ミケネコ

窓の外飛び出して真っ白な気分 忘れ物は無かったはずだけど
すましているそぶりの見慣れない朝 春の風に吹かれる交差点

よけながら 転びながら 答えはまだ見つからない

素晴らしい退屈な日々を 歩きながら笑顔になる
いつもと同じでしょって 言葉足らずね
埋もれて少し遅い足も 隣に並んだ優しさも
ありきたりなことだって 思えたらいいのに

ぼんやりと眺めてる坂道の先 通り雨を乾かす青い空

追い抜いて 追い越されて 遠くのほう目指している

素晴らしい退屈な日々を 迷いながら笑顔になる
いつかはわかるでしょって 根拠はないけど
滲んで少し暗い夜も 大事に抱えた高鳴りも
なんとでもなるよなって そう伝えるよ

素晴らしい退屈な日々を 歩きながら笑顔になる
いつもと同じでしょって 言葉足らずね
埋もれて少し遅い足も 懲りずに覗いた運勢も
ありきたりなことだって 思えたらいいのに
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