誘い出せど 夏が過ぎ 祭りも去れば 蜃気楼 人も去り 蛻の殻が 残される |
羊の群れ中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 今日も上から下へ丸投げ 骨折り損の幕開け みんな名誉の餌に釣られて 日に日にやつれていくんだ 口答えも疑問も許されない 機械みたいに働いて だけどこのカラクリを発けば 喰っていけない おかしな行列 口の前に手ぇ動かせと 口を動かす奴らは ゆうべ死んだ下っ端を思って 心を動かすだろうか 涙を見せるな どうせ 付け上がるだけ 涙は歌の中で流そう 奪われるなよ みんな頭ん中を洗われて 従うしか出来なかった 脅かされたり期待されたりで 心を壊されちまった やがて群れの中でも仲間割れ ズルい奴らがのさばる みんな頭ん中を洗われて 従うしか出来なかった 心を許すな 決して 付け込まれるな 心は歌の中に隠そう 奪われるなよ 夢に手が届く前に くたばりそうさ せめて気晴らしに 声を張り上げるだけ 絆を見せるな そうさ 生き延びるため 絆は歌の中で繋ごう 奪われるなよ |
箱庭中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 僕の体は重過ぎて 逃げられやしない 僕の頭は軽過ぎて 考えられない 毎日 顔を合わせては 理由もわからず殴られて 日没まで しばらく我慢だ Baby キミに会いたいな Baby 早く帰りたいな 僕のことを 認めてくれる人 ボクがピンチのその時は 駆けつけてくれる 眠れない夜は付き合って 励ましてくれる Baby キミと待ち合わせ Baby ボクと箱庭で キミがいれば ひとりじゃないんだ Baby 邪魔はさせないよ Baby 誰も止めないで 生きている そう感じられる場所 死んだ眼も 低い背も 声も名前も替えたんだ ログインだ リスポーンだ 閉じたドアを開く時! ボクの体は軽く成って 大空も飛べる ボクの頭は冴え渡って 世界を救える 毎晩 力合わせては ヤバい取引に先回り チート共の 背後を取るんだ Baby 弾は外さない Baby どんな強敵も 叩き上げの 早撃ち 狙い撃ち 一体 誰が僕のこと 人間として見てくれた ありのままの姿を笑って Baby ボクは強くなる Baby 僕をやり直す 落ちこぼれも ここでは英雄さ Baby キミと待ち合わせ Baby ボクと箱庭で ここではもう ひとりじゃないんだ Baby 邪魔はさせないよ Baby もう戻らないよ 生きている そう感じられる場所 ここは僕が ボクでいられる場所 |
不夜城中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 眠らない街 何処へ行くの 終わらない夜の続き 高く伸びてく ビルの谷間 まぶしくて冷たい街 夜景って どうして綺麗だと思う 眠れない 誰かの涙の色よ あの一粒一粒が 声にならない ヘルプミー まるで自分だけ 辛いみたいで 口に出来ない ヘルプミー 眠れない夜 何処へ行こう 逃げ場所を探している やがて朝陽が 顔を出しても 終わらない夜の続き 笑顔って どうして作ればいいんだっけ 向かいのビルにも 眠れない夢たち あの一粒一粒が 声にならない ヘルプミー まぶしすぎると 泣いてる顔も 笑って見えるの ヘルプミー ねぇ 気づいて 気づいて 声にならない ヘルプミー ねぇ 怖くて 怖くて 口に出来ない ヘルプミー ずっと叫んでた ずっと堪えてた 気づかいながら ヘルプミー 誰か気づいて ヘルプミー |
きみがすきだよ中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | ひとりぼっちのぼくに声かけてくれたあの日から、ずっと、ずっとね、 きみがすきだよ。一番後ろのぼくを振り返ってくれた、 ぼくの眼を見て微笑む、きみがすきだよ。 ぼくは透明人間で、誰にも見えないはずなのに、 どうしてぼくを 見つけだしたの? きみがすきだよ。 みんなといると冷たい時もあるけど、ふたりでいると優しい、 きみがすきだよ。のろまなぼくの腕を強く引いてくれた。 鈍い痛みが残って、きみがすきだよ。 ぼくが半分つれない顔だと、楽しくないと叱ってくれたよね。 ぼくのためだと。きみがすきだよ。 嫌なことがあった日は、ぼくに隠さずに全部ぶつけて来てくれる。 受け止めなくちゃ。きみがすきだよ。新しい仲間が出来たら、 ぼくに構わず走り出す背中。その真っ直ぐさが、ぼくはすきだよ。 ぼくは透明人間で、誰にも見えないはずなのに、 どうしてぼくを見つけだしたの? きみがすきだよ。 |
蜘蛛の巣中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 平成最後の日本の空には 見えない蜘蛛の巣 張り巡らされる 触れたら逃がさない 身包み剥ぐまで 誰かの弱みで腹を膨らます 白い糸 黒い罠 みんな不幸を見るのが好きだ 絡まる糸 抜け出せない あなたもわたしも 指先ひとつで世界も廻るよ その手を汚さず傷もつけられる 言葉の刃物じゃ 感触ないよね 痛さも重さも 想像出来ない 白い糸 黒い罠 みんな端で見るのが好きだ 絡まる糸 繋がらない 何処にも誰にも 燃え上がり消えた後は 素知らぬ顔か 火の粉も届かぬ場所で 見ていた癖に 誰かの幸せを 素直に喜べず 今 誰が味方なのかも 見失う さぁ脱げ 吐け 見せろ 堕ちろ でも面白くないのは許さない 絡まる糸 終わりがない 次は誰… 白い糸 黒い罠 みんな摘んで喰うのが好きだ 絡まる糸 逃げられない あなたもわたしも 燃え上がり消えた後は 素知らぬ顔か 火の粉も届かぬ場所で 見ていた癖に 誰かの幸せを 素直に喜べず 今 誰が味方なのか 忘れてしまう |
裏通りの恋人たち中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 表通りは今日も 人の流れ 不自然 笑えないのに 笑ったフリしてるのが見える 上手く波に乗らなきゃ 流れに弾かれる 僕ら路地裏の野良 いつかは「できる」ものだと 子供みたいに言うけど 理解出来なきゃ投げ出す方が 子供みたいだな 噛みついてやりたいけど ダメだよ 僕らはまともでいようね 僕らは好きな歩き方で 僕らの好きな道を行こう やましいことなんてひとつもない 愛しい人に 会いに行くだけ いつかは「なおる」ものだと 病気みたいに言うけど 間違ってても謝れないの 病気みたいだな 立ち止まることないよ 僕らは知ってる 愛や命は測れない もういくつめの夜を越えただろう 時代も変わるのに 人の心 止まって見える 僕らはどんな暗闇でも 未来が見える 見失わない 街並みがどんなに変わろうとも 愛しい人に 会いに行けるさ 荒野にも緑の息吹が 蘇ろうとしてるのに 人の心 止まって見える 僕らは好きな歩き方で 僕らの好きな道を行こう おかしいことなんてひとつもない 愛しい人に 会いに行くだけ 僕らはどんな暗闇でも 未来が見える 見失わない 世界がどんなに変わろうとも 愛しい人に 会いに行く 君と 同じさ |
たびびと中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 出会った頃 思い出せば 風も海も変わったけれど 思い出話すれば ほころぶ 笑い方は変わらないね あなたがいるなら わたしの帰る場所 思い出ひとつ 刻んだら 新しいふるさと 一年に一度しか 会えないけれど なくなったら困る街 あなたの街 風が通るなら 人も往けるだろう 旅立つ数 増えてゆく 新しいふるさと 一年に一度しか 会えないけれど いなくなったら困る人 大事な人 |
雨雲中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 近頃 空が騒がしい 何か隠して 本当のことが見えない 雲に紛れて 都合の悪いシナリオ 書き換えられて 形を変えた雨粒 地面を叩くよ 神様 どうして この雨は そこから降るのに 神様 どうして この声は そこまで届かない 僕らの涙 吸い上げ 膨らんだ雲は 極楽行きの方舟 昇り続けて 神様 どうして この雨は そこから降るのに 神様 どうして この声は そこまで届かない 何を守りたいの 誰を恐れてるの 何を進めてるの 神様 どうして この声は そこまで届かない 情けをください 恵みをください 心があるなら 僕らにください 救いをください そこにいるのなら 神様 どうして この雨は そこから降るのに 神様 どうして この声は そこまで届かない 近頃 空が騒がしい 何か隠して 本当のことが見えない 雲に紛れて 役目を終えりゃさよなら 雲に隠れて 残る冥土の土産は 闇か光か |
孤独を歩こう中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 或る日 少年はあまりに寂しくって 街を出た 旅に出た 周りと同じように出来なきゃ笑われて そんな空気が苦しかった 孤独を歩こう 誰も歩いてない道 宛てなどないけど 構わない 構わない 笑われて 慣らされて いつか馴染んだこの顔で 今度は誰かを笑ってしまうのが嫌なんだ 色んな人たちと少年は出会ったんだ いい人やわるい人 怪しい人たちもたくさんいたけど 手招きに応えたんだ 孤独を歩こう 誰も歩いてない道 危ない橋でも 構わない 構わない 平凡で 平坦で ありふれた道を選んで 時間も感覚もなくしてしまうのが嫌なんだ さよならを繰り返し 少年は気づいたんだ 思い出は増えるけど 柵を抜け出たら また次の柵が そんなことの繰り返し 孤独を歩こう 誰も歩いてない道 間違いだらけで 構わない 構わない 躓いて 擦りむいて 痛みを覚えてゆくように 育てた感覚で 今夜も この街を出るんだ 仲間には悪いが きっとわかってくれるだろう 神様より お前に顔向け出来ないと嫌なんだ |
素肌藤あや子 | 藤あや子 | 中村中 | 小野彩 | 小林信吾 | こんな深くに 迷い込むなんて いつもの通り 歩けないのね 無理に言葉に しなくてもいいの 聞こえすぎる程 静かな夜ね 都会は人を 強がりに変える 無傷の肌じゃいけないみたいに 戦うことを 覚える代わりに 甘えることを 忘れてしまう 傷がついてて 悪いのだけど 私で良ければ 側にいるわ 何も言わないで 何も聞かないで 抱きしめることしか出来ないけど 何も言わないで 何も聞かないで まどろんだ 貴方の寝息を 見守るわ 都会は人を 弱虫に変える 心の奥に 本音を溜めてる 今夜は少し こぼしておゆきよ 涙も罪も 聞き流すから 綺麗じゃなくて 悪いのだけど 私で良ければ 毛布になる 何も言わないで 何も聞かないで あたためることしか出来ないけど 何も言わないで 何も聞かないで めざめたら 貴方の背中を 見送るわ |
素顔藤あや子 | 藤あや子 | 中村中 | 小野彩 | 高田弘 | 変わり果てた鬼でも 見るみたいな眼が 反(かえ)ってこの胸 燃えあがらす かわいそうな女を 見るみたいな眼で 下手に触った あんたのせい 嫌いと告げれば 諦めるなんて この世の女は 柔なのね 二度と来るなと 禁じられても 目覚めた炎は 消えないわ 難しいこと わかんない ちょいと お頭(つむ)が 弱いもんだから 酷い言葉で 罵られても あたいのことなら嬉しいの あんたがあたいを生んだのよ 熟し過ぎた果肉の 生ぬるい蜜 満ちてく念(おも)いを 止めたいなら 飛び出そうな命を もぎとるしかない 上手く狙って 突き止めてよ 綺麗なことしか 見えないだなんて どこまで男は 野暮なのよ 穢(けが)れる前に 戻りたいから 元居た所を 求めるの 小賢(こざか)しいこと わかんない ちょいと 器量が 悪いもんだから 喜ばすのが あんたの役目 使い果たすのが あたいの役目 こんな女 見たことないって あんた 言ったじゃないの あんた その眼を 逸らすほど どうしようもなく 疎ましいのなら 早くこの身を 滅ぼしとくれ あたいの息の根 止めとくれ あんたをあたいに残すのよ あんたにあたいを残すのよ |
天使じゃないけれど大竹しのぶ | 大竹しのぶ | 中村中 | 中村中 | 坂東邑真 | 私 今夜 変わる 街を離れ 旅立つ 自由になりたいの あの空を飛びたいの ママはいつも 私にキスしてくれたね 石を投げられ いたむ額にも 胸にも 「私が少し、変わってるせい」と 笑うと 「ママのせい」と 優しく庇ってくれたね だけど もう嫌なんだ 大切にされるのは 守られるばかりじゃ きっと誰も守れない 人と違うかたち 違う不安抱えて 誰もが飛び立つの 夜明けを夢に見て 人と同じように 愛し愛されたい 自由になりたいの あの空を飛びたいの パパはいつも 私に聞かせてくれたね 傷つけあった 恐ろしい過去の御伽話(おはなし) 「外は怖い、どこへも行くな」と 言うけど 私知りたい 本当に怖いのは何かを 言葉の刄に 傷つくのは怖くない 怖いことは痛みを知らず 刃を持つこと 望むように 生きていけないかも知れない それでも知りたいの どこまで飛べるのか 弱いこの両手では 誰も守れないのか 教えて大空よ 天使じゃないけれど 私 今夜 変わる 街を離れ 旅立つ 自由になりたいの 私 きっと 飛べる 私 きっと変わる きっと飛べる |
山茶花~さざんか~ a cappellaボニーさんとブー | ボニーさんとブー | 中村中 | 中村中 | 誰のための歌か 懐かし響きや まぶたに甦る いつかの夕暮れ 語り合った川風 見ていた山茶花 泣いたらダメと ひとり 空に歌った歌 思い出すのは さみしいことばかり けれども もっとさみしいのは 泪 流すことを 忘れたことさ 強くなると決めた いつかの夕暮れ 誰のための花か 懐かし香りや 季節毎 束ねた 書きかけの手紙 送りたいのは 叶えた夢じゃなく 叶えるまでの景色だから 辛くないと書けば 嘘になるけど まだ旅の途中さ 書きかけの手紙 思い出すのは 止めよう 振り向くより この路の先を 知りたいから 遠く離れた町よ 野山よ 友よ 今は忘れさせて 側に行く日まで 何もない私も そっと咲(わら)えれば 誰かの頬笑みに なるかも知れない | |
散らない花物語中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 鈴木正人 | 頼られるの、嫌じゃないけど、本当は甘えてみたいのよ。 遅咲きの恋心なの。笑わないでね。 年下ってだけで避けてた。綺麗な瞳のその奥に、少女の顔の私がいた。 笑わないでね。 あなたが連(つる)む友達の輪に、無理して飛び込んだ。 化粧も服も興味ないけど、あなたといたかったの。 強がるのは、弱いからじゃないのよ。弱い所、見せられないからなの。 私、何も悪いことしてないのよ。 ただ、あなたと笑ったり、泣いたりしたいだけ。 おニューの服に袖を通す。 こうして着替えるみたいに、生まれ変われたらいいのに。笑わないでね。 若い子たちは一年毎に、好きなものも変わる。 流行(はやり)の歌も知らないけれど、必死に覚えていた。 無理するのは、辛いことじゃないのよ。辛いことを、忘れられるからなの。 私、何も悪いことしてないのよ。 ただ、ひとりで泣いたり、笑ったりしてるだけ。 この思いをやっと言えた時には、あなたは笑ってくれたけれど。 その言葉が冗談に聞こえるほど、ふたりは仲良くなり過ぎたの。 もっと、もっと、逢いたい。もっと、もっと、側にいたい。 その願いは叶ってしまったのね。 去年の今頃も、散りゆく花びらの中、 散れない恋心、育ててた。 |
木の芽時中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 鈴木正人 | 重そうなトランクで溢れる駅前 これから旅立ちか それとも帰り道か 蕾は開けど萎れた夢たち 行方も定まらず うつむき歩いてく 風に追い立てられて 嗚呼 なんだか …空しさが …むず痒い こんな時でも ヒナギク タンポポ レンゲソウ どうして綺麗なの 着慣れないスーツで横切る行列 新しい出会いなのか それともお別れか 蕾が開けば弾ける命よ 故郷の報せに 見上げるおぼろ月 風が今日は叫んでる 嗚呼 なんだか …胸騒ぎ …痒い 寄っかからせて ヤナギに ミズキに ヤエザクラ 少しだけ側にいて すれ違う肩がぶつかる交差点 誰もが薄笑い 浮き世は長患い 何も起きませんように 嗚呼 なんだか …胸騒ぎ …××××× そっとしといて いけない火種も膨らみそう 頭に花が咲く ヒナゲシ モクレン ツキミソウ どうして綺麗なの |
