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  • アヤハラヨウ
    Don't Look Back
    Don't Look Back

    アヤハラヨウ

    Don't Look Back

     2025年5月21日に“アヤハラヨウ”が新曲「ドラマソング」をリリースしました。したたかに、誰よりも強く日々を生きている人々に捧げる楽曲。深みのある優しくも力強い歌声と、誰の物でもない自分の人生(ドラマ)を自分らしく生きていくことの喜びを込めた1曲となっております。    今日のうたではそんな“アヤハラヨウ”による歌詞エッセイをお届け。この歌が生まれたのは、自身が高校生のとき。当時、どんな日々を過ごし、何を考え、何に悩んでいたのか。そして大人になった今、思うことは…。ぜひ歌詞と併せて、エッセイを受け取ってください。 「ドラマソング」という曲は今から数年前、僕が高校生の頃に生まれた曲 そして、この話は僕が高校生の頃に遡るところから始まる。   -------------------------------------------   正方形の箱の中、全員が同じ方向を向いて座り、同じことに時間を費やす あの「教室」という場所を 当時の僕は牢獄の様に感じていた。   授業をサボって、保健室のベッドでエッチな空想に耽ることにも 屋上で「人生」について想いを馳せることにも飽きた挙句、 結局、教室という牢獄で科される「オトナ製造カリキュラム」を ただぼんやりと窓の向こうを眺めて、やり過ごしていた僕は、 夢の中に片足を突っ込みながら眺めていた、戦闘機のように滑空する鳥を やけに羨ましく感じたことを覚えている。   あの頃の僕は「自分らしさ」を見出すことに躍起になっていた。 “自分にしか出来ないこと” “自分が胸を張って誇れること” 周りは口を開けば、就職、進学、将来の話 それもある意味、僕のケツを叩いていたのかもしれない。   本当に色んなことをした。 小説を書いたり、絵を描いたり、興味はさほどなかったがスポーツもした 全ては“自分らしさ”を見つけるために。 その度に「お前には無理だ」と言われたし、 「もっと自分らしくさあ笑」なんて鼻で笑われた。   そんな刺々しい言葉たちをニコニコとした顔で聞き流しながら、 心の中では幾度となく中指を立てたものだった。   そんな“自分さがし”の毎日から、数年が経ち 僕は大人になり、音楽に出会った。 その音楽は誇れるモノとして胸の中で輝くようになった。   「あの日々は決して無駄なんかじゃなかった」 今では、本当に今だからこそ、 やっと、そう思えるようになった。   手のひらに収まる機械の中で全てが完結する時代、 それでも人生はまるでドラマのように 起承転結、忙しなく転がっていく。   時に涙を流し、誰かを愛し その愛は泡の様に消え、 眠れない夜を幾度となく過ごす。 そんなことを繰り返すうちに、本当に大切なものだけが手に残る。   そうして、いつかこの人生の最後のカットを 「ああ、楽しかった」と終えられることを 切に願いながら、 前を向いて、今日も生きていく。 僕も、貴方も   Fin.   <アヤハラヨウ> ◆紹介曲「 ドラマソング 」 作詞:アヤハラヨウ 作曲:アヤハラヨウ

    2025/05/23

  • 関取花
    いつかっていつだ
    いつかっていつだ

    関取花

    いつかっていつだ

     2025年5月7日に“関取花”がニューアルバム『わるくない』をリリースしました。今年2月に独立を発表した彼女が自身のレーベルより発表する第一弾目のアルバム。全7曲が収録されております。    さて、今日のうたではそんな“関取花”による歌詞エッセイを3週連続でお届け。第2弾は収録曲「 いつかね 」にまつわるお話です。みなさんにも「いつか○○しよう」という誰かとの約束、自分との約束ありませんか? 関取花が今、その「いつか」に対して思うことは…。 「いつかあれしようね」「いつかあそこ行こうね」なんて言いながら、結局実現できなかったことはこれまで一体いくつあっただろう。   「守れない約束ならするな」と言ったり聞いたりすることがある。たしかに私もそうだと思う。特に何らかの責任が伴う場合において、守れないくせに口先だけで約束なんてするもんじゃないと思う。でも約束にはいくつか種類があるとは思っていて、守ることが大前提じゃない約束、みたいなものも世の中にはある気がしている。   例えば、私はとある友人といくつかの約束をしている。小さい頃に秘密基地を作っていた丘の上へ今度行こうとか、かつてのバイト先までの道を歩いてみようとか、ネットで見つけた変な店を見に行こうとか。日常の何気ない会話の中でそれらはふっと現れて、具体的にじゃあいつにするという話にはならずに大体は消えていく。   それはべつに適当に話していたわけでもなくて、もちろんお互い行きたくないわけでもなくて、なんならもちろん実現できれば嬉しい。でも実際にどうするかということ以上に、どちらかというと「また会うもんね」とか「私たちならどこに行っても楽しいよね」とか、そういう空気感をやんわり共有することが楽しくて、尊くて、そのやりとりを照れずに何も気にせずにできているということだけで、じゅうぶん満たされるものがあるのだと思う。言葉にはせずとも、「同じ気持ちだよね」という思いを交換できているような。   だからそういう約束は、個人的には必ずしも果たされなくてもいいのではないかと思う。(もちろん果たすことができたのならそんなに素晴らしいことはないが)なんなら、果たされないからこそ永遠に光り輝くものもある気がしている。   でも同時に、「いつか」と思うんだったらそれは今なんじゃないか、と思う自分もいる。単純に果たせないでいる約束という意味ではなく、物理的にその約束がもう果たせないという時が、生きていると必ずやってくる。それは例えば、誰かが死ぬ時。あるいはバンドが解散する時。アイドルがマイクを置く時かもしれない。その時私たちは、ようやく長い夢から覚める。永遠に光り輝いていると思っていたものは一夜にしてあっけなく幻になることを知る。遠い日々を思い出し、幾度となくあったチャンスを見逃してきたことを後悔したりする。   約束というのは難しい。多分正解なんてなくて、だからこそ契約書みたいなものが世の中にはあるのだとも思う。「いつかね」の「いつか」を具体的に設定し共通認識として置いておく。それがあるから「今だ!」という瞬間を見逃さずに行動に移せる部分はきっとあると思う。   契約の話で言うと、私は昨年の12月から所属していたレーベルと事務所を離れ、インディペンデントで活動している。レコード会社との契約も、事務所との契約も、特にない。だって私が所属しているレーベルの長は私だし、私をお世話しているのも私だからだ。   プレッシャーが少なく気楽でいられる反面、「いつかって、いつ?」とせっついてくれる人がいないのもなかなか考えものだなと思う今日この頃である。ともすれば、すべてのことを「いつかね」で流せてしまう状況というわけだ。「新曲作ります、いつかね」「バンドでライブやります、いつかね」「音楽辞めます、いつかね」もう、どれも自分次第でしかないのである。あらゆるタイミングに目を凝らしていないと、すべてを見逃してしまいかねない。でも私の体は一つだし、目は二つしかないし、一日は24時間しかない。ぼーっとしていたら、「いつか」はどんどん通り過ぎて行く。   でも不思議と焦りはない。「いつかっていつだ」という話に繋がってくるのだが、結論、それは神のみぞ知ると思うからだ。どんなに努力をして手繰り寄せた糸でもたった一つの偶然でちぎれる時はちぎれるし、何もしないでサボっていても、玄関まで勝手に「いつか」が歩いてくることだってある。だからあんまり身構えずに、毎日自分のできることを精一杯やって過ごすに尽きると今は思う。そうしたらいつかはそれなりの場所にちゃんと辿り着くんじゃないかな、と。それが思い描いていた「いつか」や「どこか」、「誰かと」じゃなかったとしても。   <関取花> ◆紹介曲「 いつかね 」 作詞:関取花 作曲:関取花 ◆ニューアルバム『わるくない』 2025年5月7日発売   <収録曲> 1.わるくない 2.VRぼく 3.いつかね 4.空飛ぶリリー 5.安心したい 6.二十歳の君よ 7.会いたくて

