皆さん、それぞれに、影響を受けたアーティストをお聞きしたいと思います。たくさんあると思いますので、難しいとは思いますが、「とくに…」という方を、教えていただけますか? まず、因幡晃さんから…
因幡)影響を受けた…、そうですね…、5歳上に姉がいて、ヨーロッパのシャンソンとかを、よくソノシートで聴いてたりとかしていて、そういうものが、自分の根底にあるような気がしますね。それと、親父が民謡が大好きで、すごく上手かったんですけど、そういうものも混じってるのかなって思いますね。
堀内)へぇ〜、そうなんだ〜。

Q)シャンソンと民謡ですか!?
因幡)ええ。シャンソンを原語で歌う機会があったりすると、秋田弁っていうのが、シャンソンのフランス語に近くて歌いやすかったりとか…(笑)。「r」の感じも似てたりとかね。あと、自分で曲を作っていたりしていても、抑揚感とかねが、シャンソンに近いのかなって思いますね…。

Q)そう言われると、「わかって下さい」も、ヨーロッパ的な感じのメロディーですね…
高山)そうだよね〜。
ばんば)シャンソンの感じあるよね…。
因幡)はい、そういう感じしますね。

Q)ばんばひろふみさんが、最も影響を受けたアーティストは?
ばんば)僕は、もうビートルズですよ。中学2年。そこで、人生の全てが変わりました…(笑)。レコード屋の店先で流れてた「プリーズ・プリーズ・ミー」ですよ。

Q)なるほど。堀内孝雄さんは?
堀内)僕も、バンバンと同じですね。まあ、小さい頃は、歌謡曲が大好きで、三橋美智也さんなんかが好きでしたけど、やっぱり、ビートルズの出現は全てを変えましたね。「こんなグループがいるんだ!」って感じですね。今でも影響力ありますから、本当に偉大だなと思いますね。

Q)杉田二郎さんは、いかがですか?
杉田)うん、僕は、ビートルズは、ちょっと自分には出来ないなあって感じがありましたから…、やっぱり、アメリカンフォークソングが非常に身近でしたね。逆に、ビートルズのあのパワーみたいなものを、アメリカンフォークソングの方に取り入れたいなあと思ってました。
堀内)アメリカンフォークって、どういうのに魅かれたんですか?
ばんば)PPMとか…?
杉田)やっぱり、ブラ・フォーとかキングストン・トリオから入っていって、PPMを聴いた時には「面白いなあ〜」って思ったね。
堀内)モダンですよね。
杉田)PPMのハーモニーっていうのがね。女性が入っているからね。
堀内)女性が入ってるっていうのがすごくいいですよね。
高山)そこもまた、ディラン派と分かれますね。
ばんば)うん。
杉田)ただね、PPMは、ディランの楽曲をいっぱい歌ってるんですよね。

Q)そうですね…、「風に吹かれて」はあまりにも有名ですが、ほかにも「くよくよするなよ」「時代は変わる」とか…
杉田)それで、ディランは、逆にPPMによって押し上げられたんですよね。
堀内)PPMが歌ってなかったら、ボブ・ディランはあんなに有名になってないですよね…
杉田)日本はとくにそうだったんですよね。
高山)そうそう、日本では、ボブ・ディランよりもPPMの方が早かったもん。
杉田)だから、PPMは、作った人をものすごく発掘したというかね…。
堀内)うんうん。面白いよね、あのへんの時代は…。

Q)高山厳さんが、最も影響を受けたアーティストは?
高山)ああ、僕の場合は、やっぱり、子供の頃は、本当に歌謡曲が好きでね。「明星」「平凡」の歌詞本てあったの。その本を見ながら、1日でも歌ってたね。
ばんば)へえ〜、そうなの…。
高山)うん、歌好きだったね。それで…、ビートルズは、最初あんまり興味なかったね。でもね、高校の頃かな、兄貴が借りてきたビートルズのシングルがウチに50枚くらい置いてあったんですよ。それで、その一番上にあったのをたまたま聴いてみたら、「アイ・フォローザ・サン」て曲だったんですよ。
堀内)あ〜、いい歌だ!
高山)ねえ〜! それ聴いてビックリしてね。それまでは、職業作家の曲しか聴いたことなかったから、最初、素人っぽく聴こえたんですよね。それで、よく見たら、作詞作曲も自分たちでやってるってことで、「じゃあ、自分もやれるんじゃないかな」って思ったのがきっかけだったの。そういう意味では、やっぱりビートルズは大きかったかもしれないですね。