その日暮らし中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 鈴木正人 | 君の部屋を訪ねるのは 窓から見た月が綺麗だから 君を今夜抱きしめたい でも明日は隣にいられるかわからない そうやって燃え上がる 魂が脈を打つ 明日僕が生きているか 誰も知らない カナ カナ カナ その日暮らしは ひと夏の夢 カナ カナ カナ 人の命も 恋に落ちて 恋焦がれる 身体だけが大きくなり 愛し方は知らないままだけど 僕は今夜 僕を脱いで 熱くなった身体を乱暴にすりよせる そうやって燃え上がる 魂を越えてゆく 永遠とかしあわせとか 僕は知らない カナ カナ カナ その日暮らしは 生きる悦び カナ カナ カナ 人の命も 恋を食べて 恋に濡れる カナ カナ カナ その日暮らしは ひと夏の夢 カナ カナ カナ 羽を広げて 声の限り カナ カナ カナ その日暮らしは 生きる悦び 愛(かな)… 愛… 愛… 人の命も 愛し止めたら 力尽きる |
閃光花火中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 鈴木正人 | ふたりきりで逢うことに 理由なんかいらなかった あの頃は全てが眩しかったね 眩しそうに見えたのは 過ぎてゆく時を忘れ 駆け足で生きてた 僕らの瞳 変わってゆくことを恐れなかった 終わりがあることに気づかなかった 怯えることよりも 君を見てた 瞬きするよりも 君を見てた けむりの中 涙が出た 君より先に 熱くなった 若い恋を 降りるつもりはなかった 愛(いと)し過ぎて 涙が出た 僕の中では 過ぎたはずの夏の日が燃えている 「好き」と、言えたらよかったね 冗談でも 成り行きでも あの頃にしまっておけばよかった 言いかけた言葉は 波に飲まれて 伸ばしたこの腕は 風に邪魔され いつの間にか夏も 燃えるのを止め 何も言えないまま 君を見てた 音も立てず 落ちていった 僕の心は 熱さだけを 信じていた 息も出来ないくらいに 声に出さず 落ちていった 僕の炎は 今になって 胸の中 迷いだす けむりの中 涙が出た 君が見えなくて 愛(いと)し過ぎて 涙が出た 僕は今でも 過ぎたはずの夏の日を覚えてる 過ぎたはずの夏の日が燃えている |
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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クヌギの実中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 鈴木正人 | 恋ひとつなくしただけで ひとりぼっちになったあの日 地面に落ちた僕は 他人(ひと)の暮らしばかり見上げた 僕だけがこの世の中で 出来が悪いような気がした あの高い枝からの 広がる景色をうらやんだ そこへ君が落ちて来た 木枯らしで冷えた頬が 自分を見てるようで 怖くなった よく見ると 似ているね 君と僕 似ているね 悲しみに声をなくす 嬉しいのに涙が出る 風に乗り 運ばれて 消えてゆくまでのあいだ つかの間 よりそい合い 数えた星 よく見ると 似ているね 君と僕 似ているね 泣き疲れて眠たくなる 眠ればまた明日が来る よく見ると 似ているね 君と僕 似ているね 君の抱くその悲しみを まるで自分の痛みのように 感じる事が出来たら その時はじめて 友と呼ばせて |
逢いびきの夜中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 鈴木正人 | 鐘の音に紛れてあの人に逢いにゆく その夜 私は窓から飛び出した 歩道橋を越えて 枯れ木立を越えて 今夜はタブーさえも越えられる気がした 並んでは歩けない わけありの恋だけど 街灯りの中じゃ 名前で呼べない恋だけど 逢いびきの夜 雪の降る街 ふたりの足跡 隠してください 逢いびきの夜 次の約束 守れなくても 私にください プレゼントはいつも 私がもらうだけ 似合いそうなセーターも 持っては帰れない AM零時(ごぜんれいじ)を越えて 門限越える前に 私に出来ること 全部してあげたい 神様(カミさま)にもしバレて 天国に行けなくても 生まれ変わろう そして必ずあなたを見つけるわ 逢いびきの夜 何もなくても あなたに会えて 私良かった 逢いびきの夜 残せるのなら 罪でもいいの ふたりに報いを Marry 言いかけて Christmas ごまかした Merry つかの間の Christmas to you! 逢いびきの夜 迎えに来ても キスをくれなきゃ 起きてあげない 逢いびきの夜 こんな涙を くれてありがとう あなたがいたから 生きて来れました 忘れはしないから 逢いにゆくから |
晦日中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 鈴木正人 | 故郷へ向かうあなたを見送ったあとの都会(まち)は、 道路もベンチもだんまりで、この世にひとりみたい。 破れた恋を振り返る。 見果てぬ夢を書き綴る。 この手帳 あといくつ分ここにいられるだろう。 故郷には帰れない。身も心も変えてしまった。 上手くいかないことがあるたび、変わろうと、変わろうと、 変わろうとして来た。 …来年も、生きていたいな。 特別なことは要らない。無闇に良いことも起きないで。 目を逸らしたくなるような、しあわせは要らない。 古い手帳を燃やしても、古い傷跡消えてくれない。 生きて行こうと決めた街角、すれ違う心たち、みんな傷だらけだ。 …来年も 生きていたいな。 |
命のブルース八代亜紀 | 八代亜紀 | 中村中 | 中村中 | 門脇大輔・寺岡呼人 | 母ちゃんが 残してくれた思い出は 消えない痣(あざ)と 煙草の匂い 本当は うまれちゃダメな子なんだろ 泣くなと打(ぶ)たれ 泣くしか出来ず うまれた うまれた うまれたんだよ うまれた うまれた 命のブルース 父ちゃんが 残していった借金を 肩代わりして やせてく母ちゃん 二人なら 平気と抱いてくれたのに 明くる日母ちゃん いなくなってた うまれた うまれた うまれたんだよ うまれた うまれた 命のブルース 口答え 出来ずに死んだやつもいる それでも仕事 仕事を下さい 血を吐いて 涙も汗も出しきれば 出来上がるのさ あやつり人形 明日など 見えないけれど日は昇る 今日をしのげば 日はまた昇る うまれた うまれた うまれたんだよ うまれた うまれた 命のブルース |
ここにいるよ中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 鈴木正人 | 海へ降りた一枚ね 冷たいねとあなたは言う この気持ちに気づかずに 抱き寄せるから 時間が止まる 仲間と来て良かった 灼けた砂は熱かった 波を蹴ったら水しぶき はしゃぐあなたに 時間を止めた ふたりが笑う写真 あなたを見てた私 気がついて欲しかった ここにいるよ ここにいるよ 夕涼みの一枚ね 二つの影かさなった 来年また来ようねと ゆびきり代わり 時間よ止まれ ふたりが笑う写真 それを写した私 本当は泣きたかった ここにいるよ ここにいるよ 忘れられてもずっと ここにいるよ ここにいるよ ここにいるよ ここにいるよ |
暗室中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 僕が暗がりに居座っているのが どんな訳なのか聞いてほしい 僕は友達と待ち合わせしてるんだ 確かこの辺りでだったはず ずっとひとりで寂しかった やっと出来た仲間だった 絶対しちゃダメなことを しながら覚えた友情さ 動けないよ ここを動けないよ 約束通りにしていないと 君を怒らせると 見捨てられそう 動けないよ ここを動けないよ あの危ない笑顔を 僕は拒めない 僕が暗がりに居座っているのが どんな訳なのか聞いてほしい 僕は大切なものを探してるんだ 今も見つからない 見つからない 僕の身体はどこいった まだ家には戻ってないよ 君を信じて待つことが 僕の細やかな反抗さ 動けないよ ここを動けないよ 何時間経っても待ってるよ だって入れ違うと 見離されそう 動けないよ ここを動けないよ あの冷たい視線で 僕を捕えてよ 忘れないで 僕を忘れないで 外は日射しが強過ぎて アスファルトの上で消えてしまいそう 忘れないよ 君を忘れないよ 本当のことなんか知りたくないんだよ 卒業アルバムの仲間達の中に 僕がいないよ 大切な仲間達の側に 僕がいないよ 何回も 現像してみても 僕だけが写真に二度と写らない おかしいな… |
死ぬなよ、友よ中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | この頃ふと思うんだ 曲がりくねった道なかば 出会いの方が多いのに 別れた人ばかり思うのはなぜだろう あしたはお前の生まれた日 お前全然変わらないな ダメな所はダメなまま 気持ちいい所は気持ちいい 死ぬなよ、友よ 思い出を増やそうぜ 死ぬなよ、友よ また次も祝おうぜ 悲しいことは なくならないけど 一緒に歳をとろうぜ 自分が今の歳になる時 少しはまともだと思ってたけど 上手くいかないことばかり 腐ったりサボったり 昔と同じだ あしたはお前の生まれた日 昔みたいに喜べなくても せめて少しの友のため ちゃんと目を見て笑ってくれよ 死ぬなよ、友よ 思い出にならないで 死ぬなよ、友よ また次も集まろうぜ 嬉しいことを なくさないように 一緒に歳をとろうぜ あしたも誰かの生まれた日 人は段々変わってゆく 早く大人になりたくて だけどこのままでいたいんだ 急ぎ過ぎた道の途中で また旅の仕度を繰り返す だから 死ぬなよ、友よ 思い出を増やそうぜ 死ぬなよ、友よ また次も祝おうぜ 悲しいことは なくならないけど 一緒に歳をとろうぜ 嬉しいことを なくさないように 一緒に歳をとろうぜ |
壁の向こう研ナオコ | 研ナオコ | 中村中 | 中村中 | 佐藤準 | 強くならなくちゃいけないの? お前が聞く 隠しきれない悔しさを はじめて聞く 女手ひとつで育てたから 優しい子になった だけどクラスで弱虫と 笑われる毎日だと お前が震えた 最初の夜 好きな夢を見ちゃいけないの? お前が聞く 張りつめていた苛立ちを はじめて聞く 可愛いお前は誰からでも いい子と褒められた だけどその度 自分じゃなくなるような気がするんだと お前が暴れた 二度目の夜 灯りが割れた部屋で お前は小さくなってた 愛するお前が 強くなろうとしている 生きてる資格もないよねと お前が聞く あふれる淋しさ 友達にぶつけてしまった それきりその子は眠ったまま お前も迎えが来る どこか遠くへ逃げようと 言いかける私を見て お前が笑った 最後の夜 灯りが照らす背中 お前は大きくなってた 愛するお前が やりなおそうとしている 灯りが点る窓辺 お前の帰りを待ってる 愛するお前は 生きてゆこうとしている |
おつきさま中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 皺ひとつない輝く羽根で はじめて飛んだ 僕ら椋鳥 風に上手に乗れない奴は 群れに馴染めず 落ちてゆくだけ それが 自分じゃなくて良かった、と思いながら励まし合う 体ひとつで どこまで行こうか 慣れない言葉をつぶやきながら 体ひとつで どこまで行こうか そこから だれかを見下ろしながら そこから だれかに見下ろされながら だれかの為の餌を運ぶ毎日 苦い木の実は 喉に押し込んで 必死で羽根をばたつかせてみても 見慣れた景色 永遠に続くだけ いつか はぐれた仲間も 同じ夕陽を見て泣くだろうか 噫 心なかばで どこまで行こうか 落とした荷物をあきらめながら 心なかばで どこまで行こうか そこから だれかを見上げてみれば そこから だれかに見上げられている そして すべてを見ている おつきさま そして それをも見下ろす だれかさま | |
カーニバル中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 人はどうして 欲しがるばかり 生きてるだけじゃ 満足出来ないのだろう ひとりひとつの命に 意味を求めて 重たくなれば 平気で放り出す 要らない肉は しゃぶってあげよう ここまでおいで カーニバルが動き出す 炎に吊るそう お前の命 ぶら下げてても 重たさがわからないだろう 未練も焼べよう 恐ろしいなら 死ぬ気で逃げな カーニバルの音の中 どうせ だれもかれも その答えを持っていない 涙 隠すために踊るだけさ どうせ 抜け出せても 地続きの絶望の中 じたばたしても カーニバルは終わらない 思い出捨てて 夢をも捨てて それでも人は 身軽にはなれないものよ 空いてる穴は 塞ぎたくなる 覗けばそこは カーニバルの渦の中 どうせ だれもかれも その答えを持っていない 涙 流すために踊るだけさ どうせ 止めたくても 止まらない欲望の中 流れにノリな カーニバルの 人と比べるな 自分に出来る足取りで 踊らされるな 思ったままの腰つきで 続くと思うな いつでも最後だと思え 心に逆らうな 血潮にまかせろ 相手を見る時は 自分を見つめろ 抱き寄せる時は 後ろ髪引かれろ 愛されたいなら 裏切りを感じろ さよならは一番 心惹かれる言葉 もう 戻れない カーニバルは熱くなる どうせ だれもかれも その答えを持っていない 涙 隠すために踊るだけさ だから Aじゃないか 悲しみが消えないなら 死ぬまで踊れ カーニバルは終わらない そしていつか 踊り疲れて 倒れる時が誰にでも訪れるだろう その日が来ても カーニバルは続いてく すべて消えても カーニバルは続いてく | |
昨日までの話中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 「夢を持て」「明日がある」信じていいですか 上を見て歩けたのは 昨日までの話 首がいたい 首がいたい 分厚い雲の向こう側 喜びがあるとして 手が届かない 仲間たち集まれば なんとか笑えた 「車一台手に入れて どっかに旅に出よう」って 言いだした奴が消えりゃ みんなそれきりさ 「なんとかなるさ なんとかなるさ」それは 昨日までの話 耳がいたい 耳がいたい 溢れるほどの物の中 見えて来ない夢なんか 餌にならない 歯車ひとつ違っただけで もう会えない人もいるのに それでも人の波は絶えない あぁ 僕ら どこへ行くのか 腕がいたい 腕がいたい 重たいだけの期待なら 動けなくなる前に 手放したい 遠くへは行きたくない 出来れば小さく息をして ここにいたい ここがいたい ここにいたい ここがいたい ここにいたい ここがいたい ここにいたい ここがいたい ここにいたい ここがいたい ここにいたい ここ はどこだ | |
思い出とかでいいんだ中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 忙しい人だから なかなか会えないけど 変わらず元気だと声が聞けると 側にいる気がする もう少しだけ話したい 思い出とかでいいんだ 聞かせて 行っておいで 何かいいことあったら 少しだけでいい また声を聞かせてね 一緒に 何か残したいな 思い出とかでいいんだ ねぇ どこか出掛けようよ 忙しいことでまだ 救われる日もあるけど 寒くて目が覚めて ひとりに気付く 守れない約束 宛ても形もないけど 思い出とかでいいんだ 待ってる 忘れないで 夢見る人よ どんなに 素敵な夢を 見つけても 私のこと 一緒に 何か作りたいな 思い出とかでいいんだ ねぇ どこか遠くへ行こう 一緒に 何か残したいな 思い出とかでいいんだ ねぇ どこか出掛けようよ | |
