訪ねてもいいかい君は疲れて お風呂にも入らずに うたた寝してたら いつの間にか 眠ってしまった 悲しい事があったんだね 小さな肩がふるえてえてた うつぶせになって 泣いたりするから 畳がびしょ濡れさ 訪ねてもいいかい そんな夜には 訪ねてもいいかい 君の一人きりの部屋へ しばらく 眠った君は そっと目をさまし あまりの夜の静けさに 思わず声を詰らせた 馬鹿な事はしないでおくれよ うつろにあたりを見まわして どんなにつらい夜があっても 強く生きて欲しい 訪ねてもいいかい そんな夜には 訪ねてもいいかい 君の一人きりの部屋へ よかったよ あのまま朝まで 眠りつづけていたら 体をこわして また僕を心配させてた所さ 訪ねてもいいかい そんな夜には 君の悲しみ 半分 分けて欲しいんだ | 河島英五 | 河島英五 | 河島英五 | 河島英五 | 君は疲れて お風呂にも入らずに うたた寝してたら いつの間にか 眠ってしまった 悲しい事があったんだね 小さな肩がふるえてえてた うつぶせになって 泣いたりするから 畳がびしょ濡れさ 訪ねてもいいかい そんな夜には 訪ねてもいいかい 君の一人きりの部屋へ しばらく 眠った君は そっと目をさまし あまりの夜の静けさに 思わず声を詰らせた 馬鹿な事はしないでおくれよ うつろにあたりを見まわして どんなにつらい夜があっても 強く生きて欲しい 訪ねてもいいかい そんな夜には 訪ねてもいいかい 君の一人きりの部屋へ よかったよ あのまま朝まで 眠りつづけていたら 体をこわして また僕を心配させてた所さ 訪ねてもいいかい そんな夜には 君の悲しみ 半分 分けて欲しいんだ |
旅的途上春はあざやか菜の花畑で 雲などながめコップ酒 夏は星降る浜辺に手まくら 波を相手に旅の酒 人恋しさに飲んだ酒が なお人恋しくさせる 年がら年中恋焦がれ 人生旅的途上 秋はすれちがううしろ姿に 面影しのび手酌酒 冬は暮れゆく空の彼方よ 鳥は南へ俺は北へ あこがれ求めさまよう胸の 燃える想いを伝えん たどり着くやら着けぬやら 人生旅的途上 人恋しさに飲んだ酒が なお人恋しくさせる 年がら年中恋焦がれ 人生旅的途上 たどり着くら着けぬやら 人生旅的途上 | 河島英五 | 河島英五 | 河島英五 | | 春はあざやか菜の花畑で 雲などながめコップ酒 夏は星降る浜辺に手まくら 波を相手に旅の酒 人恋しさに飲んだ酒が なお人恋しくさせる 年がら年中恋焦がれ 人生旅的途上 秋はすれちがううしろ姿に 面影しのび手酌酒 冬は暮れゆく空の彼方よ 鳥は南へ俺は北へ あこがれ求めさまよう胸の 燃える想いを伝えん たどり着くやら着けぬやら 人生旅的途上 人恋しさに飲んだ酒が なお人恋しくさせる 年がら年中恋焦がれ 人生旅的途上 たどり着くら着けぬやら 人生旅的途上 |
旅のわすれものもみあっているうちに頬に傷つけた 同じ所に傷をつけて 顔を見合わせて 二人笑った いさかいのつまらなさを恥じるように ブロック塀にもたれて 肩の力をぬいたら また泣けた 雨の夜 青春は 同じ傷の痛み 本当はそっとして欲しかった さらけだして さらけ合って傷口を 拡げてしまう 若い暴力さ 旅立つお前を引き止めはしない 二人離れた方がいいさ だけど お前の事を忘れない かけがえのない時を共に過した 憎み合えたら もっと楽だったね ふりそそぐ 雨の夜 青春は違う傷の痛み 本当はそっとして欲しかった 分かり合って 分かち合って 傷口を 深めてしまう 苦いやさしささ 青春は 同じ傷の痛み 本当はそっとして欲しかった さらけだして さらけ合って傷口を 拡げてしまう 若い暴力さ | 河島英五 | 河島英五 | 河島英五 | 河島英五 | もみあっているうちに頬に傷つけた 同じ所に傷をつけて 顔を見合わせて 二人笑った いさかいのつまらなさを恥じるように ブロック塀にもたれて 肩の力をぬいたら また泣けた 雨の夜 青春は 同じ傷の痛み 本当はそっとして欲しかった さらけだして さらけ合って傷口を 拡げてしまう 若い暴力さ 旅立つお前を引き止めはしない 二人離れた方がいいさ だけど お前の事を忘れない かけがえのない時を共に過した 憎み合えたら もっと楽だったね ふりそそぐ 雨の夜 青春は違う傷の痛み 本当はそっとして欲しかった 分かり合って 分かち合って 傷口を 深めてしまう 苦いやさしささ 青春は 同じ傷の痛み 本当はそっとして欲しかった さらけだして さらけ合って傷口を 拡げてしまう 若い暴力さ |
チカロマの谷チカロマの谷に光が差す だけど巨きな雲に覆われ チカロマの谷の半分は影 チカロマの谷の半分は影 チカロマの谷を未来(こども)が走る 暗い森から光の中へ チカロマの谷の半分は影 チカロマの谷の半分は影 サイヤ 一緒にうたおうよ声上げて サイヤ こころの垣根をふきとばそう | 河島英五 | 河島英五 | 河島英五 | 河島英五・スロートレイン | チカロマの谷に光が差す だけど巨きな雲に覆われ チカロマの谷の半分は影 チカロマの谷の半分は影 チカロマの谷を未来(こども)が走る 暗い森から光の中へ チカロマの谷の半分は影 チカロマの谷の半分は影 サイヤ 一緒にうたおうよ声上げて サイヤ こころの垣根をふきとばそう |
月の花まつりあの空に浮かぶ月 今は欠けているけれど 生まれ変わって また 満ちるだろう 夜の森を翔んでゆく 眠らない鳥たちよ 満月の夜に 帰っておいで 何もかもが生まれかわるよ 風も星もくり返す波も 命は遠い空から降りて 地上に咲いた幾千万の花 夜の河を泳いでゆく 傷ついた魚たち 生まれ変わって もどっておいで 別れていった人も 帰ってきておくれ 肩を抱きあって 許しあおうよ 何もかもが めぐりあえるよ 生きていれば 旅をつづければ 命はやがて空に昇って 地上を照らす 幾千万の星 何もかもが生まれかわるよ 風も星もくり返す波も 命は遠い空から降りて 地上に咲いた幾千万の花 | 河島英五 | 河島英五 | 河島英五 | 河島英五・スロートレイン | あの空に浮かぶ月 今は欠けているけれど 生まれ変わって また 満ちるだろう 夜の森を翔んでゆく 眠らない鳥たちよ 満月の夜に 帰っておいで 何もかもが生まれかわるよ 風も星もくり返す波も 命は遠い空から降りて 地上に咲いた幾千万の花 夜の河を泳いでゆく 傷ついた魚たち 生まれ変わって もどっておいで 別れていった人も 帰ってきておくれ 肩を抱きあって 許しあおうよ 何もかもが めぐりあえるよ 生きていれば 旅をつづければ 命はやがて空に昇って 地上を照らす 幾千万の星 何もかもが生まれかわるよ 風も星もくり返す波も 命は遠い空から降りて 地上に咲いた幾千万の花 |
てんびんばかり真実は一つなのか 何処にでも転がっているのかい 一体そんなものがあるんだろうか 何も解からないで僕はいる そしてそれがあるとすれば 何処まで行けば 見えてくるんだろう そしてそれがないものねだりなら 何を頼りに 生きて行けばいいんだろう 何も解らない 何も解らない 何も解らない 何も解らない 何も解らない 何も解らないで僕はいる 家を出て行く息子がいる 引き止めようとする 母親がいる どちらも愛してる どちらも恨んでる どちらも泣いている 友達が殴られて仕返しをしに行った男がいる その殴った相手も友達だったので 困ってしまった男がいる 偉い人は僕を叱るけど その自信は何処からくるんだろう でももしも僕が偉くなったら やっぱり僕も誰かを叱るだろう 何人もの人を殺した男がいる 掛替えのない命を奪ってしまった 次はこの男が殺される番だ 掛替えのない命を奪ってしまう 男が殺される男が殺される誰も何も言わない 男が殺される男が殺されるみんながそれに 賛成したのです 男はいつでも威張っているけど どんな目で 女を見つめているんだろう 女はいつでも威張らせておくけど どんな目で男を見つめているんだろう 僕が何気なく呟いた言葉が 君をとっても悲しませてしまった 慰めようと 言葉を掛けたら君は泣き出してしまった 長い間君はとっても辛い思いをしてきたのでしょう やっと君を幸せにできると思ったのに 君はもういない 毎朝決まった時間に起きる人の喜びは 何処にあるんだろう 電信柱に小便ひっかけた野良犬の悲しみは 何処にあるんだろう うちの仔犬はとても臆病で一人では街を歩けない 首輪をつけると とても自由だ 僕を神様だと思っているんだろう 拳を挙げる人々と手を合わす人々が 言い争いを続ける間に ホラ ごらんなさい野良犬の母さんが かわいい仔犬を生みました 誤魔化さないで そんな言葉では 僕は満足出来ないのです てんびんばかりは重たい方に傾くに 決まっているじゃないか どちらも もう一方より重たいくせに どちらへも傾かないなんておかしいよ 誤魔化さないで そんな言葉では 僕は満足出来ないのです