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  • 半崎美子
    大家さんと私のブルース~困った時はお互い様~
    大家さんと私のブルース~困った時はお互い様~

    半崎美子

    大家さんと私のブルース~困った時はお互い様~

     2023年8月2日に“半崎美子”が4thミニアルバム『うた弁4 you』をリリース。ショッピングモールでのライブでこれまで多くのお手紙をもらってきた半崎美子からのお返事のような今作。「うた弁」シリーズ“第4弾”となる今作には『for』という意味も込められており、1通目という表現で、全8曲中7曲が書き下ろしのお便りのような仕上がりになっております。    さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った“半崎美子”による歌詞エッセイをお届け。綴っていただいたのは、今作の収録曲「 大家さんと私のブルース~困った時はお互い様~ 」にまつわるお話です。自身の活動にとって大切な出会いの集積。そのかけがえないひとつである、大家さんとの出会いとは…。ぜひ歌詞と併せて、エッセイを受け取ってください。 都会の人は冷たいと聞いていた私は北海道から20歳で上京する時、覚悟した。 いざ東京へ上京すると「都会の人」ではなく、「全国から都会に集った人」がほとんどで、むしろ同志であった。   文京区にあるパン屋さんの住み込みからスタートした音楽活動は、お店がある一階と自分の部屋がある二階の往復だけで一日が過ぎていった。週に一度の休みの日に、タウンページ片手にレコード会社や事務所にデモテープを持ち込むという、直談判スタイルで歌手としての道を切り拓こうとしていた。   自分という原石を発見してくれる人をこちらが発掘する!という当時の前のめりな姿勢は、今もさほど変わっていない。クラブ、ライブハウス、そしてショッピングモールと歌える場所が広がっていったのは、そんな開拓精神と、何よりかけがのない出会いに恵まれたことにある。   ショッピングモールのライブで当時、ほとんどの人が通り過ぎていくなか、たった一人足を止め、涙しながらCDを買いに来てくれた人がいたこと。そんな出会いの集積が活動の原動力になっていた。   都会では毎日数え切れない人達とすれ違う。 たくさんの人達が行き交うなかで、歌を介してそんなたった一人と出会ったということ。私はその人と見えない何かで繋がっているような気がしてならなかった。   夢を抱き都会で奔走する一人として感じたことは、人の波にのまれたり、あえて流されたりしながら孤独を深める人達は、深いところで繋がっているという温かな感触だった。   「大家さんと私のブルース~困った時はお互い様~」は、8年間お世話になったマンションの大家さんへ宛てたお手紙のような1曲。   個人で音楽活動していた当時、収入が底をついて家賃を払うのが難しくなってきたことを相談したところ、大家さんがマンション掃除の仕事を与えてくれた。週に一度、自分の住むマンションの掃除を任せていただいたことで、私はその家で一人暮らしを続けることができた。2017年にメジャーデビューした時も、歌手活動をしている私のことを応援してくれていた大家さんは自分ごとのように喜んでくれた。   2018年、その家とお別れする日、空っぽになった部屋で鍵を返す瞬間、大家さんを前に感謝の言葉を伝えようとしたが、とめどななく溢れる涙で声が出ない。嗚咽のような声を漏らす私に「困った時はお互い様」という言葉をかけてくれたあの大家さんの優しさが忘れられず、そのまま歌にした。   親でも親戚でも友達でもない人が家族のように力になってくれた「困った時はお互い様」を、私も誰かに伝えていきたい。   <半崎美子> ◆紹介曲「 大家さんと私のブルース~困った時はお互い様~ 」 作詞:半崎美子 作曲:半崎美子  ◆4thミニアルバム『うた弁4 you』 2023年8月2日発売 <収録曲> 1通目. 途 2通目. 雪の消印 3通目. この文字が乾く前に 4通目. 大家さんと私のブルース~困った時はお互い様~ 5通目. リンドウ 6通目. 涙の記憶 7通目. 星を伝って 追伸. 地球へ with Anointed mass choir

