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  • コアラモード.
    10年後の自分が聴いたときを想像してみる。
    10年後の自分が聴いたときを想像してみる。

    コアラモード.

    10年後の自分が聴いたときを想像してみる。

     2023年10月25日に“コアラモード.”が約5年ぶりのオリジナル・アルバム『COALAMODE.3 ~Blue Moment~』をリリース! 今作には、TVアニメ『俺だけ入れる隠しダンジョン』エンディングテーマ「ネモフィラ」をはじめとしたアニメタイアップ曲や、TVCMソングなど多数タイアップ曲が収録。彼らの多面的でバラエティに富んだ楽曲たちを楽しめる一枚となっております。    さて、今日のうたコラムではそんな“コアラモード.”による歌詞エッセイを4週連続でお届け! 今回が最終回。執筆を担当したのは小幡康裕です。綴っていただいたのは、収録曲「I'LL BE」にまつわるお話。ずいぶん前から温めていたこの曲を、改めて聴き返してみたとき思うことは…。ぜひ楽曲と併せて、エッセイをお楽しみください。 自分たちの「音楽性」とは、どういったものだろうか? 今でこそリリースしてきた作品群そのものが説明になるが、今から10年ほど前、コアラモード.結成当初―ほとんど持ち曲がなかった我々は、自分たちが生み出す音楽がどういった特徴をもつのか、その作品で世の中にどうアプローチしていくのか、客観的に捉えるための材料を持ち得なかった。   というわけで、グループを結成こそしたものの、まずは一にも二にも曲作りをしなければ始まらない!ということで、自分たちに「1週間に1人7曲ずつ作ってくる」というノルマを課すことにした。すなわち、単純計算で1曲/1日のペースで作らなければならないわけだが、こんな作り方を始めると、曲作りが毎日書き留める「日記」のようになってくる。   日記のような作品を素のままに人に見られる(音楽として聴かれる)状態にする……というのは、心の深層を開けっ広げにするかのような痛い恥ずかしさを伴うことなので、そこから格好がつく作品にするために、ある時はどこか他人事っぽく角度を変えてみたり、ある時は直接的な表現を避けて回り道をしてみたりする。   そういう「表現の奥行き」を探す行程もクリエイティブな行為で、往々にして時間がかかるものなのだが……いざ「1日1曲」のペースで制作をしていると、何はともあれ時間がない。取り急ぎは肝要な部分を端的に表現するゼロイチの行程に全力を注ぐことになるのだ。つまり「カッコつけてる余裕がない」とも言える…。   じゃあ、そんなノルマを課すのは止めたら? とお思いになるかもしれないが、こんな具合に、1曲作ったらまた次の曲……そんなペースで千本ノックを繰り返す中で生み出された曲の断片たちは、今振り返るとどこか日記的で、赤裸々で、無垢だ。その開けっ広げな無垢さというものは、時として、ストレートの速球のような説得力を持つ。   今回紹介する「I'LL BE」という楽曲も、日記のように楽曲を作っていた2014年頃にデモの第一稿が仕上がっていた、ずいぶん前から温めていた楽曲だ。   <愛されたいと願っていて でも 傷つくのが怖くって ぎこちない笑顔 振りまいて ここまで来たけど 本音をどっかで偽って 小さな居場所 守ったって どうしても 虚しさは募った>   この楽曲の冒頭に記されたこの一連の文は、自分が物心ついた頃からずっと抱えているコンプレックスそのもの。普段生きるコミュニティの中の小さな居場所を守るために、本音を偽り作り笑いを続ける自分が嫌で仕方なかった……という、ある種のモノローグのような章である。   これはまさに赤裸々な内省で、日記のようにしたためた直球の心の深層だ。本来であれば、もっとカッコつけようと努めたであろうものを、見てくれを繕っているほど余裕のないこの頃の歌詞作りが、かえってこの無垢な作風を助長したのだと思う。   そして、デモの第一稿の作成からおよそ9年経った現段階で、いくつかのブラッシュアップを経て正式にレコーディングしなおしたこの曲をあらためて聴きかえすと、嘘偽りない「自分自身」が純度高く表現できてしまっているからなのか、妙な説得力であったり、ぱっと曲を聞いた時に飛び込んでくるメッセージのパワーが高いな、と驚くのであった。   今作『COALAMODE.3 ~Blue Moment~』は、5年ぶりのオリジナル・アルバムであると同時に、メジャーデビュー以前から温存していた楽曲群も多く収録されている。   ある程度活動を続けてきて、テクニックや経験値をベースにした安定した曲作りは出来るようになったし、最新こそが最善でありたい、と常々思っている。けれども、過去の曲作りを見返して、自分の作品の無垢さに驚きつつも、その説得力や、悔しいけれど今では持ち得ない角度の表現に学ばせられる部分が多くあった。それこそ、まるで日記を見返すような感覚かもしれない。   そして、今回の自分たちの最新作を、10年後の自分が聴いたときを想像してみる。今の自分のクオリティをゆうに飛び越えていてほしいなという気持ちと、「あの頃の俺たちも、イイな」と思わせてやりたい、というふたつの願いが同居している。   このエッセイを10年後の自分が読んだとき何を思うのだろう? そんな想像を膨らませながら、さらには向こう10年のコアラモード.の展望にもわくわくしながら、この文を結ばせていただく。   <コアラモード.小幡康裕>   ◆オリジナル・アルバム『COALAMODE.3 ~Blue Moment~』 2023年10月25日発売   <収録曲> 1.ネモフィラ 2.ラッタッタラッタ 3.アンダンテ 4.わたしの願いごと 5.思い出コレクション 6.雨上りには好きだといって 7.ユラユラリカ 8.ビデオテープ 9.ビューティフルデイズ 10.I‘LL BE 11.カンパイ! 12.あなたに会えて 13.はるつげどり

    2023/10/25

  • コアラモード.
    大事な大事な、あの人からの。
    大事な大事な、あの人からの。

    コアラモード.

