江畑兵衛作詞の歌詞一覧リスト  153曲中 1-153曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
そこに恋が落ちていた梶原岳人梶原岳人江畑兵衛江畑兵衛江畑兵衛いつも少し迷って 飲み込む言葉 いつか君の心の正面玄関をノックして  「Hello」なんて ご機嫌を伺ったりしながら ビシッと決めたいな 僕のものにしたいから  君の着こなしがいつもより 薄手で大人びていた 早とちりした夏の風が 僕の背中を押した  サイダーの泡が弾けるみたいにね 君が好き 君が好きって ボコボコって 次から次へ溢れた  手なんて繋いだら もう帰りたくないよ 月の明かり じめっと香るアスファルト そこに恋が落ちていた  意味もないような事も幸せなんだ パスコード 君の誕生日にして その度 思い出して 笑顔さ  雨降りは 傘が 僕らの距離をギュッと縮めるから それも好きになったんだ 肩を寄せ合って街を歩いて これじゃまるで恋人同士  シャイだって思ってた僕が 嘘みたいにね 君が好き 君が好きって まだまだ足りない 気持ちが止まらなくて  何て伝えたら 君は振り向いてくれるの? 逢いたいのに 躊躇ったり 怖気付いた僕に 恋はどんな顔をする?  サイダーの泡が弾けるみたいにね 君が好き 君が好きって ボコボコって 次から次へ溢れた  手なんて繋いだら もう帰りたくないよ 月の明かり じめっと香るアスファルト そこに恋が落ちていた  やっと出逢えた 僕の恋が落ちていた
魔法の夜井澤巧麻井澤巧麻江畑兵衛江畑兵衛江畑兵衛張り巡った罠みたいな街を抜け 夜のカーテンを靡かせて 神様が起きる前に そっと 君を連れに行くよ  それぞれにこじらせた毎日も 今宵はファンタジーの世界へ 明後日からの現実も アイマスクを被せて  愛の魔法で君を酔わせて 何から何まで夢心地にしたい 躊躇いの自由を迷ってる 君を抱き寄せて  快楽の膨らみに そっと 真夜中のキスから始めよう 僕にちゃんとつかまっていなよ  絡み合ったまま眠ってしまっても良い 湿ったシーツに潜り込んで 午前も午後も昼も夜も君を離さない  愛の魔法で君を酔わせて 何から何まで夢心地にしたい 躊躇いの自由を迷ってる 君を抱き寄せて  快楽の膨らみに そっと 真夜中のキスから始めよう 君を曝け出して  そして 愛の魔法で僕も騙して 何から何まで思い通りにさ ふしだらな自由を迷ってないで もう焦らさないで  猥褻な刺激で壊して 終わりのないキスを始めよう 今夜はまだまだ眠らせない
コタエアワセ井澤巧麻井澤巧麻江畑兵衛江畑兵衛江畑兵衛足早に過ぎてく日々を 斜めから見てるばかりだ 使い捨てのカラダ 嘘みたいに並べながら  懐かしい風の温もりが 素直な僕に戻してくれた 忘れてしまっていた 大事なものを差し出して  何もないような日常が ふっと 輝きだしたような  歩道橋の上から見てた月 君も 今 見ているかな 昨日と同じただの帰り道 逢いたくて 抱きしめたくて  LOVE... 何もいらない程に好き って気持ちが溢れ返る 僕が生きている意味を 今 君で結ぶ 答え合わせの歌  時計の針に急かされながら 辻褄を合わせるみたいに 今日と明日を繋ぐだけの 浅い眠りに潜っていた  何もなかった 僕の日常に 息を吹き込んでくれた  窓の外は冷たい雨の音が降り 君も 今 聞いてるかな 届くはずもないのに また 心で君の名前を呼んでる  寂しさの中で こんな夜を あと何回数えたら また君と笑い合えるのかな  歩道橋の上から見てた月 君も 今 見ているかな 昨日と同じただの帰り道 逢いたくて 抱きしめたくて  LOVE... 何もいらない程に好き って気持ちが溢れ返る 僕が生きている意味を 今 君で結ぶ 答え合わせの歌 君が教えてくれた 答え合わせの歌
マイ・ダーリンTRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛TRIPLANE永遠などは無いと そんな証明のように 燃え上がっていた気持ちもいつの間にか冷めてた  もう電子レンジじゃ元には戻らない そんな恋を幾つも渡り歩いたんだ  なんてのは今じゃもう昔話で 無関係の日々をただ穏やかに過ごしていたんだ  マイ・ダーリン 君は一体何者なんだ? 僕をあっという間に夢中にさせてしまって 呆気に取られながら 本能がどうしたって欲しがってしまう  マイ・ダーリン 咄嗟に思い出す君の笑顔で 色々手に付かないな 浮かれてしまうんだ いいんだよ こんな風に落ち着かないのが恋だろう? 僕の探し物 逢いたかったよ マイ・ダーリン  忘れたい過去のストーリー 断片的な後悔 誰にだってあるんだよ 君も例外じゃないはずさ  洗濯機なんかじゃ落ちやしない汚れもあるだろうさ たった一人で抱え込まないで  何だって全部飲み干すから 心配しなくていい  マイ・ダーリン 君に知っておいて欲しいんだ 僕にとってどんなに大切なものがあっても そんなもの破り棄てて君を選ぶよ 伝わってるかな? 重たいって言って笑うかい?  マイ・ダーリン 実際どれだけ隠し持っているんだい? 知れば知る程にまた君を好きになってく ポッケには入り切らない もうこれ以上想いが膨らんだって辛い  マイ・ダーリン 大袈裟って笑うかも知れないけどさ どうやって過ごしても君を想ってしまうんだ 全部が愛しくて 目眩してるみたいな恋だよ 君でいてくれてありがとう マイ・ダーリン  受け取ってよ マイ・ダーリン
NO MEANINGTRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛TRIPLANE解放されたい 言葉の海原から でも 満足させたいんだ 僕自身  what a lovely day 待って 世の中って険しい 泳ぎ切れるの? 勝ってビール飲めるの?  「いいね」が欲しいご時世 もういいぜ みんな謙虚風でほのめかして 「盛れた私を見てよ」でしかないのにな 今日もエロい子のリールリコメンド はぁ 何か疲れちゃったな  やっちゃいなさい no meaning 右へ左へ手を振って踊ろう  どこ探したって意味などは無い そんな 僕らだけの今を キミとアナタに届けよう  大人達は まぁ そりゃいつだって煩わしい 「ったくZ世代ってやつは」ってXが吠える  けど なんも気にしなさんな きっと 時代はそんな風に廻って... って 聞いちゃいないな  「こないださ 会った人さ イケメンでさ ヤバかったさ」って 待ち受けにしちゃいな 今 なんまら良い顔して笑えている  いっちゃいなさい no meaning 高く伸ばした手を振って踊ろう  どこ探したって意味などは無い そんな この歌とリズムを 其処と彼処にばら撒くんだ  誰だって褒められたいし 必要とされたいよな ねぇ 届いてよ 何処にいるんだい? もう 誰も苦しまないで  なんちゃってさ no meaning 右へ左へ手を振って踊ろう  どこ探したって意味などは無い そんな 僕らだけの今を キミとアナタに届けよう  such a lovely meaning 高く伸ばした手を振って踊ろう  どこ探したって意味などは無い そんな この歌とリズムを アチラコチラに飛ばすよ  こないだよりも遠くまで まだ 届いてない人の所まで
好きなんだTRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛TRIPLANE愛だの恋だの騒いで 何らか 形にしたり 歌ったり 世界中見渡してみれば 過去 現在 数え切れない程に  愛だの恋だのが結局 そんな見えもしないものが結局 生きとし生けるものの 真ん中をずっと 震わせるのでしょう  笑顔の記憶なんて 時間と消えて行くのに 悲しみだけは ちゃんと 胸に刻まれ生きてるんだ そんな不公平な障害物も 掻い潜って見せよう  好きなんだよ 君が好きなんだ 笑った顔も 俯くおでこも 泣き顔になんてさせたくないけど 守りたいって気持ちを知れた  好きなんだよ 君が好きなんだ 言葉だけなら何とでも言えてしまうけど ずっと 君の隣でこの想いを伝えよう ありふれた響きでごめんよ 君が好きなんだ  もっている もっていないって言うけど 君に出逢えただけで僕はもう充分 そうやって思わせてくれて ありがとう 普段じゃ言えないけど  いい事 悪い事 バランス取って欲しいのに ほっとしたら 突き落として 高低差で耳がキーンとなるよ そんな気が気じゃないアップダウンも アトラクション感覚で  好きなんだよ 君が好きなんだ 甘えてみたり 素直じゃなくなったり 必殺技みたいな ツンデレも 意外と可愛く思えてきてさ  好きなんだよ 君が好きなんだ たまに僕にだけぶつけてくる ミサイルみたいな理不尽も 君なりのSOSだって分かってる  好きなんだよ 君が好きなんだ 笑った顔がしわくちゃになっても 終わる僕なんて見せたくないけど それまで 目一杯笑って行こう  好きなんだよ 君が好きなんだ 言葉だけなら何とでも言えてしまうけど ずっと 君の隣でこの想いを伝えよう ありふれた響きでごめんよ 君が好きなんだ  吹けば飛ぶようなフレーズだけど 君が好きなんだ
EmblemTRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛TRIPLANEテンポライズ いつしか来る その時を待ち構えている 笛は鳴り 響くシューズの 胸を高鳴らせる そんなハイトーン  傷だらけの勇者に また少し近づけたかな 幼き日の夢に自分を重ねてみたり  僕らがもう何千回と繰り返した ただ夜明けを信じて 無我夢中で駆け抜けた日々を  ただの星屑なんて言わせないように 旗をかざせ 全てを懸け今のこの時を生きよう  躊躇なく 迷いもなく 常にベストなチョイスをと心掛け 捻り出すアイディア  波風は立つくらいの方がさ 僕らにはさ プラスかも知れない 細めた眼の先に 揺るぎない明日を描け  どんなに高い壁であっても 貫けよ信念を 嘲笑うそんな声も 追い風に変えて飛んで行こう  固唾を飲み 見守る瞳 誰かの期待 それに応えるように  暗闇 孤独なウォームアップ いざ 晴れのステージへ 高鳴る鼓動と共に 向かうは 夢という事実  僕らがもう何千回と繰り返した ただ夜明けを信じて 無我夢中で駆け抜けた日々を  ただの星屑なんて言わせないように 旗をかざせ 全てを懸け今のこの時を生き抜いて行こう  迷いながらも 悩みながらも 旗をかざして
幸せの意味TRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛TRIPLANEつまづいた拍子に 石ころを蹴飛ばして 名前も知らない 何処にでもありそうな 花が咲いていた  過去なんてものに振り回されても 意味ないのにな 君の全てを僕で埋めて欲しくなって 傷付けてしまった  何気なくただ過ぎるだけの毎日が 視界に君が居た暮らしが 唯一 僕にとって「幸せ」と呼べるようなものでした  何処かのファミレスに置いていた 間違い探しみたいなんだ 所々が 何か僕じゃないんだよ  余計なものばっかり 抱え込む大人になっていた 焦りや不安は仕方ないとしても 後悔は捨てたいな  もう二度と戻る事のない日常が 君の声を聞いてた暮らしが 唯一 僕にとって「幸せ」と呼べるようなものでした  口癖の お腹が痛いって いつも僕の手で温めた その感触がたまに甦るんだよ  つまらないね 生きる事なんて 君が居ないからさ 忙しいはずなのに 暇を持て余して 息をするように 思い出してしまうよ あの頃の笑顔を 最後の涙を 「もういいよ」と 僕自身に 寂しくツッコミを入れて  ただ過ぎるだけの毎日が 視界に君が居た暮らしが 唯一 僕にとって「幸せ」と呼べるようなものでした  人混みですれ違う誰か 君のと同じ匂いだった それだけで また苦しいんだ  君と笑ったテレビだって 通い詰めた店の味だって 何もかもが 全部 別ものなんだよ  幸せの意味が 君のままなんだよ
ウラアカTRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛TRIPLANEカランと呑気に転がって 汚れたお皿 うつ伏せの空き缶 3%くらいでね フワフワして 安いもんだわ  間に合わせの言葉でね 適当にいつも喜ばせて その流れで私に触って 甘い世界へと連れ込むの  強くもないのに飲んじゃって ほろ酔い だから変な気持ち  どうせまたエチケットみたいなキッスして バイバイとだけ置いて帰るんでしょ 今日もそうなんでしょ ねぇ  ベランダに干したスウェットの影から 小さくいつも手を振ってる事なんて 知らないでしょ I love you 都合良い時だけくれて どうせいつかの使い回しね  空っぽの腕枕されて それでも少しだけホッとしちゃうから 最終で帰るって言われたら 寂しくなるの  日月火水木金 土曜日はちょっと期待しちゃう けど きっとまた連絡はないし ネトフリ流して眠るだけ  届きもしないから 余計に逢いたい その手が恋しい  どうせまたエチケットみたいなキッスして バイバイとだけ置いて帰るんでしょ 今日もそうなんでしょ ねぇ  ベランダに干したスウェットの影から 小さくいつも手を振ってる事なんて 知らないでしょ I love you 都合良い時だけくれて どうせ誰かのお下がりね  挨拶程度に満足させて 終われば サっと着替えて帰るんでしょ 次もそうなんでしょ ねぇ  夜景も見えないアパートで 声に出して名前呼んだりしている事なんて 知らないでしょ I love you 都合良い時だけくれるけど 私のなんかには目もくれないでしょ 誰も知らないタイムラインにだけ置いておくわ
春風TRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛TRIPLANE口笛 追いかける夕暮れにまぎれて 甲高い声に溶け合う 瞼の裏の帰り道  赤茶け さびれたモノクロの裏通りに 不意に風がすり抜け 車輪の擦れる音が空に舞ってた  遠ざかり薄れてく記憶の中 鮮やかにしがみついて 僕を放さない  春風 予報も何もなく 僕のこの胸をかすめてった 突然のようで 懐かしくて アルバムの世界かのように  真に受けてしまいそうな程に 僕に触れてったその笑顔 誰かの元へ帰ってしまうのが 怖くて 抱きしめた 春風 君の匂いがしてた  虫の声 街並み揺らす夕焼け雲に 忘れ方も教わった 知らない方がいい事もあると  君の髪がなびく度 そんな事 頭の中を駆け巡るけど  春風 気圧差の谷間に 置き忘れて来た恋みたいだな 一瞬のようで 永遠のような 優しい稲妻に打たれて  春風 予報も何もなく 僕のこの胸をかすめてった 突然のようで 懐かしくて アルバムの世界かのように  真に受けてしまいそうな程に 僕に触れてったその笑顔 誰かの元へ帰ってしまうのが 怖くて 抱きしめた 春風 君の匂いがしてた  今も季節を告げるように
hopeTRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛TRIPLANE余韻も何もないし イントロもない世界 それくらいでちょうど良いの 長過ぎると飽きちゃうから  午前2時を回っても 残業のLINE 鳴り止まない 缶ビールで気付いてない事にした  換気扇の下で吸うタバコみたい 肩身の狭い 社会の中のワタシ 真面目も不真面目も結局 浮かばれないでしょ  あぁ もう疲れちゃったな 褒められもしないなら やる気しないの お給料もちょっとしかない ほっといてよ  目に入る ありとあらゆるものが みんな敵に見える 残りわずかのヒットポイント 明日を辛うじて越せるかな  録画したドラマも 泣くと疲れるから 寝るわ また明日も新しいノルマとの出逢いだけ  夢くらいは見たのかも 正義のヒーローみたいなストーリー 奇跡的にね 万が一にもね そんなわけないでしょ  あぁ もう疲れちゃったな 良くなる気配もないから やる気しないの 更に払うものは増える 冗談でしょ?  2~3日じゃ足りない 少しまとまったお休みを下さい 何もなかった顔して そのうち 元に戻って見せるから  いざとなればって何? どんな時に使うの?  雨降り 傘も捨てたくて 心まで濡れるだけ濡れてた 涙を隠すにはちょうど良い地獄だ  疲れ果てちゃったな 褒められもしないなら やる気しないの お給料もちょっとしかない ほっといてよ  目に入る ありとあらゆるものが みんな敵に見える 残りわずかのヒットポイント 明日を辛うじて越せるかな  バカね もう希望は捨てたはずなのにな
ステーキランチTRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛TRIPLANE日の暮れかかった街 皆んなの愚痴でグレーになった空 こっそりとオレンジに染め変えてやろう  君と僕の間に流れる甘い幸せの風 手を繋ぐの飽きたかい? なんて まだまだ言わせるつもりないけど  たまには良いよねって君が言うから 路線バスなんて乗ってさ 遠回りして  君と居れば 僕らしくて 丸裸になった だらしないハッピーな笑顔が 鏡なんて見なくても よく分かるんだ 苦しい時も 救われているよ 君という存在だけで  ムカつく上司の話 聞けば聞くほどに 僕の方がムキになって 「まぁまぁ」ってなだめられて 「あれ?」って変な感じ  Webサイトで調べた店は休みだったね たまたま隣にあった小洒落たカフェで かなり遅めのランチ  特別なんかじゃないって事は 僕にも分かっていて それなのに今日も またちょっと 君の好きな所が増えたよ  あの日 君が残して僕が食べたステーキランチ その後 平気な顔してプリン頼んだ 宇宙一の笑顔で  君と居れば 僕らしくて 丸裸になった だらしないハッピーな笑顔が 鏡なんて見なくても よく分かるんだ まだ見たこともない僕が居るんだろう  今までの僕を繋いで やっと 全ての点が線になって行く 綺麗な星座のように光ってるかな  「運命」とかいう目に見えないもので 僕らは結ばれてんだ きっと Yeah!!
僕のたからものTRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛TRIPLANE固結びになったスニーカーの紐を解いて また結び直すだけなのに いちいち僕を見上げて微笑んでいたね  春と呼ぶには まだ冷たくて お互いの手を握って温め合った 君のセーターのチクチクがウザくて 何度も笑った  こんなに誰かを好きだって想う気持ち 君は どうして僕にくれたんだろう  吊り革みたいに僕の腕を掴んだりして 君の仕草 どこを切り取っても 僕のたからもの  チラホラと 白が溜まる縁石 まだ冬の匂いがした  またしばらくは逢えないねと せっかく逢えたのに そんな事言うから 抱き締めるしかなくて マフラーが邪魔で また笑った  こんなに誰かを好きだって想う気持ち 君は どうして僕にくれたんだろう  僕のカバンを抱いたまま うたた寝して 無防備なその瞬間が何より愛しい  僕がふざけて見せれば いつでも その後に続いてくれて 忙しない日々に追われて強張った顔が 君といる時だけ緩んでる  こんなに君を好きだって気持ち 何年経っても 変わらないと分かるのさ  怪しんだように 僕を覗き込んだりして 困らせようとする そんなとこも 君の仕草 どこを切り取っても 僕のたからもの 何もいらないんだ 僕のたからもの
Triumph -red and blacks-TRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛TRIPLANE何度目の夜を越えた? 並ぶ景色は変わらずに  賽の目に身を縛られ 道化を演じるmy sweet  仮の姿も板に付いて それも本性と呼べば良い  イっちまった奴だと笑え 例え 果てても 掴めそのtriumph  ファストミュージックに成り上がれ 愛だ恋だの騙し合いで 中途半端に奇をてらって 歌えよ さぁ 回り出す  red and blacks... they really are... bloods? why?  No one wins, same 終わりなき世界から飛び出そうぜ 灰になるその前に  汚れた手を取り合い立ち向かえよ さぁ 暗い壁の向こうへ 黒塗りになった世界へ  死んだコンテンツにサヨナラ 鏡には誰が写る? 終夜没頭していたスクロール その手を止めてまどろみ  朝は嫌味なくらい 眩く未来を照らし出すよ そこに 幾度 飛べもしない羽根担いで 挑む? もう 終わります  red and blacks... they really are... bloods? why?  No one wins, same 終わりなき世界から飛び出そうぜ 灰になるその前に  癒えもしない傷の舐め合い 欠伸をしてさ 矛盾の闇を飲み込んで  温もりとは何だった? 戻れやしない道で ただ 振り返るんだ 大袈裟に背負い込んだ中身など 自分も知らず  どんな呼吸で終わるんだ そんな事に 誰も手は貸してくれぬさ 追いつけない でも 追い越して そんな夜を摘んで  No one wins, same 終わりなき世界から飛び出そうぜ 灰になるその前に  汚れた手を取り合い立ち向かえよ さぁ 暗い壁の向こうへ 黒塗りになった世界へ
回セTRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛TRIPLANEザックリと乾いたステップでさ 見様見真似でclap your hands  さぁ 寄り添って dance with us 今宵を与え合うように  楽天観で刻んでみた緩いダンスビート お気に召すまま さぁ 君も乗っかって  回せ 巻き起こせ 回せ 風になって 回せ もっと振り回せ 待ち侘びた今を回して  まったりと繋いだギミックでさ 多少おざなりにclap your hands  さぁ 気配って dance with us 互いを照らし合うように  肯定的アンサンブルの歪んだ4ビート つべこべ言わず さぁ 君も乗っかって  回せ 巻き起こせ 回せ 時を舞って 回せ もっと振り回せ 些細な一生も回して  鬱憤のレタッチで着膨れしてました あなたも 誰かも そう言えば私も 心を解いて 曝け出し合って  回せ 巻き起こせ 回せ 風になって 回せ もっと振り回せ 待ち侘びた今を回して  回せば 全ては薔薇色 気に食わない明日も回して
君への讃歌TRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛TRIPLANEもっと楽しめ もっとバカになれ そこら中に落ちてる 希望なんて落ちてるんだ  ずっと隠してる 君は嘘ついてる ほら 誇らしいと言えるものは無いと いつまでそんなフリを続けるんだい  並べられたり 自分でも比べたりさ 他人ってだけで輝いて見えちゃうんだ  今日が特別ダメな今日だったって 寝る前リセットしちゃってさ 迷ってつまずいて 明日を登ってけ  何回繰り返し同じ間違いだって そんな君だって 愛して笑い飛ばせ 力一杯 今の自分を抱き締めて  急いでる いつでも急いでる 時間は流れてくから また焦っている  あぁ 孤独の中を いつでも一人ぼっちで 気取ってないでさ 空でも見上げたらどうだい  今日も取り敢えずダメな今日だったって 寝返りを打って 朝になる そうやって割り切って 明日を登ってけ  何回繰り返し同じ間違いだって そんな君だって愛して 他の誰でもない その手で 今の自分を抱き締めて  灯火を囲みながら 僕ら それぞれの明日を讃え 高らかに声を上げ 歌おう  悩み もがき 重ねて来た日々が 揺るぎない道となり 君を導いてくれるさ  この先どんな風が吹いていても 未来はいつだって 君のものでしかないんだから  涙などじゃ越えられなかった夜も そのうち笑えるだろう 君はいつだって素晴らしい  今日が特別ダメな今日だったって 寝る前リセットしちゃってさ 迷って つまずいて 明日を登ってけ  何回繰り返し同じ間違いだって そんな君だって 愛して笑い飛ばせ 力一杯 今の自分を抱き締めてやれ  どんなにダメな今日だったって 明日が見えないと嘆いても 君である事が素晴らしい 今の自分を抱き締めて 進め  震える手で開けたドアの その先のどんな未来も 君を笑いはしないだろう 闘ってる君を讃えよう
アイラブユーTRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛TRIPLANEあっさりと泡のように消えて 天晴れな程に 全部 跡形も何もない 写真や これといった思い出さえ 胸の隅っこがまだ痛むだけ  のっぺりとまた普段通りの夜が来て 君の影が揺れるはずもないのに ごめんよ まっさらでいられない僕は あの日の燃えカスを灯そうとしている  特別な意味なんて無いままで良かった 時の流れに 歳老いた僕らを 「詐欺だ」とか言って笑い合いたかった  アイラブユー ちっぽけな予定調和の響き 躊躇いもなくこじ開けた胸を飛び出して  アイラブユー もう 二度と言う事なんてないから 鍵を掛けてしまうように呟いた  ぼんやりと眺めるみたいに 君の眼をじっと見ていた 世界中をどれだけ探し回れば そんな美しいものに出逢えるんだろう  傷付けば 世の中を受け入れながら 懸命にちゃっかり幸せを生きて居てよ  アイラブユー 滑稽な程に伝え合って 未来なんてものまで誓い合ったりして  アイラブユー ごっそりと行間を持ち去って行く 不慣れでベタな響きに救われてた  今世紀最大の恋だったなんて そんな肩書きじゃ足りないくらいに 今更何をどうしたいのか この頭じゃ答えなど 叩き出せるはずもないけど 叫んでみるよ  アイラブユー ちっぽけな予定調和の響き 躊躇いもなくこじ開けた胸を飛び出して  アイラブユー もう二度と言う事なんてないから 鍵を掛けてしまうように呟いた  もう 誰かを 新しい言葉で 守れるようにならなくちゃな
Meet MeTRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛TRIPLANEあぁ 試し合いの果てにさ 声も枯れ 繋ぎの日々でも 愛されて生きるまで もう少し手を伸ばすの  いつしか報われるの? ここにも魔法はあるの? すり寄る影に また怯え出し あぁ 何と夜を越える?  当たり前で 何気なくて いつもここにあって ずっと笑っていた 空を渡るように フリーステップで踊り出して いっそ 闇を選んで もっとさらけ出して 自由を煌めけ  meet me この世界をもっと信じながら いつか 誰かに教えてあげるよ 荒んだ胸の奥を そっと覗き込んで 泣いて引きこもった 僕を呼び出して  あぁ やめちまえよと叫ぶ声 その場凌ぎの答えで 来世まで脅かし それは 付きまとうよ  いつしか報われるの? ここにも魔法はあるの? 振り乱す髪 祈りの舞 あぁ 空は気まぐれ様  雨は止んでさ 光が差してさ 目の前にずっとかかっていた もやが晴れるように  meet me この世界をもっと信じながら いつか 誰かに教えてあげるよ  踏み出す足はいつでも 優柔不断だけれど それでも賭けてみるのさ 明日を手にする その日まで  当たり前で 何気なくて いつもここにあって ずっと笑っていた 空を渡るように フリーステップで踊り出して いっそ 闇を選んで もっとさらけ出して 自由を煌めけ  meet me この世界をもっと信じながら いつか 誰かに教えてあげるよ 荒んだ胸の奥を そっと覗き込んで 泣いて引きこもった 僕を呼び出して