    2023/08/02

  • 半崎美子
    過去から託された大切なメッセージを歌にして未来へと手渡していく。
    過去から託された大切なメッセージを歌にして未来へと手渡していく。

    半崎美子

    過去から託された大切なメッセージを歌にして未来へと手渡していく。

     メジャーデビュー5周年を迎える“半崎美子”が、2022年4月6日にニューシングル「蜉蝣のうた」をリリース。タイトル曲の作詞作曲を手がけたのは森山直太朗。儚くも力強いメロディーと、忘れ得ぬ思い出を慈しむような歌詞となっており、「言葉にできない思いを歌う、声なき声を聴く」半崎の音楽活動にもリンク。歌い手として新たな表現が生まれました。    さて、今日のうたコラムでは、そんな最新作を放った“半崎美子”による歌詞エッセイをお届け。綴っていただいたのは、今作の収録曲「 地球へ 」に通ずるお話です。歌手・本田美奈子.が自然との共生を願い書き記した散文からメッセージを受け取り、半崎が書き下ろしたハートフルなバラード。そこに込めた想いとは…。 影響を与える才能と影響を受ける才能。   私は間違いなく後者の才能があると薄々気づいていました。   アーティストであるならば、影響を与えてこそと思われるかもしれませんが、よくよく振り返ってみると、歌手という夢を強く意識した時も、北海道から上京を決意したときも、自分で曲を書き、歌い始めた頃もずっとあらゆる人に、事象に、音楽に、影響を受け続けてきました。   自分で楽曲を書いていても自分で書いているような気がしないのは、誰かの思いを歌にしているからであり、その人に書かせてもらっているような感覚があるからだと思います。   自分の思いを表現するのではなく、あなたの思いを歌にする。   託された言葉を歌にする。   自己を手放すことで表現する、それが私の自己表現であると。   私自身は器となって、出会った方達の大切な声を、声なき声を受けとっていきたい。   一昨年、そんな思いをまた一つ形にする機会に恵まれました。   歌手の本田美奈子.さんの思いを引き継ぐ活動「LIVE FOR LIFE」が、毎年開催している本田美奈子.さんのメモリアルコンサートで歌うテーマ曲の制作依頼です。   本田美奈子.さんが生前に遺されたいくかの散文の中にあった「地球へ」に触れた時、どこか予言的であり、祈りにも似たこのメッセージを歌にしたいと強く思いました。   地球という一つの星、地球という一つの命の声を聴く。   きっと本田美奈子.さんの受信力は万物に対して働いていたのだと思わずにはいられない。   森のささやき、海の祈り、山の便り、空の願い、鳥や虫たちの声を、聴くことができる人であったのだと。   多言語を聞き取れるというのは、なにも外国語だけに限らない。   親が赤ちゃんの言葉を理解できるのは、側にいて常に気にかけているからであり、何を求めているのかわかるようになっていく。   共に暮らすペットの言葉もきっと聞き取れる。観察し、気にかけることで変化に気づける。   言葉を介さずともみんな語っている。   そこに対話が生まれる。   亡き人の声も聞こえてくる。   耳を澄ますことで聞こえてくる小さな声を、私も受け取れる人でありたいと常々思う。   一人一人がそういう気持ちでいたならば、本田美奈子.さんの願う形の共生が、いつか叶う日がくるかもしない。   過去から託された大切なメッセージを歌にして未来へと手渡していく。   「地球へ」がまた何年後かの未来で誰かに受け取ってもらい、手渡されていくことを願いながら。 <半崎美子> ◆紹介曲「 地球へ 」 作詞:半崎美子 作曲:半崎美子 ◆ニューシングル「蜉蝣のうた」 2022年4月6日発売   <収録曲> 1.「蜉蝣のうた」 2.「地球へ」 3.「私に託して」 4.「地球へ 合唱ver.」  