てんびんばかりは重たい方に傾くに 決まっているじゃないか どちらも もう一方より重たいくせに どちらへも傾かないなんておかしいよ | 河島英五 | 河島英五 | 河島英五 | | 真実は一つなのか 何処にでも転がっているのかい 一体そんなものがあるんだろうか 何も解からないで僕はいる そしてそれがあるとすれば 何処まで行けば 見えてくるんだろう そしてそれがないものねだりなら 何を頼りに 生きて行けばいいんだろう 何も解らない 何も解らない 何も解らない 何も解らない 何も解らない 何も解らないで僕はいる 家を出て行く息子がいる 引き止めようとする 母親がいる どちらも愛してる どちらも恨んでる どちらも泣いている 友達が殴られて仕返しをしに行った男がいる その殴った相手も友達だったので 困ってしまった男がいる 偉い人は僕を叱るけど その自信は何処からくるんだろう でももしも僕が偉くなったら やっぱり僕も誰かを叱るだろう 何人もの人を殺した男がいる 掛替えのない命を奪ってしまった 次はこの男が殺される番だ 掛替えのない命を奪ってしまう 男が殺される男が殺される誰も何も言わない 男が殺される男が殺されるみんながそれに 賛成したのです 男はいつでも威張っているけど どんな目で 女を見つめているんだろう 女はいつでも威張らせておくけど どんな目で男を見つめているんだろう 僕が何気なく呟いた言葉が 君をとっても悲しませてしまった 慰めようと 言葉を掛けたら君は泣き出してしまった 長い間君はとっても辛い思いをしてきたのでしょう やっと君を幸せにできると思ったのに 君はもういない 毎朝決まった時間に起きる人の喜びは 何処にあるんだろう 電信柱に小便ひっかけた野良犬の悲しみは 何処にあるんだろう うちの仔犬はとても臆病で一人では街を歩けない 首輪をつけると とても自由だ 僕を神様だと思っているんだろう 拳を挙げる人々と手を合わす人々が 言い争いを続ける間に ホラ ごらんなさい野良犬の母さんが かわいい仔犬を生みました 誤魔化さないで そんな言葉では 僕は満足出来ないのです てんびんばかりは重たい方に傾くに 決まっているじゃないか どちらも もう一方より重たいくせに どちらへも傾かないなんておかしいよ 誤魔化さないで そんな言葉では 僕は満足出来ないのです てんびんばかりは重たい方に傾くに 決まっているじゃないか どちらも もう一方より重たいくせに どちらへも傾かないなんておかしいよ |
てんびんばかり真実は一つなのか 何処にでも転がっているのかい 一体そんなものがあるんだろうか 何も解らないで僕はいる そしてそれがあるとすれば 何処まで行けば 見えてくるんだろう そしてそれが無いものねだりなら 何を頼りに生きていけばいいんだろう 何も解らない 何も解らない 何も解らない 何も解らない 何も解らない 何も解らないで 僕はいる 家を出て行く息子がいる 引き止めようとする母親がいる どちらも愛している どちらも恨んでる どちらも泣いている 何人もの人を殺した男がいる かけがえのない命を奪ってしまった 次はこの男が殺される番だ かけがえのない命を奪ってしまう 男が殺される 男が殺される 誰も何も言わない 男が殺される 男が殺される みんながそれに 賛成したのです 友達が殴られて 仕返しをしに行った男がいる その殴った相手も友達だったので 困ってしまった男がいる 偉い人は 僕を叱るけど その自信は何処からくるんだろう でも もしも僕が偉くなったら やっぱり僕も誰かを叱るだろう 男はいつでも威張っているけど どんな目で女を見つめているんだろう 女はいつでも威張らせておくけど どんな目で男を見つめているんだろう お金の余ってる人は お金のない人を どんな風に思っているんだろう お金のない人は お金の余ってる人を どんな風に思っているんだろう 髪の長い男は 髪の短い男を どんな風に思っているんだろう 髪の短い男は 髪の長い男を どんな風に思っているんだろう 誤魔化さないで そんな言葉では 僕は満足できないのです 天秤ばかりは重たい方に 傾くに決まっているじゃないか どちらも もう一方より重たいくせに どちらへも 傾かないなんておかしいよ どれほど自分が誰かを傷付けているかは 知らん振り 人には悪人と決めつけて 正義の味方を探している 僕が何気なく呟いた言葉が 君をとっても悲しませてしまった 慰めようと言葉をかけたら 君は泣き出してしまった 長い間 君はとっても 辛い思いをしてきたのでしょう やっと君を幸せに出来ると 思ったのに君はもういない 毎朝 決まった時間に起きる人の喜びは 何処にあるんだろう 電信柱に小便ひっかけた 野良犬の悲しみは 何処にあるんだろう うちの仔犬はとても臆病で ひとりでは町を歩けない 首輪を付けると とても自由だ 僕を神様だと思っているんだろう 拳をあげる人々と 手を合わす人々が 言い争いを続ける間に ほら ごらんなさい 野良犬の母さんが かわいい仔犬を生みました 母親が赤ん坊を殺しても 仕方のなかった時代なんて 悲しいね 母親が赤ん坊を殺したら ○○○○と呼ばれる今は 平和なとき 誤魔化さないで そんな言葉では 僕は満足できないのです 天秤ばかりは重たい方に 傾くに決まっているじゃないか どちらも もう一方より重たいくせに どちらへも 傾かないなんておかしいよ 誤魔化さないで そんな言葉では 僕は満足できないのです 天秤ばかりは重たい方に 傾くに決まっているじゃないか どちらも もう一方より重たいくせに どちらへも 傾かないなんておかしいよ | 河島英五 | 河島英五 | 河島英五 | 宮本光雄 | 真実は一つなのか 何処にでも転がっているのかい 一体そんなものがあるんだろうか 何も解らないで僕はいる そしてそれがあるとすれば 何処まで行けば 見えてくるんだろう そしてそれが無いものねだりなら 何を頼りに生きていけばいいんだろう 何も解らない 何も解らない 何も解らない 何も解らない 何も解らない 何も解らないで 僕はいる 家を出て行く息子がいる 引き止めようとする母親がいる どちらも愛している どちらも恨んでる どちらも泣いている 何人もの人を殺した男がいる かけがえのない命を奪ってしまった 次はこの男が殺される番だ かけがえのない命を奪ってしまう 男が殺される 男が殺される 誰も何も言わない 男が殺される 男が殺される みんながそれに 賛成したのです 友達が殴られて 仕返しをしに行った男がいる その殴った相手も友達だったので 困ってしまった男がいる 偉い人は 僕を叱るけど その自信は何処からくるんだろう でも もしも僕が偉くなったら やっぱり僕も誰かを叱るだろう 男はいつでも威張っているけど どんな目で女を見つめているんだろう 女はいつでも威張らせておくけど どんな目で男を見つめているんだろう お金の余ってる人は お金のない人を どんな風に思っているんだろう お金のない人は お金の余ってる人を どんな風に思っているんだろう 髪の長い男は 髪の短い男を どんな風に思っているんだろう 髪の短い男は 髪の長い男を どんな風に思っているんだろう 誤魔化さないで そんな言葉では 僕は満足できないのです 天秤ばかりは重たい方に 傾くに決まっているじゃないか どちらも もう一方より重たいくせに どちらへも 傾かないなんておかしいよ どれほど自分が誰かを傷付けているかは 知らん振り 人には悪人と決めつけて 正義の味方を探している 僕が何気なく呟いた言葉が 君をとっても悲しませてしまった 慰めようと言葉をかけたら 君は泣き出してしまった 長い間 君はとっても 辛い思いをしてきたのでしょう やっと君を幸せに出来ると 思ったのに君はもういない 毎朝 決まった時間に起きる人の喜びは 何処にあるんだろう 電信柱に小便ひっかけた 野良犬の悲しみは 何処にあるんだろう うちの仔犬はとても臆病で ひとりでは町を歩けない 首輪を付けると とても自由だ 僕を神様だと思っているんだろう 拳をあげる人々と 手を合わす人々が 言い争いを続ける間に ほら ごらんなさい 野良犬の母さんが かわいい仔犬を生みました 母親が赤ん坊を殺しても 仕方のなかった時代なんて 悲しいね 母親が赤ん坊を殺したら ○○○○と呼ばれる今は 平和なとき 誤魔化さないで そんな言葉では 僕は満足できないのです 天秤ばかりは重たい方に 傾くに決まっているじゃないか どちらも もう一方より重たいくせに どちらへも 傾かないなんておかしいよ 誤魔化さないで そんな言葉では 僕は満足できないのです 天秤ばかりは重たい方に 傾くに決まっているじゃないか どちらも もう一方より重たいくせに どちらへも 傾かないなんておかしいよ |
