非売品少女花は風に舞っては揺れるものそして少女はいつも清いもの 世界の水準からあぶれてしまって息をひそめているばかり およそ表だって目立ったりはできない言うなら日蔭の小石 おどり出てみたい欲はなくもない したいことできないことせめぎ合い 火花散らして飛んでゆけ非売品少女 ご無礼散漫で上等、せいぜい高くまで飛べよ 火花散らして飛んでゆけ非売品少女 花束なんていらない ひた走るには邪魔くさいよ 何をするにもどこにゆくにもちょっと足らない気がしてる おどり出て笑う妄想の日々 のぼせちゃえよ理想がおどるまま 火花散らして飛んでゆけ非売品少女 身の丈に合うか合わないかとか事後報告でいいよ 火花散らして飛んでゆけ非売品少女 悪い幻なんて見る暇もない速さで生きてよ 咲いた 咲いた あの子の大輪の花 羨望 あたしはいつ花開くのか 嫉妬に濡れた夜の空を齧って過ごした苦い味 理解者など未だ不要 空を穿って花火をあげろ 火花散らして飛んでゆけ非売品少女 ご無礼散漫で上等、せいぜい高くまで飛べよ 火花散らして飛んでゆけ非売品少女 誰も知らないそのかけ値が幾らか思い知らしてよ | 日食なつこ | 日食なつこ | 日食なつこ | 山口高始 | 花は風に舞っては揺れるものそして少女はいつも清いもの 世界の水準からあぶれてしまって息をひそめているばかり およそ表だって目立ったりはできない言うなら日蔭の小石 おどり出てみたい欲はなくもない したいことできないことせめぎ合い 火花散らして飛んでゆけ非売品少女 ご無礼散漫で上等、せいぜい高くまで飛べよ 火花散らして飛んでゆけ非売品少女 花束なんていらない ひた走るには邪魔くさいよ 何をするにもどこにゆくにもちょっと足らない気がしてる おどり出て笑う妄想の日々 のぼせちゃえよ理想がおどるまま 火花散らして飛んでゆけ非売品少女 身の丈に合うか合わないかとか事後報告でいいよ 火花散らして飛んでゆけ非売品少女 悪い幻なんて見る暇もない速さで生きてよ 咲いた 咲いた あの子の大輪の花 羨望 あたしはいつ花開くのか 嫉妬に濡れた夜の空を齧って過ごした苦い味 理解者など未だ不要 空を穿って花火をあげろ 火花散らして飛んでゆけ非売品少女 ご無礼散漫で上等、せいぜい高くまで飛べよ 火花散らして飛んでゆけ非売品少女 誰も知らないそのかけ値が幾らか思い知らしてよ |
100曇天に光の穴を開けるべく焦げる太陽は 図らずもあたしに似ていると思った どんなに焦れたところで明日は明日にしか来ない 簡単なことに気づけず今日も今日を取り逃しました 出発点は同じ筈 なんであの子は前にいるんだ 蹴って蹴られる戦場で 君のペースでなんて抜かすのは誰だい こんがらがってもつれた挙句倒れたこの両足は 転んだまままだ走る 言い訳するように 曇天は風にたぶらかされあたしを残し晴れ渡った 途方に暮れる爪先 次吹く風を見計らって いつまで経ったって動き出さない この手を取り君が飛び込んだ モーターエンジンで動く街は 乍ぁこのあたしを受け入れるかい 帰る場所など無限にありそうでないこの街の只中 焦って一手二手出せるなら 気がすむまで焦りゃいいさ いつまで経ったって目を開けない 真実よ 起きろ バレてるぞ モーターエンジンでがなる街に 張り合えよあたしの心拍数 いつでも革命を待ちわびてる この街もあたしと変わらないね 踏みつけるだけだったアスファルトよ いつか凱旋道に変えてやる いつまで経ったって動き出さない この手を取り君が飛び込んだ モーターエンジンで動く街は 乍ぁこのあたしを受け入れるかい 乍ぁこのあたしを受け入れるかい | 日食なつこ | 日食なつこ | 日食なつこ | | 曇天に光の穴を開けるべく焦げる太陽は 図らずもあたしに似ていると思った どんなに焦れたところで明日は明日にしか来ない 簡単なことに気づけず今日も今日を取り逃しました 出発点は同じ筈 なんであの子は前にいるんだ 蹴って蹴られる戦場で 君のペースでなんて抜かすのは誰だい こんがらがってもつれた挙句倒れたこの両足は 転んだまままだ走る 言い訳するように 曇天は風にたぶらかされあたしを残し晴れ渡った 途方に暮れる爪先 次吹く風を見計らって いつまで経ったって動き出さない この手を取り君が飛び込んだ モーターエンジンで動く街は 乍ぁこのあたしを受け入れるかい 帰る場所など無限にありそうでないこの街の只中 焦って一手二手出せるなら 気がすむまで焦りゃいいさ いつまで経ったって目を開けない 真実よ 起きろ バレてるぞ モーターエンジンでがなる街に 張り合えよあたしの心拍数 いつでも革命を待ちわびてる この街もあたしと変わらないね 踏みつけるだけだったアスファルトよ いつか凱旋道に変えてやる いつまで経ったって動き出さない この手を取り君が飛び込んだ モーターエンジンで動く街は 乍ぁこのあたしを受け入れるかい 乍ぁこのあたしを受け入れるかい |
百万里途方もない時を 眠り続けた僕を揺り起こす声 心は無限じゃない あれもこれもじゃ足りない 耳を澄ませよ 高鳴る 心臓 だけが羅針盤 針よ 動け 示せ 揺らぐ一瞬 それだけで百万里も旅に出るのさ 僕らは 息を切らし駆ける 青い草の地平続く限り 漆黒の大地を伝う 同じ道ゆく者たちの足音 凍てつく冬も雪の下で 遠い遠い春を描く一瞬 それだけで百万里も越えていけるさ心は 待ちわびた日差しはまるで芽吹きを告げるファンファーレ いつか君と出会う未来が来ますように そんなこと明日の僕も信じてますように それだけで百万里も旅にでるのさ僕らは 息を切らし駆ける 青い草の地平が 憧れ湛えて揺れる限り | 日食なつこ | 日食なつこ | 日食なつこ | | 途方もない時を 眠り続けた僕を揺り起こす声 心は無限じゃない あれもこれもじゃ足りない 耳を澄ませよ 高鳴る 心臓 だけが羅針盤 針よ 動け 示せ 揺らぐ一瞬 それだけで百万里も旅に出るのさ 僕らは 息を切らし駆ける 青い草の地平続く限り 漆黒の大地を伝う 同じ道ゆく者たちの足音 凍てつく冬も雪の下で 遠い遠い春を描く一瞬 それだけで百万里も越えていけるさ心は 待ちわびた日差しはまるで芽吹きを告げるファンファーレ いつか君と出会う未来が来ますように そんなこと明日の僕も信じてますように それだけで百万里も旅にでるのさ僕らは 息を切らし駆ける 青い草の地平が 憧れ湛えて揺れる限り |
ヒューマン何千万もの生物種の中で ただひとり言葉を持つ 何千万もの生物種の中で 誰よりも高い知恵 僕らの名前は人間です 何回言っても伝わらないで 使いこなせもしない言葉の爪 手入れもせずに振りかざして つけた傷跡を消す薬はない 他のやつらは蝶や魚や鳥になって 身軽に生きることに成功してるのに どうして俺だけを人間にしたんだい? 1つの正義さえ続かないよ 神秘なる心を類まれに手にして 操るつもりが踊らされ 息切れの命はそれでも死ねない 三角の頂点にて虫の息のヒューマン 両手の指じゃ数え切れないほどに 長く続くこの寿命は 一度二度とふさがるこの道を 切り拓くところまでを見通してるらしい 何千万もの生物種の頂点に 本当に俺はふさわしいのかい? 行きづまる思いつめる ばかりが日々の仕事さ 止まっちまった君よ 今ここへ 痛い思いはしたくないし探り合いも疲れた ねえこれどうやって脱ぐの そろそろ終わりにします どうしたって教えないよ もう脱いでいいのかい 涙目はまだ何か探してるよ 神秘なる心を類まれに手にした さあ 光らすための鐘を鳴らせ 恨んでも憎んでもフィナーレじゃ笑ってる 三角の頂点のそれが強さだヒューマン きっとこいつならば 人を割り当てても 生き抜いてくれると神様は 悩みに抜いた揚句に僕らを選んだ だから 今まで生き延びてきただろう | 日食なつこ | 日食なつこ | 日食なつこ | | 何千万もの生物種の中で ただひとり言葉を持つ 何千万もの生物種の中で 誰よりも高い知恵 僕らの名前は人間です 何回言っても伝わらないで 使いこなせもしない言葉の爪 手入れもせずに振りかざして つけた傷跡を消す薬はない 他のやつらは蝶や魚や鳥になって 身軽に生きることに成功してるのに どうして俺だけを人間にしたんだい? 1つの正義さえ続かないよ 神秘なる心を類まれに手にして 操るつもりが踊らされ 息切れの命はそれでも死ねない 三角の頂点にて虫の息のヒューマン 両手の指じゃ数え切れないほどに 長く続くこの寿命は 一度二度とふさがるこの道を 切り拓くところまでを見通してるらしい 何千万もの生物種の頂点に 本当に俺はふさわしいのかい? 行きづまる思いつめる ばかりが日々の仕事さ 止まっちまった君よ 今ここへ 痛い思いはしたくないし探り合いも疲れた ねえこれどうやって脱ぐの そろそろ終わりにします どうしたって教えないよ もう脱いでいいのかい 涙目はまだ何か探してるよ 神秘なる心を類まれに手にした さあ 光らすための鐘を鳴らせ 恨んでも憎んでもフィナーレじゃ笑ってる 三角の頂点のそれが強さだヒューマン きっとこいつならば 人を割り当てても 生き抜いてくれると神様は 悩みに抜いた揚句に僕らを選んだ だから 今まで生き延びてきただろう |