妄想飛行TRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛TRIPLANE地平線の先へ滑走 煌めく街に 手を振ってグッドラック 暗黒の空へ消えて 音に埋もれて 無を照らしたい  無謀な夢に手を染めて 息巻いてた結果 迷子なんだ 失ってきた愛など 数え切れるはずもないな  一体何処にあんだよ 望んだ景色なんてさ  ケタ違いの風 上昇気流 そんなものじゃなくて 頼るべきものは ここにあんだろ  思い通りになんて行かない その歯痒さを背負って 闇雲に また 空を泳いで  誰も飛んでいない 胸躍る軌道を探して 輝いて見えるものなど 手にすれば ちっぽけなもんさ いっそ どっかの世界線で逢いましょう  順風なんて要らないけど まだ 安全ベルト欲しがってる 積み上げて来た乱打も 虚しい音を立ててる  ハレーションに怯え過ぎて もう 手も足も出せないよ  実際 此処は何処なの 拡大したマップで示してよ  額滲む汗 もう逃避行 今更 どう足掻いて この生き様にケリをつけんだよ  叶いそうと見せかけて 叶わないのかよって お笑いなら 派手にツッコませて オチが付きゃ まだマシなもんだ  悪いようにはしない ほんのちょっと味わって 遥か向こう 何処の誰か知らないけど 届くと良いな 貴方は どんな明日を夢見てるの?  思い通りになんて行かない その歯痒さを背負って 闇雲に また空を泳いで  誰も飛んでいない 胸躍る明日を繋ぎたくて 何故かは上手く言えないけど それで良いんだ いつか どっかの世界線で逢いましょう  まだ見えないかな? きっと どっかで重なり合えるさ
わらべうたTRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛TRIPLANE冗談で丁度良いくらい 人生なんてものはさ デラシネだ  真面目くさって 生き抜けやしない 閻魔様のお裁きを待つ  猥談に腹をよじらせて 政治と経済を憂うよ  走れ 走れ ゴールテープの先へ ほら 僕を待つ カワイコちゃんの元へ 一瞬の差なんて無い 脇見したって良い このレーンを独走して行け  クタバレ クタバレ チャンスを凌駕して行け 脳ミソを掻き回し 己と二人三脚です 明日なんて晴れるもんか ずぶ濡れのシャツを絞って 虹を架けてやるさ  配列で表示されて 僕らも いつかは どっかでガッチャンコ  廻り廻って 貴方様の樹液となれるなら 本望です  あぁ 故郷のさ 匂いが 今さ 風に乗って来た  ハナタレの野望 お姫様の柔らかな胸に抱かれて眠る  もうひと暴れ 下っ端で終われやしないのさ 青く澄んだ空 あいつも笑ってるだろう 確たる勝算など無いけど 軽率な夢をかたどって 魂を飛ばすよ  一体何だってんだ 混沌の時代劇だ 情報が迷ってる 誰かの手によって ひん曲げられてる  走れ 走れ ゴールテープの先へ ほら 僕を待つ カワイコちゃんの元へ 一瞬の差なんて無い 脇見したって良い このレーンを独走して行け  クタバレ クタバレ チャンスを凌駕して行け 脳ミソを掻き回し 己と二人三脚です 明日なんて晴れるもんか ずぶ濡れのシャツを絞って でっかい虹を架けるのさ
バースデイTRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛TRIPLANE開いてない目をこする そんな一日がもう始まる 段ボールにしまいかけた 送り先もない毎日だ  どんな言葉で飾ろう 特別な意味など無いけれど 大切な人と奏でたい ささやかな時間を  あなたと私で ハッピーバースデイ 何気ない今日を照らそうか 不器用な日々で溜めた イヤイヤのお背中を流しましょう  無邪気な顔して ハッピーバースデイ 産声のような朝が来た 答えにもなっていない 時間のかかるガラクタでも かけがえのないバースデイ  ホントでも嘘でもない そんなものだらけの日々だ 生きづらい世の中だな 目立つのは避けて右へ倣え  スッピンとメガネで着飾る オフの日限定公開の アニメや映画やドラマじゃ描けない その笑顔こそ本物  あなたと私で ハッピーバースデイ また次のスタートを祝おうか 気まぐれな情緒で 新しい扉を開いて行きましょう  花束渡して ハッピーバースデイ 旅立ちのような朝が来た 映える定石やルール 詳細などは知らないけど 昨日など蹴飛ばして  あなたと私で ハッピーバースデイ 何気ない今日を照らそうか 不器用な日々で溜めた イヤイヤのお背中を流しましょう  無邪気な顔して ハッピーバースデイ 産声のような朝が来た 答えにもなっていない 時間のかかるガラクタでも かけがえのないバースデイ  頼りなくたって 世界で一つだけのバースデイ
NOT YETTRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛TRIPLANEたまたま産まれて来たのにな 大それた事になり 答えに窮してる僕を そっと助けて  アップダウンの多い坂を 何故か選んでしまう 笑ってくれよ 笑って良いよ  曲がってクネって 一人前の蕾になって 花を咲かせるまでは  何だって食い漁って 僕の血肉に変えて 歩んで行く  前をただ向いていたんだ 誰にも止められやしない 何も変わらない僕で 此処に居るだけ  プライドなんて砕いて 明日を笑ってくんだ 終わらない未来を始めよう  気圧差に乱されたバイオリズム どうかしてる 笑ってくれよ 笑って良いよ  超大作の新譜 永遠を歌って LOVE&PEACE もっと お手入れしなくちゃな 乱世の英雄 気取ってみたって かちどきは 聞こえて来やしない  白々しく朝になって おてんばな光が うざったいくらい もうしばらく お掛けになって そのままで お待ちあれ  前をただ向いていたんだ 誰にも止められやしない 何も変わらない僕で 此処に居るだけ  プライドなんて砕いて 明日を笑ってくんだ 終わらない未来を始めよう  誰にも描けない未来へ
SingTRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛TRIPLANEきっと明日も続いてるこの時間が もしかして ただのデタラメだったりして  そんな怖さを 悟られないように くだらない話をした まるで宇宙みたいで 小さなソファの上で  この愛を歌うよ 君にとって 何の価値もない 愛を歌うよ ずっと ずっと 響きますように  愛を歌うよ どうせ君は また眠ってしまうだろうけれど そんな横顔に全てを込めて  騙し騙し紡いで来たこんな時間は ほんの少しの事で壊れてしまうってさ  また つまらなそうな顔で そっぽを向く そんな丸い背中も 愛おしいんだ  僕の声が 君の心の奥の冷たい隙間を そっと埋められるなら  いつか そんな日が 来るのなら 僕のカラダにあらゆる魔法をかけて  この愛を歌うよ 君にとっては ただの君でも 愛を歌うよ 僕にとって ただの宝物  愛を歌うよ 誰かにとって 時に それが 凶器となってしまっても 皮肉な程 愛を伝えたいんだ  まだ出来上がってない この愛を歌うよ 未熟だった日々を笑い合えるように
君ドロップス梶原岳人梶原岳人江畑兵衛江畑兵衛佐藤厚仁君と手を繋いでただ歩いてた 通り雨の並木通り 傘など無くたって平気で 振り向いた君の髪から 滴が僕に跳ねて そんなんでしばらく笑ってた  寂しがり屋なんてそんな自覚は無い でも逢いたい気持ちは 日に日に膨らんで行くんだ 何処かで同じ空を見上げて居るかな? 情けない程に恋しい  そんな自分に素直になれるのは 大好きな君に出逢えたからさ メール読み返したり 笑顔を思い出すことで 輝いている毎日があるよ  「人生」って何か?って 良くわからないけど 楽しい事ばかりじゃない 悲しみも越えて行くしかないんだろう まだ未完成のキャンバス 綺麗じゃなくていい 君と描いて行けるならね  らしくない程に夢中で居られるのは 大好きな君に出逢えたからさ 誰にも見せない わがままで ずるい君も そのまんまでいいよ 愛せるさ  人の気持ちなんて 気まぐれで不安定で 捉えようも無いこと 誰だって知ってる でも 信じたい 信じたい ずっと 信じていたい 踏み出した道は間違いじゃない  不確かなものに夢中で居られるのは 大好きな君に出逢えたからさ 強く信じたり 信じてもらえる事で 輝いている毎日があるよ ほら 輝いている僕が居るんだよ  上手くは言えないけど「幸せ」なんだよ
シンボリックTRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛TRIPLANEいざ手を取り合え 新たな価値へ 旅立ちの朝 共に踏み出す足並みに 先人の確かな声  折り重なる日々の繋ぎ目に旗めく希望 灯し続けた期待の炎 明日への糧に 混沌の中 今 広野を渡れ  懐かしいような 昨日の事のような 君に逢うまでの僕は 本当の僕なのかと 問い掛けながら いくつ季節を越えたのだろう 呼び覚ます余韻と 色褪せない感動のリフレイン  形は違えど 僕らの胸の中 そびえ立って 甦って いつまでも こんなにも 輝くのだろう  白い激動のシンボリック 僕らを照らしてよ そしていつか 長い旅路の先で 笑う日まで 待って居てよ  差し替えなどはきかない日々を どんな自分で描けば良いんだ 引き返せない怖さと 無限の自由を持って たった一つだけ 与えられた このライフにしがみついて 未来へ何を残して行けるの?  形は違えど 僕らの胸の中 そびえ立って 甦って いつまでも こんなにも 輝くのだろう  白い激動のシンボリック 僕を照らしてよ そしていつか 長い旅路の先で 笑う日まで 待って居てよ  忌わしい過去と繋いだ手を放して 綺麗に見える姿は本当の僕なのかと 問い掛けてみても 返事なんかは無いけど 目を閉じれば いつも ここに甦る感動  形は違えど 僕らの胸の中 そびえ立って 甦って いつまでも こんなにも 輝くのだろう  白い激動のシンボリック 僕らを照らしてよ そしていつか 長い旅路の先で 笑う日まで 待って居てよ
boundlessTRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛TRIPLANE想像と現実の壁を敢えて取っ払って 変幻自在のフォームでボールを放つよ  讃美と背中合わせの誹謗でさえも背負って 翼は耐え切れずに 幾度となく折れかけた  それでも 割れんばかりの歓声に 押されながら アップセット 揺らすネット 時を止めて 鳴り響いて行く音  間違いだらけの毎日だっていいさ マルかバツか分からないが そんな風に未来を仕上げて行くんだ  蓋を開けてみれば きっと光っているから 無我夢中で駆け上った時代を越えて 新しい僕らの希望を胸に灯して行こう  地平線の先を望むような広い気持ちで まっさらなスコアボードに明日を描くよ  どっかで掛け間違った ボタンは無いかと探して 慌てふためいた日々も 今 やっと 全部笑えた  いつでも漠然としたプランで 切り落とされた火蓋に あくせくと乱して 取り止めもなく漂っていたんだ  不確かに暮れて行く毎日だって良いさ 止めどない情熱は 胸の熱い部分に仕舞っているんだ  下を向かず走り続ける勇者の影に倣え 汚れたシューズをすり減らして 苦難も超えて ひたむきで 前のめった夢を 灯して行こう  それぞれの今日がboundless 待ち焦がれた明日もboundless 喜びの数はboundless 流す涙を超えたboundless  間違いだらけの毎日だっていいさ マルかバツか分からないが そんな風に未来を仕上げて行くんだ  蓋を開けてみれば きっと光っているから 無我夢中で駆け上った時代を越えて 新しい僕らの希望を胸に灯して行こう
帰ろうよTRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛TRIPLANE夕暮れの街は 僕らを上手に騙して 一日 また一日と終わらせた 予定と言えば それらしいものだけに 振り回されて 息をしてる  また嘘ついて 笑顔を振り撒いてしまえば 今度こそ 心は死んでしまうのかな 他所行きのジャケット しまってた紙袋を覗いたら やけに小さく畳まれた いつの日かの僕がいた  帰ろう 帰ろう 僕らのあの場所へ 何も無いけど ただ笑えた そんな世界へ 閉じ込められて泣いてた 君の笑顔も連れて 色々と変わったろう? そんな話をゆっくりと聞かせて  重力のままに 体を投げ込んで眠る マイ・スイート・ホーム 起きたら 誰かに成っていたい なんて言いながら 明日になれば また僕をやりますから 今は少しだけ 子供みたいな夢でも見させて  帰ろう 帰ろう 僕らのあの場所へ 古臭いけど あったかい匂いがする世界へ ため息ばかりで俯いてた その泣き虫も連れて 焦らずに 猛スピードで 未来へと僕らを戻して  戸惑いや不安がスローモーションでよぎる 心に余裕も無いのに 時の流れは重い 単純な感動 目で追える程度の娯楽 涙とセロトニンで ほんの少し満足して また明日の準備をする  帰ろう 帰ろう 僕らのあの場所へ 夢に見てた「当たり前」の待つ世界へ 心がやつれた棘ばかりが ひしめき合う世の中を 笑い飛ばす強さなんて 僕も持っていないけど  帰ろう 帰ろう 僕らだけの場所へ 何もかも忘れてさせてくれる世界へ 「またね」って手を振った あの日の君も連れて きっと何も変わってない 懐かしい そんな声を聞かせて
おーないろんTRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛TRIPLANE先月はちょっと遣い過ぎましたので 即席の麺で済ませて寝転んでいます  天井の傷を眺めていました 贅沢などは言えませんが 君に逢いたいや  安定のスレッド 未知の倦怠感 また過去最高です 沈没は目前です ハァ 嫌々付き合ったようなさ そんな顔はしないでよ 愛し合っていてよ 叶う願い 叶わぬ願いと 誰が線を引くでもない 空へ向かって想い飛ばして あと一押しです  ジャストアイデア 天晴れさ 気鋭のビジネス 報酬は倍増です 特別な待遇です イェア 立法府は狂気 烏合の衆のステージ ヒエラルキーの妙に投降致します 騙される為の僕ら 其々の道に光を グッドラック 強弁な知者面した リーダーでいーじゃん ため息しか出ないよ ジーザス 昨日くらいの今日が続くなら この命など捧げます  その辺に 僕の幸せは 転がっていないですか? 帰り道のソサイエティ 群像劇バラエティ 有象無象のヒーローとヒロインの ノンフィクション  ご機嫌なローテンション 堅物なハイテンション お疲れ様 お互い様 ご褒美の酎ハイボール ストロングにしました 朧月 また明日 君に見えました やってらんないや いや こんなはずじゃないや どっかで聞いたような笑い話だ 叶う願い 叶わぬ願いと 誰が線を引くでもない 空へ向かって想い飛ばして あと一押しです  ラララ... 消えないように想い飛ばして あと一押しですか?
幸福論TRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛TRIPLANE「もう限界です」深々と頭下げて 眩いライトの中 何を思ってマイクに向かう  引き際の美学か こんな地位なんじゃ元も子もないが  窓の外 広がる大海 次から次へ向かい来る波に おセンチなメロディーラインで トドメを刺されて もうノックアウト  敵わないと分かってたって 突っぱねて生きるっきゃない 家に帰りゃ 腹を空かせて 女房と子が待つ  屍 雑草の決心 タマくらいは付いとるんか? 不様だ何だと 勝手言い放題 構いやしねぇさ 掌サイズ ワンコインでも幸福なんだ  気も小さいの 人目ばっか気にしちゃって ブレるんだ でも プライドは高いの 言い訳ばっかりしちゃう  息抜きも必要なんだって デカい胸に顔を埋めて フロント側のホックに 手間取って シラけて でもイッちゃってる  必要ないと分かってたって 食いしばって生きるっきゃない 家に帰りゃ 指を加えて 女房と子が待つ  媚びもせず へつらいもせずに 奪い合う事もしないで どっからか降って湧いた 居場所なんてありゃしねぇさ 掌の上 デカい花火を打ち上げるんだ  朝陽が差し込んだ 冷たい布団の上 口開けて寝息を立てる君 愛してるよ 思わずその手を握る  敵わないと分かっていたって 突っぱねて生きるっきゃない 家に帰りゃ 腹を空かせて 女房と子が待つ  屍 雑草の決心 タマくらいは付いとるんか? 不様だ何だと 勝手言い放題 構いやしねぇさ 掌サイズ ワンコインでも幸福なんだ
Passengers [album ver.]TRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛大都会の真ん中 僕は 前時代の価値観に縛られて 呼吸を失ってたんだ 妄想した君の笑顔で ちょっと復活 単純明快な回路 大雑把な企画の未来像 ほら まだ間に合うさ 予約した僕の隣に 君を連れ込んで どんな夢を描こう 不安定な世界に試されながら 君と歩く未来は不思議と輝いて見えるから  いつか また 出掛けよう 目一杯の希望を詰め込んだなら パンフレットを広げて 自由という扉の向こうへ出よう 待っているのは きっと 想像もつかないような 笑顔て溢れる僕らだ ざっと見渡した限り ランドマークも無いな 片っ端から手を付けて 自身を鼓舞するくらいだろ?  件の騒ぎに 振り回されながら それでも煌めく未来を模索して 演じてるパイロット まだ誰も知らないようなロケーション 僕の隣で君を笑わせてさ  そんな夢を描こう 未完成の世界に煽られながら 君と歩く未来は不思議と輝いて見えるから  いつか また 出掛けよう 溜め込んでいた期待も解放したなら バッゲージのファスナーが ちぎれてしまう程に 新たな思い出を作ろう  腑に落ちない現状を 胸の奥に埋め込んで 加速しているつもりが それなのに後退りしていたり 借りて来たような言葉じゃなくて 鳴り続けてる鐘のような 温もりと強さが この先も僕を奮い立たせるよ  どんな夢を描こう 不安定な世界に試されながら 君と歩く未来は不思議と輝いて見えるから  いつか また 出掛けよう 目一杯の希望を詰め込んだなら パンフレットを広げて 自由という扉の向こうへ出よう 待っているのは きっと 想像もつかないような 笑顔で溢れる僕らだ ガイドにも載っていないような 笑顔で溢れる僕らだ
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
Mt.JAPONICA -in a toy box-TRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛TRIPLANEしくじったその種は 明日の希望と芽吹きましょう 土を選ぶ暇も無いが 着の身着のままでダイバー  静まった街並みが 心まで飲み込むのさ 僕は所詮ただのカラダ 気休めを運ぶ駄馬だ  夜はまだ きっと まだ眠りの中 忍び足で捕まえてさ 連れ去ってよ 娑婆の空気を少し吸わせて  跳べ 掴め 戦場の夢に橋を架け 吐き捨てりゃ良いさ 笑えば良いさ 頭から爪先まで喰らえ  嘘で積まれ いつの間にか 天にまで届きそうなジャポニカ いっちょ飛び越えませんか  シャブリつくその種は もう何の味もしてない 小型ドローンから眺めた 僕らは何とも真面目だ  あぁ 出したら終いだ 無限の時に部屋は暮れる 去り際抱き締めた君は いたって冷静だ  なんだかな 重いな いつからか効かない魔法のフレーズ 旗を振るモチベ 誰か持ってたら 少しだけ貸しておいて  跳べ 掴め 戦場の夢に橋を架け 光り輝いた ときめくような 言葉だけを垂れ流して  嘘で塗られ霞むフェイスシールド越しの 未来のために 心を磨いておくよ  表参道の電飾 君と歩いて 端から端までずっと手を繋いで  自惚れた僕なら 何でも叶うでしょう 五月雨のムーブメント 綱渡りで明日を祈る  跳べ 掴め 戦場の夢に橋を架け 吐き捨てりゃ良いさ 笑えば良いさ 頭から爪先まで喰らえ  嘘で積まれ いつの間にか 天にまで届きそうなジャポニカ いっちょ飛び越えませんか  見えませんか 聞こえませんか
サイボーグTRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛TRIPLANE半分眠ったままのルーティーン まだ寝ていたいや 「風邪引きづらくなるから」って 強要されていたヨーグルトが  今日は何だが酸っぱくて まとめきれていない感情が だらしなくパラパラと テーブルの上を散らばった  喜びも僕の分しか無い 君は誰と分け合うの? 手に付いていない 独りの日々は 何の色も音も匂いも無い  Ah, まだ隣で君が笑っている そんな空虚なリマインドしてる  指切りして夢を誓い合った あれは何処のどなたでしたか  僕はチャージ機能さえ無い出来損ないさ 人様の笑顔を妬み マイナスだけ吸うサイボーグだ  明日は晴れるってウェザーニュースで 宝物手にしたみたいな顔で はしゃいでいた君を  それが全てと 今は思う  すれ違う日々の中に潜り  突然顔を出す 争いの罠にハマって 大切なものが 本当は何かさえも見えずに  Ah,「ごめんね」 たった一つ言えたなら 今日の世界も違っていたかな どうせスペックも低い頭なら 洗いざらい全部を消してよ  ある日から この身体が 僕のものじゃないみたいで 不思議で でも胸は痛いから まだ生きている  Ah, 神様の胸に飛び込んで 今すぐ君を連れ戻してと 泣いて済むものなら すぐにでも 全てを懸けて  なんて戯言はどうでも良いからさ 君が 出来るだけ 笑顔でいられますように 燃え尽きたサイボーグの願いを 最後に叶えて
Magic DrivingTRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛TRIPLANE眉間の皺に難しい話を閉じ込め 上手く受け流して日々を過ごしている 都会も随分と住みやすい街になった 時折何故だか僕がぼやけそうだけど  人混みの中に飲まれて行くように 僕の自由を失わぬように  逢いに行くよ君の街まで 緩やかなカーブに風を流しながら 逢いに行くよ君の街まで 流れる景色を歌いながら 踏み込むペダルに胸を踊らせながら  失敗など恐れる事はないぞって 突き進むその足も 最近空回っているな 一つ たった一つでさえも成し遂げられずに 終わって行く 終わって行くのか 何をしていたんだよ  懐かしい歌を聴いて僕を洗うように 抑えていた感情に耳を傾けて  逢いに行くよ君の街まで 緩やかなカーブに風を流しながら 逢いに行くよ君の街まで 流れる景色を歌いながら  水面に優しさを散りばめながら 沈んで行く夕陽は心を何処へと誘う 君の街はどんな顔しているかな  逢いに行くよ君の街まで 緩やかなカーブに風を流しながら 逢いに行くよ君の街まで 流れる景色を歌いながら 踏み込むペダルに胸を踊らせながら
東京TRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛TRIPLANEどれだけの背伸びをしていた? 鏡越しの僕が問いかけた うなずけるような それなりの理由を 探してみるけれど どこにも落ちていやしないな  口笛なんて吹いてみたのさ 雑音の街に吸い込まれた 霞んでいくゴールライン 諦めを諭す声を掻き消せ  まぶたの奥にある 未熟な理想に導かれた そのままで  踏み潰されぬように 逸れてしまわぬように 東京というこの街を 掻き分けて 歩いて行けるかい?  揉みくちゃにされそうで 抱きかかえた この願いだけは 叶えてみせると 誰かじゃなく 僕に言い聞かせて  漏れ聞こえて来る誰かの凱歌を 妬む癖も抜けず 身がもたないや 虚勢のポーカーフェイス 歯痒さで また未来を照らせ  急かしてる正体は 時を刻む音じゃなくて 僕だと 本当は気付いているのなら  吹き飛ばされぬように 流れてしまわぬように 東京というこの街を追いかけて 歩いて行けるかい?  有耶無耶にされそうで 踏み締め直したこのアスファルトが 何処へと続くか 僕のこの目で見届けるため  大事なもの探して 選別を繰り返す 陽炎のように揺らめきながら  踏み潰されぬように 逸れてしまわぬように 東京というこの街を 掻き分けて 歩いて行けるかい?  揉みくちゃにされそうで 抱きかかえた この願いだけは 叶えてみせると 誰かじゃなく 僕に言い聞かせて たった一つの 居場所を探して行くんだ
Dear friends竹渕慶竹渕慶江畑兵衛江畑兵衛YAMO毎日陽が沈むまで泥まみれになりながら 無邪気に過ごした日々も捨て難いけれど 夢見る僕が居てもそれはそれで僕だから ジグソーパズルみたいにはまってなくて良い  誰かの“Yes”が君にとって“No”であるのと同じように いつだって自由なはずだから  明日風が通り抜けた時にパズルが欠けていたとしても 誰もそれを責めたりしないよ  あの日夢見た僕らは間違いじゃないと信じて 荒くうねる海原を渡って行ける  君の胸の痛みだって僕らは知っているから  もしも君がこの船を下りて違う世界に居たとしても 最後にはきっと笑えるよ  今でも僕らは夢を見ているよ 託されたその想いも乗せて  荒れたこの海原を痛みと戦って今日も行く 約束が嘘にならないように そしていつか 僕らの船を下りた違う世界に居る君に 完成したパズルを届けよう
Brand New DayTRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛騒がしくらい 胸をかき鳴らす衝動のように この胸の奥でぶつかり合う 善と悪の自分さ 行き止まりの壁 それは 自分らしさをアップデートするために与えられた 気まぐれ 且つ 最高のシチュエーション  時空を飛び超えて 叶えたい願いがあるから 今更 限界だとか そんな影に怯えたりはしない  待ちに待っていた 新しい自分を 白日の下に 信じて来たもの 誓いのままに行こう それで行こう 守りたい 全てを ハッピーな笑顔を 君の幸せを 降りかかる難題を蹴散らして 明日を駆けぬけよう  誰もが 美しい自分でありたいと願うあまりに 浅ましいくらい打ち消し合う ダーティーな本性さ 「たられば」がもつれ 気が付けば もう 何の趣向 も無いよ いつだって 弱い 弱い自分を誘うイノベーション  昨日を塗り替えて 手にしたい未来があるから 「一途な変態」だとか そんな誹りで折れたりはしない  立ち止まっていた臆病な自分を風に飛ばすように 月並みの励ましも両手に抱えて行こう それで行こう 守りたい 全てを キュートな思い出を 君の幸せを 差し当たる関門を飛び超えて 明日を駆けぬけよう  特別な何かじゃない 日々の輝きを灯すように 僕らしい答えを また捻り出すよ  待ちに待っていた 新しい自分を 白日の下に 信じて来たもの 誓いのままに行こう それで行こう 守りたい 全てを ハッピーな笑顔を 君の幸せを 降りかかる難題を蹴散らして 明日を駆けぬけよう brand new day...
RookieTRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛TRIPLANE決めていない 決めていないままの 明日の事も この先の事も  忘れたい 忘れたい過去を 繰り返す今を 生きるアイロニー  高めたい 自分の生き様を 噂や評価を ケチなプライドを  傷付けない 何もしない だから今夜一緒に 裸を擦り合わせて 心を灯し合おう  全てを消し合って ホワイトバックの世界へ 魂も肉体(からだ)も放り投げておくれよ  ひび割れた声に鞭を打って 夢や理想を謳おうぜ たまたまだと それも運命だと 嗤う声が響いていても  いつかは消えてしまう僕を最大限にして 青臭い希望を目一杯に吸い込んで  求めない 求めないものを 知りたくもないもの 非情な真実を  気にしない 気にしない強さを 受け流す愛嬌を 陰で泣く度量を  負けていない 枯れていない 花はまだ咲いていない  夜を彷徨い続けて手にした セカンドオピニオンみたいな 怠惰な答えにぶち当たるよ 架空でも いつの日か 現実を飛び越えよう  恥じらって閉ざしたドアを開いて 夢や理想を謳おうぜ どうせ誰かの二番煎じだと 嗤う声が響いていても  いつかは消えてしまう僕を最大限にして 青臭い希望を目一杯に吸い込んで  さざなみが無数に毛羽立った水面の上に ポツンと落ちた擬音のように  善も悪も良も識も皆無なんだ 人生なんて所詮は ABボタンと十字キーで操って行くだけ  割れた声に鞭を打って 夢や理想を謳おうぜ たまたまだと それも運命だと 嗤う声が響いていても  いつかは消えてしまう僕を最大限にして 青臭い希望を目一杯に吸い込んで
アオイハルTRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛TRIPLANE眩しいくらいに 疎ましいくらいに 忙し気にきらめく青春は 僕の記憶の中の何処にあるのやら  忘れていたのに 隠していたはずなのに 永遠の眠りを覚ますように 巧みなまでに僕を揺すり起こした  もう二度とない 100年に一度ってくらいの 恋を 君がくれた それとなく いつからともなく 僕には 君が必要でした  真っ赤な影を伸ばして歩きながら 初めてみたいな顔して 何度も呼び合ったはずなのに 眠れずに 「逢いたい」と呟いて 今日が終わって行く  当たり前みたいに 決まっていたみたいに 敷かれていたレールを辿るように 君を求めて 欲しがって 追いかけていた 見苦しいけど  どうしようもない 抗っても無駄ってくらいの 恋を 君がくれた いつになく 何の迷いもなく 心は 君で埋まっていた  真っ赤な鼻を互いにくっつけながら 君の笑顔の先へ 今にも手が届きそうなのに ぎこちなくて また妙な感じで 夜が終わって行く  こないだ誰かと連絡していたみたいだから また変な時間に 変な夢で目が覚めたんだ  何もいらないって 真顔で言えてしまうくらいの 恋を 君がくれた 今日でさえ ままならない程に 僕には 君が必要でした  明日が連れて行ってくれると信じながら 君の手を掴まえて 何度も抱き合ったはずなのに 眠れずに 「逢いたい」と呟いて 今日が終わって行く  青春もどきの このノンフィクションが 明日も続いていますように
No moreTRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛TRIPLANE切り取ってエディットして模造した日々が あだになって巡って 思えば苦しいよ とんだ回顧録です  倍速再生してサヨナラは無いんじゃない? 胸がかじかんで もう 人で居られそうもない 言葉足らずで  自浄作用のあるうちに 立ち直れば まだ良い方さ  「またね バイバイ」そう言ったキリ アナタは 誰かと風になった 柔らかな その肌の温もり あぁ 戻れるなら... なんて事だ 胸の騒めきさえ欲しいよ No more...  いきり立ってメリットのないお手紙は 黒ヤギさんにでも食べていただくとしよう 愛がこぼれて  千切れ落ちた声だから 届かないくらいの方が良い  「早く逢いたい」そう言ったキリ アナタは 誰かと風になった いやらしく香る その髪の毛も あぁ 戻れるなら... なんて事だ 不安な夜でさえ恋しい  のべつ幕無し アナタの姿 頭の中をグルグルり  諸行無常はこんな響きか たわ言を抜かして 切なさの鐘を撞く 風の前の塵かな  「またね バイバイ」そう言ったキリ アナタは 誰かと風になった 柔らかな その肌の温もり あぁ 戻れるなら... なんて事だ 胸の騒めきさえ欲しいよ No more...
ヒカリゲートTRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛TRIPLANE昨日までも そして今日からも 実話なんだよ 全力のドキュメント  シリアルナンバー付けて 付箋貼った思い出は もう どっか行っちゃって 在りかも分からないままなんだ  ほら手を叩け 足鳴らせ 声高く 誇りを持て 誘われるがままに 光のゲートの先へ  引っ掻いた真っ赤な傷跡 まるでそんな風に痛々しい 僕に下された現実を引きずって走って 走ったって追いつけもしないものを どんな魔法で手にしようって言うんだ  素っ気無い終わりに 暮れ行く陽を背にして 今までをチャラにして笑える程 大人じゃない 平然としているのが不思議なほどに 心は声を上げているんだ  探してみるかな? 平穏な日々を 効率良く笑えて 傷付かない そんな毎日を  望んで得た結果だって 下方修正したもの達と ヘラヘラと笑って生きる日々を 遮って 藻掻いて 荒くれる情熱を 取り敢えず明日も 燃やしてみるだけだ  咄嗟に隠れて 白羽の矢から逃れて 波風立てずに 今日が終わってくれたらなぁ 最善を尽くして今を手にした 一体 誰が そう胸を張れるんだ  春風に呼ばれ 夏のうだりを超えて 短い秋にもたれ 冬の静けさを歌う  通り一遍の喜び 塗り固めた幸せ 何を信じて どれを手にして 今生に別れを告ぐ  咲いた真っ赤な傷跡 まるでそんな風に痛々しい 僕に下された現実を引きずって走って 走ったって追いつけもしないものを どんな魔法で手にしようって言うんだ  そっけない終わりに 暮れ行く陽を背にして 今までをチャラにして笑える程 大人じゃない 平然としているのが不思議なほどに 心は声を上げているんだ  光に充ちたゲートをくぐって また 無我夢中を繰り返すんだ  立ち話みたいな 未来も 実話なんだよ 全力のドキュメント
あいらんどTRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛TRIPLANE一体何処へと向かっているんだ 時代遅れのモノサシを片手に 出所不明のリークを飲み込んで 胃袋はブラックホール かなわんなぁ  恰好の標的を見つけ出して 叩いておけば そりゃ気分良いよなぁ 匿名ならバレやしないらしいんだ 歩く正義として 世界中をパトロール  罪無きものを傷付けたって 欲が満たされりゃ良い 貴方にも分かるかな?やめられやしないよな  満たされていれば 心はいつだって穏やかだ あれこれと悩みも無い 苛立ちも無い そんなもんですか  安心するって言われていたいから 少しくらい無茶しても守りたいから 真っ当な僕では居られないんだ 大事なものなど 一つ二つくらいしか無い  罪無きものを傷付けたって 幸せになれりゃ良い 貴方にも分かるかな?特別じゃないよな  満たされていれば 心はいつだって穏やかだ 振り返る暇など無い もうキリも無い そんなものでしょうか  一寸先のそのまた先を 何回越えて 元に戻って 一生かけて何処へ向かっている 本人さえも分からない 道だけが繋がっている  罪無きものを傷付けたって 欲が満たされりゃ良い 貴方にも分かるかな? やめられやしないよな  満たされていれば 心はいつだって穏やかだ あれこれと悩みも無い 苛立ちも無いのかな  分かり合えたらいいのになぁ 全てを灰にして 醜さを愛せるなら 争いも無い そんな綺麗ごと並べて 僕を満たすんだ
AllezTRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛TRIPLANE夢を見ていた 少しだけ ほんの少しだけ 空を飛んでいた なんの予知夢か 疲れは取れていた  回る時計の針を戻して 無知で混じり気のない世界へ 僕を引き戻しても 変わんない 何も変わんない そう願っていた  届くまで 手を伸ばして... 不確かでも 手を伸ばして...  allez! 僕を連れて行け allez! 地図は無くとも  今を見捨てていた 少しだけ ほんの少しだけ 水に流れていた 自分を消して 正しい顔をして  積み上げられた日々を壊して 特別な価値に見える世界へ 僕をねじ込んだって 変わんない 何も変わんない そんなもんでした  「もう少し」と 手を伸ばして... 触れるまで 手を伸ばして...  allez! 君も連れて行け allez! 夢の続きへ  夢を見ていた 少しだけ ほんの少しだけ まだ繋がっていた 何の因果か 何処まで行くのか  届くまで 手を伸ばして... 不確かでも 手を伸ばして...  allez! 僕を連れて行け allez! 地図は無くとも  allez! 君も連れて行け allez! 夢の続きへ  高く跳ね上がれ 地を蹴り上げ 未知を超えて 二択は 茨の方へ舵を取れ 闇を切り裂け
クランクインTRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛TRIPLANE真夜中 1人で もがいていた暗闇は 迷路でも 森でもない 僕自身の胸の中  悩める少女のような 淡く儚い想い 君に届けたい なんて 言えない  黙っていた 本当の気持ちを並べて どっから どこまで 打ち明けたら良い  言葉数の割に中身が伴っていない 夜明けはまだ来てくれないんだ  どうりで 空前絶後 超絶怒涛の 恋とは出逢って来なかったわけだ 遂に その予感が 今 僕を サプライズして出迎えている  繰り返し 繰り返し セリフを間違えないように リハーサルの甲斐あって この想いは届くかな 情熱の赤い薔薇も添えるから 君が 僕の運命のヒロインになってよ  人様の前では 見せる事のない 本当の君を 醜いありのままを 僕にだけはください 全てを乗り越えたい 壮大なストーリーを望むよ  あちこちで 出来上がったサンプルのような 恋だとか愛が歌われているけど 存在感を消しながら そっと 君にだけ囁くように  迷わずに 怯まずに 一世一代の決心で 大切な人の前で この想いは届くかな 全身で真に受けてくれるなら 君を世界一のお姫様にしてあげるよ  軟弱な感情が時として僕を襲ってくるけど 動き始めたまぼろしに 息を吹き込むから 受け取って  土下座だってするから ずっと隣にいて下さい 君無しじゃ もう 僕は笑顔にさえもなれないよ  君の名前を呼んだ その時の 響きでさえも幸せ  繰り返し 繰り返し セリフを間違えないように リハーサルの甲斐あって この想いは届くかな 情熱の赤い薔薇も添えるから 君が 僕の運命のヒロインになってよ  真っ白なタキシードも着てみるから こんな僕と笑って暮らしてよ
雨降りの日曜日TRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛TRIPLANE止まっているままの心の中を切り裂いてみた しゃがみこんで涙を流していた 君の姿が写っていた  華々しく告げられた別れの言葉ぶら下げながら 笑い合ってふざけていた通りを 意味もなく歩いている  曲がり角に並んでいた 花屋と古いコインランドリー 穏やかな日曜日は君と 手を繋いで 雨に打たれていた  今もまだ 僕を育ててくれた あの頃の君かな 雨の日も ちゃんと下を向かずに歩けていますか 誰かの為に笑えていますか  殺伐としている街は 心の奥を見透かすように 立ち止まって 傘を差す僕に 冷たい風を当てる  怖気付いて手を離した 身軽な僕には 何が見えた? 子供じみていた言い訳にも 君は既に限界になっていた  戸惑いも 嘘も 変な弱さも 全てを抱き締めて 君だけが いつも 本当の僕を見つけくれた  霧雨が急に強さを増す 虹の橋もここには来ない 予定通り 君の気配さえもない 僕の知らない世界で  今もまだ 僕を育ててくれた あの頃の君かな 雨の日も ちゃんと下を向かずに歩けていますか  何処かに君の温もりを感じて また 雨を待っている
SnowlandTRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛TRIPLANE埃を払いながら破れた箱を開けて もう 何年振りかの 古いブーツを出した  Snow, the time has come 夜明けとともに 白い世界が僕らを包んで 昨日とはまるで違う新しい街みたいだ  寒いのに そんな格好して バカじゃない? 何処からともなくそんな声が聞こえるようで 何度振り返っても 足跡は僕のしか着いて来てなくて  Snowland 特別な場所 君のいない世界でも こんなに綺麗で The time has passed 幸せを願って 誰にも分からないように名前を呼んでみた 明日へ踏み出したくて でたらめに笑った  指切りで約束などが 成り立つわけもないけど 子供じゃないんだからって 逃げた僕を恨んで  乾いた風が襟元を通って 騒めく街の何処かで 誰かを暖めるなら ましな顔して 僕は 一人ぼっちを忘れられるかな そんなはずもないけど  Snowland 変わらない場所 壊れそうになった僕を 受け止めるように The time goes around 何年先もずっと 季節が巡る度に ここに戻るんだろう  もう 笑顔じゃなくなって 静けさの中を歩くのにも慣れて 戸惑わないよ  綺麗だな 今年は特にそうだ そうやって 言い聞かせるように そのかわりに やけに手は冷たいけど  Snowland 特別な場所 君のいない世界でも こんなに綺麗で The time has passed 幸せを願って 誰にも分からないように名前を呼んでみた 明日へ踏み出したくて でたらめに笑った 何も無かったように 雪はただ降っていた
one dayTRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛TRIPLANEすさんで枯れ果てていた心に 苗木を植えるように 水をやりながら 少しずつ育てて 呼吸を整えて お天道様に顔を見せる  いくつも乗り越えて来た 気の遠くなる悲しみ絶望も 消えない事は知っている それでも 笑っていたい  そう 僕らは いつでも向かい風を走っていた 今日一日を何とか終えるため 気だるい朝も 寝付けない夜も あるだけで それは奇跡なんだと 当たり前の明日なんて無いんだと  ペンキの雨が降って 消しゴム片手にふためいて 山びこに投げた誓いのカケラを 胸にぶら下げて  偶然にも僕らは今日を生きていた 静まり返ったトンネルを抜けて 五分五分であっても そんな毎日が あるだけで それは奇跡なんだと 当たり前の明日なんて無いんだと  そう 僕らは いつでも向かい風を走っていた 今日一日を何とか終えるため 気だるい朝も 寝付けない夜も あるだけで それは奇跡なんだと 当たり前の明日なんて無いんだと
nouveauTRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛TRIPLANE気にしない事を第一に決めて過ごしたいな イライラが広がる世界を相手に 潰れそうなんだ  何にもない所へ どこか遠くまで さらりとふわりと僕を連れて行ってくれないか  いつもの街にも新しい時の鐘が響く 笑顔で溢れる優しい時代の幕が開ける 僕らから手を差し出して迎えに行くんだ  難しい言葉やニュアンスで丸め込まれたり どさくさに紛れて 大切なルールが決まったりしてさ  この目を見開いて 耳をそばだてて 明日を生き抜くため 日々に期待して行かなくちゃな  届かぬ想いを 出来るだけ優しい響きに乗せて 何処かの誰かが気付いてくれたら 明日は変わる もう少しだけ諦めないで迎えに行くんだ  いつもの街にも新しい時の鐘が響く 笑顔で溢れる優しい時代の幕が開ける 僕らから手を差し出して迎えに行くんだ  待っていたって始まらないさ 僕らで迎えに行くんだ
アンセムTRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛TRIPLANE高速で通過して行く日々 流されていった 温度と僕と残像 繰り返し繰り返しの毎日 終わりのない夢 それだけを頼りにしていた  繊細で かよわくて 後ろ向きで 臆病な自分を 何よりも大切なのに 余裕がなくなって 手放してしまいそうになったりね  だけど こんなにも前を向いていられている そんな自分が 誇らしくもあって  「無限」と強弁した 可能性が 日々 僕を断念へと誘っても 「まだまだやれるさ」「これからさ」 そんな 勧誘に易々と乗って  叩いたポケット 音がして 何か 一つ 今 弾けた 何処も同じような悩みで溢れて騒がしい そうやって僕らは回っている  昨日までは 確かにあった胸の痛みが 一晩寝て 消えていた 「ほら 結局大したことないんだろう」って 大袈裟なやつと言われて 落ち込んだりして  それなのに 夜の闇に紛れて また そいつが襲って来て 漠然とした希望でさえも 追い剥ぎのように奪って行くんだ  名前のない不安は誰もが背負っている そんな時代さ 俯いてんな  未完成の情熱で踏み出した その足を正当化してくれるのは 誰かの教えじゃない お手本もない そう 自分自身だと 気付いているよね  スレンダーにしていった でっぱりや「らしさ」を さぁ いざ取り戻そうと足掻いても 何処にもない そもそもなかったと 開き直っていたんだ  時計の音が 耳障りに弾んでいる 誰かの輝きには 辟易して目を伏せる それでも 僕らには明日がある だなんて あぁ 野放図なもんだ  真実なんて 誰も手にしてはいないから 「まだまだやれるさ」「これからさ」って たわ言を高らかに鳴らして  叩いたポケット 音がして 何か 一つ 今 弾けた 何処も同じような 悩みで溢れて 騒がしい そんな時代だ 似たような歯車で 僕らは回っている
夜空の風になってTRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛TRIPLANE探して もがいて 夜空を見上げた 届かぬ想いを風に さぁ 僕らを乗せて行け  何処までも 何処までも 続いている この道に 身を委ね もう迷いも無い程に 手懐けられて  限りあるものだとは分かっていて それなのに 終わりなど想像もしたくはないんだ  震える夜に 何度も鞭を打ってさ 越えてきたんだろう? 次の闇が来たってさ そんな調子  繋げて 壊して 自分を変えたくて 遠回り? そんなの良いから 未来を飛んでいたい  求めて 欲張って その原型が見えなくなっても 今以上の僕で もっと ときめきたいから  カラカラと嫌な音を立てながら回ってる 空を切り 疲れ果てた自尊心が 愛しくもあって  逃げ道など もう 何処にも無いんだよと 突き付けられ 遠吠えに明け暮れるそんな日々なんてさ  深刻なムードも 健気に向き合ってさ 大切なものは 守り抜いて来たんだよ 確かね  讃えて けなして 自分を奪いたくて またいつか? そんなの無いから 今を飛んでいたい  誇張して 着飾って コアな僕がかすんでしまっても グラついて 立て直して 扉を開けるんだ  飛ばされ 消されて 明日も見えない 手の鳴る方へと がむしゃらに祈っていた  繋げて 壊して 自分を変えたくて 遠回り? そんなの良いから 未来を飛んでいたい  求めて 欲張って その原型が見えなくなっても 今以上の僕で もっと ときめきたいから  風になって また走って その向こうにあるかな
冬の街TRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛TRIPLANE雪は空から 直線を辿り 群れをなすように 大地に煌めいた  朝焼けの街を吸い込みながら 僕らも静かに ジオラマにとけた  マボロシを絵に描いたような 眩しい世界で  乾いた風 雪の白さ 僕を育てた冬の街が 形になれず はぐれていた 僕の素直な言葉を 君へと運ぶよ  手を繋いで歩いた道 忘れない思い出と これからの僕らを 刻むように 強く握りしめて 離れないように  僕が これまで 惑わされてきた 感情全てが ちっぽけに見えた  寂しさの意味を その本当の意味を知った時 僕は こんなにも 大人でした  どれだけの安堵を その笑顔から もらえているんだろう  時を止めて 透き通る香り 僕を育てた 冬の街が 追いかけてた理想を また僕の胸の奥に打ち付けてくれるよ  上手くいかない その苛立ちで 削り合う優しさも 僕らを奏でる その為に 必要なスパイスだったねと 笑えるから  あどけない 僕らが ほら そこにいるよ  乾いた風 雪の白さ 僕を育てた冬の街が 例えようもない強さと優しさで 僕らを また 包んでくれるよ  手を繋いで歩いて行こう そのままの僕らで ささやかな日々を刻むように どんな未来だとしても 君と手を取って  冬の街の風に僕らを乗せて
モスキートTRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛TRIPLANE始まりは 蚊の鳴くような声で カタチになっていった 指でツンと押せば 倒れそうに儚く  慣れ過ぎた手さばきで捕らえた 僕を笑うように ひび割れた関係が 月夜に映えていました  誰を求め 何を描いて この先 どこへ向かうの? もう どうなったって 無くなったって 構いはしないけど やけに羽が騒ついて  抱き合うようにして 互いに傷付いて 分かったような顔で求め合った 叶わぬ恋だと? そうとも取れるな  「今更?」って声が聞こえて 「だってさ」って 無理を通していた またいつ逢えるの? これも愛だろう  それはまた格別な匂いで 誘いに乗っていた 待たされた分だけ 執拗に吸い付いた  繰り返す定めかのように 僕を襲っていた 懐かしくもある胸の動揺が切なくて  引き出しの中 空っぽになった 言葉なんてどこにも無かった 胸をあさって 一難去って 後悔はしないけど それでも僕は騒ついて  絡まり合った線で結ばれていて きっと もう 離れはしないなんて お伽話じゃあるまいしって笑った  「もっと」って顔が愛しくて 何度だって羽ばたけそうだった 束ねた愛などはいらないよ  冷めた「ごもっとも」って顔が綺麗で ずっと ずっと 見つめていたかった その目には どんな僕が映っている?  少しだって 良かれと思って 真っ当ぶって 明日を語っていた まだ逢えないのかい? それもありだろう  眠っていたダメな心が 何処までもいっちゃったら 連れて来て 僕のところへ ずっと ずっと 抱きしめよう  また ふっと 消えたくなれば 二人だけの酸素の上 夢をプカプカと浮かべてさ 幸せになろうよ  抱き合って 互いに傷付いて 分かったような顔で求め合った 叶わぬ恋だと? そうとも取れるな  「今更?」って声が聞こえて 「だってさ」って 無理を通していた またいつ逢えるの? これも愛だ  馬鹿げた 世も末のこんな歌なんて 千切って捨ててしまっても構いはしない 君がいない僕なんて なんなんだ?  どうやったって 君が欲しくて 今夜だって 眠りは遠そうだ またいつ逢えるの? これも愛だろう
シナリオTRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛TRIPLANE現実と照らしながらシナリオ描いて 主演を全うして来たのは まぎれもない僕らだ  無邪気に風と走ったのは序章だなんて 僕はまだ手に汗握ったまま 夢ってやつを連れてるんだ  時に心折れちゃいそうさ マイナスはプラスだ 叶うはずだって 他の誰でもない僕を 自己暗示にかけながら  鮮やかに彩られた シナリオには無い未来を求めては 手探りの今を ただ 目の前の今を やり抜くんだ  何処までも行けるかな 踏まれても立ち上がれるかな 耳に届くその声が 目に焼き付いたその笑顔が 僕の中心を 揺さぶってくれるよ  シナリオと照らしながら現実を描いて 主演を全うして行くのは紛れもない僕らだ  「こんなはずじゃない」と立ち止まる時 マイナスはプラスの布石なんだって 背中を押してくれるのは いつだって あの輝きの中に その歓声が聞こえるから  決められた場所などないし 何を未来と呼べるのだろう 求めては 塗り替えた今を ただ目の前の 今と寄り添うんだ  いつまでも続くかな 閉ざされても こじ開けるのさ 胸に灯った光が消えないうちは このストーリーを 僕の前進を 見守ってくれるかい?  喜怒哀楽が何の足しになる されどそれが全てなのかも知れない 僕らは無知で 全ては未知で 粗削りのままの本能を むき出しのままの生きざまを  鮮やかに彩られた シナリオには無い未来を求めては 手探りの今を ただ 目の前の今を やり抜くんだ  何処までも行けるかな 踏まれても立ち上がれるかな 耳に届くその声が 目に焼き付いたその笑顔が  僕の中心を 揺さぶってくれるよ  君の中心を 揺さぶってみせるよ
祈りTRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛TRIPLANE流れていく そのままに 渦巻く世界の濁りに呑まれていく  人は 誰も 優しくて 心には正義を持つと信じている あぁ...  また 誰かのズルさに噛み付き 溢れた果汁の苦味で悶えたりして 無駄を絵に描いているんだ  遠くの何処かへと 逃げ出せるものなら そうしたい 擦り切れたジーンズに僕を引きずって  選ばれたものだけが笑うための そのシステムの底に立って 僕ら どんな顔で また 明日を迎えるんだろう  いつだって 自分だけ助かりますように そう手を合わせ 唱えている もう なんて幸せなプレイなんだ oh, God bless you  丸め込まれたままで あぐらをかいたこの国を愛して行くなんてさ 気が違っちゃいそうだ  ウィットさえ履き違えた老いぼれのシワに 我が子と儚い願いを託せるのでしょうか  虚しい現実に目を伏せ 空に何を見て行こう  閉ざされた闇に怯えながらも その地べたに住み慣れちゃって 僕ら どんな顔で また 明日を迎えるんだろう  情報の網を隠れ蓑みたいにして また 誰かにケチをつけ 笑えば 今夜も上手く眠れそうだ オシアワセニ  傷付いていない人などいない みんな痛みを抱いて 祈ってる  選ばれた者だけ笑わせて それ以外には目もくれていないんだ いつになったら 僕らは そう気付くんだろう  そして 求めた光を浴びるために 手脚捕らわれ 踏みつけられる もう なんて幸せなプレイなんだ よだれ垂らして また 明日を探している oh, God bless you
The garden~五稜星の夏~TRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛夏らしい匂いが 僕らを覆ったら いつもの街も 少しだけ違う顔に見えた  騒がしい心を 落ち着かない心を 照れくさい興奮を 今年も僕らは待っていた  昨日までの不甲斐ない自分も ありふれて 飽きていた日常も 祭囃子に包まれながら 街の騒めきに溶け込んだ  掲げた手のひらに 報われない日の誓い 願う事も祈る事も諦めてた君にエールを  五稜星たなびく街の夏を彩っていく その声に その笑顔に グラスの響きで さぁ 始めようか  Oh...  10, 9, 8, 7, 6, Are you ready? 5, 4, 3, 2, 1, Go!  掲げた手のひらに 報われない日の誓い 願う事も祈る事も諦めてた君にエールを  五稜星たなびく街の夏を彩っていく その声に その笑顔に グラスの響きで さぁ 始めようか  愛すべき自分を責めてしまうような時も 肩を抱き合いながら 笑い流して  掲げた手のひらに 報われない日の誓い 願う事も祈る事も諦めてた君にエールを  五稜星たなびく街の夏を彩っていく その声に その笑顔に グラスの響きで さぁ 始めようか また僕らの夏を始めようか  Oh...
ミルクTRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛TRIPLANE街道沿いの秋風に パラパラと散らばっていた 色の葉に呼ばれるように 記憶の世界が開いた  夢ばかりを追いかけて 誇らしげに話す僕を 嬉しそうに見つめながら ティーカップを両手で持っていた  「好きだよ」 そんな風に 僕らは 笑っていた…  置いてあるだけの看板も 時が止まったままの時計も 君の顔が浮かんで来るよ いつも聞いていた君の声が  ましな顔して僕も居るかな 君に逢って何を話そうかな 僕の大切な君のこと もっともっと話したかった ちゃんと伝えておけば良かった  大学の道に敷き詰まった 鮮やかな落葉樹の葉 拾い上げた指先に 君の涙が落ちた  「ゴメンね」と溢れたように聞こえた 最後に 多分 そう聞こえた  傷だらけの古いテーブルも まるで無関心そうな猫も 出来上がった名もないサウンド 意味などない言葉並べて  片っぽずつイヤフォンで聴いた 君にだけ 渡したかった歌 戻れないよ 君は居ないよ 僕にも もう 違う僕があるから 君が知っている僕じゃないから  苦いコーヒーと焼けたトーストの香り パリンと割れたみたいな思い出と この先 何処までも歩いては行けないよな  仲間の夢を乗せていたフライヤー 白髪頭の静かなマスター 不意打ちみたいによみがえる サヨナラのまま止まった景色  忘れたよ なのに 涙が出た ミルクが僕を僕に戻した 君と僕は もう 居ないから 今の僕がここにあるんだ ラララ... 僕らは きっと これで良かったんだ
新世界TRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛TRIPLANEキャストで威圧してた 焼き増しのような物語に 感化されて涙した 己のセンスを問いただすよ  才覚の乏しさから 未だ 何ら答えは出ていない あぁ 偉大なるテクノロジー その日進月歩にほだされる  oh yeah  混沌としていてさ 何が何だか もう 分かんないんだなぁ  保たれない 秩序と倫理で 絶望を 飼い慣らすように 絡まり合う 欲望の線で この世界は 固結びさ  oh yeah  その向こうでは 今 何が起きた? そして こちらに至っては まだ息をしているんだ  剛腕な起訴の群と 癒着した判事の出来レース 僕とその家族だけ 巻き込まないでと祈るのさ  oh yeah  燦然としていてさ 希望なんて 口に出せないんだなぁ  夢に見てた それと 等しくあれ 伝承を取り戻すように その道は かくも険しく入り組んで 抜け出せんぞ  oh yeah  その向こうでは 今 何が起きた? そして こちらに至っては まだ息をしているんだ  人知れず 耐え忍んで 歯を食いしばって 我が身なんて顧みずに 尽くした人々  あぁ なんて住み良い世界だ もう 賛成も反対も 正義も悪も無いよ  保たれない 秩序と倫理で 絶望を 飼い慣らすように 絡まり合う 欲望の線で この世界は 固結びさ  oh yeah  その向こうでは 今 何が起きた? そして こちらに至っては まだ息をしているんだ
君もいますかTRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛TRIPLANE前を向いたまま これまで歩いて来た そうやって言い聞かせて 自分をぶつけながら 建て前を塗り替えるように  「もう少し」と言われても いったいどれだけ 越えるものがあるんだろう? 知る程に ぼやけて 煙に巻かれていた  大事なものは 最後に 手元に残っていますように そんな願いを込めながら あと どれだけ 進んで行けるだろう  今も 迷ったまんま走っているって 君もそうやって生きているって そんな気がして また前を向けた  孤独の中 自分を試したりして 余計な妄想が降って来たって もっと 自分が 輝いた場所を探せるように  笑いたいって気持ちには なれていないな 最近は特にそうかな くすぶった火を灯し それで良しとしちゃいそうで  振り返っても そこには 埃を被った僕がいて 忘れていないような 捨てたような そんな記憶が ぼんやりあるだけ  ギリギリで笑って過ごしているって 君もそうやって生きているって そんな気がして 少しだけ和んだ  傷付いて 悔やんでばかりだって それでも 未来は きっと もっと ずっと 輝いて見えるって信じていた  未解決と 蓋をして逃げた そのままにして 放って置いた 自分の意思を  今更 どんな顔して 迎えれば良いんだ そんな悩みが 君にもあるのかな  もう どんな風に走って良いか 分からなくて 止まったりしてさ 辛い方が少なくはないと感じたり  だけど 迷ったまんま 走って行くよ 多分 君もその道の上にいて 背中を押してくれる  降り注ぐ希望の光の方へ 握り締めた願いを持って きっと 僕らの明日があると信じて
はじまりのうたTRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛夢から覚めずに 気付けば歩んできた これから もう少し 冒険をしたいなんて気分さ  どれだけ話せば すべての過去を照らせるだろう この手をこぼれるくらいの 優しさと愛に報えるのだろう  眩しいほどの光に導かれて この道は何処へ続くのか  遠くて 遠くて 届かない気もするけど それでも 逢えそうな 女神の微笑みを欲しがって この胸を灯して行こう  苦しみ 悲しみ 僕のなんてほんのちょっとさ この手で未来を描いて これ以上一体 何を求めるのか  高くて 高くて 越えられないと怯えてた それでも 見えそうな 世界が僕を呼び覚まして 一進一退を繰り返す毎日さ すべてを受け入れて行くのさ  遠くて 遠くて 届かない気もするけど それでも 逢えそうな 女神の微笑みを欲しがって この胸を灯して行こう すべてを受け入れて行こう
bridgeTRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛さぁ 夜明けの声だ 朝を告げる鳥達の歌声に 耳を澄ませたら ほら 聞こえてくるだろう “What a wonderful day”  窓を開けdeep breath 体中に巡らせて 緑の風 大地の恵み 高い青空の下 踏みしめる確かな今 置き去りの昨日の自分に もう 笑われはしないだろう その先へと行けば そこにあるんだろう  時計台の鐘の音が鳴り響く度 この胸を踊らせる 走らせるんだ  風をまたぐように“僕ら”を越えるんだ 泪の橋を辿って 未来へと渡って行け 悔やんでいた いつの日か この手をこぼれ落ちた 希望の光 果敢なくても 僕らの手で また 明日をめくって行くんだ  見え透いた感動 二番煎じの衝動 予定調和の異論 ハリツケの本能 知りたくもなくて 目を背けたくて 穴ボコだらけになっていた心を また 悲しみで埋めながら 聞こえてくる音 この胸に突き刺さる  風と歌うように“僕ら”を叫ぶんだ やり場を失くして 塞いでいた本性をかざして行け 悔やんでいた いつの日か 知らぬ間に見失った 希望の光 果敢なくても 僕らの手で また 明日を手繰って  記憶みたいな夢の中 だだをこねた少年が映って 忘れかけていたうねりが 胸にこだまする  風をまたぐように“僕ら”を越えるんだ 泪の橋を辿って 未来へと渡って行け 悔やんでいた いつの日か この手をこぼれ落ちた 希望の光 果敢なくても 僕らの手で また 明日をめくって行くんだ 明日へと渡って行くんだ
サクラのキセツTRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛待ちわびていたような 目を背けてしまうような 桜の並木 こもれびの日々 また今年も訪れる  手を握って「好きだよ」って言えないまま 手を振った…  桜の花が散る頃 君をまた思い出すのだろう 春の風に吹かれて 並んで歩いたこの道で  目を閉じたりしなくたって ちゃんと思い出せるような 君の手触りを その温もりを ひっそりと 今も 抱き締めて暮らしている  遠回りしながら 街の匂いに埋もれながら 夕焼けの中 自転車漕いで 長い影を揺らしていく  とっさに 君の涙を笑いにして 濁してしまった…  桜の花が散る頃 君をまた思い出すのだろう 急な雨に打たれて 笑い転げたこの道で  もう充分すぎるほどに 時を重ねてきたんだけど 君の笑顔だけ 色褪せないんだよ あとどれくらい 誰かを好きになれば良いんだろう  花に笑顔を映して 雪に涙を隠して 越えてきた季節を数えながら 僕らは大人になってきた  桜の花が散る頃 君をまた思い出すのだろう 春の風に吹かれて サヨナラしたこの道で  胸に手を当てなくたって 今でもここにあるような 君の手触りを その温もりを これからも 胸に抱き締めて生きていく
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
ラブソングTRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛今から少しだけ 嘘も交えたりしながら 君へのラブソングを綴るよ 実話を基にしたフィクションみたいに 話半分くらいで聴いておくれ  たまに気が立ったりして 当たったりして ゴメンねって思ってる けど もれなく反撃してくるから 謝れない  可愛いくない態度も 素直じゃない所も 僕のフィルターを通して愛しさに変えるよ 無防備で不器用な日々だけど それが 君と僕らしくて良い  どんな時だって 笑顔で居ようって そんなのは まるでリアリティーがないね カッコつかなくて 上手くいかなくて 泥だらけの日々を磨いていこう  春夏秋冬 どこを切り取ってみたって 彩り豊かに 揉めてばかりだけど  何度も 何度も 手直ししながら 大事に 大事に 育ててきた想い うねったり 出っ張ったり してるとこが 君と僕である証なんだよ  好きって気持ちや 嫌いだって感情や これが愛かもなとか 恋の仕業だとか そのどれもが違ってる でも すべてが当たっているみたいで 笑えてくる  一人で悩んで 夜を越える日は 孤独で 怖くて 臆病になってしまうけれど  何度も 何度も 手直ししながら 大事に 大事に 想いを育てていこう うねったり 出っ張ったり 引っ掻いて傷が付いてしまったとしても 二人で乗り越えよう  これを最後に ラブソングなんてもう歌えない それなのに あんまり上手くいかなくてね 僕らしいって笑うかな 蓋をして 墓場まで持って行ってよ
東京ヒロインTRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛往復で何度乗り換えて君にたどり着く? 少しバカらしくも思うくらい 真面目に僕は皆勤賞さ  自意識で塗られて虚勢を張る街並み みんなの夕焼けが 僕らを いつもと変わらず見下ろす  時の繋ぎ目の隙間からこぼれてしまいそうな 不安定な僕の弱さがじわりと 今 溶け出して  わかっていた いつか君は 誰かだけのヒロインになっていく その笑顔も その匂いも すべて持って行くんだ 忘れてないけど 見て見ぬ振りをして誤魔化す毎日を 笑い飛ばすような せわしない風に飲まれてく  容易くて呆れるくらいに思い出してる 何故かこんなにも愛おしくなって むず痒さも覚える  重なる針が知らせる意地悪い現実を 笑いながら 君が僕を遮って また蓋をした  気付いていた いつか君は 誰かだけのヒロインになっていく 笑い声も 泣き顔も 綺麗に消して行くんだ 足りないよ まだ 数えきれないほど君と見たいものが キリはないけれど 頭の中を旋回してる  どうしてさ いつか君は 誰かだけのヒロインになっていく 手に負えない悪い所も ちゃんと持って行けるかい? それでもさ 君がサヨナラを口にするまでは この安らぎに包まれている僕で居たい
アンブレラガールTRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛不規則なリズムの雨音 捉えようもない君の心みたいだ なんて 僕は君の心なんて 何一つ知りもしないけど  知らないついでに あだ名を付けよう 今日から君はアンブレラガール 深い闇に滑り込んでは 雨に打たれているみたいな日々さ  限りある現実 それじゃあんまりにもったいないよ  今 僕から手を差し出して始めよう この先もずっと 笑いを君にあげる もしも 遠くまでこの声が届いているのならば 作りかけの未来を飛ばしてみるんだ まだ 不安定な形のまんま 響きに委せながら  雨上がりの空は ごく自然な現象として 虹が架かる そんなありきたりの景色だって 僕は笑顔になれたりするんだ  それでも君はうつむくんだ なんせ筋金入りアンブレラガール 独自の妄想にもがいて 抜け出せずジメジメしてんだろう  皮肉にも僕は そんな君がちょっと愛しいんだ  また 僕から手を差し出して始めよう この先も ずっと 笑いを君にあげる そんな遠くまでこの声は届くはずもないけど 君に見せたい未来を飛ばし続けるよ まだ 未完成の答えのまんま 勢いに委せながら  いつも 僕から手を差し出して始めよう この先も ずっと 笑いを君にあげる そしていざって時もこの声が聞こえているのならば 無数にある影の中 君を呼ぶんだ もう 不安定な形じゃないさ 想いを響きに換えて
浴衣の君TRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛嬉しいことにだって 悲しいことにだって 心が慣れてしまったのは いつの日からなんだろうな  優しさは少なくなって 代わりにズルさを手にしていた 矛盾なんてのは もう へっちゃらさ 声を上げて泣きたい気分  漠然と ただ漠然と 撫でてみたこの胸の内側に 引っかかって邪魔をしていた あの夏の物語  まるで世界が変わるくらいの恋を 君と演じてしまった あの花火が慌ててしまう程の 長い長いキッスでした  たとえ世界が終わるとしても 僕らには些細なことだった きっと 花火の音が止むまでの 儚き永久を手にしていたから  真夏の色に染まって はにかみにも酔っ払って ドラマティックなんて期待してさ 夜の薫りに浮かれていたんだ  呆然と ただ呆然と 満天の星空に照らされて 夜が終わる名残惜しさに 為す術も見当たらない  浴衣の君に魅せられてしまって 三十一文字には収まらない あの花火は敵か味方か 煙る空に幸を問うた  あの日 世界が終われば良いなんて 不謹慎にも脳を過ぎった もう 花火の光は見えないよ 僕らの夏が終わって行った  忘れはしないよ 時の流れに逆らって 枝垂れ柳のスローモーション 幾重にも織り成す夢  口が裂けても言わぬと決めた 甘いセリフが声に換わった 男に無き筈の二言とやら 今宵限りは許したまへ  まるで世界が変わるくらいの恋を 君と演じてしまった あの花火の終わりに気付かぬ程 長い長いキッスでした  たとえ世界が終わるとしても 僕らには些細なことだった あの花火の光が止むまでの 儚き永久に酔いしれていた
EvergreenTRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛街の空気を捕まえに行こう 少し風変わりな自分を求めて彷徨う  浮かんではまた消えていった感情 僕を切り取って飛ばすんだ 無係数の放物線を  見えないものを信じて 止まれない自分でありたい 充たされない夕暮れの街 意味が溢れて胸焼けが襲ってくる  逃げも隠れもしないさ 紛れもないさ 僕でしかない 今を瞬いて 過去を紐解いて 無知を遊んでたあの日のように  眠たい池の水に写った 忘れ去られた日の影が 歪んで笑ってた  目に留まらず流れていった景色 その片鱗に耳を澄まして 拾い上げた不朽の声を  何もいらない コトバなんて 五月雨に乾いていった心に 割れんばかりの旋律を 報われぬ魂のカンタービレ  高層ビルをまたいで 皮肉を抱いて 斬り捨てしまった僕を 現状へと連れ出して 未知を楽しんでたあの日のように  見えないものを信じて 止まれない自分でありたい 充たされない夕暮れの街 意味が溢れて胸焼けが襲ってくる  逃げも隠れもしないさ 紛れもないさ 僕でしかない 今を瞬いて 過去を紐解いて 無知を遊んでたあの日のように
星空のメリーゴーランドTRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛街が静かに眠る頃 独りぼっちの君を呼び出して 素敵な夜景を眺めて 好きなミュージックを鳴らしながら  明日の事は置いとけよ 僕の片一方の脳が言っている 大切なのは今も一緒さ こんなに星が綺麗だから  世界は回る 君とダンスをしている間に 手を取って エスコートして 苦手なステップを 今日こそは踏んでみるよ  見えるもの 触れるもの あまりにも増え過ぎてお手上げさ 少年の僕が問いかける 「なんで そんな怖い顔してるの」って  難しい仕組み覚えたよ なのにこんなにも空っぽなんて 首かしげて笑っていたね 口を尖らせ泣いていたね  今日も世界は回る 君と僕を連れて行く 現実と夢を泳ぐ 僕らはメリーゴーランド  それでも世界は回る 昨日の僕を置いて行く 気まぐれで不安定な 空模様に振り回されながら  星空が不機嫌な夜は 羊を数えて君を寝かしつけよう 夢から覚めても 不安になったりはしませんように  また世界は回る 君と僕を連れて行く 現実と夢を泳ぐ 僕らはメリーゴーランド  それでも世界は回る 昨日の僕を置いて行く 気まぐれで不安定な 星空が笑っている  また世界は回る… 今日も世界は回る…  神様の休養日には また二人で夜を抜け出そうよ 今度は僕の知らない世界へ 君が手を引いて連れて行ってよ
スポットライトTRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛どれだけ言葉を探しても 追い越すように溢れてくる想い ただ星空を眺めていた ただそれだけ それだけなのに  いつもあると思っていたもの そこに居ると思っていた人 当たり前じゃないと気付けたら 大切なものが増えていた  自分のために生きて来たのに それだけじゃ 何故か足りない  叶えたい願い握りしめたまんま 何処まで歩いてきたんだろう 時を刻むメトロノームの音が サヨナラの合図に聞こえてしまっても  届けたい想い 声に出せばいつも 上手くいかないけれど それでも胸を張って 君を呼んで 手を繋いで明日を迎えに行くよ  教えて欲しい僕の全てを 僕も知らない本当の僕を 君のその手でこじ開けて 鍵は ちゃんと君がとっくに持っている  世界が僕を見放す時も 君が居てくれるなら 怖くはない  追いかける夢 悪あがきだとしても 君だけは信じてくれるかな 都会を急いで行く人波の足音が カウントダウンに聞こえてしまっても  繋ぎ止めたい そんな想いも いつか 途切れてしまうのかな それでも胸を張って 君を呼んで この手足で明日を捕まえに行くよ  叶えたい願い握りしめた手で 君の手を引いて行けるかな 未来を照らしているスポットライトの光が 僕らを避けるように逃げてしまっても  何もかもが思い描いたままなんて 上手くいかなくても それでも胸を張って 君を呼んで その答えで明日は変わっていくんだろう
羽根TRIPLANETRIPLANE江畑兵衛川村健司・江畑兵衛また 不毛な口論に アイスティーの滴で君が描いてた 記号でも文字でもない 即興の感情表現  その意味が分かんなくて しばらく眺め耽っていたんだけれど へんてこな事に 何故か僕は その形に未来を見た  広い世界の真ん中に僕を浮かべて 不安定な要素も誇らしげに笑ってやるさ  可能な限りの加速で僕は飛び立つよ 羽根は生えてないけど ダメなイメージは湧かないんだ 目指す場所は何処でも良い 越えてみたい自分が居るならば 例え強風が襲って 着地がグラついても 必ず僕はそこに居る  ある日 君が乱暴に開けて 床にばら撒いた ストロベリージャムのその形 新しい世界地図になってた  無重力みたいな交差点に 僕はあぐらかいて 醜いハンディキャップも 笑いながら愛してやるさ  ありったけの覚悟を抱えて僕は飛び立つよ 羽根は生えてないけど落ちる気はしないんだ 代わり映えのしない日々に 色褪せて行く自分が居るならば 多少リスクを冒してでも やってみる価値はあるはずだから  僕らに与えられてる時間は限られている そう アディショナルタイムは無い 全てを棒にふるようなマネしなさんな  可能な限りの加速で僕は飛び立つよ 羽根は生えてないけど ダメなイメージは湧かないんだ 目指す場所は何処でも良い 越えてみたい自分が居るならば 羽根は生えてないけど… 背中でしかないけど…  ギリギリの毎日 それでも僕は飛び立つよ プロペラも無いけど 自分を信じているから ダメな過去はどうでも良い 塗り替えたい自分が居るならば 羽根があるみたいにさ やれるだけの僕を見せるよ  羽根のように…
let usTRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛現実を見つめて 眉をひそめてるなら 全て忘れて 扉を開けなよ 悲しみは喜びに加工してあげるから 境界線など取っ払い 君を剥き出して  let us… let's dance…  光とその影 憎しみと愛も 正論も理不尽も辻褄合わさる 迷いそうになったら ダメになりそうなら 恥じらい投げ捨て 君を剥き出して  コノユビトマレ  let's dance What's up ? 怖がらなくたって良いのさ んで スタイルはもっと自由に 思った以上に 合図は 最後あの“Auld Lang Syne”(蛍の光)が鳴るまで dance, let's dance ハイクオリティーの魂で  let us… let's dance…  遠回り 近道 加速も 減速も 誰かの言いなり そんなんでホント良いの? 誰にも言えずに塞ぎ込んでるなら 心を解放して 君を剥き出して  僕を頼っていいから 委ねていいから ぼやいたり 愚痴ったり それで満たされちゃう時だってあるのさ 自棄になってさ 肉体も心もあずけて さぁ  テノナルホウヘ  let's dance What's up ? 遠慮なんてのは必要ないよ standでイキたいなら 同じように もっと異常に ノンストップで行こう まだ“蛍の光”(Auld Lang Syne)は鳴らないんで dance, let's dance マイノリティーの種を撒いて  欲張ってよ 楽しんでよ 思いのまんま 悔いの無いように 数え切れない 例えようもない 記憶を海馬にしまいこんで 仇になった また とちった って嫌なイメージは修正しちゃって フラストレーション飛ばした軌道  テンマデトドケ  let's dance What's up ? 怖がらなくたって良いのさ んで スタイルはもっと自由に 思った以上に 合図は 最後あの“蛍の光”(Auld Lang Syne)が鳴るまで dance, let's dance ハイクオリティーの魂で  dance… まだ自由だった感情の色を dance… 恥じらいを捨て 境界線を越え dance… あの“蛍の光”(Auld Lang Syne)が鳴るまで dance…  let us dance…
TRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛明日 明日の風が吹かずに また 不安が僕を襲っても となりに君は居ない もう 別々の二人  いつもは通らないように避けていた この回路にまんまと捕まって 往復しては 傷をえぐってる 無音の悲鳴が脈打ってる  気が付けば 癒しばかりを求めてしまって その胸の痛みに気付いてやれなくて どう転んでも 悪いのは僕なんだよ 柊の季節 君と歩いてた  仕事が終わる時間に合わせて コンビニで待ち合わせをして 味気の無い弁当を買うだけ 手を繋いで帰るだけ  口を開けば 愚痴ばかりを並べてしまって 退屈な人だって決めつけたりして どう探しても 君は居ないんだよ 柊の季節 君と笑ってた  未来から逃げたくなるような事実に 色を着けて メディアは煽り立てるけど どんなに君を案じても 祈る事でしか 僕はもう 君を守れない  あるべき姿に戻っただけなんだよ 君と居た時間が奇跡だったんだよ どう悔やんでも 後の祭りなんだよ 柊の季節 君と歩いてた あの道の上 ただ手を繋いで その笑顔を横に  明日 明日の風が吹かずに また 不安が君を襲うなら 僕が傍に居るよ なんてね 別々の二人
JellyTRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛だいぶ遠回りをして 多分 時間稼ぎしていた 君と出逢うまでのその間 じっと待ってたかのように  無駄な出っ張りぶつけ合って 足りないものは補い合って やがて二つの「まる」になって行く そんな理想なんかどうだって良い  「青春」なんてのは 文字化けした ただのまやかし なんて高をくくっていたのに 今更 とんだピエロ 演じてしまうのか  間違いだらけの 世間知らずの 君じゃなくちゃ 僕は こんな風に夢中になってはいないだろう 勝ち誇る君は 不適な笑顔を浮かべながら 僕をあやす その仕草 板に付いてるね 愛しいよ  不揃いの背中並べて 雨上がりのベンチに腰掛けて 明け出した空 君が少し酔って 僕の肩にもたれかかる  ジェリービーンズの欠片を 無理矢理 僕の口から啄む こんな形で朝が来るなら 最後の甘いカクテル もう要らなかったな  飲み込むだけの 愚痴や不満を「日常」と呼んで 消化しきれず逆流して また頭は病んでる 君に逢えれば 少し癒えるかも知れないだなんて 打算だけの気持ちなら 他の誰でも良いはずなのに  「大切」なんて言葉を 都合良く振る舞って来たけど 本当の意味は 実際 どうなの? 教えてよ 君を想って また夜を越える  間違いだらけの 世間知らずの 僕になって 何も考えず 今は 君を好きでいて良いかな 足りない頭で ひねり出した答えにうなずきながら 放つ笑顔 やけに優しさで満ちてるね 愛しいよ アメと鞭みたいな その安らぎで僕を満たしてよ