    大事な大事な、あの人からの。

     2023年10月25日に“コアラモード.”が約5年ぶりのオリジナル・アルバム『COALAMODE.3 ~Blue Moment~』をリリース! 今作には、TVアニメ『俺だけ入れる隠しダンジョン』エンディングテーマ「ネモフィラ」をはじめとしたアニメタイアップ曲や、TVCMソングなど多数タイアップ曲が収録。彼らの多面的でバラエティに富んだ楽曲たちを楽しめる一枚となっております。    さて、今日のうたコラムではそんな“コアラモード.”による歌詞エッセイを4週連続でお届け! 今回は第3弾。執筆を担当したのはあんにゅです。綴っていただいたのは、収録曲「 ビューティフルデイズ 」にまつわるお話。2019年に書き下ろしたこの曲を、最近ライブで歌ってみて驚いた理由は…。ぜひ歌詞とあわせて、エッセイを受け取ってください。 「ビューティフルデイズ」は、テレビアニメ『逆転裁判 ~その「真実」、異議あり!』のエンディングテーマとして、コロナ禍に入る直前、2019年に書き下ろした楽曲です。   書き下ろしは、ストーリーやキャラクターの関係性を踏まえつつ、その作品のために一から作るのですが、この楽曲はあえて歌詞を抽象的に表現することによって、聴いてくださる人達のこれまでの人生の記憶に寄り添えるように意識して制作しました。   しかし先日、ファンクラブの生配信で久々にこの楽曲を演奏して驚きました。   それはまるで、コロナ禍を経て作った楽曲なのでは? と思ってしまうほど、わたしの中で歌詞の響き方が変わったんです。   これはあくまでも自分の感想ですが、この楽曲を歌っているとき、こんなにひとつひとつの歌詞、メロディー、アレンジ、始めから終わりまで全てに渡って、具体的な意味を持ったのは初めてでした。   自分の中からじんわり湧いてくる切実な感情に、うんうん、と頷くようにして言葉を紡ぎ、マイクに乗せました。 その日のわたしは、歌い終わってもしばらく曲の中に浸かったまま動けませんでした。 まるで別の曲みたい。   この曲をリリースしたときはまだ、コロナという言葉すら知らなかったはずなのに、本当に本当に不思議です。   ライブの中止や、制作の制限、コアラモード.の活動も思うようには進められず… テレビ、SNSでは毎日のように悲しいニュースが飛び交い、いつ自分の身の周りに起きてもおかしくないと、恐る恐る耳を傾けながら過ごした日々。 コロナ禍を通して、家族や親しい人達が健やかでいてくれることが何よりも愛おしく、当たり前ではないと感じたのは、きっとわたしだけではないはず。   この経験を通して絶対に守りたいものや、忘れたくない大切な存在が、以前より実感としてわたし達の心に、強く刻み込まれました。   生きていると、素晴らしい出会いはもちろん、悲しいお別れもきっとありますよね。 でも大切な人が残してくれた言葉って、ずっと聞こえてくるから…嬉しいし、おかしくて笑っちゃうこともある。 あの人だったらきっとこう言うだろうなって。 買い物をしていても、人生の分岐点で迷った時も、ちゃんと教えてくれる。     目には見えないけれど、温かいなにかにいつも守られているような感覚ってありませんか? それはきっと、今まであなたがもらってきた、優しさなんだと思います。 大事な大事な、あの人からの。 < コアラモード. あんにゅ> ◆紹介曲「 ビューティフルデイズ 」 作詞:あんにゅ・小幡康裕 作曲:あんにゅ  ◆オリジナル・アルバム『COALAMODE.3 ~Blue Moment~』 2023年10月25日発売   <収録曲> 1.ネモフィラ 2.ラッタッタラッタ 3.アンダンテ 4.わたしの願いごと 5.思い出コレクション 6.雨上りには好きだといって 7.ユラユラリカ 8.ビデオテープ 9.ビューティフルデイズ 10.I‘LL BE 11.カンパイ! 12.あなたに会えて 13.はるつげどり

    2023/10/18

  • コアラモード.
    大切な人を応援してあげたいとき、どんな言葉をかけるだろうか?
    大切な人を応援してあげたいとき、どんな言葉をかけるだろうか?

    コアラモード.

    大切な人を応援してあげたいとき、どんな言葉をかけるだろうか?

