達人たちは1曲の詞を書くために、言葉を巧みに操り、その時代を象徴する言葉を探した。その言葉は多くの老若男女の心を掴んで離さず、その歌は大ヒットした。 「孤独がつらく感じるとき」、「愛することがよくわからなくなったとき」いつも、勇気と力を与えてくれた…、作詞家は言葉の魔術師である。そんなプロの「作詞家」の皆さんをゲストにお招きして、毎月、紹介していくこのコーナー。 今回は、放送作家を経て作詞家となり、かぐや姫の『神田川』や梓みちよさんの『メランコリー』など数多くの名作を世に送り出されている「喜多條忠」さんをゲストにお迎え致しました。
かぐや姫に書いたものは、みんな日記風のもの。
吉田拓郎から「お前、歌謡曲は書けないよな」と挑発され、2週間かけて書きました。作曲した拓郎に「お前の詩には今回負けたぜ」と言われ、苦しんで書き上げただけに自信がつきました。その後、柏原よしえやキャンディーズなどが書けるキッカケとなりました。僕にとってはエポック・メーキングな歌です。梓さんは2番の終わりの所の歌詞を間違えて歌いました。でも歌い方が素敵だったので、そのままレコーディングしました。
S.22.大阪生まれ。
早大中退後、文化放送で放送台本を書く。
南こうせつ君と知り合い作詞家へ。
趣味の「競艇エッセイ」もよく書いております。
VICL-36295 ¥1,200(tax in)
M2:「さくらんぼの花」
2007.05.23 Release
CRCP-10166 ¥1,200(tax in)
2007.03.07 Release
■近況報告
今、来年に出す新しい演歌を沢山書いています。
小説も書いています。こちらの方は、もう一年ほど書いていますが悪戦苦闘しております。
10月、還暦(60才)を迎えました。久しぶりに家族全員で食事をしてうれしかったです。
【これまで登場した作詞家さん】バックナンバー