Q)ちなみに…、「明星」「平凡」の歌本で歌ってた頃、とくに好きだった曲って、どのへんですか?
高山)あ〜、それはもう、当時のヒット曲と言ったら、もういっぱいありますよ。
堀内)いっぱいあるよね。御三家とかもすごかったからね。
高山)僕ら御三家と言ったら、「郷ひろみ、西城秀樹、野口五郎」じゃなくて、「橋幸夫、舟木一夫、西郷輝彦」でもなくて、もっと前、三橋美智也さん、春日八郎さん、村田英雄さんだからね。そっちの御三家。

Q)じゃあ、堀内さんと同じですね…
堀内)ですね…。
高山)そうそう。
因幡)ああ…「明星」「平凡」…、「guts」とかそういうんじゃないんですね…。
高山)違うよ〜。
堀内)なつかしいな〜「guts」!
高山)だって、弾き語りって言ったらボブ・ディランじゃないもん、田端義夫さんだもん。ホーキ持って真似してね。
一同)はははは(爆笑)

 


Q)歌詞について、それぞれお聞きしたいと思います。これも、難しいとは思いますが、これまで、いいなと思った歌詞とか、歌詞のフレーズとか、作詞家さんとか、アーティストとか、今、思い付くものがあれば、教えていただけますか…?
高山)やっぱり、僕なんかは、メロディーから入っていったからね。う〜ん、でも、ビートルズなんかもそうだったけど、最初はポールのメロディに魅かれたけど、だんだん自分が音楽の経験を重ねてくると、ジョン・レノンの詞がいいとかね…。じっくり読んだことはないんだけど、ジョン・レノンの曲って、多分、詞が先行して出来てるような気がするんだよね。

Q)そうですね…
高山)あと、たきのえいじさんと組んで、アルバムを1枚作ったことがあるんですよ。全部、たきのさんの詞でね。あの時の詞は、全部好きですね…、今でも。これからも機会があれば、どんどん歌っていきたいと思います。

Q)たきのえいじさんは、「愛ひとすじに」とかも書かれていますね…。堀内さんもよくコンビを組んで書かれている荒木とよひささんは、高山さんの代表曲「心凍らせて」を書かれていますが…
高山)ああ、もちろん! 荒木さんの詞もいいですね〜。阿久悠さんとかの詞も、一本筋が通ってる感じでいいけど、荒木さんの詞は筋が通っていないという意味ではなくて、普段、どこにでもあるような言葉をね、ふっと集めてくるのがうまいですね…。だからね、1番だか2番だかどっちだかわかんなくなっちゃうことがあるの。そういう気軽さがあるというかね…。でも、ちゃんと心に残る…。だから、荒木さんは、そういった意味ではすごくピュアな、時代を先取りしている歌謡曲の作詞家だよね。

Q)杉田さんは、いかがでしょう…?
杉田)う〜ん…………

Q)杉田さんと言えば、北山修さんかとは思いますが…
杉田)そうですね…、まあ、北山修とは、ずいぶんたくさん作ったので、やっぱり、僕の中では、北山修さんの言葉というのが自分のように感じてるところはありますね。それで、まあ、1曲1曲違うんですけど、最大公約数的に言うと、「ふるさと」とか「ともだち」とか、それから「恋人」はもちろんですけども…、あと「旅」とか、そういうのが大きなテーマになってるというかね…。
堀内)北山さんは「花」をモチーフにしたりすることも多いですね。
杉田)「花」もそうだし「風」もそうだしね。そのへんが好きですね。
堀内)普遍的なものを取り上げますね。それで、ロマンティストですよね。

Q)北山修さん作詞、杉田二郎さん作曲の「戦争を知らない子供たち」は、音楽の教科書にも載るくらい有名になりましたが…
もちろん「戦争を知らない子供たち」に代表される、「生まれ来る子供たちが戦争を体験しないように…」っていうテーマは大きいですね。それと「青春」。「青春」というのは、やっぱり、その真っ只中の時にはなかなか感じられないで、ある年齢に達した時に「あれが青春だったんだ…」っていうようなことを認識すると言いますかね…。そのへんの世界も好きであるというのと、あとね、「やさしさは残酷」って曲があるんですよ。「やさしい」っていう言葉は、非常に語感は甘いんですけど、「本当にやさしい」っていうのはどういうことなんだろうか…とかいうテーマだったりね。そのへんも、結構好きですね。