     2023年10月25日に“コアラモード.”が約5年ぶりのオリジナル・アルバム『COALAMODE.3 ~Blue Moment~』をリリース! 今作には、TVアニメ『俺だけ入れる隠しダンジョン』エンディングテーマ「ネモフィラ」をはじめとしたアニメタイアップ曲や、TVCMソングなど多数タイアップ曲が収録。彼らの多面的でバラエティに富んだ楽曲たちを楽しめる一枚となっております。    さて、今日のうたコラムではそんな“コアラモード.”による歌詞エッセイを4週連続でお届け! 今回は第2弾。執筆を担当したのは小幡康裕です。綴っていただいたのは収録曲「 アンダンテ 」にまつわるお話。大切なひとを応援したいとき、「頑張れ」以外に言葉をかけるとしたら…。ぜひ歌詞と併せて、このエッセイを受け取ってください。 あなたは、身近にいる大切な人を応援してあげたいとき、どんな言葉をかけるだろうか? 僕の場合、これまでによく使っていたのが、ある種のカジュアルさと共に伝えることができる「頑張れ」という言葉。   ところが! 時代は「頑張る」ことなんてもはや当たり前に求めてきて、頑張っていること自体を、社会は褒めてくれない。 そんな現実に途方に暮れている時に、「頑張れ」という言葉を無条件にギフトとして受け取れたらいいのだけど、残念ながらそんな余裕がないことが、僕にはある。 あえてその心の余裕のなさを言語化してしまうと----頑張っても頑張っても、報われないことの方が多い現状において、「いや、頑張ってはいるのよ!」とか「これ以上頑張れって言うの!?」とさえ思ってしまうことが、恥ずかしながら、たまにあるのだ。 さらには日々SNSを見ていると、さまざまな苦境に立たされている人々の投稿を見るほどに「頑張れ」という言葉がむしろ人を追い詰めることだってあるんだ、って痛感させられる。   「頑張れ」のストレート球をガッとキャッチできる心の元気がある場合はいいのだけれど、そうでない場合にどんな言葉をかけられたら、気持ちが上向くだろうか? そんな事をぼんやり考える機会が増えていた。   そんな中、あるとき、職業も全く違う友人にかけてもらった「頑張ろうね」という言葉。 なんだか不思議な程にスッと心に入ってきたのだった。 表現としては「頑張れ」と大差ないのに……。その理由はなんだろうか? きっと、冷たい社会の中で孤軍奮闘することが当たり前だと思い続けてきた自分にとって、フィールドは違えど「一緒にいるからね!」と言われたような、急に共闘する仲間ができたような心強さが、妙に心地良かったのだと思う。 「頑張れ」が命令形なのに対して、「頑張ろうね」は強要しないニュアンスで、どこか「マイペースでいてもいいんだ……」と許されているような気持ちになるのも良い。   と、いうことで「頑張ろうね」という表現を妙に気に入った自分が、意気揚々と中心部分にその詞を添えた【アンダンテ】という曲。 この曲は、ただ頑張っているだけでは褒めてもらえないような冷たい社会で、孤軍奮闘するあなたへの「応援歌」であり、そんなあなたと“今”を共闘していきたい、ひとりじゃないよ、という気持ちを伝えたいコアラモード.からのメッセージ。   歩くようなスピードでいい。マイペースにそれぞれの今日を頑張ろうね。そんな思いを込めたこの曲で、今日のあなたを元気付けられたらいいなと願っています。   <コアラモード.  小幡康裕> ◆紹介曲「 アンダンテ 」 作詞:小幡康裕 作曲:小幡康裕 ◆オリジナル・アルバム『COALAMODE.3 ~Blue Moment~』 2023年10月25日発売   <収録曲> 1.ネモフィラ 2.ラッタッタラッタ 3.アンダンテ 4.わたしの願いごと 5.思い出コレクション 6.雨上りには好きだといって 7.ユラユラリカ 8.ビデオテープ 9.ビューティフルデイズ 10.I‘LL BE 11.カンパイ! 12.あなたに会えて 13.はるつげどり

    2023/10/11

  • コアラモード.
    進んでいく、変わっていく、だけど変わらないこの空気感。
    進んでいく、変わっていく、だけど変わらないこの空気感。

    コアラモード.

