終わらない歌が終わる日

腰が折れていくように自然と火が消えていく
一筋も残らずに 俺は眠ることにした

いっそもうこのままで
喋ることもなく
君の歌のすぐ側でただ終わる

心まで同じように終わるなら
いつかみんなでこの歌を歌いたい

呉れてやる程余った時間が鼻で笑う
確かめようのない あの日の体温

きっともうこのままで
開くこともなく
腐らない歌だけがただ残る

昨日まで夢見ていたことも終わるなら
いつかみんなでこの歌を歌おう

波の音がきこえる
捨てられた古いギター
捨てられない言葉が頬を流れた

きっともうこのままで
開くこともなく
腐らない歌だけがただ残る

抱き締めて 変わっていく俺も
そして今夜で終わりにしよう
終わらない歌が終わるその日のために
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