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  • 安田レイ
    光は影の奥で静かに待つ
    光は影の奥で静かに待つ

    安田レイ

    光は影の奥で静かに待つ

     2025年8月27日に“安田レイ”が両A面シングル「光のすみか / BROKEN GLASS」をリリース!今作には、TVアニメ『瑠璃の宝石』オープニングテーマである「光のすみか」と新曲「BROKEN GLASS」をタイトルトラックに、カップリングには安田レイ自身が作詞・作曲を手掛け、初の全英詞の楽曲となる「NOW」や、Charaの名曲「やさしい気持ち」のカバーも収録が収録されております。    さて、今日のうたでは“安田レイ”による歌詞エッセイを3週連続でお届け。第1弾は、収録曲「光のすみか」にまつわるお話です。幸せになりたいのに、大人になればなるほど、怖いものが増えていく。だから一歩が踏み出せない。そんなあなたへ…。ぜひ今作とあわせて、エッセイを受け取ってください。 人間だから、やはり楽をしたい。   簡単にほしいものを手に入れたいし、 行きたい場所に早く辿り着きたい。   煩わしい出来事には触れたくないし、 傷つきたくなんてない。   小学生が「100万円降ってこーい!」 と空に向かって叫ぶように、 私も大人になってから時に考えてしまう。   「幸せ」ってもっと簡単だったらいいのに、と。     勝手に降ってくるものではないのだ。   ぼんやりしていたら、些細な光はきっと私の目には届かない。   「いいことが起きたらいいな」   と、流れ星を見つけて願いをかけるように、 つい口にしてしまうけれど…   そんなの当然、自分から動き出さなければ、 手を伸ばしてみなければ、 何も変わらないし、何も見えてこない。   わかってはいる。   だけど、大人になればなるほど痛みを知り、 怖いものが増えていくのも事実。   大人は自分を守るのに必死なんだ…     ベッドの中で小さく身を丸め、 心のすべての扉をそっと閉ざし、 深い闇の中へと、 静かに、静かに沈んでいく。     そんな夜だってある。     けれど、そんな時に人の背中を押すのが、   「好奇心」   なのかもしれない。   時間がかかってもいい、 傷ついてもいい、   そんな風に思えるのは、 好奇心が不安を飛び越えていくからなのだ。     今回改めて、この大切なことを思い出させてくれたのが、 オープニングテーマを書き下ろさせていただいたアニメ『瑠璃の宝石』の主人公、瑠璃ちゃん。   鉱石が長い年月をかけて、 山の上から川を下り、私たちのもとへ辿り着くように。 その長い年月の中で、雨や風、太陽の光、 たくさんの瞬間を重ねて磨かれていく石たち。   そして、強い好奇心を抱いた瑠璃ちゃんが 物語を鮮やかに彩っていく。   人間には、好奇心が必要だ。   そう、私がこの世界に入りたいと思ったのも、 きっかけは好奇心だった。   そして、この好奇心があれば、 影の裏で静かに待つ光を見つけることができるのだ。   瑠璃ちゃん、忘れていたよ。 怖がっていては前に進めないね。   好奇心に背中を押してもらいながら、 私も少しずつ、歩みを進めていくね。   <安田レイ> ◆両A面シングル「光のすみか / BROKEN GLASS」 2025年8月27日

