成世昌平の歌詞一覧リスト  93曲中 1-93曲を表示

並び順: []
全1ページ中 1ページを表示
93曲中 1-93曲を表示
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
哀愁線リアスひとりお酒を注ぎ足す毎(ごと)に 涙に染まるリアス線 トンネルひとつ潜(くぐ)るたび 沖の白帆が鴎に鴎に化ける 小手をかざして あなたが云った いいとこだろう 三陸は  嫁ぐ気でいた漁師の家に その気にさせたリアス線 あの夢どこへ行ったのか 外方面(そっぽづら)して鴎が鴎が逃げる 遠い汽笛よ 舞い散る粉雪(こゆき) 教えておくれ 巷(まち)の子に  思い出すのは いいことばかり 年忌(ねんき)の春のリアス線 もう聴くこともないでしょう 土地の浜唄 鴎の鴎の噂 そして不可思議 宮古に残る 浪花の言葉『おおきに』も成世昌平もず唱平聖川湧石倉重信ひとりお酒を注ぎ足す毎(ごと)に 涙に染まるリアス線 トンネルひとつ潜(くぐ)るたび 沖の白帆が鴎に鴎に化ける 小手をかざして あなたが云った いいとこだろう 三陸は  嫁ぐ気でいた漁師の家に その気にさせたリアス線 あの夢どこへ行ったのか 外方面(そっぽづら)して鴎が鴎が逃げる 遠い汽笛よ 舞い散る粉雪(こゆき) 教えておくれ 巷(まち)の子に  思い出すのは いいことばかり 年忌(ねんき)の春のリアス線 もう聴くこともないでしょう 土地の浜唄 鴎の鴎の噂 そして不可思議 宮古に残る 浪花の言葉『おおきに』も
逢えてよかった欠けた徳利に 五分咲きの 白い辛夷(こぶし)を 差したヤツ 荒んだ暮らしに 心映え うれしかったよ あの時は 惚れて別れて 涙で五年 逢えてよかった おまえに逢えて  こんなつもりじゃ なかったと 酒の苦さに 泣いたヤツ 背負わせた不幸の そのツケを 数え上げたら 切りがない こんどこの世に 生まれて来ても おれはやっぱり おまえと生きる  脛に傷もつ 負け犬の おれを支えて くれたヤツ 夜空を見上げて 探すのは 永久に連れ添う 夫婦星 惚れて別れて 涙で五年 逢えてよかった おまえに逢えて成世昌平もず唱平三山敏石倉重信欠けた徳利に 五分咲きの 白い辛夷(こぶし)を 差したヤツ 荒んだ暮らしに 心映え うれしかったよ あの時は 惚れて別れて 涙で五年 逢えてよかった おまえに逢えて  こんなつもりじゃ なかったと 酒の苦さに 泣いたヤツ 背負わせた不幸の そのツケを 数え上げたら 切りがない こんどこの世に 生まれて来ても おれはやっぱり おまえと生きる  脛に傷もつ 負け犬の おれを支えて くれたヤツ 夜空を見上げて 探すのは 永久に連れ添う 夫婦星 惚れて別れて 涙で五年 逢えてよかった おまえに逢えて
赤穂浜鋤唄ソリャ後へ寄れ様ヨ<ホイホイ> 後へ寄らねば<ホイホイ> アー日が暮れる面白や イヤノー瓢箪ヨ<ハァヨイトヤヨイトヤ>  春の日長に牛追い込んで ソリャ牛追い込んで 浜鋤き音頭の<ホイホイ> アー声がする面白や イヤノー瓢箪ヨ<ハァヨイトヤヨイトヤ>  ソリャ後へ寄れ様ヨ 後へ寄らねば アー日が暮れる 面白や イヤノー瓢箪ヨ  赤穂岬の 名残りの松ヨ ソリャ名残りの松ヨ 葉越しに見えるは アー小豆島 面白や イヤノー瓢箪ヨ成世昌平兵庫県民謡兵庫県民謡ソリャ後へ寄れ様ヨ<ホイホイ> 後へ寄らねば<ホイホイ> アー日が暮れる面白や イヤノー瓢箪ヨ<ハァヨイトヤヨイトヤ>  春の日長に牛追い込んで ソリャ牛追い込んで 浜鋤き音頭の<ホイホイ> アー声がする面白や イヤノー瓢箪ヨ<ハァヨイトヤヨイトヤ>  ソリャ後へ寄れ様ヨ 後へ寄らねば アー日が暮れる 面白や イヤノー瓢箪ヨ  赤穂岬の 名残りの松ヨ ソリャ名残りの松ヨ 葉越しに見えるは アー小豆島 面白や イヤノー瓢箪ヨ