ヒーロー失踪応答願う この星の空はSOSで飽和している シネマスクリーンで憧れたあのヒーローを待ってる 正義を名乗ったでくのぼうたちは今日も悲劇を待ちわびている 泣いてる君に伸ばされた手は見返りを求めてる 本当のヒーローは、幻のたぐいですか 応答願う この星は今日もSOSで飽和している 誰もいやしない空に放たれる救難信号 早くヒーロー 急いでヒーロー 間に合うわけがない ただ呆けて待つ退屈な人の群れ 小さな傷で大きな救いを欲しがった そんなことないと言い返す君の悲劇も随分とスキだらけだ 応答願う この星はいつもSOSで飽和している 掃いて捨ててもまた増える もうずっと曇り空 見ろよヒーロー 笑えよヒーロー 助けを求めて泣いて救われなければ怒り狂って まったくもって浮ついた喜怒哀楽だ 自分で掘った悲劇の穴に足をすべらして落ちてしまえ 希望的観測の極み そして今日も容易く叫ぶんだ 早くヒーロー 急いでヒーロー 間に合うわけがない ただ呆けて待つ退屈な人の群れ 小さな傷くらいでわめくなと切り捨てて ほんとの救いは目の前で悲劇と同じ姿をしていた | 日食なつこ | 日食なつこ | 日食なつこ | 山口高始 | 応答願う この星の空はSOSで飽和している シネマスクリーンで憧れたあのヒーローを待ってる 正義を名乗ったでくのぼうたちは今日も悲劇を待ちわびている 泣いてる君に伸ばされた手は見返りを求めてる 本当のヒーローは、幻のたぐいですか 応答願う この星は今日もSOSで飽和している 誰もいやしない空に放たれる救難信号 早くヒーロー 急いでヒーロー 間に合うわけがない ただ呆けて待つ退屈な人の群れ 小さな傷で大きな救いを欲しがった そんなことないと言い返す君の悲劇も随分とスキだらけだ 応答願う この星はいつもSOSで飽和している 掃いて捨ててもまた増える もうずっと曇り空 見ろよヒーロー 笑えよヒーロー 助けを求めて泣いて救われなければ怒り狂って まったくもって浮ついた喜怒哀楽だ 自分で掘った悲劇の穴に足をすべらして落ちてしまえ 希望的観測の極み そして今日も容易く叫ぶんだ 早くヒーロー 急いでヒーロー 間に合うわけがない ただ呆けて待つ退屈な人の群れ 小さな傷くらいでわめくなと切り捨てて ほんとの救いは目の前で悲劇と同じ姿をしていた |
vip?吐いた息さえ氷点下 窓外で呼ぶ錆びた太陽 起き上がれそうにもないかい? やれることなら僕がしておくから 脈拍、体温、気圧、そんな話でもないのでしょう 吐いた嘘さえ氷点下 喉元で固まって溶けないと どこへ行こうにも厄介 迎えに行ける場所ならいくけど 一晩寝れば過ぎるような嵐でもないのでしょう どうしようもなくダメな日は ふたりで一緒にダメになろうか 何一つ役に立たない 僕を隣にいさせてくれよ 世界がいつもより ズルくてちょっといじわるな夜は 多くはない幸福に 灯りともして暖まるんだよ 見えなくなりがちなその目のための僕なんでしょう どうしようもなくダメな日は ふたりでどこまで堕ちてゆこうか 流れ星には程遠い 僕の背中で眠ったっていいよ 醒めたくなくなる夢をあげよう 醒めたい夢からは連れ出してあげるよ 僕が見る悪夢の裏側まで 君は見なくてもいいんだよ どうしようもなくダメな日が いつか僕にも降り落ちてきた時は 何ひとつしてくれなくていい、 僕はただ君のためだけの僕だよ どうしようもなくダメな日は ふたりで一緒にダメになろうか 何一つ役に立たない 僕を隣にいさせてくれよ ずっと隣にいさせてくれよ | 日食なつこ | 日食なつこ | 日食なつこ | しゃろう | 吐いた息さえ氷点下 窓外で呼ぶ錆びた太陽 起き上がれそうにもないかい? やれることなら僕がしておくから 脈拍、体温、気圧、そんな話でもないのでしょう 吐いた嘘さえ氷点下 喉元で固まって溶けないと どこへ行こうにも厄介 迎えに行ける場所ならいくけど 一晩寝れば過ぎるような嵐でもないのでしょう どうしようもなくダメな日は ふたりで一緒にダメになろうか 何一つ役に立たない 僕を隣にいさせてくれよ 世界がいつもより ズルくてちょっといじわるな夜は 多くはない幸福に 灯りともして暖まるんだよ 見えなくなりがちなその目のための僕なんでしょう どうしようもなくダメな日は ふたりでどこまで堕ちてゆこうか 流れ星には程遠い 僕の背中で眠ったっていいよ 醒めたくなくなる夢をあげよう 醒めたい夢からは連れ出してあげるよ 僕が見る悪夢の裏側まで 君は見なくてもいいんだよ どうしようもなくダメな日が いつか僕にも降り落ちてきた時は 何ひとつしてくれなくていい、 僕はただ君のためだけの僕だよ どうしようもなくダメな日は ふたりで一緒にダメになろうか 何一つ役に立たない 僕を隣にいさせてくれよ ずっと隣にいさせてくれよ |
Fly-byあてにしないでね 最後は欺くつもりだから 人の痛みなんて知らない 体はこの1つしかない 今の状況下 ありがとうもありがとうにならない 君の痛みさえも知りたい 欲張ったから全てなくした 人肌恋しいな どうせ誰とも会いたくないけど 大気圏抜けて宇宙へと 繋がれ繋げろよ周波数 Fly-by 今送信完了です 出会うべき誰かの元に向けて 交点座標を定めない 出会いと別れ また1つ星がすれ違う 私の考え 誰にも見抜かれない自信がある その変わりこの視力じゃ 同じように誰のも見抜けない 黙っていなきゃならないのに 耐えきれなくて口を開く 何か言わなきゃならないのに 無性に悲しくて黙りこむ 重たい体を引きずって 身軽な言葉に振り回されて 疲労困憊 それでも人は 懲りずにまた誰かに会いに行く 対向車線をすれ違ったあの人とは もう出会わないだろう さよなら お元気で Fly-by 今送信完了です 出会えた君のハートに向けて 交点座標に頼らない 分かりあえないことを恐れたりしない | 日食なつこ | 日食なつこ | 日食なつこ | | あてにしないでね 最後は欺くつもりだから 人の痛みなんて知らない 体はこの1つしかない 今の状況下 ありがとうもありがとうにならない 君の痛みさえも知りたい 欲張ったから全てなくした 人肌恋しいな どうせ誰とも会いたくないけど 大気圏抜けて宇宙へと 繋がれ繋げろよ周波数 Fly-by 今送信完了です 出会うべき誰かの元に向けて 交点座標を定めない 出会いと別れ また1つ星がすれ違う 私の考え 誰にも見抜かれない自信がある その変わりこの視力じゃ 同じように誰のも見抜けない 黙っていなきゃならないのに 耐えきれなくて口を開く 何か言わなきゃならないのに 無性に悲しくて黙りこむ 重たい体を引きずって 身軽な言葉に振り回されて 疲労困憊 それでも人は 懲りずにまた誰かに会いに行く 対向車線をすれ違ったあの人とは もう出会わないだろう さよなら お元気で Fly-by 今送信完了です 出会えた君のハートに向けて 交点座標に頼らない 分かりあえないことを恐れたりしない |
floating journey非現実世界への 招待状はいつも突然に 私の頭の中へ放り入れられる よりによって今日は4時間目 数学パズルの途中 早退理由は 「空があたしを呼んでいる」 お昼時 12:42 のバスは 他の時間帯のバスより 少しだけ混んでいる 制服の子供が1人 乗り込んだもんだから (こんな時間になんなんだ)って ドライバーさんは顔をしかめる 終点まで乗っていこう 移り行くパノラマ焼き付けよう 街はやがて過ぎ去って 花だけが囲む一本道 ゆるゆるりと減速 やがてバスのエンジンがきれた 随分とまあ遠くまで 離れた場所にきたもんだ ふらふらりと歩き出す 目的もあてもないままに そうやって辿りついた 大草原に足を投げ出す 柔らかな草の匂い 高く高く遠い空 ひたすら安寧を 求めていた自分に気づいた Floating journey,take me away. Take me away,where is utopia disphoria leads. Floating journey,Take me away. Take me away, where is like the sky. 夕焼けが落ちてくる 群青はやがて茜色 そろそろ帰ろうか、帰ろうよ Floating journey,take me away. Take me away,where is utopia disphoria leads. Floating journey,Take me away. Take me away, where is like the sky. | 日食なつこ | 日食なつこ | 日食なつこ | | 非現実世界への 招待状はいつも突然に 私の頭の中へ放り入れられる よりによって今日は4時間目 数学パズルの途中 早退理由は 「空があたしを呼んでいる」 お昼時 12:42 のバスは 他の時間帯のバスより 少しだけ混んでいる 制服の子供が1人 乗り込んだもんだから (こんな時間になんなんだ)って ドライバーさんは顔をしかめる 終点まで乗っていこう 移り行くパノラマ焼き付けよう 街はやがて過ぎ去って 花だけが囲む一本道 ゆるゆるりと減速 やがてバスのエンジンがきれた 随分とまあ遠くまで 離れた場所にきたもんだ ふらふらりと歩き出す 目的もあてもないままに そうやって辿りついた 大草原に足を投げ出す 柔らかな草の匂い 高く高く遠い空 ひたすら安寧を 求めていた自分に気づいた Floating journey,take me away. Take me away,where is utopia disphoria leads. Floating journey,Take me away. Take me away, where is like the sky. 夕焼けが落ちてくる 群青はやがて茜色 そろそろ帰ろうか、帰ろうよ Floating journey,take me away. Take me away,where is utopia disphoria leads. Floating journey,Take me away. Take me away, where is like the sky. |