    進んでいく、変わっていく、だけど変わらないこの空気感。

     2023年10月25日に“コアラモード.”が約5年ぶりのオリジナル・アルバム『COALAMODE.3 ~Blue Moment~』をリリース! 今作には、TVアニメ『俺だけ入れる隠しダンジョン』エンディングテーマ「ネモフィラ」をはじめとしたアニメタイアップ曲や、TVCMソングなど多数タイアップ曲が収録。彼らの多面的でバラエティに富んだ楽曲たちを楽しめる一枚となっております。    さて、今日のうたコラムではそんな“コアラモード.”による歌詞エッセイを4週連続でお届け! 今回は第1弾。執筆を担当したのはあんにゅです。綴っていただいたのは、収録曲「 カンパイ! 」にまつわるお話。どんなに月日が経っても、お互いの境遇が変わっても、大切な友達を思い浮かべながら、この歌詞とエッセイをお楽しみください。 「そろそろ会おうよ」 このLINEを2人に送るタイミングは、いつも桜が咲き始める頃。     ひとりは現在横浜にあるケーキ屋さんの店長さん。   彼女は好きなアイドルを推すことに生きがいを感じていて、いつだったかわたしにKちゃんというアイドルの顔写真が大きく印刷されたうちわを500円で売ってあげると言った。 正直それが高いのか安いのかよくわからなかったけれど、なんだか楽しそうだったので買ってみることにした。   すると彼女は「あなたは今日からKちゃん担当ね!」と言い放ち、満足そうに笑った。 わたしはそれが嬉しくて、まだそんなに詳しくないうちわに収まったKちゃんを眺めながら、これから自分の中に新しい世界が広がるような気がしてワクワクした。   家に帰って母親に「また変なもの買ってきて」と心配されたけれど、もちろん悔いはない。 だってカラオケに行った時も大活躍だったし、うろ覚えだった曲をみんなとノリノリで歌いながらはしゃいだあの時間は、まさにわたしの青春そのものだ。 それにしても、当時わたしの周りにいた友達のほとんどがそのアイドルグループのファンで、わたしは会話についていくのに必死だった。   この前、久しぶりに実家の押し入れを開けたら、暗闇の中不気味に浮かびあがるKちゃんと目が合った。 ドキッとしながらも当時のこのエピソードが思い出されて「ふふ、ありがとうKちゃん、ありがとう友達のSちゃん」と心の中で呟きながら、うちわをパタパタと扇ぎ、懐かしい風を思いっきり吸い込んだ。     もうひとりはこの前結婚をして、ついにお母さんになったYちゃん。 何歳になっても、自分と同い年の友達がお母さんというのが不思議でたまらないけれど、我が子の成長を見守る幸せそうな姿を見ていると、わたしも幸せな気持ちになる。   あの頃は想像もつかなかった未来。 誰が1番に結婚するのか、わたしの予想ははずれたし、まさかSちゃんがケーキ屋さんのかわいい店長になるなんて最高すぎるけれど、ちょっと意外だった。   今思えば、誰にも伝わらないであろう些細なことで授業中必死に笑いを堪えたり、ファミレスに山盛りポテトとドリンクバーだけで何時間も居座ったり、まさかの恋の結末にみんなで号泣したり、どこへ向かっていくのか、私達の人生は。そんなことをずっと考えていた。   進んでいく、変わっていく、だけど変わらないこの空気感。   以前より会う頻度は減ってしまったけれど、たまにみんなで集まって、これからも相変わらずあーだこーだ語り合いたい。 おばあちゃんになっても子どもみたいにはしゃいで、いつもお花見をするあの桜並木の道を、ケタケタ笑いながら3人で全力疾走したい。   そのために「足腰を鍛えておこう」なんて言ったら、もちろん笑ってくれるだろうけど、あながち、冗談でもない(笑)     そんな中学時代から仲の良い彼女たちへ、感謝を込めて作ったのが、この『カンパイ!』という楽曲。 データを遡ってみたところ、2014年の2月のデモを発見!コアラモード.のデビュー前から存在していたことになる。   20歳くらいのわたしの歌詞は、素直で初々しくてくすぐったい。今書いたらまた歌詞も変わってくるだろうけど、リアルなこの感じが逆に良くて、ライブで歌うと不安と期待が入り混じっていた当時の感覚が蘇る。   皆さんも大切な友達のことを思い出しながら、是非聴いてみて欲しい。 そして久しぶりにその友達に会えた時には、盛大に「カンパイ!」忘れずに♪   <コアラモード. あんにゅ> ◆紹介曲「 カンパイ! 」 作詞:あんにゅ・小幡康裕 作曲:あんにゅ ◆オリジナル・アルバム『COALAMODE.3 ~Blue Moment~』 2023年10月25日発売   <収録曲> 1.ネモフィラ 2.ラッタッタラッタ 3.アンダンテ 4.わたしの願いごと 5.思い出コレクション 6.雨上りには好きだといって 7.ユラユラリカ 8.ビデオテープ 9.ビューティフルデイズ 10.I‘LL BE 11.カンパイ! 12.あなたに会えて 13.はるつげどり

    2023/10/04

  • コアラモード.
    こんなに綺麗なのに、なんで今まで見逃し続けていたんだろう。
    こんなに綺麗なのに、なんで今まで見逃し続けていたんだろう。

    コアラモード.