世界のみかた中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 走り続けて来たのは 逃げるためかも知れない 誰でもなく自分から 逃げるためかも知れない だけど このまま走ればいつかは どこかへ辿り着くのだろうか そしてふと立ち止まる 夜の星が見てる 嫌なところばかりでも 自分からは逃げられない 気がついたら この手になにもないけれど いつの間にか 夢を捨ててしまったのか 気がついたら この手になにもないけれど いつの日にか 夢を掴むためなのか それは 君のみかただよ Everything's up to you, and your view. Everything's in your world, and turns to be gold. それは 君のみかただよ 振りかえれば 破れた夢もあるけれど そこにいたのは 紛れもなく 僕だった 振りかえれば 叶った夢もあるけれど ここにいるのは 紛れもなく 僕だった 過去から目を逸らしても 未来に背を向けても 逆さにして眺めても 目に映る全ては今だよ いつかは果てが見えるだろう だけど だから じっとしていられないんだ そしてまた走り出す 夜の星を見てる 流れ星はどちらかな 君だけは僕を見ていてよ | |
ひとり暮らし中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 寄り添合うことに 疲れてしまった 同じ空を見上げて 違う星 見てたわ 二人はまだ時間があるけど このままでいいのか 失う時がいつか来ること 怖くて 無理に結んだ糸がほどけてく 憧れだけを持って 過去を捨てたけど 手ぶらになった貴方 小さく 見えたわ どこへ帰るつもりか貴方は 着いて来いと言うけど 答え 渡してやれなかった あぁ 私も楽になりたかった 追い掛けられない私を 忘れないでなんて願うのは いけない事だと思うけど 最後まで見つめて きっとすぐに たぶんすぐに 次の夢を見てしまうから 寄り添い合えなけりゃ 死んでもいいほど 愛した人 なくしても 私は今日を生きてる 二人はまだ時間があるから どうしても どうしても 幸せになってしまうもの それが貴方とじゃないってだけで 引き止められたい貴方と 忘れな草 野辺に揺れている やさしい言葉は嘘になる もう頬にも触れない 名残の雪 散りゆく花でさえ 汚れてゆくことを受け入れる 見るだけじゃ夢は叶わない もう自分をだませない きっとすぐに 思い出すと 思っていた貴方が消えてゆく だけどすぐに そうよすぐに 次の夢を見るしかないのよ | |
後悔してる中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 父親が航海してる 長旅に痛んだ船で 自分じゃないだれかが 俺の舵を取り 海を行く どうか だれひとり 巻き込まないで沈みたい 振り向けば泡沫 水面に映ったお前はだれだ!! 航海してる 航海してる 航海してる 後悔してる 忘れた物を 拾い集めに行こうか それを見ていた 母親が公開してる 苦しみを日記に書いて 消えてった男に似てて 憎たらしい減らず口 ごめんね 許して 許せなかった私を ぐったりした坊や 大きくなったら ねぇ何になりたい!? 公開してる 公開してる 公開してる 後悔してる 隣の主婦が 今夜のニュースを飾った それを見ていた 少年は後悔してる 生まれ落ち 生きてることを だれもかも生まれて来なきゃ だれも傷付かないのに!! 後悔してる 後悔してる 後悔してる 後悔してる 後悔してる 後悔してる 後悔してる 後悔してる こんな世界に 生まれる前に戻りたい こんな世界が 生まれる前に戻りたい | |
白夜中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | ごらん 空を 使い古しの朝だよ どこへ逃げても どこへ逃げても 追いかけて来る朝だよ 人を笑った時 嘘を騙った時 物を盗んだ時 命奪った時 そして それが 全部返って来た時 ごらん 空には ごらん 空には 使い古しの朝だよ あれは明日なんかじゃない あれは先まで昨日だった光 沈むことさえ出来ない この愚かさを目映く照らす光 どこへ逃げても無駄だよ ごらん 夢を 使い古しの夢だよ 君が見るのは ずっと昔に だれかが見てた夢だよ 豊かになる夢 争わない夢 膨らんでく夢 止められない夢 そして それが 全部弾け飛んだ時 ごらん 空には ごらん 空には 使い古しの朝だよ あれは明日なんかじゃない あれは先まで昨日だった光 隠すことさえ出来ない この自惚れを真顔で照らす光 傷口は 隠せても 流れる血 止まらない あれは明日なんかじゃない あれは先まで昨日だった光 暴れ出して止まらない 過ちさえも真白く照らす光 僕が死のうが生きようが 君が挑もうが逃げようが 冷めてゆこうが熱くなろうが ダメになろうがマトモになろうが もう元には戻れない 裏も表もすべてを照らす光 これで済むと思うなよ | |
愛されたい中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 疲れた人も 泣きたい人も みんな上手に生きていたいから たとえ昨日に何があっても 笑って今日も街を行く 昨日着ていた服を脱いだら 重たい体脱げる気がしたよ だけど昨日の素直さまでも なくしてしまう気もしたよ 愛されたい 愛されたい ただ一言が 愛されたい 愛されたい なぜか言えなくて 大事なものは増えてゆくから ひとつ捨てなきゃ ひとつ守れない だれかが今日もだれかを守り 泣いてるだれかがいるように 愛されたい 愛されたい ただ一言が 愛されたい 愛されたい なぜか言えなくて 愛されたい 本当はみんな 叫びたいのに 本当はみんな 思っているのに 人に踏まれて 街に埋もれて それでもなくせない気持ちなんだ 愛されたい 愛されたい ただ一言が 愛されたい 愛されたい なぜか言えなくて 愛されたい 愛されたい ただ一言が 愛されたい | |
同級生中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | ネズミみたいな僕たちは 小さな檻の同級生 腹に溜まった退屈を 唾液に混ぜて吐き捨てる だれでもいいのに選ばれた そいつを囲んで紛らわす あぁ 興味の出ない授業より 時が経つのが一番早いこと ヤルコトないからかじろう きばらしついでにかじろう きもちがいいからかじろう 同級生 破裂しそうな僕たちは 小さな檻の同級生 不安だらけの将来を 牛乳に混ぜて流し込む 気になるあの子は恋人がいて 苦手なあいつは夢を語れて でも こいつは肉のかたまりさ 名札が付いてる ただの暇つぶしさ ヤルコトないからかじろう みんなでいっしょにかじろう したことないならかじろう 同級生 やがて小さな檻から放たれて 僕らは自由さ なんでも出来る けど 共食いみたいな感触が なくなんないんだ だれか助けてくれ なんでもいいからかじろう きばらしついでにかじろう やめられないからかじろう るるるるる ヤルコトないかラかジろう だれでもイイカらカジろう ジぶんデいいカラカじロウ ルルルるル 18782+18782=37564 | |
幾歳月中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 笹路正徳 | はじめて恋をした日 足りない気がしたもの 大人になればいつか 変わると信じていた まるで隠すみたいに 握りしめた手のひら あの日夢見たものは つぶれてしまったかな 私が抱きしめるのは 貴方の背中じゃなくて こんなにあたたかい 貴方への この気持ち 一体 何年経ったら 誰かを好きになることに 素直になれるだろう 守り抜いた手のひら 開くことはないけど 大切にしていること 許してください 一体 何回 涙を流せば つよくなれるだろう 素直になれるだろう 一体 何年経ったら 誰かを好きになることに 素直になれるだろう |
スズムシ中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | この手を離れた 美しい羽音よ ちいさなわがまま 許してほしい この目に悲しい 景色が映るから やわらかいその声 思い出させて りりりり 僕の部屋に迷い込んだ君は 見掛けよりも素直な目をしてた 不器用な声が妙に愛しくて 僕の耳をさんざん夢中にさせたのに この手を離れた 美しい羽音よ まだ僕は君のこと 愛せたけれど その目が肩越し 窓の外映すから やわらかいその声 空に逃がした りりりり それからまた君に似た迷子を 見掛けるたび耳が熱くなった 何もない僕の何もない部屋は 君がいないことをうるさく教えるよ 震えを止めないで どこかで鳴いていて 誰かの手のひらで 歌い続けて この手を離れた 美しい羽音よ 戻って来ることは 望まないから この世が悲しい 景色を映すときは やわらかいその声 思い出させて りりりり |
時の針岩崎宏美 | 岩崎宏美 | 中村中 | 中村中 | 坂本昌之 | 覚えてますか 生まれた街を 駆け出す貴方を私は見ていた 夏休みには花火を見たね 私はいつも泣き虫だったね 焼けた頬の涙を 拭ってくれた日から まるで二人は時計の針 長い長い時の流れに 二人で流されたはずなのに 貴方の針が私を置いて 進むなんて知らなかった 覚えてますか 卒業の時 貴方は少しも淋しくなさそうで 桜を踏んで呼び止めたけど ほんの少しの勇気がなかった 口ごもるサヨナラに 振り向かず手を振った 貴方は強くなったんだね 長い長い時の流れに 二人で流されたはずなのに 私の針は動けないまま それでも季節は巡りゆく 覚えてますか 私の事を 人混みに貴方を見つけた 長い長い時の流れを もしも巻き戻せたとしても 飛んで行けない 私の弱さは 時の流れのせいじゃないから 貴方の事は忘れたいのに どうして遇ってしまうんだろう こんな冬枯れの街角 |
タイムカプセル中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 笹路正徳・中村中 | 大人に成ったらなにするの 夢があるってうらやましい 私は夢を追うよりも 君ともっと話したかった あぁ なにを埋めよう 時の方舟 なにを埋めよう 幼くて 恥ずかし過ぎて 飲み込んだままの言葉 埋めよう 十年経ったら約束は 形を変えてしまうかな 会えなくなる人もいるかな 君は どうか生きていて あぁ なにを埋めよう 時の方舟 なにを埋めよう 今はまだ持って行けない物もあるんだと あの日 知った 君よ どうか生きていて あぁ なにを埋めよう 時の方舟 なにを埋めよう あの頃の 君の笑顔を その輪郭を 忘れたくない 悲しみは消えたりしない その輪郭を 忘れはしない |
DONE!DONE!中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 笹路正徳・中村中 | オイオイ待てよ 大丈夫かよ どこまで登っていくんだよ 階段なんかないのにさ お前の足 宙を歩いてる いくら登れど 満たされない 踏み外す事は考えない 高く登るのはいいけど 降りる時 どうすんの? って、まさか 飛び降りるつもりじゃないよな まっさかさま に落ちてくぞ! ちょっと待って!! 階段段段が天国まで 続くと本気(マジ)で思ってんの 冗談談談抜かしてんなよ 派手に落ちてくのが見物 このままじゃどのみち 生きて帰れないだろう オイオイ待てよ 大丈夫かよ そこを進むと落とし穴 上を向いて歩こうって 足元見るのが怖いのかよ 人 生 な ん て 穴 だ ら け 「歩み」より「受け身」を学べよ ようこそ ここがどん底だよ 泥だらけはどうだい? って、まさか 気がついてないとかホザくなよ まっさかさま に落ちたのに! ちょっと待って!!! 道断断断捻った足で 歩けるとまだ思ってんの 冗談談談抜かしてんなよ 這い上がるにも力がない このままじゃどのみち 生きて帰れないだろう 階段段段が天国まで 続くと本気(マジ)で思ってんの 冗談談談捻った足で 歩けるとまだ思ってんの 段々々々どこにいるのかが 段々々々わかり始めても 一死死死(one down)それでもまだ 登れそうな気がしてる・る・る 空ばかり見上げて 口が開いたまんまで 空ばかり見てる 口が開いたまんまで… つーか 人の目を見ろよ |
翼を持った少年中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 笹路正徳・中村中 | 白い背中に乗って どこまでもゆけるさ 何も恐くないんだ 信じれば飛べるさ 黒い雲が裂けてく 風向きは良好さ 悲しみのない世界 信じればゆけるさ 何もかもに怯えていた あの頃のようには 差し出されたその手のひら 逃したくはない 君の側にずっといたい 蒼い空の向こう 誰も知らない世界を ふたりで見つけよう 風が暴れはじめる 胸は騒いでいる 白い背中をそっと だけど強く抱いた ねぇ みんなどこに置いて来たの 舞い上がるあこがれ たとえイカズチの中でも 飛んでゆけるのに 君の側にずっといたい 雲を貫いて 誰も知らない世界で 静かに抱きあおう あぁ 両手を広げたら あぁ 空に堕ちていきそうだよ あぁ 心配しないで いつでも戻って来れるさ 大丈夫 君の側にずっといたい 涙こぼれても 声を出しても誰にも 聞かれないよ 君の側にいたい 蒼い空の向こうで 誰も知らない世界を 見下ろした時に 君と笑っていたいな 笑っていてほしいな |
平熱中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 笹路正徳・中村中 | 確か去年の今頃だった。 仕事も忙しくなくて。 散らかった部屋を片付けても、胸の中は散らかるばかりで。 傾いた夕陽に、傾いた部屋から、もうどれくらい出てないんだろう。 普通の事って難しいね。 自分の為だけの日々は、退屈だな。 借りたまんまのあの漫画が今年、映画化されるって。 「ショートヘアーのヒロインがイメージと少し違う」って、あの娘なら そうつぶやくんだろうな。 …そんな事を思い出してる。 普通の事って難しいね。 「そうだね」って、誰が相槌を返すのかな。 古い仲間に聞いたんだ。 「あいつ、結婚する」ってさ。 過ぎた話にこだわってるのはこっちだけって知って、驚いた。 一言、ただ「おめでとう」 ただ、そう言ってやりたかったけど。 普通の事って難しいね。 毎日のように、側にいたのにな。 呼吸が重たいような。 指先が熱いような。 気のせいにしたいけれど、飲み込むのは苦しい。 思い出拗らせたまま、いつまでも胸の中、残る熱があるんだな…。 知らなかった。 平気なフリで生きていても、僕らはいつも病気だね。 触れないはずのかなしみに、僕らはいつもつぶれてしまうね。 季節が巡って、 僕らはどこかで、また出会う事があるのかな。 君のため、 ひとつでも、出来る事が欲しかったな。 冷めないで、 冷めないで、 小さな、僕の平熱。 冷めないで、 冷めないで、 小さな、僕の平熱。 |
風船女PART2中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 笹路正徳・中村中 | あたし気ままな風船 マジメな顔は苦手 夢を見るのはスキ だって タダだもん あたし気ままな風船 丸いと見てる内は 掴まえるのはムリ そっと 逃げるもん パチン!ってはじけそうな夜でも のらりくらりやって来た 浮ついたっていいでしょ 人生なら 一度きり いたずらな風吹けば 流される日もあるけど 萎んだり膨らんだり 繰り返し「今」を感じているのさ パチン!ってはじけそうな夜でも のらりくらりやって来た 浮ついたっていいでしょ 少しくらい 思うまま 命なんて 吸って吐いたひと息くらいのもんさ 心なんて 吹けば飛んでしまうくらいのもんだよ パチン!ってはじけそうな夜でも のらりくらりやって来た 浮ついたっていいでしょ 人生なら 一度きり パチン!ってはじけそうな夜でも のらりくらりやって来た 浮ついたっていいでしょ んんん 思うまま どこまでだって 行ってみたいな しらない空気 吸ってみたいな |
