青い炎生命(いのち)をかけて 愛しているの 私は青い 炎になって 言葉でなんか とても とても 言えないが 誰にもまけは しないほど それでももしや 嫌いじゃないの 小さな胸は つぶれるでしょう あなたの気持 とても とても 怖くって 覗(のぞ)いてさえも 見られずに このままそっと 死んでもいいの 届かぬ思い 抱きしめながら 別れるなんて とても とても 辛いから せめてもそばに いるだけで | 三島敏夫 | 矢野亮 | 白石十四男 | 小谷充 | 生命(いのち)をかけて 愛しているの 私は青い 炎になって 言葉でなんか とても とても 言えないが 誰にもまけは しないほど それでももしや 嫌いじゃないの 小さな胸は つぶれるでしょう あなたの気持 とても とても 怖くって 覗(のぞ)いてさえも 見られずに このままそっと 死んでもいいの 届かぬ思い 抱きしめながら 別れるなんて とても とても 辛いから せめてもそばに いるだけで |
ALOHA OEHa' aheo ka ua ina pali Ke nihi aela i ka nahele E uhai ana paha i ka liko Pua ahihi lehua o uka Aloha Oe Aloha Oe E ke onaona noho ika lipo One fond embrace a hoi ae au Until we meet again Aloha Oe Aloha Oe E ke onaona noho ika lipo One fond embrace a hoi ae au Until we meet again | 三島敏夫 | Q.Liliuokalani | Q.Liliuokalani | Q.Liliuokalani | Ha' aheo ka ua ina pali Ke nihi aela i ka nahele E uhai ana paha i ka liko Pua ahihi lehua o uka Aloha Oe Aloha Oe E ke onaona noho ika lipo One fond embrace a hoi ae au Until we meet again Aloha Oe Aloha Oe E ke onaona noho ika lipo One fond embrace a hoi ae au Until we meet again |
浅草しぐれ逢えば別れが 悲しいものを 逢えぬ淋(さみ)しさ 尚更(なおさら)つらい あなた偲んで 仲見世通り どこか似たよな うしろ影 ひと目逢いたい……… 夜の浅草 通り雨 うるむネオンに 抱かれて眠る 恋の灯(あかり)よ 言問橋(ことといばし)よ いっそ涙も 思い出さえも 捨ててゆきたい 隅田川 頬にこぼれる……… 夜の浅草 露(つゆ)しぐれ いつか忘れる あの人なのに 飲めば未練が またつのる ひさご千束(せんぞく) 噂に聞けば 今じゃ妻子(つま)さえ いるという 肩に冷たい……… 夜の浅草 みぞれ雨 | 三島敏夫 | 上野たけし | 上野たけし | 馬場良 | 逢えば別れが 悲しいものを 逢えぬ淋(さみ)しさ 尚更(なおさら)つらい あなた偲んで 仲見世通り どこか似たよな うしろ影 ひと目逢いたい……… 夜の浅草 通り雨 うるむネオンに 抱かれて眠る 恋の灯(あかり)よ 言問橋(ことといばし)よ いっそ涙も 思い出さえも 捨ててゆきたい 隅田川 頬にこぼれる……… 夜の浅草 露(つゆ)しぐれ いつか忘れる あの人なのに 飲めば未練が またつのる ひさご千束(せんぞく) 噂に聞けば 今じゃ妻子(つま)さえ いるという 肩に冷たい……… 夜の浅草 みぞれ雨 |