    2025/08/13

  • 安田レイ
    なんでも「初日」の帰り道は、悔しい気持ちでいっぱいになる。
    なんでも「初日」の帰り道は、悔しい気持ちでいっぱいになる。

    安田レイ

    なんでも「初日」の帰り道は、悔しい気持ちでいっぱいになる。

     2022年8月24日に“安田レイ”がニューシングル「風の中」をリリースしました。タイトル曲は、TVアニメ『ラブオールプレー』の第2クールエンディングテーマに起用。今作の青空をバックに撮影されたアートワークは、疾走感溢れる楽曲のイメージやTVアニメ『ラブオールプレー』の新キービジュアルともリンクする、夏を感じる爽やかなポートレートとなっております。    さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った“安田レイ”による歌詞エッセイを3週連続でお届け!今回が最終回。綴っていただいたのは、今作の収録曲「 each day each night 」にまつわるお話です。幸せなラブソングは上手く書けないと思っていた自分が、この歌を生み出すことができた理由は…。ぜひ、歌詞と併せて、エッセイをお楽しみください。 13年前、私は高校一年生になった。   なんだかもっと前な気もするし、ついこの前のようにも感じる。   人間の記憶はいつも曖昧だ。   でも、初日のことは割と鮮明に思い出せる。   まだ体に馴染んでいない制服と、不安定な気持ちのまま、1時間と少し電車に揺られ着いたのは、都内のこじんまりとした高校。   西東京の郊外で育った私にとって、校庭のない高校に少し物足りなさも感じたけど、ここには同じ夢を持った同志に会えるんだ。   そんな事を考えていたら、「制服のデザインが気に入らない」と朝、お母さんに文句を言って玄関を出た時よりも、少しだけ大人な表情になっていた気がする。   小さな門をくぐり抜け、入口を見つけ、廊下をゆっくり歩いた。   何度か説明会で学校には来ていたけど、その日は人がたくさんいたせいか、また違った場所に見えた。   教室に入ると、半分くらいの生徒はもう友達を作り始めていた。   説明会の時に何度か顔を合わせていくうちに、仲良くなったらしい。   私はただ窓の奥に見える小さな景色を眺めながら、隣の席でそんな話をしている2人の会話をなんとなく聞いていた。   まだ初日なのに、みんな自分からグイグイ自己紹介をしている。   私にはそれが出来なかった。   新しい友達を作るのが人一倍苦手な私にとって、この「初日」というのが1番心臓がギュッとなる日だ。   確かその日は、前と後ろの席の子に軽い自己紹介だけをして、一人で帰った。   なんでも「初日」の帰り道は、悔しい気持ちでいっぱいになる。   電車の中でポロポロ涙が出た。   自分が住む見慣れた街に着くと、少しだけホッとして、ご褒美にコンビニのチョコレートを買ったのを覚えている。   家に着くとまたお母さんに、「制服のデザインが気に入らない」と文句を吐き出した。     そんな悔しい気持ちは何日か続いた。   友達作りは、歳を重ねれば重ねるほど難しくなっていくと、その時改めて感じた。   小学生の頃からシャイではあったけど、友達を作るのはそんなに大変だった記憶はない。   この前まで中学生だった私は、子供と大人の間のすごく不安定なところを行ったり来たりしていた。     ここで3年間もやっていくのか。   1人くらい友達が出来たらいいな、と毎日馴染めない教室の端で考えた。     そんな時間が2、3週間続いた。     少し猫をかぶりながらも、心を開いて話せる友達ができた。   なんとかやって行けそうだ、と少し気が楽になった。     やっとの思いでできた友達は、好きなアーティストとか、よく行くお店が一緒だったり、共通点が何個もあった。   でも全く違う所も沢山あって、そこをお互いに尊重し合える関係がすごく居心地が良かった。     今でもその関係は変わっていない。   高校一年生の時に出会ったその子と、今もお互いに大親友って呼び合える関係は本当に嬉しい。   そして、その大親友が結婚をした。   今年、結婚式を挙げる。   そんな大切な友達にプレゼントをしたくて、曲を書いた。   友達に曲をプレゼントするのは生まれて初めてだった。   照れ臭さかったけど、すごく喜んでくれた。   うちで聴いてもらった時の、喜びと驚きが混ざり合ったあの表情は、一生忘れないと思う。   少し前にリリースした「each day each night」は、その大親友と旦那さんからインスピレーションをもらって書いた。   幸せなラブソングは上手く書けないと自分では思っていたけど、二人のおかげで書けた。   ケンカをしても可愛く仲直りする姿、何があっても寄り添い合う姿、いつも近くで見ていたから、それをそのまま書いた。   そして、この曲を2人の結婚式で歌うのが本当のプレゼントだと思っている。   まだ少し時間があるから、今から涙を流さずに歌える練習をたくさんしようと思う。   おめでとう。   本当におめでとう。   式を想像するだけで涙が出てくるけど、頑張って歌うね。 <安田レイ> ◆紹介曲「 each day each night 」 作詞:安田レイ 作曲:安田レイ   ◆ニューシングル「風の中」 2022年8月24日発売   <収録曲> 1. 「風の中」 2. 「each day each night」 3. 「風の中」 -Instrumental- 4. 「 each day each night 」 -Instrumental-