甘えてエエねんせっかく 逃げて来たんやさかい 「死にたい」なんて云うたらあかん 上町やけど下町かたぎ こゝには世話焼き 一杯おるで 甘えてエエねん 遠慮せんでもエエねん 生國魂(いくたま)はんに頼んだらエエねん  駆落ちもんの 片割れやった てなことも誰も気付きはせんで 夕陽ヶ丘は 涙を拭いて 御日(おひ)さん見送り 夢見る町や 甘えてエエねん 遠慮せんでもエエねん 我が物顔で暮らしたらエエねん  見えるか? アレが通天閣で あそこの灯り 道頓堀や 飯でも喰いに坂道下り 歩いて行こうか南か西へ 甘えてエエねん 遠慮せんでもエエねん しんどい思案 のばしたらエエねん成世昌平もず唱平聖川湧京建輔せっかく 逃げて来たんやさかい 「死にたい」なんて云うたらあかん 上町やけど下町かたぎ こゝには世話焼き 一杯おるで 甘えてエエねん 遠慮せんでもエエねん 生國魂(いくたま)はんに頼んだらエエねん  駆落ちもんの 片割れやった てなことも誰も気付きはせんで 夕陽ヶ丘は 涙を拭いて 御日(おひ)さん見送り 夢見る町や 甘えてエエねん 遠慮せんでもエエねん 我が物顔で暮らしたらエエねん  見えるか? アレが通天閣で あそこの灯り 道頓堀や 飯でも喰いに坂道下り 歩いて行こうか南か西へ 甘えてエエねん 遠慮せんでもエエねん しんどい思案 のばしたらエエねん
有馬湯女節 (湯入初め唄)枝も栄ゆる若緑 仰ぐにあかぬ 御代ぞ久しき 滝の白糸 いとしゅてならぬ ゆるせ主あるわが片たもと 落葉山こそ名所なり めでたし めでたし うちましょ もひとつ祝うて うちましょ お目出とうございます成世昌平大阪府民謡大阪府民謡枝も栄ゆる若緑 仰ぐにあかぬ 御代ぞ久しき 滝の白糸 いとしゅてならぬ ゆるせ主あるわが片たもと 落葉山こそ名所なり めでたし めでたし うちましょ もひとつ祝うて うちましょ お目出とうございます
あんず あんず あんずよい娘(こ)じゃ泣くんじゃないよ 先様(さきさま)はお大尽(だいじん) 心配いらぬ 着物も草履も襟巻(えりまき)さえも 買うて下さる エー お前には  あんず あんず あんず厭やじゃと我が儘云うな かずら橋渡ったら この母呼ぶな 呼んだら涙でその目が痛む 山で父御(ててご)も エー 泣きなさる  あんず あんず あんず杏を袂(たもと)に詰めろ その種は咳どめじゃ よく効く薬 お前の持病にゃ粉ひき唄が 一等(いっと)良いけど エー 儘ならぬ成世昌平もず唱平聖川湧石倉重信あんず あんず あんずよい娘(こ)じゃ泣くんじゃないよ 先様(さきさま)はお大尽(だいじん) 心配いらぬ 着物も草履も襟巻(えりまき)さえも 買うて下さる エー お前には  あんず あんず あんず厭やじゃと我が儘云うな かずら橋渡ったら この母呼ぶな 呼んだら涙でその目が痛む 山で父御(ててご)も エー 泣きなさる  あんず あんず あんず杏を袂(たもと)に詰めろ その種は咳どめじゃ よく効く薬 お前の持病にゃ粉ひき唄が 一等(いっと)良いけど エー 儘ならぬ
あんたの里母の涙を振り切って 苦労覚悟で所帯をもった 惚れているんだ 愛していると 聞かず仕舞いの二年と三月 でもね 相思相愛 そんな仲 私のほかには なかった筈よ  夕陽追いかけ飛ぶ鴎 ひとりぼっちは淋しくないか 私のこの膝 止まり木代わり 降りておいでよ いっぱいおやり いいね 酒と肴はあのひとの ふるさと若狭の地酒とへしこ  宵に手向(たむ)けの百合を買い 供養替わりに恋唄聴いた 心許無い 来(こ)し方だけど 想い出すのは好(い)いことばかり 一度 行ってみたいわ 日本海 