Q)堀内さんは、以前にも、歌詞についてはインタビューさせていただきましたが…、いかがですか…?
堀内)僕はね、たくさんあるんですけど、でも、あえて今ここであげるとしたら、 星野哲郎さんですね…。「男はつらいよ」なんかもそうですけど、やっぱり星野先生の世界は、書けないですわ…あれは…、なまじっかの作詞家では…。皆さん、意外とそうおっしゃる方が多いんですよね。とにかく、もう理屈がかなわないんですよ。あの先生が目の前で「そうだよなっ!」って言われると…。感じたことしか書かないから、「いや〜こりゃ一刀両断にやられたな〜」って感じですよね。

Q)星野哲郎さんは、天才肌の方ですよね…
堀内)天才ですね。でも、地位も名誉もある人にも、普段、普通に地道に一生懸命働いているに人も、同じように、みんなの心を打つ歌詞なんですよね…。それが、あの先生の大きなところですね。

Q)そうですね…たしかにそうです…。それでは、ばんばさんは、いかがですか? 代表曲で言えば、「『いちご白書』をもう一度」は荒井由実さんの詞曲、「SACHIKO」は、ばんばさんの作曲(馬場章幸)で、小泉長一郎さんが歌詞を書かれていますが…
ばんば)僕はね、べつに「強いてこの人…」っていう人はいないけど、一番興味があったのは荒木一郎さんね。荒木一郎さんと知り合いになって、一時、よく家に遊びに行っててね。それで、彼が1曲通して書いてくれた詞っていうのはないんですけど、彼がアドバイスしてくれて、詞が出来たりしててね。

Q)荒木一郎さんですか…
ばんば)そうそう。なんか、あの人ずっと好きで…、「空に星があるように」とかね〜。
杉田)うんうん。
堀内)いいよね〜。
ばんば)「ジャニスを聴きながら」とかね…。「街はコカコーラ…」って歌詞があって、「この人はなんだ?」って思った。その前からも、ずっと気になってたんだけど、その「ジャニスを聴きながら」で、なんかすごい好きになって、知り合いにお願いして会わしてもらったんだけどね。まあ、だから、荒木一郎さんかな…、すごい影響を受けた人って。

堀内)なんか、くすぐるよね。メロディと一体になってね。独特な。
杉田)そうだよね〜。クールで…。
堀内)かっこいいよね。
杉田)そうだね、メロディと一体化しているってことね…

Q)たしかに、単純に、いいメロディといい歌詞だけではダメなんですよね。言葉の乗せ方によって、聴こえ方、その言葉の伝わり方も違ってきます…
ばんば)そうだね〜。
杉田)うん、うん…。
ばんば)彼からは、自分で詞を付けて歌えと言われた。そのアドバイスはするけど、「僕が詞を提供してってことじゃない…」ってね。「ああ、なるほど…」って思った。

Q)因幡さんは、どうですか?
僕は、シンガーソングライターって言われてて、詞も曲も書いて歌うってことになってますけど、でも、詞や曲を提供されて歌うってことも結構多いんですよ。

Q)たしかに、因幡さんの場合、シンガーソングライターですが、職業作家の曲も多いです。名曲「忍冬(すいかずら)」なども、ちあき哲也さんの詞で、曲は杉本真人さんです…
因幡)自分のボーカリストとしての部分がすごく活躍できて、「これを僕のフィルターを通したらどれだけ表現できるかな」って楽しみがありますね。ただ、残念なのはね、詞や曲を提供してもらった多くの作家の先生がね、亡くなられてるんですよ。阿久悠さんもそうだし、黛ジュンさんのお兄さんの三木たかしさんとか…。あと、「圭子の夢は夜ひらく」の石坂まさをさんとか、全然違う世界の人たちも、「ちょっと因幡…、コレ歌ってみて…」って詞を書いて送ってくれたりしたんです。生前、そういう方たちと、もっと「歌」で関わりたかったなと…、もっと歌いたかったなと思いますね。

Q)そうですね…、時代を作ってきた名作詞家、名作曲家ばかりです…
因幡)そうです…。だから、そういう意味で、とくに誰の歌詞っていうのはないんですけど、やはり、まだ、いろんな作詞家の方たちの「いい言葉」を盗んで、自分の中で咀嚼して、自分からまた発したいって思っています…。それで、自分が作詞で行き詰まった時には、僕、図書館に行くんですよ。外国の詩人の対訳とかをいろいろ見て、言葉遊びをするんです。図書館に行くってことが、ひとつ、僕の秘訣です…。
杉田)ふ〜ん、おもしろいね…。
堀内)じゃあ、僕らも行ってみましょうよ〜(笑)

