高橋掬太郎作詞の歌詞一覧リスト  167曲中 1-167曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
恋のステップ福来スズ子(趣里)福来スズ子(趣里)高橋掬太郎服部ヘンリー服部隆之あなたの胸に 抱かれりゃ 花も燃えそな 紅の色 チェリオ 嬉しいようで 恥ずかしい 恋のステップ 夢心地 チェリオ  真心一つ 末かけた 固く結んだ 胸の紐 チェリオ 嬉しいようで 恥ずかしい 恋のステップ 夢心地 チェリオ  五色のグラス 男気の 受けりゃこぼれる 仇情 チェリオ 嬉しいようで 恥ずかしい 恋のステップ 夢心地 チェリオ  あなたと歌う 恋の唄 胸に降ります キッスの雨 チェリオ 嬉しいようで 恥ずかしい 恋のステップ 夢心地 チェリオ
雨に咲く花入山アキ子入山アキ子高橋掬太郎池田不二男安川一志およばぬことと 諦めました だけど恋しい あの人よ 儘(まま)になるなら いま一度 ひと目だけでも 逢いたいの  別れた人を 思えばかなし 呼んでみたとて 遠い空 雨に打たれて 咲いている 花がわたしの 恋かしら  はかない夢に すぎないけれど 忘れられない あの人よ 窓に涙の セレナーデ ひとり泣くのよ むせぶのよ ひとり泣くのよ むせぶのよ
古城入山アキ子入山アキ子高橋掬太郎細川潤一安川一志松風騒ぐ 丘の上 古城よ独(ひと)り 何偲(しの)ぶ 栄華の夢を 胸に追い あゝ 仰げば佗(わ)びし 天守閣  崩れしままの 石垣に 哀れを誘う 病葉(わくらば)や 矢弾(やだま)のあとの ここかしこ あゝ 往古(むかし)を語る 大手門  甍(いらか)は青く 苔(こけ)むして 古城よ独り 何偲ぶ たたずみおれば 身にしみて あゝ 空行く雁(かり)の 声悲し
雨に咲く花松浦百美子松浦百美子高橋掬太郎池田不二男杉山ユカリおよばぬことと 諦めました だけど恋しい あの人よ 儘(まま)になるなら いま一度 ひと目だけでも 逢いたいの  別れた人を 思えばかなし 呼んでみたとて 遠い空 雨に打たれて 咲いている 花がわたしの 恋かしら  はかない夢に すぎないけれど 忘れられない あの人よ 空に涙の セレナーデ ひとり泣くのよ むせぶのよ ひとり泣くのよ むせぶのよ
ここに幸あり松浦百美子松浦百美子高橋掬太郎飯田三郎伊戸のりお嵐も吹けば 雨も降る 女の道よ なぜ険し 君を頼りに 私は生きる ここに幸あり 青い空  誰にもいえぬ 爪のあと 心にうけた 恋の鳥 ないてのがれて さまよい行(ゆ)けば 夜の巷の 風かなし  命のかぎり 呼びかける こだまのはてに 待つは誰(たれ) 君によりそい 明るく仰ぐ ここに幸あり 白い雲
躍進四日市伊藤久男伊藤久男高橋掬太郎古関裕而奥山貞吉空の鳥さへ みな来て覗く 街は文化の 街は文化の はなざかり 躍進々々 サアサ謳へよ四日市  濠州通ひを 横附けさせて みなと繁昌の みなと繁昌の ひとはやし 躍進々々 サアサ謳へよ四日市  御代は萬代 萬古のけむり 咲いた菜の花 咲いた菜の花 黄 金 色 躍進々々 サアサ謳へよ四日市  山車(だし)は二十六 若い衆は總出 祭衣裳の 祭衣裳の 程のよさ 躍進々々 サアサ謳へよ四日市
大敦賀行進曲伊藤久男伊藤久男高橋掬太郎古関裕而奥山貞吉西へ行こうか 東へ行こうか 港敦賀は 東洋の波止場 名残り惜しめば テープもぬれて 明日は異国の 星の下  一目千本 咲かせて咲いて よせる人波 花換まつり 昔思えば 涙がほろり 月もおぼろの 金ヶ崎  気比の松原 さざ波よせて 君とドライブ 恥かし嬉し 思いこがれりゃ 何処何処までも 通う恋路の 舟御輿  町に煙突 港にマスト 空に勢いの 煙をそめて 意気のスクラム 嬉しじゃないか 開く敦賀の 暁の色  誰と乗りましょ 国際列車 遠い波路を はるばる着いて 青い眸の あこがれ乗せて 花の東京へ 一走り
菅平シーハイル松平晃松平晃高橋掬太郎古関裕而奥山貞吉スキーかゝえてホテルの一夜 あけりゃ馬そりの鈴音はるか すべろすべろよ菅平 おゝよぶよストック シーハイル  胸にサラサラ粉雪とんで 日本ダボスの白銀月夜 すべろすべろよ菅平 おゝよぶよストック シーハイル  根子の嶺からあちらを見れば まねくアルプス千里も一里 すべろすべろよ菅平 おゝよぶよストック シーハイル
ここに幸あり大月みやこ大月みやこ高橋掬太郎飯田三郎服部克久嵐もふけば 雨も降る 女の道よ なぜ険し 君を頼りに 私は生きる ここに幸あり 青い空  誰にも言えぬ 爪のあと 心にうけた 恋の鳥 ないてのがれて さまよい行けば 夜の巷の 風かなし  命のかぎり 呼びかける こだまの果てに 待つは誰 君によりそい 明るく仰ぐ ここに幸あり 白い雲
啼くな小鳩よ北島三郎北島三郎高橋掬太郎飯田三郎福田正啼くな小鳩よ 心の妻よ なまじなかれりゃ 未練がからむ たとえ別りょうと 互の胸に 抱いていようよ おもかげを  旅ははるばる 涯ないとても 呼べば届くよ 夜毎の夢に 思い出したら 祈ろじゃないか つきぬえにしを 身の幸を  さらば小鳩よ 心の妻よ 瞳曇るな また逢う日まで 帽子振り振り 後ふり向けば 曉(あけ)の野風が ただ寒い
古城二見颯一二見颯一高橋掬太郎細川潤一安形和巳松風さわぐ 丘の上 古城よ独(ひと)り 何偲ぶ 栄華の夢を 胸に追い あゝ 仰げば侘(わび)し 天守閣  崩れしままの 石垣に 哀れを誘う 病葉(わくらば)や 矢弾(やだま)のあとの ここかしこ あゝ 往古(むかし)を語る 大手門  甍(いらか)は青く 苔(こけ)むして 古城よ独り 何偲ぶ たたずみおれば 身にしみて あゝ 空行く雁(かり)の 声悲し
嵐を衝いて伊藤久男伊藤久男高橋掬太郎古関裕而奥山貞吉鞭をあぐれば胸を打つ 雨の飛沫のはげしさよ 嵐 嵐 嵐を衝いて 馬車は荒野の涯を行く  道はあれども泥の海 しばし立寄る蔭もない 嵐 嵐 嵐を衝いて どこが今宵の宿じゃやら  涙みせない男だが 空が曇れば気も暗い 嵐 嵐 嵐を衝いて 旅の一日ついほろり
鳴門くもれば伊藤久男伊藤久男高橋掬太郎古関裕而奥山貞吉鳴門くもれば 瀬の瀬が見えぬ 逢いに来るやら 来ないやら 恋の逢瀬は なお見えぬ  通う白帆は 百あるとても いとし恋しの 帆は一つ あとの九十九は 目につかぬ  逢うて泣こうか 逢わずに泣こか わたしゃ鳴門の こがれ潮 胸に思いの 渦が巻く
大楠公の歌中野忠晴中野忠晴高橋掬太郎古関裕而奥山貞吉月影闇き笠置山 行在(かりや)の庭の露しげく 帝(みかど)の御衣(ぎょい)にかかる時 猛(たけ)くも立ちぬ 大楠公  金剛山の朝霧に 群(むらが)り来る賊軍を 駈け悩ませし菊水の 旗風かおる 千早城  正成一人あるかぎり 叡慮(えいりょ)を安め給えよと 聞くだに雄々し一言に あゝ天日は 輝きぬ  また降りかかる五月雨に 覚悟の鎧ぬらしつつ わが子を諭す桜井の 別離に啼くや 時鳥  鬼神にまさる勇あるも 時いたらぬをいかにせん 刀折れ矢弾つきはてて 恨みは深し 湊川  七度人と生れ来て 世の醜草(しこぐさ)を滅さん 盡忠義烈 萬代(よろずよ)に 祖国を護る 大楠公
吹雪峠松平晃松平晃高橋掬太郎古関裕而奥山貞吉峠日暮れて空は暗く 吹雪ふゞけば心いたむ アー アー 身を切る風の 風のさむさ  橇は急げど路は遠く ひゞく鈴音いとし駒よ アー アー はるばる旅は 旅はかなし  鳴らす角笛胸にしみて 涙ちるちる思いさみし アー アー 恋しや街の 街の灯
吹雪の彼方松平晃松平晃高橋掬太郎古関裕而奥山貞吉トロイカに 身をのせて 鞭をふるふる 吹雪の曠野 心いそげど 行手は遙か 町はどこやら まだ見えぬ  日は落ちて 風さむく 胸にしむしむ 流転の思い 男なりゃこそ 希望を抱いて ひとり千里の 旅を行く  雪の夜の まよい鳥 啼いてとぶとぶ 行方はいずこ 遠いあの空 故郷の空を 仰ぎゃ恋しい 顔が浮く  はるばると 北の国 鈴が鳴る鳴る 曠野の果よ 走れトロイカ あの丘越えりゃ 恋し灯が 招くだろ
たそがれの浜松平晃松平晃高橋掬太郎古関裕而奥山貞吉瀬波 磯波 かえして寄せて 今日も暮れるか 片割月よ 一度別れて 二度来ぬ船は 旅の鳥より まだ憎い  誰を松風 待たしておいて さきは白帆の 空ふく風よ 鴎なぜ啼く なくなじゃないが 泣いて逢われる 恋じゃない  沖の灯台 灯(ひ)のつく頃は 逢えぬお方が 恋しゅてならぬ ひとりとぼとぼ 磯浜づたい ふめば砂さえ さらさらと
利根の河原に豆千代豆千代高橋掬太郎古関裕而奥山貞吉利根の河原に なよなよと あの日のように あのように 今年も咲いた 花あやめ 花よ咲け咲け いつまでも せめてふたりの 思い出に  葦(よし)の葉蔭の よしきりは また来るけれど 来るけれど むかしの夢は 二度来ない 花よ咲け咲け いつまでも せめてふたりの 思い出に  朝は朝霧 夜は夜霧 別れた日から あの日から かわかぬ胸を 誰が知ろ 花よ咲け咲け いつまでも せめてふたりの 思い出に  あやめ花咲く 利根川の 流れる水に 行く水に さみしくのこる 影一つ 花よ咲け咲け いつまでも せめてふたりの 思い出に
泣いたとて豆千代豆千代高橋掬太郎古関裕而奥山貞吉花にまた咲く日はあれど 仇な情をなんとしょう 泣いて居ります泣いたとて 逢えるお方じゃないけれど  もつれ糸なら 解きましょが 切れた縁をなんとしょう 泣いて居ります泣いたとて 逢えるお方じゃないけれど  月も片割れ 片あかり 独りさみしい 影法師 泣いて居ります泣いたとて 逢えるお方じゃないけれど