ヘールボップまるで自分で見て聞いたように 話す奴ばっか 画面の向こうの悲しみの 一体何を知ってるっていうんだ ネットもニュースも僕らも 毎日忙しい ほんとか嘘かを放っぽって 騒ぎ立てる鳥の群れ ヘールボップ進め単独飛行 ヘールボップ進め単独飛行 ヘールボップ進めヘールボップ あの電波の嘘を暴いてゆけよ 言葉はひどく罪深い 一番簡単な武器だ 名前のない怪物たち 名前が欲しくて振りかざすけど ヘールボップ泣くな挽回軌道 ヘールボップ泣くな挽回軌道 ヘールボップ泣くなヘールボップ なびいてしまうような正義でもいいよ 巷にあふれる噂の陰で今日も死んでゆく誰かの名誉 晒し出すための光を呼ぶ さぁあの大きな星の名前は、 ヘールボップ、 復讐ならば幸福になれ ヘールボップ進め単独飛行 ヘールボップ進め単独飛行 ヘールボップ君はヘールボップ あの電波の嘘を出し抜いてゆけよ | 日食なつこ | 日食なつこ | 日食なつこ | 山口高始 | まるで自分で見て聞いたように 話す奴ばっか 画面の向こうの悲しみの 一体何を知ってるっていうんだ ネットもニュースも僕らも 毎日忙しい ほんとか嘘かを放っぽって 騒ぎ立てる鳥の群れ ヘールボップ進め単独飛行 ヘールボップ進め単独飛行 ヘールボップ進めヘールボップ あの電波の嘘を暴いてゆけよ 言葉はひどく罪深い 一番簡単な武器だ 名前のない怪物たち 名前が欲しくて振りかざすけど ヘールボップ泣くな挽回軌道 ヘールボップ泣くな挽回軌道 ヘールボップ泣くなヘールボップ なびいてしまうような正義でもいいよ 巷にあふれる噂の陰で今日も死んでゆく誰かの名誉 晒し出すための光を呼ぶ さぁあの大きな星の名前は、 ヘールボップ、 復讐ならば幸福になれ ヘールボップ進め単独飛行 ヘールボップ進め単独飛行 ヘールボップ君はヘールボップ あの電波の嘘を出し抜いてゆけよ |
vapor霧雨の中に紛れ込んで 久々にまっすぐ立った気がした よく見えすぎる目 敏感すぎる指 hide in the vapor from the pain 張りつめすぎてきりきり鳴く 琴線 揺らすな それを隠す点と点 撫でるための距離 傷つけるための距離 見分けるのが上手いのも辛いんだぜ 雨粒にして降らすまででもないこの感情を 持て余した僕の空はずっと霧雨 世界一透明なガラスの向こう 宇宙一大事な人がいようとも 触れられないなら居ないのと同じさ hide in the vapor from the pain 傘を広げて避けるまででもないこんな感情で 君が何故ずぶ濡れなのか分からなくて 心が丸く抜け落ちた部分に 沁みる寂しさ 痛いな vapor 一体君はいつからこんな気持ちだったの? 雨粒にして降らすまででもないこの感情を 持て余した僕の空はずっと 雨粒にして降らすまででもないこの感情を もう少し浴びたら雲の切れ間へゆこう さよなら霧雨 | 日食なつこ | 日食なつこ | 日食なつこ | | 霧雨の中に紛れ込んで 久々にまっすぐ立った気がした よく見えすぎる目 敏感すぎる指 hide in the vapor from the pain 張りつめすぎてきりきり鳴く 琴線 揺らすな それを隠す点と点 撫でるための距離 傷つけるための距離 見分けるのが上手いのも辛いんだぜ 雨粒にして降らすまででもないこの感情を 持て余した僕の空はずっと霧雨 世界一透明なガラスの向こう 宇宙一大事な人がいようとも 触れられないなら居ないのと同じさ hide in the vapor from the pain 傘を広げて避けるまででもないこんな感情で 君が何故ずぶ濡れなのか分からなくて 心が丸く抜け落ちた部分に 沁みる寂しさ 痛いな vapor 一体君はいつからこんな気持ちだったの? 雨粒にして降らすまででもないこの感情を 持て余した僕の空はずっと 雨粒にして降らすまででもないこの感情を もう少し浴びたら雲の切れ間へゆこう さよなら霧雨 |
perennial白妙の雲いざ高く昇れ 及ばない僕のことを攫え 白旗を揚げる暇もなく日々はゆく 一度二度のコースアウトはご愛嬌のうち 当たり前に起きて寝てたまに泣いて生きてる 称えられることのない目まぐるしき人生 花のように軽やか 渚のように晴れやか 今はまだ聞こえない 透明な喝采 いつの日にか届きますように 仕方のないことは笑ってしまえ 及ばない僕のままで進め 当たり前に光も不幸も時と共に去ってく 悲しがることはない それこそが人生 稲穂のようにしなやか 胡桃のように柔らか 溢れ返る季節をすり抜けるように 人は道を歩むんでしょう What the colt learns in youth he continues in old age The same for me, and the same to you 当たり前に起きて寝てたまに泣いて生きてる 称えられることのない輝かしき人生 花のように軽やか 渚のように晴れやか 駆け抜けるその背に 降り注ぐ喝采 明日の僕が気づきますように 明日の君が気づきますように | 日食なつこ | 日食なつこ | 日食なつこ | | 白妙の雲いざ高く昇れ 及ばない僕のことを攫え 白旗を揚げる暇もなく日々はゆく 一度二度のコースアウトはご愛嬌のうち 当たり前に起きて寝てたまに泣いて生きてる 称えられることのない目まぐるしき人生 花のように軽やか 渚のように晴れやか 今はまだ聞こえない 透明な喝采 いつの日にか届きますように 仕方のないことは笑ってしまえ 及ばない僕のままで進め 当たり前に光も不幸も時と共に去ってく 悲しがることはない それこそが人生 稲穂のようにしなやか 胡桃のように柔らか 溢れ返る季節をすり抜けるように 人は道を歩むんでしょう What the colt learns in youth he continues in old age The same for me, and the same to you 当たり前に起きて寝てたまに泣いて生きてる 称えられることのない輝かしき人生 花のように軽やか 渚のように晴れやか 駆け抜けるその背に 降り注ぐ喝采 明日の僕が気づきますように 明日の君が気づきますように |
white frost君と青い空と白い雪は どうかそのまんまでいてくれ 押しのけ合うこの町で灰になるのは僕だけでいいんだから 針のようにそびえ立つ光と鉄の塔 誰がここで一番偉いか示し合う 皆が王様になれば もういいじゃない 誰の正義もここでは ナイフに変わってしまうな こんな惨劇目にしても尚 真っ当でいたいんだ 君と青い空と白い雪は どうかそのまんまでいてくれ 押しのけ合うこの町で灰になるのは僕だけでいいんだから いつかは必ず死んで土に還る ネオンの光でそれを忘れそうになる 誰もが揺らがない金字塔になりたがる 僕はちゃんと揺れてちゃんと枯れる木でありたいな 瞼の裏の余白まで埋めてしまう日が来ませんように こんな惨劇目にしても尚 真っ当でいたいんだ 君と青い空と白い雪がこの声が続く唯一の術 見境のないこの町で、だから今日までやってこれたから 青い空と白い雪はどうかそのまんまでいてくれ 押しのけ合うこの町で灰になるのは僕だけでいいんだから | 日食なつこ | 日食なつこ | 日食なつこ | | 君と青い空と白い雪は どうかそのまんまでいてくれ 押しのけ合うこの町で灰になるのは僕だけでいいんだから 針のようにそびえ立つ光と鉄の塔 誰がここで一番偉いか示し合う 皆が王様になれば もういいじゃない 誰の正義もここでは ナイフに変わってしまうな こんな惨劇目にしても尚 真っ当でいたいんだ 君と青い空と白い雪は どうかそのまんまでいてくれ 押しのけ合うこの町で灰になるのは僕だけでいいんだから いつかは必ず死んで土に還る ネオンの光でそれを忘れそうになる 誰もが揺らがない金字塔になりたがる 僕はちゃんと揺れてちゃんと枯れる木でありたいな 瞼の裏の余白まで埋めてしまう日が来ませんように こんな惨劇目にしても尚 真っ当でいたいんだ 君と青い空と白い雪がこの声が続く唯一の術 見境のないこの町で、だから今日までやってこれたから 青い空と白い雪はどうかそのまんまでいてくれ 押しのけ合うこの町で灰になるのは僕だけでいいんだから |