あの人だからあんな男と 別れなさいと お店の友だち みんなに言われるわ 苦労ばかりと 思うけど わたしがいなけりゃ だめになる あの人だから 暮らしてみるわ もうしばらくは 嘘も平気で ついたりするが 根っからいけない 人とは思えない 駅へ迎えに 来るような やさしい心も 持っている あの人だから 暮らしてみるわ もうしばらくは 若くないから 心のささえ 強がり言っても ほんとは欲しいのよ いつかまじめに なるのなら このまま結婚 してもいい あの人だから 暮らしてみるわ もうしばらくは | 三島敏夫 | 木下龍太郎 | 櫻田誠一 | 櫻田誠一 | あんな男と 別れなさいと お店の友だち みんなに言われるわ 苦労ばかりと 思うけど わたしがいなけりゃ だめになる あの人だから 暮らしてみるわ もうしばらくは 嘘も平気で ついたりするが 根っからいけない 人とは思えない 駅へ迎えに 来るような やさしい心も 持っている あの人だから 暮らしてみるわ もうしばらくは 若くないから 心のささえ 強がり言っても ほんとは欲しいのよ いつかまじめに なるのなら このまま結婚 してもいい あの人だから 暮らしてみるわ もうしばらくは |
おひとよし女は惚れたら 死ぬまで尽くします 男は気まぐれ 一夜で気が変わる 寝物語にあなたにあまえ 私の過去を打ち明けた あゝあゝおひとよし おひとよし 恋は路地裏 こぼれ花 女はきれいな 別れを願います 男はつめたく 鍵まで投げわたす 顔のやつれを化粧でかくし 捧げた愛は誰のため あゝあゝおひとよし おひとよし 寒いこの部屋 またひとり 女はかぼそい 背中で咽(むせ)びます 男は口笛 夜明けの風のなか 命がけだといいことばかり あなたもきざな人だった あゝあゝおひとよし おひとよし 誰かに聞かそう 怨みうた | 三島敏夫 | 林涼 | 伊藤雪彦 | 伊藤雪彦 | 女は惚れたら 死ぬまで尽くします 男は気まぐれ 一夜で気が変わる 寝物語にあなたにあまえ 私の過去を打ち明けた あゝあゝおひとよし おひとよし 恋は路地裏 こぼれ花 女はきれいな 別れを願います 男はつめたく 鍵まで投げわたす 顔のやつれを化粧でかくし 捧げた愛は誰のため あゝあゝおひとよし おひとよし 寒いこの部屋 またひとり 女はかぼそい 背中で咽(むせ)びます 男は口笛 夜明けの風のなか 命がけだといいことばかり あなたもきざな人だった あゝあゝおひとよし おひとよし 誰かに聞かそう 怨みうた |
面影北国の 春浅い川岸 涙をこらえ ちぎれた雲を じっと見ていた あの娘(こ)よ おくれ毛が おくれ毛が 風に吹かれ 白いうなじが ふるえてた 北国の アカシヤの並木よ 二人の愛の イニシャルきざみ 恋をちぎった 思い出 あの頃は あの頃は 若い胸が いつもせつなく 燃えていた 北国の 春浅くめぐって 別れたあの娘 面影だけが 今日もこころに しみるよ 淋しそな 淋しそな 影のあった 可愛いあの娘の 面影よ | 三島敏夫 | 水島哲 | 狛林正一 | 鈴木英明 | 北国の 春浅い川岸 涙をこらえ ちぎれた雲を じっと見ていた あの娘(こ)よ おくれ毛が おくれ毛が 風に吹かれ 白いうなじが ふるえてた 北国の アカシヤの並木よ 二人の愛の イニシャルきざみ 恋をちぎった 思い出 あの頃は あの頃は 若い胸が いつもせつなく 燃えていた 北国の 春浅くめぐって 別れたあの娘 面影だけが 今日もこころに しみるよ 淋しそな 淋しそな 影のあった 可愛いあの娘の 面影よ |