峠の雨ミス・コロムビアミス・コロムビア高橋掬太郎古関裕而奥山貞吉心強そに 別れちゃ来たが 草の葉末の ほろほろしずく 峠三里を 泣き泣き越えた  待てというなら わしゃ待ちましょが 儘にならない 浮世じゃほどに 末をおもえば 涙がおちる  今日は雨ふる 峠の路よ 別れともなく 別れた身ゆえ わしが心も ほろほろぬれる
ここに幸あり菅原洋一菅原洋一高橋掬太郎飯田三郎大貫祐一郎嵐も吹けば 雨も降る 女の道よ なぜ険し 君をたよりに 私は生きる ここに幸あり 青い空  誰にもいえぬ 爪のあと 心に受けた 恋の鳥 ないてのがれて さまよい行けば 夜の巷(ちまた)の 風かなし  命のかぎり 呼びかける こだまのはてに 待つは誰 君によりそい 明るく仰ぐ ここに幸あり 白い雲 ここに幸あり 白い雲
雨に咲く花こおり健太こおり健太高橋掬太郎池田不二男杉山ユカリおよばぬことと 諦めました だけど恋しい あの人よ 儘になるなら いま一度 ひと目だけでも 逢いたいの  別れた人を 思えばかなし 呼んでみたとて 遠い空 雨に打たれて 泣いている 花がわたしの 恋かしら  はかない夢に すぎないけれど 忘れられない あの人よ 空に涙の セレナーデ ひとり泣くのよ むせぶのよ ひとり泣くのよ むせぶのよ
ここに幸あり三山ひろし三山ひろし高橋掬太郎飯田三郎伊戸のりお嵐も吹けば 雨も降る 女の道よ なぜ険し 君を頼りに 私は生きる ここに幸あり 青い空  誰にもいえぬ 爪のあと 心にうけた 恋の鳥 ないてのがれて さまよい行けば 夜の巷の 風かなし  命のかぎり 呼びかける こだまのはてに 待つは誰 君によりそい 明るく仰ぐ ここに幸あり 白い雲
利根の舟唄松平晃松平晃高橋掬太郎古関裕而利根の朝霧 櫓柄がぬれる 恋の潮来は 恋の 恋の潮来は 身もぬれる  島は十六 真菰の中の 花はひといろ 花は 花はひといろ 濃むらさき  夢の浮島 情の出島 風に思いの 風に 風に思いの 帆がはらむ
船頭可愛や三浦環三浦環高橋掬太郎古関裕而夢もぬれましょ 汐風夜風 船頭可愛や エー 船頭可愛や 波まくら  千里はなりょと 思いは一つ おなじ夜空の エー おなじ夜空の 月をみる  独りなりゃこそ 枕もぬれる せめて見せたや エー せめて見せたや わが夢を
古城谷龍介谷龍介高橋掬太郎細川潤一松風騒ぐ 丘の上 古城よ独(ひと)り 何偲(しの)ぶ 栄華(えいが)の夢を 胸に追い ああ 仰げば佗(わび)し 天守閣  崩れしままの 石垣に 哀れを誘う 病葉(わくらば)や 矢弾(やだま)のあとの ここかしこ あゝ 往古(むかし)を語る 大手門  甍(いらか)は青く 苔(こけ)むして 古城よ独り 何偲(しの)ぶ たたずみおれば 身にしみて あぁ 空行(そらゆ)く雁(かり)の 声悲し
南進乙女の歌二葉あき子二葉あき子高橋掬太郎古関裕而仁木他喜雄星が招くよ 南進の 瞳かがやく 乙女鳥 指さす彼方 憧れの 島は真珠の 波に浮く  胸にみどりの 風うけて 遠く友よぶ 乙女鳥 御朱印船の 船唄を ふけて偲ぶか 紅い月  仰ぐ日の丸 赤道の 雲に夢みる 乙女鳥 万里を越えて 島の子と 明日は取ろうよ 椰子の実を
雨に咲く花瀬口侑希瀬口侑希高橋掬太郎池田不二男西村真吾およばぬことと あきらめました だけど恋しい あの人よ ままになるなら いま一度 ひと目だけでも 逢いたいの  別れた人を 思えばかなし 呼んでみたとて 遠い空 雨に打たれて 咲いている 花がわたしの 恋かしら  はかない夢に すぎないけれど 忘れられない あの人よ 窓に涙の セレナーデ ひとり泣くのよ むせぶのよ  ひとり泣くのよ むせぶのよ
あゝ田原坂三山ひろし三山ひろし高橋掬太郎山口俊郎伊戸のりお雨はふるふる 人馬はすすむ かわい稚児(ちご)どんが ぬれて行く あゝ散るが花かよ 田原(たばる)坂  下げた血刀 笑うて振れば 風にとぶとぶ 乱れ雲 あゝ屍(かばね)さらすか 田原坂  我が胸の 燃ゆる思いに くらぶれば けむりはうすし 桜島山  どこで散ろうと 男の生命(いのち) 啼くな雲間の 時鳥(ほととぎす) あゝつきぬ恨みの 田原坂
一本刀土俵入り福田こうへい福田こうへい高橋掬太郎細川潤一白石十四男角力名乗りを やくざに代えて 今じゃ抱寝の 一本刀 利根の川風 まともに吹けば 人の情けを 人の情けを 思い出す  忘れられよか 十年前を 胸にきざんだ あのあねさんを 惚れたはれたと 言うてはすまぬ 義理が負い目の 義理が負い目の 旅合羽  見せてあげたい 男の夢も いつか崩れた 一本刀 悪い奴なら 抑えて投げて 行くがおいらの 行くがおいらの 土俵入り
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
炭坑節氷川きよし氷川きよし高橋掬太郎石倉重信石倉重信月が出た出た 月が出た (ヨイヨイ) 三池炭坑の 上に出た あんまり煙突が 高いので さぞやお月さん けむたかろ (サノ ヨイヨイ)  月がさし込む あばら家も (ヨイヨイ) なんの辛かろ 共苦労 好いて好かれて 暮らすなら 夢に黄金(こがね)の 花が咲く (サノ ヨイヨイ)  あなた オームか九官鳥 (ヨイヨイ) 見ればきれいで 口上手 うれしがらせを 言うけれど にてもやいても 喰わりゃせぬ (サノ ヨイヨイ)  ダイヤモンドが 欲しいなら (ヨイヨイ) 一度来てみな この山へ 男ざかりの さまちゃんが 意気で掘りだす 黒ダイヤ (サノ ヨイヨイ)
江差恋しや福田こうへい福田こうへい高橋掬太郎飯田三郎白石十四男江差(えさし)恋しや 別れて三月 夢もあの娘(こ)の ことばかり 沖の鴎(かもめ)の 鳴く声聞けば 逢えぬつらさが エー 身にしみる  影は瞼(まぶた)に 思いは胸に ひとりはるばる 波の上 月が傾く 高島忍路(おしょろ) せめて聞きたや エー 風だより  飛んで行きたい 心はあれど 船頭する身は 船まかせ 無事でいるかと 鴎に問えば 泣いているよな エー 声がする
酒は涙か溜息か三山ひろし三山ひろし高橋掬太郎古賀政男伊戸のりお酒は涙か ためいきか こゝろのうさの 捨てどころ  とおいえにしの かの人に 夜毎のゆめの 切なさよ  酒は涙か ためいきか かなしい恋の 捨てどころ  忘れた筈の かの人に のこる心を なんとしょう
酒は涙か溜息か秋元順子秋元順子高橋掬太郎古賀政男中村力哉酒は涙か 溜息か こころのうさの 捨てどころ  とおいえにしの かの人に 夜毎の夢の 切なさよ  酒は涙か 溜息か かなしい恋の 捨てどころ  忘れた筈の かの人に のこる心を なんとしょう
古城福田こうへい福田こうへい高橋掬太郎細川潤一川上英一松風騒ぐ 丘の上 古城よ独(ひと)り 何偲(しの)ぶ 栄華の夢を 胸に追い ああ 仰げば侘(わ)びし 天守閣  崩れしままの 石垣に 哀れを誘う 病葉(わくらば)や 矢弾(やだま)のあとの ここかしこ ああ 往古(むかし)を語る 大手門  甍(いらか)は青く 苔(こけ)むして 古城よ独り 何偲ぶ たたずみおれば 身にしみて ああ 空行く雁(かり)の 声悲し
ああ田原坂福田こうへい福田こうへい高橋掬太郎山口俊郎高田弘雨は降る降る 人馬は進む かわい稚児どんが 濡(ぬ)れてゆく あゝ 散るが花かよ 田原(たばる)坂  下(さ)げた血刀 笑うて振れば 風に飛ぶ飛ぶ 乱れ雲 あゝ かばねさらすか 田原坂  我が胸の 燃ゆる思ひに くらぶれば けむりはうすし 桜島山  どこで散ろうと 男の生命(いのち) 鳴くな雲間の ほととぎす あゝ つきぬ恨みの 田原坂
酒は涙か溜息か氷川きよし氷川きよし高橋掬太郎古賀政男石倉重信酒は涙か ためいきか こゝろのうさの 捨てどころ  とおいえにしの かの人に 夜毎のゆめの 切なさよ  酒は涙か ためいきか かなしい恋の 捨てどころ  忘れた筈の かの人に のこる心を なんとしょう
ここに幸あり市川由紀乃市川由紀乃高橋掬太郎飯田三郎嵐も吹けば 雨も降る 女の道よ なぜ険し 君を頼りに 私は生きる ここに幸あり 青い空  誰にもいえぬ 爪のあと 心にうけた 恋の鳥 ないてのがれて さまよい行けば 夜の巷の 風かなし  命のかぎり 呼びかける こだまのはてに 待つは誰 君によりそい 明るく仰ぐ ここに幸あり 白い雲
雨に咲く花高橋真梨子高橋真梨子高橋掬太郎池田不二男小林信吾およばぬことと 諦めました だけど恋しい あの人よ 儘になるなら いま一度 一目だけでも 逢いたいの  別れた人を 思えばかなし 呼んでみたとて 遠い空 雨に打たれて 咲いている 花がわたしの 恋かしら  はかない夢に すぎないけれど 忘れられない あの人よ 空に涙の セレナーデ ひとり泣くのよ 咽ぶのよ
ここに幸あり比嘉栄昇比嘉栄昇高橋掬太郎飯田三郎嵐も吹けば 雨も降る 女の道よ なぜ険し 君を頼りに 私は生きる ここに幸あり 青い空  誰にも言えぬ 爪のあと 心にうけた 恋の鳥 ないてのがれて さまよいゆけば 夜の巷(ちまた)の 風かなし  命のかぎり 呼びかける こだまの果(はて)に 待つは誰 君によりそい 明るく仰ぐ ここに幸あり 白い雲
酒は涙か溜息か細川たかし細川たかし高橋掬太郎古賀政男小杉仁三酒は涙か ためいきか こころのうさの 捨てどころ  とおいえにしの かの人に 夜毎の夢の 切なさよ  酒は涙か ためいきか かなしい恋の 捨てどころ  忘れた筈の かの人に のこる心を なんとしょう
恋のステップ笠置シヅ子笠置シヅ子高橋掬太郎服部ヘンリー服部ヘンリーあなたの胸に抱かれりゃ 花も燃えそな紅の色 チェリオ うれしいようではずかしい 恋のステップ夢心地 チェリオ  真心一つ 末かけて 固く結んだ胸の紐 チェリオ 嬉しいようで恥ずかしい 恋のステップ夢心地 チェリオ  五色のグラス男気の 受けりゃこぼれる仇情 チェリオ 嬉しいようで恥ずかしい 恋のステップ夢心地 チェリオ  あなたと歌う恋の唄 胸に降りますキッスの雨 チェリオ 嬉しいようで恥ずかしい 恋のステップ夢心地 チェリオ