真夏のダイナソー口を開けて 空を見ていた 視線の先に 巨大な雲 隣で君も おんなじような 顔をしていた 空を見ていた 「あんな大きい ものがひとりで 動いてんだぜ 信じられるかい?」 少年のように君は言う その瞳も染められて青い 言葉も 身体も 敵わない 世界に抱かれて あとはただただ ただただ ただ笑うしかできない2人の背後で 止まることなくまだまだまだ 巨大化していく真夏のダイナソー 空が足りない 口を閉じて 考えてみた 視線の先の 巨大な雲 あのてっぺんに乗っかって 青すぎる世界で 手を繋ぐ夢 2人を乗せて ダイナソーは 動き出すのさ 夏のまんなか 咆哮を上げ どこまでもゆけ ご機嫌に笑う 2人と1匹 非科学的 現実逃避も甚だしい そんなの聞こえない あたしこのままふわふわ終わらない 今日に飛んで消えてしまいそう 君はこの手を今いまイマ捕まえるべきさ 浮ついたアイロニー また言えない 君がまだまだ まだまだ まだ足りなくて でもそれが楽しくて 想いも更に さらさら 更に降りつもっちゃってさ まるでダイナソー 明日もただただ ただただ ただ笑うしかできない2人の背後で 止まることなくまだまだまだ 巨大化していく真夏のダイナソー 空が足りない | 日食なつこ | 日食なつこ | 日食なつこ | | 口を開けて 空を見ていた 視線の先に 巨大な雲 隣で君も おんなじような 顔をしていた 空を見ていた 「あんな大きい ものがひとりで 動いてんだぜ 信じられるかい?」 少年のように君は言う その瞳も染められて青い 言葉も 身体も 敵わない 世界に抱かれて あとはただただ ただただ ただ笑うしかできない2人の背後で 止まることなくまだまだまだ 巨大化していく真夏のダイナソー 空が足りない 口を閉じて 考えてみた 視線の先の 巨大な雲 あのてっぺんに乗っかって 青すぎる世界で 手を繋ぐ夢 2人を乗せて ダイナソーは 動き出すのさ 夏のまんなか 咆哮を上げ どこまでもゆけ ご機嫌に笑う 2人と1匹 非科学的 現実逃避も甚だしい そんなの聞こえない あたしこのままふわふわ終わらない 今日に飛んで消えてしまいそう 君はこの手を今いまイマ捕まえるべきさ 浮ついたアイロニー また言えない 君がまだまだ まだまだ まだ足りなくて でもそれが楽しくて 想いも更に さらさら 更に降りつもっちゃってさ まるでダイナソー 明日もただただ ただただ ただ笑うしかできない2人の背後で 止まることなくまだまだまだ 巨大化していく真夏のダイナソー 空が足りない |
Misfire同じような文字面を なぞるようなメールが途切れて どうどう巡りの夜 変わりない毎日は味気ない 真昼の太陽熱で からからに乾いた大地は 夜露で潤えばいいけど、あたしはどうすれば潤えるの? Midnight Sun 光の輪 Midnight Sun 夜中の海 Hello, halo この体 星空の上へ投げ上げて 俗世間の雑音が貼りついて この身を腐らす 消毒薬を求めて心だけ飛んでく 遠くへ Misfire 叫びさえ Misfire 出来損ない Hey, God! Step me! その足の 踏み場くらいにならなれるでしょ 誰も見つけられない あたしの隠れ場所 理念も周波数も すべてあたしのもの Oh, my dear world. I got a… | 日食なつこ | 日食なつこ | 日食なつこ | | 同じような文字面を なぞるようなメールが途切れて どうどう巡りの夜 変わりない毎日は味気ない 真昼の太陽熱で からからに乾いた大地は 夜露で潤えばいいけど、あたしはどうすれば潤えるの? Midnight Sun 光の輪 Midnight Sun 夜中の海 Hello, halo この体 星空の上へ投げ上げて 俗世間の雑音が貼りついて この身を腐らす 消毒薬を求めて心だけ飛んでく 遠くへ Misfire 叫びさえ Misfire 出来損ない Hey, God! Step me! その足の 踏み場くらいにならなれるでしょ 誰も見つけられない あたしの隠れ場所 理念も周波数も すべてあたしのもの Oh, my dear world. I got a… |
峰極東の太陽名乗る町で 持て余して追う木枯し 喉の奥で知る秋の終わり 人を愛せず季節を愛した 光だったら弱いのが好き 照らされることを得意とはしない そう例えばこのドアのように スモーキーなの 金属的なのがいい 出迎える声と くゆるシガーと 呼ばれるままたゆたう空気くぐって 煙に巻かれた峰を往く 誰を待つでもなくコーヒー冷ます ブロンズに鈍く光る峰を往く 崩れることのない足場を願う 極東の太陽いま子午線にステイ また持て余して 2度目の町 すくいとっては口に含む 真夏の雲 ビビッドグリーンチェリー 今日は 1日何にもない日 窓の反射に棲む魚たち数え 煙に巻かれた峰に居る 誰も思い浮かべずにパフェ溶かす ブロンズに磨かれた峰に居る 次もまた匿ってくれることを願う あのドアをくぐれば夢 世界がどうしようもない日も そう まさに今日こそ 煙に巻かれた峰を探す 喉の奥 舌先に涙を溜める ブロンズに鈍く光る峰を探す 崩れることはないと信じていた 空っぽの峰を見ても信じていた まだ信じていた | 日食なつこ | 日食なつこ | 日食なつこ | | 極東の太陽名乗る町で 持て余して追う木枯し 喉の奥で知る秋の終わり 人を愛せず季節を愛した 光だったら弱いのが好き 照らされることを得意とはしない そう例えばこのドアのように スモーキーなの 金属的なのがいい 出迎える声と くゆるシガーと 呼ばれるままたゆたう空気くぐって 煙に巻かれた峰を往く 誰を待つでもなくコーヒー冷ます ブロンズに鈍く光る峰を往く 崩れることのない足場を願う 極東の太陽いま子午線にステイ また持て余して 2度目の町 すくいとっては口に含む 真夏の雲 ビビッドグリーンチェリー 今日は 1日何にもない日 窓の反射に棲む魚たち数え 煙に巻かれた峰に居る 誰も思い浮かべずにパフェ溶かす ブロンズに磨かれた峰に居る 次もまた匿ってくれることを願う あのドアをくぐれば夢 世界がどうしようもない日も そう まさに今日こそ 煙に巻かれた峰を探す 喉の奥 舌先に涙を溜める ブロンズに鈍く光る峰を探す 崩れることはないと信じていた 空っぽの峰を見ても信じていた まだ信じていた |
メイフラワー思考回路が渦を巻いてあふれ出す PM25:00 聞こえるはずのない汽笛に耳をすまし夜を泳ぐ 魔法なんて起きないことは重々に承知していた 分かりきっているからこそ人は余計にそれを欲しがる 憂い 笑い 僕の中身は形も知らず大波小波 この重荷で泳ぎ切れるかい 距離を図る余裕もなくて 通りすがりの船にしがみつくように乗り込んだ 柔らかい汽笛の音は人の声に似ている気がした 夢で膨れた荷物は 碇より時には重い 誰に預けるつもりもないんだ ただたまに思う 星が見たい 海原ゆくメイフラワーもいずれ大陸で止まる そこからは歩いてゆくから それまであとひとつ夢を見せて 誰にとって何が海か 何が助け船になるか 朝を告げる汽笛の音は君の声に似ている気がした 僕を乗せたメイフラワーもいずれ大陸で止まる そこからは歩いてゆくから それまであと、ひとつだけ 朝日を浴びてメイフラワーよ 沈まぬ君よ 愛しい船よ 僕は歩いていけそうだ 碇より重い夢を背負って | 日食なつこ | 日食なつこ | 日食なつこ | | 思考回路が渦を巻いてあふれ出す PM25:00 聞こえるはずのない汽笛に耳をすまし夜を泳ぐ 魔法なんて起きないことは重々に承知していた 分かりきっているからこそ人は余計にそれを欲しがる 憂い 笑い 僕の中身は形も知らず大波小波 この重荷で泳ぎ切れるかい 距離を図る余裕もなくて 通りすがりの船にしがみつくように乗り込んだ 柔らかい汽笛の音は人の声に似ている気がした 夢で膨れた荷物は 碇より時には重い 誰に預けるつもりもないんだ ただたまに思う 星が見たい 海原ゆくメイフラワーもいずれ大陸で止まる そこからは歩いてゆくから それまであとひとつ夢を見せて 誰にとって何が海か 何が助け船になるか 朝を告げる汽笛の音は君の声に似ている気がした 僕を乗せたメイフラワーもいずれ大陸で止まる そこからは歩いてゆくから それまであと、ひとつだけ 朝日を浴びてメイフラワーよ 沈まぬ君よ 愛しい船よ 僕は歩いていけそうだ 碇より重い夢を背負って |
meridian「明けない夜はない」 という高々掲げられた声 夜の闇に守られる誰かを震え上がらせる ひやりと日差しが陰ったどこかに 人目を忍んでは泣く場所が欲しい meridian 光が空に満ちた日 それを望んではいなかった誰かの絶望 忘れるな 忘れるな 光を称えた君よ 忘れるな 私のことを 雲ひとつも残さない仰々しく染まった空 隠れ場所を見失い溶けた嘆き 今は見ない 迫る朝焼けに手を突き出して 何かを叫んだ君 何を止めようとしたんだ meridian 痛みは知られたくはない それを隠したただひとつの場所も今はもう 光だけ 光だけが満ち足りて近づけない 希望だけじゃ生きてゆかれないよ meridian 光が空に満ちた日 それを望んではいなかった誰かの絶望 消えるのか さよならだ 光に呑まれた君よ さよならだ 闇の私と | 日食なつこ | 日食なつこ | 日食なつこ | | 「明けない夜はない」 という高々掲げられた声 夜の闇に守られる誰かを震え上がらせる ひやりと日差しが陰ったどこかに 人目を忍んでは泣く場所が欲しい meridian 光が空に満ちた日 それを望んではいなかった誰かの絶望 忘れるな 忘れるな 光を称えた君よ 忘れるな 私のことを 雲ひとつも残さない仰々しく染まった空 隠れ場所を見失い溶けた嘆き 今は見ない 迫る朝焼けに手を突き出して 何かを叫んだ君 何を止めようとしたんだ meridian 痛みは知られたくはない それを隠したただひとつの場所も今はもう 光だけ 光だけが満ち足りて近づけない 希望だけじゃ生きてゆかれないよ meridian 光が空に満ちた日 それを望んではいなかった誰かの絶望 消えるのか さよならだ 光に呑まれた君よ さよならだ 闇の私と |
