また吠えはじめたよ

ゆらり ゆらり 燃えてる
俺の心の片隅の 亀裂に残った炎よ
俺の心を焦がして 苛立たせたもの
そいつが 大きく また燃えはじめたよ

言葉の壁に さえぎられ
誰にも知られず残った すすり泣きのように
俺の心を打ちはじめ震えさせたもの
そいつが 大きく また吠えはじめたよ

また吠えはじめたよ また吠えはじめたよ

俺の心の中には
小さな天使が住みつき そしてみんなの心の中にも
誰もそれに気付かない 気付こうとさえしない
だからあいつは いつでも 吠え続けてる
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