    2025/05/22

  • 愛内里菜
    過去と未来をつなぐ翼。
    過去と未来をつなぐ翼。

    愛内里菜

    過去と未来をつなぐ翼。

     2025年4月29日に“愛内里菜”が、25周年を記念した両A面シングル『手紙/Let me fly』をリリースしました。今回の両A面シングルは2形態での発売。2000年3月23日にデビュー、これまでリリースした全楽曲の作詞を手掛けてきた愛内里菜。現在も音楽活動をしながら、YouTubeなどでの配信活動も行っております。    さて、今日のうたではそんな“愛内里菜”による歌詞エッセイをお届け! 活動25年のなかで、音楽から離れた際、抱いた気持ちや気づき。そしてその時間を経て放つ新曲「手紙」と「Let me fly」への思いを綴っていただきました。ぜひ楽曲と併せて、エッセイを受け取ってください。 25年という時の流れ。 その途中、私は一度、歌うことを手放しました。 音楽の世界から離れ過ごした日々。 それでも心のどこかには、いつも“自分の歌”が生きていたように思います。   その道のりの中で私の歌を待っていてくれた人たちがいました。 声をかけてくれた人、手紙をくれた人、静かに見守ってくれた人。 そのひとつひとつが心の奥で優しく灯り続けています。   離れてみて改めて気づいたのは、 私はやっぱり、誰かの心に寄り添う歌を歌いたいということ。 そして時を超え、また歌を形にできたことが心から嬉しいです。   誰かを想いながら歩く人生は、どこまでも続く旅。 その旅の途中で迷ったとき、悲しみに立ち止まったとき、そっと差し出された言葉のぬくもりに救われた経験が私にもあります。   「手紙」は、あの頃から変わらず心に宿っている「ありがとう」を言葉にできたような一曲です。 あたたかい場所をくれたあなたへ。 迷いながらも歩いてきた道の途中で、そっと背中を押してくれた人たちへ。 1000の言葉を翼に変えて、大切な背中へと届けたい。 そんな想いをそっと綴りました。   「Let me fly」は、ゼロから走り出したあの日の情熱と、今の私を重ねて生まれた歌です。 想いを共にしてきたあなたと笑い合い、涙を流し、いくつもの物語を刻んできた。 そのすべてが力となって、今、新しい未来へと羽ばたく勇気をくれる。 一人では開けなかった扉も、あなたとなら越えていける。 そんな信頼や希望を弾けるようなビートに乗せて歌いました。   この2曲は、過去と未来をつなぐ翼。 あなたの心に寄り添いながら、そっと力を与えられる存在になれたら嬉しいです。   この先も、心の奥にある声を信じて大切に音と言葉を紡いでいきたいです。   読んでくれてありがとう。 この音が、あなたの旅路に光を灯しますように。   <愛内里菜> ◆両A面シングル『手紙/Let me fly』 2025年4月29日発売

    2025/05/21

  • ジ・エンプティ
    輝き
    輝き

    ジ・エンプティ

    輝き

     2025年5月7日に“ジ・エンプティ”が新曲「輝き」をリリースしました。今日のうたではそんな“ジ・エンプティ”のハルモトヒナによる歌詞エッセイをお届け。一枚の手紙から書き始めたというこの歌。自身が忘れたくない大切なメッセージとは…。 一枚の手紙からこの曲を書き始めました。   『この幸せな時間は必ずと言っていい程続くことはない、だから今を大切にね』   僕の根底にある“今を生きていれば万々歳”の思想が段々と消されてきていたから、この手紙に凄く救われた。   学生生活が終わるまでは、ずっと何か夢を見ていないといけない様な気がしていた。   例えば、小さい頃に書いた将来の夢。   あの作文が凄く苦手だったことを覚えている。   先の見えない妄想を自分の中から無理やり絞り出して、本当に成りたいものなのか分からず書いて提出していた。   見えないものにしがみついては、勝手に誰かと背比べさせられる。   それでも、いつも通りの君で居てくれたら嬉しい。   君がくれた手紙をいつも持ち歩いてたら、ボロボロになって少しずつ文字も見えなくなってきたから、忘れない様に「輝き」を作りました。   <ハルモトヒナ(ジ・エンプティ)>

    2025/05/20

  • 関取花
    自虐をやめた日
    自虐をやめた日

    関取花

    自虐をやめた日

     2025年5月7日に“関取花”がニューアルバム『わるくない』をリリースしました。今年2月に独立を発表した彼女が自身のレーベルより発表する第一弾目のアルバム。全7曲が収録されております。    さて、今日のうたではそんな“関取花”による歌詞エッセイを3週連続でお届け。第1弾は収録曲「 わるくない 」にまつわるお話です。空気を読むため、その場に馴染むため、やっていたはずの自虐ネタ。それを“やめた”理由とは。そしてやめてみて気づいたことは…。 ある時から、私は自虐ネタを言うのをやめた。とはいえ、日常のちょっとした滑った転んだ話なんかは全然する。失敗談というのは誰かに話すことで明るく昇華できたり、次からどうするべきかの課題に気付けたりするから、そういう話は今でもよくする。でもそれはあくまでも、「この前こんなことがあったんですよ」という出来事の話であって、「私ってどうせこんなんだから」という根本的な自分自身の人格を下げる話ではない。そう、私がやめたのは後者の方である。   自分で自分を下げることでその場をしのぎ、インスタントな笑いを得る。それによって空気が読める人だ、扱いやすい人だと思ってもらえることは正直ある。"キャラ付け"はわかりやすいほどコミュニケーションが円滑に進むから、面倒な相手の時ほど私はそれを率先してやってしまっていた。   つまり、「この人にこういう風にいじられたり接されたりしたら嫌だな」と思う相手に対して、先手を打つという手法である。その方が外面ではへりくだりながら内心マウントを取れるから楽なのだ。「はいはい、こうすればいんでしょ」、「私なんてどうせ○○なんで」と、言われる前に言われそうなことを自分で言っておくという防御だ。いや、防御という名の見えない攻撃でもあった。   その方向でやると決めたら人間というのは不思議なもので、心のどこかに蓋をしたまま案外突っ走れるものである。大体そういう振る舞いをしてしまうのは長期的な関係性を望まない相手や場の時だから、ある意味、短距離走のようなものである。とにかく今、今さえ走り抜けられれば、と。でも下手くそなフォームで一気に負荷をかけるとどうなるか。その時は騙し騙しなんとかなっても、結果ボロボロになる。   悲しいことに大体の場合それは上手くいった。笑顔の作り方もちょうどいい会話の温度も、それっぽくその場に馴染む方法も、歳を重ねていけば教科書的に学ぶことができるのもまた人間で、「こういう子が一人いるとやりやすいよね」とありがたいことに言っていただけたこともある。   しかし、問題というのは決まって後からついてくるものだ。私たちはいつだって、少し時間が経ってから自分をすり減らしていたことに気づく。他者との関係性が一切発生しない、たった一人で過ごす孤独な時間に、ふと我に返る。帰り道で、湯船で、トイレで、ベッドの中で、「なにやってんだろう」という言葉が一粒の涙となって現れる。   空っぽになった心には四季を問わず冷たく乾いた風が吹き込んできて、雑に過ごした一日を思い返しながら、あらゆる人とのやりとりを反芻する。自分の一挙手一投足に後悔をする。もちろん、相手のことを恨みそうにもなる。「そもそも私にあんな振る舞いをさせたのはあいつらのせいだ」、と。   でもその時に気づく。その"キャラ付け"を先に提案して促していたのは自分自身だったかもしれないということに。   もしあの時、周りの空気や雰囲気に負けずに、あとほんの少しでも自分が誇り高くいられていたら。ちゃんと「嫌だ」と言えていたら。それによって多少、「あ、そういう感じですか」と思われたとしても、恐れず自我を保てていたら何か違ったのではないか。少なくともこんなにトゲトゲになるまで心を変形させずに済んだのではないか。というか、それさえできていたら相手も、「なるほどそういう感じね、言ってくれて助かったよ!」となって、なんなら仲良くなれた可能性だってあったじゃないか、と。   ひょっとしたら、誰もわるくなかったのかもしれない。私は私がこれ以上傷つかないために、自分を守るのに必死だった。傷つけられた過去があるから守ることを覚えたのは紛れもない事実で、必要なことだったとも思う。相手も相手で、そんな私の振る舞いを見てどう攻める(ここでは接するの意味)か考えた。その結果、何かが行き違って、すれ違って、時には傷にもなった。互いの心の中なんて本当の意味で読めるわけなんてないので、出方を見て振る舞い合った結果、というだけの話なのかもしれない。   そうして過ぎ去った日々や関係性を、無理に取り戻そうとするのも野暮である。私たちはただその経験を胸に、前に進むしかない。いや、前に進めばいいのだ。それをいつか違う誰かへの学びや優しさに変えられたら、きっと意味はあっただろう。あの頃、悩んだ時間も乗り越えた自分もたしかに必要なものだったと、最終的にその先にある今が「わるくない」と思えたら、上出来じゃないか。目先の修正も大事だが、最後に残るもの、残したいものをそうやってぼんやりでもいいから見つめておけば、きっとこの先、大幅に道を間違うことはないはずだ。   もちろん、圧倒的に誰かが悪いということも往々にしてある。一方的な勘違いで攻撃をしてきたり、こちらがきちんとメッセージを発信しているにも関わらず自分本位なコミュニケーションをとろうとしてきたりする人は、残念ながら一定数いる。そういう人からは黙って距離を置けばいい。こちらが盾も剣も掲げる必要ないくらい、とにかく遠くに逃げる。それはそれで仕方のないことだし、相手からしてみたらそのような自覚のないことだってある。正論や正義というのは本当に人それぞれだから、説得すればいいという話でもなかったりする。両者共に、「相手が自分の思うような振る舞いをしてくれるとは限らない」ということにいつか気付けたのなら、それでいいんじゃないかと思う。   「あいつがわるい」、「こんな自分が全部わるいんだ」とあまり思いすぎないで生きる毎日は、なかなか清々しいものである。私の場合それに気づけるまで長い時間がかかったが、間違いなく必要な道のりだったとも思う。今はそんなに、わるくない。   <関取花> ◆紹介曲「 わるくない 」 作詞:関取花 作曲:関取花 ◆ニューアルバム『わるくない』 2025年5月7日発売   <収録曲> 1.わるくない 2.VRぼく 3.いつかね 4.空飛ぶリリー 5.安心したい 6.二十歳の君よ 7.会いたくて