あんたが生まれて育った里へ成世昌平もず唱平叶弦大前田俊明母の涙を振り切って 苦労覚悟で所帯をもった 惚れているんだ 愛していると 聞かず仕舞いの二年と三月 でもね 相思相愛 そんな仲 私のほかには なかった筈よ  夕陽追いかけ飛ぶ鴎 ひとりぼっちは淋しくないか 私のこの膝 止まり木代わり 降りておいでよ いっぱいおやり いいね 酒と肴はあのひとの ふるさと若狭の地酒とへしこ  宵に手向(たむ)けの百合を買い 供養替わりに恋唄聴いた 心許無い 来(こ)し方だけど 想い出すのは好(い)いことばかり 一度 行ってみたいわ 日本海 あんたが生まれて育った里へ
あんちゃんどこまでも青く 澄んでた空と 山や川ふるさとは 変わってないか 今や親もなく 遠くなった家 大の字に寝ころんだ青畳 たまには帰って来いという ああ あんちゃん 兄貴のやさしさが染みてくる  日暮れ刻(どき)聞いた 松風の歌 家路へと急がせる 夕焼け小焼け 幼な友達も 便りとだえがち ふるさとが少しずつ逃げてゆく せめての救いは気兼ねない ああ あんちゃん 兄貴の日焼け顔なつかしい  旅立ちの朝に いつだって帰る この家があるからと 励まされ泣けた 北の七つ星 見つめ誓ってた こころざし果たせたら縁側で ふたりが地酒の差し向かい ああ あんちゃん 兄貴のほほえみが待っている成世昌平いではく聖川湧石倉重信どこまでも青く 澄んでた空と 山や川ふるさとは 変わってないか 今や親もなく 遠くなった家 大の字に寝ころんだ青畳 たまには帰って来いという ああ あんちゃん 兄貴のやさしさが染みてくる  日暮れ刻(どき)聞いた 松風の歌 家路へと急がせる 夕焼け小焼け 幼な友達も 便りとだえがち ふるさとが少しずつ逃げてゆく せめての救いは気兼ねない ああ あんちゃん 兄貴の日焼け顔なつかしい  旅立ちの朝に いつだって帰る この家があるからと 励まされ泣けた 北の七つ星 見つめ誓ってた こころざし果たせたら縁側で ふたりが地酒の差し向かい ああ あんちゃん 兄貴のほほえみが待っている
磯節キリキリ氷雨が窓打つ そのたびごとに やっとハイハイ  出来る児が 親の手求めて 怯(おび)えちゃせぬか それが気になり キリキリ胸が痛みます 帰ろうか 帰ろうか 磯節の聞こえる湊町  ふだんは頑固で 無口な父が 孫は立派に このワシが 育ててやるから 我が家の敷居 二度とまたぐな 覚えておけと言ってきた 帰ろうか 帰ろうか 磯節の聞こえる港町  この春坊やを 預けた時に 母がいったわ 泣きながら おんなを捨てとは いわないけれど 情におぼれず どこかでけじめつけなさい 帰ろうか 帰ろうか 磯節のきこえる湊町成世昌平もず唱平聖川湧氷雨が窓打つ そのたびごとに やっとハイハイ  出来る児が 親の手求めて 怯(おび)えちゃせぬか それが気になり キリキリ胸が痛みます 帰ろうか 帰ろうか 磯節の聞こえる湊町  ふだんは頑固で 無口な父が 孫は立派に このワシが 育ててやるから 我が家の敷居 二度とまたぐな 覚えておけと言ってきた 帰ろうか 帰ろうか 磯節の聞こえる港町  この春坊やを 預けた時に 母がいったわ 泣きながら おんなを捨てとは いわないけれど 情におぼれず どこかでけじめつけなさい 帰ろうか 帰ろうか 磯節のきこえる湊町
