月を指で押せ

あべりょう

月を指で押せ

作詞:あべりょう
作曲:あべりょう
発売日:2024/04/26
この曲の表示回数:326回

月を指で押せ
無重力状態な 宇宙に浮かぶロケット 軽そうだから
あの頃 指で押せば動き 月だって動かせそうに思えた
でも無重力でも 重力質量感じなくなるだけで
慣性質量は変わらず 無重力でも重いものは重い

だからロケットも月も 指で押しても動かなくて
反作用に弾かれたボクだけが 宇宙の彼方に消えてゆく

質量計るには 秤に乗せるが 秤を置く地面が無い
宇宙での 推進力(F)=ロケットの質量(m)×加速度(a)で
ジェット燃料減るペース×噴射速度(F)÷加速度(a)から
質量(m)を間接的に逆算し 慣性質量を知る

慣性質量は 力を加え どれだけ加速しづらいか
ロケットの慣性質量(m)=推進力(F)÷加速度(a)だが
逆に 地球の重力に引かれる度合いを バネの伸びとして
重力質量を計るのが おなじみのアナログ体重計

バネを伸ばしてる 重力(W)=質量(m)×重力加速度(g)で
2つの質量(Mm) 半径2乗(R2)で割り 引力定数(6.67×10-11)掛けた
万有引力と等しく それ基準にした重さが 重力質量

エレベーターが上がるとき 体重が重くなった気がするが
増えたのは重力か エレベーターの加速か 区別できない
宇宙でロケットが推進すると 背中にGを感じるが
増えたのが重力か ロケットの加速かも 区別はできない

だから重力下でも 無重力状態でも 重力と加速度は
区別できないという アインシュタインの等価原理

さらに止まってる人と 動いてる箱の中の人は
どっちが動き 止まってるか 区別できない 相対性原理
これに 光速度不変原則組み合わせた 特殊相対性理論

無重力状態な 宇宙に浮かぶロケット 軽そうだから
あの頃 指で押せば動き 月だって動かせそうに思えた
でも無重力でも 重力質量感じなくなるだけで
慣性質量は変わらず 無重力でも重いものは重い

だからロケットを押して 反作用に弾かれても
月を押し直し 地球に戻ろうとしたが
月の重力に捕まり 月面着陸

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