    2025/05/16

  • yutori
    スーパームーン、あなたはずっと私の光
    スーパームーン、あなたはずっと私の光

    yutori

    スーパームーン、あなたはずっと私の光

     2025年4月30日に“yutori”がメジャーデビューシングル「スピード」をリリースしました。タイトル曲は、4月よりスタートするTVアニメ『ヴィジランテ -僕のヒーローアカデミア ILLEGALS-』エンディングテーマとして書き下ろされた1曲です。さらに、5月21日には約1年ぶりとなる7曲入りmini Album『Hertzmetre』をリリース!    さて、今日のうたではそんな“yutori”による歌詞エッセイを2週連続でお届け! 第2弾は佐藤古都子が執筆。綴っていただいたのは、ミニアルバム収録曲「 スーパームーン 」にまつわるお話です。昔と今で異なる、愛に対する考え方。そして今、月を見つめながら、過去の本当の自分に伝えたいことは…。 この曲は、聴いてくれる人に向けて作った曲というよりも、自分自身に向けて作った1曲で。   昔、愛は痛みを伴う事で、空腹を感じる事で、寒さを感じる事だと思っていました。 でもそんな愛が10年、15年と続けば、いつしか自分が壊れてしまう。 私は自分を守る為に新しい自分を作り、その場に適した行動や発言をし、求められている表情をして過ごしました。 そうすれば、痛みも空腹も寒さも感じずに済んだから。   そんな生活の中、気付けば本当の自分を見失いました。   もう本当の自分に会えない気がして、とても怖かった。とても苦しかった。 でも涙は出なくて、渇いた声だけが聞こえて、それが何よりも悲しくてやるせなかったのを覚えています。 月を見ながら、もう誰かを信じる事も期待をする事もやめようと決めました。   当時から時間が経ち、今の私は歳を重ねて環境も変わり、あの時に愛だと思っていた物が間違いだったと知って、色々な人と関わるうちに誰かを信じる事も、期待をする事も悪くないと思いました。   でも、月は変わらずにずっと空にいます。   約384000km、離れた場所からずっとずっと全てを見て、知っている。   月を見ている間だけは、過去の本当の自分と今の私が同じ場所に存在している気がします。 もしかしたら話が出来るかもしれない。抱き締めることも出来るかもしれない。 私は誰よりも自分を信じ、愛する為にスーパームーンをつくりました。   この曲が、過去の本当の自分に届いた時の為に手紙を置かせて下さい。   今夜は月が綺麗だよ。いつか2人でスーパームーンを聴こう。 もう何も心配はいらないよ。   <yutori・佐藤古都子> ◆紹介曲「 スーパームーン 」 作詞:佐藤古都子 作曲:佐藤古都子 ◆メジャーデビューシングル「スピード」 2025年4月30日発売    ◆mini Album『Hertzmetre』 2025年5月21日発売   <収録曲> M-1 「スピード」 M-2 「NOT MUSIC」 M-3 「白い薔薇」 M-4 「合鍵とアイロニー」 M-5 「1 sheep to sleep」 M-6 「純粋無垢」 M-7 「スーパームーン」

    2025/05/15

  • 日食なつこ
    銀化
    銀化

    日食なつこ

    銀化

     2025年5月14日に“日食なつこ”が5枚目となるフルアルバム『銀化』をリリースしました。昨年開催の“未発表曲ツアー「エリア未来」”で演奏された、当時まだ曲名のなかったバンドフルアレンジの楽曲が10曲。唯一バンドサウンドを離れ、Refeeld氏へトラックメイクをオファーした「i」。そして「(an unknown crew)」とタイトル付けられた回想的トラック、全12曲で構成されております。  今日のうたでは、そんな“日食なつこ”による今作『銀化』にまつわる歌詞エッセイをお届けいたします。 およそ100時間後に34歳の誕生日を迎えようという時分にこれを書いています。 いつのまにか人生の半分近くをこの珍妙な名で生きていることになるらしく、こんなに長く使うことが分かっていればもっとアーティスト然とした名を考えたのに、と苦々しく振りかえる出発地点もずいぶん遠くに霞むようになりました。 よくぞここまで飽きずに曲を書き続けているものだと思います。   30歳くらいまで感性が枯れず気力が続けばまあ万々歳、という程度に当初見ていたピアノ弾き語りという壁打ち的趣味は、その範疇を規模も期限も大きく超えていまだ延長どころか本戦のさなかに有ることを許されているようです。 そのうえ曲を書く速度と精度は何故か年々上がっているようで、近年はリリース頻度に対して新曲が書けすぎて余る、という贅沢な飽和状態に悩まされてすらいます。   そこに降り落ちてきた、2024年、活動15周年。 大切な節目としてこれまでの歩みを総括するようなポーズが強く望まれるであろうその1年を想像したときに、「いや、振り返るとかいいから新曲出させてくれ」というあられもない本音が胸中には湧いていました。   やるべきこととやりたいこと、どっちつかずで中途半端な周年にしてしまうことだけは避けなければならない。モチベーションを保つカウンターとして講じたのは、「未発表曲しかやらないツアー」というものでした。   活動15年間に存在する楽曲は1つも披露されず、代わりに完全なる未発表曲をいきなり10曲、生で食らわせるという内容。その性質を汲み「エリア未来」と称されたツアーで、お客さんは周年の先を垣間見ることができ、そして私自身は先に進みたいフラストレーションを周年に紐付けながら昇華していける、という目論見でした。   キャパをあえてコンパクトに絞ったそのツアーは結果として各地チケットがほぼ即完。楽曲に全幅の信頼を置いてくれているお客さんに、我々も遠慮なく用意した珠玉の未発表曲たちをぶつけることができました。   次にいつ聴くことができるかも分からない音に夢中で食いつき、振り落とされまいと神経を尖らせステージを睨むお客さんの射抜くような眼つきを、あの夏の景色として脳の深い場所で覚えています。   あれから1年。陽炎のようにあの夏を走り去った未発表曲たちは、やがて『銀化』という作品群を成し、2025年という未来に辿り着きました。   ガラス製品を長いこと地中に埋めているとその内部が層状に風化し、そこに光を当てるとプリズムのように乱反射して虹色の輝きを放つ、そんな現象を“銀化”と呼ぶそうです。   このアルバムの完成までに辿ったどこまでも独善的な道のり、それを面白がってくれたお客さんたちの息吹、こんな無茶苦茶な旅の計画を(たぶん呆れながらも)強力に支えてくれた日食CREWとチームの思い出も個人的には大事に挟み込んで、本作の複層的なきらめきを、自信を持って世に放り投げてみたいと思います。   <日食なつこ> ◆フルアルバム『銀化』 2025年5月14日発売 <収録曲> 01 閃光弾とハレーション 02 風、花、ノイズ、街 03 vacancy 04 julep-ment flight 05 夜刀神 06 leeway 07 ラスティランド 08 i 09 0821_a (remaster ver.) 10 五月雨十六夜七ツ星  11 (an unknown crew) 12 どっか遠くまで

    2025/05/14

  • 神はサイコロを振らない
    無数の気泡、浮かんでは弾けて
    無数の気泡、浮かんでは弾けて

    神はサイコロを振らない

    無数の気泡、浮かんでは弾けて

     2025年4月18日に“神はサイコロを振らない”が新曲「Lovey Dovey」をリリースしました。同曲は、ドラマ『あやしいパートナー』エンディング主題歌。神はサイコロを振らないを応援してくれるファンの姿を想い書き綴った逆ラブレターソングであり、ドラマの主人公である春斗とさくらのラブストーリーにやさしく寄り添う楽曲となっております。    さて、今日のうたコラムではそんな“神はサイコロを振らない”の柳田周作による歌詞エッセイをお届け! 自身がずっと抱えてきた問題。その正体と初めて向き合ってみた結果、見えてきたひとつの答えは…。ぜひ新曲と併せて、エッセイを受け取ってください。 神はサイコロを振らないの柳田周作です。 約3年ぶりの歌詞エッセイということで、ご無沙汰しております。   前回自分で書いたエッセイを読み返して驚きました。 活字が苦手なこと、子どもの頃から悩み苛立っていたこと、大人になった今でも頭の中で得体の知れないものがぐるぐる回っていること。   今こうしてカタカタ文章を打ち込んでいますが、実は上記の問題、そしてその正体と生まれて初めて向き合い、決着をつけてきた直後であります。運命を、ディスティニーを感じますなあ。   どうやら僕は一般的な「普通」をこなすことが難しいタイプの人間みたいでした。その「普通」に擬態する方法はあるけれど、創作・表現の根本でもある「衝動」や「妄想」までもが失われかねないと。   物心ついた時からずっと頭の中が忙しなく、計画性などまるでなく、当たり前のことすら当たり前にできず、ただ自分が他人より劣っているだけなのだと悩んだ10代。   それらに悩み、他人に迷惑をかけまくりながらも、それでもこの世界であれば自分らしく生きていけるかもしれないと思えた20代。   熱狂しては涙して、大好きで、時折嫌いになりそうになるけど結局大好きで、人生で、希望で、夢で、そんな音楽に首ったけ、超ゾッコン、ラビダビな30歳。   とっくに気づいているじゃあないか。   いわゆる「普通」がこなせなくたって、一般社会に溶け込めなくたって、どこまでも不器用な自分の歌を、言葉を、表現を待ってくれる人が沢山いるじゃあないか。   結論、僕は「普通」に擬態する道を選びませんでした。   頭の中で一生鳴り止むことのないノイズの茂みを掻き分け、一際輝く色彩や情景、メロディやビートをキャッチして作品に起こすこと、共鳴してくれる大切な人達の心へ届けること。それこそが自分の生まれてきた意味であり、試練であり、使命である気がしています。   これは病ではなく、特性なのだから。   <神はサイコロを振らない・柳田周作> ◆新曲「 Lovey Dovey 」 2025年4月18日配信 作詞:柳田周作 作曲:柳田周作  

