澤田空海李作詞の歌詞一覧リスト 1曲中 1-1曲を表示
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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二度目の花火ナナヲアカリ | ナナヲアカリ | 澤田空海李 | 荻野目諒 | 荻野目諒 | 花火がどこかで鳴っている。 電話越しで鳴る。 「そういえば今年はまだ一度も見てないな」 遠回しの誘い文句。気付くかな。 臆病な私の嘘に気付くかな。 天気予報は雨模様。 どうせ見ていないよな。 二人分には窮屈な折り畳みがいい。 唇は夏色。爪を青く塗れば、 夏の終わりが今、はじまる。 話しかけた瞬間に、遮って打ち上がる。 君は、それを目で追う。 途切れ途切れの言葉に相槌を打ちながら、 途切れない花火が煩くて。 予報通りの小雨。布の花が咲く。 私たちは今、どんな二人に見えますか。 汗の匂いが少しする。嫌じゃない。 幅を狭めて初めて肩に触れる。 次々と色が移る。 私には、君以外映らないのに。 笑う度に細くなるその目が好きだったよ、本当。 でも、今からこの距離感を壊すね。 夏の魔法なんかに頼っても、何も変わらないから。 八月、人混み。 合わない歩幅すら、 いつか思い出になる。 辺り一面を染める。 彩って、飲み込んだ、夜空だけ似合う花。 今年二度目の花火は音ばかり覚えていて、 汗ばむような夏の記憶。 この先、きっと後悔をする。 その度、今日の私が背中を押すのだろう。 恋をした。強い光のようでした。 それは、火薬の匂いがした。 |
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