見世物小屋から中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 笹路正徳・中村中 | 誰か見ていて 僕の綱渡り つまさきは今 宙を捉えた 見ていて 僕が落ちるのを できるだけ 戯けてみせるから 人によく思われたくて きれいな衣装に着られています 見栄を張るのが肌に馴染んで もう脱げない服になりました いつの頃からだろう 人生は先細り 足元もおぼつかないけど 後戻りだけはできなかった 誰か見ていて 僕の綱渡り 吸い込んだまま 息が出来ない 見ていて 僕が落ちるのを できるだけ 戯けてみせるから 食い込んだ踵は血だらけ 荷物なら全て捨てて来たけど 裸になってみたのになぜか この体だけが捨てられない 本当は目の前に 道がのびていたとして 僕はそれに気がついた途端 ひと足でそれを踏み外すだろう 誰か見ていて 僕の綱渡り 君の顔 さかさまに映るよ 見ていて 僕が落ちるのを 笑ってよ 目を逸らさないでいて あぁ見ていて 僕の綱渡り つまさきは今 宙を捉えた 見ていて 僕が落ちるのを できるだけ 戯けてみせるから |
またあした中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 笹路正徳・中村中 | ままごとずきな きみと どろあそびずきな ぼくが いっしょに むちゅうであそべる つみきあそび きみのうえに ぼくがかさなって そのうえに きみがかさなって うまくいかなくて くずれてしまうひもあるよね くずれたら また つみあげて あきらめそうになるけど やっぱり まだ あそびたりないから つみあげる はやく あしたがこないかな つづきがやりたいな はやく あしたがくるように たべて ねむって またあした くもにふれたい しょうねんは そらまでとどけと つみあげる いのちをまもりたい しょうじょのつくる へやのなかで くずれたら また つみあげて つまらないひもあるけど やっぱり まだ あそびたりないから つみあげる はやく あしたがこないかな つづきがやりたいな はやく あしたがこないかな また きみにあいたいな はやく あしたがくるように たべて ねむって またあした |
脱力しようヨ中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 笹路正徳・中村中 | やるせない事があるんなら 肌の隙間で泣いてもイイ 言葉にするのが嫌だったら ゆびさきで話して くちびるに触れたらわかるよ 弱いところを見せてもイイ こすりつけて取れたらいいね 君のその不安も 悲しみは口の中でにがくなる 飲み込むくせは直して 吐き出すの じゃなきゃ 辛く当たるでしょう 壊れても知らないよ 私たちそんなに頑丈じゃないでしょう 噛みついたって 痛いだけ 壊れても知らないよ 急かすのはあんまり懸命じゃない 力を入れてちゃ感じないヨ ダイジなトコロが なりたい自分になれなくて 脱げない理想が苦しそう 折れ曲がった君の背中も 私 好きだけどな 夢なんて口に出すとぼやけてく 言ったからには叶えたくて 背伸びする それは 危ない姿勢でしょう 疲れたらおしまいだよ 命も気持ちも頑丈じゃないでしょう 睨まれたって 怖いだけ 疲れたらおしまいだよ 苛立ちじゃなんにも進展しない 力を抜かなきゃ入んないヨ ダイジなトコロが 壊れても知らないよ 私たちそんなに頑丈じゃないでしょう 噛み付いたって 痛いだけ 壊れても知らないよ 急かすのはあんまり懸命じゃない 力を入れてちゃ感じないヨ ダイジなコト 力を抜かなきゃ入んないヨ ダイジなトコロが |
世界が燃え尽きるまで中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 笹路正徳・中村中 | 明日にもこの世界は 壊れそうだと聞いたよ 本当ならそのときは 隣にあなたがいてほしい 家族とか友達には 悪いとも思うけれど 振り向いてばかりだった 自分の弱さを捨てたいんだ 生きてればいいけど それだけじゃつまらないや くるしみも 愛したい あなたの側で この胸で高鳴る 永遠は短いから 惜しみなく 使いたい あなたの側で わたしは燃え尽きたいよ 明日拾いに行こうね 忘れようとしたままの 木イチゴみたいな夢や 捨てきれなかった思い出 他人(ひと)に言わせりゃガラクタ でも大事な宝物 今ではもう眩しくて 手にとれないかも知れないけど 死んだっていいけど それだけじゃなさけないや 泣いてても 笑ってよ わたしの側で この胸で高鳴る 永遠は短いから 惜しみなく 使いたい あなたの側で 人に誇るよりも 自分に誇れるものを 見つけたの 守りたい わたしの側で あなたが燃え尽きるのを 世界が燃え尽きるまで |
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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闇のまん中中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 笹路正徳・中村中 | 誰かに会いたげな闇が 窓から部屋に広がる 肌の色も形も 隠すような夜 目隠しされてるみたいだ 怖くて仕方ないから 地上から30センチメートル このベッドから降りれない 心はすぐ停電する 地面も空も真っ暗で 不安には果てがないけど 目を凝らして 目を凝らして 誰かいるなら抱きしめたい 肌のぬくみも 人の気持ちも ぜんぶ手探りの毎日に 目を凝らして 目を凝らして 誰かいるなら抱きしめたい やっと触れた何かに たとえ噛みつかれても 見えてる世界じゃ窮屈で 見えなきゃ世界を持て余す 不満には果てがないけど 目を閉じても 目を閉じても 何か聞こえる気がするんだ それは呼吸か それは鼓動か 掴めない闇のまん中で 目を閉じても 目を閉じても 何か聞こえる気がするんだ それは震えてるけど 愛しい声に聞こえた そこに道はあるの? そこに空はあるの? そこに夢はあるの? いつか見えてくるの? そこに誰かいるの? そこで生きているの? ねぇ 聞こえているの? 伸ばす手に宛てはないけど 目を凝らして 目を凝らして 誰かいるなら抱きしめたい 肌のぬくみも 人の気持ちも ぜんぶ手探りの毎日に 目を凝らして 目を凝らして 誰かいるなら抱きしめたい やっと見えた何かに たとえ触れなくても 感じたい 耳をすますの |
ずっと君を見ている中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 暮れかかる午後の空 片付かない手仕事 汗がしみたシャツの襟 焦る首をしめつける 「がんばれ」で励まされないなんて 甘いよな 声かけてくれた君に 悲しい顔させてしまった 片付かない胸の中 今日もまた足踏みだ 気がつけばもう外は夕焼けが 散らかった紙くずもそのままに 放り出したぼんやりな帰り道 履きつぶした靴底 通り雨がしみたら 変わりのない毎日が 息づいてると知った ひと呼吸おいてから歩けよと言われている そんな気がしたんだよ 吸った息は吐かなきゃいけない 吐かなきゃ吸い込めない 一日は足踏みだ 振り向けば燃え盛る夕焼けが 僕の背中を押してくるようで 伸びた影がたくましい帰り道 街に阻まれて見えなかった 君の笑顔はなんてまぶしいのだろう 「がんばれ」で励まされないなんて 甘いよな みんな みんな がんばれよ 笑う君の頬の夕映えを もう何度も濡らさぬように 人生は足踏みだ 気がつけばいつだって夕焼けが 退屈をくり返す毎日でも そこに君がいなくちゃダメだった 人生は足踏みだ 焦るなかれ ゆっくりと進めばいいさ 山積みの毎日と君がいる平凡な日々に感謝しながら | |
遺書の書き方中孝介 | 中孝介 | 中村中 | 中村中 | 羽毛田丈史 | 遺書を書く時には 「ありがとう」から始めなさい 大事な人の名を 必ず後に続けなさい そこにある名前の数だけ 君がつけた足跡 遺書を書く時には 「あいしている」と結びなさい そして そこに書いた誰かに 読んでもらいなさい ひとりじゃ気付けない きっと間違いを教えてくれる 時には 泣いてくれるかも 時には 頬を叩くかも けれど いたむ頬に残るその熱さが 誰もが持っている 生きている証拠 遺書を書き終えたら 飛行機をにして風に飛ばそう 大事な人達を抱きしめながら 明日に飛ばそう そこにある名前の数だけ 君よ 幸せであれ 毎日 沈み行く夕日 毎日 昇り来る朝日 変わりはないけれど いつも側にあるのが 誰もが知っている 生きている証 孤独にならなきゃ 僕らは強くなれないけれど 傷付けあわなけりゃ 自分を守れないのならば 僕は争うより弱いままでもいいさと思う どんな毎日が来ようとも 君よ 幸せであれ |
ただ…涙ジェロ | ジェロ | 中村中 | 中村中 | 鈴木豪 | どうして涙は 枯れないのでしょう 子供の頃から 流しているのに 大人になったら 余計に大粒になるのでしょう 悲しくて、悲しくて、 悲しい事しかわからない 悲しいだけ、悲しいだけ、 ただ ただ…涙 どうしてあの人 冷たいのでしょう 好かれちゃない事 わかっているのに 冷たくされたら 余計に愛おしくなるのでしょう 淋しくて、淋しくて、 淋しい事しかわからない 淋しいだけ、淋しいだけ、 ただ ただ…涙 この身を捨てれば 悲しみは涙は枯れますか 悲しくて、悲しくて、 悲しい事しかわからない 悲しいだけ、悲しいだけ、 ただ ただ ただ ただ…涙 |
まだ熱いくちびる中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 貴方の前ではじめて瞳をとじた 何も見なかった おぼえているのは 今もまだ 熱いくちびる 目には見えない心を覗いてみたかった 今 確かなのは おぼえたものより 今もまだ 熱いくちびる 胸の鍵は 掛け忘れていたみたい 気がついたら もう心は盗まれていた 下さい もう一度 貴方が教えてくれた味 下さい もう一度 火傷の跡を撫ぞってよ もう 貴方しか治せない 誰かの前ではじめて涙を見せた 悲しいからとか そういうのじゃない なぜかまだ 熱いくちびる 胸の鍵は わざと開けておいたのに 振り向いたら もう出口は塞がれていた 下さい もう一度 貴方が教えてくれた味 下さい もう一度 火傷の跡がうずいてる もう 貴方しか触れない 下さい もう一度 貴方が教えてくれた味 下さい もう一度 火傷の跡を撫ぞってよ もう 貴方しか治せない もう 貴方しか触れない | |
強がり中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中・根岸孝旨 | 急にため息ついたりしたら ホラね やっぱり驚くわよね いつからだろう 強い女になってしまった 口先ばかり上手になって 本音言うのも楽じゃないわね どうせみんな 見えてる事ばかり信じたがるのよ 「あたしにだって 泣いてる夜くらいあるわ」って そんな風に言ったら 今度はみんな笑うのかしら 馬鹿にされるのは癪だから 強い女になりました 笑ってないといられない みんなそうでしょ 強がり 私の声が聴こえてるなら 怒鳴ってやりたい奴もいるけど 指輪外したあの夜だって 笑うしかなかったの だってつまづけないわよ 怖いものがないわけじゃない 今度倒れたら もう立ち上がれないかも知れないわ 言いたい言葉を飲み込んで 溢れる涙を飲み込んで あとどれくらい こんな夜を越えるのかしら 強がり 涙の数だけ私も 優しくならなきゃいけないね 明日はどこにいるかしら 笑っているかしら 笑ってないといられない みんなそうでしょ 強がり |
潮騒静夜中村中 | 中村中 | 中村中 | 根本要 | 中村中・根岸孝旨 | 部屋の灯りは点けないで 波の音だけ聞いていたい 少しくたびれた腕の中 やがて来る朝を忘れたい 私は決まって 涙で目覚める あなたと見てた夜景より きれいな街 ひとりで見る朝日を あなたに見せたい ありふれた日々に掛けてた鍵を開けて ひとりでいる時にも 笑える強さ見せたい 風に揺れてるシーツ越し あなたの背中を探してる 騒ぐ波だけが二人を見ていた 明けない夜の間だけ 二人の夢 このまま息を止めて 目覚めなくてもいい 二人がそれぞれの暮らし守る為に 答え探すくらいなら 明日が来なければいい 燃え上がる恋と呼ぶには 遅い出会いでも 守れる物の中に あなたを数えたい 静かな寝息立てている あなたの為 少しは出来る事が 私にあると信じたい |
晴れ舞台中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中・根岸孝旨 | 世間のニュースによく似た色の 今夜も暗い幕が開く 眩しいライトに目をつむる度に 思い出すのさ あの笑顔 昔話をねだっても 「忘れたよ」しか言わなくなっちまって 母ちゃん おいらは知ってるよ 灯りも点けずにオイオイと 忘れた昔が夜泣きするのを おいでよ母ちゃん おいらのもとへ 故郷に残した優しい瞳に おいらの姿 見せてやりたい 擦り切れるほど繰り返し 見ては歌った「越後獅子の唄」 母ちゃん おいらの歌だけが 「宝物だよ」と笑うから おいらもクヨクヨしちゃいられない おいでよ母ちゃん 夜明けは近い 見えるといいな 晴れの舞台に 昇れ おいらの初日の出 ライトを浴びて 呼ばれる名前は 母ちゃんに貰った名前だよ 忘れちまった 昔の代わりに 夢を見させてやるからね もうじき暗い幕が開くよ おいらの姿 見てて下さい |
回転木馬中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中・根岸孝旨 | 始まりは囁くようでした 産声は街中に響いて それを聞く人々の笑顔に包まれながら 少女に成った 争いは些細な事でした あの夜が少女を強くした 別れを歌に乗せ 初めて泣きました 人生は たまに幸せ たまに贅沢 たまに転んで たまに傷 ララルララ 笑顔 泣き顔 数えて 動き出したメリーゴーランド それからは若さに急かされて 宛てのない船で街を出たわ 悲しい事なんて 誰にも同じだけあるもの いつかの自分のような少女に語りかける 人生は 時に坂道 時に寄り道 急ぐ時こそ回り道 泣いたのは 人の痛みを知る為 揺れて廻るメリーゴーランド 歳を重ねて 初めて気付く 誰かの為の歌が 耳をすませば 聞こえてくるの 私に語りかける 人生は どんな涙も 思い出になる どんな日々より 今が好き 立ち止まる事は出来ない いまでも加速していくメリーゴーランド いつか止まってしまうまで 世界よ 今日も廻れ |
手紙を書いてよ中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中・根岸孝旨 | こんなに遅くまで起きていて 眠れなかったのかい ひとりで泣くのなんておよしよ 月明かりの夜 ここから君の部屋が見えるよ 窓を閉じていても 部屋を出てこいとは言わないよ 今日は僕から話すね 笑う事なら得意だけれど 淋しいと言えない所 似た者同士 今夜も街は冷えていますか 僕がした くしゃみに 声掛けてくれるなら 君は僕の友達さ 教えて 父さんが母さんと出会った時の歌を 「僕の髪が肩までのびたら」素敵な歌だね どんなに高い背伸びをしても届かなかった背中 今では同じ歌を並んで ホラね 僕も歌えるよ 朝焼け雲が もうすぐ燃える 今なら間に合うよ 窓を開けてごらんよ 今夜もやるせない膝抱え 眠れないのなら ひとりごとするみたく 僕に手紙を書いてよ ひとりごとじゃないように 僕に手紙を書いてよ 僕に手紙を書いてよ 君は僕の友達さ |
ここは、風の街中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中・根岸孝旨 | 右も左もわからないような 白い服で飛び出したけど 都会の駅にバスが着く頃 どうせ迎えが来ていたんだろう 見送ってやる人もいなけりゃ 持ってゆける荷物もないさ 別れ方が上手くないから 後ろ指をさされ出てゆく「あばずれ」 その女は、悪いうわさ編んだ服を身にまとう その女は、産まれ落ちた時から すでにニセモノ 男の自信まで吸い取る 代わりに思い出に棲み着く なのに なのに 人の形をしている ここは、風の街。騙された奴らが住んでる あいつを捨てたのは 街の方さ 私 二度と振り向かないわ 遠い街で大人になるわ 夢に見てた都会は砂漠 乗ったバスはアリ地獄行き「ざまぁねぇな」 その女は、嘘と本気の境目が見えていない その女は、しかもそれを自分でも気付いてない 抱いてる時にしか笑わない 泣いてるみたいにしがみつく だけど だけど 朝になると消えちまう ここは、風の街。追い風がいつでも吹く街。 じっとしていると 煽り立てる その女は、人の心 物欲しげに覗くから その女の、前に行くと弱みがみんなばれちまう お金で気持ちは動かない 命を盗んだりはしない だけど だけど だけど返せよ 心 ここは、風の街。追い風がいつでも吹く街。 じっとしていると 煽り立てる ここは、風の街。騙された奴らが住んでる あいつを捨てたのは 街の方さ |
