弥生 夜桜 紅させど
ふたりの春は かくれんぼ
背中あわせの 春ならば
背中あわせの 春ならば
せめて咲かそか 水中花
広い世間を せまくして
袂ぬらすも 恋のため
ふたりいてさえ うら悲し
ふたりいてさえ うら悲し
暗い都の 夜半の雨
たどる恋路に 吹く風は
憂き世木枯し うす情け
いっそふたりで あの世へと
いっそふたりで あの世へと
堕ちてゆこうか 恋挽歌
ふたりの春は かくれんぼ
背中あわせの 春ならば
背中あわせの 春ならば
せめて咲かそか 水中花
広い世間を せまくして
袂ぬらすも 恋のため
ふたりいてさえ うら悲し
ふたりいてさえ うら悲し
暗い都の 夜半の雨
たどる恋路に 吹く風は
憂き世木枯し うす情け
いっそふたりで あの世へと
いっそふたりで あの世へと
堕ちてゆこうか 恋挽歌
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