Running StarTRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛楽観的思考が手助けになるんだ 夢と幻想の狭間に住むのさ 諦めてない 何も見てない まだ 予告編だけなんてご免だ  モヤっとしているオチの folktail みたいな現実絵巻の中で ほら 生きてるかい? 満たされてないんだろ 半狂乱 気高きランニングスター  スクワット 50×3つのセット 更にイメージ膨らまし燃焼 糖質はカットのbeer 浴びよう 波に乗れよ そんな生き甲斐だ  おざなりの日常から脱走 求めてるだけじゃ無駄なる理想 頭を使って 嗅ぎ回って 先を急いで  ギアチェンジしたなら僕らは行くよ 光り輝くこの道を行くんだよ その先に何があるって言うんだろう? 如何なる理由であろうと自由 足を踏み出せ  走る 僕のままに 何処まででも 不安や迷いを抱えながらも 生きているから また明日がある それだけで良い  サボッちゃいないが うまく行かないんだ 嫉んで妬んで破裂寸前さ 生きてるかい?辛うじて I'm OK 着の身着のまま息を繋いで  長いものに巻かれちゃいないんだよ 寝ても覚めてもファイティングポーズを取れ 勢い余って また心病んで って 繰り返しちゃいるけど  走れ 君のままに 何処まででも 期待や焦りと寄り添いながら 生きて行けたら まだ先はある そう信じれば良い  抱えきれない程ある困難も 山積みのまま置き去りの不満も 笑い飛ばす その勇気を身につけるんだ 不器用なままの自分を憂うな いつだって僕らそれぞれがランニングスター 誇れ 己の存在を それが答えだ  時に 勇み足で 空回って 途方に暮れる日もあるけど  走る 僕のままに 何処まででも 不安や迷いを抱えながらも 生きているから また明日がある それだけで良い 何は無くとも 明日がある それだけで良い
ゲルニカTRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛腕組みをしながらベランダに立って 高層階でもないけれど見渡した世界 曇り空の向こうに輝いている 聞き覚えのある哀愁の音  人知れず泣いている少女の事 手を繋いで歩いている若い男女の笑顔 誰も知らない 干渉し合わない この街の夕暮れ きっと明日は日本晴れ  それぞれが大切なものを抱えてる だからってさ 皆“winner”で笑えりゃ良いのかい? 理想や社会正義に もはや価値は無いんだよ もっとシビアみたいだよ 現実って  ほら 人民の 人民による 人民の為の国は何処だ 一般市民の 我ら凡人の 暮らしを何処へ運んでくんだ 雨が降って 風が吹いて 泣きながらパパの帰りを待っているんだ ラララ… さぁ 何処におられる この世界の主をひっ捕らえろ  もう忘れてしまってチャラにしたって良い 最初からそのつもりでいましたと繕うさ 誘惑は本能を痛いくらいくすぐって 骨抜きにされて 処理場行きさ  プライドが凶器になって 誰かを傷つけるだなんて 脅されたから もう怖くて振るえないのさ 捨てちゃった方が良い? けど持ってないとやられちゃう  じゃあ 本当の 聴くに値している マニフェストを添付ファイルで下さい 格差社会の ほら 少子高齢の 未来はどんな顔をしてるんだ 腰を振って 髪を乱して 泣いているママを支えて行くんだ ラララ… 日出ずる国を操る この宇宙の愉快犯に制裁を  先人の教え その結晶 尊い決め事 この血の温かみを 我が子の愛おしさを 今コインに替えてスロットを回して 一か八かの勝負で明日を占って そんな事 出来るはずない 許すはずないだろ  ほら 人民の 人民による 人民の為の歌を聴かせてよ 一般市民の 我ら凡人の 未来を優しく照らしてよ 槍が降って 街を突き刺して 泣きながらパパの帰りを待つよ ラララ… さぁ 何処におられる まず 甘やかした我が身を吊るし上げろ
アングルTRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛街を歩くと決まって僕を塗り潰す 絵画のような 色とりどりの 色んな人間模様 その先にある 物語  水たまりで我に返る 映った僕 今日はどんな顔してる? 何が知りたい? 誰に会いたい? 変な焦りが押し寄せるんだ  頭ごなしの自分らしさ その影に引きずられるように 東へ西へ走ってる 本当の自分捜してる  目障りな放射線が 頭を張り巡るよ 見せびらかす為の天使 ひた隠す裏の悪魔 時にかいくぐってみたり 束ねて抱きしめたりしてさ 付き合って行くしか無いだろう 明日はどんな僕を知る  季節とともに変わってく 街の装いに溶け込んでく僕らは またそれぞれの そう 別々の 道に流れて行くのさ  開発途上のオリジナリティー 誰かと比べて泣き笑って 時間の軸を漂ってる まだ終わってないと信じてる  耳障りな雑音が 心を埋め尽くすよ 明日への不安なのか 未来への期待なのか アバウトに探り当てた 答えが的を射たりしてさ 遣い切れない日もあるけど そんな僕に幸あれ  自分でさえも自分を知らない 生まれたての真っ白な円さ 時計の針が進んだ分だけ 笑顔の分だけ 涙の分だけ 様々に彩られた扇は今日も角度を広げ 死に際コンプリートして 初めて僕を知る 僕が何たるかを知る  多分 きっと そうかな  気まぐれな放射線が 頭を掻き乱すよ 不器用な欲望と 身勝手な思いやりと 憎んで遠ざけてみたり 讃えて寄り添ったりしてさ 付き合って行くしか無いだろう 明日はどんな僕が居る  気付いていない僕が居るかも まだ 知らない 僕のアングル
HUTCHTRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛「人間」って書いてみたなら たったの二文字で 「愛」や「恋」に至っては 無論 それ以下 なのに僕らはそれすらも不自由で 日夜 あくせく 振り回され 掻き乱されています  正解の無い問いと向き合い 裏切られちゃったりで 幸せ 売ってないか? なんて 捲し立てて 購入して手にしている奴が居るらしいって聞いて そのせいで また 気分は穏やかじゃないんだ  モノクロの情熱を絶やさぬように 灰になりかけの希望を抱きしめて  軽々しい匂いで誘う君で癒えてる 頭じゃ遮断してるけど 本能が受け入れる セキュリティーは解除され 侵入者の思うがまま そんな僕を連れ出してよ 固く閉ざした「僕」という檻の中から  教育された 僕ら変態は 働き快楽を得て 想像の域は超えないが きっと 終身刑 なのに僕らは「いつしか きっと」って祈りをヤメない 可能性なんてのは 不渡りになるのが相場  悪い予感を断ち切って 前を向く そんな仕事 「もう限界」と「まだ挽回」の境目も 裏も表も無いけど かすかな光が 冷たい壁の隙間から漏れてる 明日を信じて 敬って 崇め立てて行くんだ  「逆立ちした幻想」と嘲笑うように 現実が 今日も希望の首を絞める  いかがわしいセリフで惑わす君に飢えてる 頭じゃ処理し切れないけど 本能が呼んでる キャパシティーを広げて その魔法を受け入れるから 散々 僕を悩ませてよ 錆び付く前にその手で鍵を壊して  意固地になって過去をまたいで仁王立ち 何故 こんなにも執拗に 自分と対峙して 未来を探すの? ふとした拍子 予期せぬ形で 背中を押され こじ開けた扉の向こうには 何も無い また新しいスタートに立つ自分が居る  じゃぁね バイバイ また明日 誰かの歌が聴こえる 遠くなる意識の中で ほんの少し 笑えた  軽々しい匂いで誘う君で癒えてる 頭じゃ遮断してるけど 本能が受け入れる セキュリティーは解除され 侵入者の思うがまま そんな僕を連れ出してよ 固く閉ざした「僕」という檻の中から 癖がついてしまって 歪んでるけど
EZOTRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛探しあぐねていた理由を まだ見つけ出せてはいないけど また生きる事にしたなら それもユーカラ  鳥達が僕に問い掛ける 嗚呼… 山が僕に呼び掛ける 何千万の祈り  何処にでも落ちていたはずの そこらで見かけた事あるような光の欠片 また明日も探してるんだろう  永久の神が問い掛ける 嗚呼… 川が僕に呼び掛ける 空になったウタリ  気付き始めてる 淀んだ目の自分に 翻弄され続けてる 嘘の世界に  それでも必死になって食らいつくように 言い聞かせているんだ 愛すべきだよと 解き放たれたいんだ 無地の場所へ  鳥達が僕に問い掛ける 嗚呼… 山が僕に呼び掛ける 何千万の祈り
lightTRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛TRIPLANEうだる感情と 冷めた情熱を繋ぐ パイプライン 泥臭い 16ビート 閃光の sequence 満たされてました 網膜の痺れる残響  言わなきゃ良かった 知らなきゃ良かった 答えなんて 後戻りなんて 無い ふしだらなチークダンス お見それしました 時間を止める 全てを動かす delight  飽和して目眩がしてきた 苦い回想と煩悩の meet&greet 百八つの mistakes 笑えてきました 如実に狂いだした BPM  更々なかった そんな気じゃなかった 恥も外聞も知らぬ間に影を見ない 延長はもう良いです 眠くなりました 終わりを告げる 明日へと誘う relight  不意に舞い込んだ 胸を扇動した 君の flash light 青臭い 16ビート 言わなきゃ良かった 知らなきゃ良かった 答えなんて 後戻りなんて 無い 神様のせいです 失望しました 深い痛い闇で僕を踊らす  抱きしめよう 澄んでいる虚像 多面の実像も 全部束ねて照らす未来
one,twoTRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛TRIPLANE「左だよ」って誰かが言う 迷いもせず右を選んでみたんだ 「疑ってんじゃないか」って だって 信じたって 答えとか無いんで  独り善がっちゃいけませんってヘタり でも「人って誰だってそんなん」って 強がってないんだって だから 待ってよ って 気付いたら一人  瑠璃だって玻璃だって照らせば光る って 僕はじゃぁ何でここに居る? またディテール掘り返しては 眠れない夜を過ごすのさ  不安なんてどっさり抱えたまんまで 僕は大人って言えんのかい? 全て「何となく」で済まして来たツケに 脅えながらも走んだよ  今更何処に逃げ場があるでも 誰が助けてくれるでもないんだけど  one,two で生まれて それで one,two って息をしてんだ 触って 傷付いたって 「それで良い」って 君が教えてよ one,two って決めたって また one,two って変わったりして one,two ねぇ one,two 遠回りして僕を見付けてよ  乗り越えるべきは高い壁か 目の前の現実か その前に自分をまだ続けるってな意思を いかに かくなる上は「繋げろ」って言う?  大掛かりな夢も希望も 棄てちゃえば楽になった気がして んで喉から手を出しては 熟れたノルマが欲しいんだよ  右へ倣えで笑顔を讃えて 争いは悪だとも洗脳されて  one,two で始めて なのに one,two って終わってくんだ たまには怖気付いたって 「それで良い」って 君が教えてよ one,two って習ったはずが one,two って履き違えたりして one,two ねぇ one,two 近道して僕を見付けてよ  誰かの不幸を犠牲にして 僕ら 名ばかりの平和を手にしてんのに 「それが当然」と慣れ過ぎちゃって 寄って集って 鳴りを潜めんだよ でも知ってんだよ みんな知ってんだよ 無理して笑ってんだよ 陰で泣いてんだよ  one,two で生まれて 今日も one,two って息をしてんだ 触って 傷付いたって 「それで良い」って 君が教えてよ one,two って奪われて また one,two ってやり返したりして one,two ねぇ one,two 遠回りして君が見付けてよ  one,two で支えて すぐに one,two って離れてくんだ 「検討中」とか「そのうちに」とか まやかしだって 誰かが言えよ one,two で生まれて いつか one,two って消えて無くなんだ one,two ねぇ one,two もう裏道使って僕を見付けてよ
distanceTRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛TRIPLANE人混みを掻き分けるように 君を見つけ出したわけじゃない 君じゃなきゃダメだったわけでもない ただの偶然なのさ そうなのさ  綺麗ごとを言うつもりなど無いし お世辞なんて歯が浮いて言えない でもたまにちょっと思うんだ 君はそれで良いのかな どうなのかな  伸ばしてた髪を切っていた時 少し派手な色の服を着て来た時 それは何かのメッセージかサイン 気付くべきだったかも知れない  僕が躊躇したその先に 寂しげな顔の君が居たんだ 迎えに行こう 迎えに行こう 夜が明ける前に 朝になる前に 静かに  すべて順調なようで 何一つ前に進んでない そんな時は決まって君が励まし 僕はうつむいて口を塞ぐだけ  君には君の社会があって でも僕はそんなの顧みる事無くて 欲のままぶつけて わかってるつもりが そうも行かなくて  でも僕を癒すように その度に 大人の顔した君が居たんだ 迎えに行こう 迎えに行こう 夜が明ける前に 朝になる前に 静かに  夢を追うように 君だけ見てたら 幸せの意味も 愛ってものの価値も わかったりするかな 優しくなれるかな わかったりするかな 僕にも行けるかな 君の待つ場所へ  今も躊躇してるその間に 寂しげな顔の君が居るんだ 迎えに行こう 迎えに行こう 夜が明ける前に 朝になる前に  それでも閉ざしたこのドアノブに 優しく手をかける君が居るんだ 迎えに行こう 迎えに行こう 夜が明ける前 朝になる前に 静かに
brunchTRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛TRIPLANEカンカンと鳴る踏切の音 商店街を行く人々 僕は自販機でタバコを買い 線路沿いの街 君が浮かんだ  昨日の残業は応えた 寝てない日が続いてこじれた 「今年の風邪」って名の付いたいつものそれ 君はどうしてるかな  ずっと何処かに置き去りになって 探してた僕のこんな感情を いとも簡単に君が掘り出して 笑って僕に差し出したんだ まだ何となくでしかないけれど でも何となくわかってたような そんな気持ちは誰のものでもない 僕と君がいた それだけなんだ  柔らかな陽が射す昼下がり でも気持ちは少しも晴れてない かと言って雨の日に泣けるでもないよ って「なんてね」って笑った 見え透いた嘘 偽り 強がり 優しさも冷たさも半端な僕 多少君も気付いてた 少しだけ怒って許してくれた  うっかりと置いてけぼりになって 泣いていた君のそんな感情を 試行錯誤して僕が掘り出して 笑って君に差し出してあげるよ まだ何となくでしかないけれど でも何となくわかってたような そんな気持ちは誰のものでもない 僕と君がいた それだけなんだ  僕の夢を語った 君の暮らしを知った 未来の話もした 街はただの昼下がり 温めのカップティーを持って 二人寄り添って ただベンチに並んで  ずっと何処かに置き去りになって 探してた僕のそんな感情を 何故だか今頃君が掘り出して 笑って僕に差し出したんだ まだ何の確証もないけれど でもちょっとだけわかってたような そんな気持ちは誰のものでもない 僕と君がいる それだけで良い
キミのうたボクのうたTRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛TRIPLANE晴れた日にも 雨降りの日にも 僕らは緑と大地を望んで 辛いことや悲しいことも 同じ星見上げて忘れたふりした  うまく行かない日々の 願いや夢を託して  ラララ…君のうた ラララ…僕のうた  希望に疲れて 夢に振り回されて このまま静かに消えちゃったって良いや  折れた心の奥から 救いのその声が 聞こえている  ラララ…君のうた ラララ…僕のうた  力一杯漕ぐブランコ 遠くまで靴飛ばして泣いた 独りぼっちを抱き締めて 寝付けない夜に このうたを 君のそばに 僕のそばに  ラララ…君のうた ラララ…僕のうた  ラララ…君のうた ラララ…僕のうた  ラララ…みんなのうた
回遊魚TRIPLANE with DAISHI DANCETRIPLANE with DAISHI DANCE江畑兵衛DAISHI DANCE・江畑兵衛・守屋友晴DAISHI DANCE・TRIPLANEひたすらを繋いで行く 非日常を繋いで行く 道の上 ぼんやりして 迷いそうで 悩みそうで  無数に見える枝分かれ でも結局 道は一本かもなんて 揺れながら 惑いながら 元も子も無い の繰り返しで  届きそうなものだけ掴んで 届きもしない未知の頂上へ また藻掻いたり足掻いたりして 期待と現実を結ぶ  光ではなく 影でもなく 色でもない そんな幻想を求めて 逃げながら 追いながら 綱を渡るように 僕も忘れ 切り貼りして リペアして 息をして 「過去」と「今」と「未来」を描く 飢えながら 酔いながら 僕を呼ぶ次の波へと乗り込む  うんざりして 放り出して でも繋いで行く また繋いで行く 道の上 ぼんやりして 迷いそうで 悩みそうで  無限に見える可能性も 実はとっくに使い果たしているかもなんて 揺れながら惑いながらしては 本と末を転がして行く  意味もいらない 答えもいらない そんな日常に少し妬きながら 何遍も振り返っては 足取りを証拠付ける  言葉ではなく 愛でもなく 恋でもない そんな真実を求めて 懲りもせず 首の皮一枚ぶら下げて 朝を迎える 理などではなく 論でもなく まして時流や伝統なんかでもない 知らぬ間に それなのに 僕を呼ぶ次の波へとまた乗り込んでいた  安らかな眠りのゴールまで 泳がせてよ 疲れ知らずなんだ 数えきれない優しさと温もりと愛情の渦を掻き分けて 音も無く ただ ヒレをばたつかせて 自由遊泳してんだ  光ではなく 影でもなく 色でもない そんな幻想を求めて 逃げながら 追いながら 綱を渡るように 僕も忘れ 切り貼りして リペアして 息をして 「過去」と「今」と「未来」を描く 飢えながら 酔いながら 僕を呼ぶ次の波へとまた乗り込むんだ
ファイターズと共にTRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛TRIPLANE北風に身をあずけて 澄んだ空を仰ぐ 鮮やかな記憶の中 歓喜がよみがえる  雪解けの大地に 根差して来た魂を  共に刻んだ歴史も繋ぐ絆も 凛としたその勇姿に委ね 明日への希望と夢を乗せて ファイターズ go ファイターズ 輝ける未来へ  過ぎ去りし涙の日々 辛い思い出も 塗り替えるその強さで 我らを連れて行け  諦めや苦難も 手を取り合い乗り越えて行ける  出逢いも別れも 受け入れながら 全て「愛」に換えて進むから 永遠なる誓いと笑顔のため ファイターズ go ファイターズ 栄光の時代へ  oh…  共に刻んだ歴史も繋ぐ絆も 凛としたその勇姿に委ね 明日への希望と夢を乗せて ファイターズ go ファイターズ いつまでも誇りを ファイターズ go ファイターズ 輝ける未来へ
Dear friends 2012江畑兵衛(TRIPLANE)江畑兵衛(TRIPLANE)江畑兵衛江畑兵衛多胡邦夫毎日陽が沈むまで泥まみれになりながら 無邪気に過ごした日々も捨て難いけれど 夢見る僕が居てもそれはそれで僕だから ジグソーパズルみたいにはまってなくて良い  誰かの“Yes”が君にとって“No”であるのと同じように いつだって自由なはずだから  明日風が通り抜けた時にパズルが欠けていたとしても 誰もそれを責めたりしないよ  あの日夢見た僕らは間違いじゃないと信じて 荒くうねる海原を渡って行ける  君の胸の痛みだって僕らは知っているから  もしも君がこの船を下りて違う世界に居たとしても 最後にはきっと笑えるよ  今でも僕らは夢を見ているよ 託されたその想いも乗せて  荒れたこの海原を痛みと戦って今日も行く 約束が嘘にならないように そしていつか 僕らの船を下りた違う世界に居る君に 完成したパズルを届けよう
ドリームメイカーTRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛TRIPLANE夢に向かって走ってる君 その手を引いてあげる僕で居たい さぁ一歩ずつ 少しずつ 世知辛い向かい風の中も その夢がもしも叶ったら 乾杯の声 そして 笑顔を 僕らを育んだふるさとの大地に還そうかな  快速エアポートの窓を埋め尽くす 広大なジオラマを 眺めながらビールを喉へと流し込んで リクライニングして目を閉じた  「元気ですか」「ありがとう」 いつも通りのやり取りが聞こえて来るよ  夢に向かって走ってる君 その手を引いてあげる僕で居たい さぁ一歩ずつ 少しずつ 世知辛い向かい風の中も その夢がもしも叶ったら 乾杯の声 そして 笑顔を 僕らを育んだふるさとの大地に還そうかな  扉を開ければ そこは明るい未来 そんな時代じゃない だけどさ 信じて 信じて進む それしか手立てはない  ピンチなんて単なる前フリ 低調の時は 弘法も誤るよ  肩を落として立ち尽くす君 背中をそっと押せる僕で居たい 胸を張れ スロースターター いつか名誉挽回 満塁弾だ 現実と空想の狭間 揺らめいてる 僕ら夢追い人は 未知なる勲章を手にするその日まで 足を止めない  悩んで振り絞った答えで立ち向かった結果 転んで怪我したりして笑うのも辛くて 埃かぶって眠りこくったままの魂を 呼び覚ましてくれるのは自分でしかない 雁字搦めの才能を解放して  夢に向かって走ってる君 その手を引いてあげる僕で居たい さぁ一歩ずつ 少しずつ 世知辛い向かい風の中も その夢がもしも叶ったら 乾杯の声 そして 笑顔を 鳴り止まない拍手の中 ふるさとの大地に還そうかな  間に合う まだ間に合う 自分らしく フルスロットルで行こう  間に合う…
未来TRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛TRIPLANE何も償えぬまま 同じ事を重ねて 他人(ひと)を傷付けながら 「大人」になるけど  君にまた逢う度に 年甲斐も無く満たされ まるで子供のように 無邪気になれるんだよ  矛盾した脳の回路図は混迷してるんだけど  閉ざしていた心のドアに掛けたロックを こじ開けるような 百年先の愛も誓うポーズで 笑いかけてくれるから 「愛してるよ」なんて僕も言ってみたくなるよ  寝転んで手を繋いで 吐き気のする蒸し暑さ ビーチサンダルも転げてる 夏が好きなんだよ  また 君によって僕が上書きされていく  甘んじている場所から出る勇気も無いまま 恋に落ちていた それでも 君は向こう見ずの優しさを 惜しげも無くくれるから 愛していく自分を思い知ってしまうんだよ  一歩ずつ前に進んでいるのに 別々のゴールへ向かうのかな そんな不条理も やるせない感情も 笑い飛ばしてくれるかい  あらゆる君の未来を受け入れるから 今を生きていたい 何秒先も知れぬこの断末魔を 噛み締めるようにしてさ 「愛してるから」って響きに酔い痴れるんだよ  もう少しだけこの手を繋いでいよう
パノラマセカイTRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛こないだ飽きたからヤメたんだ 味のしなくなった恋愛ゲーム それなのにまた「君が欲しい」って 汚れた胸がさえずってみせた  マイナスの風が吹いて さながら「頭を冷やせ」と言わんばかり 星空の下 雪の中 僕は立ち往生  まるで時間が止まったみたいな 白い世界 このパノラマを 君に見せたい 君にあげたい 僕が知ってる総て そして まだ誰も見ていない 隠れたシーンがあるはずだって 胸を躍らし 手を取り合い 探しに行こう  後味の悪さにもう懲りて 足を洗ったはずの恋愛チャージ それなのにまだまだ君が欲しい 注射器片手に はいずり回る  うなされて目が覚めて 頭掻きむしり 鏡に「何故だ?」と問う でも意外と嫌じゃなく この病は末期症状  まぐれみたいな事を繰り返して 引き当てて選んだドラマを 君と見ていたい ずっと見ていたい 僕の息が絶えるまで そして まだ誰も見ていない 感動シーンが待つはずだって 泣く準備して ハンカチ持って 探しに行こう  君に出逢って変わったみたいさ 無地の世界 このパノラマを 君にあげたい 僕の360°全て そして まだ誰も見ていない 隠れたシーンがあるはずだって 心弾まし 手を取り合って 探しに行こう
DarlingTRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛まだアルコールは残ってる でもストレスはちょっと消えてる 単純なもんだ 所詮「人間」なんてのは まるで蜘蛛の巣を這うような 綱渡りの仕事にくたびれて 次の休み また実家に帰ろうと思います  阿呆だ屑だと罵られたって 性懲りもなく また命削って 時代に足跡を刻みたくて  倒れそうになって駆け抜ける日々も 隣に君が居てくれるから何とかなっている 照れを押し遣って 柄にもない言葉を飛ばしてみるよ 「ありがとう」 いま 心に届け  まどろみの昼下がりに 窓風が僕を泳いでく 束の間の幸せに触れている デジタルチャンネルを転がして 映る画でまた現実を知って 明日開くドアの向こうはどんな世界かな  喜びだけじゃなく 悲しみだって 二人手を取り合い 互いに分け合って 未来に期待して歩いてこう  挫けそうになって 俯くような日々も 隣に君が居てくれるからこんなに笑える 照れを押し遣って 柄にもない言葉を飛ばしてみるよ 「ありがとう」から始まるこのメッセージ  全てが嫌になって 投げ出しそうな日々も 隣に君が居てくれるから 辛うじて走っている 照れを押し遣って 柄にもない言葉を飛ばしてみるよ 「ありがとう」 いま 心に届け
麦色TRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛君の居ない景色に酔い痴れては 鈍色のビー玉を放り投げて 黄金色に映えている麦秋の空に 温もり無き安堵と 嘘の清々しさを 口笛か何かで吹き飛ばした  にわか雨が去ったら 胸に空っ風が吹いて 何もかも消えていたよ もう僕でも君でもない オンボロのスタジオで 手垢まみれのギターを撫でながら 麦色の抜け殻を胸に閉じ込めて  薄暮れのバスを待つ君の影 蛙の鳴き音で呼び覚まして 緑薫る空虚な風の往来に 繋いだ手の かすかな記憶が滲んでた 少しまどろんでいた  「さよなら」とだけ告げて 泣き終えた後 ショートケーキを残さずに食べていた そんな君が好きでした 懐かしいあの店もこないだシャッターを下ろした また一つ 消えてゆく 麦色の壁の向こうへ  もう何年振りだろう キツい煙草に火を点けて 麦色の蜃気楼 君と過ごした夏の日 にわか雨みたいだね 僕を濡らして去って行った アリガトウ アリガトウ  ひび割れた麦色のメロディー奏でて
書き置きTRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛僕に気兼ねなんかしないで 新しい道を進んで下さい 恐らくもうこれ以上 僕は歩けそうにない  思い返す君と過ごした日々は そのどれもが本当に輝いていて 出逢った事を悔やんではいないけど ちょっぴり胸が苦しい  海で見た花火 あれが最後になるなんて 夢のような日々を もう振り返りはしないよ さよなら  ただ今も心残りなのは 君を幸せにしてやれなかった事で 守ってやる事さえ出来なくて ホントごめんよ  君が全てだったよ なんて 負け犬の遠吠えだよ  読んだら燃やして捨てて
