通算42枚目のオリジナルアルバム『相聞(そうもん)』発売決定!

 2017年11月22日に、2年振り通算42枚目のフル・オリジナルアルバムとなる『相聞』を発売する中島みゆき。今回、作品発売に向けて最新アーティスト写真や新譜の情報を伝えるために開設された特設ページで公開された。

 『相聞』とは万葉集でその三大構成の一つ「相聞歌(そうもんか)」=「恋歌」から来ている。そして今作品を代表する「恋歌」こそが、「慕情」。同楽曲は、2017年4月からスタートした倉本聰脚本によるシニア層のためのドラマ『やすらぎの郷』主題歌として単なる「恋歌」を越えて、リスナーの人生に寄り添い、時に人生を考えるラブソングとして名曲「糸」や「時代」に勝るとも劣らない普遍的な大きな「愛」を伝えている。

 同楽曲で歌われる<限りない愚かさ>と<限りない慕情>。この二つの感情が、アルバム収録曲全10曲を通して色々な視点で表現。中島みゆきが歌う限りない愛の唄『相聞』がここに完成した。そして、アルバム、終盤の収録されている「アリア-Air-」は2016年、平原綾香のアルバム「LOVE」のために書き下ろした楽曲のセルフカバー。こちらも圧巻の中島みゆき節を楽しめる1曲に仕上がっている。中島みゆきが表現する恋歌集『相聞』。今から発売が待ち遠しい。

 また、同商品と同日に中島みゆきのサウンドプロデューサーである瀬尾一三の作品集『時代を創った名曲たち』~瀬尾一三作品集 SUPER digest~がリリースされる。瀬尾アレンジが創った時代を彩る名曲たち。曲名を見れば分かる、「時代」を創った圧倒的な名曲の数々。あの曲も、この曲も瀬尾一三の魔法(編曲)によるヒット曲。
 
 世の中の歌の殆どはアーティストが作る作詞、作曲だけでは完成はしない。楽曲の世界や立体感を作る編曲(アレンジ)があって完成する。1969年のJ-POPの黎明期から仕事始め、現在に至るまで現役の編曲家、音楽プロデューサーとして日本の音楽シーンを「編曲(アレンジ)」で支えてきた巨匠の2枚組み名曲集。中島みゆきの「糸」「空と君のあいだに」の大ヒット曲を含む全26曲。まずはその収録曲に目を通して欲しい。

◆ニューアルバム『相聞』
2017年11月22日発売
YCCW-10315 ¥3,000+税

<収録曲>
M1. 秘密の花園
M2. 小春日和
M3. マンハッタン ナイト ライン
M4. 人生の素人(しろうと)
M5. 移動性低気圧
M6. 月の夜に
M7. ねこちぐら
M8. アリア - Air -
M9. 希(ねが)い
M10. 慕情

ニュース提供:ヤマハミュージックコミュニケーションズ