外丸健児作詞の歌詞一覧リスト  13曲中 1-13曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
愛想尽かしたTHE BARRETTTHE BARRETT外丸健児外丸健児愛想尽かしたよ 全て捨て去るつもりだ  日暮れを待たずにお前は家を出たのさ 満ち足りた夢を見続けるのを拒んで 何処までもつづく道に果敢に挑んだ  雨の降る夜は 血塗(まみ)れになり転がる夢に怯えては 寒さに震えているよ  見失いそうだ 幽かな光も  夜となく昼となく彷徨い歩けば  勇み足なのか 己を過信したのか  軌道に乗れずにお前は迷い始めた  諦めつけなよ 全ての手を出し尽くし 自分の非力は今更判ってるだろう つまらない事で気が屈したんだろう 転がした賽(さい)の目を信じ通せず  意気地は無いけど 帰る家は未だあるぜ 頭下げながら尻尾を巻いて帰れよ 帰れ帰れ
箱入り子供THE BARRETTTHE BARRETT外丸健児外丸健児訳知り顔の箱入り子供(がき)が 大手を振って歩いているよ 道に寝そべる俺に一瞥(いちべつ) 屑山を踏みつけてくよ  若さにかまけ無闇矢鱈と 威勢の良い事ばかり云うよ 先を見越しちゃ不安ばかりで 考えたら遣切(やりき)れぬだろう  大きくなれよ 我武者羅だけ買ってやる  何処に出しても恥ずかしくない 型に嵌った玩具(おもちゃ)を作りな 宥(なだ)められたり脅されたりで 首傾げる暇も無いだろう  訳知り顔の箱入り子供の 歯車欠けて無残な末路 道に寝そべる俺の傍ら また一つ積み上げられた  大きくなれよ 未来を見せてやるよ  大きくなれよ 流れに乗りたいだろ  大きくなれよ 理(ことわり)も知らぬまま
せっかち一週間THE BARRETTTHE BARRETT外丸健児外丸健児螺子(ねじ)の外れた子供が云うには 俄か仕込みだけじゃ長持ちしないぜ 派手で中身の無い女にさえ 鼻であしらわれりゃ行く末不安だ  自由気儘に生きてきた心算(つもり)が 予定調和に踊らされていたのさ 風に追われて西へ東へと 昔を名残り惜しむ暇も無い  時は流れ早一週 口笛吹いてりゃあっと云う間さ  月が真ん円まんで 酔っぱらってあの娘にチューすで  艶話で終われば良いものを 日毎積もる重さに耐えかねた 何時か削がれる化けの皮ならば いっそ早いとこ曝け出しちまうか  粋がる輩には無理さ 日々滞り無く過ごす難題さ  肉は毎日喰えんずで 人の児だ魔も差すで 今夜のおかずはフライで 六日も本当に御無沙汰で  俺の部屋には陽が射さんで
日向で寝てるTHE BARRETTTHE BARRETT外丸健児外丸健児穏やかな午後 日向に寝そべり ちっとも変わり映えのない日々を疎(うとん)じてみるけど 大きな夢に少ない元手じゃ 今更気負ってみても始まらないかな  判った顔してしばしば仕事をさぼった 若過ぎた賭けの附(つけ)だけ手元に残った  時々空を見上げては想う たった一度のチャンスは何時訪れたろう  言葉が足りず頷くばかりじゃ 自分にすら嫌気が差し項垂(うなだ)れてしまう日もある それでも 何時か未だ救われると少しは信じてるのさ 遣切れないから 他人の敲(はた)いた埃をちょっと吸い過ぎた 霞を喰らって生きてた俺も目が覚めた  見返れば 何も変わらぬ君が涼しい顔で笑っていたよ アハハ  残った荷物を纏(まと)めて頭咤袋背負う 今度は何処まで行けるか判らないけれど  心配するな これから何も 出足が少し遅れただけさ  心配するな これから先も 涼しい顔で笑っていてよ アハハ