    こんなに綺麗なのに、なんで今まで見逃し続けていたんだろう。

     2021年2月17日に“コアラモード.”がニューシングル「ネモフィラ」をリリースしました。タイトル曲は、TVアニメ『俺だけ入れる隠しダンジョン』エンディングテーマとして書き下ろされた、人と人の絆歌ったミディアムナンバー。そして収録曲「わたしの願いごと」は、ごく普通の日常生活の様子をリズミカルなサウンドに乗せて、優しく歌ったポップソングとなっております。  さて、今日のうたコラムでは、そんな最新作を放った“コアラモード.”による歌詞エッセイを2週連続でお届け!今回はあんにゅが執筆。綴っていただいたのは、新曲「 わたしの願いごと 」のお話です。最近、空を見上げたのはいつですか? それはどんな空でしたか? どうしても感情が薄まってしまいそうな今だからこそ、みなさんにこの曲とエッセイが届きますように…! ~歌詞エッセイ:「 わたしの願いごと 」~ 数年前の夏、たしか午後2時くらい。打ち合わせのために会社へ向かっていた。その日は雨なのか晴れなのか、なんともいえない不思議な天気だった。東横線のちょうど多摩川を通り過ぎるあたりで、虹が見えた。くっきりと、絵に描いたような綺麗な虹。 わたしはあわてて鞄からスマホを取り出し、車窓にぴったりとレンズをくっつけてシャッターボタンを押した。自由奔放に揺れる車両。やっと顔を出したかと思うとまた物陰に潜り込み、なかなか上手に撮れない。わたしってカメラの才能ないのかな。と首を傾げながら写真フォルダを眺めた。 みんなどうやって撮っているんだろう。そう思いながら振り返り周囲を見渡してみると、オーマイガー。みんな耳にはイヤホン、車窓には目もくれずスマホに夢中だった。本当だったら「ねぇ!見て!虹だよ!」と大声をあげて騒ぎたいくらいだったが、もちろんそんなことはしない。それに、その人たちに「つまらない人たちね。」なんてケチをつけるつもりもまったくない。わたしだって、気付かなかった可能性は十分にあるし、今までもきっと気付かずに、たくさんの虹を見過ごしてきたんだと思う。 しかし、あまりにも綺麗だったので、この車両に乗っている人たちは、なんてもったいないんだろう…とソワソワした。その日は偶然座席がいっぱいでドア付近に立っていたので、外の様子がよく見えた。座れなかったのは残念だったが、それで虹に気付けたのだから、ラッキーだ。その後、乗り換えの駅で降りたが案の定、ビルに隠れて虹の姿は見えなかった。 それからというわけではないけれど、知らず知らず、そんな小さなラッキーを拾いそこねていないか心配になることがある。 「わたしの願いごと」という曲を作った。<夕焼け空と知りながら カーテンを開けないなんて>という歌詞から始まる。正直この数ヶ月は、新型コロナウイルス関連の悲しいニュースで笑顔が少なかったかもしれない。天気も、雨の日に「雨だ」って思うくらい。なんとなく、感情が薄まっているような感じ。 でもあるとき、立ち止まって窓の外を見てみたら、夕焼けがあまりにも美しくておどろいた。胸の底まで照らしてくれるようなオレンジの光。こんなに綺麗なのに、なんで今まで見逃し続けていたんだろう。虹の時と同じだ。 わたしは元気がないとき夕焼けをみると、すっと疲れが吹き飛んで笑顔になってしまう。他にも、ぐっすり眠れたとか、いつもより早起きできたとか、おいしいごはんを食べたとか、そんなことでもいい。 毎日同じサイクルの中で生きていると、あたりまえになってしまうことも多いけれど、よくよく考えてみるとすごく幸せに感じられることって意外とある。だから、もしあなたが落ち込んで帰ってくることがあっても、どうか丸一日ダメだったなんて思わないで欲しい。ちょっと深呼吸しながらお茶でも飲んで、どんな些細なことでもいいから毎日幸せを拾い上げてニコッと笑っていてほしい。 わたしの願いごとは、みんなが元気でいてくれること。 <コアラモード. あんにゅ> ◆紹介曲「 わたしの願いごと 」 作詞:あんにゅ 作曲:あんにゅ ◆ニューシングル「ネモフィラ」 2021年2月17日発売 完全生産限定盤(DVD付) ¥2,000(税込)   <収録曲> 1.ネモフィラ  2.ちゃんと手をつなごう  3.わたしの願いごと  4. ネモフィラ Instrumental 期間限定通常盤(アニメ盤) ¥1,100(税込) <収録曲> 1.ネモフィラ 2.ちゃんと手をつなごう 3. ネモフィラ -TV Size- 4. ネモフィラ Instrumental

    2021/02/24

  • コアラモード.
    最終的に互いに「受け容れる」「許しあう」ことさえできたら。
    最終的に互いに「受け容れる」「許しあう」ことさえできたら。

    コアラモード.

