恋の片山津宿の浴衣に 着替えて巡る 赤い提灯 屋形船 花火まつりの柴山潟(しばやまがた)に おんなの命を 咲かせて燃える 逢えてうれしい 旅路の宿に 愛が芽生える 片山津 葦(あし)の葉(は)かげで よりそい眠る つがい水鳥 浮御堂(うきみどう) 差しつ差されつ ちぎりのお酒 おんなの幸せ はじめて知った 一生棲(す)みたい あなたの胸に 通うなさけの 片山津 素肌(はだ)に湯の香を まとわせながら 肩をあずけて 見る湖面(みなも) 朝な夕なに 七色化粧 はなやぐ季節を あなたと生きる 離れられない ふたりになった 恋の湯の町 片山津 | 早浪美加 | 花咲ひみこ | 松宮有里 | 山田恵範 | 宿の浴衣に 着替えて巡る 赤い提灯 屋形船 花火まつりの柴山潟(しばやまがた)に おんなの命を 咲かせて燃える 逢えてうれしい 旅路の宿に 愛が芽生える 片山津 葦(あし)の葉(は)かげで よりそい眠る つがい水鳥 浮御堂(うきみどう) 差しつ差されつ ちぎりのお酒 おんなの幸せ はじめて知った 一生棲(す)みたい あなたの胸に 通うなさけの 片山津 素肌(はだ)に湯の香を まとわせながら 肩をあずけて 見る湖面(みなも) 朝な夕なに 七色化粧 はなやぐ季節を あなたと生きる 離れられない ふたりになった 恋の湯の町 片山津 |
散り紅葉涙の川を 赤く染めながら ひらり ひらりと 散り紅葉 離れ離れに 流れてゆくのです たとえどんなに 愛しても 結ぶ瀬も無い 恋の帯 夢の続きは ないのです ないのです… 秋風吹いて 月の影寒く はらり はらりと 散り紅葉 燃えてみたって いつかは散るのです 帰したくない 人だけど 迷い心を 断ち切って 今宵限りの ひざまくら ひざまくら… 涙を溶かし 色を増しながら ゆらり ゆらりと 散り紅葉 どこの岸へと 流れてゆくのでしょ せめてその目に 残してと 羽織る衣の 秋もよう 夢の続きは ないのです ないのです… | 早浪美加 | 坂下進・補作詩:花咲ひみこ | 松宮有里 | 山田恵範 | 涙の川を 赤く染めながら ひらり ひらりと 散り紅葉 離れ離れに 流れてゆくのです たとえどんなに 愛しても 結ぶ瀬も無い 恋の帯 夢の続きは ないのです ないのです… 秋風吹いて 月の影寒く はらり はらりと 散り紅葉 燃えてみたって いつかは散るのです 帰したくない 人だけど 迷い心を 断ち切って 今宵限りの ひざまくら ひざまくら… 涙を溶かし 色を増しながら ゆらり ゆらりと 散り紅葉 どこの岸へと 流れてゆくのでしょ せめてその目に 残してと 羽織る衣の 秋もよう 夢の続きは ないのです ないのです… |
日だまり迷いこんだの あなたの胸に はぐれ雀と 笑った おまえ 背伸びをしないで いたわりあって ささやかな 日だまりを これからは これからは 生きて行こうよ なぁ おまえ 宿る命を 打ち明けながら 肩にもたれて はにかむ おまえ 雪解け間近の 遅咲きつぼみ あたたかい 日だまりを 咲かせよう 咲かせよう 身体だいじに なぁ おまえ さがし続けた あなたの傘を やっと逢えたと 甘える おまえ しあわせ編み込む 七色毛糸 おだやかな 日だまりを いつまでも いつまでも 抱いて行こうよ なぁ おまえ | 早浪美加 | 坂下進・補作詩:花咲ひみこ | 松宮有里 | 山田恵範 | 迷いこんだの あなたの胸に はぐれ雀と 笑った おまえ 背伸びをしないで いたわりあって ささやかな 日だまりを これからは これからは 生きて行こうよ なぁ おまえ 宿る命を 打ち明けながら 肩にもたれて はにかむ おまえ 雪解け間近の 遅咲きつぼみ あたたかい 日だまりを 咲かせよう 咲かせよう 身体だいじに なぁ おまえ さがし続けた あなたの傘を やっと逢えたと 甘える おまえ しあわせ編み込む 七色毛糸 おだやかな 日だまりを いつまでも いつまでも 抱いて行こうよ なぁ おまえ |