一子ふるさと捨てて この街で 女ひとりの居場所 みつけた一子 まだまだお国訛りがぬけないと なれぬ手付きで酒をつぐ どこか似ていた妹に  誰れ彼なしに気を赦し ママが心配してた 酒場の一子 男にゃ ワルがいっぱい いるなんて いってやれたらよかったが 悔いが残るよ しみじみと  兄さんみたい なんていい いつか身の上話 きかせた一子 しくじり 涙つきもの人生にゃ 便り寄こせよ このオレに 顔をみせろよ もう一度  成世昌平もず唱平三山敏前田俊明ふるさと捨てて この街で 女ひとりの居場所 みつけた一子 まだまだお国訛りがぬけないと なれぬ手付きで酒をつぐ どこか似ていた妹に  誰れ彼なしに気を赦し ママが心配してた 酒場の一子 男にゃ ワルがいっぱい いるなんて いってやれたらよかったが 悔いが残るよ しみじみと  兄さんみたい なんていい いつか身の上話 きかせた一子 しくじり 涙つきもの人生にゃ 便り寄こせよ このオレに 顔をみせろよ もう一度  
因幡大黒舞エサー 大黒舞を見っさいな さて目出たいな 大黒舞  エサー 始まる月の元日(ついたち)に 孫子に伝わる泉とし<アドッコイ> 扇に紙を相添えて 末広がりと 祝いますとや さて目出たいな 大黒舞  エサー お百姓さんは春は三月 荒田を起こして 苗代ごしらえなされます <此方さんにもなされます アドッコイ> ヤットマカセといいしなに 大黒さんが鋤取りで<アドッコイ> 恵美須さんが鍬取りで 七福神さん勢揃い<アドッコイ> 六石六斗の籾をまくとや さて目出たいな 大黒舞  エサー 年から年中の月の数を 数え数えてみたならば<アドッコイ> 師走の月が晦(おと)月で三千世界に餅を搗く <此方さんにも搗かれますアドッコイ> ヤットマカセといいしなに 黄金の臼をむくり出し<アドッコイ> 白金杵をかつぎ出し 大黒さんが甑(こしき)取り<アドッコイ> 恵美須さんが杵取りで 七福神さんもみ直す<アドッコイ> だんだら拍子で搗かれますや さて目出たいな 大黒舞 <千秋万歳 福はこなたに納まった>成世昌平鳥取県民謡鳥取県民謡エサー 大黒舞を見っさいな さて目出たいな 大黒舞  エサー 始まる月の元日(ついたち)に 孫子に伝わる泉とし<アドッコイ> 扇に紙を相添えて 末広がりと 祝いますとや さて目出たいな 大黒舞  エサー お百姓さんは春は三月 荒田を起こして 苗代ごしらえなされます <此方さんにもなされます アドッコイ> ヤットマカセといいしなに 大黒さんが鋤取りで<アドッコイ> 恵美須さんが鍬取りで 七福神さん勢揃い<アドッコイ> 六石六斗の籾をまくとや さて目出たいな 大黒舞  エサー 年から年中の月の数を 数え数えてみたならば<アドッコイ> 師走の月が晦(おと)月で三千世界に餅を搗く <此方さんにも搗かれますアドッコイ> ヤットマカセといいしなに 黄金の臼をむくり出し<アドッコイ> 白金杵をかつぎ出し 大黒さんが甑(こしき)取り<アドッコイ> 恵美須さんが杵取りで 七福神さんもみ直す<アドッコイ> だんだら拍子で搗かれますや さて目出たいな 大黒舞 <千秋万歳 福はこなたに納まった>
伊那節育ち『もどって来てはいけないか?』 『居場所がないわよ あなたには…』 途中下車したふるさとの 駅の蕎麦屋で下向いて 昔の女と酒をのむ  『あの娘(こ)を呼んでくれないか?』 『冗談よしてよ 怒るわよ』 どこのどなたが歌うのか 五年ぶりだよ 土地で聴く 伊那節恋しや 懐かしや  『親父の真似が出来ないか?』 『娘にゃいない 父ちゃんが…』 春にゃ学校に上がる筈 オレに買わせてくれないか 黄色い帽子とランドセル成世昌平もず唱平聖川湧『もどって来てはいけないか?』 『居場所がないわよ あなたには…』 途中下車したふるさとの 駅の蕎麦屋で下向いて 昔の女と酒をのむ  『あの娘(こ)を呼んでくれないか?』 『冗談よしてよ 怒るわよ』 どこのどなたが歌うのか 五年ぶりだよ 土地で聴く 伊那節恋しや 懐かしや  『親父の真似が出来ないか?』 『娘にゃいない 父ちゃんが…』 春にゃ学校に上がる筈 オレに買わせてくれないか 黄色い帽子とランドセル