    最終的に互いに「受け容れる」「許しあう」ことさえできたら。

     2021年2月17日に“コアラモード.”がニューシングル「ネモフィラ」をリリースしました。タイトル曲は、TVアニメ『俺だけ入れる隠しダンジョン』エンディングテーマとして書き下ろされた、人と人の絆歌ったミディアムナンバー。そして収録曲「わたしの願いごと」は、ごく普通の日常生活の様子をリズミカルなサウンドに乗せて、優しく歌ったポップソングとなっております。  さて、今日のうたコラムでは、そんな最新作を放った“コアラモード.”による歌詞エッセイを2週連続でお届け!今回は小幡康裕が執筆。綴っていただいたのは、新曲「 ネモフィラ 」のお話です。この歌詞に込めたメッセージ。そして、彼らの軌跡を振り返りつつ、これまでの“コアラモード.らしさ”や曲の作り方とは異なるアプローチ法を明かしてくださいました…!是非、楽曲と併せてエッセイをお楽しみください。 ~歌詞エッセイ:「 ネモフィラ 」~ コアラモード.8枚目のシングルにあたる「ネモフィラ」。このたびは、この楽曲にまつわる“歌詞エッセイ”を書く機会をいただいた。この歌詞エッセイ、知り合いのミュージシャンたちも多く寄稿しており、しかもそれぞれに大変センス溢れる記事をまとめ上げておられ、いささかプレッシャーを感じている。 この記事を書いている現在はまだ楽曲のリリース前なので、この楽曲が発表後にどのように皆様に受け取っていただけるか、今はまさに期待と不安の入り混じった気持ちで過ごしているところだが、せっかくの“歌詞エッセイ”ということで、どんなアプローチでこの曲の歌詞を作り上げたか、振り返りながら記していこうと思う。 この曲はTVアニメ『俺だけ入れる隠しダンジョン』のエンディング・テーマとしての書き下ろし曲なのだが、ネモフィラという花を題材に楽曲を書けたらいいな、という構想自体は、実際のところ以前からあった。 ネモフィラの花言葉の一つに「あなたを許す」というものがある。許すといっても、ここで触れたいのは、相手の罪を免ずる…みたいなニュアンスではなく、相手を「受け容れる」こと。「包容する」こと。この花言葉を知った時、 ネモフィラという花を通じてスケールの大きなラブソングが書けるかもしれない、という着想を得た。 恋人同士でも、友人同士でも、家族同士でも……かたちを問わず、人間というものは、一見打ち解けあっているように見えても、結局のところはそれぞれの人生で異なる歴史を重ねてきた上で、個人差のある価値観をおのおのに抱えて生きている。さらには、その違いが原因で衝突してしまうことが多々あったりする。 その違いを埋めるために、喧嘩したりぶつかり合うことも、それはそれで大切かもしれないけれど、最終的に互いに「受け容れる」「許しあう」ことさえできたら、人間関係はより円満であることができるよなぁ、そして僕らを結びつける“絆”はより強靭なものになるよなぁ…そんなことを、日頃考えていた。そして、そんなメッセージを「ネモフィラ」の花言葉を通じて楽曲にしてみたい、と思った。   振り返れば、コアラモード.としてメジャーデビューしたのが2015年。自分たちは“カラフルメロディーとピュアボイスが奏でるサウンド・ア・ラ・モード.”というキャッチコピーをプロフィールにひっさげてこれまで活動してきた。 カラフルメロディーと謳ってきただけあって、これまで生み出してきた楽曲のカラーバリエーションも多岐にわたる気がするけれど…どちらかというと、ラブソングであれば 主人公像が10代~20代前半くらいのイメージで、若々しく純粋で、心情描写にもあどけなさの残る詞世界が多かった。 また、詞の言葉の選び方においては、「歌詞カード」を見なくても、耳で聴いて瞬時に分かりやすい、速達力のあるストレートで具体的な言葉をあえて選んできた(近頃はもはや「歌詞カード」を見ながら音楽を聴く機会が減ってしまい、歌詞が知りたければ歌詞サイトを参照すればよいため)。 純粋さと分かりやすさ。あえて公言した事もないけれど、デビューしてからしばらくは“コアラモード.らしさ”を、自分の中で“ストレート・ピュア・ポップ”なイメージと位置付けていた。そして今回も、今まで多く作ってきたような、ストレートで、ピュアでポップな楽曲を目指すべきかどうか……。「うーん、なんか違うかもな」自分の胸に手を当てて考えるうちに、この「ネモフィラ」というテーマが、なんとなく今までとテイストの違う色合いを呼んでいるような気がした。 きっと、自分がこのテーマを通して描きたいものは、いろいろな過去を抱えて生きてきた人間同士が出逢い、お互いの違いを許し合いながら愛を育んでいく光景。だから、ピュアさというよりもむしろ「くすみ」のような質感も大切にしたかったし、できるだけ説明っぽい「具体的」な言葉も使わず、「抽象的」な表現に比重をおいて味わい深い楽曲にしたいな、という漠然としたイメージがあった。 こういう心境の変化は、きっと自分が年齢を重ねたから――という理由もあるかもしれないし、そもそもこの曲の主人公像が、今まで発表してきた楽曲に比べて、少し大人びているからなのかもしれない。しかし、「わかりやすい」「ビビッド」みたいなものとは一線を画して、歌詞作りに於いて「抽象性」を重視する、というのは、コアラモード.の曲作りにおいて、ひとつのチャレンジだった。 コアラモード.は結成当時、1週間にひとり7曲ストックを作る、なんてノルマを課しながら、ひたすら歌詞研究を続けていた。