    2025/05/13

  • ガラクタ
    ○○に似合うワタシ
    ○○に似合うワタシ

    ガラクタ

    ○○に似合うワタシ

     2025年5月7日に“ガラクタ”が新曲「キミに似合うワタシ」をリリースしました。同曲は、ドラマ『低体温男子になつかれました。』エンディング主題歌として書き下ろされた楽曲。自分に自信を持てない、恋愛に率先的になれない主人公が、自分と釣り合うはずのない憧れのひとに恋に落ちていく模様を描いたラブソングとなっております。    さて、今日のうたでは、そんな“ガラクタ”のはるによる歌詞エッセイをお届け。綴っていただいたのは、新曲「 キミに似合うワタシ 」にまつわるお話です。誰かや何かに似合う自分になりたくて、必死に釣り合おうとしているあなたへ…。ぜひ歌詞と併せて、エッセイを受け取ってください。 ドラマ『低体温男子になつかれました。』 ED主題歌として書き下ろした楽曲になっています。   ドラマのタイアップということで、漫画原作や脚本を頭に入れて、制作期間はそれ以外の情報やエンタメをできる限り排除しました。   見た目のコンプレックスだったり、上手くいかなかった過去の恋愛のトラウマだったり、自分と重なる部分が多々あって。まるで自分が琴里さん(主人公)になっているような気分で、曲を制作することができました。   「恋愛ご無沙汰」という単語をメモに書き記してから、怖いくらいに歌詞がスラスラ出てきました。   意外にもいちばん悩んだのがタイトルでした。   いつもは最初にタイトルから考えるけど今回は違って、歌詞を改めて読んで「キミに似合うワタシ」と名付けました。   「○○に似合うワタシ」って色々あると思っていて、人によって演じている自分が違う時ないですか?   それってその相手に釣り合おうと、似合おうと必死な自分なのかなって思います。   どこからその自信が湧いてくるのかわからない居酒屋のキャッチしていたあいつや、集団になるとガタイが3割り増しになる野球部上がりのあいつ、とは違って、常に「自分なんかが…」が口癖な私は、日常生活から隣にいる人に釣り合うのに必死だったりします。   でもそんな“あいつら”も周りに釣り合おうと必死だったりして。 そう思ったらかわいいかも。   何に似合うワタシがいちばん居心地の良いワタシですか?   そんな居場所が見つけられたらいいねーって思います。   <ガラクタ・はる> ◆紹介曲「 キミに似合うワタシ 」 作詞:はる 作曲:はる

    2025/05/12

  • なきごと
    歌詞と渋滞。
    歌詞と渋滞。

    なきごと

    歌詞と渋滞。

     2025年7月9日に“なきごと”がメジャーデビュー初となるEP『マジックアワー』をリリース! 発売に先駆けて、EPにも収録される新曲「たぶん、愛」を4月9日に先行配信リリースしました。新曲「たぶん、愛」は前作「愛才」と題材がリンクしている楽曲で、“大切な人と一緒に時間を過ごしすぎた心情”という恋愛要素もありながら、作家としての”モノをつくることに対する葛藤”を歌った楽曲となっております。    さて、今日のうたではそんな“なきごと”の水上えみりによる歌詞エッセイを3ヶ月連続でお届け! 第1弾は収録曲「 愛才 」にまつわるお話です。渋滞中の車内にて気づいた、渋滞と歌詞の意外な共通点とは…? ぜひ歌詞と併せて、エッセイをお楽しみください! こんにちは!  いや、こんばんは?  …おはようございます?   お久しぶりです。  なきごとVo.gt 水上えみりです。    1年ぶりの歌ネットコラム!  本日から3ヶ月間、全3本のコラム連載がはじまります。  やったー!!!楽しみだったぁ…!!!  ぜひお付き合いの程、よろしくお願いいたします!   さて、7月9日になきごとのメジャーデビューEP  『マジックアワー』がリリースされます。 個人的にかなりお気に入りの5曲が詰まっています。   今までかき溜めていた曲、 夏頃のリリースにこの曲入れたいな~とか、  こういうのやってみたかった!とか、  チームのこういうのどう?に応えた曲とか、  ドラマに書き下ろした曲とか、ね。    リリースまであと2ヶ月なので ぜひ楽しみにしていてください!      ―HK(話変わって)―     GWの渋滞って嫌だよね。   本日はGWの渋滞中の車からコラムをお届けいたします。   今年のGWは“みろくの里”という広島の遊園地でライブをしてきました! 今はそれの帰りなのですが、行きも帰りもまぁ渋滞しておりまして。   運転してくれているスタッフ陣が、 渋滞に負けずに頑張って家に帰してくれています。   「うわあああ」だの、「いやーーーー」だの、  “なきごと”をいいながら渋滞にハマっているのですが、 渋滞から若干抜けた時に、「わー!抜けた抜けた!」みたいになる 車内の空気がなんともいえないくらい好きですね。 (無免許で乗っけてもらっている分際なのでにぎやかしにだけ参加しています。)   あの渋滞を抜ける時の気持ちよさって、何かに似てるなぁと思いました。   ポケットにしまってぐしゃぐしゃになってしまったネックレスが やっと解けた時のような。 SAで買ったガチャガチャの知恵の輪が意外とむずくて それがやっと解けた時のような。 いや、もしかして、タイアップの楽曲を書き下ろせた時のような感覚!?  なのかな?   おっ   やっと、歌詞の話になってきたッ    過去にもコラムで話したことがありそうですが、  水上は曲を作るとき、俗に言う“詞先”です。    メロから作る人もいれば、 構成から作る人も、コードから作る人もいて。 作り方は人それぞれなので色々ありますが、 水上は歌詞からかきます。   音も、言葉も、空のように広く、海のように深くて、 無限に感じてしまうのですが、 歌いたい言葉が先に決まっていると、 もう少しだけ世界がコンパクトになってくれる感じがします。   あと、先にメロを作ってしまうと、 あとから歌詞をはめるのが作業に感じてしまう性でして… なるべく、歌詞は言葉の近くでありたいという 水上のエゴで先にかいています。   詞先といえど、  サビだけ、とか、Aメロだけ、  はたまたワンフレーズだけ…  みたいに、断片的にかくことも多いです。   実はこのEPの中にも、断片的な歌詞から、  膨らませて作った曲もあります。    「 愛才 」   ドラマのタイアップの曲で書き下ろしました。  原作を読んで脚本を読んで、  自分なりの解釈と、原作へのリスペクトを込めて  大切に書き下ろしました。    このタイアップで作った曲の数、半月で7曲。 人ってこんなに曲を作れるんだって思いましたね。    その中で、頭にふとよぎった言葉があって、    愛…才……    過去のメモを引っ張り起こしてみたのですが、  ビンゴ。    過去に自分でかいたメモの一部に  “愛情も才能も消耗品だわ” 曲もまだついていない書き殴った感じの乱雑な感じで残っていました。   これだーーーーーー!!!    あの時の感覚は、マジで渋滞を抜けた時の感覚に似ている気がしますね。   それを書いた当時の自分の気持ちとは違うのかもしれないけれど、 現在の自分の気持ちに消化して、  ドラマ、原作の伝えたいことを大切にして…  筆がちゃんと進みました。    そこから、作品との親和性をひとつひとつ確かめながら  丁寧に丁寧に言葉を重ねていきました。  先方からのオーダーにも応えながら、  大切に大切に作りました。    かなり味のする歌詞になったと思います。    愛才。 歌詞を見ながら改めて聴いていただけると嬉しいです。    あと、ふと降りてきた言葉はやっぱりメモ書きでも  残しておくのおすすめですね。    いつかの自分の渋滞を解消してくれるヒントになるかもです。   <なきごと・Vo.gt 水上えみり> ◆紹介曲「 愛才 」 作詞:水上えみり 作曲:水上えみり