君は心の妻だから愛しながらも 運命(さだめ)に敗(ま)けて 別れたけれど 心はひとつ ぼくの小指を 口にくわえて 涙ぐんでた 君よ ああ 今でも愛している 君は心の 妻だから めぐり逢(あ)えたら はなしはしない 二人といない やさしい人よ 君のうなじの あのぬくもりが 忘れられない 今日も ああ 思えば涙が出る 君は心の 妻だから 強く生きるよ 生きてることが いつかは君に 幸せ運ぶ ぼくにすがって 胸をたたいて きっと泣くだろ 君は ああ その日を夢見ている 君は心の 妻だから | 三島敏夫 | なかにし礼 | 鶴岡雅義 | 櫻田誠一 | 愛しながらも 運命(さだめ)に敗(ま)けて 別れたけれど 心はひとつ ぼくの小指を 口にくわえて 涙ぐんでた 君よ ああ 今でも愛している 君は心の 妻だから めぐり逢(あ)えたら はなしはしない 二人といない やさしい人よ 君のうなじの あのぬくもりが 忘れられない 今日も ああ 思えば涙が出る 君は心の 妻だから 強く生きるよ 生きてることが いつかは君に 幸せ運ぶ ぼくにすがって 胸をたたいて きっと泣くだろ 君は ああ その日を夢見ている 君は心の 妻だから |
くちなしの花いまでは指輪も まわるほど やせてやつれた おまえのうわさ くちなしの花の 花のかおりが 旅路のはてまで ついてくる くちなしの白い花 おまえのような 花だった わがままいっては 困らせた 子どもみたいな あの日のおまえ くちなしの雨の 雨の別れが いまでも心を しめつける くちなしの白い花 おまえのような 花だった 小さな幸せ それさえも 捨ててしまった 自分の手から くちなしの花を 花を見るたび 淋(さみ)しい笑顔が また浮かぶ くちなしの白い花 おまえのような 花だった | 三島敏夫 | 水木かおる | 遠藤実 | 伊藤雪彦 | いまでは指輪も まわるほど やせてやつれた おまえのうわさ くちなしの花の 花のかおりが 旅路のはてまで ついてくる くちなしの白い花 おまえのような 花だった わがままいっては 困らせた 子どもみたいな あの日のおまえ くちなしの雨の 雨の別れが いまでも心を しめつける くちなしの白い花 おまえのような 花だった 小さな幸せ それさえも 捨ててしまった 自分の手から くちなしの花を 花を見るたび 淋(さみ)しい笑顔が また浮かぶ くちなしの白い花 おまえのような 花だった |
恋あざみ愛しあっても どうにもならぬ 今日と言う日が 行(ゆ)き止まり 思い出だけの あなたゆえ 遠くで倖せ 祈りましょう あたしは酒場の 恋あざみ 純(うぶ)な気持ちで 愛していても 生きて行(ゆ)くには つらすぎる あたしはどうせ 夜の花 やさしい言葉は かけないで このままだまって 別れたい 恋の苦さを 忘れるために 呑(の)めぬお酒も 呑みました どうせ咲かない 花だもの これきりあなたにゃ 会いません あたしは涙の 恋あざみ | 三島敏夫 | 泉淳三 | 彩木雅夫 | 伊藤雪彦 | 愛しあっても どうにもならぬ 今日と言う日が 行(ゆ)き止まり 思い出だけの あなたゆえ 遠くで倖せ 祈りましょう あたしは酒場の 恋あざみ 純(うぶ)な気持ちで 愛していても 生きて行(ゆ)くには つらすぎる あたしはどうせ 夜の花 やさしい言葉は かけないで このままだまって 別れたい 恋の苦さを 忘れるために 呑(の)めぬお酒も 呑みました どうせ咲かない 花だもの これきりあなたにゃ 会いません あたしは涙の 恋あざみ |
