岸辺のダンス

moonriders

岸辺のダンス

作詞:鈴木博文
作曲:岡田徹
発売日:2022/04/20
この曲の表示回数:6,819回

岸辺のダンス
壊れかけたぼくは 壊れて行けばいい
汚れかけたきみは 汚れてしまえばいい

嘘ばかりふたりは 黒い壁に吐いて

変わらないものは 変わらないままでいい
腐りかけたものは 腐らせておけばいい

バカなタンゴを 踊り続けて
夜のベンチに 酒を撒いて
草を背にして 瞳閉ざして
きみが待つのを ぼくは気付けない

忘却の岸辺に やっと辿り着けた
砂を握ると 記憶がこぼれ落ちてゆく

夢を捨ててふたりは 泥の舟を沈めた

腰でタンゴは 朝を嫌う
夜のランチは 舌と舌で
朝が頬まで 染まるまでには
きみの全てを 食べてしまおう

この海の果てには 罪をさばく鍵が
流れ落ちて今ここ 濡れた身体で踊ってる

忘却の岸辺に やっと辿り着けた
砂を握ると 記憶がこぼれ落ちてゆく

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