達人たちは1曲の詞を書くために、言葉を巧みに操り、その時代を象徴する言葉を探した。その言葉は多くの老若男女の心を掴んで離さず、その歌は大ヒットした。
「孤独がつらく感じるとき」、「愛することがよくわからなくなったとき」いつも、勇気と力を与えてくれた…、作詞家は言葉の魔術師である。そんなプロの「作詞家」の皆さんをゲストにお招きして、毎月、紹介していくこのコーナー。
今回は、日本語そのものが本来もっている「美」を巧みに表現しながら、これまでに1000曲以上の作品を世に送り出し、「とまり木」小林幸子や「ふりむけばヨコハマ」マルシアなどのヒット曲でお馴染みの「たきのえいじ」さんをゲストにお迎え致しました。
この曲は、‘95年の阪神淡路大震災のエイドソングとして作ったもので、5人の歌手と、ソニー、ポリドール、ビクター、東芝EMI、各社の協力で完成し、売り上げ金の全てを、寄付させていただきました。音楽の力を改めて感じた一曲です。
‘49年愛媛県大洲市で生まれる。作詞・作曲家。
劇団・早稲田小劇場・研究生を経て、音楽の道へ進む。
子供番組やNHKのみんなの歌や、はぐれ刑事の主題歌等々と共に、1000曲以上、レコーディングし現在に至る。
福祉活動を兼ねて、月に1回、横浜で平均年令80歳の方々30人と集まり、楽器の指導をしている。
●著作に「歌の河(二十五年目の作詞ノート)」
■日本作詞家協会、評議員
■日本音楽著作権協会、評議員
TKCA-90119 ¥1,200(tax in)
2006.6.7 Release
KICM-30014 ¥1,200(tax in)
2006.5.24 Release
TKCA-90110 ¥1,200(tax in)
2006.5.10 Release
【これまで登場した作詞家さん】バックナンバー