    2022/09/08

  • 安田レイ
    休みから得られるヒントはたくさんある。
    休みから得られるヒントはたくさんある。

    安田レイ

    休みから得られるヒントはたくさんある。

     2022年8月24日に“安田レイ”がニューシングル「風の中」をリリースしました。タイトル曲は、TVアニメ『ラブオールプレー』の第2クールエンディングテーマに起用。今作の青空をバックに撮影されたアートワークは、疾走感溢れる楽曲のイメージやTVアニメ『ラブオールプレー』の新キービジュアルともリンクする、夏を感じる爽やかなポートレートとなっております。    さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った“安田レイ”による歌詞エッセイを3週連続でお届け!今回は第2弾。綴っていただいたのは、「夏休み」にまつわるお話です。安田レイがアメリカで過ごした夏休みと日本で過ごした夏休みの違いとは…。みなさんはこの夏、どのように”休み”ましたか?  夏休み。   夏に休むと書いて夏休み。   勉強や仕事を頑張る私達の、心も体も休める大切な時間。   だと思っていた。。。     これは私がまだアメリカンスクールに通っていた頃の話だ。   アメリカは夏休みがとにかく長い。   日本でこの話をするとみんなに驚かれてしまうが、約3ヶ月もある。   クラスメイトも、私も、きっと先生も、みんな夏休みが近づいて来るとソワソワしていた。   約3ヶ月間まるまる学校に行かなくてもいいという、小学生の私にとってはパラダイスのような時間だったからだ。     たっぷりとある夏休みは家族とよくキャンプをしに行った。   その頃は西東京に住んでいたので、車で1時間くらいで着く奥多摩へ。   私が川派なのは、完全にこれが理由だ。   バーベキュー場、キャンプ場、川遊びができるエリア、釣りができるエリアと、とにかく遊べる場所が沢山あって、大人になった今でも大好きな場所だ。   お父さんがアメリカ人ということもあり、私は小さい頃から庭でBBQをしていた。   なので、BBQをするという事はそこまでスペシャルな事に感じていなかったけど、やっぱり川の近くや、緑の中でやるBBQは別格だった。   そして、まだ私は小学生だったので、準備や片付けなど、1番アウトドアアクティビティでパワーを使う部分を、全部お母さんとお父さんに任せられたのも最高だった。   これがこんなにも大変な作業だという事に、私は大人になってから気付いた。   その間、私は弟と石を拾ったり、珍しい虫を探したり、遊んでいた。     大人4人が入れるサイズのテントは、秘密基地みたいで大好きだった。   小さい頃から夜ふかしが大好きだった私は、キャンプの時だけは早くテントの中で眠りたくて、いつもより早く眠りについた。   そして、鳥や虫の天然のアラームで目を覚ます朝が大好きだった。   音、光、匂い、全てがいつもと違う朝は、子供ながらに感動した。     夏休みはこんな風に、自然の中で沢山の時間を過ごした。   早起き、勉強、宿題、という沢山の面倒臭いルールから解放された私は、ご褒美の夏休みを目一杯満喫した。   小学5年生までは。。。     そう、私は小学6年生からお父さんの仕事の都合で日本の学校に転校した。   学校のシステムの何もかもが違いすぎてかなり戸惑ったが、1番衝撃的だったのは夏休みの短さ。   いや、短さだけではない。   短い上に、宿題が信じられない程出るのだ。   絵日記に、各科目のドリルに、自由研究に、読書感想文?   この学校は生徒を休ませる気はあるのか?   なんだか詐欺にでもあったような気持ちになった。   アメリカの場合、長い夏休みが明けると、学年が変わるシステムなので、何一つ宿題が出なかった。   カルチャーショックとはこの事だ、と思った。   勉強が苦手な私にとって、自由で楽しい「夏休み」というイメージが、やる事が多すぎて「夏休めない」に一気に変わった。   6年生になるまで1度も経験したことのない大量の夏休みの宿題に、私はかなり戸惑った。   正直に言えば、夏休みが明けてからも宿題をやっていた。   お母さんに何度も図書館に引き摺り込まれて頑張ってみたものの、提出日に間に合わなかった。   「日本の学校は宿題が出るんだから、やるのが当たり前なの! ママも毎年やってたんだから、あんたも頑張りなさい!」とお母さんに何度怒られたことか。   だから、日本の小学校に転校してからの夏休みの記憶はほとんどが宿題だ。   8月の最後の週は毎日泣いていた気がする。     これはアメリカンスクールに通っていた時、先生が言っていて、印象に残っている言葉。   「アメリカの夏休みが長いのには理由がある。   親が学費を出せなくて進学を諦めざる終えない子達が、自分でバイトなどをして、学校へ行って、夢を叶えるためなんだ。」   何気ない会話の中で言っていた言葉。   これが正式な理由かは未だにわからないけど、素晴らしい理由に感じた。   日本もいつかこうなるのではないかと思う時がある。     もし3ヶ月間、締切のある勉強や仕事がなく、何をしてもいい自由な時間を与えられたらあなたは何をしますか?   持て余してしまいそうな時間ですが、私はのんびり都心から離れて、川の近くで過ごしたいです。   ミニ畑で野菜を育てたり、緑の中を散歩したり、そんな事をしてみたい。   休む時間も仕事の一つとよく聞くけど、本当にその通りだと思う。   休みから得られるヒントはたくさんある。     あなたも、「夏休めない」じゃなく、素敵な「夏休み」を過ごせてますように。 <安田レイ> ◆ニューシングル「風の中」 2022年8月24日発売   <収録曲> 1. 「風の中」 2. 「each day each night」 3. 「風の中」 -Instrumental- 4. 「 each day each night 」 -Instrumental-