モア天敵のいない楽園に生まれた鳥は 飛び方を忘れて羽根が退化した 僕もそうなりはしないだろうか? 我先にと皆が望む幸福というやつは 手に取ってよく見ればどれも終止符の形だ 僕も持ってたりしないだろうか? 幸せかもしれないが 満たされてはいないんだ うわごとばっかりの僕を誰か戒めて この命にふさわしきは 足跡や光ではないんだ 衝動で燃えて消えるための準備 それだけだ 安全を持て余すのにも飽きちゃった人生が その先で目指すべきはもう極楽か奈落だ 僕は指差して言えるだろうか? 幸せなんか欲しがんない ぎんぎらの瞳の日々だった Calm days brought me decay. どこに置いてきたのか 葛藤に終わりなどは無いんだ 勝手に辞めているだけなんだ 不安定、現在地不明、で丁度良いくらいだ 天敵のいない楽園に生まれた鳥のように もし僕がなっちゃった時は 息の根を止めてくれ 幸せかもしれないが 満たされてはいないんだ うわごとばっかりの僕を誰か戒めて この命にふさわしきは 足跡や光を超えてゆく 衝動で燃えて消えるための最期 それだけだ | 日食なつこ | 日食なつこ | 日食なつこ | | 天敵のいない楽園に生まれた鳥は 飛び方を忘れて羽根が退化した 僕もそうなりはしないだろうか? 我先にと皆が望む幸福というやつは 手に取ってよく見ればどれも終止符の形だ 僕も持ってたりしないだろうか? 幸せかもしれないが 満たされてはいないんだ うわごとばっかりの僕を誰か戒めて この命にふさわしきは 足跡や光ではないんだ 衝動で燃えて消えるための準備 それだけだ 安全を持て余すのにも飽きちゃった人生が その先で目指すべきはもう極楽か奈落だ 僕は指差して言えるだろうか? 幸せなんか欲しがんない ぎんぎらの瞳の日々だった Calm days brought me decay. どこに置いてきたのか 葛藤に終わりなどは無いんだ 勝手に辞めているだけなんだ 不安定、現在地不明、で丁度良いくらいだ 天敵のいない楽園に生まれた鳥のように もし僕がなっちゃった時は 息の根を止めてくれ 幸せかもしれないが 満たされてはいないんだ うわごとばっかりの僕を誰か戒めて この命にふさわしきは 足跡や光を超えてゆく 衝動で燃えて消えるための最期 それだけだ |
やえ話すことはないけど会いましょうって春の宵 排気ガスを浴びて終わらない夢を見る 巻き上げるダストが突き刺さって涙目 ちょうどよく覗き込む見知った顔がにじむ 行くあてもないまま歩きましょうって春の宵 境目をなくして淡い夢に落っこちる ほとんどもう破綻している世界において いまだ狂わずにいるその影が 揺らいでばっかのこの道の先で どれほど光だったか知れない 話せば話すほど溺れていく春の宵 ひと挿し早咲きの八重の桜眺む あれが枯れる頃答えも出るはず きっと僕は引き下がることを選ぶ 澱んでばっかのこの瞳の奥で どれほど思い浮かべたかなど言えない せせらぐような声は喧騒を洗っていく 連れて行ってほしいと思う かがり火のような熱は掠った手を焦がしている 今終わってもいいと思う 春の陽気に耐えられずに散っていく 僕こそ八重の桜かもしれない 揺らいでばっかのこの道の先で どれほど救いだったか知れない どれほど名を呼んだかなど言えない 話すことはないけど会いましょうって春の宵 きっとこれが最後のひとひらになる | 日食なつこ | 日食なつこ | 日食なつこ | 佐藤五魚 | 話すことはないけど会いましょうって春の宵 排気ガスを浴びて終わらない夢を見る 巻き上げるダストが突き刺さって涙目 ちょうどよく覗き込む見知った顔がにじむ 行くあてもないまま歩きましょうって春の宵 境目をなくして淡い夢に落っこちる ほとんどもう破綻している世界において いまだ狂わずにいるその影が 揺らいでばっかのこの道の先で どれほど光だったか知れない 話せば話すほど溺れていく春の宵 ひと挿し早咲きの八重の桜眺む あれが枯れる頃答えも出るはず きっと僕は引き下がることを選ぶ 澱んでばっかのこの瞳の奥で どれほど思い浮かべたかなど言えない せせらぐような声は喧騒を洗っていく 連れて行ってほしいと思う かがり火のような熱は掠った手を焦がしている 今終わってもいいと思う 春の陽気に耐えられずに散っていく 僕こそ八重の桜かもしれない 揺らいでばっかのこの道の先で どれほど救いだったか知れない どれほど名を呼んだかなど言えない 話すことはないけど会いましょうって春の宵 きっとこれが最後のひとひらになる |
夜間飛行便幾星霜ぶりの感情です それは突然降り落ちた 11月、散って枯れる季節にひとり芽吹いて勝手に咲いた花 ずいぶん前に忘れていたんです 水を撒いて育んで めんどくさい手入れ必須な心 それでも僕ら抱えたがって 「叶うといいよね」「似合えばいいよね」 戯れの行く末 知る由もないよね Much far taller than I am you are, I guess 意味のない背比べをしたい 12月、降って積もる季節にあなたの影だけが黒くて 視界の隅っこでその目を盗み見て 振り向くことを願えばほら許されない微熱 しょうがないじゃんか どうせ どうせ 365日すれば忘れる くだらない些細な恋も丁重に運ぶ夜間飛行便 乾いた赤い目は 眠れぬ夜にすら夢を見る 凍えそうな雲の上 火照った身体で飛ぶ red-eyeflight 幾星霜ぶりの絶望です 花咲かすことなく悟った 翌1月、あっけなく思い知ったあなたの生活 それもそうか 予測できた話 ありふれた終わり それを今更な話 しょうがないじゃんか ついに ついに 手に入らなかった愛を引きずって 救われない哀れな僕も乗っけてくれるか夜間飛行便 大洪水の赤い目を それでも凝らしてやっと見送る 暖かい春の向こう 愛なんてものはもう足りていた あなた凍えそうな雲の上 終わり方も分からず red-eyeflight | 日食なつこ | 日食なつこ | 日食なつこ | | 幾星霜ぶりの感情です それは突然降り落ちた 11月、散って枯れる季節にひとり芽吹いて勝手に咲いた花 ずいぶん前に忘れていたんです 水を撒いて育んで めんどくさい手入れ必須な心 それでも僕ら抱えたがって 「叶うといいよね」「似合えばいいよね」 戯れの行く末 知る由もないよね Much far taller than I am you are, I guess 意味のない背比べをしたい 12月、降って積もる季節にあなたの影だけが黒くて 視界の隅っこでその目を盗み見て 振り向くことを願えばほら許されない微熱 しょうがないじゃんか どうせ どうせ 365日すれば忘れる くだらない些細な恋も丁重に運ぶ夜間飛行便 乾いた赤い目は 眠れぬ夜にすら夢を見る 凍えそうな雲の上 火照った身体で飛ぶ red-eyeflight 幾星霜ぶりの絶望です 花咲かすことなく悟った 翌1月、あっけなく思い知ったあなたの生活 それもそうか 予測できた話 ありふれた終わり それを今更な話 しょうがないじゃんか ついに ついに 手に入らなかった愛を引きずって 救われない哀れな僕も乗っけてくれるか夜間飛行便 大洪水の赤い目を それでも凝らしてやっと見送る 暖かい春の向こう 愛なんてものはもう足りていた あなた凍えそうな雲の上 終わり方も分からず red-eyeflight |
夕立ほてったアスファルトが蒸発する匂い 止まった空間を掻き乱す虫取り網 終わってゆく夏の午後の気だるさから 人の気配が消えていく 至って陽気な向こう見ずの青空 すみっこ 押し遣られて積もり積もったもの 渡っていこうかあの入道雲 夕立がくる 雨音に紛れて死に絶えるほど泣くとき あなたが隣にいたことなど1度もない その掌の優しさには甘んじない 全部ひとりで背負うよ 決まって全て何1つ長くは続かない あさっての方へ飛んで消えた眩いもの 黙って見送る もはや悔やむ気さえもない 幸せは死に絶えた 土砂降りに捧げた貴重な大事な命 あなたに知らせる必要性は見い出さずに さよならの意味はきっと履き違えられる ならば いっそ もう 何も 終わってゆく 夏の午後の気だるさから 少女が夕立に消えた | 日食なつこ | 日食なつこ | 日食なつこ | | ほてったアスファルトが蒸発する匂い 止まった空間を掻き乱す虫取り網 終わってゆく夏の午後の気だるさから 人の気配が消えていく 至って陽気な向こう見ずの青空 すみっこ 押し遣られて積もり積もったもの 渡っていこうかあの入道雲 夕立がくる 雨音に紛れて死に絶えるほど泣くとき あなたが隣にいたことなど1度もない その掌の優しさには甘んじない 全部ひとりで背負うよ 決まって全て何1つ長くは続かない あさっての方へ飛んで消えた眩いもの 黙って見送る もはや悔やむ気さえもない 幸せは死に絶えた 土砂降りに捧げた貴重な大事な命 あなたに知らせる必要性は見い出さずに さよならの意味はきっと履き違えられる ならば いっそ もう 何も 終わってゆく 夏の午後の気だるさから 少女が夕立に消えた |