てんびんばかり真実は一つなのか 何処にでも転がっているのかい 一体そんなものが あるんだろうか 何も解からないで僕はいる そしてそれがあるとすれば 何処まで行けば 見えてくるんだろう そしてそれがないものねだりなら 何を頼りに 生きて行けばいいんだろう 何も解らない 何も解らない 何も解らない 何も解らない 何も解らない 何も解らないで僕はいる 家を出て行く息子がいる 引き止めようとする 母親がいる どちらも愛してる どちらも恨んでる どちらも泣いている 友達が殴られて仕返しをしに行った男がいる その殴った相手も友達だったので 困ってしまった男がいる 偉い人は僕を叱るけど その自信は何処からくるんだろう でも もしも僕が偉くなったら やっぱり僕も誰かを叱るだろう 何人もの人を殺した男がいる 掛替えのない命を奪ってしまった 次はこの男が殺される番だ 掛替えのない命を奪ってしまう 男が殺される 男が殺される 誰も何も言わない 男が殺される 男が殺される みんながそれに 賛成したのです 男はいつでも威張っているけど どんな目で 女を見つめているんだろう 女はいつでも威張らせておくけど どんな目で男を見つめているんだろう 僕が何気なく呟いた言葉が 君をとっても悲しませてしまった 慰めようと 言葉を掛けたら君は泣き出してしまった 長い間君はとっても辛い思いをしてきたのでしょう やっと君を幸せにできると思ったのに 君はもういない 毎朝決まった時間に起きる人の喜びは 何処にあるんだろう 電信柱に小便ひっかけた野良犬の悲しみは 何処にあるんだろう うちの仔犬はとても臆病で一人では街を歩けない 首輪をつけると とても自由だ 僕を神様だと思っているんだろう 拳を挙げる人々と 手を合わす人々が 言い争いを続ける間に ホラ ごらんなさい野良犬の母さんが かわいい仔犬を生みました 母親が赤ン坊を殺しても仕方のなかった時代なんて 悲しいね 母親が赤ン坊を殺したらおかしいと言われる今は 平和な時 誤魔化さないで そんな言葉では 僕は満足出来ないのです 天秤計りは重たい方に傾くに 決まっているじゃないか どちらも もう一方より重たいくせに どちらへも傾かないなんておかしいよ | 河島英五 | 河島英五 | 河島英五 | | 真実は一つなのか 何処にでも転がっているのかい 一体そんなものが あるんだろうか 何も解からないで僕はいる そしてそれがあるとすれば 何処まで行けば 見えてくるんだろう そしてそれがないものねだりなら 何を頼りに 生きて行けばいいんだろう 何も解らない 何も解らない 何も解らない 何も解らない 何も解らない 何も解らないで僕はいる 家を出て行く息子がいる 引き止めようとする 母親がいる どちらも愛してる どちらも恨んでる どちらも泣いている 友達が殴られて仕返しをしに行った男がいる その殴った相手も友達だったので 困ってしまった男がいる 偉い人は僕を叱るけど その自信は何処からくるんだろう でも もしも僕が偉くなったら やっぱり僕も誰かを叱るだろう 何人もの人を殺した男がいる 掛替えのない命を奪ってしまった 次はこの男が殺される番だ 掛替えのない命を奪ってしまう 男が殺される 男が殺される 誰も何も言わない 男が殺される 男が殺される みんながそれに 賛成したのです 男はいつでも威張っているけど どんな目で 女を見つめているんだろう 女はいつでも威張らせておくけど どんな目で男を見つめているんだろう 僕が何気なく呟いた言葉が 君をとっても悲しませてしまった 慰めようと 言葉を掛けたら君は泣き出してしまった 長い間君はとっても辛い思いをしてきたのでしょう やっと君を幸せにできると思ったのに 君はもういない 毎朝決まった時間に起きる人の喜びは 何処にあるんだろう 電信柱に小便ひっかけた野良犬の悲しみは 何処にあるんだろう うちの仔犬はとても臆病で一人では街を歩けない 首輪をつけると とても自由だ 僕を神様だと思っているんだろう 拳を挙げる人々と 手を合わす人々が 言い争いを続ける間に ホラ ごらんなさい野良犬の母さんが かわいい仔犬を生みました 母親が赤ン坊を殺しても仕方のなかった時代なんて 悲しいね 母親が赤ン坊を殺したらおかしいと言われる今は 平和な時 誤魔化さないで そんな言葉では 僕は満足出来ないのです 天秤計りは重たい方に傾くに 決まっているじゃないか どちらも もう一方より重たいくせに どちらへも傾かないなんておかしいよ |
伝達この街はまるでサバクに積み上げた巨大な石の墓場さ 人間ってやつはおろかしいもんだね 勝利の歴史を石に刻んで残すより 愛する人の名前を、今、叫ぼう 子供たちは笑ってるかい? 陽焼けした顔で空を見上げてるかい? 女たちはやさしく生きてるかい? 海は今でも美しいままかい? 手をつなごう 手をつなごう 創りだすんだ 心のヒストリー 愛しあおう 愛しあおう 今、生きてる それが 真実さ つめこめるだけつめこむことそれが学ぶことだと思ってるね それじゃ愛を感じるすきまが足りない 何でもかんでも人の手を加え作り直さなきゃおちつかないかい そのままにしておく勇気が必要さ 老人たちはほほえんでるかい? ぼくたちは身勝手に生きていないかい? 今日一日 しあわせだったかい? あしたをゆめみて眠れるかい? 手をつなごう 手をつなごう 創りだすんだ 心のヒストリー 愛しあおう 愛しあおう 今、生きてる それが 真実さ 手をつなごう 手をつなごう 創りだすんだ 心のヒストリー 愛しあおう 愛しあおう 今、生きてる それが 伝説(メッセージ) | 河島英五 | 河島英五 | 河島英五 | 河島英五・スロートレイン | この街はまるでサバクに積み上げた巨大な石の墓場さ 人間ってやつはおろかしいもんだね 勝利の歴史を石に刻んで残すより 愛する人の名前を、今、叫ぼう 子供たちは笑ってるかい? 陽焼けした顔で空を見上げてるかい? 女たちはやさしく生きてるかい? 海は今でも美しいままかい? 手をつなごう 手をつなごう 創りだすんだ 心のヒストリー 愛しあおう 愛しあおう 今、生きてる それが 真実さ つめこめるだけつめこむことそれが学ぶことだと思ってるね それじゃ愛を感じるすきまが足りない 何でもかんでも人の手を加え作り直さなきゃおちつかないかい そのままにしておく勇気が必要さ 老人たちはほほえんでるかい? ぼくたちは身勝手に生きていないかい? 今日一日 しあわせだったかい? あしたをゆめみて眠れるかい? 手をつなごう 手をつなごう 創りだすんだ 心のヒストリー 愛しあおう 愛しあおう 今、生きてる それが 真実さ 手をつなごう 手をつなごう 創りだすんだ 心のヒストリー 愛しあおう 愛しあおう 今、生きてる それが 伝説(メッセージ) |
友よ語ろう戦争も知らない 貧しさも知らない だけど 分けも知れず 眠れぬ夜がある 暗い森に迷った ヘンゼルとグレーテルの様に 闇に向かって差し出した 手と手が触れ合った 友よ今夜は語ろう 友よ朝まで語ろう 友よ今夜は語ろう 友よ朝まで語ろう 生まれて育った町も 別れを知った場所も ちがう二人だけど 分かる哀しみがある 君に聞いて欲しい事があるから 訪ねて来たんだよ 君に聞いて欲しい事があるから 訪ねて来たんだよ 友よ今夜は語ろう 友よ朝まで語ろう 友よ今夜は語ろう 友よ朝まで語ろう 友よ今夜は語ろう 友よ朝まで語ろう 友よ今夜は語ろう 友よ朝まで語ろう | 河島英五 | 河島英五 | 河島英五 | 宮本光雄 | 戦争も知らない 貧しさも知らない だけど 分けも知れず 眠れぬ夜がある 暗い森に迷った ヘンゼルとグレーテルの様に 闇に向かって差し出した 手と手が触れ合った 友よ今夜は語ろう 友よ朝まで語ろう 友よ今夜は語ろう 友よ朝まで語ろう 生まれて育った町も 別れを知った場所も ちがう二人だけど 分かる哀しみがある 君に聞いて欲しい事があるから 訪ねて来たんだよ 君に聞いて欲しい事があるから 訪ねて来たんだよ 友よ今夜は語ろう 友よ朝まで語ろう 友よ今夜は語ろう 友よ朝まで語ろう 友よ今夜は語ろう 友よ朝まで語ろう 友よ今夜は語ろう 友よ朝まで語ろう |