    2025/05/09

  • yutori
    弱くてもあなたに寄り添いたい。
    弱くてもあなたに寄り添いたい。

    yutori

    弱くてもあなたに寄り添いたい。

     2025年4月30日に“yutori”がメジャーデビューシングル「スピード」をリリースしました。タイトル曲は、4月よりスタートするTVアニメ『ヴィジランテ -僕のヒーローアカデミア ILLEGALS-』エンディングテーマとして書き下ろされた1曲です。この先の未来へと進む道を自らで掴み取り、あなたの隣へと歩みを進める決意が込められております。    さて、今日のうたではそんな“yutori”よる歌詞エッセイを2週連続でお届け! 第1弾は浦山蓮が執筆。綴っていただいたのは、新曲「 スピード 」にまつわるお話です。自分の言葉で、誰かを救いたいとも、誰かが希望を持てるとも思っていなかった自身の、ある気づきとは…。ぜひ歌詞と併せて、エッセイをお楽しみください。 初のアニメタイアップということもあり、最初はどこまで原作に寄って、どこまでyutoriとして伝えたいことを歌詞に落とし込むか、葛藤したりしました。   バンドをやり始める前まで、それこそついこないだまで、誰かを救いたいだなんて思っていなかったし音楽で救えるともあまり思えなかった。   自分は弱い人だと分かっているし、弱い人の言葉で誰かが希望を持てるとは思えなかったから。   ただ、原作を読み返し、yutoriが今までにリリースしてきた曲を聴き返してみたら、ずっと弱くて。“弱くてもあなたに寄り添いたい”というのが、ヴィジランテとyutoriの大きな共通点だなと。   その感情というか、衝動に近いモノを歌詞に落とし込む作業は凄い楽しくて。文字にすることで、「弱くてもいいんだ」、「そのままでいいんだ」という感情になることができました。   自分で描いた詩なんだけど、今までだったら使っていなかっただろう言い回しやワードが入っていて、自分なんだけど何処か他者が描いたような感覚です。知らず知らずのうちに主人公の航一と自分を重ねながら描いていたんだと思います。   これを読んでくれた人が、自分のことを弱いって思っててもそうでなくても、あなたはあなたのままでいいし、無理に変わろうとしなくていいってことを思ってくれたらいいな。   <yutori Dr.浦山蓮> ◆紹介曲「 スピード 」 作詞:浦山蓮 作曲:浦山蓮  ◆メジャーデビューシングル「スピード」 2025年4月30日発売   <収録曲> 1.スピード 2.スピード(Anime Size) 3.スピード(Instrumental) 4.スピード(Anime Size Instrumental)

    2025/05/08

  • クジラ夜の街
    救いについて
    救いについて

    クジラ夜の街

    救いについて

     2025年4月30日に“クジラ夜の街”が新曲「夕霊」をリリースしました。今作は学校生活における「いじめ」がテーマ。センシティブな社会問題を中心に物語が展開される楽曲。改めてクジラ夜の街はロックバンドという存在を再認識させる、疾走感溢れるセルフアレンジのサウンドに、希望の意志を力強く歌い切るメッセージソングとなっております。    さて、今日のうたではそんな“クジラ夜の街”の宮崎一晴による歌詞エッセイをお届け。綴っていただいたのは、新曲「 夕霊 」にまつわるお話です。あなたは音楽に救いを求めたことはありますか? 時にわたしたちが音楽に救われる、その理由とは…。ぜひ歌詞と併せて、エッセイを受け取ってください。 “夕陽は誰を照らすでもなく ただ、ひとりでに輝いています”   “ですから当然、そこに意図などありません 確かなのはその熱と、燈色の光だけであって それ以上、何かを見出せたのだとしたら きっとそれは認知上の幻覚”   “あるいは、あなたが無意識に夕陽へと映し出した感情そのものなのです”   ーーーーーーーーーーーーーーーーーー   この文章は 僕の大好きな詩人、オリバー・アースが書いた有名な一節を、日本語に翻訳したものです。 嘘です。 全て僕が書いた文章で、オリバー・アースなどという人物は存在しません。 エッセイの書き出しにしてはキザ過ぎるかなと思って、架空の作者をでっち上げてしまいました。ジョークですジョーク。   さて本題です。 “救いについて”とありますが 皆さんは音楽ってものに救いを求めてますか?   僕は求めてないです。 「救われたいな~」と思って誰かしらの歌を聴くとか、そんなんしたことない。 人が音楽を流す理由って、もっとシンプルで、言葉にもならんような原初の欲望が由来してると思うので。 まあ、何かを求めるにしたって 「元気出したい」とか 「泣きたい」とか 「元カレ忘れたい」とか せいぜいそんなところじゃないですか。 どれも“救い”ってほど大仰でも複雑でもない そんな深く考えないで突発的に聴くってのが大半かと思います。   ただですね。 僕は、音楽に救いを求めたことはないけど 音楽に救われたことは何度もあるんです。   そしてそういう音楽は結構 誰かを救うとか 共感を誘うみたいな意図が無さそうな曲が多い。 考えてみればおかしな話なんですけどね。 なんでもないような歌なのに 聴き終わった頃には 丸ごと救われたような気持ちになるなんていうのは。   けど実際、そういうのが起こり得る。 ですがそれを「音楽のチカラだ」みたいなふうにまとめるのは嫌なんです。 違うんですよ。 そんな救助システムはないんです。 音楽は医療じゃないんです。 在りし日には「不要不急」とまで言われちまった無力の賜物なんです。 ただの耳心地のいい振動なんです。 音楽のチカラなんてないんです。 ないはずなんですよ。   ではなぜ 救われたような気持ちになるのか。 それはきっと無意識に映し出すからです。 自覚すらしていない微細な感情や、透明な記憶を。 聴こえてくる、関係ないはずのメロディに。 知らず知らず映し出してしまうからです。   だから不意に涙がこぼれたり ずっと蟠っていた哀しみに、ふと折り合いがついたりする。 だけどそこに意図はない。 音楽は、鳴っているだけ。 詩は、そこにあるだけ。 手を差し伸べてくるわけでもないし 背中を押してくれるわけでもない。   それは夕陽のようです。 ただそこに存在しているだけなのに 皆、そこに想いを照らし出してしまう。 無為に放たれる光を前に 見えないはずのものが見えてしまう。 僕たちはその折、 チカラのような何かを感じ取ってしまうのかもしれません。   いじめをテーマにした本楽曲「夕霊」において 僕は、夕陽のような曲を書きたいと思いました。 人の痛みを必然的に癒すことなんて、絶対にできないですから 絶望も希望も同様に照らせるような歌をうたいたいと思いました。 あなたはこの曲に、何を映し出すでしょうか。 もしよろしければ、聴いてみてください。   という、ひと匙の意図が入り込んで。 夕暮れに霊が浮かび上がる。   <クジラ夜の街・宮崎一晴> ◆紹介曲「 夕霊 」 作詞:宮崎一晴 作曲:宮崎一晴

    2025/05/07

  • 湯木慧
    生きてゆく中で感謝できる人でありたい。
    生きてゆく中で感謝できる人でありたい。

    湯木慧

    生きてゆく中で感謝できる人でありたい。

     2025年4月23日に“湯木慧”がニューアルバム『僕がこの世界を歌うのなら』をリリース! LD&K所属最後の作品として贈る、渾身のアルバム。新曲「image」「earth」「being picky」をはじめ、過去の隠れた名曲「ふるさと」「バードコール」を収録。さらにファンの皆様から募集した楽曲の弾き語りバージョン5曲を加え、全12曲からなるアルバムとして結実しております。    さて、今日のうたではそんな“湯木慧”による歌詞エッセイを3週連続でお届け。最終回は収録曲「image」にまつわるお話です。夢をいったん閉じようと決めたとき、気づいたこと。そして抱いた思いは…。今回も音声版がございます。本人の朗読でもエッセイをお楽しみください。 小学生の時に掲げたミュージシャンになる。 という夢を追い続けて 中学生の時ネットで活動を始めてから12年。 事務所に所属して途中でメジャーデビューしたりして駆け抜けたのは8年。     私は今年、その8年所属した事務所を退所する。     小さな少女が抱いた夢の幕を、一旦閉じるのだ。   それはそれはいろいろな考えや きっかけがあってのことだったけど なんとも大切な一つの答えに辿り着いたから 退所するのだ。     それは、感謝。       いつからかいつも何かしらに不満を抱きイライラしていた。 でも環境のせいにして逃げるのも 環境のせいにする甘えも許せなかったので 活動を粛々と続けた。   それは逃げでも甘えでもないのに。     そんなんでうまくいくわけもないのに。     だんだんと私は 人に感謝することが減った。 だんだんと私は 幸せではないなと思うようになった。   感謝が大事とはわかっているけど 感謝できない自分を責めて自分が変わろうとするのは間違いで 感謝できる自分になれるように選択と行動しなきゃいけなかったみたいでした。       だから、私は、事務所をやめよう。と選択をした。       そして私は そう 決めた途端に あんなのにイライラしてたのに 感謝が湧いてきて。 ああこれが正解の選択だったのか。やっと見つけたよ。やっとわかったよ。 という気持ちだった。 そうすると途端に 光が出てきた。 あたたかくなった。 ああ、これだこれだ。と思い出しました。     人生の幸福度ってもしかして、 というか人生ってもしかして、感謝できるかできないか。 ではないだろうか。と気付いちゃったんです。     そして そう 決めた途端に 未来をイメージすることがまた、出来始めました。 小学生の時決めた夢ではなくて、この場所じゃなくて、 今、 自分はどういう人になりたくて、どこに行きたくて、何をしたいのか。 未来はどんな未来にしたいのか、 どうすれば感謝が溢れるのか。 イメージすることが、また、できたんです。   すごくワクワクして嬉しかった。   イメージすることはとても大切で、光であると、思います。 それはいつだって、誰だって、できる ひかり。     どれもこれも振り返れば、その通り。の話なのだけど、 なんとも当時では難しい問題ばかりなんですよね。       君は、今、どんな未来を夢に見ているだろうか。     僕は、今、どんな未来を夢に見ているだろうか。       そんなことを歌ったのが 「image」 という曲です。       私は生きてゆく中で感謝できる人でありたい。 と、思いました。       そんな私、湯木慧 4月23日にアルバムが出ます。 『僕がこの世界を歌うのなら』というアルバム。 今回書いたコラムは そのアルバムの表題曲についてでした。     以上 湯木慧でした。     <湯木慧>   ◆ニューアルバム『僕がこの世界を歌うのなら』 2025年4月23日発売   <収録曲> ≪1枚目≫ 1.image 2.かわるがわる感情に飲まれても 3.earth 4.ふるさと 5.being picky 6.となって。怒鳴って。 7.バードコール   ≪2枚目≫ (弾き語り収録) 1.一匹狼 2.金魚 3.スモーク 4.XT 5.バースデイ