時にはキャッチコピーにまつわる書籍を参照したりして、コピーライティングの手法にヒントを得ながら「キラーフレーズをどう生むか」なんてことを当時のディレクターと一緒に勉強しつつ曲作りを進めていた。そこで学んでいたことは、いかに「誰も言ったことのない表現で説明しきれるか」だったり、もっと端的に言うと、いかに「上手いこと言うか」といった事だった。 たとえば、僕の作詞曲である4thシングル「 雨のち晴れのちスマイリー 」のサビの詞を引用すると <いつか笑うためじゃなくて いつも笑ってこその私> <“辛”いという字に フタして “幸”せだって うたいながら> など、コピーライティングの手法を活かして、出来るだけ印象的なセンテンスを多用して書いた作品で、これはやはり「詞先」だ。パンチのある言葉の並びを用意したうえで、そのワードに相応しい乗り物=メロディをあとから作る手法だ。 ただ、今作「ネモフィラ」の完成形を今改めて聴くと、浮き出てくる極端な言葉でノックアウトを狙うとか、なにかを説明しきるとか、そう言った“掟”から解放された歌詞作りに終始した気がしている。 祈るように 仰ぐように 待ちわびたネモフィラの花が咲いた 冬の夜の長い闇も その笑顔だけが 一縷の光で 過ぎた日々も 見えぬ明日も 二人で受け止めてゆけたらいいな だから どうかそばにいて あなたがいるなら 大丈夫 こちらがワンコーラスのサビの歌詞。「あなた」と巡り合えた歓びを謳歌し、様々な過去をお互いに背負いつつも、先行きの見えない未来を二人で受け止めていく覚悟を決めた現在…を描写している。でも、具体的にいつ、誰が、何を、どこで…といった説明的な描写もなしに、また、取り立てて意外性や異質感を押し出した言葉選びもなしに、楽曲の顔ともいえるサビが進行していくのは、自分の曲作りにおいてはチャレンジングなことだった。 ただし、これらの言葉たちは、必然性を持って「ネモフィラ」と言う楽曲のサビを構成するに至ったと思っている。どのフレーズも【メロディが呼んでいた】言葉たちなのだ。 今まで自分が書いてきた楽曲のほとんどは、「詞先」(まず歌詞を作り、そこに後からメロディをつける)で作り上げたものだった。 あれは小学6年生ごろだっただろうか…、なんとなくで作曲を始めたばかりの頃、自ずと作詞もやってみようかな…?という興味だけが沸きつつあったとき、テレビで槇原敬之さんが曲作りについて語っていらして、「自分は詞先。曲を先に作ると、歌詞で何が言いたいかわからなくなっちゃうから」という旨のことを仰っていて。「じゃあ自分もそうしよう!」と思い立ってから、ずっと詞先のスタイルを貫いてきた。それからずっと、自分の曲作りは あくまで“言葉だけ”で情報を成立させたうえで、その言葉が乗っかるにふさわしいメロディを捻り出す…そんな作業の連続だった。 だが、いつものように作業机の前で、取っ掛かりとなるアイディアを探していたときのこと。今回は「抽象性」「空気感」を重んじた曲作りがしたい―――そんな方向性が自分の中で定まりつつある中で、「ネモフィラ」の原型となるサビのメロディがふと浮かんできた。 もともと作曲を始めた当時から、メロディを生み出す作業は、歌詞を考える以上に大好きだ。ただ、言葉ありきで旋律を生み出したい、という自分の理念ゆえに、言葉を持たないメロディを僕の作品作りに積極的に活かすパターンは、今まであまり無かった。 ところが今回生まれてきたメロディ、そしてそのメロディが呼ぶコード進行が醸し出す雰囲気は、明るすぎず暗すぎず、どことなく爽やかで暖かな「風」を帯びているような空気感を持っていて、自分が描きたい「ネモフィラ」の完成イメージを想起させるのに十分な素材だった。そこで、ここに誕生したメロディという乗り物に乗っかるにふさわしい「言葉」を探す――すなわち「曲先」のアプローチで今回は作曲しよう、と決めた。 「詞先」が、ひらめいた言葉を優先してメロディに落とし込んでいくのに対して、「曲先」ならではの、メロディが呼んでいる言葉や感情はどんなものか、旋律が持つ感情の起伏に耳をすませ“言葉を聴く”イメージで、パズルをはめていくような作詞作業だった。 音符を何度も歌いながら、そこに乗せるにふさわしい言葉たちを探っては並べ、その言葉の羅列の中に意味を織りなしていく作業が、自分の中では非常に新感覚の行程だった。その結果として、抽象度が高くも、メロディと歌詞をまとった歌声がアレンジと軽やかに調和して風のように流れていくイメージの楽曲が出来上がったと思う。 決して言葉で1から10まで説明しきらずとも、行間の補足は、この曲のメロディライン、それを唄い上げる声のトーン、バックで鳴っている楽器たちのアンサンブル……それら全ての構成要素が担ってくれているような、そんなバランスの作品になった。 冒頭で示したような、「ネモフィラ」という楽曲テーマを通して描きたかったメッセージを、この楽曲がまとう抽象性の中に感じ取っていただけたら本望である。 <コアラモード. 小幡康裕> ◆紹介曲「 ネモフィラ 」 作詞:小幡康裕 作曲:小幡康裕 ◆ニューシングル「ネモフィラ」 2021年2月17日発売 完全生産限定盤(DVD付) ¥2,000(税込)   <収録曲> 1.ネモフィラ  2.ちゃんと手をつなごう  3.わたしの願いごと  4. ネモフィラ Instrumental 期間限定通常盤(アニメ盤) ¥1,100(税込) <収録曲> 1.ネモフィラ 2.ちゃんと手をつなごう 3. ネモフィラ -TV Size- 4. ネモフィラ Instrumental

