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  • 日食なつこ
    銀化
    銀化

    日食なつこ

    銀化

     2025年5月14日に“日食なつこ”が5枚目となるフルアルバム『銀化』をリリースしました。昨年開催の“未発表曲ツアー「エリア未来」”で演奏された、当時まだ曲名のなかったバンドフルアレンジの楽曲が10曲。唯一バンドサウンドを離れ、Refeeld氏へトラックメイクをオファーした「i」。そして「(an unknown crew)」とタイトル付けられた回想的トラック、全12曲で構成されております。  今日のうたでは、そんな“日食なつこ”による今作『銀化』にまつわる歌詞エッセイをお届けいたします。 およそ100時間後に34歳の誕生日を迎えようという時分にこれを書いています。 いつのまにか人生の半分近くをこの珍妙な名で生きていることになるらしく、こんなに長く使うことが分かっていればもっとアーティスト然とした名を考えたのに、と苦々しく振りかえる出発地点もずいぶん遠くに霞むようになりました。 よくぞここまで飽きずに曲を書き続けているものだと思います。   30歳くらいまで感性が枯れず気力が続けばまあ万々歳、という程度に当初見ていたピアノ弾き語りという壁打ち的趣味は、その範疇を規模も期限も大きく超えていまだ延長どころか本戦のさなかに有ることを許されているようです。 そのうえ曲を書く速度と精度は何故か年々上がっているようで、近年はリリース頻度に対して新曲が書けすぎて余る、という贅沢な飽和状態に悩まされてすらいます。   そこに降り落ちてきた、2024年、活動15周年。 大切な節目としてこれまでの歩みを総括するようなポーズが強く望まれるであろうその1年を想像したときに、「いや、振り返るとかいいから新曲出させてくれ」というあられもない本音が胸中には湧いていました。   やるべきこととやりたいこと、どっちつかずで中途半端な周年にしてしまうことだけは避けなければならない。モチベーションを保つカウンターとして講じたのは、「未発表曲しかやらないツアー」というものでした。   活動15年間に存在する楽曲は1つも披露されず、代わりに完全なる未発表曲をいきなり10曲、生で食らわせるという内容。その性質を汲み「エリア未来」と称されたツアーで、お客さんは周年の先を垣間見ることができ、そして私自身は先に進みたいフラストレーションを周年に紐付けながら昇華していける、という目論見でした。   キャパをあえてコンパクトに絞ったそのツアーは結果として各地チケットがほぼ即完。楽曲に全幅の信頼を置いてくれているお客さんに、我々も遠慮なく用意した珠玉の未発表曲たちをぶつけることができました。   次にいつ聴くことができるかも分からない音に夢中で食いつき、振り落とされまいと神経を尖らせステージを睨むお客さんの射抜くような眼つきを、あの夏の景色として脳の深い場所で覚えています。   あれから1年。陽炎のようにあの夏を走り去った未発表曲たちは、やがて『銀化』という作品群を成し、2025年という未来に辿り着きました。   ガラス製品を長いこと地中に埋めているとその内部が層状に風化し、そこに光を当てるとプリズムのように乱反射して虹色の輝きを放つ、そんな現象を“銀化”と呼ぶそうです。   このアルバムの完成までに辿ったどこまでも独善的な道のり、それを面白がってくれたお客さんたちの息吹、こんな無茶苦茶な旅の計画を(たぶん呆れながらも)強力に支えてくれた日食CREWとチームの思い出も個人的には大事に挟み込んで、本作の複層的なきらめきを、自信を持って世に放り投げてみたいと思います。   <日食なつこ> ◆フルアルバム『銀化』 2025年5月14日発売 <収録曲> 01 閃光弾とハレーション 02 風、花、ノイズ、街 03 vacancy 04 julep-ment flight 05 夜刀神 06 leeway 07 ラスティランド 08 i 09 0821_a (remaster ver.) 10 五月雨十六夜七ツ星  11 (an unknown crew) 12 どっか遠くまで

