作詞家をはじめ、音楽プロデューサー、ミュージシャン、詩人、などなど【作詞】を行う“言葉の達人”たちが独自の作詞論・作詞術を語るこのコーナー。歌詞愛好家のあなたも、プロの作詞家を目指すあなたも、是非ご堪能あれ! 今回は、作詞・作曲・編曲家。主にVOCALOID楽曲のコンポーザーとして活動をしており、ずっと真夜中でいいのに。ナナヲアカリ、Sou、Ado、など様々なアーティストへ楽曲提供を行っている「煮ル果実」さんをゲストにお迎え…!
煮ル果実
代表作
作詞論
「誰、もしくは何を救うか」を大切にする。
感情の発露から、帰結・解決するまでのストーリー性を持たせる。
皮肉を扱う時は、他者を傷付ける事よりも、自虐的というか心を軽くする事を念頭に置く。
歌詞を一旦書き終えた後は、俯瞰してデザインとしてチェックする。
平仮名カタカナや英語、カギ括弧の種類等を上手く使い分ける事で印象を変化させられる為。
[ 煮ル果実さんに伺いました ]
歌 手
煮ル果実 with Flower
タイトル
ZOO
このサビのフレーズと歌詞を自身の作品として世に出す為に、今まで音楽を作ってきたんだなと当時思いました。今でも思っています。自分がこの世から居なくなったとしても、ずっと誰かの中で残って欲しい作品です。
作詞・作曲・編曲家。主にVOCALOID楽曲のコンポーザーとして活動。
ロックミュージックをベースに多種多様なジャンルを縦横無尽に行き来し、謎が散りばめられた中毒性が高い映像との相乗効果で、独特な世界観の作品を手掛ける。
ずっと真夜中でいいのに。ナナヲアカリ、Sou、Ado等のメジャーアーティストにも精力的に編曲参加・楽曲提供を行っている。