風の駅

野口五郎

風の駅

作詞:喜多條忠
作曲:筒美京平
発売日:1997/04/25
この曲の表示回数:38,877回

風の駅
僕の帰りを暗い駅のベンチで
君は待ってた 赤いサンダル
紙の袋にこぼれそうなミカンを
大事そうに抱きしめて
そんな君がいじらしかった
若い暮しには 不安だけがあって
名付けられる確かなもの何もなかった
ただ君の髪の毛の香り
この指が覚えてるだけさ
遠い風の音 何故か君の声で
僕を呼んでいるようだ

夢の続きを見れるはずもないのに
君が待ってた 駅におりたよ
季節流れた街は知らんふりして
二人の愛 今どこに
眠ってると言うのでしょうか
新しい恋も好きだった歌も
今の僕の心の窓 開けはしないよ
ただ君が幸福であれば
僕なんか忘れてもいいさ
遠い風の音何故か僕の胸で
君が泣いているようだ

ただ君が幸福であれば
僕なんか忘れてもいいさ
遠い風の音何故か僕の胸で
君が泣いているようだ

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