Q)ところで、最近、注目している日本の若いアーティスト、歌手、作家とか、もしも、今、思いつく方がいらっしゃれば、どなたか教えていただけますか…
ばんば)僕は、福原美穂…。一緒に仕事したことがあって、なかなか素敵だよね。普段は、あんまり、じっくりアルバムとかを聴く機会はないけど、そういう風に一緒に仕事して良かったりすると、アルバムとかももらったりして聴くよね。
堀内)福原さんて、Char がギター弾いてるCMで「スタンド・バイ・ミー」とか歌ってる人?
ばんば)そうそう、あの子。すごいソウルフルで。ゴスペルとかもやってるんだよね。彼女はすごいと思う。
堀内)かっこいいですよね。



Q)ソロとしての活動も続けつつ、このグループ「ブラザーズ5」としても活動していかれるということで、皆さん、それぞれ、このグループとして、今後、どういう活動をしていきたいとお考えですか…、まず、因幡さん…
因幡)まあ、並行してソロもありますし、ただ、こうやってグループでやっていると、音楽の深さを感じますね。すごくいい経験をしていると思います。ソロの方にも反映されていくと思うんですよ。でも、この5人だから表現できることっていうのも絶対にあるはずだから、そういうものを深く掘り下げていければいいかなと…。末席でいつも楽しくやらせていただいております…(笑)

Q)この中では、最年少ですからね…。それでは、ばんばさんは、いかがですか…?
ばんば)えっと〜、まあ、僕ら、最初、高山と『バンバン』ってグループをやってて、その後、ずーっとソロでやってきて、でも、やっぱりグループの良さっていうのは、明らかにあるわけでね。で、こうやって5人集まってグループ…、だから、喜びも哀しみも全部グループで受けるというか、それが、何かものすごく新鮮というか…。
高山)うん、そうだね…。
ばんば)音楽をやってる喜びというか…、やっぱり、さっき言ったように、ビートルズで僕ら目覚めたから、グループの良さっていうのを知ってるし、だから、今また、その喜びを、このグループで体感できるというのは、すごくありがたいと思う。

Q)そういえば…、『バンバン』も、一度、再結成されてますね…
ばんば)ちょっとだけね…。今はやってないけど、でも、今は、こうして、また高山と一緒にやれるわけでね。これは、なかなか面白いことですよね。
高山)だから、今後、また、この5人の中でどういうユニットになるかわかんないしね…。先方の要望で、「この二人だけ来て下さい…」とか…(笑)
一同)はははは…(大爆笑)

Q)そんなことはないと思いますけど…
ばんば)切り売りを〜(笑)
堀内)なんでもアリで〜(笑)
因幡)僕なんか、ずっとソロだったから、こういうグループの雰囲気っていうのが、すっごい楽しくてね!

Q)そう言われればそうですね…。この中で、因幡さんだけですね、グループを経験されていないのは…
因幡)そうなんですよ。今日は朝から、二郎さん(杉田二郎)と一緒に走り回っていますけど、キャンペーンとか、一人だと本当につらいんですよ…。
高山)そうだね。同じことばっかの繰り返しでね。
因幡)だから、今はすっごい楽しいんですよ。

Q)堀内さんは、いかがですか?
堀内)ばんばん(ばんばひろふみ)が言ったのと同じですね。僕もグループをやっていましたからね。グループの良さもあるし、辛さもありますよ…、長く続ければ続けるほどね。でも、今、この歳になったから、もう、そういうことはないでしょうね。楽しくやればいいっていうか。見てる人たちとも、年齢層がそう変わらないんで、「ああ、いいな〜」っていう全体の空気感が、僕らの醸し出す雰囲気を楽しんでもらえたらいいなあって、ただそれだけですね。だから、楽曲がどうのこうのなんていうのは全くないです。たいがい、もう経過した歌なんで、だから、みんなが一体となって楽しめたらいいなあって思います。

Q)皆さん、この歳だから、グループで楽しくやれるということですね…
堀内)そうそう。グループってね、真剣に考えすぎると辛いですよ。みんな考えが違いますから、疲れちゃいますからね。だけど、今回は、それも、みんな重々知った上で集まったメンバーだから、だから、あと残るのは、楽しくやらないとしようがないでしょってことだけでね。絶対に楽しくないと…。
高山)そうだね〜。