どんまいどんまいひとつ位 シュートをはずしたからって どんまいどんまい くよくよするなよ むこうがせめてる あのボールを うばいかえしてゴールを決めてやれ どんまいどんまい くよくよするなよ どんまいどんまい くよくよするなよ どんまいどんまい くよくよするなよ くよくよするなよ くよくよするなよ くよくよするなよ よくある事じゃないか 背番号1の あの人にだって 眠れない夜が あっただろう お前ならできるさ はねっかえすんだ ガーンと一発 かっとばせ どんまいどんまい くよくよするなよ どんまいどんまい くよくよするなよ どんまいどんまい くよくよするなよ くよくよするなよ くよくよするなよ くよくよするなよ よくある事じゃないか へばっちゃだめだぜ 先はまだ長い 42.195キロだぜ 走れ 走れ ゴールに向かって たどり着いたら 泣けてくるだろう どんまいどんまい くよくよするなよ どんまいどんまい くよくよするなよ どんまいどんまい くよくよするなよ くよくよするなよ くよくよするなよ くよくよするなよ どんまいどんまい くよくよするなよ どんまいどんまい くよくよするなよ どんまいどんまい くよくよするなよ くよくよするなよ くよくよするなよ くよくよするなよ くよくよするなよ くよくよするなよ くよくよするなよ よくある事じゃないか | 河島英五 | 河島英五 | 河島英五 | 宮本光雄 | ひとつ位 シュートをはずしたからって どんまいどんまい くよくよするなよ むこうがせめてる あのボールを うばいかえしてゴールを決めてやれ どんまいどんまい くよくよするなよ どんまいどんまい くよくよするなよ どんまいどんまい くよくよするなよ くよくよするなよ くよくよするなよ くよくよするなよ よくある事じゃないか 背番号1の あの人にだって 眠れない夜が あっただろう お前ならできるさ はねっかえすんだ ガーンと一発 かっとばせ どんまいどんまい くよくよするなよ どんまいどんまい くよくよするなよ どんまいどんまい くよくよするなよ くよくよするなよ くよくよするなよ くよくよするなよ よくある事じゃないか へばっちゃだめだぜ 先はまだ長い 42.195キロだぜ 走れ 走れ ゴールに向かって たどり着いたら 泣けてくるだろう どんまいどんまい くよくよするなよ どんまいどんまい くよくよするなよ どんまいどんまい くよくよするなよ くよくよするなよ くよくよするなよ くよくよするなよ どんまいどんまい くよくよするなよ どんまいどんまい くよくよするなよ どんまいどんまい くよくよするなよ くよくよするなよ くよくよするなよ くよくよするなよ くよくよするなよ くよくよするなよ くよくよするなよ よくある事じゃないか |
泣きぬれてひとり旅あの人を京都の街で 見かけたと教えられた なぜかしら 言葉にごらせ話すのは わけでもあるのでしょう たぶん誰かと一緒に 河原町やら 木屋町を 歩く姿が忍ばれて つらい恋です しょうがない あなた追いかけ 京都にひとり 街も華ぐ祭りの夜です 四条大橋たたずむ私 見知らぬ人に 声かけられて 揺れる女心が悲しいの あの人が金沢の街を ひとりきり歩いていたと 何処かしら古い都の 影背負い 肩を落としていたと云う あなた探し続けるわけは 聞いておきたい事がある ただそれだけの はずなのに ひとりと聞いて心が騒ぐ あなた追いかけ 金沢にひとり 夏の夜風に 身をさらされて 犀の流れを見つめる私 帰らぬ人と知ってはいても さまよう女心が くやしいの あなた追いかけ 京都から金沢 悲しい女のひとり旅です 夜汽車の窓を 流れる景色は 二度と帰らぬ想い出か せつない女心を わかってほしい | 河島英五 | 河島英五 | 河島英五 | | あの人を京都の街で 見かけたと教えられた なぜかしら 言葉にごらせ話すのは わけでもあるのでしょう たぶん誰かと一緒に 河原町やら 木屋町を 歩く姿が忍ばれて つらい恋です しょうがない あなた追いかけ 京都にひとり 街も華ぐ祭りの夜です 四条大橋たたずむ私 見知らぬ人に 声かけられて 揺れる女心が悲しいの あの人が金沢の街を ひとりきり歩いていたと 何処かしら古い都の 影背負い 肩を落としていたと云う あなた探し続けるわけは 聞いておきたい事がある ただそれだけの はずなのに ひとりと聞いて心が騒ぐ あなた追いかけ 金沢にひとり 夏の夜風に 身をさらされて 犀の流れを見つめる私 帰らぬ人と知ってはいても さまよう女心が くやしいの あなた追いかけ 京都から金沢 悲しい女のひとり旅です 夜汽車の窓を 流れる景色は 二度と帰らぬ想い出か せつない女心を わかってほしい |
何かいいことないかな僕が若者という名で呼ばれはじめて そして 今になるまで つぶやき あるいはさけびつづけた 言葉を今 言おう 何かいいことないかな 何かいいことないかな 何かいいことないかな 何かいいことないかな だれかが 僕に お前にとって 青春とは何だと たずねても 僕には答える言葉がない ただこう言えるだけさ 何かいいことないかな 何かいいことないかな 何かいいことないかな 何かいいことないかな 僕が若者と呼ばれなくなって 何よりくらしが大変になったら こんなのんきなことばかりは 言ってはいけなくなるのでしょうか それとも 僕が年老いて 今 この世を去ろうとするその時にも 寂しく僕は 言い続けるでしょうが 何かしとけばよかったと 何か 何か 何かいいことないか 何かいいこと 出て来い こわれそうなこの僕の目の前に 何かいいこと 残った命も そう多くはないんだから 何かいいこと 出てこい早く 何か 何か いいこと 何かいいことないかな 何かいいことないかな 何かいいことないかな 何かいいことないかな 僕には かけがえのない恋人が この世にただ一人だけいる それなのに やっぱり歌っている 何かいいことないかな 十三、十四、十五、六の時の僕は バスケットにすべてをかけてたつもり それだけが いきがいのつもりでいたが やっぱり何かが 足りなかったよ 僕は今歌うことが すべてのような いきがいのような つらをしているけれど やっぱり何かが 足りないよ 何かいいこと ないかな 僕の中の歯車が狂ってる ゆるんだねじが あるみたい さびついているところが あるんだよ なにか いいことないかな 何かいいことないかな 何かいいことないかな 何かいいことないかな 何かいいことないかな 何かいいことないかな 何かいいことないかな 何かいいことないかな 何かいいことないかな | 河島英五 | 河島英五 | 河島英五 | | 僕が若者という名で呼ばれはじめて そして 今になるまで つぶやき あるいはさけびつづけた 言葉を今 言おう 何かいいことないかな 何かいいことないかな 何かいいことないかな 何かいいことないかな だれかが 僕に お前にとって 青春とは何だと たずねても 僕には答える言葉がない ただこう言えるだけさ 何かいいことないかな 何かいいことないかな 何かいいことないかな 何かいいことないかな 僕が若者と呼ばれなくなって 何よりくらしが大変になったら こんなのんきなことばかりは 言ってはいけなくなるのでしょうか それとも 僕が年老いて 今 この世を去ろうとするその時にも 寂しく僕は 言い続けるでしょうが 何かしとけばよかったと 何か 何か 何かいいことないか 何かいいこと 出て来い こわれそうなこの僕の目の前に 何かいいこと 残った命も そう多くはないんだから 何かいいこと 出てこい早く 何か 何か いいこと 何かいいことないかな 何かいいことないかな 何かいいことないかな 何かいいことないかな 僕には かけがえのない恋人が この世にただ一人だけいる それなのに やっぱり歌っている 何かいいことないかな 十三、十四、十五、六の時の僕は バスケットにすべてをかけてたつもり それだけが いきがいのつもりでいたが やっぱり何かが 足りなかったよ 僕は今歌うことが すべてのような いきがいのような つらをしているけれど やっぱり何かが 足りないよ 何かいいこと ないかな 僕の中の歯車が狂ってる ゆるんだねじが あるみたい さびついているところが あるんだよ なにか いいことないかな 何かいいことないかな 何かいいことないかな 何かいいことないかな 何かいいことないかな 何かいいことないかな 何かいいことないかな 何かいいことないかな 何かいいことないかな |
ノウダラ峠こんもりと繁った大木の 木陰に腰をおろしている 山の方から気持ちのいい 風が吹いてくる 幾頭かの馬の列が背中に荷物を背負って 鈴を鳴らしながら通り過ぎて行く 幾つもの山を越えてきた ノウダラ ワラぶき屋根とドロ壁の家 笑い声をあげる子供たち 谷川の水を水瓶につめて 山を上がって来る娘たち 太陽に照りつけられて流れる汗と土にまみれ 生きものたちに囲まれて生きてゆく人々よ 幾つもの山を越えてきた ノウダラ 何かを求めて旅に出た 僕にとっては この村が ただの通りすがりではなく 何かを感じさせるとしても ここにもやはり暮らしがある 暮らしに満たされた人もいれば 何かを捨てて旅に出ることを 願う人もいるだろう 幾つもの山を越えて来た ノウダラ 幾つもの山を越えて来た ノウダラ | 河島英五 | 河島英五 | 河島英五 | | こんもりと繁った大木の 木陰に腰をおろしている 山の方から気持ちのいい 風が吹いてくる 幾頭かの馬の列が背中に荷物を背負って 鈴を鳴らしながら通り過ぎて行く 幾つもの山を越えてきた ノウダラ ワラぶき屋根とドロ壁の家 笑い声をあげる子供たち 谷川の水を水瓶につめて 山を上がって来る娘たち 太陽に照りつけられて流れる汗と土にまみれ 生きものたちに囲まれて生きてゆく人々よ 幾つもの山を越えてきた ノウダラ 何かを求めて旅に出た 僕にとっては この村が ただの通りすがりではなく 何かを感じさせるとしても ここにもやはり暮らしがある 暮らしに満たされた人もいれば 何かを捨てて旅に出ることを 願う人もいるだろう 幾つもの山を越えて来た ノウダラ 幾つもの山を越えて来た ノウダラ |