古城清水博正清水博正高橋掬太郎細川潤一松風騒ぐ 丘の上 古城よ独り 何偲ぶ 栄華の夢を 胸に追い あゝ 仰げば佗びし 天守閣  崩れしままの 石垣に 哀れを誘う 病葉(わくらば)や 矢弾(やだま)のあとの ここかしこ あゝ 往古(むかし)を語る 大手門  甍(いらか)は青く 苔むして 古城よ独り 何偲ぶ たたずみおれば 身にしみて あゝ 空行く雁(かり)の 声悲し
古城福田こうへい福田こうへい高橋掬太郎細川潤一松風騒ぐ 丘の上 古城よ独り 何偲ぶ 栄華の夢を 胸に追い ああ 仰げば侘し 天守閣  いらかは青く こけむして 古城よ独り 何偲ぶ たたずみおれば 身にしみて ああ 空行く雁の 声悲し
ここに幸あり真奈尚子真奈尚子高橋掬太郎飯田三郎嵐も吹けば 雨も降る 女の道よ なぜ険し  君を頼りに 私は生きる ここに幸あり 青い空  誰にも言えぬ 爪のあと 心にうけた 恋の鳥  ないてのがれて さまよい行けば 夜の巷の 風かなし
ここに幸ありASKAASKA高橋掬太郎飯田三郎Tomoji Sogawa嵐も吹けば 雨も降る 女の道よ なぜ険し 君を頼りに 私は生きる ここに幸あり 青い空  誰にもいえぬ 爪のあと 心にうけた 恋の鳥 ないてのがれて さまよい行けば 夜の巷の 風かなし  命のかぎり 呼びかける こだまのはてに 待つは誰 君によりそい 明るく仰ぐ ここに幸あり 白い雲
木遣くずし北岡ひろし北岡ひろし高橋掬太郎俗曲格子づくりに 御神燈さげて 兄貴ゃ宅(うち)かと 姐御(あねご)に 問(と)えば 兄貴ゃ二階で 木遣りの稽(けい)古 音頭とるのは ありゃ宅の人 エンヤラ エンヤラヤ エンヤラ ヤレコノセ サノセ アレワサ エンヤラヤ  火消し稼業(かぎょう)の お前に惚(ほ)れて ジャン ジャン ジャンと来た 心の火の手 男意気なら まといにかけて 取っておくれよ この消し口を エンヤラ エンヤラヤ エンヤラ ヤレコノセ サノセ アレワサ エンヤラヤ  男嫌いと いわれた身だが 一度惚れたら とことんまでも 燃えてゆきます あたしの心 人が水さしゃ なお熱くなる エンヤラ エンヤラヤ エンヤラ ヤレコノセ サノセ アレワサ エンヤラヤ
かりそめの恋大月みやこ大月みやこ高橋掬太郎飯田三郎川上英一夜の銀座は 七いろネオン 誰にあげよか 唇を かりそめの恋 ああ 虹の恋 ふと触れ合うた 指かなし  どうせ売られた 花嫁人形 胸で泣いても 笑い顔 かりそめの恋 ああ 虹の恋 まぼろしならぬ 君欲しや  金の格子の 鳥籠抜けて 飛ぶか心の 青空へ かりそめの恋 ああ 虹の恋 夜風よ吹くな やわ肌に
船頭可愛や花村菊江花村菊江高橋掬太郎古関裕而松尾健司夢もぬれましょ 汐風夜風 船頭可愛や エー 船頭可愛や 波まくら  千里はなりょと 思いは一つ おなじ夜空の エー おなじ夜空の 月を見る  独りなりゃこそ 枕もぬれる せめて見せたや エー せめて見せたや わが夢を
下田夜曲花村菊江花村菊江高橋掬太郎竹岡信幸松尾健司千鳥なぜ啼く 下田の沖でヨー ないたからとてサー やらにゃならない 旅の船  伊豆の七島 通いもなろがヨー わたしゃ片恋サー 思いかよわす 船がない  思いきりましょ 切らぬと云うてもヨー 添うに添えなきゃサー 思い切るより なお辛い
雪の桜田門真山一郎真山一郎高橋掬太郎細川潤一細川潤一葵の旗に 風荒れて 春三月に 降る雪や 世の仇雲を 払わんと 白刄おどる 桜田門  [詩吟] 決然国を去って 天涯に向かう 生別又死別を 兼ぬるの時 弟妹は知らず 阿兄の志 慇懃に袖を索いて 帰期を問う (佐野竹之助)  勤皇攘夷 火と燃ゆる 男の意気は ただ一路 ひとたび起てば かえりみぬ この身を許せ 妻よ子よ  大老井伊を いまここに 討たんと迫る 十八士 降りつむ雪に 紅の 熱血しぶく 桜田門
残菊物語真山一郎真山一郎高橋掬太郎西脇功西脇功役者育ちも 芝居じゃ惚れぬ かけた情に 嘘はない 苦労やつれを 素顔に見せて あわれ 浪華の 侘び住居  かわい女房と 手を取り合えば つらい浮世も 花の宿 寒い夜風にゃ 肌よせ合うて 恋し東京を 夢に見る  「お徳、死んじゃいけない。生きてくれ、いつ までも、いつまでも生きていてくれ。いくらおい らが出世したって、お前が死んでしまっては、 何がうれしいものか、お前のいない世の中に は、桧舞台も何もありゃしないんだ。」  泣いちゃなるまい 泣かせちゃならぬ 命かけたが 恋の意地 桧舞台も 一人じゃ踏まぬ 胸におもかげ 抱いて踏む
婦系図真山一郎真山一郎高橋掬太郎佐伯としを佐伯としを恋に生きれば この世は狭い 仇な浮名の 切り通し 情け知らずの 夜風に吹かれ 散るか湯島の 白梅も  「命がけの願いが叶って こんないい男を夫に持って お蔦は日本一の果報者、 日蔭の身にも花の咲く日があるんだわねェ」  可哀そうだが 別れにゃならぬ 男心は 義理に泣く 月もおぼろの石段道に こぼす涙の ひとしずく  「ようやく 一緒になったと思う間もなく 生木の技を裂くように 引き裂かれて行く二人の運命だ あゝ 月は晴れても心は闇だ」  なんと頼もか 天神さまに 好いて好かれた 身の果を 恋の意地なら 建ててもみしょう お蔦 主税の 比翼塚
曽我兄弟真山一郎真山一郎高橋掬太郎細川潤一細川潤一兄者あれ見よ 空とぶ雁も 親子そろうて 行くものを 赤沢山の 狩くらに 無念や父は 討たれたり  [十郎]弟! [五郎]兄者人! [十郎]よいか 目ざす敵は工藤左エ門 いざ討ち取って 恨み晴らさん 弟ぬかるな  おのれ祐経 その名も憎し 恨み晴らさで おくべきか 十八年の 天津風 夜討に勇む 蝶千鳥  母の形身の 小袖を濡らす 富士の狩場の 血のしぶき 本懐とげし 兄弟の 名乗りを聞けや 時鳥(ほととぎす)
酒は涙か溜息か天童よしみ天童よしみ高橋掬太郎古賀政男酒は涙か 溜息か こころのうさの 捨てどころ  とおいえにしの かの人に 夜毎の夢の 切なさよ  酒は涙か 溜息か かなしい恋の 捨てどころ  忘れた筈の かの人に のこる心を なんとしょう
啼くな小鳩よ天童よしみ天童よしみ高橋掬太郎飯田三郎啼くな小鳩よ 心の妻よ なまじなかれりゃ 未練がからむ たとえ別りょと 互の胸に 抱いて居ようよ おもかげを  旅ははるばる 涯ないとても 呼べば届くよ 夜毎の夢に 思い出したら 祈ろじゃないか つきぬえにしを 身の幸を  さらば小鳩よ 心の妻よ 瞳曇るな また逢う日まで 帽子振り振り 後ふり向けば 暁(あけ)の野風が ただ寒い
七里ケ浜高田稔高田稔高橋掬太郎池田不二男奥山貞吉沖の白帆の 影遠く 夕汐さわぐ 七里ケ浜 昔をしのびさまよえば 啼く海鳥の声かなし  白き砂山 さらさらと くづれし恋よ かえらぬ君 磯うつ波はかわらねど あゝ変わり行くわが運命  古き思い出 辿る身に 風さえ侘し 七里ケ浜 はかなき夢のうつし世も 歎けばながしこの命
並木の雨井上ひろし井上ひろし高橋掬太郎池田不二男並木の路に 雨が降る どこの人やら 傘さして 帰る姿の なつかしや  並木の路は 遠い路 何時か別れた あの人の 帰り来る日は 何時であろ  並木の路に 雨が降る 何処か似ている 人故に 後姿の なつかしや
小判鮫の唄三門忠司三門忠司高橋掬太郎大村能章かけた情が いつわりならば なんで濡れよか 男の胸が かつら下地に ともしび揺れて いつか浮き名の こぼれ紅  好きといおうか 嫌いといおうか 嘘と誠は 両花道よ 仇な夜風に まただまされて ほろり落とした 舞い扇  誰の涙か 二片三片(ふたひらみひら) まわり舞台に 散る花片よ 恋は一筋 生命(いのち)にかけて なんの恐かろ 小判鮫
今池音頭ザ・ピーナッツザ・ピーナッツ高橋掬太郎飯田三郎ハア 名古屋ネ 名古屋よいとこ お城が招く ヨイトナ 花の今池 チョイト灯が招く ソレ 来てみな 来てみな 寄ってみな 金の鯱 ピーカピカピカ ピカピカ  ハア 今夜ネ 今夜逢いましょ メトロの駅で ヨイトナ ジャズが呼んでる チョイト 今池で ソレ 来てみな 来てみな 寄ってみな 金の鯱 ピーカピカピカ ピカピカ  ハア 願をネ 願をかけよか お百度踏もか ヨイトナ 古井の八幡 チョイト 縁結び ソレ 来てみな 来てみな 寄ってみな 金の鯱 ピーカピカピカ ピカピカ  ハア 名古屋ネ 名古屋見るなら 今池見やれ ヨイトナ いつも繁昌の チョイト 花盛り ソレ 来てみな 来てみな 寄ってみな 金の鯱 ピーカピカピカ ピカピカ
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
雨に咲く花石原裕次郎石原裕次郎高橋掬太郎池田不二男およばぬことと 諦めました だけど恋しい あの人よ 儘になるなら いま一度 ひと目だけでも 逢いたいの  別れた人を 思えばかなし 呼んでみたとて 遠い空 雨に打たれて 咲いている 花があたしの 恋かしら  はかない夢に すぎないけれど 忘れられない あの人よ 窓に涙の セレナーデ ひとり泣くのよ むせぶのよ
酒は涙か溜息か石原裕次郎石原裕次郎高橋掬太郎古賀政男酒は涙か 溜息か こころのうさの 捨てどころ  とおいえにしの かの人に 夜毎の夢の 切なさよ  酒は涙か 溜息か かなしい恋の 捨てどころ  忘れた筈の かの人に のこる心を なんとしょう