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
優しい嘘TRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛頭のおかしな僕の自堕落な散文的ツイート 君にだけ そっと 目を閉じて 舌鼓を打ってみてちょうだい  例えば2020年 この世界はあるのでしょうか スナック菓子頬張りながら 不安を感じています 身を案じています  ちょっと 待ってくれよ 親に孫の顔見せてやるまでは 何かもったいないよ メッシだって 多分まだギリ現役だと思うし  もう疲れちゃったんだ そうか 愛してるんだ 期限なんて知らないよ こんな「全力」か 今が必死だ  弟の威光(ひかり)目一杯浴びて 老人は何にすがってる 軽い稲穂ぷかりと浮かせては 赤っ恥の与太を吐き散らす 方や西では 平成の『信長』気取って 独裁フェチが吠える 吠える 嗚呼 吠える  心配すんなお前らはその器じゃねぇよ  偽善者が謳う 余りに退屈なlove & peace こんなご時世だ 教科書・国家・電力会社 その辺 悪者にしてさえおけば それはそれは立派なイデオロギー それはそれは立派な鎮魂歌 それはそれは立派なヒットソングで御座います なんちゃって  くだらねぇんだよ そうか 愛してるんだ 理由なんて知らないよ こんな生態か 今が必死だ  僕の下唇を吸う その顔の醜さ 僕を騙す したたかなその微笑み  この大気中に どれだけの嘘が溶け込んでいるんだろう  この狭いホテルの部屋には もはや 酸素すら無いな  それでも… 狂ったように抱き合って 狂ったようにキスをして  もう疲れちゃったんだ だって 愛してるんだ 期限なんて知らないさ 今の「全力」を  疲れて眠っちゃった 偽りの無い 君のその寝顔に 自画自賛の 世界一優しい 嘘のキッスを
つれづれのマイナーナイナーTRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛巨大なスピーカーで鳴らす レハールのワルツ アナログの重厚サウンドに 酔い痴れ ノスタルジー  心に映りし よしなき言の葉を そこはかとなく書き付けし 実に物ぐるほしき歌なりけりって  Baby 先にイっちゃってごめん Hey,baby でもまだ終わってない  ほんの少しうたた寝している間に 気付けば不気味な氷河時代 寝ても覚めても利便を追求されたんじゃ こっちまで欲張りさんになっちゃって 自然治癒力は低下する一方 カンフル剤無しじゃ もはやタダの日常も生きられない  Baby んなこた関係ない Hey,baby 朝まで浴びよう  しらばっくれていないでさ ほらそろそろ出ておいでよ 顔も知らない君とだって もう既に友達なんだよ 下着なんてなぁ 多分 効果無い 既に骨まで丸裸なのさ 恐くなんてないんだよ 君は君を忘れなければいいんだ  隠れん坊はもう終わったよ ほらそろそろ出ておいでよ 顔も知らない君とだって もう既に恋仲なんだよ 下着なんてなぁ 多分 効果無い 既に骨まで丸裸なのさ 恐くなんてないんだよ 君は君を忘れなければいい  期待してたんだ 結果 そうだ 妬んでなんかいなっかったんだ でも「会いたかった 会いたかった」って フォーマットみたいなんだもん 冷めた 今が正念場って アンタ 誰だ? 地団駄踏んで ムダに歌うんだ そのうち頭に竹蜻蛉つけて 君のオウチまで飛んで行ける
-mori-TRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛君は知っているのかな この空の下 繋がってる いつもの風が また 出逢いと別れを運び ここに 今 たどり着いた  無駄だとわかってても 何度となく問いかけた 答えなど手にしたって 何も変わらないのに  これがおそらく最後の 仮初めの物語で まるで夢を見てたように 忘れてしまうのかな  君とだって終わるのさ 物語に添って 付きまとう いつもの風が また 心をかすめ そして 静かに闇を奏でる  ガラス細工を手に取って 心豊かに眺めて 大理石の床に叩き付ける 多分 そんな僕なのさ  君は知っているのかな この空の下 吹き荒れてるいつもの風が また瘡蓋を剥がし そして静かに愛を奏でた  ねぇ どうして 教えてよ 何故に君を選んだの? 知りたくない 森の奥で ほら 君がまた笑う  君に逢って 抱き寄せて 愛を奏でて 繋がっても 僕らに意味はなく 焼け石に水となるだけ  今 全部投げて 森に溶けて 嘘になって 無くなりたい
HelloTRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛一つ また一つと消えてく 街の灯りが寂しさを誘う 何度も夢に出て来た 君の住む街の景色を探すよ  あの日見たままの夕焼け 君と逢ったら 描けるかな  Hello, Hello, Hello… 涙色の虹が架かる前に 悲しみのないその世界で また逢う日まで  一つ また一つと増えてく 笑顔の裏の知らない一面に  また出逢う そんな幸せ 君とだったら 描けそうかな  Hello, Hello, Hello… 涙色の虹をまたぐように 偽りのない僕らのままで また逢う日まで  会話なんていらないさ 手を繋いで帰ろう  Hello, Hello, Hello… 涙色の虹が架かる前に 悲しみのないその世界で また逢う日まで  Hello, Hello, Hello…  偽りのない僕らのままで また逢う日まで
六畳リビングTRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛僕にとって いったい君の価値とは何だろう? 考えてみても これと言って無くて  それを告げたら 「ひどい」って言って笑ってた  落とし忘れのペディキュアが 爪の先に残っていたり そんな所が いちいち 愛らしさとして 胸をくすぐるんだよ  六本木にある高層ホテルの 窓から見える景色はいらない この狭苦しい六畳リビングで 君と過ごす時間が愛しい  ベッドの中でふざけて抱きついた僕を じっと見つめて 変な空気になったろ その鼓動がシーツを伝わって来るんだよ  雑誌に載ってた 最高級の フレンチのディナーなんていらない この狭苦しい六畳リビングで食べる 君の下手くそな料理がいい  次の連休は どっか出掛けよう 確かそんな約束してたな でも また 仕事になっちゃったよ 仕方ないだろう 不貞腐れんなよ  六本木にある高層ホテルの 窓から見える景色はいらない 高級フレンチもいらない なんてね 嘘さ また強がってみせただけ でも 今は 狭苦しい六畳リビングで 君と笑ってる それくらいがちょうどいい
オレンジTRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛TRIPLANE昼下がりの街でさよならの手を振る 今 電車は何処まで君を運んだかって思ってた  口の中で混ざってる キャラメルマキアートと 君が飲んでたストロベリーの刺激に 胸がまた音を立てるのさ  いつに無く 寂しげに手を振ってた 君の背中がやけに愛しくて  不安定に揺らいでる僕らの風船を オレンジ色に染まる空に向けて放つよ 想い描いた通りに未来が回るはずもないから 今 二人はほんのちょっとだけ 夢を見てるのかな  突然の雨に気付かせられる 君と居れば 僕を取り巻く 何気ないものさえ不思議と輝くのさ  知ってた でも知らんぷりをしていた 受け入れるのが何だか恐くて  12ピースのパズルを何度も並べ替えて オレンジ色に香る君に向けて奏でよう ファイナライズ出来てない僕らは 迷いの分だけ また 不確かな 「愛情」なんて謂うものにすがるのかな  さぁ願いを込めた僕らの風船を オレンジ色に染まる空に向けて放つよ 想い描く夢の結末を二人は知ってるけど 逢う度に強くなる想いが 前を向かせるのさ 頼りのない でも確かな絆で 明日へと踏み出すのさ
North Road~夕陽を集めて~TRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛TRIPLANE春はやって来る 耳を澄ませば 足音が ほら聞こえる  ハルニレの森を抜ける風に包まれながら 夕方の北大通りをふわりと歩いて行く 例え一秒後だって先の事は知らないから 誰もが不安と期待とを抱えてすれ違う  ヘマをやらかして 落ち込んで 逃げ出したい日もあるけど 良い事も転がっているさ そう遠くない未来で  春はやって来る 誰にも告げずに 何食わぬ顔をして 宝物を隠して焦らしながら 花が咲くまで歩みは止めずに 果てしなき道を行こう それぞれのペースで自分なりの景色を描いて  黄昏を胸に集め 深呼吸をしてみたら 家路を急ぐ人波も スローモーションに見える  愚痴を転がして 管巻いて 癒されているようじゃダサい そんな自分はヤメにして さぁ 前を向け  春はやって来る 選りすぐりはせずに 同じだけ手を広げ 笑い声の源(もと)をちらつかせながら 花が咲くまで歩みは止めずに 広い大地を踏みしめよう それぞれのセンスで 自分なりの大志を抱いて  悲しみに暮れても 消え去りはしないから 胸の奥へと押しやって ほんの少し 忘れた振りするのかな  春はやって来る 誰にも告げずに 何食わぬ顔をして 宝物を隠して焦らしながら 花が咲くまで歩みは止めずに 果てしなき道を行こう それぞれのペースで自分なりの景色を描いて  春はやって来る 顔を上げれば 目の前に
GreendaysTRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛TRIPLANE所詮僕らの住む世界に 正しさなんて存在しない 得体の知れぬ毒リンゴを 笑いながら僕も食べる  いつの間にか心の中じゃ 無邪気さの緑は枯れて アルバムの中のGreendays 辛うじてまだ光っていた  「行ける処まで出来るだけ遠くへ…」  魔法にかかったみたいに 目隠しされたままで 僕らは未来を欲しがって止まない それでも許されるなら 時空を「逆再生」にして 『自分』へと続いてる長いトンネルを 辿って行きたい  夜から朝になるみたいに 悩みが晴れてたりはしない 落ちぶれたヒットチャートに 憂いの牙を剥きながら  あれ?じゃあ僕の欲しがってる 未来は何処にあるんだろう? 胃袋をえぐるような Q&Aのスパイラル  出来るだけ派手な死に場所探して  過剰に背負ったプライドに 見切り値の赤いステッカーをぶら下げたまんまの 僕だって構わない それでも報われるなら 時空を「一時停止」にして 『未来』へと続いてる 細いこのレールを 見つめ直すよ  魔法にかかったみたいに 目隠しされたままで 僕らは未来を欲しがって止まない いつかは報われるから 時空をまた「再生」にして 『自分』へと続いてる長いトンネルを 辿って行こう 辿って行こう
イチバンボシTRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛TRIPLANE500ml缶のプルタブを弾いた時 何だかちょっとだけキャッチーな響きがして 疲れが癒えた気がした そんなハッピーのスターダストを 見落とさないように 無駄にしないように 大切に胸に仕舞って生きている  明日の事などわからない 良かれ悪しかれどのみち僕ら次第さ ダイス転がして また出た目に従って  歓喜せよ 満足の行かない暮らしにも 一切を逆手に取ってやれ 暗黒に浮かぶ 希望のイチバンボシを信じて 単に背を向けていた不満や憂いこそが 最大のモチベーションだと思えば 常に前に耀きは待っているから  無愛想なプライベートを彩りたいと チープなアイディア並べたって 小手先のギミックじゃ花は咲かない  「良くも悪くも 自分らしさを殺しちゃいけないよ」 でも何と対等に扱って行けば良いって言うんだい?  満身など創痍してるんだ 溺れてるなら藁にもすがっちゃえと やる気だけブン回して 空振りの自分が居て  何にせよ 生きている証を感じていよう 浮き沈んで 泣き笑ってやれ いつだって僕を導くイチバンボシを信じて 嘆じても 人生は覚束(おぼつか)無いものさ 愛すべき バイブレーションだと 腹をくくれば ちょっと わだかまりだって消える  安息の茶番劇など欲しくはない 泥にまみれたその手で未来を勝ち取れ 目を見開き 瞬く星を目指して  歓喜せよ 満足の行かない暮らしにも 一切を逆手に取ってやれ 暗黒に浮かぶ 希望のイチバンボシを信じて 単に背を向けていた 不満や憂いこそが 最大のモチベーションだと思えば 常に前に耀きは待っているから
フェイスオフTRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛TRIPLANE乱雑に脱ぎ散らかした 昨日の一部始終を知ってる お気に入りのジーンズ 夕方からのコンパはキャンセルして 今更焦って仕事に手を付けるんだ  何処まで続いてんだろう この迷路  もう一度だけ 僕らの飛び込んだこの世界を 受け入れてみよう 信じる事が まだ 良い事を生む プラスの連鎖を期待して 後ろも向かずに飛び回って 新しい自分と出会うまで もう一人の僕とフェイスオフしてくのさ  レンタルショップで借りた 洋画の結末がくどくて ブルーな日曜日 最近は体脂肪を気にして カテキンの入ったお茶に変えてみたり  何処かに落ちてないかなイチオクエン  ぼーっとしている間に 僕らを取り巻いたこの世界を 受け入れてみよう 真実などは 知らぬが仏 案ずるよりナントカって言うじゃん 相思も相愛も気にしないで 新しい自分と出会う為 もう一人の僕とフェイスオフしてくのさ  Mukashi yoku miteita,“oji” to “KOKUDO” no nessen wo omoidasu.Hanattare no hitomi ni hebaritsuita STAR no hikari.Yume wa katachi wo kae,michi no STAGE ni tatta ima,boku wa alone… Ikari wo koroshite,“OSHAKASAN” ni nattemo, kawarazuni hitorikiri.  もう一度だけ 僕らの飛び込んだこの世界を 受け入れてみよう 信じる事が まだ 良い事を生む プラスの連鎖を期待して 後ろも向かずに飛び回って 新しい自分と出会うまで もう一人の僕とフェイスオフしてくのさ  常に脅威の僕が待ち受けてりゃ良いな
冬休みTRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛TRIPLANE長靴の中の感覚も無いのに まだ遊んで 日は暮れても また明日だって 同じ無限の自由が広がるのに べた雪の丹前にくるまって 仰いだ空が あまりに広くて 吸い込まれそうで 怖くて べそかいたのはいつの日か  あっと言う間にこんな風に 僕らは大人になっていたよ 「イヤだイヤだ」と駄々をこねて 戻りたいと眠るだけさ  屋根にぶら下がる 氷の剣を取り合って 無我夢中で闘って 折れたら 舐めて かじって不味くて ただ笑って  ふとした時そんな風に 僕らは子供に帰って行くよ カラカラと音を立てながら 巻き戻しをするみたいさ  あっと言う間に こんな風に 僕らは大人になっていたよ 「イヤだイヤだ」と駄々をこねて 戻りたいと眠るだけさ ほんの少しの一休みさ
妖花TRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛TRIPLANEあの日遠い街の影の中で 揺れてた光 それが君だったなら あのね大きな声じゃ言えないけど いまだに夢で見るよって 笑えたかな  それは遠ざかる雲にあずけた 他愛もなく ほんの小さな種 どうして 僕らは離ればなれを選んだの? 絵に描いた妖花は今も咲く そう 急かすように  優しいその声が今でも 胸に時折「幸せ」を主張してる 数え切れない愛を 両手に抱えたまま 僕はまた独り言  名も無いフレームの中のあの妖花が 何故だか薫りを放つ 手招くように 「おいで おいで」って僕を誘うけれど 心は鍵を掛けて閉ざされたまま  愛は消えた 僕の手の平で ずっとずっと君を愛し通してみたって 何の価値も無いと言い聞かすけど 花は依然と僕に促す そう 歌うように  優しいその声が今でも 胸に時折「幸せ」を主張してる 数え切れない愛を 両手に抱えたまま 僕はまた独り 夢の中へ  優しいその声が今でも 胸に時折「幸せ」を主張してる 数え切れない愛を 両手に抱えたまま 僕はまた独り 誰かの元へ
雪のアスタリスクTRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛TRIPLANEオリオン座が最近綺麗に見えて 東京にも冬がやって来た 天気予報じゃ まだ癖が抜けなくて 地図の端っこの雪だるまを見てしまうんだ  生まれた街の風は冷たくて 君の手はきっとかじかんでいるだろう それなのに僕らの距離は遠くて 何も出来ず ただ空を見上げるよ  君に逢うだけで世界が晴れて 君に逢うだけで温かくて 冬の寒さの意味を 二人の距離の意味を 君がいつも教えてくれるよ 当たり前の言葉に笑えて 当たり前の景色で泣けるのは 君とだから 君とだから 僕は僕のままで居られる事に気付いた  手稲山に白い雪を冠せて 北風は僕まで届くんだろうか 膝丈まで埋まった赤いテレビ塔 イルミネーションの光 アイスバーンの匂い  空から降りてくる雪を手ですくって 指先に乗った小さなアスタリスクを見付けて 「二人を繋ぐ星になれば良いのにね」って 泣きたいのに笑う君を抱き締めた  24時間君を想い続けて それでも距離は変わらなくて 信じて すれ違って 挫けそうになった時も その笑顔が僕を支えてる 当たり前の言葉に笑えて 当たり前の景色で泣けるように 君とだったら 君とだったら 僕は どんな現実も 乗り越えて行ける気がするんだ  僕は譲れないものを抱えて それでも君を守りたくて 埋もれそうになりながら もつれた糸を手繰って 幸せの光を探してる  君に逢うだけで世界が晴れて 君に逢うだけで温かくて 冬の寒さの意味を 二人の距離の意味を 君がいつも教えてくれるよ 当たり前の言葉に笑えて 当たり前の景色で泣けるのは 君とだから 君とだから 僕はこの距離を越えて 迎えに行こう ほら 未来はすぐそこに
ヨワキモノタチTRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛TRIPLANE優しい吐息で現実を閉ざしといて コーヒーショップで 甘いチョコクロワッサンを頬張るよ ここんとこ雨続きでさぁ マジで嫌になっちゃうねぇ ガラス越しは渋滞で あぁ…  一通り苦い思いなんかも味わって 最近じゃ自分の限界だってちらつくんだ 大切にしたいものなど この先も増えてく一方だ 歯止めの無い欲深さ故に  輝かしき偉業によって 一世を風靡したって 永遠を手にした そんな人なんて居ない なのにどうして 僕らは真実を求めて 彷徨っているんだろう 明日も風と行く  芝居みたいに喘ぐ声に興ざめしちゃって はち切れる手前でコンドームの中は萎んだ 痛いくらいわかっているんだよ それは君の優しさって 紛れもない本物の証  「途切れない想いだよ」って 声高に唱って 永遠を手にした そんな人なんて居ない だから今日も 僕らは逃げ場所を探して 抱き合っているんだろう 傷を舐め合うように 悪あがきをするんだろう  忘れたい思い出だって 何食わぬ顔して 背中をえぐって刻んで 幸せを訴えるんだ  「途切れない想いだよ」って 偉そうに吠えたって 永遠を手にした そんな人なんて居ない だけど どうせ 僕らは真実を求めて 彷徨い続けるんだろう 明日も風と行く
友よTRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛TRIPLANE間違えたりつまずいても 前を向けば明日は輝く 傷付いているその手のひらも 繋げば力に変えて行けるから  浮かない顔で立ち止まったり 星空見上げるだけの日もあるさ 平穏だなんて 期待もしてない 泣いたり笑ったり それが僕らじゃないか  何だって出来るわけじゃないけど 信じてやれよ 自分を  間違えたりつまずいても 前を向けば明日は輝く 傷付いているその手のひらも 繋げば力に変えて行けるから  どんな容易い単純な事も 諦め混じりじゃゴールなんて見えない 嘲笑われて 馬鹿にされても 大胆不敵なスケールで 理想を描いて  マイナス思考の風は吹くけど 信じ続けろよ 自分を  間違えたり行き詰まっても 後ろを振り向けば 僕らが居るから ぐずついている胸模様なんて気にせず そのうちに光は射すから  君の声が聞こえる 僕の胸で歌っている いつも背中を押してくれる ありがとう  間違えたりつまずいても 前を向けば明日は輝く 傷付いているその手のひらも 繋げば力に変えて行けるから 振り向けば後ろに僕らが居るから 笑える明日がすぐ傍にあるから
キルケゴールからの福音TRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛当たり前の儀式で 月と太陽はローテーション 素知らない振りして 僕の焦りを煽る  取り敢えずは 幾つもの 手にしたいものがあるから しんどいなんて言っちゃあ居らんない 今はそんな時だから  僕らはもっと上を目指して行こうよ 風に乗ってただ進もう 意味はあるからさ どんなプロセスだって 大事にしなくちゃなぁ  傷付きたくはないし 知ってしまう自分も怖いからね 適当な努力で誤魔化し 日々「ボク」は死んでます  誰にだって 幾つかは 手に入れたものがあるんだろう そうやってみんな大人になって行く 寝小便してたのも忘れて  ナンダカンダ もっと上を目指して行こうよ 風の向こうを さらに進もう 義理と人情さえ重んじて居れば 何したって良いんだから  僕らはもっと上を目指して行こうよ 予定調和ならゴメンだ くだらないお説教はよしてちょうだい どうせ僕に理念なんて無い  「君ならもっと上を目指して行けるよ」 こないだ誰かに言われた 違う意味だったかも知れない けど そう聞こえたんだから それで良いんだ
everydayTRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛穏やかな時間の中で 悲しそうに見えた君が居た 「どうして」と問い掛けても 答えるはずはないと 決めつけた僕  寂しさも強がりで笑い飛ばして来た君 そんな毎日を忙しさや何かで 素通りして来たけど  大切なものは大切になる程 僕の中で埋もれて行くんだろう 君の居ない部屋で ぼんやり そんな事を考えて居たよ  思うように行かぬ日々で 不安定な情緒も 最近酷いな  平凡な暮らしでも 君と笑いが絶えなきゃ良いや そんな毎日を想像していたら 随分気持ちが晴れた  どんな時でも傍に居ようよ きっと僕らなら何だって越えられる 傷付けた日々の余韻も 優しさで包んでみせるから  あぁ 今抱く想いが これからいくつもの せわしない凸凹道を越えて そして ゆっくりと 「愛してる」っていう響きに変わるんだろう  さぁ 手を取り合って越えて行こう
タイムカプセルTRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛フクロウにでもなった気で 見渡した僕らの社会は 偽りの枝が光を閉ざし 正義なら既に八方塞がり 札束には口が生えて あちらこちらでモノを言っている 恵まれない子の嘴は 塞がれて瀕死のチアノーゼ  遠足のおやつは500円で バナナまで含めはしないけど ズルしてる奴から降ろします このバスから引きずり降ろします 言い訳なんて認めない って言ったって 閉じ込めたままの感情 いつ 何年後 開けられるの? 鍵は掛けてない  誰かがいつの日か 気付いてくれると良いな たわいもない独り言だけど 汗だくでそんなカプセルを埋めるよ  高級エントランスのホテルで 黄金色のシーツに包まって 鶯の声で鳴く女が 身体中にジュースを浴びている って言ったって 東急線下りの各駅停車に揺られながら 夢見ている未来はそんなんだっけ?  誰かがいつの日か 気付いてくれると良いな 期待に胸躍らせて 泥まみれで今日もカプセルを埋めるよ  はかなくて 弱くて 頼りないシグナル ひょっとして 願いは 叶わない事の方が 多かったりして でも 性懲りもなく すがるように また願う  ふてくされて居ても 耐えて信じ抜いても 同じように明日は来るから バカバカしくもなるけど  誰かの手がいつか 掘り当てるはずだと まだ期待してみようかな そして 今日も また 飽き足らず埋めるのさ  タイムカプセルを…
遠く吹く風TRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛踏切の向こう側に広がる 都会の景色 ぼんやりと暫く眺めてた 気付かないうちに 少しずつ秋めいている 高層ビルの谷間を縫う風が 少し冷たいよ  街路樹とは違う色した落ち葉があって 遠い故郷の風が運んで来たのかな  この想いだけが ずっと 頭を駆け巡って行く この街の人々もみんな優しいから 「心配しなくて良い」って 方角も知らない空を眺めても 聞こえるはずはないけど  数え切れない思い出が甦る 薄紫の高い空 長く伸びる影法師  遠くで吹いている風が僕らを呼んでいる 振り向かずに堪えても 涙が途切れない  部屋の壁に掛かった カレンダーをまためくっている 昔よりも早く時間が進むから 見違える程に僕らが変わっていたって 風よ 逢う度に戻してよ  また思い出に吐く弱音を 誰も聞こえない所まで飛ばすよ  この想いだけが ずっと 頭を駆け巡って行く この街で僕らは大人になって行くよ 見違える程に もしも変わって行っても 風よ 怒るな 忘れやしないよ いつも どんな僕らになろうとも
軌跡TRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛気ままに始めたこの旅が いつまで続くか分からない 終着地点は近いのか それともまだ離陸の途中なのか  思った以上に高い壁 昔なら軽く跳べたのかな? 結局は気持ち次第だろ 信じ貫く者が勝ち残るのさ  でも 何一つ保証は無いから 怖いけど…  さぁ 何処まで飛んで行けるか 見間違えた地図も ぶら下がった過去も乗せて 行ける所まで飛んで見せるよ そこら中で光っている 虹を掻き集めよう まだ未来は僕らを呼んでいる  横槍を鵜呑みしたりして 手にしたものなど見当たらない 邪魔だと棄てたプライドさえ 今の僕に一番必要なのかも知れないな 分かってはいるけど…  まだ辛うじて飛んでいるんだよ 取り乱してないけど 落ち着く程の余裕も無い 誰か教えてくれないかい? 答えなんて ページをめくらないと見えない 全ては 今 僕らが握っている  さぁ 何処まで飛んで行けるか 見間違えた地図も ぶら下がった過去も乗せて 行ける所まで飛んで見せるよ そこら中で光っている 虹を掻き集めよう まだ未来は僕らを呼んでいる 思い通り僕等を描くまで
