真下飛泉作詞の歌詞一覧リスト 5曲中 1-5曲を表示
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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戦友鶴田浩二 | 鶴田浩二 | 真下飛泉 | 三善和気 | 吉田正 | ここは御(お)国を何百里 はなれて遠き満州の 赤い夕日にてらされて 友は野末の石の下 思えば悲し昨日(きのう)まで 真先にかけて突進し 敵をさんざん懲らしたる 勇士はここに眠れるか あゝ戦いの最中に 隣に居ったこの友の にわかにハタと倒れしを 我は思わず駈け寄って 軍律きびしい中なれど これが見捨てて置かりょうか 「しっかりせよ」と抱き起し 仮繃帯も弾丸(たま)の中 折から起る突貫(とっかん)に 友はようよう顔あげて 「お国の為だ かまわずに 遅れてくれな」と目に涙 あとに心は残れども 残しちゃならぬこの身体 「それじゃ行くよ」と別れたが 永(なが)の別れとなったのか 戦いすんで日が暮れて さがしにもどる心では どうぞ生きて居てくれよ 物なと言えと願うたに 空しく冷えて魂は 故郷(くに)へ帰ったポケットに 時計ばかりがコチコチと 動いているも情なや |
戦友藤田まこと | 藤田まこと | 真下飛泉 | 三善和気 | ここは御国(おくに)を何百里 離れて遠き満州の 赤い夕日に照らされて 友は野末の石の下 思えば悲し昨日まで 真先駆けて突進し 敵を散々こらしたる 勇士はここに眠れるか ああ戦の最中に 隣に居りしこの友の にわかにはたと倒れしを 我は思わず駆け寄りて 軍律厳しき中なれど これを見捨てて置かりょうか 確(しっか)りせよと抱き起し 仮繃帯も弾丸(たま)の中 折から起る突貫に 友は漸々(ようよう)顔あげて 御国(みくに)のためだかまわずに 遅れてくれなと目に涙 後に心は残れども 残しちゃならぬこの身体 それじゃ行くよと別れたが 永の別れとなったのか 永の別れとなったのか | |
戦友美空ひばり | 美空ひばり | 真下飛泉 | 三善和気 | ここは御国を何百里 はなれて遠き満州の 赤い夕日に照らされて 友は野末の石のした 思えば悲し昨日まで まっさき駆けて突進し 敵をさんざん懲したる 勇士はここに眠れるか ああ戦いの最中に となりに居ったこの友の にわかにはたと倒れしを われは思わず駆け寄って 軍律きびしき中なれど これを見捨てておかりょうか 「しっかりせよ」と抱き起し 仮繃帯も弾丸の中 折からおこる突貫に 友はようよう顔あげて 「御国のためだかまわずに 遅れてくれな」と目に涙 あとに心は残れども 残しちゃならぬこの身体 「それじゃ行くよ」と別れたが 永の別れとなったのか 戦いすんで日が暮れて さがしにもどる心では どうぞ生きて居てくれよ ものなといえと願うたに 空しく冷えて魂は くにへ帰ったポケットに 時計ばかりがコチコチと 動いているも情けなや 思えば去年船出して 御国が見えずなった時 玄界灘に手をにぎり 名をなのったが初めにて それより後は一本の 煙草も二人わけてのみ ついた手紙も見せ合うて 身の上ばなしくりかえし 肩を抱いては口癖に どうせ命はないものよ 死んだら骨を頼むぞと 言いかわしたる二人仲 思いもよらぬ我一人 不思議に命ながらえて 赤い夕日の満州に 友の墓穴掘ろうとは くまなく晴れた月今宵 こころしみじみ筆とって 友の最期をこまごまと 親御へおくるこの手紙 筆の運びはつたないが 行燈のかげで親たちの 読まるる心思いやり 思わずおとす一しずく 思わずおとす一しずく | |
戦友北島三郎 | 北島三郎 | 真下飛泉 | 三善和気 | ここは御国を何百里 はなれて遠き満州の 赤い夕陽に照らされて 友は野末の石のした 思えば悲し昨日まで まっさき駆けて突進し 敵をさんざん懲したる 勇士はここに眠れるか ああ戦いの最中に となりに居ったこの友の にわかにはたと倒れしを われは思わず駆け寄って 軍律きびしき中なれど これを見捨て置かりょうか 「しっかりせよ」と 抱き起し 仮ほう帯も弾のなか | |
戦友青江三奈 | 青江三奈 | 真下飛泉 | 三善和気 | ここは御国を何百里 離れて遠き満州の 赤い夕日に照らされて 友は野末の石の下 ああ戦いの最中に 隣りに居った此の友の 俄かにはたと倒れしを 我はおもわず駆け寄って 軍律きびしき中なれど これを見捨てて置かりょうか 「しっかりせよ」と抱き起し 仮繃帯も弾丸の中 空しく冷えて魂は くにへ帰ったポケットに 時計ばかりがコチコチと 動いているのも情なや 思いもよらず我一人 不思議に命ながらえて 赤い夕日の満州に 友の塚穴掘ろうとは | |
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