宇和島さんさ竹に雀の 仙台様も <ションガイナ> 今じゃこなたと エー諸共にヨ  しかと誓いし 宇和島武士は <ションガイナ> 死ぬも生きるも エー諸共にヨ  君は小鼓 みどもが謡い <ションガイナ> 締めつ緩めつ エー諸共にヨ  笠を忘れた 旅路の時雨 <ションガイナ> 雨に濡れたは エー諸共にヨ成世昌平愛媛県民謡愛媛県民謡竹に雀の 仙台様も <ションガイナ> 今じゃこなたと エー諸共にヨ  しかと誓いし 宇和島武士は <ションガイナ> 死ぬも生きるも エー諸共にヨ  君は小鼓 みどもが謡い <ションガイナ> 締めつ緩めつ エー諸共にヨ  笠を忘れた 旅路の時雨 <ションガイナ> 雨に濡れたは エー諸共にヨ
江差だより江差追分聴きながら あなたに手紙書いてます 二人世帯の母さんに ひとり暮らしをしてくれと とても云えずに とても云えずに 困っています  数え五つの幼児(おさなご)の 手を引き辿(たど)り着いた巷(まち) それがここだと母さんが 涙ながらに手をとって 苦労したよと 苦労したよと 話してくれる  カモメ島からゴメが来て 旅立てなんて急かします でもね そうなりゃ母さんに 辛い想いをさせるから それも出来ずに それも出来ずに 悩んでいます成世昌平もず唱平四方章人南郷達也江差追分聴きながら あなたに手紙書いてます 二人世帯の母さんに ひとり暮らしをしてくれと とても云えずに とても云えずに 困っています  数え五つの幼児(おさなご)の 手を引き辿(たど)り着いた巷(まち) それがここだと母さんが 涙ながらに手をとって 苦労したよと 苦労したよと 話してくれる  カモメ島からゴメが来て 旅立てなんて急かします でもね そうなりゃ母さんに 辛い想いをさせるから それも出来ずに それも出来ずに 悩んでいます
越中おわら節 (字余り入り)<二百十日に夜風邪を引いたやら 毎晩おわらの夢見てならない>  <唄われよわしゃ囃す> あいや可愛やいつ来てみても <キタサノサードッコイサノサー> たすき投げやるオワラ暇が無い  <唄われよわしゃ囃す> たすき投げやる暇あるけれど <キタサノサードッコイサノサー> あなた忘れるオワラ暇が無い  <唄われよわしゃ囃す> 竹になりたや茶の湯座敷の柄杓の柄の竹に <キタサノサードッコイサノサー> いとし殿御に持たれて汲まれて 一口オワラのまれたや  <茶釜と茶袋は良い仲なれど 中に立つひしゃくが水さいてならない>成世昌平富山県民謡富山県民謡<二百十日に夜風邪を引いたやら 毎晩おわらの夢見てならない>  <唄われよわしゃ囃す> あいや可愛やいつ来てみても <キタサノサードッコイサノサー> たすき投げやるオワラ暇が無い  <唄われよわしゃ囃す> たすき投げやる暇あるけれど <キタサノサードッコイサノサー> あなた忘れるオワラ暇が無い  <唄われよわしゃ囃す> 竹になりたや茶の湯座敷の柄杓の柄の竹に <キタサノサードッコイサノサー> いとし殿御に持たれて汲まれて 一口オワラのまれたや  <茶釜と茶袋は良い仲なれど 中に立つひしゃくが水さいてならない>
江釣子のおんな雨がね 雪がね 肩にふりかかる わたしは よわくて だめになりそうよ ひとり今夜も 北上駅で 遅い列車を 待ちました 泣かせないでよ 去りゆく汽笛 あんた あんた あんた恋しい 江釣子(えづりこ)のおんな  君はね 初(うぶ)でね いまのままがいい うすめの化粧を ほめてくれた男(ひと) なんで替えましょ この口紅を 替えりゃあんたに 嫌われる それがあの日の 約束だから わたし わたし わたしみちのく 江釣子のおんな  チャグチャグ馬コの あの鈴の音が 夢に騒いで 眠れない 一(ひ)と夜 一と夜が 千夜の想い あんた