夕闇絵画グレイオレンジ街は夕暮れ 途絶える風 サイレン 覚えておきたい景色は多くはない そう今目の前の君以外にないのさ グレイオレンジ街に通り雨 君が伸ばした手 叩きつけられて潰える2秒前の哀れな雨粒を受け止めた あれが僕じゃないこと 妬んでしまうなんてどうしようもないな 気がふれてしまう前にもう 帰ろう 何ともなしに君が歩く風景に立ち入ることすら許されぬ僕 それじゃまたねと分つ三叉路で「また」などないって気がついて夕闇 グレイオレンジ街は多湿帯 よだつメランコリック 憂鬱な雨上がりの唯一の正しい扱い方知っているのもそう、君以外にない あれは遠い夏のような ただ上空の飛翔体のような 手の触れてしまう日の来ない出会いさ 何ともなしに君が歌う旋律に交じることすらもできない僕 ずっと憧れてここまで来たのにね もう今目の前で君が終わる 何ともなしに君が歩く絶景に立ち入ることすら許されぬ僕 それじゃまたねと消えていく人に「また」などないって決めつけて それが誤ちだって今更気がついて夕闇 グレイオレンジ街は夕暮れ | 日食なつこ | 日食なつこ | 日食なつこ | 沼能友樹 | グレイオレンジ街は夕暮れ 途絶える風 サイレン 覚えておきたい景色は多くはない そう今目の前の君以外にないのさ グレイオレンジ街に通り雨 君が伸ばした手 叩きつけられて潰える2秒前の哀れな雨粒を受け止めた あれが僕じゃないこと 妬んでしまうなんてどうしようもないな 気がふれてしまう前にもう 帰ろう 何ともなしに君が歩く風景に立ち入ることすら許されぬ僕 それじゃまたねと分つ三叉路で「また」などないって気がついて夕闇 グレイオレンジ街は多湿帯 よだつメランコリック 憂鬱な雨上がりの唯一の正しい扱い方知っているのもそう、君以外にない あれは遠い夏のような ただ上空の飛翔体のような 手の触れてしまう日の来ない出会いさ 何ともなしに君が歌う旋律に交じることすらもできない僕 ずっと憧れてここまで来たのにね もう今目の前で君が終わる 何ともなしに君が歩く絶景に立ち入ることすら許されぬ僕 それじゃまたねと消えていく人に「また」などないって決めつけて それが誤ちだって今更気がついて夕闇 グレイオレンジ街は夕暮れ |
幽霊ヶ丘とうに見頃も過ぎ去りて寒空に穂を揺らす芒原 誰の面影を そこに重ねてる 孤独を望む逃げ場を探す必要のない命もあると知る 想い遂げられた とて続かぬだろう 風もなき 悠久の丘にて 綴ったいたずらな恋を 迎えに来る人ついぞ現れず 絵空事の朱い火燃ゆ 見渡せども幻影ばかりでどっちつかずの足場に吹き溜まる 野分裾濡らす 恋路よるべなく 風ゆらぎ 幽閉さるるここへ 吹いたうちひさす京の 謡い踊る息吹不意に胸を打つ 絵空事を望んでいる 風すさび 幽霊ヶ丘にて 願ったとこしえの愛を 迎えにゆくにはちょっと遅すぎた 絵空事と憂いて消ゆ | 日食なつこ | 日食なつこ | 日食なつこ | 山出和仁 | とうに見頃も過ぎ去りて寒空に穂を揺らす芒原 誰の面影を そこに重ねてる 孤独を望む逃げ場を探す必要のない命もあると知る 想い遂げられた とて続かぬだろう 風もなき 悠久の丘にて 綴ったいたずらな恋を 迎えに来る人ついぞ現れず 絵空事の朱い火燃ゆ 見渡せども幻影ばかりでどっちつかずの足場に吹き溜まる 野分裾濡らす 恋路よるべなく 風ゆらぎ 幽閉さるるここへ 吹いたうちひさす京の 謡い踊る息吹不意に胸を打つ 絵空事を望んでいる 風すさび 幽霊ヶ丘にて 願ったとこしえの愛を 迎えにゆくにはちょっと遅すぎた 絵空事と憂いて消ゆ |
四十路しゃがみ込む事を禁ずる 俺からの命令はそれだけさ あとは煮られ焼かれて泣いたっていいぜ 目も当てられぬ現状 ならば目を閉じてゆくまでさ これで迷うようならそこまで 俺たちに標識などない 俺たちに目安などない 俺たちに導きはない ○も×もこの手で付けて 間違った日は 立て直すための歌を歌うだけ 出来上がる事を禁ずる なぜかってそんなもの無いからさ もしも否定がしたいなら玉座を降りてさあ戻ってこい 床も天井もないとさ 気が狂いそうになるのも分かるよ それを飼い慣らしてからさ 俺たちに安定などない 俺たちに保障などない 俺たちに道はない 草を分け足跡を付けて 100年もすりゃ それもただ青い風になるだけ 真夜中の砂漠で揺らめくランタンの灯を 守るような かばうような そんなつもりで夢を見ていく ちゃんと怖いかい?ちゃんと不安かい? 火傷した皮膚は前よりも強くなるぜ いつかこの砂漠が終わり 次の大地に向かう日も 俺たちに標識などない 俺たちに保障などない 俺たちに導きはない ○も×もこの手で付けて 間違った日は立て直すための歌を歌うだけ 間違わなかった日に辿りつくまで歌うだけ | 日食なつこ | 日食なつこ | 日食なつこ | | しゃがみ込む事を禁ずる 俺からの命令はそれだけさ あとは煮られ焼かれて泣いたっていいぜ 目も当てられぬ現状 ならば目を閉じてゆくまでさ これで迷うようならそこまで 俺たちに標識などない 俺たちに目安などない 俺たちに導きはない ○も×もこの手で付けて 間違った日は 立て直すための歌を歌うだけ 出来上がる事を禁ずる なぜかってそんなもの無いからさ もしも否定がしたいなら玉座を降りてさあ戻ってこい 床も天井もないとさ 気が狂いそうになるのも分かるよ それを飼い慣らしてからさ 俺たちに安定などない 俺たちに保障などない 俺たちに道はない 草を分け足跡を付けて 100年もすりゃ それもただ青い風になるだけ 真夜中の砂漠で揺らめくランタンの灯を 守るような かばうような そんなつもりで夢を見ていく ちゃんと怖いかい?ちゃんと不安かい? 火傷した皮膚は前よりも強くなるぜ いつかこの砂漠が終わり 次の大地に向かう日も 俺たちに標識などない 俺たちに保障などない 俺たちに導きはない ○も×もこの手で付けて 間違った日は立て直すための歌を歌うだけ 間違わなかった日に辿りつくまで歌うだけ |
ライオンヘッドライオンヘッドは風に揺られ 今日も孤高をたなびかす 遠方跳ねるガゼルの群れ 襲うのだって勇気がいる 「ライオンヘッドに近づくな」 その荒野の合言葉 逃げ出す一瞬誰の視線も恐怖以外の何かが光る 空腹でもないのに襲ったりするかいな 爪、たてがみ、牙が揃ってるだけでこの有様さ ライオンヘッドは風に揺られ 今日も耳をそばだてる 遠方水辺ゼブラの群れ 笑った声で空気が割れる ライオンヘッドの荒野にある日迷い込んだ人ひとり 「あいつは誰だ」「奇妙な奴だ」と寄ってたかって責め立てる 必要もないのに殺したりするな 爪、たてがみ、牙を光らせる時はまさに今 走れ 唸れ 蹴散らせ大地 そんな群れなら消えたらいい 何を守って是と成す大地 怯え 怯えた末に襲い掛かった愚かさ 飛び散る半端者たちの飛沫を浴びて なぜか酷く空が青く見えた 怒りや憎しみがお前を傷つけるのは お前もまた世界に牙を剥いているからだろう ライオンヘッドは振り返った 「恐ろしいならゆくがいい」 遠方震える僕はそっと 金色の孤高に手を伸ばす | 日食なつこ | 日食なつこ | 日食なつこ | LA SENAS | ライオンヘッドは風に揺られ 今日も孤高をたなびかす 遠方跳ねるガゼルの群れ 襲うのだって勇気がいる 「ライオンヘッドに近づくな」 その荒野の合言葉 逃げ出す一瞬誰の視線も恐怖以外の何かが光る 空腹でもないのに襲ったりするかいな 爪、たてがみ、牙が揃ってるだけでこの有様さ ライオンヘッドは風に揺られ 今日も耳をそばだてる 遠方水辺ゼブラの群れ 笑った声で空気が割れる ライオンヘッドの荒野にある日迷い込んだ人ひとり 「あいつは誰だ」「奇妙な奴だ」と寄ってたかって責め立てる 必要もないのに殺したりするな 爪、たてがみ、牙を光らせる時はまさに今 走れ 唸れ 蹴散らせ大地 そんな群れなら消えたらいい 何を守って是と成す大地 怯え 怯えた末に襲い掛かった愚かさ 飛び散る半端者たちの飛沫を浴びて なぜか酷く空が青く見えた 怒りや憎しみがお前を傷つけるのは お前もまた世界に牙を剥いているからだろう ライオンヘッドは振り返った 「恐ろしいならゆくがいい」 遠方震える僕はそっと 金色の孤高に手を伸ばす |
LAO花の香りとダストで淀む春霞の中で迷子 大都会はまるで獣道 狩るか獲物かそれで全部 純情を買って夢を売る店々が連なる街路 大都会じゃ物知らずで無垢な少女ほど高く売れるという ビルの溝から立ち昇る誘惑の気配をふりきれ 自分の中で眠ってる少女の瞳に嘘をつくな 眩しい光にやられる時は 落ちる影を捕まえるのさ 誰にも見せない本当の顔を君が忘れちゃおしまいさ 花の香りとダストで噎せて目的地を探す迷子 大都会はいつだって試すのさ 僕らがなびくか歯向かうか 眩しい光のその正体は 憧れの裏返しなのさ 気づかず欲しがる 拗らせてしまう 僕もまだまだ凡人さ 眩しい光にやられる時は 落ちる影を捕まえるのさ 誰にも見せない本当の顔を君が忘れちゃおしまいさ 花の香りとダストで淀む春霞の中で迷子 大都会僕らゆく獣道 狩るか獲物かそれで全部 | 日食なつこ | 日食なつこ | 日食なつこ | | 花の香りとダストで淀む春霞の中で迷子 大都会はまるで獣道 狩るか獲物かそれで全部 純情を買って夢を売る店々が連なる街路 大都会じゃ物知らずで無垢な少女ほど高く売れるという ビルの溝から立ち昇る誘惑の気配をふりきれ 自分の中で眠ってる少女の瞳に嘘をつくな 眩しい光にやられる時は 落ちる影を捕まえるのさ 誰にも見せない本当の顔を君が忘れちゃおしまいさ 花の香りとダストで噎せて目的地を探す迷子 大都会はいつだって試すのさ 僕らがなびくか歯向かうか 眩しい光のその正体は 憧れの裏返しなのさ 気づかず欲しがる 拗らせてしまう 僕もまだまだ凡人さ 眩しい光にやられる時は 落ちる影を捕まえるのさ 誰にも見せない本当の顔を君が忘れちゃおしまいさ 花の香りとダストで淀む春霞の中で迷子 大都会僕らゆく獣道 狩るか獲物かそれで全部 |