啼くな小鳩よ石原裕次郎石原裕次郎高橋掬太郎飯田三郎啼くな小鳩よ 心の妻よ なまじなかれりゃ 未練がからむ たとえ別りょと 互の胸に 抱いて居ようよ おもかげを  旅ははるばる 涯ないとても 呼べば届くよ 夜毎の夢に 思い出したら 祈ろじゃないか つきぬえにしを 身の幸を  さらば小鳩よ 心の妻よ 瞳曇るな また逢う日まで 帽子振り振り 後ふり向けば 暁(あけ)の野風が ただ寒い
並木の雨石原裕次郎石原裕次郎高橋掬太郎原野為二並木の路に 雨が降る どこの人やら 傘さして 帰る姿の なつかしや  並木の路は 遠い路 何時か別れた あの人の 帰り来る日は 何時であろ  並木の路に 雨が降る 何処か似ている 人故に 後姿の なつかしや
高原の宿林伊佐緒林伊佐緒高橋掬太郎林伊佐緒都思えば 日暮れの星も 胸にしみるよ 眼にしみる ああ 高原の 旅に来て ひとりしみじみ ひとりしみじみ 君呼ぶ心  風にもだえて 夜露に濡(ぬ)れて 丘のリンドウ 何嘆く ああ 高原の 宿にみる 夢ははるかよ 夢ははるかよ 面影恋し  暮れる山脈(やまなみ) 哀(かな)しく遠く 涙浮かぶよ 旅の身は ああ 高原の 夜となれば 点(とも)すランプも 点すランプも 切(せつ)ない心
博多夜船三善英史三善英史高橋掬太郎大村能章逢いに来たかよ 松原越しにヨー 博多通いの アレサ夜船の 灯が見える 灯が見える  恋の夜船は 夜の間にかえせヨー 明けりゃ仇波 アレサ浮名の 波が立つ 波が立つ  波も荒かろ 玄海あたりヨー かえしともない アレサ未練の 船じゃもの 船じゃもの
別れの燈台春日八郎春日八郎高橋掬太郎吉田矢健治別れ 別れ辛さに 唇かめば 啼いて渡るか 空とぶ鳥も 今宵かぎりの ふたりの影を 照らす岬の 燈台あかり  どこへ どこへ行こうが 逢わずにいよが 変らないのが 男のこころ つきぬ思いの その思い出に ともれ岬の 燈台あかり  ないて ないてはるばる 旅ゆく鳥も いつか帰るよ 故郷の空へ 明日は他国で 夢見る海を 照らせ岬の 燈台あかり
船頭可愛やGOLD LYLIC音丸GOLD LYLIC音丸高橋掬太郎古関裕而夢もぬれましょ 汐風夜かぜ 船頭可愛や エー 船頭可愛や 波まくら  千里はなりょと 思いは一つ おなじ夜空の エー おなじ夜空の 月をみる  独りなりゃこそ 枕もぬれる せめて見せたや エー せめて見せたや わが夢を
ここに幸あり天童よしみ天童よしみ高橋掬太郎飯田三郎嵐も吹けば 雨も降る 女の道よ なぜ険し 君を頼りに 私は生きる ここに幸あり 青い空  誰にも言えぬ 爪のあと 心にうけた 恋の鳥 ないてのがれて さまよい行けば 夜の巷の 風かなし  命のかぎり 呼びかける 谺(こだま)の果(は)てに 待つは誰 君によりそい 明るく仰ぐ ここに幸あり 白い雲
無法松の一生(度胸千両入り)大川栄策大川栄策高橋掬太郎古賀政男小倉生まれで 玄海育ち 口も荒いが 気も荒い 無法一代 涙を捨てて 度胸千両で 生きる身の 男一代 無法松  空にひびいた あの音は たたく太鼓の 勇駒 山車の竹笹 提灯は 赤い灯(あかし)に ゆれて行く 今日は祇園の 夏祭り 揃いの浴衣の 若い衆は 綱を引き出し 音頭とる 玄界灘の 風うけて ばちがはげしく 右左 小倉名代は 無法松 度胸千両の あばれうち  泣くな嘆くな 男じゃないか どうせ実らぬ 恋じゃもの 愚痴や未練は 玄界灘に 捨てて太鼓の 乱れ打ち 夢も通えよ 女男波
ここに幸あり氷川きよし氷川きよし高橋掬太郎飯田三郎石倉重信嵐も吹けば 雨も降る 女の道よ なぜ険(けわ)し 君を頼りに わたしは生きる ここに幸あり 青い空  誰にもいえぬ 爪のあと 心にうけた 恋の鳥 ないてのがれて さまよい行けば 夜の巷(ちまた)の 風哀し  いのちの限り 呼びかける こだまのはてに 待つは誰 君に寄り添い 明るく仰ぐ ここに幸あり 白い雲
足摺岬春日八郎春日八郎高橋掬太郎吉田矢健治つらい別れも 男であれば 涙見せずに 行く俺だ 土佐の高知の あの娘(こ)の声が 呼んで 呼んでいるよな 足摺岬(あしずりみさき)  思い残せば 港もかすむ 揺れるマストに 風が鳴る 胸に形見の かんざし抱いて つきぬ つきぬなごりの 足摺岬  鯨潮吹く 潮路をはるか 涙こらえて 行く俺だ 恋も情(なさけ)も また逢う日まで 捨てにゃ 捨てにゃならない 足摺岬
あゝ田原坂三橋美智也三橋美智也高橋掬太郎山口俊郎雨は降る降る 人馬は進む かわい稚児どんが 濡(ぬ)れてゆく あゝ 散るが花かよ 田原(たばる)坂  下(さ)げた血刀 笑うて振れば 風に飛ぶ飛ぶ 乱れ雲 あゝ かばねさらすか 田原坂  我が胸の 燃ゆる思ひに くらぶれば けむりはうすし 桜島山  どこで散ろうと 男の生命(いのち) 鳴くな雲間の ほととぎす あゝ つきぬ恨みの 田原坂
啼くな小鳩よ橋幸夫橋幸夫高橋掬太郎飯田信夫啼くな小鳩よ 心の妻よ なまじなかれりゃ 未練がからむ たとえ別りょと 互の胸に 抱いていようよ おもかげを  旅ははるばる 涯てないとても 呼べばとどくよ 夜毎の夢に 思い出したら 祈ろじゃないか つきぬえにしを 身の幸を  さらば小鳩よ 心の妻よ 瞳曇るな また逢う日まで 帽子振り振り 後ふり向けば 暁の野風が ただ寒い
雨に咲く花橋幸夫橋幸夫高橋掬太郎池田不二男およばぬことと 諦めました だけど恋しい あの人よ 儘になるなら いま一度 ひと目だけでも 逢いたいの  別れた人を 思えばかなし 呼んでみたとて 遠い空 雨に打たれて 咲いている 花がわたしの 恋かしら  はかない夢に すぎないけれど 忘れられない あの人よ 窓に涙の セレナーデ ひとり泣くのよ むせぶのよ
一本刀土俵入り五木ひろし五木ひろし高橋掬太郎細川潤一角力名乗りを やくざに代えて 今じゃ抱寝の 一本刀 利根の川風 まともに吹けば 人の情けを 人の情けを 思い出す  見せてあげたい 男の夢も いつか崩れた 一本刀 悪い奴なら 抑えて投げて 行くがおいらの 行くがおいらの 土俵入り
古城五木ひろし五木ひろし高橋掬太郎細川潤一松風騒ぐ 丘の上 古城よ独り 何偲ぶ 栄華の夢を 胸に追い ああ 仰げば佗し 天守閣  崩れしままの 石垣に 哀れを誘う 病葉(わくらば)や 矢弾(やだま)のあとの ここかしこ ああ 往古(むかし)を語る 大手門  いらかは青く こけむして 古城よ独り 何偲ぶ たたずみおれば 身にしみて ああ 空行く雁の 声悲し
瓢箪ブギ春日八郎春日八郎高橋掬太郎江口夜詩江口夜詩飲めや歌えや 世の中は 酒だ酒だよ 瓢箪ブギ どうせ飲むなら 養老の滝を 飲んでみたいよ 腹一杯 滝がお酒に なったとさ アほんとかね エほんとかね そりゃ ほんとかね そんないいこと もうないか ブラブラ ブラブラ 瓢箪ブギ  何をくよくよ 世の中は いつも愉快に 瓢箪ブギ かわい女子の お酌でのめば 心うきうき 花かざり なすも南瓜も 恋の味 アほんとかね エほんとかね そりゃ ほんとかね そこで一杯 もう一杯 ブラブラ ブラブラ 瓢箪ブギ  酒は良いもの 世の中は 酔って踊ろよ 瓢箪ブギ いくら飲んでも 養老の滝が 空になったる ためしない 飲めよあびろよ 滝の水 アほんとかね エほんとかね そりゃ ほんとかね 腰の瓢箪 親ゆずり ブラブラ ブラブラ 瓢箪ブギ
東京悲歌(エレジー)三条町子三条町子高橋掬太郎飯田三郎飯田三郎まぶたとじれば まぶたに浮かぶ 思い出恋し 影いとし 命かぎりに 呼べばとて 君は答えず ああ雨が降る  祈る 三百六十五日 別れた人よ なぜ逢えぬ 鐘が鳴る鳴る ニコライ堂 ひとり泣けとか ああ雨が降る  たもと重たい 花嫁衣裳 泣き泣き着れば なお悲し ぬれた瞳に まぼろしの 君はいずこか ああ雨が降る
雨に咲く花関種子関種子高橋掬太郎池田不二男池田不二男およばぬことと あきらめました だけど恋しい あの人よ ままになるなら 今一度 ひと目だけでも 逢いたいの  別れた人を 想えば悲し 呼んでみたとて 遠い空 雨に打たれて 咲いている 花が私の 恋かしら  はかない夢に すぎないけれど 忘れられない あの人よ 窓に涙の セレナーデ 一人泣くのよ むせぶのよ
君恋いさのさ大津美子大津美子高橋掬太郎吉田矢健治ただひとり 故里(くに)をはなれて 他国のはてを 流れ浮き草 風まかせ 瞼とじれば ネェ 目にうかぶ 山よなつかし 君恋し  おとこなら いつかひと花 咲かせてみたい 意地があるから 夢もある 広い世界に ネェ ただひとり 妻と呼びたい ひともある  おもい寝の 夢に見てさえ しがない恋は とかく涙で 覚めやすい ままになるなら ネェ なれるなら 晴れて添い寝が してみたい
男の涙岡晴夫岡晴夫高橋掬太郎上原げんと夜の裏町 流して更けて 男泣かねど 散る涙 せめて唄おか あゝ せめて唄おか 切ない胸を 柳落葉の あの角で  旅の楽屋は 只さえ淋し 抱いたギターよ 何を泣く 云えぬ思いを あゝ 云えぬ思いを 心に秘めて 夢にあの日を 見るばかり  男なりゃこそ 笑って捨てた 恋よ情けよ 思い出よ 人にゃ見せない あゝ 人にゃ見せない 涙のしみを 知っておくれか お月さん
船は港にいつ帰る岡晴夫岡晴夫高橋掬太郎細川潤一風の便りも 二月三月 絶えて聞かねば 尚恋し 想い出すほど 逢いたさ見たさ 船は港に いつ帰る  啼くは千鳥か 夜更けの頃は 夢も涙に 濡れて散る 独り明かせば 瀬音もかなし 船は港に いつ帰る  どうせマドロス 浮寝の鳥に かけた情の たよりなさ 呼んでみたとて とどかぬ人よ 船は港に いつ帰る
啼くな小鳩よGOLD LYLIC岡晴夫GOLD LYLIC岡晴夫高橋掬太郎飯田三郎啼くな小鳩よ 心の妻よ なまじ啼かれりゃ 未練がからむ たとえ別りょと 互いの胸に 抱いていようよ 面影を  旅ははるばる 果てないとても 呼べば届くよ 夜ごとの夢に 思い出したら 祈ろじゃないか つきぬ縁(えにし)を 身の幸(さち)を  さらば小鳩よ 心の妻よ 瞳曇るな また逢う日まで 帽子ふりふり 後(あと)ふり向けば 暁(あけ)の野風が ただ寒い