独白中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中・根岸孝旨 | 笑えば喜ばれた 生まれた時のようには 戻れないと知った! 若い頃には「青春」 終わる頃には「人生」 素晴らしいと言って! それじゃあなに?私に 真っ最中の二人を「殺せ」とでも言うの!? 「今では40歳過ぎても 子供でいたい」なんてさ そんな風に言った! 笑えば喜ばれた 生まれた時のようには 戻れないと知った! |
初恋中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中・根岸孝旨 | 僕を名前で呼んでくれたのは 君だけだったから 同じ列に並んで見えない 君を探して何度も笑った ゴールにいつも届かないサッカーは 君ばかり追いかけてた あの時 頬をかすめたボールは この愛しさをためらった 君だけが見つけて 泣いてばかりの僕を 内緒で登った 屋上の陰からは ふたりが笑う あしたが 僕には見えた まずいタバコも イケナイ遊びも 君と一緒だから 誰かが悪く言えば言うほどに もっと大事な時間に変わった 本当は君が誰かを抱くたび まぶしくなっていくのを 知っていたけど 側にいたいから 君を見つめ何度も笑った 君だけが気づいて 変われない僕の事 内緒で隠した 校庭の隅にある 宝の地図は ふたりで 描いた未来 君だけが見つけて 泣いたのは君のせい あんなに何度も 肩を抱き合ったのに 今は君ばかり 美しくなるのがつらい 僕だけ置いて 大人になってくのが こわい |
秘密中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中・根岸孝旨 | 何度も同じ場所噛み付いたりして 悪かったね ソコは弱い所だってわかっていたのに 何度も大丈夫だと言わせたりして 悪かったね でも言葉じゃわからなくて 次はきっと 抱いていてほしいと言ってしまうから そんな夜にも 笑ってみせてよ 次はきっと なにもかもほしいと言ってしまうけど そんな夜にも 笑ってみせてよ 君だけは僕を捨てないで 近付き過ぎるのは 唇ぶつかりそうで アブないから 嫌いになるフリをして惑わせるけど ぐちゃぐちゃになってるのはお互い様かも 知れないから 後戻りは出来ないと気付いて 本当はもう 君の事とっくに信じているけど 誰かにばれたら 悪く言われるね 本当はもう 君の隣じゃなきゃ眠れない事も 誰かにばれたら 悪く言われても 君はそんな風に言わないで 怖くなっても いまさら逃げないで 蒔いた種は僕だけのものじゃない もっと側に来て そんな夜にも 笑ってみせてよ 僕がいつも悪ぶると 決まって喜ぶ君だった 絡まり合って 動き出せないのは 君のせいかも知れないよ |
人間失格中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中・根岸孝旨 | 弱音を吐くのは 裸にされる事で 本音を言うのは 寒がられる事だった 温度がないのなら 言葉はもう信じない 臆病な私のせい 愛し方わからない 差し出してくれた手に噛み付く しょっぱいね 追い詰められたら 逃げる方が簡単で 傷付かないのが「利口」と教わったから 諦めてしまおうと 見上げた空の色が どこまでも青いから 死に方がわからない 止まらない涙の味がする しょっぱいね 人の間で生きる事が 息を殺す事ならば 私は向いていないようだ 苦しい それでも生きているなんて 理不尽だったのは社長(あんた)の方だろって 思っていたけど口にしなかったのは 大人になったよ、と胸を張ってみる為 本当は悔しくて 笑い方わからないくせに 笑ってる 黙ってる それでもまだ生きているなんて わかってる 誰よりも自分が しょっぱいね |
戦争を知らない僕らの戦争中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中・根岸孝旨 | 悪いな、俺は足をやられてる そうかい、おいらは両目をやられた 先に行くんだ、遠くに逃げろと 諦める奴はいなかったけれど ごめん、私は喉をやられてる このまま死のうと言えなかっただけ 歴史の教科書の半分が叫び声をあげてる もう半分は落書きされて僕を嘲笑ってる 先生、ミサイルの話なら僕に降り続けてる 消しゴムや紙くずをとめてよ また見て見ぬふりだね 振り向いた時 目につく奴に そら、チョークが飛んでくる 生き延びる術なら惜しまないケモノに比べたらば 傷付ける事すらおそれない僕たちはネズミだね 携帯電話にかじり付いて 互いを監視してる よそ見するとかみ殺されるぞ だから目を逸らせない また次の策、また次の策。あぁ、前歯がかゆくなる ある朝、柏木の机から給食費 盗まれた 結婚したての女教師 ヒステリックな声で のろまな僕には席がなくて 恰好の餌食だね 僕の席は教室の外で 足がひん曲がってる 犯人探し終えた放課後 次のゲームが始まる 悪いな、俺は足をやられてる そうかい、おいらは両目をやられた 先に行くんだ、遠くに逃げろと 諦める奴はいなかったけれど ごめん、私は喉をやられてる このまま死のうと言えなかっただけ 散り始めた桜を横目に 解放の時がきた 卒業の歌を歌いながら 柄にもなく泣いた 母なる大地よ 全てが忘られてゆくならば 母なる大地よ 傷跡はなぜそこに在りますか 学び舎の校門くぐればそこは おかまいなしの春です ため息つけば歴史の教科書は 最後の頁をめくる |
青春でした。中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中・根岸孝旨 | 好きでもない人とするキスは味気ない だけどそういう人がいないと本当に味気ない 嫌いな人くらい わたしにもいるけど そうとはっきり言えたらどんなに愛されるだろう 結んだ髪に雨が染みて 上手くほどけないから 待って、待って、と言ってるのに あいつ 背中の紐をほどく かえせよ青春 わたしの青春 何度も痛い痛いって泣いてても 離してくれない あいつが好きだった 青春 かえせよ青春 面倒臭い奴って知ってても 離してくれない あいつは わたしの青春でした。 もっと上手に遊べたなら 本気にもなれたかな あいつの事も わたしの事も 過去にする為に手を振った さよなら青春 わたしの青春 あしたからは誰に会ってても 初めてのキスは 二度と出来ないさ 青春 さよなら青春 あしたからは愛し合ってても 初めての恋の気持ち 戻らない青春でした。 今更あいつに未練はないけど 盗んでいった大切なものをかえしてほしいの かえせよ青春 わたしの青春 何度も痛い痛いって泣いてても 離してくれない あいつが好きだった 青春 さよなら青春 面倒臭い奴って知ってても 離してくれない あいつは わたしの青春でした。 |
ともだちになりたい中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中・根岸孝旨 | ともだちになりたい 押しつぶされそうなこんな夜は 飛び込んで行きたい 誰かの腕の中 キズつけたい 君の頬を キズつけたい でもねそれは 傷付けてしまうほど 誰かを抱きしめてみたかっただけだよ キスをしたい 君の頬に キスをしたい たぶんそれは 傷付けてしまいそうな 気持ちを抑えられないからだよ ともだちになりたい 上手く言えないこんな僕を 嘲笑ってもいいから 憶えていて欲しい 僕が恐い たまに僕は 僕が恐い でもねそれは 僕じゃなくなるくらい 誰かを愛したいだけだよ ともだちになりたい 僕が止まらないそんな夜は ぶつかってゆくから 君は受け止めてよ ともだちになりたい 君がやるせないそんな夜は ぶつかっておいでよ 何度でも 何度でも 僕が受け止めるから |
不良少年中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中・根岸孝旨 | 出来損ないって何だろう それなりに良い事も出来るのに 「出来ない」と見かけで決めるなよ 優しさを優しさと受け取って貰えないのなら 生きている意味だって疑いたくなるぜ 不良少年 行く宛てもなく今夜も走る 街がどんどん小さくなる 時の速さで僕らは息をする すれ違う街灯がチカチカ 青春みたいに遠ざかる 夕焼けを追いかけろ 不良少年 諦めが肝心と逃げ出した奴もいたけど 何もない毎日はつまらないんだ やめるなよ 生きる事はやめる事が出来るんだ すり減って殴られて それでも胸を張れ 不良少年 行く宛てもなく今夜も走る 街がどんどん小さくなる 時の早さが僕らを追いつめる 風の中だけでしか僕ら 泣けなくなった出来損ない 朝焼けに捕まるな 不良少年 いくら泣いても笑われない いくら叫んでも聞こえない 時の速さで僕らは息をする 東の空が明るくなる 逃げなきゃいけない気がする あの日々を忘れない 行く宛てもなく今夜も走る 街がどんどん小さくなる すれ違う街灯がチカチカ 青春みたいに遠ざかる あの日々を忘れない 不良少年 |
帰れる場所なんて、ない中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中・根岸孝旨 | あなたの背中を追って ここまで来たの いまさら戻れない 大事な指輪を落としても 途中で靴が脱げたって 私 ふり返れない あなたを見失うから あなたを探して歩き出した私は 帰りの切符も手放してしまった あなたを探して歩き出した私に もう 帰れる場所なんて、ない あなたと歩いた道の 並木も風に裸でゆれている 「必ず帰る」の約束が 思い出なんかじゃ頼りない たとえ この先が崖に続いても 私 歩くわ あなたを探して歩き出した私は 目印の地図も手放してしまった あなたを探して歩き出した私に もう 帰れる場所なんて、ない あなたを探して歩き出した私は 心も身体も手放してしまった あなたを探して歩き出した私に もう 帰れる場所なんて、ない、ない、ない |
家出少女中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 根岸孝旨 | 「さがさないで テーブルに書き置き ください」と せめてもの尊敬 さぐらないで 街を出た理由は なくしてた笑顔を探すため 母さんの子で良かったな どんなに自分勝手でも そらさない 強いまなざし 何時に帰るかなんてわからない 街では何が起こるかわからない そんな時代だもの 自分の心くらいは信じたい 小さな憧れだけど信じたい ずっと ずっと 他人が言う綺麗な場所なんかに 幸せがあるとは思えない 泥を飲み込み塗れても いつか手にする幸せは 体温を感じるものがいい 力がなくなるまでは走りたい 自分で選んだ道を走りたい どんな暗闇でも 私に守れるものを見つけたい 命をもらえた意味を見つけたい いつか いつか いつか 誰かの腕の中では笑いたい 怯えるわけを忘れて眠りたい 何時に帰るかなんてわからない 街では何が起こるかわからない そんな時代だもの 自分の心くらいは信じたい 体が熱くなるのを感じたい ずっと ずっと ずっと ずっと ずっと ずっと |
潮騒静夜スターダスト☆レビュー | スターダスト☆レビュー | 中村中 | 根本要 | 部屋の灯りは点けないで 波の音だけ聞いていたい 少し疲れた腕の中 やがて来る朝を忘れたい 私は決まって 涙で目覚める あなたと見てた夜景より きれいな街 ひとりで見る朝日を あなたに見せたい ありふれた日々に掛けてた 鍵を開けて ひとりでいる時にも 笑える強さ見せたい 風に揺れてるシーツ越し あなたの背中を探してる 騒ぐ波だけが 二人を見ていた 明けない夜の間だけ 二人の夢 このまま息を止めて 目覚めなくてもいい 二人がそれぞれの暮らし 守る為に 答え探すくらいなら 明日が来なければいい 燃え上がる恋と呼ぶには 遅い出会いでも 守れる物の中に あなたを数えたい 静かな寝息立てている あなたの為 少しは出来る事が 私にあると信じたい | |
手紙を書いてよジェロ | ジェロ | 中村中 | 中村中 | 中村タイチ | こんなに遅くまで起きていて 眠れなかったのかい ひとりで泣くのなんておよしよ 月明かりの夜 ここから君の部屋が見えるよ 窓を閉じていても 部屋を出てこいとは言わないよ 今日は僕から話すね 笑う事なら得意だけれど 淋しいと言えない所 似た者同士 今夜も街は冷えていますか 僕がした くしゃみに 声掛けてくれるなら 君は僕の友達さ 教えて 父さんが母さんを口説いた時の歌を 「僕の髪が肩までのびたら」素敵な歌だね どんなに高い背伸びをしても届かなかった背中 今では同じ歌を並んで ホラね僕も歌えるよ 夕焼け空が もうすぐ暮れる 今なら間に合うよ 窓を開けてごらんよ 今夜もやるせない膝抱え 眠れないのなら ひとりごとするみたく 僕に手紙を書いてよ ひとりごとじゃないように 僕に手紙を書いてよ 君は僕の友達さ |
やんちゃ道ジェロ | ジェロ | 中村中 | 中村中 | 鈴木豪 | 泥んこで泣かされて帰って来ても 鼻水垂らし 笑顔を作ってる 負けん気なあたしに似て 強がりで 喧嘩の理由(わけ)は言わないね 寝顔はまだまだ子供だけど 我慢を覚えているんだね 知らぬ間に でこぼこしてきた小さな手 やぶけたズボンを縫うたびに 人には言えない悲しみが この胸の奥に忍び込む あやしておくれと駄々を言う 悔しさ噛みしめ 強くなれ 泥んこ道に咲く花のように 寝坊して飛び起きた遠足の朝 玄関先で慌てて手渡した 残り物弁当のおむすびが 大好きだよって笑ったね 贅沢させてやれないけど 手のかかる毎日 楽しいよ 愚図っても いつかはグレても帰る場所 あたしの背丈追い越して いつかはお前もいっちょ前 それが男さ やんちゃ道 転んでのめって歩む道 弱音を吐かないお前には 恥ずかしい所(とこ)は見せられない お前が笑ってくれるなら それがあたしの笑顔だよ 悲しみ拭って 胸を張れ 心の奥に咲く花のように |
かくれんぼ由紀さおり | 由紀さおり | 中村中 | 中村中 | 小さかった頃を覚えてる? いつも一緒だったのを憶えてる? あれから独りで探してる あなたを忘れず探してる あなたから会いにやってきた 無邪気だった頃を覚えてる? 昔のことだろうと言いそうな 大人みたいな背を探してる 幾つも 幾つも 曲がり角 駆け寄る度に 日が暮れて 夕焼け小焼けは 影を ひとつしか伸ばさない 「ドコニイルノ デテオイデ ダレカラニゲテルノ」 届かない木の実を見付けては べそかいて貴方にねだったね あれからいつまで探してる 終わる合図のない かくれんぼ 幾度も 幾度も 転んでは 擦りむく度に 日が暮れる 夕焼け小焼けよ 影を あの人を映してよ 「ドコニイルノ デテオイデ ダレカラニゲテルノ」 「ドコニイルノ デテオイデ ダレカラニゲテルノ」 | |
回転木馬由紀さおり | 由紀さおり | 中村中 | 中村中 | 始まりは囁くようでした 産声は街中に響いて それを聞く人々の笑顔に 包まれながら 少女に成った 争いは些細な事でした あの夜が少女を強くした 別れを歌に乗せ 初めて泣きました 人生は たまに幸せ たまに贅沢 たまに転んで たまに傷 ララルララ 笑顔 泣き顔 数えて 動き出したメリーゴーランド それからは若さに急かされて あてのない船で町を出たわ 悲しい事なんて 誰にも同じだけあるもの いつかの自分のような少女に語りかける 人生は 時に坂道 時に寄り道 急ぐ時こそ回り道 泣いたのは 人の痛みを知るため 揺れて廻るメリーゴーランド 歳を重ねて 初めて気付く 誰かの為の歌が 耳をすませば 聞こえてくるの 私に語りかける 人生は どんな涙も 思い出になる どんな日々より 今が好き 立ち止まる事は出来ない 今でも加速してゆくメリーゴーランド いつか止まってしまうまで 世界よ 今日も廻れ | |
