究極の2枚組セレクトアルバム『ここにいるよ』12月2日リリース決定!

 映画『糸』が160万人超える動員を記録し大ヒット・ロングランを続ける中、この「糸」を含む中島みゆきの2枚組セレクトアルバム『ここにいるよ』が2020年12月2日に発売することが発表された。

 最後の全国ツアーとして2020年1月から満を持してスタートした“中島みゆきラストツアー「結果オーライ」”は、2月末に開催された大阪公演の途中、コロナウイルスの拡大による緊急事態宣言を受け、残りのツアー全公演の中止を余儀なくされた。
 
 今も続くこのコロナ禍の中では、“いのちを守るSTAY HOME週間”のころから「糸」や「時代」「ファイト!」など中島みゆきの歌に背中を押された多くの人々がSNSでメッセージを多数発信、その歌を求める声が日本中で沸き起こり、それらの歌が収録された作品がロングセラーとなる現象も起きていた。

 また、上記以外にも2011年の東日本大震災、そして2016年の熊本地震の際にも被災地にいる多くの方々から、ラジオや有線に中島みゆきの歌のリクエストが数多く寄せられていた事実もあった。

 そして2020年の冬、「こんな時こそ、中島みゆきの歌を」と題した、「糸」「時代」「ファイト!」「空と君のあいだに」「地上の星」等、多くの人々の心に寄り添い、エールを送り続けた中島みゆきの名曲、代表曲を集めた全26曲の究極の2枚組セレクトアルバムが誕生することとなった。

 このアルバムの発売発表に合わせ、ジャケット写真も同時に公開。最新の写真からデザインされた優しさと強さの両方を感じ取れるCDジャケットとなっている。

 この作品のテーマとなる「エール」には大きく2つの形がある。1つは、背中を押し、「生きる勇気を鼓舞するエール」。もう1つは、一緒に悲しみ、一緒に悩み、一緒に前を向く「心に寄り添うエール」。この2つのエールをそのまま「エール盤」「寄り添い盤」と題した2枚のCDに分けて収録。

 それぞれに収録された内容は、「アザミ嬢のララバイ」(1975年発表)から「慕情」(2017年発表)まで、幅広い年代からの選りすぐられた楽曲が集まった。「エール盤」には、「糸」「時代」「ファイト!」「地上の星」「空と君のあいだに」「旅人のうた」等のミリオン3曲を含む大ヒット曲が目白押しのカロリー豊富な選曲。

 「寄り添い盤」には、「アザミ嬢のララバイ」「悪女」「あした」「誕生」という、心に寄り添う珠玉の選曲。そして、このアルバムだからこそ収録された「タクシードライバー」「帰省」「ホームにて」「ひまわり"SUNWARD"」など、代表曲に比肩する名曲も収録、聴き所となっている。

 また、アルバムタイトルの『ここにいるよ』はミリオンセラーを達成した1994年の代表曲「空と君のあいだに」の歌詞の一節から引用。中島みゆきの真骨頂を凝縮した究極の2枚組セレクトアルバムであり、リスナーの心に寄り添うこと間違いなしのアイテムとなっている。

 初回盤・通常盤に共通して封入されるブックレットも選曲に負けず劣らず豪華な仕様となっている。エール盤は48ページ、寄り添い盤は44ページと、なんとトータル90ページを超えるブックレットを封入。デビュー当時から現在まで中島みゆきの写真を撮り続けているカメラマン・田村仁による未公開写真も多数掲載しており、「歌姫」と称された中島みゆきの歌う姿を時代ごとに楽しむことができる必見のブックレットとなっている。

 また、初回盤に封入される特典DVDには、多くのファンが映像化を渇望している伝説のライブ"中島みゆき TOUR 2010"から「Nobody Is Right」の映像が初収録!単にエール送るだけの歌い手ではないことを痛感させられる力強い歌声は、今の時代に生きる私達に問いかけるように心に響く必見の映像。

 さらに、この貴重な映像に加え多数のライブ写真と歌詞を掲載した8ページにおよぶ初回盤限定の特別ブックレットも封入されるとのことで、非常に価値の高い特典内容となっている。

 今の時代だからこそ生まれたこの作品。こんな時こそ、中島みゆきの歌・エールに改めて心の耳を傾けてほしい。

ニュース提供:ヤマハミュージックコミュニケーションズ