おしどり笠小畑実小畑実高橋掬太郎大村能章かえる燕か また来る雁か 男なりゃこそ 一本刀 追うてくれるな 気まぐれ旅を 浮名散らしの 風が吹く  好いちゃなるまい 好かれちゃ困る どうせ気ままな街道ぐらし 富士の朝空 横目で仰ぎゃ 昨夜夢みた夢 胸に浮く  一夜二夜(ひとよふたよ)と 袖すり合えば いつかからむよ 思いの糸も 口でけなして 心で惚れて 道中合羽の 裏表  京に出ようか 浪花へ行こか 人も振り向く おしどり笠よ 明日の塒(ねぐら)を 草鞋(わらじ)に問えば あいと答える 眼が可愛い
連絡船の女小畑実小畑実高橋掬太郎上原げんと涙抑(おさ)えて 桟橋(さんばし)行けば ひびくドラの音(ね) 夜風の寒さ せめて投げよか あの日の人に 青いテープの 一筋を  花の都の 思い出秘めて ひとりはるばる 旅行く今宵 胸の傷手(いたで)に 連絡船の むせぶ汽笛よ 散るしぶき  暗い波間に ちぎって捨てる 恋の形見の 写真も哀(かな)し 啼(な)くな海鳥 この身の果ては どうせ流れて 消える星
遊侠の群れ小畑実小畑実高橋掬太郎利根一郎男素肌に 大利根川の 風が物いう 旅人すがた どこがねぐらか 今宵の宿か はいた草鞋(わらじ)の 緒が痛い  義理も人情も 堅気が勝ちよ やくざ渡世は 影さえ寒い 照る日曇る日 浮世の裏を 阿呆がらすの 泣き笑い  お江戸育ちは 啖呵(たんか)で知れて 背中(せな)の桜に 吹く夜嵐よ 明日は別れの 身にしみじみと 月の河原の 笛が泣く
平次八百八町の唄小畑実小畑実高橋掬太郎利根一郎好きも嫌いも 胸三寸に うかといえない 男のこころ 花の大江戸 八百八町 仇な浮世の 風が吹く  かけた謎なら 思案で解(と)ける なんと解こうか あの娘の素振り 恋の投げ銭 狙いはひとつ かわいけりゃこそ 夢に見る  影か柳か 呼子(よびこ)がさわぐ 月もおぼろの 大川づたい 腰の朱房を 夜風に吹かせ ひとり苦労の 苦笑い
旅姿勘太郎小畑実小畑実高橋掬太郎細川潤一風の吹きよで 塒が変わる 気まま暮しの 身は旅がらす うかと惚れまい 他国の涯で どうせひと夜の 泣き別れ  なまじ情が 心に沁みて つきぬ思いは 有明月夜 道は追分 戻ろか行こか 笠でかくした 未練顔  逢うて別れて いつまた逢える 夢もしがない 旅人渡世 愛(いと)しけりゃこそ 後見ぬものを 呼ぶな浅間の 閑古鳥
長崎悲歌小畑実小畑実高橋掬太郎飯田三郎青い波散る 長崎の 夜の巷(ちまた)に 咲く仇(あだ)花よ なぜに降るのか 心の傷に 更けて冷たい 霧の雨  山も燃えるか 君ゆえに 秘めてせつない 男のこころ ひとり牧場(まきば)の 夕空ながめ 涙拭(ぬぐ)えば 風が吹く  紅(べに)の月さす 窓陰に 肩を寄せれば 流れる涙 みなと長崎 マリアの鐘は だれが鳴らすか 身にしみる
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
花散る城下町佐々木新一佐々木新一高橋掬太郎江口浩司風に誘われ 花が散る 灯ともし頃の お堀端 君と歩いた 思い出恋し わがふるさとは 城下町  誰が書いたか 白壁に 相合傘の 恋の名を いまは人妻 あの日は遠く おもかげ消えぬ 胸痛し  ひとりたたずみ 初恋の むかしを想う お堀端 夢の名残りに 散る花哀し わがふるさとは 城下町
東京ざくら佐々木新一佐々木新一高橋掬太郎中野忠晴桜咲け咲け 東京ざくら 山手下町 一(ひ)といろに 浮かれ酒なら 浅草上野 花の中から 鐘がなる  江戸は錦絵(にしきえ) 助六さんの 傘を濡らした 花の雨 銀座新宿 桜はないが 招くネオンが 紅ざくら  九段ざくらは 男のさくら 意気で咲いたり 咲かせたり 名所めぐりも 高速時代 花の霞の 上を行く  東京タワーの 上から覗(のぞ)く かわいあの娘は どの窓に 花の咲く夜は 心もおぼろ お月さまさえ 一(ひ)と踊り
恋の火の鳥三条町子三条町子高橋掬太郎飯田三郎なぜに燃えるか 女のこころ どうせかなわぬ この胸に おもかげばかり 影ばかり あゝ うかぶまぶたの やるせなや やるせなや  恋は火の鳥 生命(いのち)のかぎり とべよ君住む あの空へ おもかげばかり 影ばかり あゝ 抱いてこの世が 生きらりょか 生きらりょか  ひとり諦め かなしく消える 星の運命(さだめ)か 身の果は おもかげばかり 影ばかり あゝ 偲ぶ心の やるせなや やるせなや
君よいづこ三条町子三条町子高橋掬太郎飯田三郎何故か消えないまぼろしの 君が心の花ならば ふるな都の夜の雨 更けてわびしく懐しく にじむ涙に たえらりょか  恋も命も泣きぬれて 風に散りゆく夢ならば ふるな都の夜の雨 思いあきらめ一人抱く 胸のいたみに たえらりょか  何故か忘れぬ面影の 君が心の星ならば ふるな都の夜の雨 涙かくして片恋を 明日のゆくてに 耐えよもの
涙呼ぶブルース三条町子三条町子高橋掬太郎林伊佐緒夜の街角流れて消える 唄は涙のブルースよ 一人もえれば吐息も悲し あゝ更けて淋しくかえる影  逢えぬ人ならあきらめましょうか くらいひとみに霧がふる 思い積もればまぼろし悲し あゝなぜか今宵も浮かぶ影  すゝり泣くのかネオンの色も 涙よぶよなブルースよ 一人かえればペーブも悲し あゝ夜の街角むせぶ影
君よその手を三条町子三条町子高橋掬太郎飯田三郎忘りょとすれば なおさら恋し まぶたに浮ぶ 影いとし 君よその手を 今一度 私の胸はもえている もえている  移り香消えぬ あの夜のたもと 涙でだけば 夢悲し 君よその手を 今一度 私の胸はぬれている ぬれている  すてねばならぬ 思い出なのに 夜も日も浮ぶ まぼろしよ 君よその手を 今一度 私の胸はよんでいる よんでいる
ヨコハマ・ブルース三条町子三条町子高橋掬太郎飯田三郎港の風が 涙の胸に しみるよ切なく やるせなく バイバイ バイバイ 走り行く船を 鴎なぜ呼ぶ あゝ 泣きながら  思い出だけを 心に残し 走り行くあの人 いつ帰る バイバイ バイバイ 見送る波止場 切れたテープの あゝ悲しさよ  なんにも言わずに 波間に流す 涙の花びら 胸の花 バイバイ バイバイ 泣くなよ鴎 どうせはかない あゝ恋ならば
夢よ惜しみなく三条町子三条町子高橋掬太郎利根一郎諦めましょか 捨てましょか 心のかげも 思い出も どうせ徒花(あだばな) 咲かぬ身なら 散れ散れ夢よ 惜しみなく  だまってかんだ 唇に あの夜の君よ なぜ浮かぶ どうせ逢うなら 哀しい願い 散れ散れ夢よ 惜しみなく  ひとりで書いて ひとり消す まぼろしゆえに なお淋し どうせ叶わぬ わが恋ならば 散れ散れ夢よ 惜しみなく
涙の日暮れ星三条町子三条町子高橋掬太郎山口俊郎振り向けば 振りかえる 忘られぬ人よ 別れの辛さ はぐれ鳥 旅の鳥 泣かずに おくれ どうせ涯ない 旅路なら  今別れ いつ逢える あてもない人よ はかないえにし 流れ雲 ちぎれ雲 泣かずに おくれ どうせ涙の 運命(さだめ)なら  声かぎり 呼べばとて 帰り来ぬ人よ 別れはかなし 日暮れ星 一つ星 泣かずに おくれ どうせ二度ない 夢ならば
港の丘の赤い屋根三条町子三条町子高橋掬太郎飯田三郎青い海には 白い船 港の丘には 赤い屋根 君と来た日の 思い出が そのまゝ目に浮かぶ 懐しさ あゝだけど だけど 私は独りぼっちなのよ  赤い屋根には 風見鶏 誰かを待つように 沖見てる 君と来た日の 思い出に そのまゝ何もかも 同じなの あゝだけど だけど 私は独りぼっちなのよ
かりそめの恋三条町子三条町子高橋掬太郎飯田三郎夜の銀座は 七いろネオン 誰にあげよか 唇を かりそめの恋 ああ 虹の恋 ふと触れ合うた 指かなし  どうせ売られた 花嫁人形 胸で泣いても 笑い顔 かりそめの恋 ああ 虹の恋 まぼろしならぬ 君欲しや  金の格子の 鳥籠抜けて 飛ぶか心の 青空へ かりそめの恋 ああ 虹の恋 夜風よ吹くな やわ肌に
紅椿の唄津村謙津村謙高橋掬太郎飯田三郎燃えて咲いても 紅椿 散るが運命(さだめ)の 身は悲し 君と歩いた 思い出の海辺 一人たどれば 胸は痛むよ  何をむせぶか 紅椿 昏(く)れて身に沁む 風の中 君と眺めた 思い出の月よ ひとり仰げば 胸はぬれゆく  散るなこころの 紅椿 たとえ二度ない 夢だとて 君と歌った 思い出の歌を ひとり歌えば 胸はくもるよ
母三人の歌津村謙津村謙高橋掬太郎利根一郎街の夕風 つめたい夜風 女心に なぜ沁みる 泣くな泣くなと いとし子胸に 流す涙も 母なればこそ  雨に嵐に まだ降る雪に つばさ傷むか 迷い鳥 知らぬ他国の 山越え野越え 流す涙も 母なればこそ  思い諦め 去り行く影を 呼ぶか木霊の あの声は 乳房抑(おさ)えて あとふり向いて 流す涙も 母なればこそ
赤いマフラー津村謙津村謙高橋掬太郎江口夜詩馬車は揺れるし 心は重し 泣くに泣けない 流れの旅よ 赤いマフラーは あの娘の形見 抱いて偲ぼか あの夜の夢を  風のまにまに 流れて暮らす 旅の花なら 名もない花よ 赤いマフラーに ほろりと落ちた 熱い涙も 佗しじゃないか  影はやつれて 思いは痩せて 楽屋泊まりの 身のはかなさよ 赤いマフラーを 抱きしめながら 夢に見ようか あの娘の顔を