あんた あんた待ってる 江釣子のおんな成世昌平池田充男叶弦大前田俊明雨がね 雪がね 肩にふりかかる わたしは よわくて だめになりそうよ ひとり今夜も 北上駅で 遅い列車を 待ちました 泣かせないでよ 去りゆく汽笛 あんた あんた あんた恋しい 江釣子(えづりこ)のおんな  君はね 初(うぶ)でね いまのままがいい うすめの化粧を ほめてくれた男(ひと) なんで替えましょ この口紅を 替えりゃあんたに 嫌われる それがあの日の 約束だから わたし わたし わたしみちのく 江釣子のおんな  チャグチャグ馬コの あの鈴の音が 夢に騒いで 眠れない 一(ひ)と夜 一と夜が 千夜の想い あんた あんた あんた待ってる 江釣子のおんな
おおさか元気音頭(おおさか、あドシタ、おおさか、あドシタ) (あ元気元気元気元気、ハイ!)  ここは おおさか ど真ん中 一度 住んだが 百年目 きっと その人 その子供 孫の 代まで おおさか人 (ヨイショ) それいけ どんといけ ホホイノホイ (あホーレ) こっこらへんで もひとつガンバリマッカ (あチョイナ) みなさん輪になって 踊りましょう (あ そーれ そーれ そーれ) 大阪 大阪 おおさか元気音頭  (あ元気、あドシタ、あ元気、ハイ!)  お国 言葉は パスポート 逃げも 隠れも いたしません 日本国じゅう 世界じゅう これで いこうか おおさか弁 (ヨイショ) それいけ どんといけ ホホイノホイ (あホーレ) こっこらへんで もひとつガンバリマッカ (あチョイナ) 一度聴いたら 忘れない (あ そーれ そーれ そーれ) 大阪 大阪 おおさか元気音頭  (おおさか 元気音頭だよ、ハイ!)  一所懸命 生きてても 山とか 谷とか ありまして うたって 踊って 元気よく 負けて ないのが おおさか流 (ヨイショ) それいけ どんといけ ホホイノホイ (あホーレ) こっこらへんで もひとつガンバリマッカ (あチョイナ) みなさん輪になって 踊りましょう (あ そーれ そーれ そーれ) 大阪 大阪 おおさか元気音頭  (おおさか 元気音頭だよ、) あ元気、 (おおさか 元気音頭だよ、) あドシタ、あ元気元気元気元気、 (ハイ!)成世昌平里乃塚玲央小杉保夫小杉保夫(おおさか、あドシタ、おおさか、あドシタ) (あ元気元気元気元気、ハイ!)  ここは おおさか ど真ん中 一度 住んだが 百年目 きっと その人 その子供 孫の 代まで おおさか人 (ヨイショ) それいけ どんといけ ホホイノホイ (あホーレ) こっこらへんで もひとつガンバリマッカ (あチョイナ) みなさん輪になって 踊りましょう (あ そーれ そーれ そーれ) 大阪 大阪 おおさか元気音頭  (あ元気、あドシタ、あ元気、ハイ!)  お国 言葉は パスポート 逃げも 隠れも いたしません 日本国じゅう 世界じゅう これで いこうか おおさか弁 (ヨイショ) それいけ どんといけ ホホイノホイ (あホーレ) こっこらへんで もひとつガンバリマッカ (あチョイナ) 一度聴いたら 忘れない (あ そーれ そーれ そーれ) 大阪 大阪 おおさか元気音頭  (おおさか 元気音頭だよ、ハイ!)  一所懸命 生きてても 山とか 谷とか ありまして うたって 踊って 元気よく 負けて ないのが おおさか流 (ヨイショ) それいけ どんといけ ホホイノホイ (あホーレ) こっこらへんで もひとつガンバリマッカ (あチョイナ) みなさん輪になって 踊りましょう (あ そーれ そーれ そーれ) 大阪 大阪 おおさか元気音頭  (おおさか 元気音頭だよ、) あ元気、 (おおさか 元気音頭だよ、) あドシタ、あ元気元気元気元気、 (ハイ!)