    2025/05/14

  • 日食なつこ
    夕闇絵画
    夕闇絵画

    日食なつこ

    夕闇絵画

     2023年4月5日に“日食なつこが”ミニアルバム『はなよど』をリリース。今作には、必ずしも明るく華やかではない、彼女らしい“春”を描いた7曲が収録されております。ストレートな思いや音があふれた、物悲しくも柔らかいコンセプチュアルな作品に。    さて、今日のうたコラムでは、そんな最新作を放った“日食なつこ”による歌詞エッセイをお届け。今回が最終回。綴っていただいたのは、今作の収録曲「 夕闇絵画 」にまつわるお話です。 思い出すのはまず、灰色。 空も街も地面もセメントを塗り込めたようなグレイ一色。   冬の終わりにしては珍しく高温多湿な気候の日で、スタジオを出た夕方のおもて通りは今にも雨に降られそうに暗く、家路を急ぐ小学生やスーツ姿の大人たちが忙しなく行き交っていて、そこにあなたは溶け込んでいた。   まわりの喧騒をよそにコンクリートの路上にそのまま腰を下ろして、重たげな曇り空をおだやかな顔で見上げながら、落ちてくる雨粒に向かってのんびりした動作で手のひらを差し出していた。濡れることはお構いなしで、誰かとその時間を共有するわけでもなく、少し楽しげな表情まで浮かべて、全ての風景の隅っこで、ひとり。   あなたの日常を垣間見たような気がした。あるいは触れてはいけない他人の秘密を偶然暴いてしまった時のような、そんな一種の後ろめたささえも覚え、私は気づかれていないことを祈りながらそっと目を背けかけた。   同時に、誰に向けたわけでもないにしてはひどく優しすぎるその表情は、常日頃この人が世界を見るときに浮かべるそれなのだろうと理解もした。   退屈な灰色の空、さして美しくもない街の片隅にすら、この人の目は何かを見出していて、それが音となり、絵となり文字となり常にほとばしっていて、だからこんなさもない道端においてでもこれほど満たされた表情で在れるのだ、と。   その視線の奥にある思想を覗き見たくなった。雨粒に手を伸ばした心情について、その口から子細を伺い知りたくなった。なのに声をかけることはこれ以上なく無粋な行いに思えた。それほどにあなたの成す空間は周囲の慌ただしさから完璧に隔絶され、そして完成されていた。   それはさながら、夕闇の街角に置き忘れられた1枚の絵画。 結局目を離すことのできなかったその横顔は、今も褪せないまま記憶に強く焼き付いている。   なんともなしにあなたは世界に存在しているだけなのかもしれない。 でも、その風景に立ち入ることが許される者はきっと限られている。 そして私は、そちら側ではない。   機材を車に積み終えた仲間たちに声をかけられ、あなたはふいに自我を取り戻して立ち上がり、やはりゆったりした挙動と穏やかな笑みを伴ったままで「では」と言って去っていった。   三叉路の向こうに消える背中。ぬるく湿った弱い風。夕刻を告げるサイレンの残響。「では」のその次はあるのだろうか? 後に残るは、只々メランコリックな、グレイオレンジ。   覚えておきたい景色は多くはない。少なくとも、あなたが誰にも知られず道端に座して雨粒を受け止めていたあの瞬間を超える絶景なんて、そうそうありはしないのだ。   <日食なつこ> ◆紹介曲「 夕闇絵画 」 作詞:日食なつこ 作曲:日食なつこ ◆ミニアルバム『はなよど』 2023年4月5日発売   <収録曲> 01. やえ 02. ダム底の春 03. 夕闇絵画 04. 幽霊ヶ丘 05. diagonal 06. ライオンヘッド 07. 蜃気楼ガール