恋の365日二宮ゆき子二宮ゆき子高橋掬太郎佐藤元彦小雨降る夜は 思い出の夜 おもかげばかりが 浮かんで来るの ひとつの傘を ふたりでさして 歩いたあの夜が 忘られないのよ 逢いたいの  あなたと踊れば うきうきうきと 夢見る思いで 心もゆれる いついつまでも このしあわせに すがっていたいの だれでも恋すりゃ こうかしら  一年365日 毎日逢っても まだ逢いたいの 逢わねば逢えぬ あなたとわたし 夜でも昼でも いっしょにいられる 身がほしい  好き好き大好き 愛すといわれ なんにもいえずに すがったわたし 小雨に濡れた 花びらのように ふるえるこの胸 恥ずかしうれしの 恋の夜
流れの花びら三門順子三門順子高橋掬太郎大村能章飽かれも 飽きもせぬものを 義理にせかれて 旅の空 笑顔つくれど 笑顔のかげに いつかこぼれて 散る涙  ひとりで解けば すすり泣く 君が好みの 青い帯 まして寝ざめの 寂しさ辛さ 星よなぜ呼ぶ あの空で  流れの旅の 浮き沈み 誰にすがろか 身の果を やるせ涙で 白粉とけば 肌につめたい 夜の雨
お七かんざし三門順子三門順子高橋掬太郎光永翰史なびきゃ極楽 すねれば地獄 渡る浮世の 裏おもて 投げたかんざし 笑顔でうけた にくい仕打ちが なぜ可愛  男嫌いが 男に惚れて 末はあだやら 情けやら 思い込んだら 命が的よ どうせ捨て身の 綱渡り  どこか似たようで あと振り向けば 土手の柳に おぼろ月 恋の折鶴 心に抱いて ひとり泣くのも 女ゆえ
残菊物語三門順子三門順子高橋掬太郎大村能章義理と情(なさけ)の 両花道で 迷う心の 行き戻り 女形(おやま)悲しや 紅白粉(べにおしろい)に 交(まじ)る涙が 身にしみる  一筋に思う お徳のまごころに ひかれて我も 名門を 捨てて浪花の 侘住居(わびずまい) のれんの菊も 色あせて  恋のまぼろし 心に秘めて あわれ浮世の 残り菊
一本刀土俵入り水城一狼水城一狼高橋掬太郎細川潤一「あの姐(あね)さん。お蔦さんといいなすったが、 すんでの事に死ぬところ、取的さんしっかりおしと 泣いて救けて下すった。なのにこの駒形茂兵衛は、面目ねえ」  角力名乗りを やくざに代えて 今じゃ抱寝の 一本刀 利根の川風 まともに吹けば 人の情を 人の情を 思い出す  「今でもはっきり覚えている。水戸街道は取手の宿の我孫子屋で、 立派な横綱におなりよと、紐に結んで二階から、 櫛かんざしに巾着ぐるみお情けをいただいた、あの時の取的でござんすよ」  忘れられよか 十年前を 胸にきざんだ あのあねさんを 惚れた はれたと 言うてはすまぬ 義理が負目の 義理が負目の 旅合羽  「姐さんッ。堪忍しておくんなさい。おはづかしゅうはござんすが」  見せてあげたい 男の夢も いつか崩れた 一本刀 悪い奴なら おさえて投げて 行くが俺らの 行くが俺らの 土俵入
傷心の夜三船浩三船浩高橋掬太郎林伊佐緒ひとり生きれば 都もさびし 暗い露地裏 仮の宿 思い出しても かえらぬ夢に 更けて涙の 星が散る  忘れたいのに まぼろし浮かぶ いまは人妻 遠い君 思い諦(あきら)め しあわせだけを 祈る心が なぜ痛む  古い手紙は 読むさえ悲し どうせはかなく 消えた恋 思い出すほど せつない胸に 吹くな都の 夜の風
嘘じゃないんだ三船浩三船浩高橋掬太郎鎌多俊与うそじゃないんだ 男のこころ 花の咲く日を 待ってておくれ 命も要らぬと 決めた恋 なんでこのまま 忘らりょか  夢で呼ぶんだ 逢いたい時は 何処へ行こうと 思いは通う この世に一人の僕の妻 いつも祈るよ 幸せを  花は咲くんだ 春さえ来れば 力落さず 待ってておくれ 別れて居たとて 燃える胸 抱いたおもかげ 放さりょか
あゝ谷川岳三船浩三船浩高橋掬太郎林伊佐緒君の名を呼び 仰げば悲し 谷川岳の 茜雲 あーしみじみと うつろの胸に 涙を誘う 風が吹く  尾根の夕月 侘しく遠く 心は傷(いた)む 登山口 あーおもかげは 瞼に消えず 木隠れ鳥よ 何を啼く  叫べど帰らぬ 君故悲し 谷川岳の 道標(みちしるべ) あーさむざむと 嘆きをこめて 今宵も降るか 山の霧  あーさむざむと 嘆きをこめて 今宵も降るか 山の霧
夜更けの酒場三船浩三船浩高橋掬太郎山口俊郎夜の都に 降る雨は 恋の涙か むせび音か 男ごころに しみじみと なぜか昔を 思わせる  ひとり今宵も 裏町の 暗い酒場で 酌む酒よ 胸の痛みに しみじみと 沁みる思いの やるせなや  なまじ情が 仇となる 恋の涙か 夜の雨 つきぬ歎きに しみじみと 更けて巷の しのび泣き
千曲川の恋三船浩三船浩高橋掬太郎小町昭流れの岸の 白百合も 風にそよげば 影さびし あの日の恋の 語らいを 思い出させる 千曲(ちくま)川 あゝ 哀愁の 水の音  心に秘めて 呼びかける 君のおもかげ なぜ遠い あの日の恋を まぼろしに ひとり佇(たたず)む 千曲川 あゝ 哀愁の 茜雲(あかねぐも)  涙で見れば 夕空の 山のけむりも 眼にしみる あの日の恋の 思い出が 残る白樺 千曲川 あゝ 哀愁の 胸痛し
恋の藤十郎若原一郎若原一郎高橋掬太郎飯田三郎役者頭巾(ずきん)の 濃(こい)むらさきに そっと隠した 男の涙 どうせこの世が お芝居ならば 河原千鳥よ 何を啼く  楽屋鏡に浮んで 消える 幼馴染の おもかげいとし 仇な仕種(しぐさ)に 身はやつしても うそに情が かけらりょか  茶屋のともしび 夜風にゆれて ひとり思えば せつないこころ 浮名ばかりに 影さえ細る あわれ坂田の藤十郎
つばくろ笠若原一郎若原一郎高橋掬太郎飯田三郎男わらじを 涙ではけば またもひと吹き 小夜(さよ)あらし 仇(あだ)な仁義に 生命(いのち)をかけた これがやくざの 泣き笑い  あばれ月代(さかやき) 情(なさけ)がからむ ここは追分 別れ道 雁(かり)に頼もか つばめに言おか どうせ旅寝の 片だより  濡れた瞼に おもかげ二つ 誰が呼ぶやら 招くやら 落ちる涙を 黙ってふいて 義理が生命の 道中笠
ながれ雲若原一郎若原一郎高橋掬太郎飯田三郎赤く咲いても 涙の花は 日昏(ぐ)れの丘の 曼珠沙華 誰れも知らない 寂しいこころ 風にふるえて ああ しのび泣く  君と手を取り 歩いた道も ひとりで行けば 影かなし 濡れた瞳に 侘しくにじむ 空の紅雲 ああ ながれ雲  燃えて咲いても 涙でしぼむ 愁いの花よ 曼珠沙華 呼べど届かぬ 逢うにも逢えぬ 恋の哀れに ああ 日が昏れる
丘にのぼりて若原一郎若原一郎高橋掬太郎飯田三郎丘にのぼりて 黄昏の 山に向かえば ふるさと恋し ああ いつの日かえる この身やら 心にしみる 遠い星  青いすすきの 穂を抜いて かめば苦いよ ふるさと恋し ああ 嫁ぐと聞いた あの人の まぼろしばかり 浮かぶ胸  流れ行く雲 なぜ急ぐ 山の向こうの ふるさと恋し ああ 遠くにありて 思う身に わびしくしみる 丘の風
ここに幸あり美空ひばり美空ひばり高橋掬太郎飯田三郎嵐も吹けば 雨も降る 女の道よ なぜ険し 君を頼りに 私は生きる ここに幸あり 青い空  誰にも言えぬ 爪のあと 心にうけた 恋の鳥 ないてのがれて さまよい行けば 夜の巷の 風かなし  命のかぎり 呼びかける 谺の果に 待つは誰 君によりそい 明るく仰ぐ ここに幸あり 白い雲
酒は涙か溜息かディック・ミネディック・ミネ高橋掬太郎古賀政男酒は涙か ためいきか こころのうさの 捨てどころ  とおいえにしの かの人に 夜毎の夢の 切なさよ  酒は涙か ためいきか かなしい恋の 捨てどころ  忘れた筈の かの人に のこる心を なんとしょう
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
涙の小花岡晴夫岡晴夫高橋掬太郎上原げんと雨の降る夜の 紅花黄花 何を嘆くか 肩よせて 儚い恋に 身をやつす 女かなしや 涙の小花  むりに笑えば なおなお辛い 別れ小径の 曲り角 諦めながら 泣きながら 女かなしや 又呼ぶその名  逢えぬ君故 しあわせ祈る 雨の夜ふけの 涙花 おしろい彫りの 夢一つ 女かなしや 心に秘めて
寒流春日八郎春日八郎高橋掬太郎吉田矢健治吉田矢健治海の暗さが 侘(わ)びしゅうてならぬ 風は冷たく ほほたたく 胸に浮かぶは あの娘(こ)の港 ほれて ほれて ほれていりゃこそ 思い出す  波が牙(きば)立つ 寒流はるか 行かにゃならない かじ枕 凍りつくよな 星影見れば なぜか なぜか なぜか心が 痛くなる  待っていなよと いうては来たが いつの日にまた 逢える身か 船が揺れれば 思いも揺れる 泣けて 泣けて 泣けてくるよな 海の果て
石狩川悲歌GOLD LYLIC三橋美智也GOLD LYLIC三橋美智也高橋掬太郎江口浩司君と歩いた 石狩の 流れの岸の 幾曲り 思い出ばかり 心につづく あゝ 初恋の 遠い日よ  ひとり仰げば ただわびし 木立の丘の 日昏(ひぐ)れ雲 くろかみ清く 瞼(まぶた)に消えぬ あゝ 初恋の 面影よ  君を思えば 身にしみる 石狩川の 夕風よ 二度とは逢(あ)えぬ この道なれば あゝ 初恋の 日が恋し
雨に咲く花GOLD LYLIC井上ひろしGOLD LYLIC井上ひろし高橋掬太郎池田不二男およばぬことと あきらめました だけど恋しい あの人よ ままになるなら 今一度 ひと目だけでも 逢いたいの  別れた人を 想えば悲し 呼んでみたとて 遠い空 雨に打たれて 泣いている 花が私の 恋かしら  はかない夢に すぎないけれど 忘れられない あの人よ 空に涙の セレナーデ 一人泣くのよ むせぶのよ
小判鮫の唄小畑実小畑実高橋掬太郎大村能章大村能章かけた情が いつわりならば なんで濡れよか 男の胸が かつら下地に ともしび揺れて いつか浮き名の こぼれ紅  好きといおうか 嫌いといおうか 嘘と誠は 両花道よ 仇な夜風に まただまされて ほろり落とした 舞い扇  誰の涙か 二片三片(ふたひらみひら) まわり舞台に 散る花片よ 恋は一筋 生命(いのち)にかけて なんの恐かろ 小判鮫