ちぎれ雲中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 根岸孝旨 | 真っ暗闇が明けたら 抱きしめていた腕が こんなに側にいるから ひとりに気がつく 流れて行く雲が 私の夢に見える 形を変えながら いつかちぎれる 約束はいつの日も 形のない物 形を変えながら ちぎりちぎれる 真っ暗闇明けたとて 陽の光に脅えて 傷を隠しながら 生きる者もいる 例え明日が晴れても 涙 乾くだろうか あれは雨の兆し 赤い朝焼け 今にも泣きそうな 赤い眼差し |
台風警報中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 根岸孝旨 | 風が止んだら 私は帰る ひとりぼっちの冷たい部屋に 雨が止んだら 私を帰す ここに居ろよと言えない貴方 どうして 優しくなんてするのさ 胸の奥を 風が殴ってるのに 嵐よ 止むな このまま 止むな じれったい恋の時間を止めろ 嵐よ 荒れろ このまま 荒れろ じれったい二人の体をとかせ 雨に紛れて扉を叩く 音が聞こえた気がしたけれど 誰か来るの?と聞けないままで 時はいつしか貴方を責める どうして 真顔で肩を抱くのさ 瞳の中 雨が行き過ぎるのに 嵐よ 止むな このまま 止むな じれったい恋の時間を止めろ 嵐よ 荒れろ このまま 荒れろ じれったい二人の体をとかせ 嵐よ 止むな このまま 止むな じれったい恋の時間を止めろ 嵐よ 荒れろ このまま 荒れろ じれったい二人の体をとかせ |
さよならは言わないで中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 根岸孝旨 | おしまいの予感は きっと二人共が もっと早いうちに感じてた だから今日こうして こんな雨の中で 会ってくれたのかも知れないね 傘の下 冷めていく貴方を見てると 随分 私の為 無理してたみたいで さよならなのに 愛しくなる 気になって 気になって 気付いたら 側にいて そんな出会いも悪いものじゃない さよならは言わないで 淋しさに気付いたら どこからでもいい また私をきにかけて おしまいの言葉は きっと二人共が 二度と会えないくらい冷たくて だから今こうして こんな雨のせいで 貴方の顔を見れないでいる 恋をして 痛んでた この胸の火照りが 悲しみに 疼きだす 傷口に変わった さよなら…だけど 愛している 気になって 気になって 気付いたら 側にいて そんな出会いも悪いものじゃない さよならは言わないで 淋しさに気付いたら どこからでもいい また私をきにかけて ずぶ濡れのまま 私は貴方からの さよならを待ちながら 少しずつ それとなく ひとりになる 準備してる 気になって 気になって 気付いたら 側にいて そんな出会いも悪いものじゃない 行かないで 側にいて さよならは言わないで ここからもう一度 二人をやり直したい |
働き者。中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 根岸孝旨 | 強気な態度の私には 何を言っても構わないけれど 今夜みたいな雨の夜には 臆病になる時がある いつも笑ってる私には 何を言っても構わないけれど 言われた事がまともすぎると 笑えない時がある こんなに側にいるんだから 毎日側にいるんだから 覚えておいて欲しいの あの笑顔は強がり ごめん 今夜 泣きたいんだ 恋も仕事も忘れて ごめん 今夜 ひとりにしないで 泣き出しそうな夜なんだ 恥を知らない私の事は 何て呼んでも構わないけれど 汗にまみれて 今日をしのいで なんとか生きる人もいる 誰だってひとりは嫌いさ 私だってひとりは怖いさ ひとりきりでも それなりに やっていけたとしても ごめん 今夜 泣きたいんだ 恋も仕事も忘れて ごめん 今夜 ひとりにしないで 泣き出しそうな夜なんだ ごめん 今夜 泣きたいんだ 恋も仕事も忘れて ごめん 今夜 ひとりにしないで 泣き出しそうな夜なんだ |
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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命日中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | さよならさえも 言えなくてごめんね 優しい貴方でも 少し怒ったでしょ 感謝の気持ち 今更でごめんね 大人になったのに またひとつ学びます 貴方が去った後も 動けずにいる私は 情けない奴だと また叱られてしまいますね 堪えきれなくて 泣き顔の私に それでも笑ってくれた 貴方にありがとう 命の日が過ぎるよ この次に会う時には 笑った事ばかりを 話せるようになりたいな 最期の最期まで 泣き虫でごめんね それでも笑ってくれる 貴方にありがとう そんな貴方だから私は 貴方を忘れない |
トランクソング中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 浦清英 | 風が吹いた 洗濯物が飛ばされて ママの悲鳴が貴方の部屋にも 聞こえるでしょ それは二人だけの合図 素敵な旅の予感よ ゆうべ ひとりで濡らしたシーツが 世界地図を広げるように 隣の空き地に着地するまでが 二人に 与えられたわずかな隙 息を殺すスリルが好き よそ見したママの目を盗むの 空っぽのトランクでどこまで行こうか 貴方と二人ならばどこへでも 素敵な物ばかり拾って歩いて トランクいっぱい集めましょう 忘れ物は「忘れてしまうような物」大事な物なら胸のポケット 喧嘩したり 浮気の事で泣いた日々も 今は胸のポケット ママは 自由に憧れていたし パパは二度と戻って来ない 飼っていた三毛猫の事は惜しいけど 貴方が 夜中に部屋を抜け出して 屋根から落ちる事もない きっと皆が喜ぶはずでしょう 空っぽのトランクでどこまで行こうか 貴方と二人ならばどこへでも 私の荷物なんか捨てたっていいのよ 貴方の荷物を持つために いつか 二人で汚したシーツに 可愛い坊やの寝息を 夢見てると貴方には笑われるけど いつも やってみなきゃわからなくて 自分の手を汚してきた 中には変わる未来もあった 叶わないとわかっていても 空っぽのトランクでどこまで行こうか 貴方と二人ならばどこへでも 素敵な物ばかり拾って歩いて トランクいっぱい集めましょう |
林檎の皮剥き中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 浦清英・中村中 | 二人で暮らした部屋だったのに 追い出した夜に家具も替わって 替わらないのは 女の趣味と 毎朝かじる真っ赤な林檎 彼女は皮むき苦手みたいね 指と林檎を間違えたりして 赤くにじんだ 絆創膏が 奥様らしくて似合ってますね 貴方はかじる テーブルの林檎 彼女が剥いた 八つ切り林檎 丸いままで かじりたいくせに 優しい嘘で彼女をかじる 貴方は本音を言わないままで けれど無邪気な そのやりとりは 懐かしいです 窓の外から 羨ましく見えています 貴方はかじる テーブルの林檎 私が剥いた 丸のまま林檎 もしも彼女を 上手に剥けたと 褒めたらどんな顔するかしら 使ったナイフは持ち帰ります 争い事にはならないように 明日も来ます もしも嫌なら 部屋の鍵は替えておいて |
チューインガム中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 亀田誠治 | 帰る間際に君がくれた一枚のガムを 味がなくなっても 家に着いても 噛み続けた いつもなら飲み込んで使わない包み紙を 広げながら君が 笑った意味を 考えてた いらだっているのを 誰より早く気付いて そんな君の優しさに 気付いて笑顔になれないと 僕は君に 似合わない チューインガム 「ありがとう」の意味のように チューインガム 「だいじょうぶ」と笑うように 些細な事でも飲み込まないようにと くれたキッスの味は ブルーブルーベリー 昨夜つまづいた傷が今朝になって痛み出す 唾をつけてみたら ちょっぴり滲みて 涙が出た いつもなら飲み込んでしまってた言葉だけど 口に出してみたら 温かくて 少し泣けた 泣きたい時には 無理に笑っちゃ駄目だよ そんな君の優しさに 本当は気付いていたのに 強がってた 昨日に「ごめん」 チューインガム 「ありがとう」の意味のように チューインガム 「だいじょうぶ」と笑うように チューインガム 「ありがとう」の意味のように チューインガム 「あいしてる」をするみたいに 迷っていても 明日は必ず来るから きっと見上げた空は ずっと君を見ている きっと見上げた空は ベリーベリーブルー |
「側にいる事。」中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 宗本康兵 | 生きてゆくのなら 戦うべきだと 口を利けばそんな事ばかりで 嫌われていると思っていたけど 貴方の昔や 見えない明日に 迷うよりも脅えるよりも 今出来る事は 側にいる事。 ふたりで夕日を 黙って見ていよう 肩を並べて 向き合えなくても 出来るだけ近くへ ふたりで夕日を ゆっくり沈めよう 手と手重ねて たまには泣いても ちゃんと側にいるよ 命の終わりも 真実も嘘も 誰にもわからない世の中で 今大事なのは 側にいる事。 ふたりのこれから 信じて進めよう 雨が降っても 明日が晴れれば また歩いて行ける ふたりのこれから ふたりで続けよう 瞳閉じても いつでも真っ直ぐ 貴方を見つめてるよ 手と手重ねて たまには泣いても ちゃんと側にいるよ いつも側にいるよ ちゃんと側にいるよ いつも側にいるよ 今日も、側にいるよ。 |
こだま中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 松任谷正隆 | 偶然出来た 束の間の休日 東海道の最終に飛び乗る 明日の午後の待ち合わせだけれど 待ちきれなくて走り出していたね 会えない分だけ 抱きしめあったね 腕や体じゃ足りないくらい 側にいられなかった時を取り戻すように そして来る「さよなら」を 笑って言えるように 泣かないで 恋心 あの街は遠いけど 叫べば声は きっとこだまする だから 泣かないで 恋心 またすぐに逢えるから だから信じて だから泣かないで 気にしてないと連絡が途絶えて 何処にいるのか分からなくなるから 側にいないと心配なんだよと 言いたくなるのを君は知らない 帰る時はきっと 辛くなるから 顔も見ないで別れたりした お互いに泣き顔を見せたくなかったけれど やっぱり見送って 本当は欲しかった 消えないで 思い出よ あの街は遠いけど 瞳閉じれば 君がそこにいる だから 消えないで 思い出よ またすぐに逢えるから だから信じて だから消えないで 愛しい 逢いたい 離れれば離れるほど 時間を 停めたい 今、発車のベルが鳴る… |
晴れ舞台ジェロ | ジェロ | 中村中 | 中村中 | 鈴木豪 | 世間のニュースによく似た色の 今夜も暗い幕が開(あ)く 眩しいライトに目をつむる度に 思い出すのさ あの笑顔 昔話をねだっても「忘れたよ」しか言わなくなっちまって 母ちゃん おいらは知ってるよ 灯りも点けずにオイオイと 忘れた昔が夜泣きするのを おいでよ母ちゃん おいらのもとへ 故郷(くに)に残した 優しい瞳に おいらの姿 見せてやりたい 擦り切れるほど繰り返し 見ては歌った「越後獅子の唄」 母ちゃん おいらの歌だけが 「宝物だよ」と笑うから おいらもクヨクヨしちゃいられない おいでよ母ちゃん 夜明けは近い 見えるといいな 晴れの舞台に 昇れおいらの 初日の出 ライトを浴びて 呼ばれる名前は 母ちゃんに貰った 名前だよ 忘れちまった 昔の代わりに 夢を見させてやるからね もうじき暗い 幕が開(ひら)くよ おいらの姿 見てて下さい |
事勿れ主義中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 亀田誠治 | 同じ顔して歩いてるのは 心を悟られない為なのね 妙な姿勢(ポーズ)で呼吸するのも 誰にも嫌われない為だけど でもそれじゃ 息苦しいわ 口に出さなきゃ バレないと思って 悪い事企んでる奴がいるだろう 服を脱げ 武器を置け 黙ってるのは罪な事 目を開け 口を利け その腹の内 見せてみろ その暗闇が 肺を抜け出し 日本の今後を包む前に 私は走る 上手く言えない 気持ちを踏みにじられないような 屁理屈(ただしさ)を探す為に 出て行った私を悪く言えばいいさ 諦めるその時は どうせひとりさ 爪を研げ 牙を剥け 知らない事は恐い事 手を離せ そこを退け だから私は街を出る 鬼が来たなら身を隠す でもソレって古いんじゃない? 服を脱げ 武器を置け 黙ってるのは罪な事 目を開け 口を利け 知らない事は恐い事 爪を研げ 牙を剥け あたしは事を興す主義 手を離せ そこを退け 騙し合うよりぶつかりたい 弱り切るより燃え尽きたい どうせ死ぬなら笑ってたい 真面目に生きてるだけです |
煙草中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 宗本康兵 | 君の遅刻が直ったら 僕も煙草をやめていいよ、と 半分冗談 半分本気の そんな二人の始まり 5分でも遅れて来たら この話は取り消しだよ、と こんな約束は初めてなのに 期待 裏切ってゴメン 目の前で煙草に火をつけて 笑っていたけど 悔しかったのは私じゃなくて 信じてくれてた貴方の方だね 本当は美味しくなんかない 苦いだけの煙草なら 火をつける暇もないくらい いつも側にいられるように 毎朝 私に待たされて 風邪でもひかせないように 明日は貴方よりも先に 街の色を数えるよ 灰皿に押し付けている つぶれた吸い殼の正体が やり切れなさとか悲しみならば この掌を頼って 悪ふざけみたいな約束さえ 守れない事で 口先ばかりで 裏切る事で 何を失うか分かった気がした 本当は別に気にならない 苦いだけの煙草でも 火をつける暇もないくらい いつも側にいられるように 毎朝 貴方に急かされるように部屋を飛び出して 遅れて来た貴方にそっと 今日も青い空の色を教えるよ 誰にも望まれてはいない 苦いだけの恋だけど 何かにもみ消されるまでは 貴方を好きでいさせて |
部屋掃除中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 貴方が居なくなった夜は 洗濯をします 汗の匂いを思い出したり しないように 貴方が散らかした部屋の 掃除をします 朝が来ても独りがばれぬよう 夜のうち 窮屈だったのにセミダブル ひとりで使うには広すぎる シーツ伸ばしたら 昨夜が消えて 吸わないタバコの 煙りが消えて 貴方の夢に追いつけなくて ふたりが消えた 忘れてしまうのとは違うわ 覚えておく為 二人の思い出を写真には 残さない どんなに笑ってくれていても 抱き合っていても 貴方の温もりは写真には 残らない おかえりなさいは もう言えないけど いつもと変わらず 送り出す サイフは持ったの? 遠くへ行くでしょう ハンカチ持ったの? 泣く事もあるでしょう それでも鍵は 下駄箱の上 また忘れて行くんだから 生まれ変わった私の事 思い出さないで これでも私 貴方に出来る 精一杯 貴方は貴方の事だけを 考えてね これでも私 貴方に出来る 精一杯 |
風立ちぬ中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 小西貴雄 | 見送ってくれなくても 良かったのに また会えると信じてる 貴方は無邪気な人 明日が来なければいいのになんて 貴方を困らせたりして わざと子供ぶったりした 私を許して 遠ざかる その背中 私の夢と重ねた まだ寒い 空の下 貴方は振り向かないでいて まるで逃げ出すみたいな 別れだったね さよならも言わせないで 私は意地悪な人 幾つかの嘘をかじりながら 私達は大人になるけれど 目には見えないもの達に 邪魔をされるけど ひたむきな ままでいて 向かい風はどんなに強くても 揺るぎない 貴方の足どりを 感じてるから 遠ざかる その背中 淋しさに負けそうでも また会えると そう信じてくれている 貴方を守りたい 守りたいから |