    2023/04/20

  • 日食なつこ
    ダム底の春
    ダム底の春

    日食なつこ

    ダム底の春

     2023年4月5日に“日食なつこが”ミニアルバム『はなよど』をリリース。今作には、必ずしも明るく華やかではない、彼女らしい“春”を描いた7曲が収録されております。ストレートな思いや音があふれた、物悲しくも柔らかいコンセプチュアルな作品に。    さて、今日のうたコラムでは、そんな最新作を放った“日食なつこ”による歌詞エッセイをお届け。今回は第2弾。綴っていただいたのは、今作の収録曲「 ダム底の春 feat.Sobs 」にまつわるお話です。 人に花を贈るのにハマっていた時期があった。 飲食物や雑貨の贈り物も選ぶのはもちろん楽しいけれど、花は人のために選ぶという気持ちが特別に強くこもる気がする。自分自身のために花を買う習慣がない、ということもあるのかもしれない。   用がなくても花屋の前を通りがかるとちょっと立ち寄って、この花とこの花が並んでる、じゃああの人に贈るイメージで、こんな雰囲気で、ここをこうして…なんてブーケ作りの構想を繰り広げ出すこともある。   はなから買う気が無いので店側からしたらとんだ迷惑な冷やかし客だし、いきなり妄想の対象に据えられる相手もそうと知ればさぞ気色悪かろう、ということは一応きちんと自覚しているつもりなのでひとつご容赦いただきたい。   これはただの自己満足なイメージ遊び。ここから何か面白い曲や企画を思いついたりするかも…なんてことまで考えていたりもして、本当に自分のため。ひとしきり妄想を散らかしたら、あとは満足げな薄ら笑いを浮かべ店を立ち去るのである。 こうして書いてみると改めて誰も得をしない謎行為であることが分かる。気をつけたい。   でもあの時は、ちゃんと贈りたい相手がいた。 実際このあと会いに行って、おめでとう、いつもありがとう、よかったらこれ、という言葉と共に花束を手渡そうと、現実的な計画を立てた元で、あの日私は花屋に立っていた。   祝い事だった。だから華やかで元気のあるブーケにしようと、バケツから花を抜いては挿し、手持ちの花と組み合わせては戻し、長いこと頭を捻ってそれを作った。ラッピングもきちんとしてもらった。正直、かなり高かった。でもよかった。予算を大きく上回った割にはすぐ枯れて捨てられる運命にある消えモノでも、相手のことを考えれば価値は余りあった。   春の嵐が吹き荒れるひどい天気だった。 車が目的地に着こうかという頃になり、ふと窓の外に異様な明るさを見留めて、私は助手席側のウィンドウから横目で外を見やった。 花だ。花が行列になっていた。大きな花、高そうな花、立派な飾り付きの花…。 片田舎のがらんと開けた僻地に突然それは現れた。その場所にはおよそ不釣り合いな色彩感で、豪奢なスタンド花の数々が、それを受け取る主がいる家屋の入り口へと見事な列を成していた。 みんな考えることは同じだった。私が慕う相手は、私以外からも慕われる存在だったのだ。   助手席に目をやる。あれほど気持ちと時間をかけて作った花束が、泣きたいほど粗末なものに見えた。殴りつけるような風雨。整地されたてで遠目からでも分かるくらいぬかるんでいる駐車場。迷いは1秒にも満たなかったかもしれない。出しかけたウィンカーを戻し、アクセルを踏み直す。巨大な花たちが残像の塊となって後ろへ流れる。花を贈りたかった相手、そして大勢からそれをまさに今祝われている最中であろうその場所を、私は一直線に通り過ぎた。   薄暗い車内で、助手席に寝かせた花束だけが場違いの明るさで主張をし続けていた。 弔わないと。このまま持ち帰ったらあの駐車場の泥みたく、きっとひどくぬかるんで傷になる。 山奥へと車を走らせた。どうしようか、何をしたいのか、考えもついていなかった。 不意に晴れ間が現れ、にわかに射した陽光で雨に濡れた山の草花がはち切れそうなくらい輝いていて、足の踏み場もないくらい、そこは春だった。   車を停める。花束を掴んで外に出る。眼前には、新鮮な雨水で満たされた無人のダムが広がっている。渡せなかった花も、存在させられなかった愛も、ひといきに飲み込んでくれそうな美しいグリーンブルーだった。   <日食なつこ> ◆紹介曲「 ダム底の春 feat.Sobs 」 作詞:日食なつこ 作曲:日食なつこ ◆ミニアルバム『はなよど』 2023年4月5日発売   <収録曲> 01. やえ 02. ダム底の春 03. 夕闇絵画 04. 幽霊ヶ丘 05. diagonal 06. ライオンヘッド 07. 蜃気楼ガール