大寒小寒ハァ‥‥ さても一座の皆様方よ 惚れた晴れたの色恋沙汰は 思案の外と譬えにいうが かくも不可思議 不思議な話  十両三分と引き替えに 売られたこの身にゃ親よりも 後生大事なものがある 二世を誓った起請文(きしょうもん) 十日も姿をみせぬ間夫 悪事がばれて獄門で 来れぬ訳だよ 来たくても 大寒小寒 大寒小寒   格好ばかりの碌(ろく)でなし 噂のたえない札付きに なんで惚れたと訊かれても 答えられない女には 嘘でもあたいが女房と 命を張って名乗り出て 操たてたい あのひとに 大寒小寒 大寒小寒  そろそろ暦じゃ春なのに 峠の茶屋の紅い灯が 宵の小雪におびえてる 大寒小寒 大寒小寒成世昌平もず唱平聖川湧ハァ‥‥ さても一座の皆様方よ 惚れた晴れたの色恋沙汰は 思案の外と譬えにいうが かくも不可思議 不思議な話  十両三分と引き替えに 売られたこの身にゃ親よりも 後生大事なものがある 二世を誓った起請文(きしょうもん) 十日も姿をみせぬ間夫 悪事がばれて獄門で 来れぬ訳だよ 来たくても 大寒小寒 大寒小寒   格好ばかりの碌(ろく)でなし 噂のたえない札付きに なんで惚れたと訊かれても 答えられない女には 嘘でもあたいが女房と 命を張って名乗り出て 操たてたい あのひとに 大寒小寒 大寒小寒  そろそろ暦じゃ春なのに 峠の茶屋の紅い灯が 宵の小雪におびえてる 大寒小寒 大寒小寒
岡本新内せめて一夜さ 仮寝にも 妻と一言 云われたら 此の一念も 晴れべきに どうした因果で 片想い いやがらしゃんす 顔見れば 妾しゃ愚痴ゆえ エなお可愛い成世昌平秋田県民謡秋田県民謡せめて一夜さ 仮寝にも 妻と一言 云われたら 此の一念も 晴れべきに どうした因果で 片想い いやがらしゃんす 顔見れば 妾しゃ愚痴ゆえ エなお可愛い
お忍・恋やつれ惚れたあたしが わるいのか 惚れさすあんたが 罪なのか 流す新内 三筋の糸に のせた口説きが 身にしみて 燃えた名残りの みだれ帯 お忍(しの)はやつれて しまいます  男まさりも 恋に散る 散るのが花だと いうあんた 添えるひとなら 悩みもせぬに しのび逢うたび 深くなる 女ごころを なんとする お忍はやつれて しまいます  恥も身上(しんしょ)も 投げ捨てて あたしのあんたと 叫びたい 情け深川 お不動さまの 角で別れた そのついで 足が向きます 願掛けに お忍はやつれて しまいます成世昌平久仁京介四方章人前田俊明惚れたあたしが わるいのか 惚れさすあんたが 罪なのか 流す新内 三筋の糸に のせた口説きが 身にしみて 燃えた名残りの みだれ帯 お忍(しの)はやつれて しまいます  男まさりも 恋に散る 散るのが花だと いうあんた 添えるひとなら 悩みもせぬに しのび逢うたび 深くなる 女ごころを なんとする お忍はやつれて しまいます  恥も身上(しんしょ)も 投げ捨てて あたしのあんたと 叫びたい 情け深川 お不動さまの 角で別れた そのついで 足が向きます 願掛けに お忍はやつれて しまいます
小田山だるま音頭小田山たのし 田んぼがつづく まわるドーナツ 青い空 あ、それやそれやそれや おどるダルマが 転んでころころりん あ~ よいしょ~ こらしょ どっこらしょ~  温泉うれし 浴衣の夕べ くるり円ばん 月も出る あ、それやそれやそれや うたうダルマが まわってころころりん あ~ よいしょ~ こらしょ どっこらしょ~  小田山さくら 山々かざる あついお皿が 刻む夢 あ、それやそれやそれや わらうダルマが 音頭でころころりん あ~ よいしょ~ こらしょ どっこらしょ~  まわりをみてりゃ いつもの笑顔 