ノウダラの女土間に腰おろし かまどの火を見つめながら 頬杖をつく ノウダラの女 私はポカラの出よ ここは嫁ぎ先なの 赤いサリーの ノウダラの女 アメリカ人も イギリス人も 日本人も 旅人はみんなお金持ちだよね 私もこの家出て行きたいよ 独りぼっちだもの 土間に腰おろし かまどの火を見つめながら 頬杖をつく ノウダラの女 夫はね若い女と一緒に カトマンドゥーに行っちゃった さあ今頃 どうして いるのだか I don't know 知らないね アメリカ人も イギリス人も 日本人も 旅人はみんなお金持ちだよね 私もこの家出て行きたいよ 独りぼっちだもの 土間に腰おろし かまどの火を見つめながら 頬杖をつく ノウダラの女 まだ二十三だもの やり直せるよね 爪をかむ ノウダラの女 瞳の中で揺れる炎 まぶたを閉じた ノウダラの女 | 河島英五 | 河島英五 | 河島英五 | | 土間に腰おろし かまどの火を見つめながら 頬杖をつく ノウダラの女 私はポカラの出よ ここは嫁ぎ先なの 赤いサリーの ノウダラの女 アメリカ人も イギリス人も 日本人も 旅人はみんなお金持ちだよね 私もこの家出て行きたいよ 独りぼっちだもの 土間に腰おろし かまどの火を見つめながら 頬杖をつく ノウダラの女 夫はね若い女と一緒に カトマンドゥーに行っちゃった さあ今頃 どうして いるのだか I don't know 知らないね アメリカ人も イギリス人も 日本人も 旅人はみんなお金持ちだよね 私もこの家出て行きたいよ 独りぼっちだもの 土間に腰おろし かまどの火を見つめながら 頬杖をつく ノウダラの女 まだ二十三だもの やり直せるよね 爪をかむ ノウダラの女 瞳の中で揺れる炎 まぶたを閉じた ノウダラの女 |
野風増お前が二十歳になったら 酒場で二人で飲みたいものだ ぶっかき氷に焼酎入れて つまみはスルメかエイのひれ お前が二十歳になったら 想い出話で飲みたいものだ したたか飲んでダミ声上げて お前の二十歳を祝うのさ いいか男は 生意気ぐらいが丁度いい いいか男は 大きな夢を持て 野風増 野風増 男は夢を持て お前が二十歳になったら 女の話で飲みたいものだ 惚れて振られた昔のことを 思い出してはにが笑い お前が二十歳になったら 旅に出るのもいいじゃないか 旅立つ朝は冷酒干して お前の門出を祝うのさ いいか男は 生意気ぐらいが丁度いい いいか男は 大きな夢を持て 野風増 野風増 男は夢を持て いいか男は 生意気ぐらいが丁度いい いいか男は 大きな夢を持て 野風増 野風増 男は夢を持て 野風増 野風増 男は夢を持て | 河島英五 | 伊奈二朗 | 山本寛之 | | お前が二十歳になったら 酒場で二人で飲みたいものだ ぶっかき氷に焼酎入れて つまみはスルメかエイのひれ お前が二十歳になったら 想い出話で飲みたいものだ したたか飲んでダミ声上げて お前の二十歳を祝うのさ いいか男は 生意気ぐらいが丁度いい いいか男は 大きな夢を持て 野風増 野風増 男は夢を持て お前が二十歳になったら 女の話で飲みたいものだ 惚れて振られた昔のことを 思い出してはにが笑い お前が二十歳になったら 旅に出るのもいいじゃないか 旅立つ朝は冷酒干して お前の門出を祝うのさ いいか男は 生意気ぐらいが丁度いい いいか男は 大きな夢を持て 野風増 野風増 男は夢を持て いいか男は 生意気ぐらいが丁度いい いいか男は 大きな夢を持て 野風増 野風増 男は夢を持て 野風増 野風増 男は夢を持て |
野風増 ~お前が20才になったら~お前が20歳になったら 酒場で二人で飲みたいものだ ぶっかき氷に焼酎入れて つまみはスルメかエイのひれ お前が20歳になったら 思い出話で 飲みたいものだ したたか飲んでダミ声上げて お前の20歳を祝うのさ いいか男は 生意気ぐらいが丁度いい いいか男は 大きな夢を持て 野風増 野風増 男は夢を持て……!! お前が20歳になったら 女の話で飲みたいものだ 惚れて振られた昔のことを 思い出してはにが笑い お前が20歳になったら 男の遊びで飲みたいものだ はしごはしごで明日を忘れ お前の20歳を祝うのさ いいか男は 生意気ぐらいが丁度いい いいか男は 大きな夢を持て 野風増 野風増 男は夢を持て……!! お前が20歳になったら 旅に出るのもいいじゃないか 旅立つ朝は冷酒干して お前の門出を祝うのさ いいか男は 生意気ぐらいが丁度いい いいか男は 大きな夢を持て 野風増 野風増 男は夢を持て……!! | 河島英五 | 伊奈二郎 | 山本寛之 | | お前が20歳になったら 酒場で二人で飲みたいものだ ぶっかき氷に焼酎入れて つまみはスルメかエイのひれ お前が20歳になったら 思い出話で 飲みたいものだ したたか飲んでダミ声上げて お前の20歳を祝うのさ いいか男は 生意気ぐらいが丁度いい いいか男は 大きな夢を持て 野風増 野風増 男は夢を持て……!! お前が20歳になったら 女の話で飲みたいものだ 惚れて振られた昔のことを 思い出してはにが笑い お前が20歳になったら 男の遊びで飲みたいものだ はしごはしごで明日を忘れ お前の20歳を祝うのさ いいか男は 生意気ぐらいが丁度いい いいか男は 大きな夢を持て 野風増 野風増 男は夢を持て……!! お前が20歳になったら 旅に出るのもいいじゃないか 旅立つ朝は冷酒干して お前の門出を祝うのさ いいか男は 生意気ぐらいが丁度いい いいか男は 大きな夢を持て 野風増 野風増 男は夢を持て……!! |
のんべ一緒に暮らそうと冗談でもあんたが 言ってくれたからあたしホロリときたんや のんべでアホな女といいかげんな男 うまくやれるはずないわ 試してみないでも 笑いながら笑いながら眠っていたんや 泣きながら泣きながら寝むった日もあったのに あんたの肩を時々たしかめてみたんや いつのまにかいつのまにか 消えてやしないかと そうやあたしは母さんのように ふつうになろうとしたけど なりきれなかったんや あんたが一晩中そばにいてくれたから 大人になってはじめてぐっすり眠れたんや 子供の頃によく見た夢をまた見たよ 月の浜辺で裸足で おどってる夢を 出て行ってよ出て行ってよ無理を言わないでよ たった一夜たった一夜夢見ただけなんや せめて一度私の手料理食べて欲しかったけど もうおしまいもうおしまい すぐに出て行って あんたが一晩中母さんのように 抱きしめてくれたから 幸せになれたんや 泣きながら泣きながらまたひとり寝るんや 笑いながら笑いながら眠れる日まで あ・ん・た | 河島英五 | 河島英五 | 河島英五 | 服部隆之 | 一緒に暮らそうと冗談でもあんたが 言ってくれたからあたしホロリときたんや のんべでアホな女といいかげんな男 うまくやれるはずないわ 試してみないでも 笑いながら笑いながら眠っていたんや 泣きながら泣きながら寝むった日もあったのに あんたの肩を時々たしかめてみたんや いつのまにかいつのまにか 消えてやしないかと そうやあたしは母さんのように ふつうになろうとしたけど なりきれなかったんや あんたが一晩中そばにいてくれたから 大人になってはじめてぐっすり眠れたんや 子供の頃によく見た夢をまた見たよ 月の浜辺で裸足で おどってる夢を 出て行ってよ出て行ってよ無理を言わないでよ たった一夜たった一夜夢見ただけなんや せめて一度私の手料理食べて欲しかったけど もうおしまいもうおしまい すぐに出て行って あんたが一晩中母さんのように 抱きしめてくれたから 幸せになれたんや 泣きながら泣きながらまたひとり寝るんや 笑いながら笑いながら眠れる日まで あ・ん・た |
バイ・バイ・バイ君は素適な人だから 僕をとってもくるしめる もうこれ以上二人の愛を 傷つけないようにさよならしよう バイ・バイ バイ・バイ バイ・バイ 逢って間もない二人なのに きっと出逢うのが 遅すぎたんだね バイ・バイ バイ・バイ バイ・バイ 君の仕草の一つ一つを 僕は決して忘れないよ 君も何時か大人になっても 僕の事を想い出してね バイ・バイ バイ・バイ バイ・バイ バイ・バイ バイ・バイ バイ・バイ | 河島英五 | 河島英五 | 河島英五 | | 君は素適な人だから 僕をとってもくるしめる もうこれ以上二人の愛を 傷つけないようにさよならしよう バイ・バイ バイ・バイ バイ・バイ 逢って間もない二人なのに きっと出逢うのが 遅すぎたんだね バイ・バイ バイ・バイ バイ・バイ 君の仕草の一つ一つを 僕は決して忘れないよ 君も何時か大人になっても 僕の事を想い出してね バイ・バイ バイ・バイ バイ・バイ バイ・バイ バイ・バイ バイ・バイ |