    2023/04/13

  • 日食なつこ
    やえ
    やえ

    日食なつこ

    やえ

     2023年4月5日に“日食なつこが”ミニアルバム『はなよど』をリリースしました。今作には、必ずしも明るく華やかではない、彼女らしい“春”を描いた7曲が収録されております。ストレートな思いや音があふれた、物悲しくも柔らかいコンセプチュアルな作品に。    さて、今日のうたコラムでは、そんな最新作を放った“日食なつこ”による歌詞エッセイをお届け。今回は第1弾。綴っていただいたのは、今作の収録曲「 やえ 」にまつわるお話です。 花見の季節は毎年ふつうに寒い。   桜の木の下でシートを広げ、春の装いで飲めや歌えや、なんて絵に描いたような理想の宴には桜の開花時期の気温からすれば正直まだ気の早い話で。しかも花見というのはたいていが巨木の下で催されるものだから、花や枝や葉にすっかり遮られてまだ弱々しい春の日差しなどはまるで人間に届いてこない。   うすっぺらいお花見シートにひとたび腰を下ろせばその真下の硬く冷たく湿った土にみるみる体温を奪われ、気まぐれに吹きつける春一番に鳥肌を立たせられて、ひざ掛けや温かい飲み物で必死に暖をとりながら、それでもここまで来たんだからとみんな半ば意地になって声を上げ楽しんでいる…。   花見と聞けば、そんな記憶ばかりが思い起こされる。   だから桜を見る時は、通りすがりざまふと目についたなんてことのない桜の木のそばで足を止め、眺めるともなくしばし惚けて立ち尽くすぐらいで私には事足りる。   間近で見ると桜の幹は長年風にさらされた岩肌のように出っぱったり剥がれたりいきなりあらぬ方向へ湾曲していたり、葉は葉で錆びたノコギリのようにぎざぎざ尖っていたり、あの淡くやわらかい花弁とその遺伝子を同じくする植物であることがにわかに信じがたくなるような頑強さでそれは目の前にそびえている。   その姿には、春の盛りに向けて養分を蓄え眠りつづける花弁を、開花の瞬間まで外界のあらゆるものから護るべく立ちはだかる守護者、あるいは母体、そういった存在としての揺るぎない頑なさがあるようにも見て取れる。   …そんなところまで思い至ったあたりでふと、自分の身体が暮れ始めた街の夜気ですっかり冷え切っていることに気がついた。   ほんの数分だったのか、ずいぶん長いことそこに留まっていたのか、笑ってしまうほどに呆気なく、人は桜の花が醸す情景に促されて雄弁にものを考えてしまう。この肌寒さがなければきっと際限なくそこに立ち尽くしただろう。   だから桜の季節は、これくらいの寒さでちょうどいいのだ。咲き溢れる淡い情景にいつまでも留まりたいと焦がれても決してその時間のすべてには寄り添いきれず、もどかしい気持ちで背を向けるくらいで、きっとちょうどいい。   そして寒さが邪魔をしなくなる季節の頃には花は散り果て、若々しい緑に染まった葉桜を見上げながら、ずっと追いつけない速度で足早に巡る桜の花に、だからこそ人は惹かれつづけるのだ。   目の前の大通りをトラックが走り去る。巻き上げられたダストの向こうに、早咲きの八重桜がぼんやりと滲んで揺れている。   さ、そろそろここを離れて地下鉄の駅へと潜ろう。待ち合わせの時刻にはまだ余裕があるけれど、駅前の雑踏に待ち人の影を探す時間も存外悪くはない。   言葉や距離が温まりきる前にいつも背中を向けてしまうあの人も、きっとそれくらいで私には一番ちょうどいいという、そういうことなんだ、きっと。 < 日食なつこ> ◆紹介曲「 やえ 」 作詞:日食なつこ 作曲:日食なつこ ◆ミニアルバム『はなよど』 2023年4月5日発売 <収録曲> 01. やえ 02. ダム底の春 03. 夕闇絵画 04. 幽霊ヶ丘 05. diagonal 06. ライオンヘッド 07. 蜃気楼ガール

    2023/04/06

  • 日食なつこ
    クロソイド曲線
    クロソイド曲線

    日食なつこ

    クロソイド曲線

     2022年3月30日に“日食なつこ”がニューアルバム『ミメーシス』をリリース。今作は、多岐にわたるジャンルからさまざまな感性を吸い上げ、“擬態”をテーマに作り上げられました。「この世界たちをいま音と言葉で自分なりになぞったら絶対面白い曲が書ける!」という強いアウトプット欲が生んだ全13曲が収録されております。    さて、今日のうたコラムでは、そんな最新作を放った“日食なつこ”による歌詞エッセイを3週連続でお届け!今回が最終回。綴っていただいたのは、今作の収録曲「 クロソイド曲線 」のお話です。 ずっとずっと強くなった今 もう二度と手には入らない光   ずいぶん昔の話です。私たちは夜明け前の下北沢にいました。   まだ夜の早いうちから始まった談合は、過去の話、未来の話、人の話、笑い話、愚痴、噂、さまざまな話題で盛り上がったり盛り下がったりして延々と続きました。決して豊かではない財布をひっくり返し、気分のままにお酒と肴を頼み続け、居酒屋の一席につっぷして居座り、ラストオーダーを取りに来た店員の声で気付けばあっという間に夜の終わりはやってきていました。   おもてに出ると空はうすぼんやりと明るんでいて、リセットされた清潔な空気で通りはしんと静まり返っていました。居酒屋から出てきた私たちだけが、アルコールの臭気と煮詰まった疲労感を纏わりつかせて異質に突っ立っていました。始発の電車はもうとっくに走り出していました。駅へ向かいましょうか。どちらともなく口にして歩き出しました。   東口改札まではまっすぐな坂道がだらだらと伸びています。鈍牛の如き重たい足取りを急勾配がじわじわ攻めつけます。私より幾分酷い酔い方をして君はもうほとんど地面を向いて歩いています。酩酊しながら何か口走っていますがそれを聴き取れないほど私の耳ももう半分眠りこけています。まっとうな朝を迎えたであろうスーツ姿の男性が颯爽と抜き去っていきました。彼の目に私たちはどれほどだらしない生物に映ったことでしょう。   こんなみっともない夜の終わり、よれよれで登る坂の先、そこにまともな続きがあるなんて信じられるような無鉄砲な時期はその頃もうとっくに通り過ぎていました。いい歳して夜通し酒を飲んで明け方路上に半ば転がりかけながらふらつくような生活が許されている惨めな猶予を、心のどこかで自覚しながら気づかないふりをして笑っていました。穴だらけの羽で飛び続ける日々にそれでもなお固執していました。選べる道などもうありませんでした。私たちは非力でした。   体感速度よりずっと早く、世界が回っていた頃の話です。   2021年春、私は初めてひとりで首都高速道路を走りました。急カーブに翻弄されつつ猛スピードでよその車を抜いたり抜かれたりしながら、なぜかふとよぎったのは、あの下北沢のどうしようもない夜明けでした。危機感溢るるドライブに駆け巡った走馬灯だったかもしれません。欠伸を噛み殺しながら少しだけ笑いました。   クロソイド曲線とは、道路のカーブなどに用いられるゆるやかに曲がりが強くなる曲線のことだそうです。徐々に急カーブを描き出す人生の難易度になんとか食らいつき続け、私はいつしかこんなスピードも複雑な道も乗りこなせる器用な大人になっていました。愚直にまっすぐ飛ぶしかなかったあの頃を笑うことだってもう出来るはずですが、一向にそんな気持ちにならないのはもう二度と戻らない穴だらけの日々にしか放てなかった光の価値を理解しているからなのです。   ここまで「√-1」「meridian」「クロソイド曲線」3曲分のバックボーンについて、3つの記事を綴らせていただきました。明るい話が1つもありませんでしたね。ごめんなさい。   全然楽しくもない納得もいかない日々を越えるために、私は歌を作り続ける人種ということなのでしょうね。   これを書いている翌日はまた首都高をひとり運転しなければいけません。厄介な走馬灯を見ないよう、荷造りを終えたら早めに休もうと思います。それではまた、どこかで。 <日食なつこ> ◆紹介曲「 クロソイド曲線 」 作詞:日食なつこ 作曲:日食なつこ   ◆4thフル・アルバム『ミメーシス』 2022年3月30日発売   <収録曲> 1. シリアル 2. √-1 3. クロソイド曲線 4. meridian 5. 必需品 (album ver.) 6. 夜間飛行便 7. vip? 8. un-gentleman 9. hunch_A (album ver.) 10. 小石のうた (Natsuko singing ver.) 11. 悪魔狩り 12. うつろぶね 13. 最下層で