    2022/04/06

  • 半崎美子
    あの日、この歌が宿していたのは祈りそのものでした。
    あの日、この歌が宿していたのは祈りそのものでした。

    半崎美子

    あの日、この歌が宿していたのは祈りそのものでした。

     2020年3月11日に“半崎美子”がニューシングル「布石」をリリース。今年は、彼女にとって上京20年という大きな節目となる年。自身のこれまでを振り返りながら書き上げたタイトル曲「布石」は亀田誠治氏がプロデュースを担当。一途に続けることでしか辿り着けない今日を、ドラマティックなアレンジで歌い上げた1曲となっております。    さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った半崎美子本人によるライナーノーツを二日連続でお届けいたします。 【前編】 に続く【後編】は、3曲目「わせねでや」と4曲目「サクラ~卒業できなかった君へ~ 合唱 ver.」について。また、歌詞のワンフレーズもピックアップ。併せてご堪能くださいませ。 ~セルフライナーノーツ【後編】~ わせねでや 友よ 故郷 思い馳せ遠くても 島に咲かせよう夢の花 愛を寄せ合いながら いつまでも いつまでも 「 わせねでや 」/半崎美子 昨年3月に宮城県で 「つながる心 つながる力 みんなでつくる復興コンサート」に ゲスト出演が決まった時にこの歌に出会いました。 震災後、何度も宮城へ行きましたが、 震災前は訪れたことがありませんでした。 そんな私に地元の方達が、 かつての暮らしや、 そこに営みがあったこと、 美しい景色のことを、 写真やジオラマや言葉で教えてくれました。 私はその豊かな風景を想像することができました。 「わせねでや」を 初めて聞いた時に涙が止まらなかったのは、 そんな故郷の美しい影が この歌に溢れていたからだと思います。 内海和江さんが避難所で綴った一遍の詩、 そこから繋がっていったこの歌の物語。 歌とは元来このようなものであり、 私は歌の源流に触れた気がしました。 そして、3/11にシングルを発売するにあたって、 この尊い歌を、私なりにより多くの方達に 伝えていきたいと思いました。 自分で書いた歌以外の曲を CDに収録するのは初めてのことですが、 形にすることで、手渡ししていける思いが あると思っています。 桜 花びらが舞う 一緒に見ていた夢を ふわり空にのぼった あなたに送りたい 「 サクラ~卒業できなかった君へ~ 」/半崎美子 昨年3月に宮城県で 「つながる心 つながる力 みんなでつくる復興コンサート」に ゲスト出演させて頂いた時、 仙台フィルハーモニー管弦楽団の皆さんの演奏で、 仙台南高等学校音楽部合唱団の皆さんと 「サクラ~卒業できなかった君へ~」を歌いました。 あの日、この歌が宿していたのは祈りそのものでした。 この歌を2017年4月に発売してから、 ショッピングモールはもちろん、 コンサート、学校、施設、病院、被災地、 全国様々な場所で歌ってきましたが、 あの日ほどそれを強く感じたことはありませんでした。 私も石巻で桜を植樹させて頂いたり、 色々なご縁を頂いた宮城県で、 仙台フィルの皆さんと 仙台南高等学校音楽部合唱団の皆さんと、 会場のお客様と、 この歌を通して共鳴しあえたことが忘れられません。 これまで様々な形で 合唱部の皆さんと歌ってきたこの歌ですが、 仙台南高等学校音楽部合唱団の皆さんの透明な声の束に 心がふるえたあの瞬間を残したいと強く願いました。 <半崎美子> ◆紹介曲「 わせねでや 」 作詞:桂島“うた”プロジェクト・原詞:内海和江 作曲:ヒザシ ◆紹介曲「 サクラ~卒業できなかった君へ~ 」 作詞:半崎美子 作曲:半崎美子 ◆5th Single「布石」 2020年3月11日発売 CRCP-10442 ¥1,091+税 <収録曲> 1.布石 2.朝凪 3.わせねでや 4.サクラ~卒業できなかった君へ~ 合唱 ver. ※「サクラ~卒業できなかった君へ~」合唱譜付き

