旅愁吉幾三 | 吉幾三 | 片桐和子 | 平尾昌晃 | 成田訓雄 | あなたをさがして 此処まで来たの 恋しいあなた あなた 今何処に 風にゆれ 雨に濡れて 恋は今も今も燃えているのに ああ…… 白いほほえみも うしろすがたも 遠い夢の中 あなたはいない わたしの夜空に星は見えない あなたに逢える 逢える その日まで 鳥は飛び 鳥は帰る それはいつもいつも花の咲く頃 ああ…… 白いほほえみも うしろすがたも 遠い夢の中 あなたはいない |
ブルーライト・ヨコハマ吉幾三 | 吉幾三 | 橋本淳 | 筒美京平 | 野村豊 | 街の灯りが とてもきれいね ヨコハマ ブルーライト・ヨコハマ あなたとふたり 幸せよ いつものように 愛の言葉を ヨコハマ ブルーライト・ヨコハマ 私にください あなたから 歩いても 歩いても 小舟のように 私はゆれて ゆれて あなたの腕の中 足音だけが ついて来るのよ ヨコハマ ブルーライト・ヨコハマ やさしいくちづけ もう一度 歩いても 歩いても 小舟のように 私はゆれて ゆれて あなたの腕の中 あなたの好きな タバコの香り ヨコハマ ブルーライト・ヨコハマ 二人の世界 いつまでも |
逢わずに愛して吉幾三 | 吉幾三 | 川内康範 | 彩木雅夫 | 野村豊 | 涙枯れても 夢よ枯れるな 二度と咲かない 花だけど 夢の夢の かけらを せめてせめて こころに あぁ 永(と)久(わ)にちりばめ 逢わずに愛して いついつまでも 逢えば別れが つらくて泣ける 恋のねぐらは どこにある 鳥に鳥に なりたい そっとそっと こころで あぁ 紅(べに)の命を 逢わずに愛して いついつまでも はなればなれの 運命(さだめ)におかれ 愛がなおさら つよくなる 何が何が あっても すがりすがり 生きぬく あぁ 死にはしないわ 逢わずに愛して いついつまでも |
野風増吉幾三 | 吉幾三 | 伊奈二郎 | 山本寛之 | 成田訓雄 | お前が二(は)十(た)才(ち)になったら 酒場で二人で飲みたいものだ ぶっかき氷に焼酎入れて つまみはスルメかエイのひれ お前が二(は)十(た)才(ち)になったら 想い出話で飲みたいものだ したたか飲んでダミ声あげて お前の二(は)十(た)才(ち)を祝うのさ いいか男は 生意気ぐらいが丁度いい いいか男は 大きな夢を持て 野風増 野風増 男は夢を持て お前が二(は)十(た)才(ち)になったら 女の話で飲みたいものだ 惚れて振られた昔のことを 思い出してはにが笑い お前が二(は)十(た)才(ち)になったら 男の遊びで飲みたいものだ はしご はしごで明日(あした)を忘れ お前の二(は)十(た)才(ち)を祝うのさ いいか男は 生意気ぐらいが丁度いい いいか男は 大きな夢を持て 野風増 野風増 男は夢を持て お前が二(は)十(た)才(ち)になったら 旅に出るのもいいじゃないか 旅立つ朝は冷酒干して お前の門出を祝うのさ いいか男は 生意気ぐらいが丁度いい いいか男は 大きな夢を持て 野風増 野風増 男は夢を持て 野風増 野風増 男は夢を持て |
さよならはダンスの後に吉幾三 | 吉幾三 | 横井弘 | 小川寛興 | 野村豊 | 何も言わないでちょうだい 黙ってただ踊りましょう だってさよならはつらい ダンスの後にしてね ここはお馴染みのクラブ いつものように踊りましょう せめてキャンドルの下で 泣くのだけはやめて 誰にも負けず 深く愛してた 燃えるその瞳(め)もその手も これきりね 何も言わないでちょうだい 黙ってただ踊りましょう だってさよならはつらい ダンスの後にしてね 少しカクテルをちょうだい 酔ったらまた踊りましょう だってさよならはつらい ダンスの後にしてね いまは懐かしいクラブ 気のすむまで踊りましょう せめて恋人のままで やさしく肩を抱いて 初めて聞いた 夜のささやきが たとえ短い夢でも 忘れない 少しカクテルをちょうだい 酔ったらまた踊りましょう だってさよならはつらい ダンスの後にしてね あなたがとても 好きなこの曲も 明(あ)日(す)はどこかで 独りで聞くだけね 何も言わないでちょうだい 黙ってただ踊りましょう だってさよならはつらい ダンスの後にしてね |