Bye Bye メランコリー愛したら 愛されたい たずねたら 答えてほしい 抱(いだ)いたら それより強く 力をこめて 抱きつかれたい 男と女には いつでも少しだけ 相手の気持が多いことを 心であてにする とどかぬ想い はずれた願い 重たいメランコリー Bye Bye メランコリー さそったら さそわれたい 沈んだら 黙ってほしい 歩いたら 小走りになり おんなじ道を 進んでほしい 男と女には 悲しい習性で すべてを信じる愚かしさを 何度もくり返す とどかぬ想い はずれた願い 重たいメランコリー Bye Bye メランコリー 男と女には いつでも少しだけ 相手の気持ちが多いことを 心であてにする とどかぬ想い はずれた願い 重たいメランコリー Bye Bye メランコリー | 河島英五 | 阿久悠 | 網倉一也 | | 愛したら 愛されたい たずねたら 答えてほしい 抱(いだ)いたら それより強く 力をこめて 抱きつかれたい 男と女には いつでも少しだけ 相手の気持が多いことを 心であてにする とどかぬ想い はずれた願い 重たいメランコリー Bye Bye メランコリー さそったら さそわれたい 沈んだら 黙ってほしい 歩いたら 小走りになり おんなじ道を 進んでほしい 男と女には 悲しい習性で すべてを信じる愚かしさを 何度もくり返す とどかぬ想い はずれた願い 重たいメランコリー Bye Bye メランコリー 男と女には いつでも少しだけ 相手の気持ちが多いことを 心であてにする とどかぬ想い はずれた願い 重たいメランコリー Bye Bye メランコリー |
晩秋この国が一番美しい 燃える秋が訪れる 空の遠い遠い所から 懐かしい唄が聞こえてきそうだ 縁側で繕い物しながら 口ずさむ母の唄か 下校時間告げるチャイムと共に 流れたメロディか 悲しみに心奪われ 生きる力無くした時にも 季節は美しく巡り来て 優しく響く 声が潰れるほど泣いた夜も 抱き合った温もりも 過ぎ行く日々の暮らしの中に いつの間にか埋もれて行くでしょう 街路樹が赤く色づく道 笑い合う子供達 道草をしてお帰りなさい 今を楽しむが良い やがて寒い冬が来て 全てが雪に埋もれても あなたと生きて愛し合った日々 忘れはしない 幾度も季節は巡って 全てが風に流れても あなたが生きて残した温もり 決して消えない 木枯しが吹いても 雪に埋もれても 決して消えない | 河島英五 | 河島英五 | 河島英五 | 若草恵 | この国が一番美しい 燃える秋が訪れる 空の遠い遠い所から 懐かしい唄が聞こえてきそうだ 縁側で繕い物しながら 口ずさむ母の唄か 下校時間告げるチャイムと共に 流れたメロディか 悲しみに心奪われ 生きる力無くした時にも 季節は美しく巡り来て 優しく響く 声が潰れるほど泣いた夜も 抱き合った温もりも 過ぎ行く日々の暮らしの中に いつの間にか埋もれて行くでしょう 街路樹が赤く色づく道 笑い合う子供達 道草をしてお帰りなさい 今を楽しむが良い やがて寒い冬が来て 全てが雪に埋もれても あなたと生きて愛し合った日々 忘れはしない 幾度も季節は巡って 全てが風に流れても あなたが生きて残した温もり 決して消えない 木枯しが吹いても 雪に埋もれても 決して消えない |
ひとりごとくよくよするのはもうやめた ああ ああ もう忘れてしまおう 今夜も僕は一人言 この酒飲み乾してしまおう 君は強い人だね 君ならどうするんだろう 君ならきっと 君ならきっと 泣きながら 泣きながら 明日の朝を迎えるのでしょう 鏡の中の僕の顔 ああー 真赤だよ 今の一杯の酒で何がどう変わったんだろう これっぽっちの安らぎさえも 僕に与えてはくれなんだ 鏡の中の僕の顔が真赤になった そう それだけのことなんだ 君は強い人だね 君ならどうするんだろう 君ならきっと 君ならきっと 泣きながら 泣きながら 明日の朝を迎えるのでしょう 鏡の中の僕の顔 ああー 真赤だよ | 河島英五 | 河島英五 | 河島英五 | | くよくよするのはもうやめた ああ ああ もう忘れてしまおう 今夜も僕は一人言 この酒飲み乾してしまおう 君は強い人だね 君ならどうするんだろう 君ならきっと 君ならきっと 泣きながら 泣きながら 明日の朝を迎えるのでしょう 鏡の中の僕の顔 ああー 真赤だよ 今の一杯の酒で何がどう変わったんだろう これっぽっちの安らぎさえも 僕に与えてはくれなんだ 鏡の中の僕の顔が真赤になった そう それだけのことなんだ 君は強い人だね 君ならどうするんだろう 君ならきっと 君ならきっと 泣きながら 泣きながら 明日の朝を迎えるのでしょう 鏡の中の僕の顔 ああー 真赤だよ |
ほろ酔いでほろ酔いで夢見れば 想い出は美しく 時はすべてを許し やさしさに変えてゆく 傷ついた青春も 泣きぬれた恋人も みんな化石の花になる すべてのものが やがて むくわれ すべてのものが いつか 救われる 時代は変わり 陽は降り注ぐだろう 生きてゆけぬと 泪する人にも 哀しみはいつだって 幸せな日を選び 風のように あらわれて 夢のように 消えてゆく ひたすらに流れてゆけ ささやかな人生よ せめてもどせぬ運命(さだめ)なら 人も 願いも やがて去りゆき 季節は変わり いつかめぐりあう 時の流れに みえかくれしながら 波間ただよう 花びらのように すべてのものが やがて むくわれ すべてのものが いつか 救われる 時代は変わり 陽は降り注ぐだろう 波間ただよう 花びらのうえにも | 河島英五 | 河島英五 | 河島英五 | | ほろ酔いで夢見れば 想い出は美しく 時はすべてを許し やさしさに変えてゆく 傷ついた青春も 泣きぬれた恋人も みんな化石の花になる すべてのものが やがて むくわれ すべてのものが いつか 救われる 時代は変わり 陽は降り注ぐだろう 生きてゆけぬと 泪する人にも 哀しみはいつだって 幸せな日を選び 風のように あらわれて 夢のように 消えてゆく ひたすらに流れてゆけ ささやかな人生よ せめてもどせぬ運命(さだめ)なら 人も 願いも やがて去りゆき 季節は変わり いつかめぐりあう 時の流れに みえかくれしながら 波間ただよう 花びらのように すべてのものが やがて むくわれ すべてのものが いつか 救われる 時代は変わり 陽は降り注ぐだろう 波間ただよう 花びらのうえにも |
街のジプシー色んな男と歩いていたね まるで街のジプシーさお前は 男に傾く身体の重さが悲しみやさびしさなんだろう 一度だけ素顔のお前見たね 思いがけなくも少女みたいでさ 窓から差し込む朝日を浴びて はにかみながら立っていたね 重たい化粧落としなよ こわがらないでさらけだしてごらん 素顔のお前を見せてくれもう一度見せてくれ 墜ちてもいいぜお前が望むなら お前がのぞいた地獄って処まで 戦さに病れた兵士のような お前のココロのサバクにとどくなら 奪ってみせるぜお前の魂 その日が来るのを待っていろよ 少女みたいにウブにふるえながら 俺の前でハダカになるのさ 重たい化粧落としなよ 朝が来るまでおどりあかそう 素顔のお前を見せてくれ もういちど見せてくれ 墜ちてもいいぜお前が望むなら お前がのぞいた地獄って処まで 戦さに病れた兵士のような お前のココロのサバクにとどくなら お前のココロのサバクにとどくなら 重たい化粧落としなよ こわがらないでさらけだしてごらん 素顔のお前を見せてくれもう一度 見せてくれ | 河島英五 | 河島英五 | 河島英五 | 水谷公生 | 色んな男と歩いていたね まるで街のジプシーさお前は 男に傾く身体の重さが悲しみやさびしさなんだろう 一度だけ素顔のお前見たね 思いがけなくも少女みたいでさ 窓から差し込む朝日を浴びて はにかみながら立っていたね 重たい化粧落としなよ こわがらないでさらけだしてごらん 素顔のお前を見せてくれもう一度見せてくれ 墜ちてもいいぜお前が望むなら お前がのぞいた地獄って処まで 戦さに病れた兵士のような お前のココロのサバクにとどくなら 奪ってみせるぜお前の魂 その日が来るのを待っていろよ 少女みたいにウブにふるえながら 俺の前でハダカになるのさ 重たい化粧落としなよ 朝が来るまでおどりあかそう 素顔のお前を見せてくれ もういちど見せてくれ 墜ちてもいいぜお前が望むなら お前がのぞいた地獄って処まで 戦さに病れた兵士のような お前のココロのサバクにとどくなら お前のココロのサバクにとどくなら 重たい化粧落としなよ こわがらないでさらけだしてごらん 素顔のお前を見せてくれもう一度 見せてくれ |