かりそめの恋美輪明宏美輪明宏高橋掬太郎飯田三郎夜の銀座は 七いろネオン 誰にあげよか 唇を かりそめの恋 ああ 虹の恋 ふと触れ合うた 指かなし  どうせ売られた 花嫁人形 胸で泣いても 笑い顔 かりそめの恋 ああ 虹の恋 まぼろしならぬ 君欲しや  金の格子の 鳥籠抜けて 飛ぶか心の 青空へ かりそめの恋 ああ 虹の恋 夜風よ吹くな やわ肌に
男涙の子守唄三橋美智也三橋美智也高橋掬太郎細川潤一木枯し寒く 夜は更(ふ)けて 月はさゆれど 身は悲し 坊やよい子だ ねんねこしゃんせ 声も涙の 貰い乳  斯身(このみ)飢(うゅ)れば斯児(このこ)育(そだ)たず 斯児(このこ)棄(すて)ざれば斯身(このみ)飢(う)ゆ 捨(すつ)るが是(ぜ)か捨(すて)ざるが非(ひ)か 人間(にんげん)の恩愛(おんあい)斯心(このこころ)に迷(まよ)う  しあわせ薄く 生まれ来て なにを夢むか いとし子よ 坊やよい子だ ねんねこしゃんせ 泣けば心も 乱るるに  世に亡き妻の 名を呼べば 胸にしみ入る 鐘の音 坊やよい子だ ねんねこしゃんせ 男涙の 子守唄
ここに幸あり江利チエミ江利チエミ高橋掬太郎飯田三郎嵐も吹けば 雨も降る 女の道よ なぜ険し 君を頼りに 私は生きる ここに幸あり 青い空  誰にも言えぬ 爪のあと 心にうけた 恋の鳥 ないてのがれて さまよい行けば 夜の巷の 風かなし  命のかぎり 呼びかける 谺(こだま)の果てに 待つは誰 君によりそい 明るく仰ぐ ここに幸あり 白い雲
街の燈台春日八郎春日八郎高橋掬太郎吉田矢健治夜の巷(ちまた)の 小ぬか雨 なぜに男の 胸濡(ぬ)らす 流れ流れの しがない生命(いのち) せめて一夜(いちや)は 愛の灯(ひ)に  折れた翼に 風が吹く そんな気がする はぐれ鳥 どこが心の やどり木なのか 涙ばかりが ただ熱い  よるべなければ なお淋し 街(まち)のあかりよ なぜうるむ 愛の燈台 照らしておくれ せめて希望の わが夢を
博多流し春日八郎春日八郎高橋掬太郎江口夜詩逢いに来たとて 逢われぬ宵は 風が身にしむ ながし唄(うた) 恋の博多の 街(まち)の灯(ひ)ふけて 渡る大橋 影淋し  むせび泣くかよ 川瀬の水も 別れつらさに 夜もすがら 中州(なかす)通れば 思い出ばかり 呼ぶな二度ない 夢ならば  男なりゃこそ 忘れるつもり 浮名(うきな)ばかりが なぜ残る ながし疲れて 見上げる空に 月も淋しや ただひとり
旅の燈台春日八郎春日八郎高橋掬太郎吉田矢健治どうせ波間の 渡り鳥 啼(な)き啼き行くのが 旅ならば 呼ぶな他国の 燈台あかり 男瞼が なお濡れる  海の暗さよ 夜(よ)の寒さ マストが揺れれば 身も揺れる 裂いて捨てよか 形見の写真 それで未練が 消えるなら  そらを仰げば 流れ星 流れて消えれば また哀し 呼ぶなよふけの 燈台あかり 思い切る気で 行くものを
ここに幸あり倍賞千恵子倍賞千恵子高橋掬太郎飯田三郎小川寛興嵐も吹けば 雨も降る 女の道よ なぜ険し 君を頼りに わたしは生きる ここに幸あり 青い空  誰にも言えぬ 爪のあと 心にうけた 恋の鳥 ないてのがれて さまよい行けば 夜の巷の 風かなし  命のかぎり 呼びかける 谺(こだま)の果てに 待つは誰 君によりそい 明るく仰ぐ ここに幸あり 白い雲
かりそめの恋倍賞千恵子倍賞千恵子高橋掬太郎飯田三郎小川寛興夜の銀座は 七いろネオン 誰にあげよか くちびるを かりそめの恋 あゝ虹の恋 ふと触れ合うた 指かなし  どうせ売られた 花嫁人形 胸で泣いても 笑い顔 かりそめの恋 あゝ虹の恋 まぼろしならぬ 君欲しや  金の格子の 鳥籠抜けて 飛ぶか心の 青空へ かりそめの恋 あゝ虹の恋 夜風よ吹くな やは肌に
小判鮫の唄二葉百合子二葉百合子高橋掬太郎大村能章かけた情が いつわりならば なんで濡れよか 男の胸が かつら下地に ともしび揺れて いつか浮き名の こぼれ紅  (セリフ) 「おらん様お情けうれしゅうは 存じますけれども、所詮この世で結ば れぬしがない役者の中村 紅雀(こうじゃく)、どうぞ お諦めくださいませ…と云うても真(まこと)は 明かされぬ、そうじゃどうせ捨て身のつ なわたり」  好きといおうか 嫌いといおうか 嘘と誠は 両花道よ 仇な夜風に まただまされて ほろり落とした 舞い扇  (セリフ) 「おらん様 紅雀めがお言葉に 従わぬのはあなたの父御(てゝご)が私の父の仇 ゆえ、なのにあなたは命までもとおっし ゃった…これが運命(さだめ)のお芝居ならば辛い 涙の牡丹刷毛」  誰の涙か 二片三片(ふたひらみひら) まわり舞台に 散る花片よ 恋は一筋 生命(いのち)にかけて なんの恐かろ 小判鮫
江差恋しや三橋美智也三橋美智也高橋掬太郎飯田三郎江差恋しや 別れて三月(みつき) 夢もあの娘(こ)の ことばかり 沖の鴎(かもめ)の 啼く声きけば 逢えぬつらさが エ─ 身にしみる  影は瞼(まぶた)に 思いは胸に ひとりはるばる 波の上 月がかたむく 高島忍路(おしょろ) せめて聞きたや エ─ 風だより  とんで行きたい 心はあれど 船頭(せんどう)する身は 船まかせ 無事でいるかと 鴎に問えば 泣いているよな エ─ 声がす
古城氷川きよし氷川きよし高橋掬太郎細川潤一石倉重信松風騒ぐ 丘の上 古城よ独(ひと)り 何偲(しの)ぶ 栄華(えいが)の夢を 胸に追い ああ 仰げば侘(わび)し 天主閣  崩れしままの 石垣に 哀(あわ)れを誘う 病葉(わくらば)や 矢弾(やだま)のあとの ここかしこ ああ むかしを語る 大手門  いらかは青く こけむして 古城よ独(ひと)り 何偲(しの)ぶ たたずみおれば 身にしみて ああ 空(そら)行(ゆ)く雁(かり)の 声恋し
酒は涙か溜息かGOLD LYLIC藤山一郎GOLD LYLIC藤山一郎高橋掬太郎古賀政男佐伯亮酒は涙か 溜息か こころのうさの 捨てどころ  とおいえにしの かの人に 夜毎の夢の 切なさよ  酒は涙か 溜息か かなしい恋の 捨てどころ  忘れた筈の かの人に のこる心を なんとしょう
酒は涙か溜息か島倉千代子島倉千代子高橋掬太郎古賀政男佐伯亮酒は涙か ためいきか こゝろのうさの 捨てどころ  とおいえにしの かの人に 夜毎のゆめの 切なさよ  酒は涙か ためいきか かなしい恋の 捨てどころ  忘れた筈の かの人に のこる心を なんとしょう
八木節GOLD LYLIC江利チエミGOLD LYLIC江利チエミ高橋掬太郎群馬県民謡アー ちょいと出ました 三角野郎が 四角四面の櫓(やぐら)の上で 音頭取るとは 恐れながら しばし御免を こうむりまして 何か一言 読みあげまする 稽古不足で 覚束(おぼつか)ないが 平にその儀は お許しなされ 許しなされば 文句にかかるで オーイサネ  アー 上州名代の 大親分は 度胸すぐれた 国定忠治 百姓泣かせの 悪代官を 取っておさえて 一泡ふかせ 今宵かぎりと 赤城を下る ここに哀れは 板割浅よ 叔父の形見の 勘太を背負い 坊やよい子だ ネンネンコロリと オーイサネ  アー 聞いておくれよ のろけじゃないが 逢うた初めのひと目で惚れて 思い込んだる 私の心 昼はまぼろし 夜は夜で夢に 見ると云うても 覚めれば他人 一生他人にならないように 早いところで都合をつけて そわせたまえや 出雲の神様 オーイサネ
木遣くずし江利チエミ江利チエミ高橋掬太郎俗曲格子づくりに 御神燈さげげて 兄貴ゃ宅(うち)かと 姐御(あねご)に 問(と)えば 兄貴ゃ二階で 木遣りの稽(けい)古 音頭とるのは ありゃ宅の人 エンヤラ エンヤラヤ エンヤラ ヤレコノセ サノセ アレワサ エンヤラヤ  火消し稼業(かぎょう)の お前に惚(ほ)れて ジャン ジャン ジャンと来た 心の火の手 男意気なら まといにかけて 取っておくれよ この消し口を エンヤラ エンヤラヤ エンヤラ ヤレコノセ サノセ アレワサ エンヤラヤ  男嫌いと いわれた身だが 一度惚れたら とことんまでも 燃えてゆきます あたしの心 人が水さしゃ なお熱くなる エンヤラ エンヤラヤ エンヤラ ヤレコノセ サノセ アレワサ エンヤラヤ
酒は涙か溜息か大川栄策大川栄策高橋掬太郎古賀政男酒は涙か 溜息か こころのうさの 捨てどころ  とおいえにしの かの人に 夜毎の夢の 切なさよ  酒は涙か 溜息か かなしい恋の 捨てどころ  忘れた筈の かの人に のこる心を なんとしょう
酒は涙か溜息か松原のぶえ松原のぶえ高橋掬太郎古賀政男酒は涙か 溜息か こころのうさの 捨てどころ  とおいえにしの かの人に 夜毎の夢の 切なさよ  酒は涙か 溜息か かなしい恋の 捨てどころ  忘れた筈の かの人に のこる心を なんとしょう
ここに幸ありPLATINA LYLIC大津美子PLATINA LYLIC大津美子高橋掬太郎飯田三郎飯田三郎嵐も吹けば 雨も降る 女の道よ なぜ険し 君を頼りに 私は生きる ここに幸あり 青い空  誰にもいえぬ 爪のあと 心にうけた 恋の鳥 ないてのがれて さまよい行けば 夜の巷の 風かなし  命のかぎり 呼びかける こだまのはてに 待つは誰 君によりそい 明るく仰ぐ ここに幸あり 白い雲
酒は涙か溜息か五木ひろし五木ひろし高橋掬太郎古賀政男酒は涙か 溜息か こころのうさの 捨(す)てどころ  とおいえにしの かの人に 夜毎(よごと)の夢の 切なさよ  酒は涙か 溜息か かなしい恋の 捨(す)てどころ  忘れた筈(はず)の かの人に のこる心を なんとしょう