初恋吉幾三 | 吉幾三 | 村下孝蔵 | 村下孝蔵 | 野村豊 | 五月雨は緑色 悲しくさせたよ 一人の午後は 恋をして淋しくて 届かぬ想いを 暖めていた 好きだよと言えずに 初恋は ふりこ細工の心 放課後の校庭を 走る君がいた 遠くで僕はいつでも 君を探してた 浅い夢だから 胸をはなれない 夕映えはあんず色 帰り道一人 口笛吹いて 名前さえ呼べなくて とらわれた心 見つめていたよ 好きだよ言えずに 初恋は ふりこ細工の心 風に舞った花びらが 水面を乱すように 愛という字 書いてみては ふるえてたあの頃 浅い夢だから 胸をはなれない 放課後の校庭を 走る君がいた 遠くで僕はいつでも 君を探してた 浅い夢だから 胸をはなれない |
リバーサイドホテル吉幾三 | 吉幾三 | 井上陽水 | 井上陽水 | 成田訓雄 | 誰も知らない 夜明けが明けた時 町の角から ステキなバスが出る 若い二人は 夢中になれるから 狭いシートに 隠れて旅に出る 昼間のうちに 何度もkissをして 行く先をたずねるのに つかれはて 日暮れにバスも タイヤをすりへらし そこで二人は ネオンの字を読んだ ホテルは リバーサイド 川沿い リバーサイド 食事も リバーサイド Oh リバーサイド チェックインなら 寝顔を見せるだけ 部屋のドアは 金属のメタルで シャレたテレビの プラグはぬいてあり 二人きりでも 気持ちは交(かよ)い合う ベッドの中で 魚になったあと 川に浮かんだ プールでひと泳ぎ どうせ二人は 途中でやめるから 夜の長さを 何度も味わえる ホテルは リバーサイド 川沿い リバーサイド 食事も リバーサイド Oh リバーサイド ホテルは リバーサイド 水辺の リバーサイド レジャーも リバーサイド Oh リバーサイド リバーサイド リバーサイド |
命くれない吉幾三 | 吉幾三 | 吉岡治 | 北原じゅん | 野村豊 | 生まれる前から 結ばれていた そんな気がする 紅の糸 だから死ぬまで ふたりは一緒 「あなた」「おまえ」夫婦(みょうと)みち 命くれない 命くれない ふたりづれ 人目をしのんで 隠れて泣いた そんな日もある 傷もある 苦労積荷の 木の葉の舟で 「あなた」「おまえ」あぶな川 命くれない 命くれない ふたりづれ なんにもいらない あなたがいれば 笑顔ひとつで 生きられる 泣く日笑う日 花咲く日まで 「あなた」「おまえ」手をかさね 命くれない 命くれない ふたりづれ |
遠くで汽笛を聞きながら吉幾三 | 吉幾三 | 谷村新司 | 堀内孝雄 | 成田訓雄 | 悩みつづけた日々が まるで嘘のように 忘れられる時が来るまで 心を閉じたまま 暮らしてゆこう 遠くで汽笛を聞きながら 何もいいことがなかったこの街で 俺を見捨てたひとを 恨んで生きるより 幼い心に秘めた むなしい涙の捨て場所を さがしてみたい 遠くで汽笛を聞きながら 何もいいことがなかったこの街で せめて一夜の夢と 泣いて泣き明かして 自分の言葉に嘘はつくまい ひとを裏切るまい 生きてゆきたい 遠くで汽笛を聞きながら 何もいいことがなかったこの街で |
わかって下さい吉幾三 | 吉幾三 | 因幡晃 | 因幡晃 | 野村豊 | 貴方の愛した 人の名前は あの夏の日と共に 忘れたでしょう いつも言われた 二人の影には 愛がみえると 忘れたつもりでも 思い出すのね 町で貴方に似た人を 見かけると ふりむいてしまう 悲しいけれどそこには 愛は見えない これから淋しい秋です ときおり手紙を書きます 涙で文字が にじんでいたなら わかって下さい 私の二(は)十(た)才(ち)の お祝いにくれた 金の指輪は今も 光っています 二人でそろえた 黄色いティーカップ 今もあるかしら これから淋しい秋です ときおり手紙を書きます 涙で文字が にじんでいたなら わかって下さい 涙で文字が にじんでいたなら わかって下さい |
