霧の宿

野中さおり

霧の宿

作詞:松井由利夫
作曲:岡千秋
編曲:丸山雅仁
発売日:1998/02/25
この曲の表示回数:19,501回

霧の宿
川の狭霧が 深くなる
つらい別れも 近くなる
見てはいけない おんなの夢は
伊豆の湯舟の 上り湯で
洗いながした 筈なのに
人目を避ければ 避けるほど
恋が身を灼く 離れ宿
湯の香移り香 静寂の中で
肩に残した 歯のあとを
指でおさえて 瞼ですがる
雨戸締めても すき間から
来てはいけない 朝が来る
駅へ行かずに いつものように
町のはずれの 踏切りで
影を追います いつまでも

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