    2020/03/13

  • 半崎美子
    一途に続けることでしか辿り着けない今日を、讃えるように。
    一途に続けることでしか辿り着けない今日を、讃えるように。

    半崎美子

    一途に続けることでしか辿り着けない今日を、讃えるように。

     2020年3月11日に“半崎美子”がニューシングル「布石」をリリース。今年は、彼女にとって上京20年という大きな節目となる年。自身のこれまでを振り返りながら書き上げたタイトル曲「布石」は亀田誠治氏がプロデュースを担当。一途に続けることでしか辿り着けない今日を、ドラマティックなアレンジで歌い上げた1曲となっております。  さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った半崎美子本人によるライナーノーツを二日連続でお届けいたします。まず【前編】は、1曲目「布石」と2曲目「朝凪」について。また、歌詞のワンフレーズもピックアップ。併せてご堪能くださいませ。 ~セルフライナーノーツ【前編】~ あきらめて 手放して その中で唯一つ 続けてきたものがある それがあなたを強くした 夜につまづいても 朝に見放されても 描いて もがいて なお追いかけた 一途に立ち向かい 辿り着いた今日は ずっとここであなたを待っていた はじめからあなたを待っていた 「 布石 」/半崎美子   一つのことをずっと続けてきた人は、 それ以外のたくさんのことを手放し、 諦めてきた人だと思います。 その強さを、かけがえのなさを尊ぶように書きました。 スポーツでも音楽でも、 仕事でも子育てでも介護でも、 あらゆることにいえると思います。 私が音楽活動を志して 札幌の大学を中退し上京したのは2000年で、 パン屋さんの住みこみで働きながら 曲を書き続けていた日々から気づけば20年。 そんな上京20年という節目に、 これまでの積み重ねがあったからこそ 書ける歌を送り出したいと思いました。 迷いながら背負いながら、 救われたり報われたりを繰り返してきた布石たち。 一途に続けることでしか 辿り着けない今日を、讃えるように歌いました。 皆さんそれぞれの布石と この歌が出会ってくれることを願いながら。 亀田誠治さんのアレンジが、 より肯定的に布石を輝かせてくれました。 喜びや慈しみを そっと救い出そう 包み込んで見守ろう 次の空まで 美しい故郷の影を思い出して ここへ来たら手を取ろう 次の旅まで 「 朝凪 」/半崎美子 3月11日にこのシングルを 発売することが決まってから書いた1曲です。 希望を揺り起こすようにやってくる朝は、 誰も置き去りにしません。 苦しみや悲しみを受け入れたり、 そっと送り出したりしながら、 等しく愛しく昨日を溶かし、明日に満ちていく。 <半崎美子> ◆紹介曲「 布石 」 作詞:半崎美子 作曲:半崎美子 ◆紹介曲「 朝凪 」 作詞:半崎美子 作曲:半崎美子 ◆5th Single「布石」 2020年3月11日発売 CRCP-10442 ¥1,091+税 <収録曲> 1.布石 2.朝凪 3.わせねでや 4.サクラ~卒業できなかった君へ~ 合唱 ver. ※「サクラ~卒業できなかった君へ~」合唱譜付き