    2022/09/01

  • 安田レイ
    誰がどうみても大人ではなかった頃の私はダンスに夢中だった。
    誰がどうみても大人ではなかった頃の私はダンスに夢中だった。

    安田レイ

    誰がどうみても大人ではなかった頃の私はダンスに夢中だった。

     2022年8月24日に“安田レイ”がニューシングル「風の中」をリリースしました。タイトル曲は、TVアニメ『ラブオールプレー』の第2クールエンディングテーマに起用。今作の青空をバックに撮影されたアートワークは、疾走感溢れる楽曲のイメージやTVアニメ『ラブオールプレー』の新キービジュアルともリンクする、夏を感じる爽やかなポートレートとなっております。    さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った“安田レイ”による歌詞エッセイを3週連続でお届け!今回は第1弾。綴っていただいたのは、今作のタイトル曲「 風の中 」のお話です。自身の学生時代を思い出しながら書いたという歌詞。中学生の頃の安田レイは、どんな日常を過ごし、何を考えていたのか、その軌跡を明かしてくださいました。ぜひ、歌詞と併せて、エッセイをお楽しみください。 新曲「風の中」は自分の学生時代を思い出しながら歌詞を書いてみた。   意外にも色んなことを鮮明に覚えてて、なんだか1人エモーショナルな気持ちになってしまった。     考えてみたら、普段の生活の中で、学生時代のことをしっかり思い出す瞬間というのはほとんどないような気がする。   そして、あったとしてもそれは年々減っている。   ちょっぴり寂しい。     今、目の前にある自分の仕事だったり、生活のことだったりで、大人は頭がいっぱいだから、仕方がないことなのかもしれない。     あ、そうか。   私もしっかり大人だったんだ。   なぜかたまに忘れてしまう。     でもよく、   “大人のひとにこう言われた”   みたいな感じで私は“大人”というワードを使ってしまう。   私も大人なのに。     そろそろこの皮肉まじりな表現をやめなくてはと思うが、きっとこれを使わなくなったタイミングが、本物の大人になれる時なのかもしれない。   まだまだ先は長そうだ。     中学生の、誰がどうみても大人ではなかった頃の私はダンスに夢中だった。   歌うことがもちろん今と変わらず一番好きだったけど、歌って踊れるアーティストにとにかく強い憧れを抱いていた。   その影響もあって、中学はダンス部に入った。   ダンス部って聞くと、なんだかかっこいい大会に出場している部活を思い浮かべる方が多いかもしれないが、人数も少なかったし、割と地味な存在だった気がする。   年に数回みんなで作ったフリを学校で披露するステージはあったけど、大会に出るとかダンスバトルでトロフィーをとったとか、そんなイケイケな部活ではなかった。   そして、ジャズダンスが好きな子もいれば、ヒップホップが好きな子もいたし、ただただ体操をしたい子もいた。   具が多すぎて味が決まらない、私がたまに作る名前のない料理みたいだった。   みんなのやりたいことなんていつもバラバラ。   使いたい曲、フリのジャンル、衣装やメイク。   我が道を行く子達が集まったこの部活は、結局フリースタイルが1番みんなイキイキしていた。   そんなまとまりのない部活だったけど、学校の授業だけでは教えてくれない大事なことをたくさん教えてくれた。   どうやったら先輩に愛される後輩になれるか、どうやったら後輩に嫌われずに指示ができるか、どうやったら先生を説得できるか。   まだまだ書ききれない程あったけど、人生で役立つ事を私は部活を通してたくさん知れた気がする。     私が特に印象に残っているのは夏休み中の部活動。   与えられた練習場は、柔道部が使っていない時にのみ使える柔道場。   鏡張りになっていたおかげで振付の確認はしやすかったけど、クーラーはなく、毎日絞れるような汗をかいた。   そして、その学校は、ほぼ山の中みたいな自然に溢れた場所にあったので、蝉の大合唱との戦いだった。   「ビヨンセ」や、「グエン・ステファニー」のボリュームをいくら上げても、セミに負けてしまうのだ。   “ミンミンミンミンミー”の奥に微かに聞こえる歌姫たちの声と、曖昧なビートを頼りに練習した。     ヘトヘトになった練習の後はいつもみんなでご褒美を買った。   お店なんて全くない地域だったから、パン屋か焼き鳥屋の二択だった。   私は焼き鳥屋の豚バラ串が一番のご褒美だった。   とにかくしょっぱくて、汗で流れていった塩分を補給してるあの感じがたまらなく好きだった。   最後に“また明日も頑張ろう”と仲間と約束して、それぞれの家へ帰って行った。       そんな私の青春を詰め込んだのが新曲の「風の中」です。   久しぶりに、中学生の自分に会えたような制作期間でした。   たまにはこうやって思い出してみるのも悪くないですよ。   みんなも自分の中に眠る昔の自分に会ってみては?   忘れてた大事なことを思い出せるかも知れないですね。 <安田レイ> ◆紹介曲「 風の中 」 作詞:安田レイ 作曲:THE CHARM PARK ◆ニューシングル「風の中」 2022年8月24日発売   <収録曲> 1. 「風の中」 2. 「each day each night」 3. 「風の中」 -Instrumental- 4. 「 each day each night 」 -Instrumental-

    2022/08/25

  • 安田レイ
    また美しい景色をあなたと見る日まで。
    また美しい景色をあなたと見る日まで。

    安田レイ

    また美しい景色をあなたと見る日まで。

     2021年2月24日に“安田レイ”がニューシングル『Not the End』をリリース!タイトル曲は、竹内涼真の主演ドラマ『君と世界が終わる日に』挿入歌として書き下ろされた楽曲です。作詞は安田レイが担当。胸を締め付けるようなミディアムバラードに仕上がっており、スリリングなドラマのストーリーをよりいっそう盛り上げる1曲となっております!    さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放つ“安田レイ”による歌詞エッセイを3週連続でお届け!今回はその最終回。綴っていただいたのは、ライブに対する今の想いです。もちろん配信ライブもワクワクするけれど、やっぱり何かが足りない、寂しい、会いたい。同じ気持ちを抱えながらこの1年を過ごしてきたあなたへ。このエッセイが届きますように。 ~歌詞エッセイ最終回~ もう一年になりますね。 あなたに会えない日々が こんなにも退屈で、孤独だなんて知らなかった。 月に数回は必ず会ってたし、 いつだって会える気がしてたね。 急に泣けてきたり、予想外に笑えたり、なんだろう、 他の人には見せられない素直な自分になれるの。 “あぁ、こんな自分もこのからだに眠ってたのか。” と、知らないわたしをいつも教えてくれる。 一緒にいる時のあなたの変化していく表情が恋しいよ。 今年は久しぶりに会いたいね。 会おうね。 こんな事を思う日々です。 そうです、最後に有観客ライブをしてから 一年が経ってしまいました。 一年か。。。 一年もライブをしなかったことは、 きっとデビューした20歳から一度も経験がない。 配信ライブは何度かやってみたけど、 やっぱり何か物足りない。 初めて配信ライブをやった時は いつもと違う緊張感と、どこか冷静な自分が怖かった。 いつものライブは緊張とアドレナリンで 冷静な私は存在しないから、 さらにいつものライブが恋しくなった。 というか、この“有観客ライブ”というワードに 未だに違和感を覚える。 だってライブってアーティストひとりで 絶対にできないものだもん。 来てくれるあなたと、 バンドメンバーと、サポートクルーと、わたし。 このパズルがカチッとハマってライブって完成する。 1000ピースパズルだとしたら、 きっと300ピースは足りてない。 いや、気持ち的には半分以上足りていないか。。。 ソファーの間なのか、テレビの裏なのか、 挟まって行方不明なピースを見つけ出して、 早く未完成なパズルを完成させたい。 何日もかけて完成したあの感動をまた味わいたいし、 あの景色は言葉に詰まるほどやっぱり美しい。 でも実は少しの不安はある。 こんなにも、有観客ライブを やらなかった期間が長かった経験がないから、 ライブで一番大切な「感覚」が 鈍っている気がしてしまう。 この「感覚」は何度も何度もステージに立って やっとの思いで見つけ出した大切なもの。 去年の2月にやったワンマンライブで さらにその感覚に近づけた気がしたのに、 また遠くへ行ってしまった。 恋しい。 ただただ恋しい。 少し弱気なことを言ってしまったけど、 こんなことを考えてしまうのは きっと今だけなんだろうな。 またあなたに会ったら、楽しくて、嬉しくて、 言葉に詰まってきっと泣いてしまうね。 また美しい景色をあなたと見る日まで。 すぐかもしれないし、遠い日かもしれない。 必ずあると信じて生きようね。 <安田レイ> ◆ニューシングル「Not the End」 2021年2月24日発売 初回盤 ¥1,800+税 通常盤 ¥1,200+税 <収録曲> M1.「 Not the End 」 M2.「 amber 」 M3.「Not the End -piano ver.-」 M4.「Not the End -Instrrumental-」 M5.「amber -Instrumental-」