魔法の絵の具木の葉は水色のすてきな縞もよう 空は水玉桜色 海はたまご色 まっくろカラスにまっしろな絵の具をぬりたくろう 白鳥達にはまっ黒な絵の具をぬりたくろう もしも魔法の絵の具があったらばのことだけど もしも魔法の絵の具があったらばのことだけど お魚たちには空を翔ぶ翼をあげようか たまには小鳥たちよすいすい海の底 そしてボクタチふたり空を翔びまわろうよ サンマの群れとおどけちゃおう ふんわりふわふわ雲の上 もしも魔法のつえがあったらばのことだけど もしも魔法のつえがあったらばのことだけど もしも魔法の絵の具があったらばのことだけど もしも魔法の絵の具があったらばのことだけど | 河島英五 | 河島英五 | 河島英五 | | 木の葉は水色のすてきな縞もよう 空は水玉桜色 海はたまご色 まっくろカラスにまっしろな絵の具をぬりたくろう 白鳥達にはまっ黒な絵の具をぬりたくろう もしも魔法の絵の具があったらばのことだけど もしも魔法の絵の具があったらばのことだけど お魚たちには空を翔ぶ翼をあげようか たまには小鳥たちよすいすい海の底 そしてボクタチふたり空を翔びまわろうよ サンマの群れとおどけちゃおう ふんわりふわふわ雲の上 もしも魔法のつえがあったらばのことだけど もしも魔法のつえがあったらばのことだけど もしも魔法の絵の具があったらばのことだけど もしも魔法の絵の具があったらばのことだけど |
水瓶の唄運んでくれる乗り物と 不自由の無いお金さえあれば どこへでも行けるだろう その足を鍛えなくとも 百万冊の書物を読み 一日中テレビの前に居れば どんな事でも知る事ができるだろう その部屋に寝ころんだままで だけど友よそれで それで自由になれたかい? だけど友よそれで それで自由になれたかい? 同じ考えの人以外は 誰も側に寄せつけなければ いさかいは無くなるだろう 心にくもりが あるままでも 違う言葉だとか 違うしぐさだとか 違う神を信じているとか 覚えてしまった やり方で 人は人を区別する だけど友よそれで それで自由になれたかい? 拳を固く握りしめて 何も持たずに 生まれてきたのに 年老いる事も無く つらい仕事も無ければ 涙流すことさえ知らず ぼんやり暮らしてゆけただろうが 水瓶の中に欲しいだけの 水が満ちあふれていれば 奪い合う事も無いだろう 分かち合う心が無くても だけど友よそれで それで自由になれたかい? 水瓶の中の 少しばかりの水を 分かち合って 生きよう 水瓶の中の 少しばかりの水を 分かち合って生きよう…… 水瓶の中の 少しばかりの水を 分かち合って生きよう…… 水瓶の中の 少しばかりの水を 分かち合って生きよう…… | 河島英五 | 河島英五 | 河島英五 | 河島英五・スロートレイン | 運んでくれる乗り物と 不自由の無いお金さえあれば どこへでも行けるだろう その足を鍛えなくとも 百万冊の書物を読み 一日中テレビの前に居れば どんな事でも知る事ができるだろう その部屋に寝ころんだままで だけど友よそれで それで自由になれたかい? だけど友よそれで それで自由になれたかい? 同じ考えの人以外は 誰も側に寄せつけなければ いさかいは無くなるだろう 心にくもりが あるままでも 違う言葉だとか 違うしぐさだとか 違う神を信じているとか 覚えてしまった やり方で 人は人を区別する だけど友よそれで それで自由になれたかい? 拳を固く握りしめて 何も持たずに 生まれてきたのに 年老いる事も無く つらい仕事も無ければ 涙流すことさえ知らず ぼんやり暮らしてゆけただろうが 水瓶の中に欲しいだけの 水が満ちあふれていれば 奪い合う事も無いだろう 分かち合う心が無くても だけど友よそれで それで自由になれたかい? 水瓶の中の 少しばかりの水を 分かち合って 生きよう 水瓶の中の 少しばかりの水を 分かち合って生きよう…… 水瓶の中の 少しばかりの水を 分かち合って生きよう…… 水瓶の中の 少しばかりの水を 分かち合って生きよう…… |
無口うまく言葉にできないおもいをどうすれば、どうすればいいんだろう わかってくれていると思っていたんだ わかってくれないはずはないんだと 当たり前で言いそびれたことが 今頃になりこんな形で現れるなんて わかってくれていると思っていたんだ 友達にもそう話していたのに 感謝とかすまなさとかとても言葉じゃ足りないよ そしておまえをいとおしむ この思いどこへぶつければいいのか 誰かがとても上手な言葉で傷ついた君を理解してくれたのかい 俺たちが築いたものは言葉よりも軽いのか無責任な誰かの言葉より 言ってみるよ聞いてておくれありったけの思いを言葉で やっぱり言葉じゃだめさ 言葉なんか嫌いさ 本当のことまで みんな嘘になる 感謝とかすまなさとか とても言葉じゃ足りないよ そしてお前を失いたくないこの思いどこへぶつければいいのか 空しく言葉は空回りして 自分を弁護しようとするだけ ただ お前を失いたくない なぜ 解ってくれないのか すでに閉ざされた お前の前で やがて 俺は また 無口の人となる | 河島英五 | 河島英五 | 河島英五 | 服部隆之 | うまく言葉にできないおもいをどうすれば、どうすればいいんだろう わかってくれていると思っていたんだ わかってくれないはずはないんだと 当たり前で言いそびれたことが 今頃になりこんな形で現れるなんて わかってくれていると思っていたんだ 友達にもそう話していたのに 感謝とかすまなさとかとても言葉じゃ足りないよ そしておまえをいとおしむ この思いどこへぶつければいいのか 誰かがとても上手な言葉で傷ついた君を理解してくれたのかい 俺たちが築いたものは言葉よりも軽いのか無責任な誰かの言葉より 言ってみるよ聞いてておくれありったけの思いを言葉で やっぱり言葉じゃだめさ 言葉なんか嫌いさ 本当のことまで みんな嘘になる 感謝とかすまなさとか とても言葉じゃ足りないよ そしてお前を失いたくないこの思いどこへぶつければいいのか 空しく言葉は空回りして 自分を弁護しようとするだけ ただ お前を失いたくない なぜ 解ってくれないのか すでに閉ざされた お前の前で やがて 俺は また 無口の人となる |
森へ帰ろう昼下がりの交差点 車の列に人がとびこむ 行きかう人の流れは立ち止まりやがて足早に去ってゆく 夜のNEWSで彼らは知るだろう 孤独な人の さみしい死を 大地が怒り摩天楼の空が崩れても 今日もまたどこかでミサイルが飛び核実験がある この街に狂気が ばらまかれても 君を守りに駆けつけたい 森へ帰ろう かけがえのない命のために 森へ帰ろう 傷ついた君を守るために 一日中街は電話のBELLが鳴り響き 見えない糸で、愛ときずなでつながれている 麻薬の取り引きや 彼女をくどく声で この街の空は にぎやかだ 森へ帰ろう かけがえのない命のために 森へ帰ろう 傷ついた君を守るために 森へ帰ろう かけがえのない命のために 森へ帰ろう 傷ついた君を守るために | 河島英五 | 河島英五 | 河島英五 | 河島英五 | 昼下がりの交差点 車の列に人がとびこむ 行きかう人の流れは立ち止まりやがて足早に去ってゆく 夜のNEWSで彼らは知るだろう 孤独な人の さみしい死を 大地が怒り摩天楼の空が崩れても 今日もまたどこかでミサイルが飛び核実験がある この街に狂気が ばらまかれても 君を守りに駆けつけたい 森へ帰ろう かけがえのない命のために 森へ帰ろう 傷ついた君を守るために 一日中街は電話のBELLが鳴り響き 見えない糸で、愛ときずなでつながれている 麻薬の取り引きや 彼女をくどく声で この街の空は にぎやかだ 森へ帰ろう かけがえのない命のために 森へ帰ろう 傷ついた君を守るために 森へ帰ろう かけがえのない命のために 森へ帰ろう 傷ついた君を守るために |
夢の森の中で君と夜更けに急に目を覚まし 瞳濡らして震えてる 君は思い出の森の中 霧に迷って来たのかい 眠れ俺の胸で 抱いてあげる 優しく強く ひそかな寝息たてながら まだ泣き顔の白いほほ 俺も思い出の森の中 枯れ葉踏みしめ歩こうか 眠れ俺の胸で つらい 夢など見ないように 眠れ俺の胸で いつも目覚めれば そばに いるよ | 河島英五 | 河島英五 | 河島英五 | 服部隆之 | 夜更けに急に目を覚まし 瞳濡らして震えてる 君は思い出の森の中 霧に迷って来たのかい 眠れ俺の胸で 抱いてあげる 優しく強く ひそかな寝息たてながら まだ泣き顔の白いほほ 俺も思い出の森の中 枯れ葉踏みしめ歩こうか 眠れ俺の胸で つらい 夢など見ないように 眠れ俺の胸で いつも目覚めれば そばに いるよ |