    2020/03/12

  • 半崎美子
    私というフィルターを通して、誰かの想いを歌にしている気持ち。
    私というフィルターを通して、誰かの想いを歌にしている気持ち。

    半崎美子

    私というフィルターを通して、誰かの想いを歌にしている気持ち。

    あなたほど立派な人はいない 昼夜問わず働いて それでもいつも笑っていた 自分のことで涙を見せない そんなあなたを 何度も泣かせてごめんね 「母へ」/半崎美子  2019年5月8日に“半崎美子”がニューシングル「母へ」をリリース。今作のタイトル曲は、コンサートで歌うたびに会場が涙に包まれる歌であり、彼女が大切に温めてきた“母賛歌”となっております。歌ネットでは5月の特集にてその新作についてのインタビューを敢行し、ご自身のお母さんのお話をはじめ、様々な想いを語っていただきました。    是非、歌詞と併せてチェックしてみてください!さらに今日のうたコラムでは、そんな“半崎美子”の作詞論もお届けいたします。彼女は、全国のショッピングモールを回り、歌を届け続けている“ショッピングモールの歌姫”としても有名なんです。そんな半崎美子だからこそ生み出すことができる音楽についてのお話、じっくりとご堪能あれ…! ― ショッピングモールで歌を届けていくなかで、反響の大きい曲と言うと? 半崎:歌う時期やリリース時期にもよりますが、一番みなさんが立ち止まってくださるのは「お弁当ばこのうた~あなたへのお手紙~」と「サクラ~卒業できなかった君へ~」ですかね。ときには、その曲を聴くために来てくださったという方もいらっしゃいます。 赤・緑(あお)・黄色の彩りと 栄養たっぷりのバランスと にんじん・ピーマン・セロリ あの手この手で入れてます 毎朝渡すお弁当は あなたへのお手紙 「お弁当ばこのうた~あなたへのお手紙~」/半崎美子 桜 花びらが舞う 一緒に見ていた夢を ふわり空にのぼった あなたに送りたい 「サクラ~卒業できなかった君へ~」/半崎美子 ― 思わず立ち止まってしまうのは、“会いたい”とか“好き”とかではない、J-POPであまり聴きなれないワードがまず心にとまるからというのもあるかもしれませんね。 半崎:あ、たしかにそうですね!なかなか<お弁当>ってね(笑)。だからこそ、まさに毎日お弁当作りをなさっている方だったり、これからお弁当作りをする方だったりが、ふと聴き入ってくださるのかもしれません。もうお弁当作りを卒業した方でも「当時のことを思い出しました」って。 新曲の「母へ」もそうなんですけど、きっと年齢や自分の人生によって、感じ方が変わってくる歌詞が多い気がします。聴くタイミングのその時々で。たとえば、自分自身が母のことを思い出して聴くこともあれば、自分が母になって子供にお弁当を作る立場で聴くこともあったり。いろんな世代の方に、いろんな形で届けば良いなと思いますね。 あなたが生まれた日 空が笑っていた 予定より早くに 歓びの声あげて あらゆる壁や困難も 乗り越えられると選ばれた 「歓びのうた」/半崎美子 ― 最新作のカップリングである“母目線”の「歓びのうた」といい、代表曲「お弁当ばこのうた~あなたへのお手紙~」といい、どうして美子さんはこんなにお母さんの気持ちがわかるのでしょうか…。 半崎:あはは!多分、自分の母をモデルにしている部分と、ファンの方々のお話から影響を受けている部分と、どちらもあると思います。とくにサイン会やお手紙から、あらゆるお母さんたちの想いや言葉をたくさんいただいているので。そういうものは確実に自分のなかで流れずに残っていくというか、降り積もっていくんですよね。だから自分で書いているんですけど、そんな気がしないというか、書かせてもらっている感覚なんです。私というフィルターを通して、誰かの想いを歌にしている気持ちがいつもありますね。 ― 普段、曲作りはどのようになさっているのですか? 半崎:あまり作為的に「こういうふうにAメロを持ってきて、サビではこうして…」と曲を書くことはなくて。先ほど言った、自分のなかに降り積もっていったものが、ブワーッと溢れてくるんです。メロディーと歌詞が一緒に。それをボイスメモに録って、あとでライターさんのように文字起こしをする感じなんですね。溢れてきた瞬間は何を歌ったかよくわからないんですけど、ボイスメモを聴いて初めて「あ、こんなこと歌っていたんだ」って気づくことも多いです。 ― 降りてくるというより、溢れてくるのですね。 半崎:そうそう。なので、普段もとくにフレーズを書き溜めたり、ということもしないんですよ。自分が日々を生きているなかであったいろんなことと、出逢ったひとから受け取ったいろんなことが、降り積もっていって、そういうものが表面化するときにメロディーを伴ってくるという現象…みたいな感じなんですよね。 ― 曲を書き始めた当時からずっとそのような歌の生まれ方なのでしょうか。 半崎:いや、最初はそれこそフレーズメモとかしていましたし、今のような溢れる感覚はなかったですね。上京した当時って、どちらかというと、誰かの想いというより、ただ自分の想いを伝えたいだけだったんですよ。発信することしか考えていませんでしたし。だけど今は逆に「私はこうです!」って歌がほとんどない気がします。多くが“誰かの歌”なんですよね。 ― ショッピングモールで歌い続け、サイン会で多くの方と出逢い続けてきたからこそ、生まれた歌の形ですね。 半崎:本当にそうだと思います。ショッピングモールで歌うようになってから“受信する”という力が芽生えたように感じていますね。ずっと主観で物事を見ていたけれど、客観性も身についたというか。たとえば、モールで歌を届けるにしても、どういうふうにイスを並べたらいいか、どういうふうにポスターを貼ったらいいか、まずそういうところから相手の立場になって考えられるようになったり。少しずついろんなことが俯瞰で見られるようになっていきました。 そして、やっぱりサイン会というのもすごく私にとって大切で。楽しくお喋りをする“会話”というより、心と心を通わせる“対話”の時間なんですよね。ときにはお互いに涙を流しながら話したり。言葉を介さなくても伝わるものがあったり。こう…その方の番になると、もう目が逢っただけで一緒に泣いていて、それだけで分かり合えるような不思議な瞬間もあるんですよ。そういう方たちの思いを汲み取り、言葉の裏にある感情を受け取ってきたことで、私なりの“受信力”が芽生えていき、自分の曲も大きく変わっていったんだと思うんですよね。 ― 歌詞を書くときに意識していることはありますか? 半崎:う~ん、唯一あまりやらないことは、たとえば1番、2番、3番ってサビがあるとしたら、同じフレーズを繰り返すということはしない。それによって曲をキャッチーにしたりということは、私の場合ないですね。1曲を通して、想いやストーリーを描きたいと思っているので。だから、どの曲も1コーラスで非常に切りづらくなっています(笑)。 ― 美子さんが歌詞面で影響を受けたアーティストを教えてください。 半崎:さだまさしさんですね。とくに「案山子」という曲が好きです。父がこの歌をカラオケで歌って、私はすごく泣いたのを覚えています。 お前も都会の雪景色の中で 丁度あの案山子の様に 寂しい思いしてはいないか 体をこわしてはいないか 「案山子」/さだまさし 半崎:さださんは、人間の心の機敏をすごく繊細に表現されるじゃないですか。そういうところは、聴いていて影響を受けている気がしますね。あと中島みゆきさんの歌詞も、素敵だなぁと思うものがたくさんあります。 ― ありがとうございました!では、最後に美子さんがこれから挑戦してみたい歌詞とはどんなものでしょうか。 半崎:こういう歌を書いてくださいと言っていただくことは結構ありますね。たとえば「介護にすごく疲れているので、そういう方たちを応援するような歌を作ってください」という声だったり。「障害のある子供たちが、ひとりの人間としてもっと尊重されるような自由の歌を作ってください」という声だったり。 あと、学校にもよく歌いに行っていたので、子供たちに歌う曲はあるんですけれど、その子供たちの先生方からお手紙をいただくことも多々あって「子どもたちを見守る先生側の歌も作ってくれたら嬉しいです」という声も印象的でした。 そういう方たちの言葉って、やっぱり絶対に私の心のどこかに残っているから、ニューシングルの「心の活路」や「歓びのうた」を作るときにも、どこか意識していたようなところがありますね。これからもそうやって新しい歌詞が自然と生まれていくんじゃないかなと思います。みなさんの声が、私の音楽の一番の源です。 ◆4th シングル「母へ」 2019年5月8日発売 通常盤(CD) CRCP-10426 ¥1,111+税 特別盤(CD+LIVE DVD) CRCP-10425 ¥3,889+税