    2021/02/26

  • 安田レイ
    また寂しくなったら思い出すね、おじいちゃん
    また寂しくなったら思い出すね、おじいちゃん

    安田レイ

    また寂しくなったら思い出すね、おじいちゃん

     2021年2月24日に“安田レイ”がニューシングル『Not the End』をリリース!タイトル曲は、竹内涼真の主演ドラマ『君と世界が終わる日に』挿入歌として書き下ろされた楽曲です。作詞は安田レイが担当。胸を締め付けるようなミディアムバラードに仕上がっており、スリリングなドラマのストーリーをよりいっそう盛り上げる1曲となっております!    さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放つ“安田レイ”による歌詞エッセイを3週連続でお届け!今回はその第2弾。今作のカップリング曲であり、映画『おもいで写眞』の主題歌である「 amber 」にまつわるお話です。自身のおじいちゃんとの思い出を綴ってくださいました。みなさんも遠く遠く離れていても大切な存在を思い浮かべながら、このエッセイと歌詞を受け取ってください。 ~歌詞エッセイ第2弾:私のおじいちゃん。~ 先週はたっぷりと新曲「 Not the End 」について お話しさせていただきました。 この世界が教えてくれたことにフォーカスしてみると、 この悪夢のような日々にも 何か少し意味があるのかもしれない。 そんな事を考えながら書かせていただきました。 読んでくださった皆さん、ありがとうございます。 という事で、コラム二回目は、今回カップリングとして 収録される楽曲「amber」を紐解いて、 私の今は亡きおじいちゃんとの大切な思い出について お話ししていきたいと思います。 なぜおじいちゃんとの 思い出について話すかと言いますと… 今回、この「amber」は、 深川麻衣さん主演の遺影写真が鍵となる 映画『おもいで写眞』の主題歌として 書き下ろしをさせていただいたからです。 深川麻衣さん演じる結子ちゃんが、 色んなおじいちゃんやおばあちゃんと出逢っていく中で 自分の本当の居場所を見つけていく、 そんなストーリーとなっています。 この映画を観ているとき、この楽曲を歌っている時、 本当におじいちゃんを近くに感じるんです。 なので、今日は色んなことを教えてくれた 大好きなおじいちゃんについて お話ししていきたいと思います。 私は幼い時にアメリカのおじいちゃんとおばあちゃん、 そして、日本のおばあちゃんを病気で喪いました。 なので、実はあまり 一緒に過ごした思い出がありません。 どんな声だったのか、どんな匂いだったのか、 どんな手で私を抱きしめてくれたのか、 きっとまたどこかで出会わない限り、 私は思い出せないと思います。 でも、いつも近くで 見守ってくれていると信じています。 ありがとう。 私のお母さんの父である日本のおじいちゃん。 おじいちゃんはパチンコが大好きで、 大体家にいない時はパチンコ屋さんにいた。 携帯がなくても、 10分もあれば見つけることができたので、 いつもかくれんぼをしてるみたいで 楽しかったのを覚えています。 一緒に家に帰ると、おじいちゃんは 景品でもらった大量のチョコレートをくれる。 “レイちゃん、一緒に食べよう” そう言いながら、 おじいちゃんが大好きな相撲か、水戸黄門をつける。 私にはチャンネルを変える権利はありません。 小学生の私にはなかなか難しい内容でしたが、 一緒にチョコレートを食べるあの時間は大好きでした。 眩しい西日が差し込む部屋に、 タバコの匂いが染み付いた壁、 ベランダの手入れがされていないシソの苗木。 いつもどこかに寂しさを感じるおじいちゃんの部屋。 今思うと、もしかしたら その寂しさを誤魔化すために よく笑っていたのかもしれない。 一緒にスーパーに行くのも楽しかった。 いつも一緒に食べるお菓子を二人で選んだ。 かりんとう、羊羹、芋けんぴ、どら焼き、お団子。 そう、私が和菓子好きなのは完全におじいちゃんの影響。 一緒に大きな羊羹を切って、 “ママにバレないようにもう少し食べよう”と 二人でこっそりお代わりするのが密かな楽しみだった。 おじいちゃんは私を笑わす天才だった。 よく、“レイちゃん!ちょっと来て!”と 真面目な顔で呼ばれて 人差し指を口の前に立てて“シー!”と 言われた瞬間に“プッ”とオナラをして私を笑わせた。 くすぐられたり、変な顔をしたり、 面白いニックネームをつけられたり、 よく笑った記憶しかない。 私が和菓子が好きなのも、よく笑うのも、 もしかしたらおじいちゃんの影響なのかもしれない。 大好きなおじいちゃんに 自分のライブを見せられなかったのは本当に悔しい。 でも色んな思い出と、 「笑うと楽しい」という 人生のシンプルで大切な事を教えてくれた事、 私は一生感謝し続ける。 そして、歌い続ける。 “心の目はいつも繋がっているんだよ” “心の根はいつも繋がっているんだよ” 「amber」に登場する特に好きなフレーズ。 遠く遠く離れていても、この曲があればいつだって会えるね。 また寂しくなったら思い出すね、おじいちゃん。 <安田レイ> ◆紹介曲「 amber 」 作詞:大西省吾 作曲:大西省吾 ◆ニューシングル「Not the End」 2021年2月24日発売 初回盤 ¥1,800+税 通常盤 ¥1,200+税 <収録曲> M1.「Not the End」 M2.「amber」 M3.「Not the End -piano ver.-」 M4.「Not the End -Instrrumental-」 M5.「amber -Instrumental-」