眠れない夜はTRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛連日の残業で 寝不足も続いて また疲労のメーターは 振り切れの寸前さ じゃあ何で眠れない? 鉛の体をソファーに転がして 今夜も液晶とにらめっこ  いつだって僕の思い通りに 何だってカートに入れて良いのさ 目を手で覆ったり 耳を塞いだり 要らないと思ったら “delete”押しちゃえるんだもん  溢れ返る情報に胸やけしながらも 無きゃ無いで不安なんで まだ繋がっていたいんだ つまりは何だって? 結局はどうしたって? んで バラ蒔くだけ蒔いて 一体 どなたの監視下にあるんだい  それでも僕の思い通りに 何だってカートに入れて良いのさ いやらしい肉体も 名作の映画も 要らないと思ったら “delete”押しちゃえるんだもん  ご近所付き合い 良き理解者に相談者 全ては世界中 何処の誰だって どうぞ勝手に 「高熱が出ました」 「ちょっと吐き気もしています」 もし無視されちゃったらさ 誰が責任を取ってくれんの?  いつだって僕の思い通りに 何だってカートに入れて良いのさ 目を手で覆ったり 耳を塞いだり 要らないと思ったら “delete”押しちゃえるんだもん  とめどもなく広がって行く 文明の青天井 僕らを何処へと運ぶんだろう ちょっと怖いけど それでも 眠れない夜の魔法にかかって 今はもう少しこのままでいようか
ロマンチック★ボーイTRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛夢みたいな幻想は絶ち切って 頭の中から弾き出した 不景気の底を這い廻るよ 積年の挽回を計って行こう  気乗りしない会話で終電逃して 快楽だけをバロメーターに 可愛いあの子の横顔も イチゴとミルクに見えるでしょ  くだらねぇだなんて決め付けないで 飲み込む手前で噛み砕いちゃえ 単純な言葉が胸を打つと 腐れた時代が示しているんだよ  「寂しがり屋なんです」 そんなのみんな一緒さ 愛されたくない人なんて居ない居ない  だからさ “I love you”って言っちゃえば良いのにさ そんな時だけね 嘘も付けないんだよ ほらシラけちゃったじゃん “But, I want you”って心で泣いても 救いの神は来ない 一生 「愛」だ「恋」だ悩んで行く人生か  ドラマなんて元来見やしないよ 感激盛りのフルコースに 涙を流して酔いしれちゃえば 現実世界に戻れない  気が付けば 今 僕はもう30歳で いい大人でも演じなくちゃ 命さえ意味が問われそうだ 必然をまとい過ごして来たけど  「濡れた」「立った」で恋とは そんなの認めやぁしないぜ なんてロマンチストを気取っていちゃあ 未来は無い  だったらさ “I love you”って言っちゃえば良いのにさ 妙なこだわりで 今日もまた寸止め ほらシラけちゃったんだ “But, I want you”って 萎れたウィンナーじゃさ 元も子も無い 結局 何だかんだ悩みは尽きないや  だからさ “I love you”って言っちゃえば良いのにさ そんな時だけね 嘘も付けないんだよ ほらシラけちゃったじゃん “But, I want you”って心で泣いても 救いの神は来ない 結局 何だかんだ悩みは尽きない みんなきっとそんな運命 「愛」だ「恋」だ悩んで行く 素晴らしき人生だ
TRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛移り気なこんな季節は ただ空にまどろみ 首に巻いた毛糸が 君を思い出し 笑顔になれる  もうどれくらい 穏やかな気持ちになれているんだろう 不思議だ まるで 時の流れに触れている気がしてくる  戦いの日々で 弱る僕が また君の光に逢う事で 痛みを抜け出して 何度だって立ち上がれる  後悔の無い答え探しの旅で 迷いの果てに 人は たった一つ 揺るぎない灯台を 見付けるのかな  薄暗い未来に臆病な僕が 君の光に逢う事で 絡み合ういくつもの 矛盾した感情が 辻褄を合わせる  時代をかすめる風が いくら冷たくても 僕らはいつも胸に 愛を湛えて行けるかな  悲しみが君を闇で覆うなら 今度は僕が光になれるから そっと手を結んで 胸に合わせ 祈りながら 誰にも見えなくて良い 小さな光でエールを送ろう ずっと絶やさぬように
初めてのクリスマスTRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛暖かくて乾いてる部屋と 慣れてないキャンドルの灯が 不思議な世界を創り出して ついさっきまで繋いでいた手も 何となく照れちゃって もう元には戻せないんだ  窓の外は雪が降って 「出来過ぎだね」ってはにかむ君 初めてのクリスマスを その笑顔が彩って行く  今日なら君との距離が縮まりそうで 想いは壊れる手前まで膨らんでるから  明日はきっと元に戻るんだろう 刻む音もリアルに 生々しい時の流れ  何かを待つ お互いを 静寂がより煽ってる 鼓動にも手が届きそうな 君の肩を抱き寄せるんだ  柔らかな温もり 震えてる手で確かめて いつまでも消えない 大切な日になりそうだね  こんなに君との距離が縮まるなんて いつまでも消えない 大切な日になるだろう 今日なら言えるさ 恥ずかしいどんな言葉も いつまでも僕らの 大切な日にしたいから
TRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛眩しいくらい光ってる黄昏れ 僕の上着の裾をつまんで 微笑む君が居る 振り向いたら 目線のちょっと下で 物語が音を立てて始まりを告げている  どうすれば良い? 僕の心を揺すぶって 頭の中を埋め尽くして 例えきれない程 君が好きだよ 何の色で僕らは染まってくんだろう 君との蕾は まだ咲かせず 大事に育ててたい  突然 君が涙をこぼしても 空の青さと黄色いタンポポ そのままに写している 不思議なくらいに澄んでる水溜まり 掛ける言葉 見付けられず ただ頭を撫でるだけ  どうすれば良い? 君との距離を縮めたい 笑うだけの毎日じゃなく 泣きたいくらいの日々も越えてこう どんな風に僕らは染まってくんだろう 君との蕾は まだ咲かせず 大事に育ててたい  破れたノートの切れ端 ただ「好きだ」って綴った ガラス窓を通り抜けた オレンジ色が眩しかった 君は何も言わず はにかんで 下を向いて ただ うなずいた  物語の途中で 今 まぶたを閉じるよ 温かい蕾を手に  いつの間にかくだらない毎日が去って きらめく世界が広がった いまさらどんな君だって好きだよ あるがままで僕らは染まってくんだろう 鏡と似た存在なら このまま大事に育ててたい 遠くに春の風を感じながら
イチョウ並木TRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛笹路正徳・TRIPLANE長い君の髪を撫でて行く黄昏れ 自転車のタイヤと擦れるアスファルトのうねり 無造作に並べた君への愛の言葉 語りかけるような意味も無くなっていて  穏やかな街の流れで 変わっていったのは 君の色じゃなく 僕の心の中で  なだらかな坂道 並び立つイチョウの木 止まらない君の涙も拭えなくなっていて  柔らかな優しさ求めて 歩いて行ったのは 君の声が聞こえるあの橋の向こうまで  オレンジ色を歌った頃 傍で笑ってくれた人が居て  穏やかに僕も受け入れよう なだらかなこの坂道を 登り切る前に手を繋ぎ きっと君を呼べるから 君を選ぶから
誰に咲く花TRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛あなただけに あなただけに 伝えたい言葉がある  春の風が吹く 通い慣れた道に立って 名前も知らぬ花を ずっと眺めながら 今 何を想う?  旅立ちの日に 木漏れ陽が眩し過ぎて 照れくさいこの気持ちが すうっと溢れてくるなら そのままに  あなただけに あなただけに 伝えたい言葉を選んで過ごすよ 僕だけに あぁ 僕だけに 伝えられる事がきっとある筈さ  花は時を選ばず 変わりなく僕に香る 初めて手を繋いだ日の 温もりが今でも続くように  あなたとだけ あなたとだけ 見ていたいこの夢に迷いは無いんだよ 僕だけに あぁ 僕だけに 叶えられる事がきっとある筈さ  あなただけに あなただけに 聴かせたい響きを選んで過ごすよ 僕だけに あぁ 僕だけに 伝えられる事がきっとある筈さ  あなただけに…  あぁ 僕だけに あぁ 僕だけに 伝えられる事がきっとある筈さ
ALWAYSTRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛ねぇ 昨日の深夜見ていた ドキュメントの中で アスリート達が泣いていた 今 僕が流す涙も 重さに違いは無い そう思っても良いかな  表彰されるほど偉くなんかないけど みんな生きている  この手にはいつも夢と似た存在を 掴んでいよう 温めていこう 不器用だって良い 時には転んだって良い ほんの少し前を向いて行けたら  もう ぐうの音も出ないくらいに 運められたものが 僕らをコントロールしている でもそこでしか得られない大切なものを 知らずに見落としてはいないかな  人様の役に立つ命かは知らないけど 無駄にはしたくない  この目にはいつも希望と似た光を 映していよう 輝かせていこう 捻くれたって良い 時には沈んだって良い くたびれた気がしたら休めば良い  不甲斐無いくらいに弱気で臆病な僕と それを叱って責める僕が居るんだよ 心のリングで両者を闘わせては 傷を付け合って 首を絞め合って 自分が滅びてしまうけど  この手にはいつも夢と似た存在を 掴んでいよう 温めていこう 不器用だって良い 時には転んだって良い ほんの少し前を向いて生きて行こう  いつだって自分を信じて生きて行く
太陽の季節にTRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛今 急に思い出した君のその姿に 細い路地裏で立っている 誰かの背中を重ねた 暑い夏の日の夕暮れに 君は僕を離れて行った 弱い僕は振り向きもせず 言葉も掛けずに  踏ん切りのつかない淡い想いは 君と見てた花火みたいに 終わりの来る虚しさを ぼんやり待っているだけなんだろう  あなたに捧げるこの歌を 僕が生み出したガラクタを あの頃みたいに笑ってよ 「変わってないね」と  少し寂しげな顔をして 君は僕を離れて行った 暑い夏の日の夕暮れに 太陽の季節に  弱点の無い幸せなんて 逆に現実味が無いけど 大事なもの手放して 未だに僕は夢見てるかも  あなたに捧げるこの歌を 僕が生み出したガラクタを 嘘でも良いから聞かせてよ 「変わってないよ」と  あなたの為のこの歌で 僕が生み出したガラクタで 嘘でも良いから聞かせてよ 「強くなれるよ」と  可愛いあなたにこの歌を 愛したあなたにこの歌を 最後にもう一度聞かせてよ 「また逢えるよ」と
檸檬TRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛顔をしかめてゴミ箱へ吐き捨てた筈が また誰かの手に乗って誘ってくる檸檬 涼しい香りと不似合いな強い刺激を 性懲りもなく体中が呼んでいる  迂闊にかじり付いて 無駄に誰かを傷付けて そんな事を繰り返すつもり?  でも止められない感情が 既に動き出してしまって それが欲しくってしょうがない 大人とは言えない衝動に 今さら戸惑ったりもしちゃうけど ねぇ 確かにまた恋が回り出している  苦い記憶がこの脳に焼き付いているから 次こそは慎重にって誓ったのに  深入りを続ければ いつか自分も傷付けて アザになり悔やんだりするぞ  それでも止まない感情が 更に加速を増していて 孤独が怖くって眠れない 真夜中 鳴らない携帯を 握り締めている僕はちょっと悲しいけど 悪い気分じゃないんだ  肝心の僕にとっても真相は明らかじゃない 欲しいのは誰かがくれる特定の“檸檬”なの? それとも ただ単に“檸檬”自体の虜になっているだけなの?  あぁ…  いつも繰り返す問答も ただのくだらない妄想と化す程 恋に落ちている 吸い尽くされたい願望は無いけど 干からびたって良いってそう思えるんだ 迷いなんて無い  いつか僕が吐き捨てた檸檬のように 皺くちゃになっても
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
おもひでの空TRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛あぁ 昨日と同じように ぬるく淀んだ空気が怠い  ホント散々なんだよ 眠れないで ダラダラ 地べたに這いつくばって…  また昨日のペーストで済ます くだらない自分のダイアリーをめくる  毎日に嫌気が差して 僕はつい逃げたくなる そんな時は遠い空を見て この手をかざすよ  昔みたいに僕を抱き上げてくれたら ありったけの笑顔で甘えてみたい…なんてね 本当は ちょっぴり背中を押されたいだけ 神様、もう一度だけ会いたいな…  長い一日を終えて パンパンの電車に 自分も身体を詰め込む  誰かの為じゃなく僕の為に走ってる わかってはいるけど 辛いから この手をかざすよ  空を泳ぐ雲を掴むような僕の夢 神様、もう少し見ていてよ…  昔みたいにしゃがれた声で僕を呼んで 皺くちゃのその手で抱き締めてよ…なんてね 本当はもう二度と会えないの知ってるんだよ 神様、いつまでも僕を見ていてね…
around my lifeTRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛ダチの運転する車で果て無きtraveling 派手な音楽に身を浸しながら 僕はリアシートにあぐらかいて 寝ても覚めても代わり映えのしない景色を ぼんやり眺めて 色んな気持ちを 整理して消去していくけど  もう背負い切れない 責任を全部脱ぎ捨てたい 窓をぶち破って高速の上に 飛び出してやろうか  くだらない不満や愚痴など 自分で処理して済ませて 一眠りをして明日はまた笑顔で居ろ 今さら逃げ出したとこで どのツラ下げて帰んだ くたばる迄は走るしか無ぇんだ  全てに飽きたら携帯で好きな女とEメール ちょうど良いところで長いトンネルが 僕らのラリーを遮断した  もうこらえ切れない モヤモヤの置き場さえも無い 金なら払う 一時的でも 預かってくれないか  つまらないプライドや意地も 害が付き物で利など無い 頭を垂れ向かい風を上手にいなせよ 今さら逃げ出したとこで 誰も着いて来てくれやしない 四ノ五ノ言フナ 走レ  くだらない不満や愚痴など 自分で処理して済ませて 一眠りをして明日はまた笑顔で居ろ 今さら逃げ出したとこで どのツラ下げて帰んだ くたばったって走るしか無ぇんだ
秋晴れの空の下でTRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛冷たいガラス戸を飛び越えて 朝陽がせわしなく揺れて 「昼過ぎまで寝よう」って 目論見は早くも崩れる 起こされた僕はボサボサ頭のまま 外に飛び出して 「ジョギングでもしよう」って 靴紐をきつく結んだ  寝不足なのに 今日は気分が良い 背伸びして手を広げて深呼吸しよう  乾燥している空を見ていたら 泣いた君を思い出したよ “さようなら”の日と似ているから 胸の糸がほつれそうだよ  名も無い通り沿いを 赤い鼻して走り続けながら 埋めていたはずの思い出を またほじくり返している 腰を曲げた老婆が 固い土の上で落ち葉を掃いて 顔見知りでもない僕を見て ちょっと微笑んだ  いつもくれていた 小さい温もり これからはちゃんと独りで探して行くから  追い風に背中押されて 君の名前を呼んでみたんだよ 甦る全てのシーンを 塗り潰すように繰り返す  さようなら…  「逢いたいよ」「大好きだよ」 そう呼び合えた僕らは居ない 秋晴れの空の下で 最後に抱き締めるように さようなら
TRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛まだ聞こえますか 育んだ愛が確かに呼吸している 複雑な重荷抱えて 形は歪んでしまったけど 「でも幸せだよ」 強がりでも良い 耳を包む温もり 君の声 優しい声 また僕は救われる  壊れたストーブの 匂いしか無い部屋で 僕らをたった一枚の毛布で温めて  ただ何度も僕を抱いて 目をつぶって君が笑うだけ 前に進むわけじゃなくて 「それで良い」って心の声が言う もう少し「今」が続けば良い  もう何も言えない 背負うものが ほら お互いよく見える 君の声 愛しい声 それだけで生きられる  長いマフラーに隠れながら街を歩いても ずっと背中の痛みは消えない  「何も望まないから」って 目をつぶって君が笑うから 後ろめたさでつっかえた喉が ちょっと楽になるんだよ もう少し「今」を続けたい  ただ何度も僕の声で 目をつぶって君が笑うなら 前に進むわけじゃなくて 「それで良い」って確かめ合えたら もう少し「今」は続くだろう  探していた「声」が見つかるだろう
君に咲く歌TRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛君と出逢った事が こんなにも素晴らしく 掛け替えのないものになるとは 思いもしなかった  僕らの選んだ道に これから辛い事もあるだろう だけど二度と手を放さない いつまでも  ただ毎日が同じで 君と笑って居られたなら そんな想いを 形にしてみよう 今のこの僕なりに  昨日息絶えた光 今日灯った命 喜びと悲しみは きっと 繰り返すものなんだろう  そんな限られた「時」を 大切なものだけに傾けて 暮らして行くのは 実際 簡単じゃなくて  僕の手を握り締めて 祈るように眠る君に これからの暮らしの中で 何をしてやれるだろう  いつまでも変わらないで 君だけを想うから そんな気持ちを形にして行くよ ずっとこの僕なりに  僕が続く限り
白い花TRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛笹路正徳・TRIPLANE寒空の下凍えそうな道を 重い足取りで辿りながらも 君と見付けた花が咲いていて 思わず笑顔がこぼれそうになった あの懐かしい場所で 冷たい雨の滴がこぼれて 傘を持つ手にも跳ね返るけど かじかんだ手を温めるものが 僕にはポケットと片方の手しか無いさ  枯れ葉を散らして風が鳴いてる 少しの温もりだけ残して行く 思い出もまた色が落ちては 自然と忘れて行く 時が流れるなら  君が僕の手を握った拍子に 途切れかけていた気持ちの糸が繋がる 温かいその手を握り返せない 僕の前で白い花が揺れていた  涙の跡が凍らないうちに 冷たかった雨は雪にかわっていった 震える僕の肩を叩くように ゆっくりと優しく舞う白い花びら  もえるように赤く色付く並木に 静かに降りる雪の頼りなさに 細い身体を僕にあずけて 眠った君のことをそっと重ねてみた  この胸の中で君が育てた優しさの花 誰かを想って芽吹いた 乾いた心で枯れないように 僕はいつも優しい誰かを探している  遠過ぎる場所でも僕の眼は 白い花を見落とすことなく摘める 君の手が届く所まで この風は吹いてくれるだろう そこで咲く花はきっとあの日僕が摘んだものさ 今は誰かを探して揺れてるはずなのに あの場所に立ったら本当の気持ちがこぼれる  君が僕の手を握った拍子に 途切れかけていた気持ちの糸が繋がる 僕の手の平を優しく包む 君のその手を握り返せずにうつむいた 一人ぼっちだけど 心の中 君が育てたあの白い花は 枯れないようにずっと優しい誰かを待ってる
addictionTRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛多胡邦夫・TRIPLANE・横山裕章相談を受けたから一応言っておくけど それは まるで 使い捨てのような扱いだね 僕の忠告なんて受け入れはしないだろうけど 逆だったらって思ったら分かる気もするから  情けないそんな恋でも それが僕達の本性 そして悔恨の猛威を 確かめるように進むよ  街はどんな時でも 僕らの終着点を見透かしたように シグナルを空に放ってる  絶えないそんな行為でも 今の僕達は本望 そして悔恨の猛威を 確かめるように辿るよ  どの時代もとめどなく続く命の誕生 そもそも初めからその為に僕らが居るなら  明日は無いと誓う行為も 実は僕達の本能 そして悔恨の猛威を 確かめながら踏み出してみるよ 輝かしく見える形而下の未来へ
ココロハコブ~TV Ver.~TRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛笹路正徳・TRIPLANEいくつになってもガキ臭さの抜けない 僕は今も駆け引きをしちゃうよ 伝えられもしない想いを口にして 独り言でそっと呟いてみるよ  君を守れるなら 笑顔が見れるなら それだけでもう何も必要ない 素直になれたら…  どうせ今日も昨日と同じように 君には逢えそうもないや 僕はこんな胸の痛みを 抱えて行くのかなぁ love…  耳を澄ましたら少しはわかるかな 遠い空から誰かの声が聞こえるよ  このハートに勇気を この右手には自信を 掴むために僕ら今日も行こう 手を繋いだままで all right  このままずっと変わらない 想いを振りかざしてみても 誰にもきっと届かない また明日も笑えない  夕暮れが街を包んだら 守りたいものが 胸をかすめて消えそうさ 行かなくちゃ  oh yeah このままずっと変わらない 想いを振りかざしてみても 誰にもきっと届かない また明日も笑えない ちょっと前に気付いた事だけど 守るべきものがあるよ だから今すぐ君の元へ飛んで行くのさ  君の傍で 僕の声で 今伝えよう この想いを  love…I love love…I love love…I love you love…love love love
夏が終わればTRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛笹路正徳夏が終われば僕らの過ごした 時間などもう消えて無くなって 虚しさが波になって押し寄せる 記憶を置き去りに  いつもの帰り道 見慣れたこの景色も 隣に君が居ない それだけで不安定だよ 「何もかも見せてくれよ」 「僕に寄りかかっておいで」 そんな風に言いながら 何もしてあげてなくて  妙なプライドで 積み上げたマウンドから 投げるだけの想い 受け止めてくれてる君は 壊れそうなのに  夏が終われば僕らの交わした 約束はもう消えて無くなって それ以上も以下も 二度と無い事に気付く 信じてくれた君を振り切って 素直になれず弱さを隠して 寂しさで詰まった僕らの距離も 縮まらないままに  きらめく貝殻を ぼんやり見つめるだけ 右手にはささやかな 二人の夢を握りしめて こんな僕に何が出来る? 君さえ守ってやれないで 頬っぺたを流れてる 涙にも腹が立つよ  どんな小さなサインも見逃さずに 君にうなずけたら 崩れそうな僕らだって 信じ合えるのさ  夏が終われば僕らの描いた 季節がまた次に続くように 「大丈夫だよ」くらいは 言えるようになっていなくちゃな 振り向けばいつも君が笑って 僕の背中をそっと押してくれる 「そのままで良いんだよ」って言えるなら 優しくなれるはず もう涙は流さずに 君を守れるように
明日晴れたらTRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛笹路正徳何処かにある筈の 君と過ごした時間を 引き出しもポケットも 探したけど見当たらない  今もまだ忘れてない 君と見たあの夢 この胸に  明日晴れるかな 明日晴れるかな 明日晴れたら 言えるかな 逢いたいよ… この願いは届かずに またきっと明日も雨降り  懐かしさが込み上げ涙で滲むあの街 わだかまりもいざこざも それなりにはあったけれど  今はただ愛しくて 胸を締め付けては放さない  明日晴れるかな 明日晴れるかな 明日晴れたら 言えるかな 逢いたいよ… この願いを届けなきゃ また曇り空は晴れない  明日晴れるかな 明日晴れるかな 明日晴れたら 言えるかな 逢いたいよ… この願いが届くなら ほらきっと明日は晴れ空 僕の心も晴れるさ
ココロハコブTRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛笹路正徳・TRIPLANEいくつになってもガキ臭さの抜けない 僕は今も駆け引きをしちゃうよ 逢うと言えない想いを吐き出して 独り言でそっと呟くよ“I love ...”  「今すぐ逢いたいな」 「逢うべきじゃ無いかな」 花占いのように葛藤で呪文を唱えても no way  今日が昨日と同じなら 君には逢えそうもないや 僕はこんな胸の痛みを 待ち望んで居たのかな love...  何も見えないよ 何も聞こえないよ 目の前に来てよ 僕だけの君で居てよ  本当は逢いたいんだよ 素直になれるならね 僕を縛るものの正体は 僕だと気付けたならall right  このままずっと 変わらない想いを振りかざしてみても 君にはきっと届かない また明日も逢えない  もしも今雨に打たれたら 心の中の君も消えてしまいそうで怖いけど…  oh yeah 「このままだって構わない」 無理して強がってみてもno way 胸の痛みは消えない また明日も笑えない ちょっと前に気付いた事だけど ココロに君しか居ない だから今すぐ君のもとへ飛んで行けるなら  君の傍で 僕の声で 今伝えよう この想いを love...I love love...I love love...I love you love...love
エアポケットTRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛笹路正徳まるで絵に描いたような青空に 架かった虹に手を伸ばす度に 何かを無くしてゆく 届きもしない虹へ手を伸ばす寂しさと 果てのないこのフライトが何気なく交差した  この時間(とき)を戻せるならば アニメさながらのロケットを 淡々と過ぎた毎日に照準を合わせて…  宛てもなく僕らが行くなら あの場所を選んで 忘れてない気持ちのままで手を繋げるかな? そんな場面でも涙は似合わないよきっと 声が聞こえる間は 手を放さずに僕を見ていてよ  風のように僕らは大人になりながらも 古ぼけたアルバムの中の自分を笑えない 壊れたプロペラも動かないエンジンも 今の僕にとって無くてはならぬものだろう  追われるように今日もまた陽が暮れて 無音のパケットで繋ぐ僕らの毎日に 嫌気もさすけれど  陽の当たる場所を見つけて寝転んだら もっと忘れかけていた大事なものに目を向けられるかな 飛び立つ前にもう一度その手を取り そっと確かめ合えたら 僕は君を道連れに 地平線の彼方へ  僕らは理想家の類を 鼻で笑って蹴散らしていた それが今じゃ僕らの手を羽根になぞられながら 空をずっと眺めている  宛てもなく飛び立つなら あの場所を選んで 忘れてない気持ちのままで手を繋げるかな? そんな場面でも涙は似合わないよきっと 今日からは手の赤い糸をもう離さずに 風が強いから飛ばされないように
yesterdayTRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛笹路正徳・TRIPLANE街灯が二人を淡く照らして 見覚えのある影を映す 「何だか照れるね」 僕の記憶の中の君と 変わっていない笑顔  探り合う歩調がふとずれて 不意に指と指が触れ合うのに 手を握れない  見送って回れ右したら 夢に変わるよ 二人を結ぶ糸は無い yesterday 遠ざかる記憶 真っ白な明日は君とじゃ塗れないね  「青い果実」そんな感じだった僕ら はにかむ笑顔を交わしてた 無情な程に時間は人を変えて行くけど 君の「ネガ」は僕のもの  仮面の君が走るeveryday 強がりに疲れたら サービスエリアの僕が居るよ  無理しないで委ねてみてよ 僕の知らないありのままの君を yesterday 過ぎ去れば「昨日」 そうなる前に ちゃんと抱き締めたい  初めて触れ合う胸 こんなに悲しい あぁ…  まばたきして涙が流れたら 終わるこの夢 僕らの足跡もyesterday… まだ終わらないでよ 最後の痛みと温もりを刻み込むまでは 真っ白な僕の一ページに
僕に出来る事TRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛笹路正徳・TRIPLANEやけに空の暗い日はミサイルの音に脅えて 「飛んで来てもいないのに臆病だよ」って笑われたっけ 雨の日は部屋にこもって一日中テレビつけては 考えさせられるニュースや何かで 頭も痛くなる  食べ物の無い子供達 ビルの崩れた華やかな都市 幼い生命(いのち)を切り刻む若者 そんな話題の絶えぬ毎日  それでもやっぱりミサイルの音が聞こえるような気がして 「ただの空耳よ」って僕を撫でて君が笑う  尊い生命(いのち)を投げ出して送り出される勇敢な兵士 生きる糧を無くした大人達 そんな不幸を目の当たりにしながら  手を繋ぎキスをして 抱き締めて温め合う それだけで それだけで「幸せです」と言える毎日  笑い明かす日々も涙に暮れる日々も いつだって境界線など無く 背中を合わせてる  手を繋ぎキスをしよう 抱き締めて確かめよう 「触れているよ」「温かいよ」「生きてるよ」 単純なそんな事が 嬉しくて 嬉しくて 泣けるから いつまでも手を繋ぎ傍に居て かけがえのない日常を守るよ それが僕に出来る事
jump−線の向こうへ−TRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛笹路正徳・TRIPLANE最終電車の窓を過ぎて行く 歪んだ街並みが霞んで見えたのは 酔っているからか それともストレスか うだつの上がらぬ現状の僕に 明るい世界を これ見よがしに ちらつかせつつ揺れる 意地悪なボーダーライン  Wake up! 目を覚ませ もう時間だぞ Hey, jump! 飛び出せ 華やぐ向こうの世界へ  閉じていた瞼を開いて 耳を塞いでいる手を払って 体中をアンテナにして何もかも受け入れろ 心を映し出した円グラフ 99%を「苦悩」が占めていても 残りは「幸福」の余地だ さぁ 今 張り切ってジャンプ  情緒不安定・機嫌も斜めの曇り空は晴れず 黒焦げのトースト 冷めたミルクティー ウンザリなんだよ  Hurry up! もたつくな もう時間だぞ Hey, jump! 飛び出せ 麗しき未知の世界へ  閉じていた瞼を開いて 耳を塞いでいる手を払って 体中にアドレナリンを走り巡らせろ 中途半端な努力なんて 結局何の得にもなりゃぁしない やるなら「ヤル」 やらぬなら「ヤラヌ」で さぁ 今 線を引け  心にはぽっかりと穴が空いてるよ 何処かで自分をちゃんと信じ切れないよ 二十何年培ってきたプラス思考に賭ろよ 手を広げて風を吸い込んで  閉じていた瞼を開いて 耳を塞いでいる手を払って 体中にアドレナリンを巡らし 飛び出せ 長い長い人生の棒グラフ 99%を「苦悩」が占めたとしても 残りは「幸福」で塗れ そのために 線の向こうへ ロングジャンプ
メトロTRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛笹路正徳覚えた振りで乗り換えるメトロ 揺られて向かうよ 君が好きだった公園 意地悪なんだよ 匂いも音も色も あの頃のまんまで 胸が苦しい  ちょっと情けないけど まだ断ち切れていない僕は ベンチにぼんやり座ってる  「ごめんね」とか「ありがとう」が言えなくて 知らず知らずに君を傷付けた 風に舞う落ち葉が君だったら また僕の腕の中に戻って来るかな  居眠りの振りで乗り過ごしたメトロ 臆病者だよ 君から逃げてる  ホント情けないけど 改札でホームで 何度も君を見掛けていたのに  「ごめんね」とか「ありがとう」が言えなくて 知らず知らずに君は泣いていた 伸ばした分だけ縮むゴムみたいに 空き過ぎた僕らの距離も 戻せないのかな  「ごめんね もう遅過ぎるよね」 ただ意味も無く呟いてみるよ 君はもう誰かの腕の中で 優しい日溜まりに触れて眠る ごめんね… 「好きだよ」って素直に伝えられずに 出口の無いトンネル 僕はメトロ
扉を開くよTRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛笹路正徳・TRIPLANE息苦しいんだよ もう疲れたんだよ 山積みのタスク 付きまとうジンクス 全て投げ出したくなる 雨降りの夕暮れ 戒めにもならないけど 僕を待つ君を思い出して 空っぽの手を握りしめる  冷たい雨 強い風 「孤独」を気付かせて去って行く 会えない時間も 幸せのための布石と思えたらなぁ  君の匂いで 君の声で 時折見せる泣き顔で また少し僕は勇敢になれて 明日へと扉を開くよ 震えるこの手で  渋滞続きの国道沿いを歩けば みんなが何かと競い合っていて 少し胸が重くなるけど  入り組んでる坂道 果てしなく続く人生のレース ゴールは見えなくても プロセス自体を楽しめる僕でいよう  「新しい自分と出逢えるかな」 「夢見た世界があるかな」 イメージを自由に膨らませて 明日へと扉を開くよ 怯えながら  歩道橋から見上げてみる 何処までも澄み渡る遠い空 空っぽの手のひらがやけに冷たいよ  新しい自分と出逢うために 夢見た世界を手に入れるために 笑顔で君を迎えに行くために 明日へと扉を開くよ 空っぽの手のひらに掴む景色を想像して
I amTRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛笹路正徳・TRIPLANE言いたい事など引き出しに仕舞って 場を繕うために 相槌を打っておく それのせいかな?最近頭痛がなついてくる 外っ面は営業スマイルでも無表情の日常  散々飲んで潰れた後 君に電話してグチるのさ 「どいつもこいつもバカだらけ」って 自分を棚に上げて 挙げ句の果てにすがりつくのさ 「こんな僕だけど捨てないでね」って はぁ…今年で何歳(いくつ)になるんだっけ? 情けねえ  ワイドショーを賑わす目を疑うトピック はらわたを煮えくり返す怒りが込み上げる でもメロンパンとオムライスとグラタンが大好物の僕が 社会風刺をしてみても「暖簾に腕押し」でしょう  ややこしくなると逃げ出して 面倒くさいと見ない振り 見せ掛けで正義を装っている 中身の無いデクノボウ そんな僕だけど君はいつも 「愛しいよ」って微笑んでくれるから あぁ 心の奥はいつだって温かい  見えない誰かに後ろ指を指されて 冷え切った銃口がこの喉に突き立てられる そんな恐怖の毎日が 雲がかった毎日が そこら辺に潜んでる 不気味に手招きして揺れる  何千万の方位磁石が僕に背を向ける日が来ても 君だけは逃げて行かないって そう信じても良いかい? 何万回抱き合っても欲張りな僕には足りないんだよ あぁ… I'm in love, I'm in love もう放さないよ 間違いはないから あぁ… そんな想いで君を包み込んでいこう
愛の唄TRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛笹路正徳・TRIPLANE寝不足などは悲鳴として値しない ボロボロの体で這う 僕ら一般人の叫びに幸を 信じて裏切られ地に落ちゆくモラル 社会へのダメ出し はぁ…  「誰か助けて」ってサインを放っても シャボン玉のように消える  「金や名誉の為じゃなくみんなの為」 それは綺麗ごと? でもいつの日か愛の唄が響き渡る そんな日を願い ラララ… 僕はリスクを顧みず 全力で駆け抜けて行こう だから今日も歌う 愛の唄を たとえ粘土細工みたいに脆くても  傷跡などは誰もが持つモニュメント 一つずつ意味を成す さあ とんだイージーミスもプラスに変えて 信じる事は辞めたくもないけど 世間も政治家も あぁ…  良識の無い若い阿呆と 欲にまみれた年配者に告げる  自分ばっかりが幸せ そんな事で本当の笑顔? でもいつの日か愛の唄が響き渡る そんな日を願い ラララ… 僕はリスクを顧みず 全力で駆け抜けて行こう だから今日も歌う 愛の唄を 風の前の灯(ひ)みたいに儚くても  愛…  金や名誉の為じゃない このマニュフェストは綺麗ごと? でもいつの日か愛の唄が響き渡る そんな日を願い ラララ… 僕はリスクを顧みず 全力で駆け抜けて行こう だから今日も歌う 愛の唄を たとえ粘土細工みたいに脆くても 決して揺るがない強い心で
Dear friends~Acoustic Ver.~TRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛江畑兵衛・TRIPLANE・横山裕章毎日陽が沈むまで泥まみれになりながら 無邪気に過ごした日々も捨て難いけれど 夢見る僕が居てもそれはそれで僕だから ジグソーパズルみたいにはまってなくて良い  誰かの“Yes”が君にとって“No”であるのと同じように いつだって自由なはずだから  明日風が通り抜けた時にパズルが欠けていたとしても 誰もそれを責めたりしないよ  今でも僕らは夢を見ているよ 託されたその想いも乗せて  荒れたこの海原を痛みと戦って今日も行く 約束が嘘にならないように そしていつか 僕らの船を下りた違う世界に居る君に 完成したパズルを届けよう
エナジーTRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛TRIPLANE・横山裕章とりわけ何の感謝も無しに僕は今に至るけど 愚痴もこぼさず弱音も吐かずに 走り続けるものに気付く  休息が不可能ならせめて燃料補給を させてあげなくっちゃなぁ  当たり前のように年中無休フル稼働で この心臓はポンピングを続ける ただ君に触れてる それだけでも 僕にとってエナジー また明日も走れる  口を飛び出すこのメロディーも メモ用紙を走る言葉も 全てが僕の中で生まれた奇跡だと思えたら 笑顔になれるだろうけれど  街に溢れる幸せを見る度に 気持ちが揺らぎそうになる  挫けた心の癒やしは君の胸で いつだってカウンセリングしてもらっている ただ手を握ってくれてる それだけでも 僕にとってエナジー また明日も走れる  心を踊らせる未だ見ぬ景色を 胸を締め付ける未だ見ぬ感動を 君と手を取り合って 目に焼き付ける未来のために 走り続けるんだなぁ  これからだって何十年間もフル稼働で この心臓はポンピングを続ける 君に触れていたい 見ていたい 抱きしめたい 僕だけのエナジー また明日も走れる また明日だって生きてる 生きてる
モノローグTRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛笹路正徳・TRIPLANE窓際で 眠たげにぶら下がって 風に揺れている 洗い立てのTシャツ 夕ベ君と揉めてた袖の染みが きれいに消えてて さりげないシグナル  思いやりなんて忘れてた僕に それと無く気付かせる 控え目で優しい君へ  飾らない歌を今届けたいよ ちょっと照れ臭い本音のモノローグを 伝えようなんてそんな大それてない ただ聴いてよ 言葉にならないこのメロディーを  揺れる草花 じゃれ合ってる鳥達 少し癒されて 思わず「ありがとう」 似合わない言葉に 君が小さく笑えば 優しさ溢れる 穏やかなハーモニー  普段は飲み込む 何気ない言葉 本当は大事だと気付かせてくれた君へ  色褪せない歌を今届けたいよ もう揺るがない 心のモノローグを 伝えようなんてそんな大それてない ただ聴いてよ 言葉より確かなこのメロディーを  飾らない歌を今届けたいよ ちょっと照れ臭い本音のモノローグを 伝えようなんてそんな大それてない そっと聴いてよ 言葉より確かな響きを  ただ 愛しくて 愛しくて  一番大切な君へ
monopolyTRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛TRIPLANE・横山裕章君の肩に停まった蝶の羽根のモノクロ模様に気を取られて ろくに話も聞かないうちに飲みかけたコーヒーの湯気も絶える  今以上に心地良い場所が無い筈はない そんな願いにも似た思いが絡まって  一度は手にしてみたい物が目の前に溢れているけど どれから手に入れたら良いかわからずに 今日も一番近い物を手に取ってみる  君の部屋に飾った写真立てのモノクロ素顔に気を取られて ろくに話も聞かないうちに冷め切ったムードに呼吸も絶える  これ以上に息詰まる場所が無い筈はない そんな憂いにも似た思いが絡まって  いずれはやり遂げたい事が目の前に溢れているけど どこから手を着けたら良いかわからずに 藻掻いて地を這っているような振りをする  この目に映る物はどれもが独占したいような気持ちにさせる monopoly… 譲れない物を掘り出せないで居る僕を 詰りたいなら好きにすりゃぁ良い  どうしても手に入れたい物が目の前に見えている間は 誰から邪魔されても追い続けようと心に決めたから monopoly…  根拠の無い妙な自信とプライドに自分を賭けて
いつものようにTRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛TRIPLANE・横山裕章少なくとも今伝えられる事を 形にしようかと思い悩みもするけど そんな暗いムードを掻き消すように君は 「またすぐに逢えるよ」と受話器越しにフォローする  僕のこの破けたジーンズのポケットから 魔法の道具を自由に取り出せたら  いつものようにドアを開くよ その笑顔が明日も続くように  償いはいつでも後回しになってて 謝る事さえ上手に出来ないけど  もしも僕が映画の主人公になれても 気の利いた台詞(ことば)じゃ伝わる気がしないから  いつものようにドアを開くよ その笑顔が決して絶えないように  鞄の中はいつも空っぽだから 悩みとか苦しみなんかで潰されるよ  いつものようにドアを開くよ この世界が全てじゃないと言うように 次の世界が何か知らないが その笑顔は決して絶やさない  いつものように声を嗄らして探そうかな また君に逢えますように
youTRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛多胡邦夫・TRIPLANE今さっき急に降り出した雨の中 僕は傘もささずに佇んでる 雨に打たれて湿ったアスファルトが 生温い臭いを放ってまた僕を惑わせるよ  陰りの見えた才能に脅えた僕は 全て君のせいにして遠ざけた 繰り返しずっと聴いているメロディーの中の僕が自分自身を嘲笑う  君がくれた優しい笑顔が いつだって僕を気付かせる 空を見れば虹が架かっているから 君にだけ伝えたい ありがとう  仕事がうまく行かなくて自棄になる僕を 誰も癒してはくれないから 何故ダメかって考えないまま逃げようとするけど 今逃げたんじゃ この先 生きて行く意味も分からない  君がいつか打ち明けてくれた痛みも今やっと頷けるよ いつの間にか忘れた笑顔も 君に会えば思い出せる そんな気がする  交差点で信号待ちをしている 年老いた夫婦を見る 仲睦まじく手を繋いでいる 僕の心が一つに固まる  君に宛てた想いが届くなら 何遍だって僕は繰り返す いつの間にか流れていた涙 君にだけは見せられる 僕がいつか唄えなくなっても 君だけは守りたい だから今この歌を君にあげるよ
Dear friendsGOLD LYLICTRIPLANEGOLD LYLICTRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛多胡邦夫・TRIPLANE毎日陽が沈むまで泥まみれになりながら 無邪気に過ごした日々も捨て難いけれど 夢見る僕が居てもそれはそれで僕だから ジグソーパズルみたいにはまってなくて良い  誰かの“Yes”が君にとって“No”であるのと同じように いつだって自由なはずだから  明日風が通り抜けた時にパズルが欠けていたとしても 誰もそれを責めたりしないよ  あの日夢見た僕らは間違いじゃないと信じて 荒くうねる海原を渡って行ける  君の胸の痛みだって僕らは知っているから  もしも君がこの船を下りて違う世界に居たとしても 最後にはきっと笑えるよ  今でも僕らは夢を見ているよ 託されたその想いも乗せて  荒れたこの海原を痛みと戦って今日も行く 約束が嘘にならないように そしていつか 僕らの船を下りた違う世界に居る君に 完成したパズルを届けよう
ゲンジボタルTRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛TRIPLANE僕の目に映るこの景色 限りなくよみがえる 幼い日に追いかけた蛍の群れ つまずいて脱げたサンダルを拾い上げるあなたの 白く細い指先が目に焼き付いたままで 何年経ったんだろう 僕は今 大人になって 恋に落ちそうな時も思い出してるよ  赤いランプに良く似た暖かいその温もりを 置き去りにして居なくなったあなたと 走り去って行く車のテールライトが重なって見えるから もう僕には恋に落ちる資格もない  猛スピードで変わりゆく街並みを眺めながら 過去と照らして描写する色のないスケッチ あなたによく似合ってた赤いスカートの色 まずはその色から塗り始めようかと思ったけれど 手を止めて良く考えてみようよ このままじゃ僕はこの先誰も愛せない  赤いランプに良く似た暖かいその温もりを 置き去りにして居なくなったあなたと 部屋の隅で光っている携帯のLEDが重なるから もう僕には誰も守ってやれやしない  夏休みに仲間と浜辺のキャンプ場で 輪になって花火をしながら笑い合った 可愛いあの娘の後ろをゲンジボタルが飛んだ時 またあなたと重ねていたから  赤いランプのような色を体にまとうその姿が 知らぬ間に道標となってたあなたへ 時が経ってみてわかった 今の僕を動かしているものは そうまた何処かで会えるという微かな希望なんだ
ResetTRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛TRIPLANEちょっとした事で言い合っている近頃の僕等 これってもしかして倦怠期? ふとした仕草や物腰に腹を立てるけど 自分も嫌になってきた 「ずっと笑って暮らそう」って 出会いたての頃は口癖だったな あの頃に戻れないもんかな  ありったけのズルさを感情に委せて ムキ出しにした その結果 今の僕等が居るんだろう クラクションを一つ片手で押すように 君への想いをリセットして眠りにつこう それだけでも明日からまた笑えるさ  街で見かけるどんな人でも 君と比べたらかすんで見えていたあの頃 だけど今では青年誌のグラビアアイドルに 目を奪われている いつからかフィルターの向こう側へ 君を追いやっていて 輝きでさえも かすんでゆくように見えたんだな  ありふれた言葉を単調に並べた ムキ出しのこの気持ちが 実は最大のヒントで クラクションが一つ頭で鳴るように聞こえたなら リセットしたいこの気持ちをメモリーカードにセーブしよう  僕なんかじゃ君に何もしてやれずに ただこの何小節かのラブソングを 恥じらいもせず 偽りじゃなく 君の側で歌えるだけ  ありったけの言葉を適当に並べた ムキ出しのこのメロディーが 実は最高のイメージで クラクションがもう聞こえはしないように 君と抱き合ってリセットしたこの気持ちは メモリーに入りきらない 恥じらいもなく偽りもない これからは もう休む事なく笑えるよ
パラダイスTRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛TRIPLANE回転ドアから抜け出せる未知の世界 僕はツバ吐いて投げ捨てるnippon 何処か遠くまで誰かを連れて行けるなら 僕は迷わず君だけ選んで  絶対 君だってハイテンションだろ? 僕にとって最高の人 「これだ」って いつだって君だけ  何処か遠くまで君を連れて行きたいな 僕はいつだって君だけ選ぶよ 回るドアから抜け出せる未知の世界 君も少し迷って投げ捨てるnippon  絶対 冬だってハイテンションだよ 僕にとって最高の人の 君にだって最高の場所へ… 想像つかないだろう? いつだってハイテンションでいよう 僕にとって最高の人 「これだ」っていつだって君だけ選んで行けそうだな あるがままで いればいい  僕の行く場所に 君も着いてくれば良い 誰も知らない回転ドアの向こうへ  絶対君だってハイテンションだろう 僕にとって最高の人の 君にとって最高の場所で 想像つかないこと いつだってハイテンションでいよう 僕にとって望みだったんだ 「これだ」っていつだって君だけ選んで行けそう 君とパラダイス pa・la・la・pa・pa・la! 君とパラダイス YEAH! pa・la・la・pa・pa・la!
あの雲を探してTRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛TRIPLANE僕がまた見失っていた あの白い雲を探すために 歩くこの道に影をのばしてさ この広い世界で 光り輝く虹に出会えたなら 誰かが笑って僕も笑った うつ向いて行かないで 空にはいつも手をかざそう We go on a trip to sunny day  思えばいつも手にした答えと引き換えに 探していた場所を見失ってきたんだろう 木枯らしの吹くこの坂道で また君に背を向けて歩く  それでもまた見失っていた あの白い雲を探すために 僕の目の前に影をのばしてさ この広い世界で また輝く何かに出会えたなら 昨日に笑って明日に泣いて 良いことがなくたって 空にはいつも手をかざそう We go on a trip to sunny day  思えばいつも手にした答えと引き換えに 探していた場所を見失ってきたんだろう 木枯らしの吹くこの坂道で また君に背を向けて歩く  「いつかまたどこかできっと会えるよ」 そんな言葉を信じて歩いて行ける 思えばいつも見失った答えはどこにあるもんだ? また探しに行こう  思えばいつも手にした答えと引き換えに 探していた場所を見失ってきたんだろう 木枯らしの吹くこの坂道で また君に背を向けて歩く  また誰かに背を向けて進む いつかまた誰かに会えるように
TRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛TRIPLANE新しい扉の前で 何か忘れ物をしたような気持ちになる 道端の草木を揺らす風が 僕の進む道を教えてくれる  愛は育ち過ぎて未練も残るけど  君無しで生きて行く決意を告げた拍子に 笑って見せるから 涙こぼれた 作り笑いじゃない本物の笑顔なら いつまでも“大切”と呼べる  また一つ大人に近づくことが何も頼らず歩くことと言うなら 僕もまた少しずつ大人に近づいて  途切れない想いは鼻唄にでも乗せて 風に委ねれば君に聞こえる とりあえず僕は夢を叶えて見せよう それが報いとなる  部屋の隅に落ちていた一枚の絵葉書の裏 六時台の空虚な時間を埋めるように その言葉をのみこんだ  君に宛てた歌も届かないまま サヨナラを言うことになろうとは知らずに  淀んだ空気に体を投げ込む前に 泣きじゃくっている君を強く抱きしめる 作り笑いじゃない本物の笑顔など 見せてくれなくたっていいよ 強がりはいらない “大切”と呼べるから… 風に飛ばして…
セーターTRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛TRIPLANE「大切なものを手に入れた」って僕は幻想を伝えて 情熱の前じゃ出せない憂いを どこまでも小さくたたんで針の穴さえも通る程にまとめたら 空に向かって投げかけたこの歌を  あなたのせいだとでも言えるその気になれば 離れた後でも消えない思い出  そうやってまた何かを傷つけて進むこの道が 環状になって抜け出せないけど苦じゃないよ 少年のような心で歩いてく街の真ん中で 浮かび上がった思い出の餌食の歌  あれはただ「セーターとでも寝れる」とムキになって 離れた後でのつたない想いです 心からせつないトゲを抜けるその日を待ってたら weightをかけたものが消えない…  大切な何かを手に入れた僕は何もかもが見えなくなって 心は閉ざされたまんま冷たくなったまんま 右へ左へ揺れるように…  今はただセーターとでも寝れるその気になれば 離れた後でも消えない想いで 心からせつないトゲを抜けるその日を待ってたら waitをかけて消えないまんまだ そう僕らは帰りたい場所などを決して隠しはしないけど 一人くらい「このままで…」と聞かせてよ
スピードスターTRIPLANETRIPLANE江畑兵衛江畑兵衛TRIPLANE長い長い歴史を紐解いたら 同じような事の繰り返しで 流行りものなどもきっと そうだろうってうなずけた  未来の速度を肌で感じながら 走っているような錯覚の中 芽吹いた想いを歌にしながら迷いもなくただ飛び出した  無情のラストラウンド 自由をそっと手にしまう毎日が この時代を変えなくても  ずっと側でもう朝まで奏でたい そう今からこの目の前を蹴散らして ずっと側でもう朝まで奏でたい いつかその目を眩ますような 意味を見つけだしたいから  最終的な僕らのイメージはバラ色の未来 綺麗ごとなど放り投げてさ 素直な欲望を的にしながら 矢を射る僕らが生み出してきた  妙に確かな自信をそっと胸にしまい 憂いに近いこの現代にフラれても  ずっと側でもう朝まで奏でたい そう今からこの目の前を蹴散らして ずっと側でもう朝まで奏でたい いつかその目を眩ますような 意味を見つけだしたいけど  雲の上なんだ 答えはいつも でも夢を見ないか  ずっと側でもう朝まで奏でたい そう今からこの目の前を蹴散らして ずっと側でもう朝まで奏でたい いつかその目を眩ますような 意味がなくなっても  ずっと側でもう朝まで奏でたい いつかこのイメージと重なるような スピードを手に入れるから
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