    2025/05/02

  • Kucci
    苦い煙
    苦い煙

    Kucci

    苦い煙

     2025年5月1日に“Kucci”が『ときめきEP』をリリース! タイトル曲「ときめき」は、彼女のメジャーデビュー曲であり、映画『女神降臨』主題歌です。マンガ版『女神降臨』を愛読していたというKucciは、改めて日本版映画の脚本を読み、主人公・麗奈の心情に寄り添う楽曲を書き下ろしました。    さて、今日のうたではそんな“Kucci”による歌詞エッセイを3週連続でお届け。最終回は、収録曲「苦い煙」にまつわるお話です。この曲の制作のきっかけとなった実話とは。そして、作曲に対する概念が変わったとある発見とは…。また、今回も音声版がございます。本人の朗読でもエッセイをお楽しみください。 こんにちは、Kucciです!   第3回目は本日5月1日に配信リリースされたばかりの『ときめきEP』に収録されている「苦い煙」についてお話ししたいと思います。   この曲は実話というか、実話を少し別の視点から見て作った曲というのと、曲作りの概念が変わった曲でもあるんです。     実話というのは、高校時代の友達3人と数ヶ月ぶりに会って、いつもと変わらず他愛もない話をしていたんです。 一人の子が「ちょっと行ってきていい?」っていうから、私は「どこに?」って聞いた。そしたら「吸いに…」って。 「…わお!どうぞ!」って私は咄嗟に返答したけど、彼女が外でタバコを吸ってるのを見て、そっち側に行っちゃったんだってなんか勝手に悲しくなっちゃって。   そんなことをお家にまで持ち帰ってしまって。 これを曲にしたい、でもシュチュエーションがちょっとわかりにくい。 だから、「ずっと片想いしていた人に久しぶりに再会したら、新しい恋人の影響で大人になっていた」っていう設定にして書いてみた曲なんです。     “あなたは変わった 変わった 変わってしまった 咄嗟に僕は笑った 笑うことが僕を保った”     平然を装うことで精一杯。本人に言える立場ではないというこのもどかしさ。 そんなやるせない気持ちが詰まった1曲です。 あの時はモヤモヤして仕方なかったけど、こんなにも素敵な曲になったのでお友達ありがとう(笑)。   それから、作曲に対しての概念が少し変わったというのは、 私は曲を作る時、いつも物事について、「きっとこれってこうだよな」とか「こういう見方をしたら前を向けるかな」とか、結論づけるように考えていたけど。 「あれ、このモヤモヤだけを閉じ込めるのもいいのか、ありじゃん」みたいに新しい気づきがありました。   何かをきっかけに凹んだり落ち込んだりして、すぐに前を向けなくて焦る時もあるけど、「私は今焦っているんだ、辛いんだ」ということを叫んでもいいのか、なんてことをこの曲を作ってる時に学んじゃいました。   そんな思い出と発見が詰まっている「苦い煙」沢山聴いてくれると嬉しいです!!     そして、3回もコラムを書かせてもらえて、配信リリース当日に掲載してもらえて、とっても嬉しいです。   初めてのエッセイで何を書こうかすごく迷ったし上手く書けていないけど、私のことを少しでも知ってもらいたいという想いで書きました。   最後まで読んでくれてありがとう。   <Kucci> ◆『ときめきEP』 2025年5月1日発売  

    2025/05/01

  • bokula.
    最近の所どうも世の中曇っていて仕方がない。
    最近の所どうも世の中曇っていて仕方がない。

    bokula.

    最近の所どうも世の中曇っていて仕方がない。

     2025年4月30日に“bokula.”がMajor 1st Full Album『MELT』をリリースしました。今作には、TVアニメ『一瞬で治療していたのに役立たずと追放された天才治癒師、闇ヒーラーとして楽しく生きる』OPテーマ「ライトメイカー」、2024年に開催されたワンマンライブツアーでの会場限定盤CD『若者が全て.』に収録されている「ブルースカイ」など既発曲6曲に加え、新曲6曲が追加収録されております。    さて、今日のうたではそんな“bokula.”のえい(Gt./Vo.)による歌詞エッセイをお届け! 綴っていただいたのは、今作『MELT』について。そして最近、晴れやかな気持ちになれないその理由のお話です。ぜひ今作と併せて、エッセイを受け取ってください。 bokula.というバンドでギターと歌をしています。 えいです、よろしくお願いします。   こんな風に何かに対して何百字で作文をするという事は案外嫌いじゃないのですが、今回は新しいアルバムについてという事で600字以内じゃ語りたりなくなっております。     ●Major 1st Full Album『MELT』について   今作、幾つかの媒体様でもお話しさせていただきましたが、J-POP、J-ROCKで括るには少しカテゴライズし難いのでは無いかと考えています。   というのも、今自分が好きだと言えて、尚且つ23年間生きてきただけの音楽への知識と引き出しが増えた全12曲だと自負していて。まさにそんなカテゴライズし難い音楽なら、いっそ溶かして混ざり合えばポップだロックだの言わなくても考えなくても済むじゃないかと。   それがきっと“bokula.らしさ”になってくれるんじゃないかと思っています。   ●それ以外の事について   最近の所どうも世の中曇っていて仕方がない。 僕だけの世界なのか、君にとってもなのか あまり晴れやかな気持ちになれないと感じていた。 SNS然り、音楽を最優先としない娯楽コンテンツを流し見していてハッとしたのだが 昔はこうじゃなかった。   もっと常に音楽に頼っていた様な気がする。   今に比べると簡単に再生出来るものじゃなかったから、手軽になった分、自分だけの救済措置という優越感と自分の世界に関与してくれるという自覚が芽生えなくなったのだろう。   サブスクや昨今のSNSが悪だと提示しているのではなく。音楽があって当然の様に扱ったり、消費する為だけの作詞作曲をしたりしてほしくないと、双方のプレイヤーに対して考えた。   もっとお互いに尊いものであるべきだ。 チープで簡略化された馴れ合いは音楽じゃなくてもない方がいい。   そしたら、世の中きっと晴れる気がする。   <bokula. えい> ◆Major 1st Full Album『MELT』 2025年4月30日発売 <収録曲> 1. 優しさに気づけば 2. 涙ばっかのヒロインさん 3. ブルースカイ 4. magatama feat. 内山ショート 5. ライトメイカー 6. 青くね 7. 最愛のゆくえ. 8. 欠片のルージュ 9. トラウマなんです 10. ハートにハグしよう 11. トラッシュミー 12. love!!bow!!flare!!

    2025/04/30

  • 汐れいら
    味噌汁とバター
    味噌汁とバター

    汐れいら

    味噌汁とバター

     2025年4月23日に“汐れいら”がニューシングル「味噌汁とバター」をリリースしました。タイトル曲は、TVアニメ『日々は過ぎれど飯うまし』エンディングテーマです。“飯テロ日常系アニメ『日々は過ぎれど飯うまし』”と、まさに最良の食い合わせの“汐れいら「味噌汁とバター」”の化学反応をお楽しみください!    さて、今日のうたではそんな“汐れいら”による歌詞エッセイをお届け。綴っていただいたのは、新曲「 味噌汁とバター 」にまつわるお話です。食べ物が大好きだからこそのこだわり。そして、そこに通ずる言葉の選び方へのこだわりとは…。ぜひ歌詞と併せて、エッセイをお楽しみください。 味噌汁とバター よく、それって合うの?ってコメントを頂くけど、合うでしょ!味噌とバターは!味噌バタコーンラーメンとかあるんだもん。と思います。 でも普段から味噌汁はたべる(のむ?)のかと聞かれるとそれは飲まない。 ほんとうに高確率で飲みません。   わたしはたべものが好きで。なんで食による幸せ(おいしい)には慣れないのに、他の幸せには慣れるんだろうな、なんて疑問をずっと抱えていたのですが、ふと、欲張らないのがミソだなぁと思ったり。神のみぞ知る話だなぁ、あれ? 神の味噌汁話? と思ったり。色々がべしっと繋がって、一種のラッキーでこの曲ができました。   でも食べものがだいすきなぶん、死ぬまでに食べられる量が決まってることを考えると、とてもこだわりが強くなってしまいます。 食べなくていいものは食べないし 食べたいものは苦しくなるまで食べたい。   味の濃いものはあんまり好まなくて <これっておかずですよね?>のセンサーが立ってしまうと、白米がないと困ってしまいます。 麺類にはよくセットでついてますが、ハンバーガーとか炒飯たべるのにもお米欲しいし、ピザも生地の面積が狭くてお米欲しいです。 だから、ラーメンというよりつけ麺、カレーライスというよりカレー&ナン、っていう自分で調整できるものがすきで、味噌汁はもう調整しようがないのであんまり好んで食べないのです。   逆にバターはオールマイティ。そして見た目も名前もかわいくて大好きなので積極的に摂取しています(例えば、さつまいもに埋め込んで、あんこたい焼きに乗せて、既にバターなパンに塗りつけて、など)。 バターに限らず、なにに置いても見た目と名前はすごく大事だと思います。 大福はまるくてこじんまりして、手にちょうどおさまっていい感じだよサイズがきゅんとするし、無花果(イチジク・fig・いちじく)とかも味より名前に惹かれてすきになりました。   文章のかきかたもそうです。 並びかた、ひらがなにするかカタカナなのか、漢字なのか、イングリッシュ・はたまた別の国の言葉かっていうのも、すごく重要で、話すことがらによっても言葉選びは変わります。   今このエッセイを読んでくれているひとは、キュートな文章と思うかもしれない。でもこれは食べものの話をしてるから、なるべく丸っこい印象のものをあえて選びたいなと思ってかいてます(普段のわたしの考えている言葉イン脳味噌は、凝り固まっているので堅いのです。よくマッサージでも頭凝ってるねと言われます。柔らかくしたいのです)。   他の歌詞に対するコメントや以前かいた文章をみてくれたら、その度になんとなく文の雰囲気がちがうな、と感じてもらえるかも。 かきたい内容や気持ちによってコロコロ雰囲気が変わるから、言葉って素晴らしいなと思います。   これは歌詞のかきかたにおいてもで、 詩が並んだときの見ためや単語を選ぶことにも すごくこだわりがあります。   味噌汁とバターの歌詞の中でも、「記憶をつまみ食い」のところは<でも思い返せば>のニュアンスが伝わればいいなと思っていました。 それで、言葉としても、見ためのかんじも「つまみ食い」っていいなぁという私のミカク(見覚)でこれに決まりました。 他の部分もそうです。   でもおそらく食わず嫌いもあるんだろうな、とも感じていて、これからはいろんな歌詞のかきかたをしてみたいなと思っています(食べ物もしかり)。 もったいないから!   <汐れいら> ◆紹介曲「 味噌汁とバター 」 作詞:汐れいら 作曲:汐れいら

