スイートピー

逸らした視線を受け止めた
春の色々は
ひらり落ちる僕らの
運命(さだめ)のように

離した手の向こう側
地球(ほし)の裏では
夜空を這う天使も
別れるように

君は君だけの 僕は僕だけの日々
これからはそうやっていこう
また何処かで

壊れそうな想いはまた
この風に溶けて
叶いそうもない願い
そっと手を振るよ

呼ばれそうな予感がした
その薄い唇で
愛しい君の笑顔
さよなら スイートピー

木漏れ日 公園 帰り道
最寄りのコンビニ
暮らしを歌う全てが
雨に濡れてる

いつも僕よりも 強く優しい君が
少し弱気に見えた あの日をまだ

溢れそうな涙がほら
この風に溶けて
渡せなかったものばかり
浮かんでくるよ

君が好きだ 君が好きだ
ずっと胸の奥で
咲き続ける恋の
名前はスイートピー

壊れそうな想いはまた
この風に溶けて
叶いそうもない願い
そっと手を振るよ

呼ばれそうな予感がした
その薄い唇で
愛しい君の笑顔
さよなら スイートピー
×