欲望河この街を 流れてる河は 今日も淋しさの吹き溜まり 愚か者や罪人達 救いの酒に酔い痴れてる ただ流れゆく河の流れ あの頃のように じっと見つめれば 忘れられぬ愛しい面影が こみあげてくるのさ この街は 欲望と人の夢が 転がり続ける街 裏切り合い 傷ついても慰めなんか欲しくない ただ流れゆく河の流れ あの頃のように じっと見つめれば 忘られぬ愛しい面影が こみあげてくるのさ 行き過ぎる街の人は 悲しみさえ生きる力にして 傷ついた心抱いて 夜明けを待ちわびる 朝焼けの海に向い ひたすらに ただ流れてゆく もの云わぬ河の流れのように | 河島英五 | 河島英五 | 河島英五 | 服部隆之 | この街を 流れてる河は 今日も淋しさの吹き溜まり 愚か者や罪人達 救いの酒に酔い痴れてる ただ流れゆく河の流れ あの頃のように じっと見つめれば 忘れられぬ愛しい面影が こみあげてくるのさ この街は 欲望と人の夢が 転がり続ける街 裏切り合い 傷ついても慰めなんか欲しくない ただ流れゆく河の流れ あの頃のように じっと見つめれば 忘られぬ愛しい面影が こみあげてくるのさ 行き過ぎる街の人は 悲しみさえ生きる力にして 傷ついた心抱いて 夜明けを待ちわびる 朝焼けの海に向い ひたすらに ただ流れてゆく もの云わぬ河の流れのように |
酔っぱらったよ酔っぱらったよ 酔っぱらったよ 昔流行った唄が流れてる 俺達が出会ったあの頃がよみがえるね 輝きと影がまじりあっていたあの頃 この唄歌ってたあいつはどうしたんだろう 最近あんまり聞かないねさみしいね 時の重さが俺たちを変えたんだ 違う生き方選んだふたり 酔っぱらったよ 酔っぱらったよ 昔流行った唄が流れてる 時代は移り行き街角に知らない歌が お前見送ってひとりで泣こうか 新しい化粧もお前には似合うけど 変れないんだ男って奴は 酔っぱらったよ 酔っぱらったよ 昔流行った唄が流れてる 酔っぱらったよ 酔っぱらったよ まだ知らない唄が耳を過ぎる 酔っぱらったよ 酔っぱらったよ 昔の唄はもう聞きたくない 酔っぱらったよ 酔っぱらったよ 昔流行った唄が流れてる | 河島英五 | 河島英五 | 河島英五 | 服部隆之 | 酔っぱらったよ 酔っぱらったよ 昔流行った唄が流れてる 俺達が出会ったあの頃がよみがえるね 輝きと影がまじりあっていたあの頃 この唄歌ってたあいつはどうしたんだろう 最近あんまり聞かないねさみしいね 時の重さが俺たちを変えたんだ 違う生き方選んだふたり 酔っぱらったよ 酔っぱらったよ 昔流行った唄が流れてる 時代は移り行き街角に知らない歌が お前見送ってひとりで泣こうか 新しい化粧もお前には似合うけど 変れないんだ男って奴は 酔っぱらったよ 酔っぱらったよ 昔流行った唄が流れてる 酔っぱらったよ 酔っぱらったよ まだ知らない唄が耳を過ぎる 酔っぱらったよ 酔っぱらったよ 昔の唄はもう聞きたくない 酔っぱらったよ 酔っぱらったよ 昔流行った唄が流れてる |
よぼよぼじいさんもう今から何年くらい前になるんだろう 僕が高校二年の時だった 僕らの担任の先生は 六十歳を過ぎた よぼよぼのじいさんだった 昔かたぎのがんこ者 頭の固い わからずやな人だった ヘンコツ わからずやのクソジジイと 僕らはバカにしたものだったが 一年たってみたら 一年たってみたら いつしか僕は その先生が好きになっていたんだ 一年たってその先生が好きになった頃 僕らは突然のように 先生が僕らを最後に教壇を降りることを 知らされたんだ 古いものの中に すばらしい古さが 古いものの中に すばらしい新しさがあることを 教えてくれた先生 先生 僕はあなたが好きでした おもえば僕が勉強もせずに ギターばかり弾いていた頃 ほどほどに ほどほどに ほどほどにしなさいと みんなが説教する中で そんなに好きなら 学校をやめなさい その道に入るがよいと きみにその情熱がないのなら 勉強に打ち込むがよいと 何故あの時 僕は学校をやめないで ほどほどにギターを弾いたのだろう 何故あの時 僕はギターも捨てないで ほどほどに勉強したのだろう 昔かたぎのがんこ者 頭の固い わからずやだった人 先生 先生 よぼよぼじいさん 僕はあなたが好きでした 先生 先生 よぼよぼじいさん 今あなたはどうしているのでしょう | 河島英五 | 河島英五 | 河島英五 | 河島英五・スロートレイン | もう今から何年くらい前になるんだろう 僕が高校二年の時だった 僕らの担任の先生は 六十歳を過ぎた よぼよぼのじいさんだった 昔かたぎのがんこ者 頭の固い わからずやな人だった ヘンコツ わからずやのクソジジイと 僕らはバカにしたものだったが 一年たってみたら 一年たってみたら いつしか僕は その先生が好きになっていたんだ 一年たってその先生が好きになった頃 僕らは突然のように 先生が僕らを最後に教壇を降りることを 知らされたんだ 古いものの中に すばらしい古さが 古いものの中に すばらしい新しさがあることを 教えてくれた先生 先生 僕はあなたが好きでした おもえば僕が勉強もせずに ギターばかり弾いていた頃 ほどほどに ほどほどに ほどほどにしなさいと みんなが説教する中で そんなに好きなら 学校をやめなさい その道に入るがよいと きみにその情熱がないのなら 勉強に打ち込むがよいと 何故あの時 僕は学校をやめないで ほどほどにギターを弾いたのだろう 何故あの時 僕はギターも捨てないで ほどほどに勉強したのだろう 昔かたぎのがんこ者 頭の固い わからずやだった人 先生 先生 よぼよぼじいさん 僕はあなたが好きでした 先生 先生 よぼよぼじいさん 今あなたはどうしているのでしょう |
竜馬のように少年のままで生きることは 誰にも出来ない 振り向けば 昨日のことさえ もう目覚めぬ それは化石 人は鳥でもない 魚でもない まして石でもない 花でもない 茜の空に たちむかえ 心を斜め 十五度に傾けて 嗚呼 遥かに行かん 嗚呼 遥かに行かん 魂を空に 帰す時が いつかは来るけど 恋人よ 泣いてすがるな いざ別れの 時がきても 人は風でもない 流星(ほし)でもない まして砂でもない 雲でもない 夜明けの風にたちむかえ 心を斜め 十五度に傾けて 嗚呼 竜馬のように 嗚呼 竜馬のように 人は鳥でもない 魚でもない まして石でもない 花でもない 茜の空に たちむかえ 心を斜め 十五度に傾けて 嗚呼 竜馬のように 嗚呼 竜馬のように | 河島英五 | 荒木とよひさ | チト河内 | 青木望・後藤次利 | 少年のままで生きることは 誰にも出来ない 振り向けば 昨日のことさえ もう目覚めぬ それは化石 人は鳥でもない 魚でもない まして石でもない 花でもない 茜の空に たちむかえ 心を斜め 十五度に傾けて 嗚呼 遥かに行かん 嗚呼 遥かに行かん 魂を空に 帰す時が いつかは来るけど 恋人よ 泣いてすがるな いざ別れの 時がきても 人は風でもない 流星(ほし)でもない まして砂でもない 雲でもない 夜明けの風にたちむかえ 心を斜め 十五度に傾けて 嗚呼 竜馬のように 嗚呼 竜馬のように 人は鳥でもない 魚でもない まして石でもない 花でもない 茜の空に たちむかえ 心を斜め 十五度に傾けて 嗚呼 竜馬のように 嗚呼 竜馬のように |
忘れもの働らくこともいい お金を手にすることも 豊かさ求めることも ぜいたくも悪くない 無いより あるがいい 貧しく 苦しむよりは 勝負が必要ならば 勝ちたいが あたりまえ なのに いま この不機嫌は何だろう 急ぎ過ぎて 走り過ぎて 身軽になり過ぎて 捨ててはいけないものまでも 忘れた気がしてる 笑えることはいい ジョークで済ませることも 深刻ぶらないことが 美徳でも罪じゃない 身のほど知らずでも 希望と思えればいい リッチなふりすることも 責められることじゃない なのに 何故 この苛立ちは何だろう 学び過ぎて 変り過ぎて あくせく行き過ぎて 捨ててはいけないものまでも 忘れた気がしてる 急ぎ過ぎて 走り過ぎて 身軽になり過ぎて 捨ててはいけないものまでも 忘れた気がしてる | 河島英五 | 阿久悠 | 網倉一也 | | 働らくこともいい お金を手にすることも 豊かさ求めることも ぜいたくも悪くない 無いより あるがいい 貧しく 苦しむよりは 勝負が必要ならば 勝ちたいが あたりまえ なのに いま この不機嫌は何だろう 急ぎ過ぎて 走り過ぎて 身軽になり過ぎて 捨ててはいけないものまでも 忘れた気がしてる 笑えることはいい ジョークで済ませることも 深刻ぶらないことが 美徳でも罪じゃない 身のほど知らずでも 希望と思えればいい リッチなふりすることも 責められることじゃない なのに 何故 この苛立ちは何だろう 学び過ぎて 変り過ぎて あくせく行き過ぎて 捨ててはいけないものまでも 忘れた気がしてる 急ぎ過ぎて 走り過ぎて 身軽になり過ぎて 捨ててはいけないものまでも 忘れた気がしてる |