    2021/02/17

  • コアラモード.
    飛べない鳥は今日も飛びたがり、飛べる鳥は飛ぶことをやめた。
    飛べない鳥は今日も飛びたがり、飛べる鳥は飛ぶことをやめた。

    コアラモード.

    飛べない鳥は今日も飛びたがり、飛べる鳥は飛ぶことをやめた。

     2018年5月30日に“コアラモード.”が2ndアルバム『COALMODE.2~街風泥棒~』をリリースしました。今日のうたコラムでは、今作に収録されている新曲「バードマン」をご紹介。何かを叶えたい。この現状を変えたい。いつも自分らしくありたい。そう理想を抱きながらも、なかなか現実では難しくて、胸の内がモヤモヤグズグズとしている方、いらっしゃいませんか…? 嫌われることを恐れた僕は 自らケージのトビラを閉めた 鳥のように 羽をたたんで ストライプ柄のフィルター越しに 変わらない景色を睨んでいる 「かわいそうでしょ?」「わかってよ」 なんて思いながら 「バードマン」/コアラモード.  この歌の主人公もまた、そんなモヤモヤグズグズを抱えているひとりです。きっと<僕>に生えている<羽>は、まだそこまで使ったことのない、飛べるかどうかもわからないようなものなのでしょう。それは【実力】とも言い換えられそう。しかし、その実力を思う存分に発揮する前に<僕>は“他人の目”という壁にぶつかり<嫌われることを恐れ>てしまいます。  飛べなかったら、嘲笑われるかも。飛べたら、飛べない鳥たちから疎ましがられるかも。もっと上手に飛べる鳥たちからは「大したことないな」って思われるかも。そうやって“たられば”を考えるほど【実力を試すこと】に臆病になるんですよね。だから<自らケージのトビラを閉め>て安全なところへ逃げ込んで、このままじゃ変わるはずのない<変わらない景色>を自虐的・卑屈な気持ちで睨み続けるしかないのです。 ずっとここに 居たい訳じゃない だけどここは 居心地がよくて でも変わりたい 変われない 自分が居ることが悔しい 「バードマン」/コアラモード. それでも僕ら 容赦ない批判 真実が何処にあるかなんて わからないくせに 偉そうに尖がって 口走るんだ 結局誰かの顔色を 伺うことばっかり上手になる でも変わりたい 変われない 自分が居ることが虚しい 「バードマン」/コアラモード.  続く歌詞からは、さらに<変わりたい 変われない>葛藤が強く伝わってきます。ここは居心地がよい。傷つかない。それなら、実力なんて試すことなく、自らを“飛べない鳥”だと決めつけて、自らに「これが正しい選択」だと言い聞かせて、生きてゆく道もあるでしょう。そして安全なケージのなか、誰かに対する<容赦ない批判>をして<偉そうに尖がって 口走る>側になってゆく…。実際に世の中、そんな人もたくさんおります。  でも<僕>の<羽>は<変わりたい>と疼いているんです。本当は“飛べる鳥”になりたくてたまらないんです。今はまだ<容赦ない批判>を受け止める側になる覚悟なんて持てないし、いつも<誰かの顔色>ばかり伺ってしまう自分が、悔しくて虚しくなる。けれど、それは傷つけたくないほど大切な夢があるから。一見、逃げているだけに見える<僕>ですが、実はその<夢>を守るため必死に、ケージの中、心が闘っているのではないでしょうか。 バードマン 胸張って羽広げて 初めて見る自分の姿に どんな感情が押し寄せるの? 今はまだ幻想のままの バードマン 飛べない鳥は 今日も飛びたがり 飛べる鳥は 飛ぶことをやめた 答えなんてない 明日のトビラ開こう! バードマン 胸張って羽広げて 初めて見る自分の姿に どんな感情が押し寄せても 今はまだ序の口なんだぜ バードマン 僕の心の中にいつも “バードマン” 「バードマン」/コアラモード.  バードマン。ヒーローの名前ようなこの言葉は“飛べない鳥”だろうが“飛べる鳥”だろうが<胸張って羽広げて>自分らしく生きている人を表しております。そんな生き方をしたい。まずは、たたんだ羽を思い切り広げてみたい。その意志は、歌が進むにつれ、どんどんパワーアップしてゆきます。その意志が<僕>をどんどんパワーアップさせてゆきます。だからこそ終盤の<明日のトビラ開こう!>というワンフレーズは、冒頭のモヤモヤグズグズをすべて吹き飛ばしてくれるかのように響くのです。  変わりたいけど変われない。変われないけど変わりたい。日々、葛藤と闘っているあなたも是非、コアラモード.のこの曲を聴いて<心の中にいつも “バードマン”>の意志を掲げてみてください。 ◆2ndアルバム『COALAMODE.2~街風泥棒~』 2018年5月30日発売 初回生産盤 BVCL-888~889 ¥3,800 通常盤 BVCL-890 ¥3,000円 <収録曲>  1.トライアゲイン 2.恋愛定規 3.花鳥風月 4.バードマン 5.大旋風 6.位置エネルギー 7.ホップステップジャンプ 8.Hurray!(フレー!) 9.気球にのって 10.ごらんください 11.どろぼう猫 12.僕に足りないものは 13.セキララ☆キラキラ BUNUS TRACK サラバ、愛しき悲しみたちよ

    2018/06/07

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