メモリーグラス吉幾三 | 吉幾三 | 堀江淳 | 堀江淳 | 成田訓雄 | 水割りをください 涙の数だけ 今夜は思いきり 酔ってみたいのよ ふられたんじゃないわ わたしがおりただけよ 遊びの相手なら 誰かを探してよ ゆらり揺らめいて そうよあたしはダンシングドール 踊り疲れても もう何処へも行けない ねェ…キラキラと輝くグラスには いくつの恋が溶けてるの 水割りをください 涙の数だけ あいつなんか あいつなんか あいつなんか 飲みほしてやるわ 水割りをください 想い出の数だけ 今夜はいつもより 夜が長いから… たとえばあいつの事 憎めるとしたならば 少しは心も 軽くなるかしら ゆらり揺らめいて そうよあたしはダンシングドール 痛む素足でも ひとりきり踊るのよ ねェ…キラキラと輝くグラスには いくつの嘘が溶けてるの 水割りをください 想い出の数だけ あいつなんか あいつなんか あいつなんか 飲みほしてやるわ ゆらり揺らめいて そうよあたしはダンシングドール 踊り疲れても もう何処へも行けない ねェ…その歌をかけるのはやめてよ グラスの中薄くなるから… 水割りをください 愛した数だけ あいつなんか あいつなんか あいつなんか ただの通り雨 |
北の宿から吉幾三 | 吉幾三 | 阿久悠 | 小林亜星 | 野村豊 | あなた変わりはないですか 日毎寒さがつのります 着てはもらえぬセーターを 寒さこらえて編んでます 女ごころの 未練でしょう あなた恋しい 北の宿 吹雪まじりに汽車の音 すすり泣くよにきこえます お酒ならべてただひとり 涙唄など歌います 女ごころの 未練でしょう あなた恋しい 北の宿 あなた死んでもいいですか 胸がしんしん泣いてます 窓にうつして寝化粧を しても心は晴れません 女ごころの 未練でしょう あなた恋しい 北の宿 |
愛人吉幾三 | 吉幾三 | 荒木とよひさ | 三木たかし | 野村豊 | あなたが好きだから それでいいのよ たとえ一緒に街を 歩けなくても この部屋にいつも 帰ってくれたら わたしは待つ身の 女でいいの 尽くして 泣きぬれて そして愛されて 時がふたりを 離さぬように 見つめて 寄りそって そして抱きしめて このまま あなたの胸で暮らしたい めぐり逢い少しだけ 遅いだけなの 何も言わずいてね わかっているわ 心だけせめて 残してくれたら わたしは見送る 女でいいの 尽くして 泣きぬれて そして愛されて 明(あ)日(す)がふたりを こわさぬように 離れて 恋しくて そして会いたくて このまま あなたの胸で眠りたい 尽くして 泣きぬれて そして愛されて 明(あ)日(す)がふたりを こわさぬように 離れて 恋しくて そして会いたくて このまま あなたの胸で暮らしたい |
赤色エレジー吉幾三 | 吉幾三 | あがた森魚 | 八洲秀章 | 成田訓雄 | 愛は愛とて 何になる 男一郎 まこととて 幸子の幸は 何処にある 男一郎 ままよとて 昭和余年は 春も宵 桜吹雪けば 蝶も舞う さみしかったわ どうしたの おかあさまの 夢みたね おふとんもひとつ ほしいよね いえいえ こうしていられたら あなたの口から さよならは 言えないことと 思ってた はだか電燈 舞踏会 おどりし日々は 走馬燈 幸子の幸は 何処にある 愛は愛とて 何になる 男一郎 まこととて 幸子の幸は 何処にある 男一郎 ままよとて 幸子と一郎の物語 お泪頂戴 ありがとう |
海 その愛吉幾三 | 吉幾三 | 岩谷時子 | 弾厚作 | 野村豊 | 海に抱かれて 男ならば たとえ破れても もえる夢を持とう 海に抱かれて 男ならば たとえ独りでも 星をよみながら 波の上を行こう 海よ俺の海よ 大きなその愛よ 男の想いを その胸に抱きとめて あしたの希望を 俺たちにくれるのだ 海に抱かれて 男ならば たとえ一つでも いのちあずけよう 海に抱かれて 男ならば たとえ一度でも 嵐のりこえて 遠い国へ行こう 海よ俺の母よ 大きなその愛よ 男のむなしさ ふところに抱き寄せて 忘れさせるのさ やすらぎをくれるのだ 海よ俺の海よ 大きなその愛よ 男の想いを その胸に抱きとめて あしたの希望を 俺たちにくれるのだ 海よ俺の海よ 大きなその愛よ 男の想いを その胸に抱きとめて あしたの希望を 俺たちにくれるのだ |
遠くへ行きたい吉幾三 | 吉幾三 | 永六輔 | 中村八大 | 成田訓雄 | 知らない街を 歩いてみたい どこか遠くへ 行きたい 知らない海を ながめていたい どこか遠くへ 行きたい 遠い街 遠い海 夢はるか ひとり旅 愛する人と めぐり逢いたい どこか遠くへ 行きたい 愛し合い 信じ合い いつの日か 幸せを 愛する人と めぐり逢いたい どこか遠くへ 行きたい |