迷い子中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 宗本康兵 | このバスが停まる頃には 君の匂い 消えてしまって 知らない街まで出掛けた 勇気も無くしてしまうかな そうしたら強がる事も なくなって ずっと握ってた 汗ばんだ手を開いても そこにいた温もりなんて 目には見えないから 忘れてしまうかな でも そんな筈ないから今日も明日も 君を思いながら生きてゆくでしょう なにをするのにも君と重ねる癖 笑って下さい 君の笑い声響いた 知らない街を歩くより ひとりでつまづく 見慣れたこの街で 私 迷い子 涙堪えるなら 忘れてしまいたい けど そんな事出来たら膝を掃って 今頃この坂を越えているのに ずっと動けないでいる 今もあの日のまま 陽炎 揺れてる 引き止めて欲しくて 伸ばしたこの腕が 少しずつ焦げてゆく 貴方を忘れてく でも そんな筈ないから今日も明日も 君を思いながら生きてゆくでしょう なにをするのにも君と重ねる癖 笑って下さい 季節か巡って色を変えても 君を探しながら歩いています ずっと動けないでいる 今もあの日のまま 迷い子 泣いてる |
蒲公英~たんぽぽ~中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 君と笑う毎日が短く感じたのは 大切な時間だったからだと僕は思う 君が悲しむ時の顔を思い出せないのは そんな時も君は僕に笑顔をくれたからだね 聞き分けのない僕でごめん そろそろ行かなくちゃ 君の迎えのバスが ホラ そこまで吹いてきてる もっと広い世界で笑うのが似合う君だから さよなら だけどまた 何処かで会いたい二人です 君が渡った大空には 眩しい虹が架かる どんなに遠い場所でも 笑う君がみたいから 僕の知らない街角で 綺麗になってく君の事 さよなら 口にしても 忘れたりしないよ もっと広い世界で笑うのが似合う君だから さよなら いつかまた 僕の街角で 笑ってくれる日が来るまで |
強がり戸田恵子 | 戸田恵子 | 中村中 | 中村中 | 堤秀樹 | 急にため息ついたりしたら ホラね やっぱり驚くわよね いつからだろう 強い女になってしまった 口先ばかり上手になって 本音言うのも楽じゃないわね どうせみんな 見えてる事ばかり 信じたがるのよ あたしにだって 泣いてる夜くらいあるわって そんな風に言ったら 今度はみんな笑うのかしら 馬鹿にされるのは癪だから 強い女になりました 笑ってないといられない みんなそうでしょ 強がり 私の声が聴こえてるなら 怒鳴ってやりたい奴もいるけど 指輪外したあの夜だって 笑うしかなかったの だってつまづけないわよ 怖いものがないわけじゃない 今度倒れたら もう立ち上がれない かも知れないわ 言いたい言葉を飲み込んで 溢れる涙を飲み込んで あとどれくらい こんな夜を 越えるのかしら 強がり 涙の数だけ私も 優しくならなきゃ いけないね 明日はどこにいるかしら 笑っているかしら 笑ってないといられない みんなそうでしょ 強がり |
雨のロマンス中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 浦清英 | 今夜の涙を 返しておくれよ 泣くなと言うなら 泣かれて困るなら 貴方を責めずに 出ていく私の 泣きたい気持ちを 拭ってみせてよ ホラ、ごらん 今夜の雨は 君の代わりに泣いてるなんて 笑わせないで こんな雨なら 一晩で止むじゃないか Rainy days Rainy nights あいつに一生 雨の日を いつかの涙は 止まっちゃいないよ 今でも心で 溢れんばかりだよ 傘などよこさないで 強がる私の 濡れてる姿を 嘲笑えばいいさ ホラ、みてよ 今夜の雨は 力の限り 叩きつけてる 私の気持ち 代わりに背負って あの街へ 降りそそげよ Rainy days Rainy nights あいつに一生 雨の日を Rainy days Rainy nights あいつに一生 雨の日を |
私が欲しいなら中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 浦清英 | 貴方 温もり欲しいなら 今の仕事を辞めなさい 都合 合わせて会えるような 楽な仕事に変えなさい 貴方 お金が欲しいなら 私の事は捨てなさい 淋しがり屋は手が掛かる 体一つじゃ足りないわ どちらかひとつしか持てなくて 女が泣いているのにさ 男が笑っちゃいけないよ 私の事は捨てなさい 貴方 ひとりが嫌いなら 家の近くに住みなさい 好きな時間に好きなだけ 私を抱きに来ればいい 貴方 時間が惜しいなら 私の事は捨てなさい 思い出しても会えぬ程 遠い何処かへ行きなさい どちらかひとつしか持てなくて 女が泣いてるのにさ 男が笑っちゃいけないよ 私の事は捨てなさい 貴方 私が欲しいなら 私以外を捨てなさい 親も仕事も 思い出も 私以外を捨てなさい |
やりきれない日々中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 浦清英 | 貴方はたまに よそ見しながら 言葉を返す癖があるでしょう 本当はもう 気付いているの 貴方が側に欲しい人も 今より先の話をしましょうか これからどうなってくか 聞かせてよ 二人きりでも 思い出すのね 心の中を冷たくて過る 詰まる言葉に 誰かを見てる 貴方の奥に誰かが見える 黙っていられないのが 恋心 突然 正気に戻る 恋心 寄り添い合うのが苦しいのなら 貴方の笑顔が消えるよりいい さよなら 夜にとけるよ わかっているから辛い真実を 聞かずにいられるのも もうこれまでね 傷付け合うのが目に見えている すがりつくのは貴方によくない 寄り添い合うのが苦しいのなら 貴方の笑顔が消えるよりいい さよなら 夜にとけるよ さよなら 夜にとけるよ |
ロック・バンド中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 浦清英 | むせかえるようなスモークが 光に交じってぼやけている 煙ったその中を 鼓動が駆け抜ける ボーカルのハイが強いから またハウリングをおこすから 見ているこっちまで 何故だかいらだつの その時 展開が 急に哀しく聞こえた ライトが強くて 貴方が見えない ステージから見下ろされた私は ひとりぼっちみたいね むせかえるようなスモークが 涙と交じってぼやけている 私はここだよと 叫んでみたくなる ライブは続いてく 今夜 ラストのバラッド ライトが強くて 貴方が見えない 拍手の中 もし聞こえたとしても ひとりごとみたいね ライトが強くて 貴方が見えない 違う誰か探してても 私は 貴方だけ見てるわ |
AM零時中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 浦清英 | 本当はさっきの道 左だったんです 大丈夫 そこを右に曲がれば元の道 帰りたくないだなんて 言わせるつもりですか 気付かない真似(フリ)しながら 飛ばさないで下さい さっきから車は エンジンを鳴かせて 二人は沈黙で息を詰まらせる 海が見えても 真っ直ぐ行きませんか 崖が見えても 真っ直ぐにしませんか もう少しゆっくりと 空でも見ませんか ほら見てよ今夜は 星が瞬いているから さっきから表は 風ばかり鳴かせて 貴方は 窓ガラス 急に閉じる 海が見えても 真っ直ぐ行きませんか 崖が見えても 真っ直ぐにしませんか 空が見えたら 後は任せてみませんか 今より 側に 行ける気がしませんか 涙が落ちるのと どちらが先に着くでしょう 涙なんか判らないくらい 二人共 風よりも早くなれ |
あたしを嘲笑ってヨ中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 浦清英 | 強がって薄着で飛び出してきたから 夜風にくしゃみを飛ばしてる 夜は急に冷える 誰でも寒いのに 誰ひとり さみしいと言えないね 言ったら もっと さみしくなりそうで 生意気にスカートで駆け出した矢先 かくれた膝には 血が滲む 声かけて欲しくて 派手にキメたのにさ 派手につまづくから 馬鹿みたい そしたら急に 涙が出てきたよ さみしくても 電話かける 相手もいないのよ 泣きたくても 聞いてくれる 相手もいないのよ 夜風に慰めもらってる ねぇ あたしを嘲笑ってヨ 意地張って啖呵を切ってきたから 気が付けば周りに誰もいない それでも誰かの調子とるような マネよりゃましかと思うんだ たまには弱気に なる日もあるもんさ さみしくても 電話かける 相手もいないのよ 泣きたくても 聞いてくれる 相手もいないのよ さみしくても 電話かける 相手もいないのよ 泣きたくても 聞いてくれる 相手もいないのよ 夜風に慰めもらってる ねぇ あたしを嘲笑ってヨ |
鳥の群れ中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 浦清英 | いつもの時間に集まる約束は 恋人達のためにあるんだと 知らずに貴方に会いに行っていた 誰かが言えば良かったのに 教えてくれても良かったのに 貴方はあたしを待っちゃいない 誰もがそれを知っていた 壊したくなかったのね 真夜中の鳥の群れ 下手な嘘 寒い芝居 知らん顔で 皆グルね 継ぎ接ぎだらけの夜の街 群れからはぐれて 雛が飛ぶ 信じられないなんて 悲しいから どんな嘘も 黙って 飲み込んだのに あたしの堪は 当たりじゃないか あたしは確かに聞いた筈 貴方が誰を待ってるのか だけど返事は 貴方を庇う為のものだった 疑えば鳴かなくなる 真夜中の鳥の群れ 一羽づつ 落としても 気がすまない 皆グルね ため息混じりの夜の街 群れを見限って 雛が飛ぶ 信じられないなんて 悲しいから どんな嘘も 黙って 飲み込んだのに 継ぎ接ぎだらけの夜の街 群れからはぐれて 雛が飛ぶ 信じられないなんて 悲しいから どんな嘘も 黙って 飲み込んだのに あたしの勘は あたしの勘は 当たりじゃないか |
真夜中のシンデレラ中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 浦清英 | 待ち合わせを断られて 街に独り 馬鹿な背中 洒落た服を着て来たのに 誉めてくれる 誰もいない 空は暗く 街は黙り 通る人も とうにいない 踏み切りに寝転んでも 死ねない時刻 迎えの車を待って 街をさまよっているのは 本当は貴方 来てくれると思っているから 陽が昇れば 街も動く 人の群れに 派手な背中 座り込める場所を探し 爪を噛んでる いつまででも 待つつもりで 傘をひとつ 買ってきたわ 知らん振りの夜の空が 笑う様に 雨を降らす 拾いに来るつもりならば 少し位 濡れてもいい 悪かったと言わせたくて くしゃみをしてる 濡れても 冷えても 空は 街は 優しくはないよね このまま貴方 来てくれるまで 眠っていようか 陽が昇れば 街も動く 人の群れに 目立つ背中 湿気た煙草くわえたけど 味気がないわ 濡れても 冷えても 空は 街は 優しくはないよね このまま貴方 来てくれるまで 眠っていようか 陽が昇れば 街も動く 人の群れに 馬鹿な背中 冷えた靴を固く鳴かせ 歩いて帰る 冷えた靴を固く鳴かせ 歩いて帰るわ |
裸電球中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 浦清英 | いつもは相手にしないのに こんな夜ばかりどうしたの 外の雨 それとも淋しいの ぐっしょり濡れて 夏の虫 あんたはいつも気まぐれで わざと騒ぐのは空元気 そうしなきゃ みじめになりそうで やってくるのを知ってるよ あんたがよけりゃ 一緒に暮らそう 私なら 行く宛ても帰る宛てもない 抱けばつまらぬ 体だけどさ 逃げたりしないよ いつもは足音 荒立てて やってくるのにどうしたの 抱かれたら 私も冷たいよ 体を拭いて 夏の虫 一緒に死のうって話なら 私は別に構わない 私ならそう言うの わかってて 今夜も会いに来たんだろ あんたがよけりゃ 一緒に暮らそう 賑やかな毎日が あるだけましさ 派手な暮らしは 出来ないけれど 逃げたりしないよ あんたがよけりゃ 一緒に暮らそう 私なら 行く宛ても帰る宛てもない 抱けばつまらぬ 体だけどさ 逃げたりしないよ 逃げたりしないよ |
溺れる魚中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 浦清英 | むさぼりつくような情けない恋を なるべくなら貴方とは したくなくて わがままも言わず 好きとも言えずに 親しくなりすぎたのは 泣かない私 誰もいない砂浜で わざと胸まで海に浸かって 黙って恋に溺れていたら 少しは私に気付いてくれるだろうか 「さみしい」の一言が 言えなくて今夜も 死ぬ事 考えてる このままの距離を繋いだ未来が 正しいのか間違いか判らなくなる 早く角を曲がらなきゃ さっきの角を曲がらないと 遠ざかるのに 帰れないのに 捜されたいのね 何故だか振り返れない 「さみしい」の一言が 言えなくて今夜も 死ぬ事 考えてる 波に濡れて風をうけて 冷えた両手をさしのべたら 貴方の頬に冷たかろうね 少しは私に気付いてくれるだろうか 「さみしい」の一言が 言えなくて今夜も 死ぬ事 考えてる |
リンゴ売り中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 浦清英 | 別に好きでこんな服を着てるわけじゃない 別に好きでこんな顔をしてるわけじゃない だって派手な衣装で隠さなきゃ だって派手な化粧で隠さなきゃ だって剥げた心を指差して 貴方達 笑うじゃないの 誰にだって優しい事を言いたいわけじゃない 誰にだっていい顔ばかりしたいわけじゃない だけど軽い口調で流さなきゃ だけど軽く笑顔で答えなきゃ 勝手な事 散々言っといて 貴方達 笑うじゃないの 私を買って下さい 一晩買って下さい 綺麗な服も 長い睫毛も 何も残っていない 私を抱いて下さい 一晩抱いて下さい お金じゃなくて 体じゃなくて 愛は在りませんか 何処に夢を落としたのか思い出せなくて 夢を見れる国を探す 夜の片隅へ 少し綺麗に見えりゃそれでいい 少し優しくなれりゃそれでいい すれ違い様 耳につく他人の声 鼻先で 笑えればいい 私を買って下さい 一晩買って下さい つまずくだけじゃ 血も流れない 涙すら流れない 私を抱いて下さい 一晩抱いて下さい さみしさだけじゃ 夢も見れない 愛は在りませんか 私を抱いて下さい いつまでも抱いて下さい |
愚痴中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 井上鑑 | 疲れている人は いつも悲しく愚痴をこぼす 誰かに想われる事に疲れた人が愚痴をこぼす 「あいつと一緒にいると、腹が立つんだよな」 「あいつはどこまでも使えない奴でさ」 あぁ もしかしたら あの人も同じかも知れない あの人も同じ様に 思っているかも知れない 飽きてしまった人が 同じ席から愚痴をこぼす 誰かに愛される事に飽きた人が愚痴をこぼす 「あいつと話していると、ぶん殴りたくなるんだ」 「あいつは目障りでつまらない奴だよ」 あぁ もしかしたら あの人も同じかも知れない あの人も同じ様に 笑っているかも知れない 「あいつと一緒にいるの、いつまで続くのかな」 「あいつは一人でもなんとかなるだろうな」 「仕方がないよ、みんな似た様なもんだよ」と わかった様な顔をする あぁ もしかしたら あの人も同じかも知れない あの人も同じ顔で 愚痴っているかも知れない あぁ もしかしたら あの人も同じかも知れない あの人も同じ様に 思っているかも知れない あぁ もしかしたら 笑っているかも知れない |
