達人たちは1曲の詞を書くために、言葉を巧みに操り、その時代を象徴する言葉を探した。その言葉は多くの老若男女の心を掴んで離さず、その歌は大ヒットした。
「孤独がつらく感じるとき」、「愛することがよくわからなくなったとき」いつも、勇気と力を与えてくれた…、作詞家は言葉の魔術師である。そんなプロの「作詞家」の皆さんをゲストにお招きして、毎月、紹介していくこのコーナー。
今回は、様々な経歴を経て作詞家となり、「EXILE」「BoA」「倖田來未」など、数多くのアーティストの詞を手掛けながら、写真家・小説家としてもご活躍されている「Kenn Kato」さんをゲストにお迎え致しました。
「Your Eyes Only〜曖昧なぼくの輪郭〜」「Style」「Kiss you」
「Song for you」/EXILE
「Be the one」「KEY OF HEART」/BoA
「real Emotion」「m・a・z・e」/倖田來未
「Faith」/伊藤由奈
「HEAVEN ON EARTH 」/中島美嘉
「キ・セ・キ」/滝沢秀明
「Slave of love」/今井翼
「千の涙」「鼓動」/JONTE
「you and me」/JUNE
その他、多数。
創り手だけで作品は完成しない。
創り手が作るのは50%に過ぎない。
残りの50%を聴き手が創り上げて初めて完成するものである。
その意味で音楽とは、
創り手と聴き手のコラボレーションだと思う。
ぼくが今年、作詞家として20周年を迎えることができたのはLast chanceを賭けたYour eyes onlyが広く受け入れられたことが最も大きな要因だと思っているが、その後初めて自分自身の苦悩を描いた作品がこの曲だから。通常ぼくはアーティスト自身のバックグラウンドを元に作品を書くので、自分自身のことを描くことは滅多にない。
生年月日未公表
アメリカ、ワシントンD.C出身。
小学校1年生からクラシック音楽に触れ、高校1年の時にギタリストに転身。
大学卒業後就職するも、音楽からは離れられず、気づいたら作詞家として独立していました。
2004年講談社「群像」にて短編純文学「宙の鈴(ソラノスズ)」発表。
発表後長編小説を6作書き上げましたがいまのところ出版する意志はありません。
売れない風景写真家でもあります。PVの監督もやるようになりました。最終的には映画に流れていく可能性が大。
常にBehind the artistでありたいのでこれ以上のことは公表しておりません。
というか、ここまで公表したこと自体、異例なほどメディアへの露出は控えてきましたので。
これからもよろしくお願いしますm(__)m
CDリリースに関しては数も多く、公平を期するため敢えてここでは触れませんが、
どれも自分の中ではその時のBestを出してきているので自信を持ってお勧めします。
また、歌詞ではありませんが2/27リリースの有村実樹のアルバムではPV初監督作品がご観いただけます。
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