    2021/02/19

  • 安田レイ
    この世界が教えてくれた事。
    この世界が教えてくれた事。

    安田レイ

    この世界が教えてくれた事。

     2021年2月24日に“安田レイ”がニューシングル『Not the End』をリリース!タイトル曲は、竹内涼真の主演ドラマ『君と世界が終わる日に』挿入歌として書き下ろされた楽曲です。作詞は安田レイが担当。胸を締め付けるようなミディアムバラードに仕上がっており、スリリングなドラマのストーリーをよりいっそう盛り上げる1曲となっております!    さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放つ“安田レイ”による歌詞エッセイを3週連続でお届け!今回はその第1弾。綴っていただいたのは新曲「 Not the End 」に通ずるお話です。何もかもが変わった2020年。だからこそやっと気づけたこと、痛感したこと、そして歌に込めた想い。是非、このエッセイと併せて歌詞を受け取ってください。 ~歌詞エッセイ第1弾:「 Not the End 」~ 2020年は皆さんどんな風に過ごしていましたか? “いつも通り” と答えられる人は少ないのかもしれない。 私はとにかく、その「いつも通り」が 恋しくて仕方がない一年でした。 そして今も続いています。。。 2020年より前の自分を想像してみる。 “いつも通りに生きたい” と考える日はほとんどなかった気がする。 昨日より強くなりたい、 昨日より器用になりたい、 もっともっと欲深かった気がします。 いつも自分に納得ができなくて。。。 いつも自分に自信がなくて。。。 自分を許す方法が全然わからなかったんです。 何か成功しても、何か褒められても、 “いや、もっと良くできたはずだ こんなレベルで褒められてしまった。。。” と素直に喜べなかったり。 欲深かったり、不器用すぎる自分が本当に嫌いでした。 12歳でこの仕事を始めたので、 もう15年目になります。 振り返ってみると、 何よりも愛するこの仕事のために 色んな事を手放してきました。 でも自分の人生で一番大切で 失いたくないものだったから、 その犠牲が出来たんだと思うんです。 今はその後悔は全くないし、 15年も続けられている事に感謝しかありません。 でも2020年を経験して、 その「大切なもの」の価値観がガラッと変わりました。 もちろん歌うことは大好きだし、 できれば一生手放したくない。 でもそれ以上に手放したくないものが あるんだとやっと気付いたんです。 それは大切な人との繋がり、 そしてその人の命そのもの。 27年間生きてきた中で、 あまり命というテーマで自分の人生を 覗いたことはなかったかもしれない。 日本で暮らしていると 平和ボケすると聞いた事があるが、 それに近い感覚があったのかもしれない。 いつも仕事のことばかりで頭がいっぱいで、 もっと大切な部分に フォーカス出来ていなかったのかもしれない。 今までの自分は なんて小さな世界で生きていたのだろう。。。 と少し情けなくなるほど、 私は色んな事を見失っていたんだと気付いたんです。 この見えない敵は私達からたくさんの日常を奪った。 そして、今もなお奪い続けている。 家族、友達、恋人と気軽に会うことも難しくなり、 どこまでも付き纏うこの孤独感から抜け出せない日々。 でもこの出口の見えない薄暗い世界の中で、 本当に大切なものは微かに光っていて、 何かメッセージを送ってくれている気がするんです。 自分にとって本当に大切なものは何か。 そんな想いを全てぶつけたのが 新曲「Not the End」です。 2020年を経験しなかったら、 この歌詞に辿り着けなかったと思います。 「大切な人と共に生きていく。」 辿り着いたのはこのシンプルで力強いテーマでした。 何度も何度も書き直して、 やっとの思いで辿り着いたこの曲から、 何か受け取って頂けたら嬉しいです。 <安田レイ> ◆紹介曲「 Not the End 」 作詞:安田レイ 作曲:永澤和真 ◆ニューシングル「Not the End」 2021年2月24日発売 初回盤 ¥1,800+税 通常盤 ¥1,200+税 <収録曲> M1.「Not the End」 M2.「amber」 M3.「Not the End -piano ver.-」 M4.「Not the End -Instrrumental-」 M5.「amber -Instrumental-」