含羞航海記THE BARRETTTHE BARRETT外丸健児富士井謙二世の中を易く渡れぬ奴等が 縋(すが)る女共力で振り払い 見渡す限りの大海原に 人生賭けると港を後にした  太陽ぎらぎら照りつけているよ ゆっくり進路を進んで行く船 俗世の汚れを潮に流せば 気分はよーそろ 飛魚跳ねるよ  順風に帆を揚げて ざぶーん 目指すは新天地 ざぶーん 生まれて来た事が おお 漸(ようや)く嬉しくなるよ  ところが晴天俄に狂った嵐に 一体何処へ流されてくのか 視界を遮る荒波に揉まれ 奴等はおろおろ 極楽往生かい?  突風が突き刺さり ざぶーん マストは粉微塵 ざぶーん 今更大それた選択を悔やみ沈め  波間を馳せる俺達の夢が海の藻屑と消えて行くも 全てを棒に振っても良いから 命斗(ばかり)はどうかお助け!  気が付きゃ彼方に陸が見え隠れ 最後の力を櫂に込めて ぼんやり霞んだ目玉を擦れば 元来た港に芽出度く逆戻り  大海原に船を浮かべた ちっぽけな男が居たよ 手も足も出ぬまま沈み 人波に揉まれてる方がましだった
雨曝しの夜にTHE BARRETTTHE BARRETT外丸健児外丸健児舞い上がる西風に攫(さら)われたいよ 膨らむだけ膨らんだ風船だから 人知れずひと思いに終わりたいよ 蒼褪めた人波にもう耐えられない  震えて受話器を握る 繋ぎ止めたいのに 戸惑う君の言葉に 張り裂かれそう  滲(にじ)んでゆく 雨曝しの夜 跡切れてゆく声を抱いて眠るよ  目を閉じれば見えるのさ 鮮やかな陽が 忘れてたよ 安らぎに満ち溢れた君  真夜中舗道に崩れ 酔い潰れても 冽(つめ)たい後悔を辿り 泣き伏している  沈んでゆく 雨曝しの夜 霞んでゆきそうだ君の顔  滲んでゆく 雨曝しの夜 街角には懐(いだ)くべき声も無い
裸の日々THE BARRETTTHE BARRETT外丸健児外丸健児飛び出したミサイルが彼方を狙い 逃げ惑う人々の群れが視える それを嘲笑うかの様に崩れ 次々と道を塞ぐビルの残骸が  矢継早に唸る轟音に怯え 俺達は後戻りできぬ事を知る 僅かに射す陽の光だけを頼りに 虫の様に手足を縮めたまま生きた  夢にすら見ない安息は 火の粉と共に瞬く間に消え去ったまま  何年続くかと思われた時間 まやかしの静寂が俺達を包む 恐る恐る首を出し見たものは 何一つ残らぬ無限の原野ばかり  自ら科した鎖さえ 解き放てずにいた群れは 今滅びゆく  残された裸の日々は 見違える程に軽く飛び跳ねている
生まれた時からTHE BARRETTTHE BARRETT外丸健児外丸健児今夜は独りにしないで 行き着く先が視えるから  痛みを隠し笑っても 寂しくなったら俺等の家に来いよ 寒い時は二人で抱き合っていれば 何も恐くなかった筈だろう 気の所為(せい)かい  何処(どっか)でツキが落ちたのさ 拾いに行く気も無いのかい がっくり肩を落としても 誰かを怨めば自分も疵(きず)付くのさ 晴れた空に 小石を投げつけてみても無駄な事だよ 天に唾するとはそう云う事だろ  辛い時も判ってる 生まれた時から何度か訪れるもの 気にも留めないで  遠くの街に逃げ出す事もできるけど 同じ事さ 慰めだけで満足かい  何とかしてくれ!  直ぐに転機も来るだろ 生まれた時から決まっている筈なのさ 心配しないで  あんたの事判ってる 生まれた時から二人で居た気がするよ 夢を見ようか