    2022/04/08

  • 日食なつこ
    meridian
    meridian

    日食なつこ

    meridian

     2022年3月30日に“日食なつこ”がニューアルバム『ミメーシス』をリリース。今作は、多岐にわたるジャンルからさまざまな感性を吸い上げ、“擬態”をテーマに作り上げられました。「この世界たちをいま音と言葉で自分なりになぞったら絶対面白い曲が書ける!」という強いアウトプット欲が生んだ全13曲が収録されております。    さて、今日のうたコラムでは、そんな最新作を放った“日食なつこ”による歌詞エッセイを3週連続でお届け!今回は第2弾。綴っていただいたのは、今作の収録曲「 meridian 」のお話です。 光が空に満ちた日 それを望んではいなかった誰かの絶望   高校3年生の時に「meridian」という曲を書きました。当時たいへん勉強のできる同級生が、その成績の良さだけで半ば強制的におりこう大学への進学を勧められ続けており、「本当は違う道に進みたいのに進路指導や担任のゴリ押しが強すぎて断れない」というようなことを女子トイレで泣きながら話してくれました。   ぶっちゃけその子とは特別仲が良かったわけでもなんでもなく、悩みを打ち明け合えるほど親密な関係を築けていたわけでも全然なく、クラスも部活も交友関係も別。今思い返すと一体どういう経緯であの子の胸中を女子トイレで聞くような流れになったのだったか全く思い出せないのですが、本当の意味で賢い同級生が絞り出したそんな嘆きを、特段賢くもなんともなかった私は何故か聞いていたのでした。   当時の私は教科によってはテストで学年最低点を取れちゃうようなもう誰からも何の期待もされていないような存在で、学校の行事なども既に気乗りしなくなってきていたのでライブや音楽オーディションの予選日程をわざとぶち当てて休んでみたりして、文武両道のスローガンに勤しむ同級生たちにこれ以上ない不信感と不愉快さを振り撒きながら過ごしていた出来の悪い逆流みたいな生徒でした。もう少し上手く立ち回れたんじゃないかという苦々しさと、それでもよくやりきったなその姿勢でという気持ちと、振り返るならば半々です。   とりわけ辞書を使う科目、英語や現文、古文、漢文なんていう授業では、ろくすっぽ話も聞かずに延々と辞書をめくり続けて面白そうな単語を探しては「これは曲に使える!」なんて目を輝かせながらノートの端っこばかりをその類の言葉で埋め尽くして、そうやって日々を何とかやり過ごしていたような時代でした。   その単語ストックの中に「meridian」という言葉がありました。太陽が最も高く昇った瞬間のことを指すその英単語は、陽光を浴びて光り輝く“難関大学○○名合格!”の立て看板や垂れ幕、それを絶やすことを恐れて生徒に迫る学校の姿勢そのものを揶揄する言葉のように当時の私の目には映りました。   光を望まない者たちが見据える影の道の存在など考えもしない、隠れ場所を見失って溶ける嘆きに気が付くこともない、導き終えたその先の未来にはもう興味がない、そんな先導者たち。   生徒が身を削ってようやっと打ち上げる光のことを、この学校は一体何年先まで覚えていてくれるんだろうか? 暗がりの女子トイレで吐露された悲しみのことを、私だっていつまで忘れないでいられるんだろうか?   乾いた壁に吸い込まれていくように続く啜り泣きの向こうで、太陽の光がすりガラスに当たって、幻のように揺らめいていました。   結局あの子は散々勧められたおりこう大学へと見事進学を果たしました。一度だけフェス会場で偶然会ったことがありましたが、案外元気そうにしていたのでまあよかったのかもしれません。   Twitterのフォローをいつの間にか外されていたのを確認した日を最後に連絡手段が潰えたため、幸福だろうとそうでなかろうと、あの子の行く末を知る機会はもう当分なさそうです。 <日食なつこ> ◆紹介曲「 meridian 」 作詞:日食なつこ 作曲:日食なつこ ◆4thフル・アルバム『ミメーシス』 2022年3月30日発売   <収録曲> 1. シリアル 2. √-1 3. クロソイド曲線 4. meridian 5. 必需品 (album ver.) 6. 夜間飛行便 7. vip? 8. un-gentleman 9. hunch_A (album ver.) 10. 小石のうた (Natsuko singing ver.) 11. 悪魔狩り 12. うつろぶね 13. 最下層で