    2021/02/12

  • 安田レイ
    誰よりスキだから、誰よりもキライになる。
    誰よりスキだから、誰よりもキライになる。

    安田レイ

    誰よりスキだから、誰よりもキライになる。

     2019年11月27日に“安田レイ”がニューシングル「アシメントリー」をリリースします。タイトル曲は、木曜ドラマ『モトカレマニア』オープニングテーマとしてオンエア中。11月7日からは先行配信がスタートし、歌ネットでは歌詞先行公開も開始。すると【注目度ランキング】で最高1位を記録!すでに歌詞支持率の高い1曲となっているんです。  さて、元カレを忘れられないヒロイン(新木優子)と、優しいけれどちょっとズレている元カレ(高良健吾)が、偶然にも職場で再会したところから、ぐんぐん展開しているこのドラマ。彼女がなんとか元カレの情報を掴もうと、必死にSNSをチェックする姿に、自分の姿が重なった方も多いのではないでしょうか。そんな恋愛あるあるから生じる気持ちに寄り添ってくれるのが、主題歌の安田レイ「アシンメトリー」です。 「いいね!」は気軽につけれるのに 目の前のキミには何も言えない また少しだけ 髪型を変えて 気づかない それでまた落ちて いつだって自分に 付いたタグが悲しい 「アシンメトリー」/安田レイ  指先のクリックひとつで<気軽に>繋がった気持ちになれるのが、現代。暇さえあれば<キミ>のアカウントをチェックして、誰より早く「いいね!」をつけて、それだけでささやかな幸せが胸の内に広がって、なんだか想いさえ届いている気がすることって、ありますよね。だけど<目の前のキミには何も言えない>のもまた、悲しいあるある…。  なぜなら、一方的な存在アピールができるSNSの「いいね!」と異なり、顔を見て自分の言葉で好意を伝えることには、相手の“反応”があるからでしょう。万が一、その反応がマイナスなものだったら怖い。不安。だから臆病になってしまうのです。でも逆に、自分が<髪型を変えて>みたとき、何も言ってもらえないとそれも不満なんですよね。    しかも<また少しだけ>ということは、これまでも<キミ>に気づいてほしいがために、何度もちょっとずつ<髪型を変え>続けてきたということ。それなのに無反応。すると<いつだって自分に 付いたタグ>は【#無駄】【#一方通行】【#弱虫】に感じられてしまうのでしょう。また<キミ>が<私>に付けているであろう<タグ>は【#ただの友達】【#恋人未満】【#興味ナシ】なのだろう、とネガティブな想像も広がりそう。 誰よりスキだから 誰よりもキライになる 私の気持ちを どうしてわからないんだろう キミとは全然違う 生き物じゃ泣けたりしない 心の答え合わせは やめてありのままに 恋をしよう 「アシンメトリー」/安田レイ  そして、サビでは<誰よりスキだから 誰よりもキライになる>という思いが吐き出されます。<誰よりスキだから>誰より知ろうとして、近づこうとして、うまくいかなくて、ときには知りたくなかったことまで知ってしまって、だけどどうしても諦められなくて<誰よりもキライになる>。何より自分自身のことが<誰よりもキライになる>。そんなモヤモヤした気持ちが伝わってきます。    また、自分と相手は<全然違う 生き物>だとわかってはいても<私の気持ちを どうしてわからないんだろう>と思わずにはいられないのも恋です。自分が<誰よりスキ>だとしても、相手から同じように<誰よりスキ>だと思ってもらうのは難しいものですよね…。でもそれでも、主人公は<心の答え合わせは やめてありのままに 恋をしよう>と、前を向く意志を掲げているのが印象的です。 何より愛しくて 何よりも切なくて ふたつの気持ちを どうして止められないんだろう 私の感情なのに キミに衝き動かされる 何が正解かなんてもう わからなくなるほど 恋をしてる 不器用で真っ直ぐで 不揃いなふたり どこにもないよどんな日も ひとりがいいと思う瞬間(とき) 誰よりスキだから 誰よりもキライになる 私の気持ちを どうしてわからないんだろう キミとは全然違う 生き物じゃ割り切れない 心の答え合わせは やめてありのままに 恋をしよう 「アシンメトリー」/安田レイ  「アシンメトリー」とは【左右非対称】を意味する言葉。それは、自分の胸の内にある<何より愛しくて 何よりも切なくて>という相反する<ふたつの気持ち>のことでもあり、まったく想いが重ならない<不器用で真っ直ぐで 不揃いなふたり>のことでもあるのでしょう。ただ、結局のところ「アシンメトリー」だって良いんです。    だって<何が正解かなんてもう わからなくなるほど 恋をしてる>から。というより<何が正解か>も<心の答え合わせ>も「アシンメトリー」もどうでもよくなるくらい思いっきり<恋をしてる>から。だから、たとえ何度モヤモヤした気持ちに襲われても、前を向いて<ありのままに 恋をしよう>と<私>は突き進んでゆくのでしょう。    元カレが忘れられないあなたも、好きなひととなかなか距離を縮められないあなたも、付き合っているからこその悩みを抱えているあなたも、恋がしたいあなたも、是非、それぞれの想いで、安田レイ「アシンメトリー」を聴いてみてください。みなさんがいつか<誰よりスキ>なひとと、結ばれる日が訪れますように…! ◆紹介曲「 アシンメトリー 」 作詞:岸井セイカ・安田レイ・玉井健二 作曲:田中秀典