並木の雨ミス・コロムビアミス・コロムビア高橋掬太郎池田不二男並木の路に 雨が降る どこの人やら 傘さして かえる姿の なつかしや  並木の路は 遠い路 いつか別れた あの人の かえり来る日は 何時であろ  並木の路に 雨が降る どこか似ている 人ゆえに うしろ姿の なつかしや
雨に咲く花氷川きよし氷川きよし高橋掬太郎池田不二男伊戸のりおおよばぬことと 諦(あきら)めました だけど恋しい あの人よ 儘(まま)になるなら いま一度 一目だけでも 逢いたいの  別れた人を 思えばかなし 呼んでみたとて 遠い空 雨に打たれて 咲いている 花がわたしの 恋かしら  はかない夢に すぎないけれど 忘れられない あの人よ 窓に涙の セレナーデ ひとり泣くのよ 咽(むせ)ぶのよ
一本刀土俵入り氷川きよし氷川きよし高橋掬太郎細川潤一伊豆のりお角力名乗りを やくざに代えて 今じゃ抱寝の 一本刀 利根の川風 まともに吹けば 人の情けを 人の情けを 思い出す  忘れられよか 十年前を 胸にきざんだ あのあねさんを 惚れたはれたと 言うてはすまぬ 義理が負い目の 義理が負い目の 旅合羽  見せてあげたい 男の夢も いつか崩れた 一本刀 悪い奴なら 抑えて投げて 行くがおいらの 行くがおいらの 土俵入り
青い小径淡谷のり子淡谷のり子高橋掬太郎原野為二月白く 丘にのぼりて たそがれの夢見心よ 君と行く 青い小径よ  ほのあまき 恋の思いに アカシヤの花もにおうよ 君と行く 青い小径よ  たそがれの いろにかくれて 握り合う指のぬくみよ 君と行く 青い小径よ 君と行く 青い小径よ
日暮の窓で淡谷のり子淡谷のり子高橋掬太郎池田不二男小雨にぬれた 日暮の窓で ひとりながめる 遠い空 リンゴ花咲く ふるさとの 母のすがたが 眼にうかぶ  別れてはるか 都会(みやこ)の風に きょうもわびしい 物思い おもい心に ちらちらと 街のつばめよ なぜに飛ぶ  はかないけれど いとしいものは 遠い昔の 夢のかず 呼んでみましょか 母さまと 雨の日暮の あの空に
別れ来て伊藤久男伊藤久男高橋掬太郎池田不二男別れと云えば 君泣きぬ その面かげが 忘られず 遠く都に 来は来たが 恋しふるさとの あの空よ  夢みし夢は さめやすく 巷の風は 身にしみて 心わびしき 夕まぐれ 涙あふれくる わが胸よ  はるけき空を ながめつゝ 恋しき君の 名を呼べど 君は答えず 夕月の あわれ影細く かかるのみ
さらば鴎よ高田稔高田稔高橋掬太郎池田不二男ゆうべ別れに 泣いた鴎 船はまたくる船だけれど 会えぬ身じゃもの 気が沈む  ハマよ さよなら 君よさらば のこる未練で泣くじゃないが なぜかわびしい海の霧  いとし恋しの 恋じゃないが 遠い岬の灯り見れば なぜかまぶたに影がさす
片瀬波松山時夫松山時夫高橋掬太郎池上敏夫思い寄せても 届かぬ恋は つらい浮世の 片瀬波  片瀬波ゆえ 今宵も泣いて 仰ぎゃ月さえ 片あかり  ないてなかせて 波間の千鳥 ほんに切なや 片思い
船頭可愛や多岐川舞子多岐川舞子高橋掬太郎古関裕而夢もぬれましょ 汐風夜風 船頭可愛いや エー 船頭可愛いや 波まくら  千里はなりょと 思いは一つ おなじ夜空の エー 同じ夜空の 月を見る  独りなりゃこそ 枕もぬれる せめて見せたや エー せめて見せたや わが夢を
啼くな小鳩よ都はるみ都はるみ高橋掬太郎飯田三郎啼くな 小鳩よ 心の妻よ なまじ啼かれりゃ 未練がからむ たとえ別りょうと 互の胸に 抱いていようよ おもかげを  旅は はるばる 涯(はて)ないとても 呼べば届くよ 夜毎の夢に 思い出したら 祈ろじゃないか つきぬえにしを 身の幸を  さらば 小鳩よ 心の妻よ 瞳曇るな また逢う日まで 帽子振り振り 後ふり向けば 暁(あけ)の野風が ただ寒い
弾雨を衝いて伊藤久男伊藤久男高橋掬太郎古関裕而勇む愛馬よ さや鳴る剣よ 曇る北支の 空見れば 胸に正義の 血がたぎる 征けよ強者 弾雨を衝いて  骨は荒野に さらそうとままよ 東洋平和の 捨石と きめてほほえむ 鉄かぶと 征けよ強者 弾雨を衝いて  挙国一色(いろ) 怒りにもえて つのる暴戻(れい) 今ぞうつ 意気は火花の 機関銃 征けよ強者 弾雨を衝いて
慰問袋をコロムビア合唱団コロムビア合唱団高橋掬太郎古関裕而花と散る木の 勇士(ますらお)の 無事を祈るも国のため 千人針に真心を こめて私は送るのよ  赤い夕日の丘の上 勝って兜の汗をふく ああその時の一服に のんでおくれよこの煙草  僕は送るよ 日の丸を 敵の陣地をとった時 この旗立てて下さいと 書いた手紙もそえてある  国の護りのつわものに 送る銃後の熱誠よ 若きも老いも幼きも 同じ思いの慰問品
山蔭の道若原一郎若原一郎高橋掬太郎飯田三郎白樺そよぐ 山かげの 丘の細道 どこまでつづく ああ君恋し 思い出の あの日につづく この道悲し  夕月あわく 浮かぶ頃 青い湖 なぜ目にしみる ああ君恋し 君去りて 面影ばかり まぶたに悲し  ひとりで居れば 山かげの 風もわびしや 涙をさそう ああ君恋し 胸に呼ぶ あの日は遠く しみじみ悲し
残り灯のブルース大津美子大津美子高橋掬太郎鎌多俊与熱い思いを 心に秘めて あなたを待つ身の やるせなさ どこか冷たい 男の恋は 遠い夜空の 星だろか そっとつぶやき 呼んでみる  憎い人よと 恨んでみても あなたに逢わねば 晴れぬ胸 更けてたたずむ 私の影を 照らす舗道の 残り灯(び)を ほろり涙が またにじむ  甘い囁き 残しておいて あなたは今夜も かくれ星 どうせ儚ない 女の恋は 風に崩れる 花だろか ひとり哀しく 呼んでみる
一本刀土俵入りGOLD LYLIC三橋美智也GOLD LYLIC三橋美智也高橋掬太郎細川潤一角力(すもう)名のりを やくざに代えて 今じゃ抱き寝の 一本刀 利根の川風 まともに吹けば 人の情けを 人の情けを 思い出す  忘れられよか 十年前を 胸にきざんだ あのあねさんを ほれたはれたと 言うてはすまぬ 義理が負い目の 義理が負い目の 旅合羽  見せてあげたい 男の夢も いつかく崩れた 一本刀 悪い奴なら 抑えて投げて 行くが俺(おい)らの 行くが俺らの 土俵入り
古城PLATINA LYLIC三橋美智也PLATINA LYLIC三橋美智也高橋掬太郎細川潤一松風騒ぐ 丘の上 古城よ独(ひと)り 何偲(しの)ぶ 栄華の夢を 胸に追い あゝ 仰げば佗(わ)びし 天守閣  崩れしままの 石垣に 哀れを誘う 病葉(わくらば)や 矢弾(やだま)のあとの ここかしこ あゝ 往古(むかし)を語る 大手門  甍(いらか)は青く 苔(こけ)むして 古城よ独り 何偲ぶ たたずみおれば 身にしみて あゝ 空行く雁(かり)の 声悲し
能登の海鳥二葉百合子二葉百合子高橋掬太郎桜田誠一かわいがられた 思い出だけを 抱いて別れる 七尾の港 能登の海鳥 啼(な)かずにおくれ 啼けば出船が 辛(つら)いじゃないか  沖は荒海 男の胸に 未練いうなと ぶつかる飛沫(しぶき) 能登の島山 さよならさらば せめて心で 呼ぼうじゃないか  深い情けの 夜霧に濡(ぬ)れて 泊まり重ねた 七尾の港 能登の海鳥 追わずにおくれ またのあう日を 待とうじゃないか
人妻椿松平晃松平晃高橋掬太郎竹岡信幸愛しの妻よ 泣くじゃない たとえ別れて 住めばとて 仰ぐみ空に 照る月は 西も東も 同じこと  また来る春が ないじゃない ふまれふまれて こぼれ散る 路の小草の 花でさえ 待てばまた咲く 時があろ  浮世の風よ 吹くじゃない めぐり逢うまで 帰るまで 吹けば涙の 白露に 濡れて傷つく 紅椿
英国東洋艦隊潰滅藤山一郎藤山一郎高橋掬太郎古関裕而滅びたり 滅びたり 敵東洋艦隊は マレー半島 クワンタン沖に いまぞ 沈みゆきぬ 勲し赫たり 海の荒鷲よ 沈む レパルス 沈む プリンス・オブ・ウェールズ  戦えり 戦えり わがつわものらは 皇国の 興廃を いまぞ 身に負いぬ 傲れる イギリス東洋艦隊を すさぶ波に 沈め去りぬ  記憶せよ 記憶せよ いざ永久(とわ)に この日を 打ち向う 敵艦を 一挙 屠り去りぬ 開戦三日目に 早やこの戦果ぞ 沈む レパルス 沈む プリンス・オブ・ウェールズ
雨に咲く花青江三奈青江三奈高橋掬太郎池田不二男およばぬことと 諦めました だけど恋しい あの人よ 儘になるなら いま一度 ひと目だけでも 逢いたいの  別れた人を 思えばかなし 呼んでみたとて 遠い空 雨に打たれて 泣いている 花がわたしの 恋かしら  はかない夢に すぎないけれど 忘れられない あの人よ 窓に涙の セレナーデ ひとり泣くのよ むせぶのよ ひとり泣くのよ むせぶのよ
酒は涙か溜息か美空ひばり美空ひばり高橋掬太郎古賀政男酒は涙か 溜息か こころのうさの 捨てどころ  とおいえにしの かの人に 夜毎の夢の 切なさよ  酒は涙か 溜息か かなしい恋の 捨てどころ  忘れた筈の かの人に のこる心を なんとしょう
並木の雨美空ひばり美空ひばり高橋掬太郎池田不二男並木の路に 雨が降る どこの人やら 傘さして 帰る姿の なつかしや  並木の路は 遠い路 何時か別れた あの人の 帰り来る日は 何時であろ  並木の路に 雨が降る 何処か似ている 人故に 後姿の なつかしや
雨に咲く花美空ひばり美空ひばり高橋掬太郎池田不二夫およばぬことと 諦めました だけど恋しい あの人よ 儘になるなら いま一度 ひと目だけでも 逢いたいの  別れた人を 思えばかなし 呼んでみたとて 遠い空 雨に打たれて 泣いている 花がわたしの 恋かしら  はかない夢に すぎないけれど 忘れられない あの人よ 窓に涙の セレナーデ ひとり泣くのよ むせぶのよ
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