さよなら十代中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 浦清英 | 大人に成ったら 昔みたいに 殴り合ったりも 出来ないだろう 握った拳を 奮わせながら 血を握る事も 増えるんだろう その時は どんな顔をしながら 笑ったらいいか 教えて 教えて 苛立つ心の ドアの向こうで 淋しい気持ちを 殴り返した さよなら十代 立ち止れないさ さよなら十代 つまづいたとしても 一端の口を利きながら 世の中を走れ さよなら十代 昔の仲間の 会話の中に あいつの名前を 見付けたけれど 照れ臭くなって 懐かしすぎて 何も言えなくて 淋しくなった この世の何処かで あいつが今でも 元気でいるなら それでいい それでいい どんな未来に成っていくだろう どんな僕達が 生きているだろう さよなら十代 もう戻れないさ さよなら十代 あの頃がよくても 振り向けば 今より好きな 僕達はいない さよなら十代 明日からは 誰もが 君の名を知っている 明日からは 誰もが 君の事見ている いつか夢見た あの日の僕が 明日の自分と違っていても さよなら十代 立ち止れないさ さよなら十代 つまづいたとしても 一端の口を利きながら 世の中を走れ さよなら十代 |
プラットホーム中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 浦清英 | 毎日通っている 線路の向こう側は ここから見下ろすと まるで別の世界ね 貴方に似た人を見つけても 届きそうにない… 懐かしむだけの人なら 簡単に忘れた筈ね だけど 人混みの中 すれ違う背中を 心のどこかで 憶えていたのね まだ間に合うかも知れない 忘れられない名前 呼び止めるのなら 二人で落書きした ガードの陰の道も ここから見下ろすと 余りよく見えなくて ホームになだれこむ ブレーキに飲まれてしまった いつかは追い越すつもりで 駆け抜けたあの日の記憶なのに 足を止めたら 振り切った背中に 会いたい気持ちを見つけてしまった 今しかないかも知れない 忘れられない名前 呼び止めるのなら まだ間に合うかも知れない 忘れられない名前 呼び止めるのなら まだ間に合うかも知れない 忘れられない名前 呼び止めるのなら |
回転舞台中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 浦清英 | 初めて会ったあの場所を 貴方は今も覚えてる? 公会堂のあの舞台 新しくなるんだって 貴方に会ったあの日から 二年続いたTMF 夢も舞台も変わるけど 少し淋しい気がした 遠い街まで追い掛けたわね 一度だけ会ってくれたきりだけど あれは貴方が逃げたんじゃない 素直になれない 私のせいだね 廻る舞台で恋をした 歌う貴方に恋をした だけど貴方に響くような 可愛い歌が歌えなくて 廻る舞台で決意した 会いに行こうとそう決めた 貴方に辿り着くまでに 可愛くなれる気がして 工事は今朝から始まるけれど 私の想い 壊せるかしら… TVに映る仲間達 見る度貴方思い出す 夢も舞台も変わるけど 貴方はが変わらずにいて 皆それぞれ違う道でも 生きる事なら同じステージ 信じる事に辿り着くなら いつか何処かで 会える筈だね 廻る舞台で恋をした 歌う貴方に恋をした 今も私の胸の中 あの日の二人が生きている 廻り続けてMerry-Go-Round 遠いあの日の夢を乗せ 思い出したらどんな時も 笑っていてほしいから 工事は今夜で終わるらしいわ 私の事を 忘れるかしら… …どうか私を忘れないで 輝く瞳のままでいて… |
未練通り中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 浦清英 | 思い出に出来ない 下らない別れがある この通りに来る度に 若かったあたしと 優しい頃のあんたが 今でも手を繋いでる 帰るあんたはいいよね 誰かが待ってる故郷で 好き勝手やってりゃいいんだから 残るあたしはひとりで あんたと歩いたこの道で いつまでも あんたに会わなきゃいけない 未練通りは秋の空 ホラまた あいつが あいつが笑った もしも今あたしが あの頃に戻れるなら あんたの事殺したい 愛し合うその前に もっと早くに二人を 引き裂いてりゃよかったね 帰るあんたはいいよね 誰かが待ってる故郷で ヨロシクやってりゃいいんだから 残るあたしはひとりで あんたと歩いたこの道で いつまでも あんたを引きずって暮らす 未練通りは秋の空 ホラまた 思い出も顔色を変えたね 帰るあんたはいいよね 誰かが待ってる故郷で 好き勝手やってりゃいいんだから 残るあたしはひとりで あんたと歩いたこの道で いつまでも あんたに会わなきゃいけない 未練通りは秋の空 ホラまた あいつが あいつが 笑った 未練通りは秋の空 ホラ今! あいつが あいつが 笑った |
冗談なんかじゃないからネ中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 浦清英 | 冗談じゃないから 悲しいんじゃないか 真に受けてくれないから 悲しいんじゃないか 「貴方が次、独りになったら 今度は、二人になれるよね」って 冗談じゃないから 泣きたくなるんじゃないか 全て冗談なら 全てが嘘ならば 物好きな遊び人が ホラ吹きにみえたのかい? 「貴方が又、独りになったら 今度は、二人の番だよね」って 冗談じゃないから 泣きたくなるんじゃないか 「二人になれるよね」って訊いて 貴方は笑って「そうだね」なんて 全て冗談なら 二人共嘘吐きかい? 「貴方が次、独りになったら 今度は、二人になれるよね」って 冗談じゃないから 泣きたくなるんじゃないか |
風になる中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 河野伸 | あの人を何故追いかける? あの人を何故追いかける? その理由(わけ)に気付いた途端に あの人が風になる まるで心の中をも発(あば)かれてるみたいだ 言葉の隙だけじゃなく まるで心の中まで 覗かれてるみたいだ 弱みの底だけじゃなく 嗚呼 … 熱くなるほど遠くなるよ あの人が何故側に欲しい? あの人が何故側に欲しい? その理由に気付いた途端に あの人が風になる まるで心の中をも 笑われてるみたいだ まだ見ぬ夢だけじゃなく まるで心の中まで ばらされてるみたいだ 弱みの種だけじゃなく 嗚呼 … 不思議がっても帰らないよ 追いかける理由なんて 側に欲しい理由なんて 誰にも喋りゃしないのに 仕草がそうさせる 言葉がそうさせる あの人に何処かで気付かせる 嗚呼 … 熱くなる程遠くなるよ 嗚呼 … 不思議がっても帰らないよ 嗚呼 … 触れる手前で風になるよ |
かくれんぼ中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 浦清英 | 小さかった頃を覚えてる? いつも一緒だったのを覚えてる? あれからひとりで探してる 貴方を忘れず探してる 貴方から会いにやってきた 無邪気だった頃を覚えてる? 昔のことだろ…と言いそうな 大人みたいな背を探してる いくつも いくつも 曲がり角 駆け寄る度に 日が暮れて 夕焼け小焼けは 影を ひとつしか伸ばさない 何処にいるの 出ておいで 誰から逃げてるの 届かない木の実を見付けては べそかいて貴方にねだったね あれから結局届かない 一番欲しい物に届かない 見上げるばかりだったその肩は 背伸びでもしなけりゃ触れない 昔の事の様に背伸びして 昔みたいに背を追っている いくども いくども 転んでは 擦りむく度に 日が暮れる 夕焼け小焼けよ 影を あの人を映してよ 何処にいるの 出ておいで 誰から逃げてるの 何処にいるの 出ておいで 誰から逃げてるの 何処にいるの 出ておいで 誰から逃げてるの |
駆け足の生き様中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 浦清英 | 生きている意味はなんなのか 初めて悩んだ そんな事も判らない未熟な自分を ぶち壊したかった反抗期 自分以外はみんな敵 たやすく触れると 見た事ない傷口が 心の何処かに広がっていくのを感じてた 危ないゲームに上手くしがみついて 残った奴が生きていられた思春期 名を揚げる為に 煙草をふかして 次の生き方を企んでた 駆け足の生き様 愛する為に生まれた 駆け足の生き様 いつかあたしの願い 天まで届け! 初めて恋を失った 死んでもよかった だけどそれから何度でも死にたくなるのを 覚えてしまった青年期 真面目になるのは損する事だと 胸の教科書は 誰かに書きなぐられて だから世の中のルールを無視して 生きていく事を考えてた 駆け足の生き様 愛されたくて生きてた 駆け足の生き様 いつかあたしの想い 天を貫け! 思い出せるのは いつも泣かされて 逃げてばかりの臆病者の背中 今も変わらない心を抱えて 昨日も明日も走っている 駆け足の生き様 愛する為に生まれた 駆け足の生き様 いつかあたしの願い 天まで届け! |
チューインガムAAA | AAA | 中村中 | 中村中 | 松原憲 | 帰る間際に君がくれた一枚のガムを 味がなくなっても 家に着いても 噛み続けた いつもなら飲み込んで使わない包み紙を 広げながら君が 笑った意味を 考えてた いらだっているのを 誰より早く気付いて そんな君の優しさに 気付いて笑顔になれないと 僕は君に 似合わない チューインガム「ありがとう」の意味のように チューインガム「大丈夫」と笑うように 些細な事でも飲み込まないようにと くれたキッスの味は ブルーブルーベリー 昨夜つまづいた傷が今朝になって痛み出す 唾をつけてみたら ちょっぴり滲みて 涙が出た いつもなら飲み込んでしまってた言葉だけど 口に出してみたら 温かくて 少し泣けた “泣きたい時には 無理に笑っちゃ駄目だよ” そんな君の優しさに 本当は気付いていたのに 強がってた 昨日に「ごめん」 チューインガム「ありがとう」の意味のように チューインガム「大丈夫」と笑うように チューインガム「ありがとう」の意味のように チューインガム「愛してる」をするみたいに 迷っていても 明日は必ず来るから きっと見上げた空は ベリーベリーブルー |
部屋の片隅中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 井上鑑 | 終わった恋なら 憶えていないで 早く捨てないと 何処かに残ってしまう 貴方の心に 次に住む人が 何かの拍子に 誰かを見つけてしまう 開けちゃいけない引出しを 見てみぬ振りじゃ 側に居づらいじゃない あぁ 貴方の足を止める そんな荷物 捨ててしまえばいい ねぇ 一緒に捨てに行こう そんな荷物 明日 土に埋めよう 終わった恋なら 忘れてしまおう 二人の思い出 置き去りになった手紙 貴方の心に いつまでも同じ 誰かがいるから 貴方のドアを叩けない 触れちゃいけない過去達が むきだしのまま 風に揺れて沁みてる あぁ 貴方の足を止める そんな荷物 捨ててしまえばいい ねぇ 一緒に捨てに行こう そんな荷物 明日 海に流そう あぁ 貴方が捨てられない そんな荷物 いつか 忘れるように ねぇ 一緒に捨てに行こう そんな荷物 何もかも 燃やそう いつか 忘れるように 全部 全部 燃やそう |
私の中の「いい女」中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 浦清英 | 昔から好きだった白い服が似合わない 瞳が荒んで色を変えたせいね あの頃は似合ってた淡いメイクが映えない 泣きたい気持ちが隠せなくなってる 涙の跡を 重ねて笑顔 何度も何度も重ねて 少し乱暴なやり方だけど そうやって強くなったつもりよ 重たい上着を脱ぎ捨てて 裸になったら何が残るかしら 迷いも柵も脱ぎ捨てて そろそろ目覚めて 私の中の「いい女」 人前で言えなくて黙ってた夢の話 言葉にするのはいけない気がしてた 愛だとか夢だとか興味ない訳じゃないのに 冷たい奴だと思われたりしてた 失敗続きも たまにはあるもの 誰かを責めてはダメよね でも忘れないで ほら思い出して そうやって強くなった筈でしょ 分厚い仮面を剥ぎ取って 素顔になったらどんな笑顔かしら 涙も悲しみも剥ぎ取って 素直に笑って 私の中の「いい女」 重たい上着を脱ぎ捨てて 裸になったら何が残るかしら 迷いも柵も脱ぎ捨てて そろそろ目覚めて 私の中の「いい女」 |
友達の詩中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 浦清英 | 触れるまでもなく先の事が 見えてしまうなんて そんなつまらない恋を 随分続けて来たね 胸の痛み 直さないで 別の傷で隠すけど 簡単にばれてしまう どこからか流れてしまう 手を繋ぐくらいでいい 並んで歩くくらいでいい それすら危ういから 大切な人は友達くらいでいい 寄り掛からなけりゃ 側に居れたの? 気にしていなければ 離れたけれど今更… 無理だと気付く 笑われて馬鹿にされて それでも憎めないなんて 自分だけ責めるなんて いつまでも 情けないね 手を繋ぐくらいでいい 並んで歩くくらいでいい それすら危ういから 大切な人が見えていれば上出来 忘れた頃に もう一度会えたら 仲良くしてね 手を繋ぐくらいでいい 並んで歩くくらいでいい それすら危ういから 大切な人が見えていれば上出来 手を繋ぐくらいでいい 並んで歩くくらいでいい それすら危ういから 大切な人は友達くらいでいい 友達くらいが丁度 いい |
風の街を捨てて中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 浦清英 | 静かな街は黙ったままで 私を見送ります 後ろ姿の貴方を残し 風が通り過ぎた 落とした物があったような 手の平に残る淋しさ 見送る人のいない坂道を 振り向けないでいる 何か忘れてきたような 簡単すぎる手荷物 言わないままにしてきた言葉を 乱暴に詰めてきた 呼び止めてくれるなら 今すぐにも振り返るのに 追い掛けてくれるなら こんなバス飛び降りるのに 静かな街は黙ったままで 私を見送ります 後ろ姿の貴方を残し 風が通り過ぎた 自慢出来る物なんて 何ひとつ持っていなくても 貴方との毎日が それだけで生きる意味だった 静かな街は黙ったままで 私を見送ります 後ろ姿の貴方を捨てて 風は遠く 遠く バスにゆられて往くその先で 私 大人に変わるわ 貴方の声を探さないように 貴方には頼らないように 私 振り向かない |
汚れた下着中村中 | 中村中 | 中村中 | 中村中 | 浦清英 | 君にオヤスミを言って 切った電話の後に 僕は自分の部屋にいなかった 寂しがり屋が僕をつかんで 離してくれなかったんだ 君に会う約束の ほんの数時間前 僕はひとりで部屋にいなかった だからなんだか 少し疲れた顔して君に会ったんだ ボタンも掛け違えて 下着も汚れたまま いつもと違う髪の香りを 君は誉めてくれたね 冷たい言葉より 面倒が嫌いサ 愛を満たすよりも 都合が良ければいい だけど君みたいに 嘘に気付いてても 優しいままの恋なんて 僕は少しも好きじゃない… 君にくちづけをして 眠った晩の夢で あいにく君は隣にいなかった それもそのはず 君は一晩 眠らずに僕を見ていた 言葉に詰まる度に この瞳を覗き込んで 僕に預けた愛の在り処を 君は尋ね続けた 造り物の愛と 本物の愛との 違いが判るなら 僕に教えてみてヨ だけど君もどうせ 同じ寂しがり屋 それを認められるなら 会ってもいいよ 君にまた… 冷たい言葉より 面倒が嫌いサ 足りない愛よりも 熱い肌が好きだな このままが嫌なら 君が離れればいい それとなくが嫌だったら 言ってあげるよ サヨナラは… |
友達の詩岩崎宏美 | 岩崎宏美 | 中村中 | 中村中 | 青柳誠 | 触れるまでもなく先の事が 見えてしまうなんて そんなつまらない恋を 随分続けて来たね 胸の痛み直さないで 別の傷で隠すけど 簡単にばれてしまう 何処からか流れてしまう 手をつなぐ位でいい 並んで歩く位でいい それすら危ういから 大切な人は 友達位でいい 寄り掛からなけりゃ側に居れたの? 気にしていなければ 離れたけれど今更 今更無理だと気付く 笑われて馬鹿にされて それでも憎めないなんて 自分だけ責めるなんて いつまでも情けないね 手をつなぐ位でいい 並んで歩く位でいい それすら危ういから 大切な人が見えていれば上出来 忘れた頃に もう一度会えたら 仲良くしてね 手をつなぐ位でいい 並んで歩く位でいい それすら危ういから 大切な人が見えていれば上出来 手をつなぐ位でいい 並んで歩く位でいい それすら危ういから 大切な人は友達位でいい 友達位が丁度いい |
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