つくるドーナツ ほろ酔いで あ、それやそれやそれや なんとダルマが どどんところころりん あ~ よいしょ~ こらしょ どっこらしょ~  小田山いじらし はたらく友よ うたえ円ばん 恋心 あ、それやそれやそれや ねがうダルマが 音頭でころころりん あ~ よいしょ~ こらしょ どっこらしょ~成世昌平佐藤大牛尾憲輔牛尾憲輔小田山たのし 田んぼがつづく まわるドーナツ 青い空 あ、それやそれやそれや おどるダルマが 転んでころころりん あ~ よいしょ~ こらしょ どっこらしょ~  温泉うれし 浴衣の夕べ くるり円ばん 月も出る あ、それやそれやそれや うたうダルマが まわってころころりん あ~ よいしょ~ こらしょ どっこらしょ~  小田山さくら 山々かざる あついお皿が 刻む夢 あ、それやそれやそれや わらうダルマが 音頭でころころりん あ~ よいしょ~ こらしょ どっこらしょ~  まわりをみてりゃ いつもの笑顔 つくるドーナツ ほろ酔いで あ、それやそれやそれや なんとダルマが どどんところころりん あ~ よいしょ~ こらしょ どっこらしょ~  小田山いじらし はたらく友よ うたえ円ばん 恋心 あ、それやそれやそれや ねがうダルマが 音頭でころころりん あ~ よいしょ~ こらしょ どっこらしょ~
乙だね空にひと筋 はぐれ雲 相棒どうした 淋しくないか 男やもめの このオレと 差しでいっぱいやって行かないか 乙だね 酒はワインのとって置き 肴はアイツの里(さと)のホッケのひらき 乙だね なんて云うのは痩せ我慢  馬鹿を承知で故郷(くに)を捨て 俄か思案の東京ぐらし 『惚れている』とも『好きだ』とも たった一度もいわず仕舞いだよ 乙だね 古武士みたいに恰好よく 寡黙な男といつも女房に見せた 乙だね なんて云うのは痩せ我慢  北へ旅立つ渡り鳥 男心を伝えておくれ 今度生まれて来る時は きっと愛していると云えるだろ 乙だね 窓の向こうの遠花火 ミュートを利(き)かせたように聴こえる太鼓 乙だね なんて云うのは痩せ我慢成世昌平もず唱平聖川湧馬飼野俊一空にひと筋 はぐれ雲 相棒どうした 淋しくないか 男やもめの このオレと 差しでいっぱいやって行かないか 乙だね 酒はワインのとって置き 肴はアイツの里(さと)のホッケのひらき 乙だね なんて云うのは痩せ我慢  馬鹿を承知で故郷(くに)を捨て 俄か思案の東京ぐらし 『惚れている』とも『好きだ』とも たった一度もいわず仕舞いだよ 乙だね 古武士みたいに恰好よく 寡黙な男といつも女房に見せた 乙だね なんて云うのは痩せ我慢  北へ旅立つ渡り鳥 男心を伝えておくれ 今度生まれて来る時は きっと愛していると云えるだろ 乙だね 窓の向こうの遠花火 ミュートを利(き)かせたように聴こえる太鼓 乙だね なんて云うのは痩せ我慢
尾鷲節<ヤサホラエー ヤサホラエー> 尾鷲よいとこ朝日を受けてヨイソレ 浦で五丈の網を曳くノンノコサイサイ <ヤサホラエー ヤサホラエー> ままになるならあの八鬼山をヨイソレ 鍬でならして通わせるノンノコサイサイ <ヤサホラエー ヤサホラエー> <ヤサホラエー ヤサホラエー> 中村山のお燈明あげ 国市の国市様の夜ごもり <ヤサホラエー ヤサホラエー> いつも月夜で夜も八月でヨイソレ 殿も二十五でおればよいノンノコサイサイ <ヤサホラエー ヤサホラエー> 精進じゃ精進じゃと何が精進じゃ 今朝も托針もどりにあわび買うて食て それでも精進か <ヤサホラエー ヤサホラエー> お前とならばどこ迄も 奥山の猿かけいばらの中までも <ヤサホラエー ヤサホラエー>成世昌平三重県民謡三重県民謡<ヤサホラエー ