風に吹かれて

涙混じりの雨が 上がったなら行こう
大袈裟に描いてる夏の魔法

潮風に身を任せて やけに高鳴る鼓動
駆ける超高速で地平の果て

風に吹かれて雲の流れを見てた 夏の気配を感じている
手を伸ばせば届きそうな気がした 広く青いこの空の下

理由のないときめきは あの日に置いたまま いつもどこかで探している
海岸沿いを抜けて 砂まみれのスニーカー じんわり溶けてくありふれた日々

夏の匂いに心をかき回されて 胸のざわめきに戸惑うけど
ゆるいカーブを長めのストライドで抜けて 心まで青に染まっていくから

風に吹かれて雲の流れを見てた 夏の気配を感じている
手を伸ばせば届きそうな気がした 広く青いこの空の下
いつもと同じ風に吹かれて
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