    2022/03/31

  • 日食なつこ
    √-1
    √-1

    日食なつこ

    √-1

     2022年3月30日に“日食なつこ”がニューアルバム『ミメーシス』をリリース。今作は、多岐にわたるジャンルからさまざまな感性を吸い上げ、“擬態”をテーマに作り上げられました。「この世界たちをいま音と言葉で自分なりになぞったら絶対面白い曲が書ける!」という強いアウトプット欲が生んだ全13曲が収録されております。    さて、今日のうたコラムでは、そんな最新作を放った“日食なつこ”による歌詞エッセイを3週連続でお届け!今回は第1弾。綴っていただいたのは、今作の収録曲「 √-1 」に通ずるお話です。 血色の悪い真っ青な手とひび割れそうな真っ赤な手で いくら手繰って寄せ合ったって存在しない数を   漫画を読み耽っていた最中に飛び込んできたのは同業仲間の訃報でした。   連絡をくれたのはマネージャーで、「ニュースサイトなどで知るよりもよいかと思いまして」と普段にも増して一層の気遣いを見せてくれたことが今となっては本当にありがたかったと思います。ネット上でいきなりその報せに出会した日にはどれほど動揺したことかわかりません。   ともあれ、その訃報に頭のどこかが大きく抜け落ちたような気分になりながら、ひとまず「ご一報ありがとうございます」とだけ返信をしました。信じられなかったというよりも、理解にひどく時間がかかった、という状態でした。空っぽになった頭をそのまま放置しておくとよくない感情に入り込まれそうな気がして、何かを振り切るように漫画の続きに戻りました。   読んでいる間は漫画の世界にのめりこんでいました。その時読んでいた箇所は作中でも重要な過去編にあたり、そこそこの衝撃展開の連続に時間も忘れて没頭し、買いためていた数冊分をひといきに読破して、最後の一冊を山の上に積み上げて、はたと現実に戻りました。静かな部屋の中でした。つい数ヶ月前にラジオで私の曲をかけてくれていたばかりでした。スマホには連絡先が残っていて、送ろうと思えば知らないふりをして普通に連絡ができる状況でした。マネージャーから届いた報せの文面が目の奥に浮かんでは消えていきます。   口をついて出たのは子供じみた言い訳でした。「最新巻までの残り数冊、今からぜんぶ買いに行こう」。気がついたら車に乗り込んで家を出ていました。自宅から市街地の大型書店へは片道1時間。けして気楽な距離ではありません。ひたすらに車を走らせどこにも辿り着けないままに思考し頭を何かで埋め立て続ける時間が、あの時冷静なふりをして実は全くもって混乱しきっていた私には必要だったのだと思います。   市街地に近づくにつれて帰宅時間帯にさしかかった道路は混み始め、やがて渋滞にはまった私は坂道の途中でブレーキを引いて車を止めました。西へ向いたフロントガラスいっぱいに、ひび割れたような雲からにじんだ真っ赤な夕焼けが広がっていました。   かなしい絶景をぼうっと見上げながら、ふと自分の手がひどく冷えきっていることに気がつきました。血色の悪い手は暗い車内で青白く浮かび上がり、それでもハンドルを握って目的地に辿り着こうとする意志を見せていました。何一つままならない生き物の手でした。   あの空の向こうにひとりあがりしてしまった人。   …得心して見送るような気持ちには、今もまだ至っていません。 <日食なつこ> ◆紹介曲「 √-1 」 作詞:日食なつこ 作曲:日食なつこ ◆4thフル・アルバム『ミメーシス』 2022年3月30日発売   <収録曲> 1. シリアル 2. √-1 3. クロソイド曲線 4. meridian 5. 必需品 (album ver.) 6. 夜間飛行便 7. vip? 8. un-gentleman 9. hunch_A (album ver.) 10. 小石のうた (Natsuko singing ver.) 11. 悪魔狩り 12. うつろぶね 13. 最下層で