Q)高山厳さんは、どうですか…?
高山)やっぱりね、5人揃えば、それぞれいろんな取り組み方があるというか、トライの仕方が違うというかね。「自分だったら、こう言えないな…」って思うことをぱっと誰かが言ってくれたりとかね。「ああ、そうなんだ〜」って気付かせてくれることも多いよね…。

Q)そうですね…、みなさん、長く続けて来られた方たちばかりですから、それぞれのスタイルを持っていらっしゃると思います…
高山)それでね、レコーディングの時、面白かったのはね。僕と晃ちゃん(因幡晃)とべーやん(堀内孝雄)の3人が、テンポを決めるために、一生懸命に歌ってたのね。ベストなテンポをさがしてね。本番の声出して、真剣に歌わないとテンポって取れないからね。それで、ふと「ばんばん(ばんばひろふみ)は何してるのかな…?」って思って、ばんばんの方を見たら、キューボックスにヘッドフォーンが半分くらいしか、ささってなくてさ…、全然聴いてないの!

ばんば)はははは…(笑)

高山)それが、なんでバレたかって言うと、音がしたの、カチャッって抜けて落ちた音が聞こえたの。「おいっ!」ってね。全然参加しようとしてなかったもんね(笑)、もう頼りっきり…。だから、その部分は、俺らでやっちゃっていいんだなって思ってやりましたけどね。
堀内)また逆もしかりでね。僕ら遊んでいる時に、やってくれてたりするから。
ばんば)へへへへ(笑)

Q)楽しそうなレコーディングですね…。で、ばんばさん…、本当に聴いてなかったのですか?
ばんば)いやっ!知らんかったんや!
一同)ははははは…(大爆笑)
堀内)たまたまね…。
高山)だから、真剣にやってるのに、ふっと違ったことを気付かせてくれるというか、自分と違う意見があって然りだなってね。そういうのが、ようやくわかってきた年ごろ…(笑)。
堀内)みんな基本は真面目で神経質だからね。でも、みんなそれぞれ角度が違うから面白いですよ。
高山)そう、面白い…。

Q)なるほど…、それぞれに大事なポイントが違ったり、自然に役割分担がされているってことですね…。では最後に、杉田さん、お願いします…
杉田)あの〜、もう、幹事長、副幹事長、それに、総務部長、宣伝部長が、全て言ってくれましたからね…(笑)。まあ、今、厳(高山厳)が言ってくれたように、レコーディングの時、みんな、なんともないような顔しながら、実は緊張してたと思うんですよ。つまり、みんなソロで長い経験がありますから、それぞれ自分の世界を持ってるし、「うまくいって当たり前」みたいな見方をされてしまいますからね。だから、やっぱり緊張感があったと思うんですよね。

Q)そうですね…。聴く方としては、この5人が集まっていると聞けば、無意識に、とんでもなくすごいものを期待してしまうのが心理です…
杉田)グループとして集まったら、この5人でしか出来ない空気感があるんで、そういうことを気付かされたってことは、僕にとってはすごい発見でしたね。だから、これから先、多分、いろんなことにチャレンジするんだろうけども、逆にお互い刺激しあって、新たなものが生まれるではないだろうかっていう楽しみを感じますね……、以上です!
堀内)どうも〜!

(2014年5月、取材・文:西山 寧)


  【テレビ出演情報】

NHK 「BS日本のうた」
7月06日(日) NHK BSプレミアム 午後 7:30〜8:59 放送予定
7月12日(土) NHK BSプレミアム 午後 0:00〜1:29 放送予定
7月18日(金) NHK BSプレミアム 午後 4:30〜5:59 放送予定

NHK「BS日本のうた」放送曲目リスト

NHK 「NHK 歌謡コンサート」
7月15日(火) NHK 総合テレビ 午後 8:00〜8:43 出演予定

  【コンサート・イベント】

ブラザーズ5 スペシャルコンサート

08月02日(土) 東京都 町田市民ホール
08月03日(日) 大阪府 吹田メイシアター
09月06日(土) 千葉県 君津市民文化ホール
09月15日(祝) 埼玉県 パストラル加須
10月04日(土) 鳥取県 とっとり花回廊特設ステージ
10月25日(土) 宮城県 仙台イズミティ21

最新スケジュールはコチラ!