千代ちゃんこれ以上待ってても無駄ですか 千代ちゃん めぐり逢ったその時に ひと目惚れ 単純と笑うかも 知れないけれど 日ごと夜ごとに 夢うつつ 僕のお嫁に 来てくれないか 千代ちゃん 愛してごめんなさい ごめんなさい 清潔さが好きだと云ってくれたよネ 千代ちゃん それだけで身体中が 燃えたのさ 今日まで色良い 返事を待って 近頃プライドも 捨てたのに 理由(わけ)があるなら 教えてほしい 千代ちゃん 愛してごめんなさい ごめんなさい 最後の手紙 徹夜で書いて送ります 千代ちゃん 迷惑だったら 宛先不明で返して下さい そしたらショックを受けて 泣くだけ泣いて ひとときの幻想(まぼろし)と あきらめる 千代ちゃん 幸せになってよネ 千代ちゃん 愛してごめんなさい ごめんなさい | 三島敏夫 | 佐伯一郎 | 佐伯一郎 | 川上英一 | これ以上待ってても無駄ですか 千代ちゃん めぐり逢ったその時に ひと目惚れ 単純と笑うかも 知れないけれど 日ごと夜ごとに 夢うつつ 僕のお嫁に 来てくれないか 千代ちゃん 愛してごめんなさい ごめんなさい 清潔さが好きだと云ってくれたよネ 千代ちゃん それだけで身体中が 燃えたのさ 今日まで色良い 返事を待って 近頃プライドも 捨てたのに 理由(わけ)があるなら 教えてほしい 千代ちゃん 愛してごめんなさい ごめんなさい 最後の手紙 徹夜で書いて送ります 千代ちゃん 迷惑だったら 宛先不明で返して下さい そしたらショックを受けて 泣くだけ泣いて ひとときの幻想(まぼろし)と あきらめる 千代ちゃん 幸せになってよネ 千代ちゃん 愛してごめんなさい ごめんなさい |
人妻椿愛しの妻よ 泣くじゃない たとえ別れて 住めばとて 仰ぐみ空に 照る月は 西も東も 同じこと また来る春が ないじゃない ふまれふまれて こぼれ散る 路の小草(おぐさ)の 花でさえ 待てばまた咲く 時があろ 浮世の風よ 吹くじゃない めぐり逢うまで 帰るまで 吹けば涙の 白露に 濡れて傷つく 紅椿 | 三島敏夫 | 高橋掬太郎 | 竹岡信幸 | 伊藤雪彦 | 愛しの妻よ 泣くじゃない たとえ別れて 住めばとて 仰ぐみ空に 照る月は 西も東も 同じこと また来る春が ないじゃない ふまれふまれて こぼれ散る 路の小草(おぐさ)の 花でさえ 待てばまた咲く 時があろ 浮世の風よ 吹くじゃない めぐり逢うまで 帰るまで 吹けば涙の 白露に 濡れて傷つく 紅椿 |
冬子ふたりで暮らせる しあわせほしい 声をしのんで 泣いていた 男のわがまま 気ままな夢に 黙ってたえてた つくしてくれた 冬子 冬子の 泣きぼくろ ひとりにさせたら 気がかりだけど 泣かせちゃいけない これ以上 闇夜に咲いてる 夕顔みたい どこか淋しい おまえの笑顔 冬子 冬子は 白い花 別れてはじめて つらさを知った 港さすらい 酒を飲む 遠くはなれて しあわせ祈る 愛した女は おまえがひとり 冬子 冬子 こころ妻 | 三島敏夫 | たかたかし | 弦哲也 | 山田年秋 | ふたりで暮らせる しあわせほしい 声をしのんで 泣いていた 男のわがまま 気ままな夢に 黙ってたえてた つくしてくれた 冬子 冬子の 泣きぼくろ ひとりにさせたら 気がかりだけど 泣かせちゃいけない これ以上 闇夜に咲いてる 夕顔みたい どこか淋しい おまえの笑顔 冬子 冬子は 白い花 別れてはじめて つらさを知った 港さすらい 酒を飲む 遠くはなれて しあわせ祈る 愛した女は おまえがひとり 冬子 冬子 こころ妻 |