俺はあやかしTHE BARRETTTHE BARRETT外丸健児富士井謙二夜をひとっ飛び 俺等はあやかし 浮かれ調子の喇叭(らっぱ)吹き鳴らす 言葉巧みに人を誑(たぶらか)す  馬の糞でも喰らうが良いよ 戯れと笑い飛ばすよ  流れを乱し睨みを利かす 碧めた月だけが見てる  日の出と共に姿を隠し 又も取らぬ狸の皮算用  道理人は俺を忌嫌い ツキが落ちると逃げて廻るのさ  俺等を袖にしちゃ駄目さ  独りになれば何の事はない 附焼刃の智栄も剥れて 虚しい誘いに乗る者も無く 古(いにしえ)の伽話と忘れられてしまったのさ
どろどろTHE BARRETTTHE BARRETT外丸健児外丸健児星の視える夜は あの娘を右手に抱きしめ 決まって朝まで 呑んだくれてるのさ  なけなし果たいたら 気楽になった気もするが 明けたら寒さが ちょっとだけ凍みるよ  十五で目覚めたら高くも跳ねたくて 背伸びをしてみたが大して変わらねえ  地道にやるのが俺に似合いだよ 少しは報われる時もあるのさ  はあ 必要なだけのお金をくださいよ おう 馬車馬の様に働けよ直ぐに出来るだろ  真夏の夕立も二人には楽しくて まるで子供の様に燥(はしゃ)いでいたものさ  正面(まとも)に働いても 良い事なんか見つからないが 毎月不安になるよかましかなあ  はあ 何時になりゃ給金上げてくれるかな おう 何て暢気だね裸で裏から出て行きな  俺なら今夜も窓辺であの娘と 風を煽(あお)って得意になってるよ
天国の月THE BARRETTTHE BARRETT外丸健児外丸健児大きな荷物を抱えていたけど 草疲(くたび)れた夢にゃ不似合いだったのさ  今まで暮らしてくれてありがとう 空の薄墨が溶け出す前に行くよ  未だ見ぬ重さに潰されそうだ 怯えて気付けば空廻り  天国の月 俺等にゃ未だ見えない  小さな誤ち音も無く積もり 残した轍(わだち)を埋め尽くしてしまう  知らずに固めた飾りを払って 賢(さか)しらを崇める陳腐な自分に御沙羅婆  優しい音色に包まれてると 喧騒も暫く嘘の様  天国の月 光を感じてる  五月の晴れ間に戻って行くよ 時の流れに身を委ね  天国の月 静かに浮かんでる  天国の月 俺等は沈んでる
ゆらゆらTHE BARRETTTHE BARRETT外丸健児外丸健児人気の無い暁の街翳に ひっそり佗む薄い影絵の君  ゆらゆら揺れてる この身を憐れみ 情けを見せつつ 玩ぶんだろ  あんたも可哀想にね 同じ穴の貉になるよ  ゆらゆら ふらふら  旋毛(つむじ)曲りの惨めな末路は何人の躰?  時雨に幾重も群る益虫 四方(あたり)を憚(はばか)り 欠伸(あくび)を咬み殺している  今夜も淋しそうだね 直ぐ空に戻って行くよ  ゆらゆら ふらふら  彷徨う二人は煙草のけむりさ 霞んで消えた
じっとしてろTHE BARRETTTHE BARRETT外丸健児外丸健児兎角こうまで変わった世の中 じっとしてればいいもの 泳ぎ切るのも何だか妙にぎこちない気がするのさ  歩を進める度に失ってくくだらない過去の代わりに 様々な思惑の渦の中 俺も巻き込まれたくて 近道ばかり探っては襄(ふくろ)小路だけ  あんたも俺の傍から 煙の様に消えちまってるのは何故だ  バイバイ  散々玩ばれた挙句 覚束(おぼつか)ない足取りで階段転げ落ちても 下で支えてくれる人も無い  仕方無いだろ 濡(そぼ)降る雨に立ち尽した老体じゃ  何時の間にやら 俺は又独りにされちまった様だぜ  バイバイ  混迷の中 あんたが優しく俺に手招きしてるが 水底(みなぞこ)深く沈んだ躰は ただじっとしてるだけだ  幾ら涙を流しても腹は足りないぜ  冗談じゃないぜ あんたと関わると又一つ疑い深くなる  バイバイ
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