- Earthbound視界はねじれたまま ゆがんだ光に包みこまれて すこしふしぎな場所で いま 終わりの気配 「とおく離れていても、ずっと忘れないでいて。」 「もうゆくよ。またいつか会える日まで、手をふるよ。 目を閉じれば きっと。」 | CHIIO | 中村太勇 | 中村太勇 | | 視界はねじれたまま ゆがんだ光に包みこまれて すこしふしぎな場所で いま 終わりの気配 「とおく離れていても、ずっと忘れないでいて。」 「もうゆくよ。またいつか会える日まで、手をふるよ。 目を閉じれば きっと。」 |
Earthbound -ドアをたたく音 鳴りひびく 「ここで待ってるよ。いつまでも。」 「青い芝生はもう枯れてしまったよ。 しらない言葉をおしえて。」 | CHIIO | 中村太勇 | 中村太勇 | | ドアをたたく音 鳴りひびく 「ここで待ってるよ。いつまでも。」 「青い芝生はもう枯れてしまったよ。 しらない言葉をおしえて。」 |
Kineticパジャマを着たまま 寝ぼけた顔で迷いこむ 綺麗にならぶ空き缶にむかって 石をなげつける 夢の中? 「たくさんの声や目、ここにはないよ。」 「惑星のつくりかた、おしえて!」 「芝生の色は、青じゃなくていいでしょう。 みあげる太陽は同じだから。」 「ぼくらの道のりは、同じじゃなくてもいいでしょう。 たどりつく場所は同じだから。」 「パジャマを着たらすぐ ここにこれるよ、いつだって。」 綺麗にならぶ空き缶にむかって 石をなげつける | CHIIO | 中村太勇 | 中村太勇 | | パジャマを着たまま 寝ぼけた顔で迷いこむ 綺麗にならぶ空き缶にむかって 石をなげつける 夢の中? 「たくさんの声や目、ここにはないよ。」 「惑星のつくりかた、おしえて!」 「芝生の色は、青じゃなくていいでしょう。 みあげる太陽は同じだから。」 「ぼくらの道のりは、同じじゃなくてもいいでしょう。 たどりつく場所は同じだから。」 「パジャマを着たらすぐ ここにこれるよ、いつだって。」 綺麗にならぶ空き缶にむかって 石をなげつける |
Compass首をかしげてねじれたここはどこか 鼻歌うたう だれかの声がきこえたよ 「ほとんどすべて歪んでしまったとしても、 わたしはいつもこの場所にいるよ。」 首をかしげてかたむいた空の下 ぼくらはふたり よく似た顔をして笑う 「あなたの声がふいに途絶えてしまっても、 わたしはここでちいさく手をふるよ。」 | CHIIO | 中村太勇 | 中村太勇 | | 首をかしげてねじれたここはどこか 鼻歌うたう だれかの声がきこえたよ 「ほとんどすべて歪んでしまったとしても、 わたしはいつもこの場所にいるよ。」 首をかしげてかたむいた空の下 ぼくらはふたり よく似た顔をして笑う 「あなたの声がふいに途絶えてしまっても、 わたしはここでちいさく手をふるよ。」 |
The Fogみえない壁のような空気にとりかこまれている 「どうにもならないなら、はやくここから抜けだそう。」 「光ってみえるあの月も だれかが書いた絵だったとしたら...」 うまくつくったはずの砂の城 飲みこまれてゆく 「もうそろそろわかったはずさ。つぎの船にのって旅立とう。」 「光ってみえるあの星が だれかが書いた絵だとしても、 最後までみていたい。消えるまでみていたい。」 | CHIIO | 中村太勇 | 中村太勇 | | みえない壁のような空気にとりかこまれている 「どうにもならないなら、はやくここから抜けだそう。」 「光ってみえるあの月も だれかが書いた絵だったとしたら...」 うまくつくったはずの砂の城 飲みこまれてゆく 「もうそろそろわかったはずさ。つぎの船にのって旅立とう。」 「光ってみえるあの星が だれかが書いた絵だとしても、 最後までみていたい。消えるまでみていたい。」 |
Swimmersおそろしい言葉が降りそそぎ かなしい未来は近づいて 浅いプールでおぼれる 「空の飛び方をおしえて。」 「風船につかまってゆけるよ。」 月が綺麗な こんな夜なのに うつむいたまま うつろな顔をしている 「濁ったプールに月はうつらない。うさぎの餅つき、近くでみてみよう。」 「踊っていられるかい?」 「次の朝がきて、このまま笑っていられるかい?」 | CHIIO | 中村太勇 | 中村太勇 | | おそろしい言葉が降りそそぎ かなしい未来は近づいて 浅いプールでおぼれる 「空の飛び方をおしえて。」 「風船につかまってゆけるよ。」 月が綺麗な こんな夜なのに うつむいたまま うつろな顔をしている 「濁ったプールに月はうつらない。うさぎの餅つき、近くでみてみよう。」 「踊っていられるかい?」 「次の朝がきて、このまま笑っていられるかい?」 |
Portal遠くなってゆく ゆくよ たよりない窓に手をあてて 目をつむったまま なにも荷物はいらないよ うごきだす船に身をまかせてゆくよ 窓のそと ひかり 船はどこへゆくの トラルファマドール目指して 過去も未来もない惑星へ みえないはやさで船はすすんでゆくよ 窓のそと ひかり どこへでもゆけるよ どこへでもゆけるよ 今 どこへでもゆけるよ 今から どこへでもゆけるよ | CHIIO | 中村太勇 | 中村太勇 | | 遠くなってゆく ゆくよ たよりない窓に手をあてて 目をつむったまま なにも荷物はいらないよ うごきだす船に身をまかせてゆくよ 窓のそと ひかり 船はどこへゆくの トラルファマドール目指して 過去も未来もない惑星へ みえないはやさで船はすすんでゆくよ 窓のそと ひかり どこへでもゆけるよ どこへでもゆけるよ 今 どこへでもゆけるよ 今から どこへでもゆけるよ |
Wander時計の針もない いまではなんにも意味のない 本当も嘘もない ここではなんにも意味はない 「長い時がたっても変わらないよ」 「すこし声を聴けば思いだすよ」 だれの足跡もない この先に 看板もヒントもない 空におおきな目 黒い太陽 「すぐに手をかざして。見えないようになるよ。」 「とおく離れてても なにがあっても、いつも目をとじればここにいるよ。 | CHIIO | 中村太勇 | 中村太勇 | | 時計の針もない いまではなんにも意味のない 本当も嘘もない ここではなんにも意味はない 「長い時がたっても変わらないよ」 「すこし声を聴けば思いだすよ」 だれの足跡もない この先に 看板もヒントもない 空におおきな目 黒い太陽 「すぐに手をかざして。見えないようになるよ。」 「とおく離れてても なにがあっても、いつも目をとじればここにいるよ。 |