松の木小唄お山の松の木ゃ なにをまつ まんまるお月さん 出るをまつ 私しゃ誰まつ 胸でまつ 今夜もあなたの 来るをまつ 手紙の返事も ナシの花 高嶺の花だと あきらめた どうせあの娘は 人の花 そっと涙を フキの花 あなたは私の 宝物 なんにもほかには ほしくない ダイヤモンドが あなたなら ほかの男は 砂利の石 九千万人 いるなかで しんそこ惚れたは あなただけ 雷さんが 鳴ったとて つないだこの手が 離さりょか あなたの背中へ 指でかく 好きと云う字を カナで書く 読んで頂戴 さかさまに 女ごころの なぞだもの | 三島敏夫 | 西沢爽 | 不詳 | | お山の松の木ゃ なにをまつ まんまるお月さん 出るをまつ 私しゃ誰まつ 胸でまつ 今夜もあなたの 来るをまつ 手紙の返事も ナシの花 高嶺の花だと あきらめた どうせあの娘は 人の花 そっと涙を フキの花 あなたは私の 宝物 なんにもほかには ほしくない ダイヤモンドが あなたなら ほかの男は 砂利の石 九千万人 いるなかで しんそこ惚れたは あなただけ 雷さんが 鳴ったとて つないだこの手が 離さりょか あなたの背中へ 指でかく 好きと云う字を カナで書く 読んで頂戴 さかさまに 女ごころの なぞだもの |
待宵草どれほど涙で やつれたら 恋しいあなたに 逢えるのか 夢で抱かれて 目覚めれば 夜空の月さえ おぼろです 待って待って 待ちわびる 待宵草よ 忘れてしまえる ものならば これほど悩みは しないのに 月のしずくに 濡れながら あなたに焦がれて 咲いている 待って待って 待ちわびる 待宵草よ 地獄もみました 生きるため それでも心は きれいです せめてあなたに 逢うまでは 咲かせていたいの この命 待って待って 待ちわびる 待宵草よ | 三島敏夫 | たかたかし | 弦哲也 | 山田年秋 | どれほど涙で やつれたら 恋しいあなたに 逢えるのか 夢で抱かれて 目覚めれば 夜空の月さえ おぼろです 待って待って 待ちわびる 待宵草よ 忘れてしまえる ものならば これほど悩みは しないのに 月のしずくに 濡れながら あなたに焦がれて 咲いている 待って待って 待ちわびる 待宵草よ 地獄もみました 生きるため それでも心は きれいです せめてあなたに 逢うまでは 咲かせていたいの この命 待って待って 待ちわびる 待宵草よ |
夫婦鏡たとえ死んでもいいわ あなたのためなら 幸福な女だと世間は 言うでしょう あなたの重荷に なりたくないのよ 夫婦鏡にうつし出す別れの薄化粧 涙をためていた女がいたことを 憶えていてほしい 何も悔やんでないわあなたのためなら 言いつけを守るのは私の務めよ あなたの名前を汚したくないのよ 夫婦鏡の裏側にふたりの名前を書いて 秘かにみつめていた女がいたことを 憶えていてほしい いいえ困らせないわ あなたのためなら 生まれつきお互いに立場が違うわ あなたに迷惑かけたくないのよ 夫婦鏡の片方を形見に抱きしめて 悲しく身をひいた女がいたことを 憶えていてほしい | 三島敏夫 | 千家和也 | 彩木雅夫 | 櫻田誠一 | たとえ死んでもいいわ あなたのためなら 幸福な女だと世間は 言うでしょう あなたの重荷に なりたくないのよ 夫婦鏡にうつし出す別れの薄化粧 涙をためていた女がいたことを 憶えていてほしい 何も悔やんでないわあなたのためなら 言いつけを守るのは私の務めよ あなたの名前を汚したくないのよ 夫婦鏡の裏側にふたりの名前を書いて 秘かにみつめていた女がいたことを 憶えていてほしい いいえ困らせないわ あなたのためなら 生まれつきお互いに立場が違うわ あなたに迷惑かけたくないのよ 夫婦鏡の片方を形見に抱きしめて 悲しく身をひいた女がいたことを 憶えていてほしい |