√-1まるで踊るかのように歩いていたんだ 好き勝手やられてやって並んでいたんだ あふれる思考才能とめどがなかった 似たようなお前じゃなきゃ張り合いもなかった まるで踊るかのようにゆく足取りを 誰も止めらんねぇんだって笑いあったよな 一体あの日々のどこまでが本音で どっからが俺1人だったのかもう分かんねぇんだ 血色の悪い真っ青な手とひび割れそうな真っ赤な手で いくら手繰って寄せ合ったって存在しない数を それでも i や虚ろと呼んで知った気になったあの夏を 越えられなかった気付けなかったお前も、俺も、馬鹿だったんだ 拗らした理想、屁理屈、感情論だって その口からだったら聴いてやらんでもなかった 1発ぶん殴るぐらいしたかもしれないが、お互いに その方が今よりずっと救われたろう 節操もない闇をなぞらえて輪郭を持ったその足で いくら歩いて道を成したって 結局孤独だろう まどろみさえも恐怖するような夜がこの世にあることを まだ知らなかった気付けなかった俺が、俺が悪かったのか 何もしていないぜ、ただ歩いていただけ 先をゆく俺が気に食わなかったってんなら そうだったなら なぁ、そうだったなら 血色の悪い真っ青な手とひび割れそうな真っ赤な手が ようやく手繰った明日でも何でも奪っていけば良かったろ それでも i や虚ろにばっか夢中になった俺のこと 邪魔もしないで何も言わないでお前は、お前は、 血色の悪い真っ青な手とひび割れそうな真っ赤な手で いくら限りなく強くなったって、なんかダメらしいよ それでも i や虚ろのせいで歪みくさったあの夏を 否定できなかった捨てられなかった俺が、俺が、僕が馬鹿だったのさ | 日食なつこ | 日食なつこ | 日食なつこ | 沼能友樹 | まるで踊るかのように歩いていたんだ 好き勝手やられてやって並んでいたんだ あふれる思考才能とめどがなかった 似たようなお前じゃなきゃ張り合いもなかった まるで踊るかのようにゆく足取りを 誰も止めらんねぇんだって笑いあったよな 一体あの日々のどこまでが本音で どっからが俺1人だったのかもう分かんねぇんだ 血色の悪い真っ青な手とひび割れそうな真っ赤な手で いくら手繰って寄せ合ったって存在しない数を それでも i や虚ろと呼んで知った気になったあの夏を 越えられなかった気付けなかったお前も、俺も、馬鹿だったんだ 拗らした理想、屁理屈、感情論だって その口からだったら聴いてやらんでもなかった 1発ぶん殴るぐらいしたかもしれないが、お互いに その方が今よりずっと救われたろう 節操もない闇をなぞらえて輪郭を持ったその足で いくら歩いて道を成したって 結局孤独だろう まどろみさえも恐怖するような夜がこの世にあることを まだ知らなかった気付けなかった俺が、俺が悪かったのか 何もしていないぜ、ただ歩いていただけ 先をゆく俺が気に食わなかったってんなら そうだったなら なぁ、そうだったなら 血色の悪い真っ青な手とひび割れそうな真っ赤な手が ようやく手繰った明日でも何でも奪っていけば良かったろ それでも i や虚ろにばっか夢中になった俺のこと 邪魔もしないで何も言わないでお前は、お前は、 血色の悪い真っ青な手とひび割れそうな真っ赤な手で いくら限りなく強くなったって、なんかダメらしいよ それでも i や虚ろのせいで歪みくさったあの夏を 否定できなかった捨てられなかった俺が、俺が、僕が馬鹿だったのさ |
レッドデータクリーチャーとんだ茶番劇さ お前も人間だったとはね 脱皮した抜け殻から 出てきた姿に呆れたさ 冷血動物の演技 冷酷な目をしたふりをして 背後じゃ別の生き物を かくまっていただなんて せっかく生き残りの仲間を 見つけたと思ってたのに ぬか喜びだったのだな 畜生 ちくしょう こうして私はまたひとりぼっち レッドデータ 絶滅危惧種のはずが どうしてなかなか滅びないまま 残っちまったこの種の最後の一人 さみしいかなしいくるしいこわい 助けを請い手を伸ばす生き延び方 単独で生きたこの身なら 指差す権利くらいあるはずなのに 総じて慎ましく申し上げたって たった一個「弱者」のワードが抜けない 文字通り軟弱なお前らに向かい 私はなんでこうも怯えにゃならないの 「両手つないでさあ死ぬまでひとつ」 遠慮するよ つなぐための手がないから こうして私はまたひとりぼっち レッドデータ 絶滅危惧種はいやだよ 本当はひたすら羨んでただけ 笑うお前を横目に明日も一人 | 日食なつこ | 日食なつこ | 日食なつこ | | とんだ茶番劇さ お前も人間だったとはね 脱皮した抜け殻から 出てきた姿に呆れたさ 冷血動物の演技 冷酷な目をしたふりをして 背後じゃ別の生き物を かくまっていただなんて せっかく生き残りの仲間を 見つけたと思ってたのに ぬか喜びだったのだな 畜生 ちくしょう こうして私はまたひとりぼっち レッドデータ 絶滅危惧種のはずが どうしてなかなか滅びないまま 残っちまったこの種の最後の一人 さみしいかなしいくるしいこわい 助けを請い手を伸ばす生き延び方 単独で生きたこの身なら 指差す権利くらいあるはずなのに 総じて慎ましく申し上げたって たった一個「弱者」のワードが抜けない 文字通り軟弱なお前らに向かい 私はなんでこうも怯えにゃならないの 「両手つないでさあ死ぬまでひとつ」 遠慮するよ つなぐための手がないから こうして私はまたひとりぼっち レッドデータ 絶滅危惧種はいやだよ 本当はひたすら羨んでただけ 笑うお前を横目に明日も一人 |
レーテンシー待ち合わせで忙しいらしい君にさようなら 漠然とした大丈夫にもう騙される僕らじゃない 熟した果実 満開の花 収穫時間違えないで 僕の明日を君が枯らす権利与えた覚えはない そりゃ待ってりゃいつかは来るさ痺れを切らした未来の方から 待ってるだけしか能の無い奴の面を拝みにさ 退屈な世界その真ん中に空いたブラックホール 味見のような人生を繰り返す誰かの残骸だよ 待ち合わせで忙しいらしい君にさようなら レンズの割れたぶっ壊れた望遠鏡ずっと覗いていろ 退屈な世界その真ん中を超えろブラックホール 味見のような人生を繰り返す奴は連れていけないよ 全知全能の君のはず待つ以外の策が無いわけがない 僕、被投資対象外ですか 吸い殺される気は毛頭ないこの 退屈な世界その真ん中に空いたブラックホール 味見のような人生を繰り返すお前の残骸だよ 退屈な世界その真ん中を超えろブラックホール 味見のような人生を繰り返してほしくはないんだよ 真っ暗闇に飛び込んだ 落下速度は隕石を超える 地獄の底を飲み干した もう騙される僕らじゃない | 日食なつこ | 日食なつこ | 日食なつこ | | 待ち合わせで忙しいらしい君にさようなら 漠然とした大丈夫にもう騙される僕らじゃない 熟した果実 満開の花 収穫時間違えないで 僕の明日を君が枯らす権利与えた覚えはない そりゃ待ってりゃいつかは来るさ痺れを切らした未来の方から 待ってるだけしか能の無い奴の面を拝みにさ 退屈な世界その真ん中に空いたブラックホール 味見のような人生を繰り返す誰かの残骸だよ 待ち合わせで忙しいらしい君にさようなら レンズの割れたぶっ壊れた望遠鏡ずっと覗いていろ 退屈な世界その真ん中を超えろブラックホール 味見のような人生を繰り返す奴は連れていけないよ 全知全能の君のはず待つ以外の策が無いわけがない 僕、被投資対象外ですか 吸い殺される気は毛頭ないこの 退屈な世界その真ん中に空いたブラックホール 味見のような人生を繰り返すお前の残骸だよ 退屈な世界その真ん中を超えろブラックホール 味見のような人生を繰り返してほしくはないんだよ 真っ暗闇に飛び込んだ 落下速度は隕石を超える 地獄の底を飲み干した もう騙される僕らじゃない |
廊下を走るなままならないことばかりをしているよ 問うてばっかで答えが欲しいよ 間に合わない後悔ばかりを知っていくよ 連れていけなかった君のこと 二度としないと誓ったことはまたいつかするんだろう 叱られるのは嫌うくせに導かれたいなんてエゴの極み 「廊下を走るな」「陰口叩くな」「飯は残すな」「挨拶忘れるな」 そういうことはあの頃誰もが教えられているはずなのに 許せない景色ばかりに出くわすよ 過ぎた正義は首を絞めるよ 気に入らない人ばかり目につくよ きっと似ているからなんだろう ひゅるりひゅるりと夜風が耳元で何かを吐き捨てる 嫌われるのが怖いくせに優しくできないのはバカの極み 「廊下を走るな」「陰口叩くな」「飯は残すな」「挨拶忘れるな」 落書きだらけの机の上で全部覚えたはずなのに 目次すら見当たらない教科書を今日も開く こじらせたエゴのそもそもの始まりがどっか教えてよ ページをめくるごとに命も費えてゆく 全部を読み終えた頃に僕の命も終わるのだろう 「廊下を走るな」「陰口叩くな」「飯は残すな」「挨拶忘れるな」 そういうことはあの頃誰もが教えられているはずなのに 忘れて生きてる探して泣いてる大人の僕らが欲しい答えは 落書きだらけの机の上で全部覚えたはずなのに そういうことはあの頃誰もが教えられているはずなのだ | 日食なつこ | 日食なつこ | 日食なつこ | | ままならないことばかりをしているよ 問うてばっかで答えが欲しいよ 間に合わない後悔ばかりを知っていくよ 連れていけなかった君のこと 二度としないと誓ったことはまたいつかするんだろう 叱られるのは嫌うくせに導かれたいなんてエゴの極み 「廊下を走るな」「陰口叩くな」「飯は残すな」「挨拶忘れるな」 そういうことはあの頃誰もが教えられているはずなのに 許せない景色ばかりに出くわすよ 過ぎた正義は首を絞めるよ 気に入らない人ばかり目につくよ きっと似ているからなんだろう ひゅるりひゅるりと夜風が耳元で何かを吐き捨てる 嫌われるのが怖いくせに優しくできないのはバカの極み 「廊下を走るな」「陰口叩くな」「飯は残すな」「挨拶忘れるな」 落書きだらけの机の上で全部覚えたはずなのに 目次すら見当たらない教科書を今日も開く こじらせたエゴのそもそもの始まりがどっか教えてよ ページをめくるごとに命も費えてゆく 全部を読み終えた頃に僕の命も終わるのだろう 「廊下を走るな」「陰口叩くな」「飯は残すな」「挨拶忘れるな」 そういうことはあの頃誰もが教えられているはずなのに 忘れて生きてる探して泣いてる大人の僕らが欲しい答えは 落書きだらけの机の上で全部覚えたはずなのに そういうことはあの頃誰もが教えられているはずなのだ |
ログマロープ断崖絶壁切り立った崖のその切っ先に立ってんだ もう1秒だって今の自分で居たくないんだ 目下に広がる大展望は未来の気配を孕んでいる 始めることも終わらすことも出来る 北風が強く吹いている 耳元でやたらと騒ぎ立てる 後にも先にも飛ぶなら今しかないんだ 刻一刻と削れていくこの足元はどのみち落ちてしまう このまんまここに居るのが一番まずい 最後に 歓声を 上げたのは いつだ? 考える時間をください背水の陣で言って気づく 考える時間なんて腐るほどあった 余裕ぶっこいて猶予にギリギリまで甘んじたらこんな結果 同情の余地などない 腹を決めろ まさに今、 鋼の心臓 打たれるたび熱くなる 矢印ばっかの世界を生意気に歩けばいい 鋼の心臓 生意気に歩こうぜ そして絶賛落下中やっぱ最初は全然上手く飛べないな 身を切る風も思ったよりも冷たいな 一歩進んで二歩戻って三回転んでもう満身創痍 不可能が牙を剥く 無事でなどいたくない、 鋼の心臓 打たれるたび熱くなる 計画倒れの世界に呆れたなら導けばいい 鋼の心臓 呆れたなら導こうぜ 鋼の心臓 打たれるたび熱くなる 矢印ばっかの世界を生意気に歩けばいい 鋼の心臓 打たれるたび熱くなる 計画倒れの世界に呆れたなら導けばいい 断崖絶壁切り立った崖のその切っ先に立ってんだ もう1秒だって今の自分で居たくないんだ 目下に広がる大展望は未来の気配を孕んでいる ひっくり返して遊ぼうぜ | 日食なつこ | 日食なつこ | 日食なつこ | | 断崖絶壁切り立った崖のその切っ先に立ってんだ もう1秒だって今の自分で居たくないんだ 目下に広がる大展望は未来の気配を孕んでいる 始めることも終わらすことも出来る 北風が強く吹いている 耳元でやたらと騒ぎ立てる 後にも先にも飛ぶなら今しかないんだ 刻一刻と削れていくこの足元はどのみち落ちてしまう このまんまここに居るのが一番まずい 最後に 歓声を 上げたのは いつだ? 考える時間をください背水の陣で言って気づく 考える時間なんて腐るほどあった 余裕ぶっこいて猶予にギリギリまで甘んじたらこんな結果 同情の余地などない 腹を決めろ まさに今、 鋼の心臓 打たれるたび熱くなる 矢印ばっかの世界を生意気に歩けばいい 鋼の心臓 生意気に歩こうぜ そして絶賛落下中やっぱ最初は全然上手く飛べないな 身を切る風も思ったよりも冷たいな 一歩進んで二歩戻って三回転んでもう満身創痍 不可能が牙を剥く 無事でなどいたくない、 鋼の心臓 打たれるたび熱くなる 計画倒れの世界に呆れたなら導けばいい 鋼の心臓 呆れたなら導こうぜ 鋼の心臓 打たれるたび熱くなる 矢印ばっかの世界を生意気に歩けばいい 鋼の心臓 打たれるたび熱くなる 計画倒れの世界に呆れたなら導けばいい 断崖絶壁切り立った崖のその切っ先に立ってんだ もう1秒だって今の自分で居たくないんだ 目下に広がる大展望は未来の気配を孕んでいる ひっくり返して遊ぼうぜ |
ローカルミーハーのうた商店街の真ん中を今日も猫が歩いていく 堂々とした足跡を残していく 街角に笑い声とパンの香りが漂っていく 香ばしい夢を作る秘密基地 お菓子屋のおじさんは実はとっても話し上手 その声が聞きたくてみんな寄っていく いなりとかんぴょう巻 その2つで続く歴史がある 握る手は変わってもずっとあの味 ローカルミーハー この街にあふれる物語の ローカルミーハー 1ページに僕もなれますように 今日もきらきら踊る 街の隅の道場で靴を揃えてお辞儀をして あの子は立派な大人になってゆく 上手くいかなかった日もいつか良い思い出になる 宝石みたいな駄菓子にはそんな魔法がかかってる ローカルミーハー この街にあふれる物語の ローカルミーハー 1ページに僕もなれますように 花吹雪が駆け抜ける この街のことを私何も知らなかった きらめく物語がこんなにいっぱいあった 終わる場所から始まる場所へ 未来を背負って魚が泳ぐ ローカルミーハー この街にあふれる物語の ローカルミーハー 1ページに僕もなれますように 今日もきらきら踊る 花吹雪が駆け抜ける この街の物語は 今日も眩しく光る | 日食なつこ | 日食なつこ | 日食なつこ | | 商店街の真ん中を今日も猫が歩いていく 堂々とした足跡を残していく 街角に笑い声とパンの香りが漂っていく 香ばしい夢を作る秘密基地 お菓子屋のおじさんは実はとっても話し上手 その声が聞きたくてみんな寄っていく いなりとかんぴょう巻 その2つで続く歴史がある 握る手は変わってもずっとあの味 ローカルミーハー この街にあふれる物語の ローカルミーハー 1ページに僕もなれますように 今日もきらきら踊る 街の隅の道場で靴を揃えてお辞儀をして あの子は立派な大人になってゆく 上手くいかなかった日もいつか良い思い出になる 宝石みたいな駄菓子にはそんな魔法がかかってる ローカルミーハー この街にあふれる物語の ローカルミーハー 1ページに僕もなれますように 花吹雪が駆け抜ける この街のことを私何も知らなかった きらめく物語がこんなにいっぱいあった 終わる場所から始まる場所へ 未来を背負って魚が泳ぐ ローカルミーハー この街にあふれる物語の ローカルミーハー 1ページに僕もなれますように 今日もきらきら踊る 花吹雪が駆け抜ける この街の物語は 今日も眩しく光る |
ワールドマーチワールドマーチ 高らかに声を上げて 世界は今日も行進を続ける 足並みを揃えて前を見据える 体と思いは食い違っていてもよしとする ワールドマーチ 体と想いが一緒に動く君は 離れたところから見ている 「私は皆のように列に入れない出来損ない」 寂しそうに言って笑う 剥がれ落ちそうな靴底が 君の歩いた距離を語る なのにそれも隠して またそんな風に笑う だってそれは君が生きた証明なんだろ? もういいからさ この世で一番 高い塔の上に2人で立って 世界の全てを見下そうよ それが許されるくらい 君はもう歩いたよ ワールドマーチ よく見れば 誰も彼も見ている方向は バラバラのまま歩いてる 当たり前に姿も声も違うこと 何故か彼らはひどく怯える そのザマで?どの口で?君をなじる? もう滅茶苦茶にしてやりたい衝動に駆られる それすら羨ましそうに見つめる君に 僕は 一生 叶わないんだろうと知る もういいからさ この世で一番 高い塔の上に2人で立って 世界の全てを見下そうよ それが許されるくらい 君はもう生きた ワールドマーチ 高らかに声を上げて 世界は今日も行進を続ける その群れを外れて街を抜ける 僕らの未来を誰も知りはしない | 日食なつこ | 日食なつこ | 日食なつこ | | ワールドマーチ 高らかに声を上げて 世界は今日も行進を続ける 足並みを揃えて前を見据える 体と思いは食い違っていてもよしとする ワールドマーチ 体と想いが一緒に動く君は 離れたところから見ている 「私は皆のように列に入れない出来損ない」 寂しそうに言って笑う 剥がれ落ちそうな靴底が 君の歩いた距離を語る なのにそれも隠して またそんな風に笑う だってそれは君が生きた証明なんだろ? もういいからさ この世で一番 高い塔の上に2人で立って 世界の全てを見下そうよ それが許されるくらい 君はもう歩いたよ ワールドマーチ よく見れば 誰も彼も見ている方向は バラバラのまま歩いてる 当たり前に姿も声も違うこと 何故か彼らはひどく怯える そのザマで?どの口で?君をなじる? もう滅茶苦茶にしてやりたい衝動に駆られる それすら羨ましそうに見つめる君に 僕は 一生 叶わないんだろうと知る もういいからさ この世で一番 高い塔の上に2人で立って 世界の全てを見下そうよ それが許されるくらい 君はもう生きた ワールドマーチ 高らかに声を上げて 世界は今日も行進を続ける その群れを外れて街を抜ける 僕らの未来を誰も知りはしない |