    2022/03/24

  • 日食なつこ
    悲惨な記憶がなんで良い思い出になってんだ?
    悲惨な記憶がなんで良い思い出になってんだ?

    日食なつこ

    悲惨な記憶がなんで良い思い出になってんだ?

     2019年1月9日にピアノ弾き語りシンガー・ソングライター“日食なつこ”がニューアルバム『永久凍土』をリリースしました。今日のうたコラムでは、今作の収録曲から「seasoning」をご紹介。タイトルの「seasoning」には、まずひとつ【調味料・味つけ】という意味があり、歌はある日の料理シーンから幕を明けます。 レシピどおりに作った筈のディナーを 最後の火加減で台無しにして泣いた 隠す間もなくフォークで刺して口に入れ 「死ぬほど不味いけど食べる」 と笑う君がいた 「seasoning」/日食なつこ  ふつう夕食をさす<ディナー>とは、一日のなかでもっとも主要な食事のこと。もしかしたら<私>にとって、この<ディナー>作り自体も、二人のデートの“もっとも主要な場面”だったのかもしれません。ここまでは<レシピどおり>=“計画通り”にことを進め、料理の味つけだって完璧。あと少しでこのデートは<完璧>だったはずなのです。  しかし<最後の火加減で台無しにして>しまった。そのせいで、ディナーどころか丸々一日もダメにしてしまった気持ちになり、思わず涙がこぼれたのでしょう。そんな主人公と対極なのが<君>の言動です。歌詞から察するに<君>は、一生懸命レシピどおりにディナー作りを頑張ったもの失敗し、泣いている<私>の一部始終を見ていた模様。    だからこそ<隠す間もなくフォークで刺して口に入れ>たのです。さらに「美味しいよ」なんて嘘は言わず「死ぬほど不味い」ことを笑って受け入れながら食べることで、気を遣った言い訳さえも<私>に言わせません。これによって今日の“もっとも主要な場面”は<最後の火加減で台無しにして泣いた>ことではなく“それでも君が笑って食べてくれたこと”に更新されたのではないでしょうか。 表は土砂降り予定は水の泡 あの場所も景色もこの天気では無理そうだ ひとり不機嫌な私の顔に 雨の飛沫を撥ね散らかして君は言う 完璧な人生を欲しがる前に 今日笑ったかどうかを確かめろよ まだ生まれてもいない未来に期待はすんなよ 「seasoning」/日食なつこ  また、先ほどのディナー作りに限らず主人公は、日常のいろんなことに対して自身で描いた<レシピどおり>に物事を進め、理想にたどり着きたい完璧主義者なのだと思います。だけど、どんなに綿密に計画を立てたとしても、予想しなかった<土砂降り>=“障害”によって<あの場所も景色も>期待どおりには楽しめないことも人生には多々。    ただし、期待どおりではない今日を<不機嫌>に過ごすか、笑いながら<雨の飛沫を撥ね散らかして>違う楽しみ方で過ごすかは、自分次第なんですよね。完璧じゃなくても、予定通りじゃなくても、今日笑うためにどうするかが大切。そのことをいつも教えてくれたのが、おまじないのように言動で伝え続けてくれたのが、そばにいた<君>なのです。 丸焦げのフライパン 雨で烟る観光地 悲惨な記憶がなんで 良い思い出になってんだ? 君の見ている景色はきっともっと鮮やかだ だから今日も僕は自分の声で繰り返す 完璧な人生を欲しがる前に 今日笑ったかどうかを確かめろよ まだ生まれてもいない未来に期待はすんなよ 「seasoning」/日食なつこ  すると完璧主義者だった主人公の心にも変化が訪れました。何故なら<丸焦げのフライパン>も<雨で烟る観光地>も<悲惨な記憶>だったはずのすべてが<良い思い出>になっていることを実感したから。鮮やかな<君>の生き方・考え方を教えてもらったことで、自分の人生もよりいっそう“味のある”ものになっていると気づいたから。    そして今は<君>が言っていた言葉が、自分にとっての宝物として、ずっと胸の中にあるのです。ちなみに、タイトルの「seasoning」とは【おもしろみをそえるもの・明るく生き生きさせるもの】という意味もある言葉。つまり自分次第の考え方・生き方こそが“調味料”になり、人生を明るく生き生きさせるのだと、この歌は伝えてくれているのでしょう。    レシピどおりになんていかない毎日を、嘆きそうなあなたへ。まだ生まれてもいない未来に期待しすぎているあなたへ。どうか、日食なつこ「seasoning」のメッセージが届きますように…! ◆紹介曲「 seasoning 」 作詞:日食なつこ 作曲:日食なつこ ◆ニューアルバム『永久凍土』 2019年1月9日発売 初回数量限定生産盤 295-LDKCD ¥6,800(税抜) 通常盤 296-LDKCD ¥2,500(税抜)

