エレベーターのロープが切れるとき

あべりょう

エレベーターのロープが切れるとき

作詞:あべりょう
作曲:あべりょう
発売日:2024/03/29
この曲の表示回数:359回

エレベーターのロープが切れるとき
大林組が 30年後完成する 宇宙エレベーターのロープ
高度10kmで切れ 床からの反作用消え 重力加速度9.8m/s2
カゴと共に 自由落下する床で 体重計に乗ったら
反作用ゼロで 計りのバネも縮まず メモリ動かず 体重計表示は0kg

カゴ下がるも 慣性で留まりたい ボクを置き去り 床下がり
床が足を押す 反作用(≒垂直抗力)が減り
カラダが遅ればせながら 床に落ちるのを感じる
三半規管 耳石の位置がずれ 脳が感知 体勢直し
等速直線運動になるまで 浮いた気がするが
ボクにかかる重力は 変わらず

主観的には 重力に逆らい 上昇する時の加重感
反作用(≒垂直抗力)減らす方向で 降下する時の 浮遊感
客観的には 重力変わらず ボクへの反作用の増減

100万年も 水平に歩いてきた人類が 垂直のエレベーターに乗り込み
慣性で忘れてた 重力を思い出し 三半規管が その違和感に適応
それ逆手にとり ジェットコースターで遊ぶ人類の 次なる野望は
カーボンナノチューブ 宇宙エレベーターで 重力捨て 宇宙移住計画

重力と等価で結ばれる 加速度の
遠心力で 重力に変える スペースコロニー

さっき 宇宙エレベーターの ロープが切れ カゴが自由落下し始めたが
異常速度調速機が検知 規定速度内で 調速機が動力を切り
それでも加速続くなら 非常止め装置作動 カゴと昇降レールの間に
楔を打ちこむことで 火花を散らしながら カゴは必ず停止する

コトバのキモチ 投稿フォーム

ココでは、アナタのお気に入りの歌詞のフレーズを募集しています。
下記の投稿フォームに必要事項を記入の上、アナタの「熱い想い」を添えてドシドシ送って下さい。

推薦者:お名前(ペンネーム可)必須
性別:
  任意
年齢:
 歳 任意
投稿フレーズ:必須
曲名:必須
歌手名:必須
コメント:必須
歌ネットに一言あれば:任意

※歌詞間違いのご指摘、歌ネットへのご要望、
その他返信希望のお問い合わせなどは
コチラからどうぞ。→ 問い合わせフォーム

×