    2019/05/08

  • 半崎美子
    うららかな春、本当はあなたもここにいるはずだった…。
    うららかな春、本当はあなたもここにいるはずだった…。

    半崎美子

    うららかな春、本当はあなたもここにいるはずだった…。

     今年もまた、別れと出会いの季節がやってきましたね…。様々なところで“卒業ソング”を耳にする機会も多いでしょう。レコチョクの『RecoChoku S Studio』という若者研究プロジェクトでは、現役大学生を対象に「あなたにとっての卒業ソング」をはじめとした“卒業”に関する大調査を行ったそうです(調査期間:2017年2月1日〜2017年2月16日)。まずはそのランキングのトップ3にランクインした楽曲のフレーズをピックアップ。 瞳を閉じれば あなたが まぶたのうらに いることで どれほど強くなれたでしょう あなたにとって私も そうでありたい 「3月9日」/レミオロメン サヨナラは悲しい言葉じゃない  それぞれの夢へと僕らを繋ぐ YELL ともに過ごした日々を胸に抱いて 飛び立つよ 独りで 未来(つぎ)の 空へ 「YELL」/いきものがかり 空、今日も青空です 泣き笑いしたあの時 あたりまえが未来に変わる 「希望」「夢」「愛」話したい 動くな時間 空に叫ぶ キミを忘れない 「道」/EXILE  1位にはやはり、圧倒的な票数を獲得してレミオロメンの「3月9日」がランクインした模様。もともとはメンバー共通の友人の結婚式を祝うために作られた楽曲だそうですが、今や卒業ソングの王者。また、ボーカル・ 藤巻亮太がソロ名義でセルフカバーした同曲も2017年3月1日に配信リリースされたばかり。今週やってくる3月9日、多くの方がこの曲を聴くことでしょう。そして、2位にはいきものがかり「YELL」、3位にはEXILE「道」がランクイン。その後に合唱曲「旅立ちの日に」、荒井由実「卒業写真」と続きます。いずれも納得の定番ソングですね!  さて、今日のうたコラムではさらに、2017年に生まれた新たな卒業ソングをご紹介いたします。それは、来たる4月5日にメジャーデビューを果たすシンガーソングライター・半崎美子のデビューミニアルバム『うた弁』に収録される1曲。歌ネットではリリースに先がけ、歌詞の先行公開がスタートしております。この曲は、大勢で合唱するザ・卒業ソングというより、大切なただ1人の<あなた>のために捧げる“私だけの卒業ソング”です。 同じカバンに詰め込んだ日々と 並べた机に刻んだ日々と 枝先に膨らんだ うららかな春 本当はあなたもここにいるはずだった くだらないこと言い合って 肝心なことは言えないまま 止まった季節を追い越して 残った光を探していた 桜 花びらが舞う 一緒に見ていた夢を ふわり空にのぼった あなたに送りたい 「サクラ〜卒業できなかった君へ〜」/半崎美子  タイトルからもわかるように、卒業の日、<本当はあなたもここにいるはずだった>のにその姿はないようです。なぜなら<あなた>は卒業を迎える前に<ふわり空に>のぼってしまったから…。もしかしたら、この記事を読んでくださっているみなさんのなかにも、同じような経験をしたことがある方、同じような気持ちを抱いたことのある方、今まさに抱いている方、いらっしゃるのではないでしょうか。 最後に見たあなたは いつも通りの笑顔だった 行く宛てのない気持ちだけ 進んだ時間を巻き戻す 桜 花びらが散る あの日この場所で ひらり風に吹かれて 何を思っていたんだろう 桜 花びらになり いつか会いに行く 「サクラ〜卒業できなかった君へ〜」/半崎美子  卒業式というのは、別々の道を歩んでゆく前に、一度ちゃんと“さようなら”を言うための大切な日でもあります。しかし<あなた>との永遠の別れは、突然にやってきました。自分のなかに残り続けるのは、まさかその日が最後になるなんて思いもしなかった<いつも通りの笑顔>だけ。そんなバイバイはツライですよね…。だからこそ<行く宛てのない気持ちだけ 進んだ時間を巻き戻す>のでしょう。しかし、作家・川上弘美さんの『晴れたり曇ったり』というエッセイには次のような言葉が綴られていました。 生きていても、会わなければ、いないのと同じだ。 同じように、生きていなくとも、思い出せば、 会ってるのと同じだ。 (川上弘美『晴れたり曇ったり』より引用)  おそらく「サクラ〜卒業できなかった君へ〜」の主人公も、卒業式でちゃんと<あなた>に“会ってるのと同じ”なのではないでしょうか。<同じカバンに詰め込んだ日々>や<並べた机に刻んだ日々>や<一緒に見ていた夢>のこと。<最後に見た>笑顔。旅立ちの日に“自分”は、強く強くその人のことを思っていたことが伝わってきます。それだけで<あなた>は、たとえ生きていなくとも、その場に存在していることと同じ、なんだと思います。    だからきっと、この歌だって<あなた>に届いていることでしょう。直接“さようなら”を言うことは叶わなかったけれど、心の中ではちゃんと、また空の向こうで会えるまでのお別れの言葉を捧げられているのです。卒業できなかった<あなた>は、「サクラ〜卒業できなかった君へ〜」によって卒業できた、とも言えるのかもしれません。まさにこの歌を捧げたい大切な人がいるという方は是非、その人との日々をたくさん思い出しながら、聴いてみてください。 ◆ミニアルバム『うた弁』 2017年4月5日発売 CRCP-40505 ¥2,037(tax out) <収録楽曲> 1. サクラ 〜卒業できなかった君へ〜 2. お弁当ばこのうた 〜あなたへのお手紙〜(NHK『みんなのうた』4月〜5月) 3. 稲穂 4. 天国3丁目 5. 深層 6. 夏花火 7. 鮮やかな前途 8. ふたりの砂時計

    2017/03/06

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