夜霧よ今夜もありがとうしのび会う恋を つつむ夜霧よ 知っているのか ふたりの仲を 晴れて会える その日まで かくしておくれ 夜霧 夜霧 僕等はいつも そっと言うのさ 夜霧よ今夜も有難う 夜更けの街に うるむ夜霧よ 知っているのか 別れのつらさ いつか二人で つかむ幸せ 祈っておくれ 夜霧 夜霧 僕等はいつも そっと言うのさ 夜霧よ今夜も有難う | 三島敏夫 | 浜口庫之助 | 浜口庫之助 | 櫻田誠一 | しのび会う恋を つつむ夜霧よ 知っているのか ふたりの仲を 晴れて会える その日まで かくしておくれ 夜霧 夜霧 僕等はいつも そっと言うのさ 夜霧よ今夜も有難う 夜更けの街に うるむ夜霧よ 知っているのか 別れのつらさ いつか二人で つかむ幸せ 祈っておくれ 夜霧 夜霧 僕等はいつも そっと言うのさ 夜霧よ今夜も有難う |
夜の銀狐淋(さみ)しくないかい うわべの恋は こころをかくして 踊っていても ソーロ・グリス・デ・ラ・ノーチェ 信じておくれよ ソーロ・グリス・デ・ラ・ノーチェ 愛しているのさ ほしくはないかい 女としての 静かなしあわせ ほしくはないかい 泣きたくないかい 一人の部屋の 灯(あか)りをまさぐる 夜更(よふ)けの時間 ソーロ・グリス・デ・ラ・ノーチェ ドレスが泣いてる ソーロ・グリス・デ・ラ・ノーチェ くちびるむなしい 小さなマンション おまえのために さがしておいたよ 二人で住みたい ソーロ・グリス・デ・ラ・ノーチェ 信じておくれよ ソーロ・グリス・デ・ラ・ノーチェ 愛しているのさ きれいな服も すてきだけれど にあうと思うよ エプロン姿 | 三島敏夫 | 水沢圭吾 | 中川博之 | 川上英一 | 淋(さみ)しくないかい うわべの恋は こころをかくして 踊っていても ソーロ・グリス・デ・ラ・ノーチェ 信じておくれよ ソーロ・グリス・デ・ラ・ノーチェ 愛しているのさ ほしくはないかい 女としての 静かなしあわせ ほしくはないかい 泣きたくないかい 一人の部屋の 灯(あか)りをまさぐる 夜更(よふ)けの時間 ソーロ・グリス・デ・ラ・ノーチェ ドレスが泣いてる ソーロ・グリス・デ・ラ・ノーチェ くちびるむなしい 小さなマンション おまえのために さがしておいたよ 二人で住みたい ソーロ・グリス・デ・ラ・ノーチェ 信じておくれよ ソーロ・グリス・デ・ラ・ノーチェ 愛しているのさ きれいな服も すてきだけれど にあうと思うよ エプロン姿 |
わたし祈ってます身体にじゅうぶん 注意をするのよ お酒もちょっぴり ひかえめにして あなたは男でしょ 強く生きなきゃ だめなの 私の 事など 心配しないで 幸せになってね わたし 祈ってます あなたはちっとも 悪くはないのよ 女の私が わがままでした あなたの側にいて 何もして あげられずに サヨナラ するのは 哀しいものよ 幸せになってね わたし 祈ってます 時間が必ず 解決するのよ どんなに苦しい 出来事だって あなたは私より もっといい人 見つけて いいわね お願い 泣いちゃ可笑しいわ 幸せになってね わたし 祈ってます | 三島敏夫 | 五十嵐悟 | 五十嵐悟 | 伊藤雪彦 | 身体にじゅうぶん 注意をするのよ お酒もちょっぴり ひかえめにして あなたは男でしょ 強く生きなきゃ だめなの 私の 事など 心配しないで 幸せになってね わたし 祈ってます あなたはちっとも 悪くはないのよ 女の私が わがままでした あなたの側にいて 何もして あげられずに サヨナラ するのは 哀しいものよ 幸せになってね わたし 祈ってます 時間が必ず 解決するのよ どんなに苦しい 出来事だって あなたは私より もっといい人 見つけて いいわね お願い 泣いちゃ可笑しいわ 幸せになってね わたし 祈ってます |