    2025/04/28

  • 湯木慧
    生きてゆく中で自分の人生を歩ける人でありたい。
    生きてゆく中で自分の人生を歩ける人でありたい。

    湯木慧

    生きてゆく中で自分の人生を歩ける人でありたい。

     2025年4月23日に“湯木慧”がニューアルバム『僕がこの世界を歌うのなら』をリリース! LD&K所属最後の作品として贈る、渾身のアルバム。新曲「image」「earth」「being picky」をはじめ、過去の隠れた名曲「ふるさと」「バードコール」を収録。さらにファンの皆様から募集した楽曲の弾き語りバージョン5曲を加え、全12曲からなるアルバムとして結実しております。    さて、今日のうたではそんな“湯木慧”による歌詞エッセイを3週連続でお届け。第2弾は収録曲「 being picky 」のお話です。他者の人生に口を出し、他者の人生を生きている誰かに、流されたくないあなたへ…。今回も音声版がございます。本人の朗読でもエッセイをお楽しみください。 「ああ。またネットで部外者が暴れてる。   過度に首突っ込んで 誰かが追いやられて 精神病んでる。」     どうもこんにちは、こんばんは。湯木です。       今回のコラムは アルバム『僕がこの世界を歌うのなら』から 「being picky」という曲について。   この曲は つまり、うるさい。って曲です。       ほんとに ネット開けば 沢山 「間違えを許さねぇ、ヒーロー(部外者)」だらけですよね。     あなたのためだとかいって 人の人生を生きてる人ばっかりで 誰かを悪者にしたくてしょうがない部外者ばかりが、 やんややんや言葉を吐いていて嫌になりますね。       そんなことを歌いました。     周りのことばっかり気にしてないで、 悪物を作らずとも自分を認めてあげなさいよ。うるさいわね。 という曲ですね。 足を引っ張るのも、誰かを吊し上げるのも、不毛すぎ。そろそろやめな。 という曲ですね。       まぁこういう言葉も、そう言う人たちには理解できないんでしょうね。     だから。     だから、 僕たちだけでもいいから。流されないでね、乱されないでね。 リアルでいてね。     と曲にしました。       いい曲だと思います。 伝わる人に伝わればいいので、一回聞いてみてくださいね。 ネットの皆様。     それでは、次のコラムでお会いしましょう。   以上、湯木でした。     <湯木慧> ◆紹介曲「 being picky 」 作詞:湯木慧 作曲:湯木慧 ◆ニューアルバム『僕がこの世界を歌うのなら』 2025年4月23日発売   <収録曲> ≪1枚目≫ 1.image 2.かわるがわる感情に飲まれても 3.earth 4.ふるさと 5.being picky 6.となって。怒鳴って。 7.バードコール   ≪2枚目≫ (弾き語り収録) 1.一匹狼 2.金魚 3.スモーク 4.XT 5.バースデイ

    2025/04/25

  • Kucci
    僕の中の僕
    僕の中の僕

    Kucci

    僕の中の僕

     2025年5月1日に“Kucci”が『ときめきEP』をリリース! タイトル曲「ときめき」は、彼女のメジャーデビュー曲であり、映画『女神降臨』主題歌です。マンガ版『女神降臨』を愛読していたというKucciは、改めて日本版映画の脚本を読み、主人公・麗奈の心情に寄り添う楽曲を書き下ろしました。    さて、今日のうたではそんな“Kucci”による歌詞エッセイを3週連続でお届け。第2弾は、“五十嵐 悠 starring 綱 啓永”に楽曲提供した映画『女神降臨』の劇中歌セルフカバー「特別なんて」にまつわるお話です。自身のなかで“孤独”という言葉が、この歌のフックになった理由は…。また、今回も音声版がございます。本人の朗読でもエッセイをお楽しみください。 こんにちは、Kucciです! 第2回目は5月1日に配信リリース予定の『ときめきEP』に収録されている「特別なんて」についてお話ししたいと思います。     この曲は映画『女神降臨』の劇中歌として、五十嵐悠演じる綱啓永さんに初めて楽曲提供させていただいた曲です。 お話をいただいた時は本当に嬉しくて嬉しくて、大好きな作品の劇中歌まで担当させてもらえることに舞い上がりました。   今の私にどんな曲が書けるだろうか。 というかちゃんと映画に寄り添える曲を作れるのか、、、。 制作中すごくすごく悩み、もがきましたが、私にしか描けない唯一無二の曲を作りたいという一心で作りました。   私が脚本を読んで感じたこと、この曲に込めた想いを受け取ってもらえたら。 そしてあなたにとっても大切な曲になれたらとっても嬉しいです。     *僕の中の僕   作中のキャラクター・五十嵐悠は、麗奈の素直で真っ直ぐに夢を追いかける姿に恋心を抱きます。 それは、とっても一途な恋なんです。   私は、「麗奈の好きな人は自分ではない」とわかっていながらも、彼女の夢や生き方を尊重する悠の姿に、切なさだけでなく悠の強さをも感じました。 こんなに素敵に大切な人を想える悠の気持ちをちゃんと描きたい。 本当は伝えたいけれど胸の奥で抱えている本音のようなものを曲にしたい。 と強く思い、私の中でフックとなった言葉は「孤独」でした。   誰よりも近い存在である自分との関係について考えてみました。 私自身、孤独との付き合い方がまだ上手ではないから、悠はどんな風に孤独と向き合っているんだろうって想像したり。 悠の強さはきっと、自分自身と向き合う上での葛藤やもどかしさを乗り越えたからこそ生まれたものなのでは、と思い   <いつまでも僕は愛せない 鏡に映る自分でさえも> <止まない雨に嘆く夜も 尊い記憶になるかな> という歌詞を書きました。   本当は認めたくない自分の弱さを受け入れられるように。 苦しいな、寂しいなって時こそ自分の味方でいてあげられるように。 そんな祈りを込めて書いた歌詞です。     <心を捨てれば悲しみも知らない でもそれだけはダメなんだ>   これは私自身もすごく救われている歌詞で、この歌詞が生まれた日はなぜかやけに辛くて、悲しくて、すごく泣けた夜でした。 感情の嵐が過ぎ去ってから、「ああ、泣けるのはちゃんと心があるからなのかも」って、さっきまで辛かったはずなのに尊さを感じた瞬間があったんです。   私がこの言葉に救われたように「特別なんて」が作品に寄り添いつつ、物語を超えて誰かの心の痛みに寄り添えたらいいなって思います。   ひとりじゃないよって言われるよりも 私もひとりだよって言われたほうがひとりじゃないって感じるんです。   私はこれからも痛みとか本音みたいなものに寄り添い、前を向いて生きたいと思える曲を作っていきます。   最後まで読んでくれてありがとう。   <Kucci>   ◆『ときめきEP』 2025年5月1日発売  

