純情通り

何事もなかったような顔して
平気なふりしていきてゆく
君にしか見せられない
私はそこにいたのさ

この道を抜けて橋を渡れば
閑散とした街があって
わざと人目の無い路地を歩く
誰か殺してくれればいいのに

絶望の先にしか幸せがないという
癒えない言葉と、脈打つ殻に
自由とは信頼の先にあるものだから君は
順番を間違えていただけ
今、仰げ空を

煌めく廃墟と、気鬱なネオンと
君に送る花束を片手に
春が過ぎ夏も終わり秋の無い
突然の凛音に体を抱きしめ
このまま私が消えちゃったりしたら
誰かは悲しむだろうか

絶望の先にしか幸せがないなら
この瞳に映る物はなに
形の無い不確かな物だけを抱きしめて
知らない街で息をしてゆく
今、群青へ消えろ

Connor 消えない
まだ、一切の悠久の帆は消えない
なら、実際は無償の術は消えない
ただ、待ってんだ純情な愛を消えない様な
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