女の港

山内惠介

女の港

作詞:星野哲郎
作曲:船村徹
編曲:上杉洋史
発売日:2021/09/01
この曲の表示回数:19,582回

女の港
口紅(くちべに)が 濃(こ)すぎたかしら
着物にすれば よかったかしら
二ヶ月(ふたつき)前に 函館で
はぐれた人を 長崎へ
追えば一夜(ひとよ)が 死ぬほど長い
私は港の 通(かよ)い妻

信じても ひとりになると
ぷつんと切れる ふたりの絆(きずな)
たしかめあった 横浜の
桟橋(さんばし)はなれ 塩釜(しおがま)へ
向かうあなたが もう気にかかる
いつまでたっても 恋女(こいおんな)

海猫の声ききながら
港の宿で あなたを待てば
たずねる船は 青森にゃ
寄らずに 佐渡へ行くという
つらい知らせは 馴れっこだから
夜汽車でマフラー 編(あ)むのです

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