    2025/04/24

  • ネクライトーキー
    怠惰でいいナ
    怠惰でいいナ

    ネクライトーキー

    怠惰でいいナ

     2025年3月26日に“ネクライトーキー”が2nd EP『モブなりのカンフー』を配信リリースしました。今作には、2024年7月にリリースされた、リアル脱出ゲーム『トラブルだらけのライブハウスからの脱出』テーマソング「人生なんにもわかんねえ!」、新曲「そういうものでしょう?」を含む全4曲が収録。疾走感溢れるロックからミディアムチューンまで、ネクライトーキーの真骨頂である痛快なサウンドを楽しめる作品となっている。    さて、今日のうたではそんな“ネクライトーキー”による歌詞エッセイを3週連続でお届け! 最終回はもっさが執筆を担当。綴っていただいたのは、収録曲「 怠惰でいいナ 」にまつわるお話です。自分が勝手に作り上げた“理想の自分”の形に囚われすぎてしまうあなたへ。ぜひ歌詞と併せて、エッセイを受け取ってください。 あ、今日ゴミの日だったのに出すの忘れてる!今気づいた。ちくしょー。 どうもこんにちは、ゴミを出し忘れた哀れな女、ネクライトーキーvo&gtのもっさです。 歌ネットに寄稿するのは初めてになるみたいです。いつもお世話になっております。   3月にEP『モブなりのカンフー』をリリースしました。ネクライトーキーメジャーデビュー5周年を飾ってくれる、バラエティ豊かな4曲となりました。その中で「怠惰でいいナ」という曲を作らせてもらったのですが、どうやら私、怠惰じゃないみたいなんです。   語弊があるかもしれないのですが、正確には「もっさってそんな怠惰じゃなくない?」と言われる事が多いのです。確かに私、朝ごはんはお味噌汁に目玉焼きにソーセージを焼いて食べるし、洗濯物はたたんでしまうし、トイレはサボったリングが出来るより前には掃除しちゃう。練習スタジオにお弁当を持って行くこともある。   ほうほう、割とちゃんとしてるやん!と思いました? しかし、一方では朝ごはんに使ったお皿を洗わずに家を出ることはあるし、取り込んだ洗濯物をすぐに畳まず、2日ぐらい経過しちゃうこともある。Amazonのダンボールが溜まってたり、休みの日に色々やんなきゃいけないことがあるのに、ベッドの中でディズニープラスのピーターパンを観てたりする。およそ3歳児と変わらぬ生活である。   さて、みんなから見た私は怠惰な人間ですか? 生活に波はあるし、人の基準はそれぞれだから、「そんなの出来て当たり前だろ!」と言う人もいれば、「それぐらい怠惰じゃないだろ!」と言う人もいる。誰と比べて、何を基準に己が怠惰であるかを考えるとキリがないのですが、少なくとも「ダメな自分」を感じる時は自分が勝手に作り上げた理想の自分の形からはみ出してしまった時なんだろうなと思う。   そう、私はいつのまにか理想の自分の形を作り上げてしまっていたのです。そんなものなければ、自分が怠惰だと自覚する事もなかったのだろうに。しかし出来ちゃったものは仕方ない。上手く付き合っていくしかないのだけれど、最近そのはみ出した部分を「もっと頑張らなくちゃ」の燃料だけに費やすんじゃなくて、「まぁいっか」の余白にもしっかり使ってあげたいと思うようになったのです。その方が肩の力が抜けて、なんだか大きな声が出せるような気がするんですよ。   ピーンと張り詰めてばかりはいられない、「まぁいっか」と気持ちを緩める瞬間を持つことも大事にしたいのです。あ、でも次のゴミ出しの日は絶対忘れないように出すんだぞ、私!   <ネクライトーキー もっさ(Vo/Gt)> ◆紹介曲「 怠惰でいいナ 」 作詞:もっさ 作曲:もっさ    ◆2nd EP『モブなりのカンフー』 2025年3月26日配信  

    2025/04/23

  • reGretGirl
    他の誰かではない、僕らふたりだから集められるものを。
    他の誰かではない、僕らふたりだから集められるものを。

    reGretGirl

    他の誰かではない、僕らふたりだから集められるものを。

     2025年4月2日に“reGretGirl”がDigital Single「エバーソング」をリリースしました。同曲は日常のなかにある、ささやかだけど大きな愛について歌った直球ラブソング。サウンド面も壮大さはありながら、多幸感あふれる温かいバラードに仕上がっております。さらに、6月にはメジャー3rdフルアルバムのリリースが決定!    さて、今日のうたではそんな“reGretGirl”の平部雅洋による歌詞エッセイをお届け! 綴っていただいたのは、新曲「 エバーソング 」にまつわるお話です。月日が経ち、ようやく意味を実感した歌のワンフレーズ。大切なひとに今思うことは…。ぜひ歌詞と併せて、エッセイを受け取ってください。 この度、4月2日にアルバム先行シングル「エバーソング」がリリースされました。 大切な人へ素直な気持ちを歌いたくて、今回この楽曲を書きました。 普遍的でもあり具体的でもある、シンプルだけど自分らしさを忘れないような愛を等身大で表現しました。 今回はこのエバーソングにまつわる文章を書かせていただいたので、是非ご一読ください。   月日の流れは歳を重ねるほど速くなる。 目の前のことに追われながら、日々を過ごしていたらまた一年が終わる。   そんな目まぐるしく過ぎていく暮らしの中で、いつまでも互いを大切に思えるよう、気合いは入れなくていいけど手を抜かない愛情を持っていよう。   四六時中、相手のことを思ったりはしないけど、心に残る良い映画をみたり、ふらっと立ち寄った店のご飯が美味しかったりしたら、思い浮かぶ人であり続けよう。 繋いだ手に温もりを感じられるように、くだらない話を沢山しよう。くだらなくない話も沢山しよう。 休みの日にあえて早く起きたり、降りたことのない駅で降りてみたり、用もないのに空港へ行ったり、思いつきで夜の海を見にいこう。 知らない街をあてもなく歩いたり、公園のブランコで年甲斐もなく遊ぼう。こういった特別ではない、わざわざ思い出さないような日々を大切に持っていよう。   “君が僕にくれるもの” “僕が君にあげられるもの” そんなことをウダウダと考えるのはもうやめた。   キライになるには理由があった方がいいけど、スキであることに明確な理由はいらない。 ただなんとなく「笑っていられそうだから」で隣にいてよ。   昔、憧れのバンドマンが「“当たり前”の本当の意味は“積み重ねた小さな幸せ”」だと歌っていた。 あれから月日が経ち、ようやくあの歌の意味を実感した。 遠くにあるようで本当は近くにあった幸福。近くにあるようで本当は遠くにあった不幸。 側にいて気がつくことばかりだ。 これから続いていく時間の中で、身の丈に合った幸せをたくさん集めよう。 他の誰かではない、僕らふたりだから集められるものを。 “自分より大切な人”ができた喜びを忘れないように、この歌を幾つになっても歌う。 その時も目の前にいてくれることを願うよ。   <reGretGirl・平部雅洋> ◆紹介曲「 エバーソング 」 作詞:平部雅洋 作曲:平部雅洋  ◆アルバム先行シングル 「エバーソング」 配信日: 2025年4月2日(水) https://rgg.lnk.to/eversong ◆Major 3rd Full Album『LOVERS』 2025年6月11日発売 通常盤 ¥3,300 (税込) コロムビアミュージックショップ限定盤 (限定タオル付き) ¥4,500(税込)   <収録曲> 1. ハンワライナー 2. 純ラブ 3. ブルーアワー 4. エバーソング 5. 知らんけど 6. ロスタイム 7. 陽のあたる言葉 8. オレンジ 9. オトナビゲーション 10. 摩訶不思議ヒステリー 11. 帰り道   特設サイトはこちら▼ https://columbia.jp/regretgirl/   【ライブ情報】 <reGretGirl presents  ONEMAN TOUR 2025"for LOVERS>   2025年6月19日(木) 千葉LOOK OPEN 18:30/START 19:00 2025年6月22日(日) 水戸LIGHT HOUSE OPEN 17:30/START 18:00 2025年6月29日(日) 奈良EVANS CASTLE HALL OPEN 17:15/START 18:00 2025年7月5日(土) 広島LIVE VANQUISH OPEN 18:00/START 18:30 2025年7月6日(日) 岡山YEBISU YA PRO OPEN 17:30/START 18:00 2025年7月11日(金) F.A.D YOKOHAMA OPEN 18:30/START 19:00 2025年7月13日(日) 前橋DYVER OPEN 17:30/START 18:00 2025年7月26日(土) 浜松窓枠 OPEN 18:00/START 18:30 2025年8月2日(土) 京都MUSE OPEN 18:00/START 18:30 2025年8月3日(日) 神戸太陽と虎 OPEN 17:30/START 18:00 2025年8月8日(金) 松本ALECX OPEN 18:30/START 19:00 2025年8月9日(土) 富山SOUL POWER OPEN 18:00/START 18:30 2025年8月11日(祝月) 岐阜CLUB-G OPEN 17:30/START 18:00 2025年8月16日(土) 仙台Rensa OPEN 17:45/START 18:30 2025年8月17日(日) 郡山HIP SHOT JAPAN OPEN 17:30/START 18:00 2025年8月30日(土) 福岡DRUM LOGOS OPEN 17:00/START 17:45 2025年8月31日(日) 鹿児島SR HALL OPEN 17:00/START 17:30 2025年9月20日(土) 函館 club COCOA OPEN 18:00/START 18:30 2025年9月22日(月) 札幌PENNY LANE24 OPEN 18:15/START 19:00 2025年9月27日(土) 金沢EIGHT HALL OPEN 17:45/START 18:30 2025年10月3日(金) 高松DiME OPEN 18:30/START 19:00 2025年10月4日(土) 松山サロンキティ OPEN 18:00/START 18:30   and more…   詳細はこちら▼ https://www.regretgirl.com/news/detail/38674

    2025/04/22

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