    2019/01/22

  • 日食なつこ
    “ヒーロー”と聞いて思い浮かぶのは…?新曲「ヒーロー失踪」をピックアップ!
    “ヒーロー”と聞いて思い浮かぶのは…?新曲「ヒーロー失踪」をピックアップ!

    日食なつこ

    “ヒーロー”と聞いて思い浮かぶのは…?新曲「ヒーロー失踪」をピックアップ!

     最近、“ヒーロー”という単語をよく目にするような気がします。この夏に公開され、期待を裏切らぬ大ヒットを記録した映画「HERO」、SEKAI NO OWARIが映画「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド」の主題歌として書き下ろした「ANTI-HERO」、福山雅治の25周年記念シングル「I am a HERO」。さらにSCANDALが9月9日にリリースしたニューシングル「Sisters」のカップリング「LIFE IS A JOURNEY」も<小さな頃に憧れたヒーローはいつの間にか ずいぶん年下になっていた そんな甘くなかったわ世の中>というフレーズではじまります。  “ヒーロー”について、Wikipediaには「多くは、普通の人を超える力・知識・技術を持ち、それらを用いて一般社会にとって有益とされる行為、いわゆる救世主としての行為を行う。」「また、突出した能力を持っていない場合でも、何らかの形で英雄的行為をすることがある。」との記載がありました。みなさんにとっての“ヒーロー”といえば、誰が思い浮かびますか…? ちなみに、アンケートサイト「みんなの声」の『日本のスーパーヒーローといえば?』というアンケートへの答えは、1位がウルトラマン。以下は仮面ライダー、ドラゴンボール、ONE PIECE、アンパンマン…と続いておりました。  そんな中、新たな“ヒーロー”の定義を歌う楽曲を発見。ピアノ弾き語りアーティストの日食なつこです!彼女が9月16日にリリースしたニューシングルのタイトルは「ヒーロー失踪」。今作はタワレコから1000枚限定でリリースされ、新曲「ヒーロー失踪」に加えて、昨年行われたワンマンツアー「視力検査ツアー」の東京公演のライヴ音源「雨雲と太陽」「傘はいらんかね」 が収録されております。ライヴ音源は自身初の音源化だそうな! “見ろよヒーロー 笑えよヒーロー 助けを求めて泣いて救われなければ怒り狂って まったくもって浮ついた喜怒哀楽だ 自分で掘った悲劇の穴に足をすべらして落ちてしまえ 希望的観測の極み そして今日も容易く叫ぶんだ 早くヒーロー 急いでヒーロー 間に合うわけがない ただ呆けて待つ退屈な人の群れ 小さな傷くらいでわめくなと切り捨てて ほんとの救いは目の前で悲劇と同じ姿をしていた” 「ヒーロー失踪」/日食なつこ  日食なつこはこの曲について「救いを求める相手(聴き手)に敢えて、嫌味なくらいに〈現実〉を突きつけて、そこから〈恥〉と〈屈辱〉で相手を立ち上がらせるような奴こそ本物の“ヒーロー”であり、その行為こそ本当の“救い”ではないか」とコメント。まるで、わが子に厳しい試練を与え、その器量を試すことで一人前に育てるということわざ「獅子の子落とし」のようなストイックな彼女流の応援歌…!誰かに救いを求めているというあなた、まずはこの「ヒーロー失踪」の歌詞を、じっくり読みながら聴いてみてください! ◆1st Single『ヒーロー失踪』 2015年9月16日発売 タワーレコード限定(1,000枚) 260-LDKCD ¥500(税込)

    2015/09/22

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