    2019/11/21

  • 安田レイ
    太陽が笑う日に、一緒に笑っていれたらいい。
    太陽が笑う日に、一緒に笑っていれたらいい。

    安田レイ

    太陽が笑う日に、一緒に笑っていれたらいい。

     2018年8月22日に“安田レイ”がニューシングル『Sunny』をリリースしました。タイトル曲は、爽快感と疾走感が溢れる夏らしさ全開のアップチューン。吉岡里帆が主演を務める火曜ドラマ『健康で文化的な最低限度の生活』オープニング曲です。通称“ケンカツ”と呼ばれるこのドラマの舞台は、生活保護現場。みなさんは、他人の“人生”について真剣に考えたことがありますか?  物語のヒロイン(吉岡里帆)は、110世帯の生活保護受給者たちを「生活課」で担当。歯車の狂ってしまった彼らの人生を、どうすれば希望ある明日へ導けるのか。どうやって彼らの人生に、寄り添い、向き合い、自立への道筋を見つけ出してゆけばいいのか。22歳の新人が、壮絶な現実で様々な壁にぶつかりながらも、誰かの生きる光になってゆく…。そんなドラマを彩るのが、安田レイの「Sunny」なんです。 臆病と訳なき焦燥 その狭間小さなため息 空回りの答え集めたら 追い風に変わると思いたいこの頃 きっと何度迷って泣いて 乗り越えてきても また自信を失くして立ち止まりながら行くのだろう 「Sunny」/安田レイ  歌は、物語を晴れやかに照らすようなサウンドで幕を開けます。しかし冒頭に綴られているのは、ドラマのヒロインの心情にも重なるいろんな苦悩。自分のちょっとした言動が誰かを傷つけたり、大きな失敗に繋がるかもしれない恐れによる<臆病>と。もがいても思うように事が運ばない<焦燥>と。早く成長したいのに、相反する<臆病>と<焦燥>の<狭間>で心が揺れ惑っております。そんなふがいない自分に<小さなため息>を吐いてしまう感覚、なんだかわかりますよね。  だけどこの歌の<私>は、わたしたちにいくつもの“力”を教えてくれるんです。まずは、自分の弱さから目を逸らさない力。鈍感になれば<臆病>も<焦燥>も<ため息>もなくなるのでしょうが、それはきっと強さとは呼べません。さらに、困難のなかでも<空回りの答え集めたら 追い風に変わると思いたい>と前向きな未来を想像できる力。雨のときに晴れを、向かい風のときに追い風を期待するのは難しいこと。それでも<私>は今の<空回り>さえ無意味ではないはずだと、自分に言い聞かせるのです。  さらに、どんなことが起ころうと<行くのだろう>と進むことを選択しようとする力。これまで、自分の弱さから目を逸らさなかったがゆえに<また自信を失くして>立ち止まるであろう情けない予想はできるのでしょう。ただ一方で、何度でも<乗り越えて>きた確かな軌跡と、前向きな未来を想像できる力もあります。では、いざというとき弱さと強さどちらが勝つか。やはり、着々と築き上げてきたいくつもの“力”が<行く>という選択をしっかり支えてくれるのではないでしょうか。 手をのばせば届くくらいのヒカリでいたい わたしのために泣いてくれたあの笑顔みたいな ため息ひとつで逃げてく 小さなしあわせ追いかけて  ナミダ流してもいい 太陽が笑う日を 一緒に見ていたい 自分撮りのピース掲げて 矛盾だらけに今 向き合う 出会ったから 出会えたから その一言で また走り始めてる 私らしさ見つけたくて 重くなった君の胸の奥の方がほんの少しだけ  軽くなっていたらいい 太陽が笑う日に 一緒に笑っていれたらいい 「Sunny」/安田レイ  そしてサビフレーズでは<私>の持つ“力”が<太陽>のようなエネルギーになって溢れ出します。でもそれは自分ひとりで作り出した力ではないんですよね。たとえば<わたしのために泣いてくれたあの笑顔>や<出会ったから 出会えたから>誰かがくれた<その一言>が<私>をパワーアップさせるのです。また<手をのばせば届くくらいのヒカリでいたい>と、<重くなった君の胸の奥の方がほんの少しだけ 軽くなっていたらいい>と、誰かを心から想う気持ちが<私>をもっとパワーアップさせるのです。    この歌の<私>が持つ最大の“力”は、そうして人と人との繋がりを何より誰より大事にできる力なのでしょう。ドラマ“ケンカツ”で、生活保護受給者の人生と真剣に向き合うヒロインの姿にも重なります!是非、あなたも<太陽が笑う日に 一緒に笑っていれたらいい>と大切な存在を思い浮かべながら、安田レイの「Sunny」を聴いてみてください…! ◆紹介曲「Sunny」 2018年8月22日発売 作詞:松原さらり・安田レイ・玉井健二 作曲:南田健吾

    2018/08/28

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