  【出演映画】

2014年10月11日、全国東映系ロードショー
吉永小百合主演映画「ふしぎな岬の物語」
(ブラザーズ5のメンバーが、村のフォーク愛好会として出演し、キングストン・トリオの「トム・ドゥーリー」のメロディに、映画オリジナルの歌詞をつけた「入っておいで、この里に」という曲を歌う。)

映画『ふしぎな岬の物語』公式サイト

DVDシングル
「 この街で/Lady Greensleeves/うれしいな! 」
 

2014年 6月 4日発売
UP-FRONT WORKS
UFBW-1359〜60
¥2.200(税込)

<CD収録曲>

1.この街で
2.Lady Greensleeves
3.うれしいな!
4.この街で
  (オリジナル・カラオケ)
5.Lady Greensleeves
  (オリジナル・カラオケ)
6.うれしいな!
  (オリジナル・カラオケ)
<DVD 収録内容>

1.この街で
2.Lady Greensleeves
3.うれしいな!
4.プロフィール映像
5.ブラザーズ5のグループトーク
6.ブラザーズ5のバーベキュー大会!

  


ヒット曲を持ち、40年以上歌い続けているフォーク・ニューミュージック界を代表するアーティストたち、杉田二郎(67歳)、堀内孝雄(64歳)、ばんばひろふみ(64歳)、高山厳(62歳)、因幡晃(60歳)の5人からなるフォークユニット。いずれも、フォーク・ニューミュージック界の名門事務所アップフロントグループに所属。2014年6月4日、3曲入りDVDシングル「この街で/Lady Greensleeves/うれしいな!」で、アップフロントワークスよりデビュー。

<メンバー・プロフィール>

杉田二郎(すぎた じろう)
1946年生まれ、67歳。京都市出身。1967年、アマチュアバンド『ジローズ』(第一期)を結成し、1969年「あなただけに」でデビュー。その後、もとザ・フォーク・クルセダーズの北山修、はしだのりひこ(端田宣彦)らとともに、『はしだのりひことシューベルツ』を結成。1970年には、森下次郎とともに『ジローズ』(第二期)を結成し、『戦争を知らない子供たち』が大ヒット。1972年からはソロ活動を開始し、「男どうし」「ANAK (息子)」「再会」などがヒット。最新作は、アルバム「戦争を知らない子供たちへ」。

堀内孝雄(ほりうち たかお)
1949年生まれ、64歳。大阪市出身。愛称「べーやん」。伝説のフォークグープ『アリス』のメンバーとして1972年「走っておいで恋人よ」でデビュー。以後、「遠くで汽笛を聞きながら」「冬の稲妻」「ジョニーの子守唄」「秋止符」など、ソロとしても「君のひとみは10000ボルト」などヒット曲多数。『アリス』解散後は、歌謡路線で「愛しき日々」「恋唄綴り」「影法師」「山河」などがヒット。最新作は、シングル「笑うは薬」。

ばんばひろふみ(ばんば ひろふみ)
1950年生まれ、64歳。京都市出身。愛称は「ばんばん」。1971年に、今井ひろし、高山弘(現:高山厳)とともにフォークグループ『バンバン』を結成し、1972年「何もしないで」でデビュー。1975年「「いちご白書」をもう一度」がヒット。『バンバン』解散後はソロとして活動し、1980年、自身が作曲した「SACHIKO」が大ヒット。最新作は、アルバム「メイド イン 京都」。

高山厳(たかやま げん)
1951年生まれ、62歳。京都市出身。本名は「高山 弘」。1971年、ばんばひろふみ、今井ひろしとともにフォークグループ『バンバン』を結成し、1972年「何もしないで」でデビュー。1975年、『バンバン』を脱退し「忘れません」でソロデビュー。その後、ニューアダルトミュージック路線に転身し、1992年に発表した「心凍らせて」が1994年にかけて大ヒット。最新作は、シングル「花手紙」。

因幡晃(いなば あきら) 
1954年生まれ、60歳。秋田県大館市出身。1975年、第10回ヤマハポピュラーソングコンテストに「わかって下さい」で出場し最優秀曲賞を受賞。1976年「わかって下さい」でデビュー。ほかの代表曲には「忍冬」「別涙」などがある。最新作は、荒木とよひさ作詞、三木たかし作曲による未発表作品「しあわせの近道」なども収録されたアルバム「まん丸の蒼い月」。

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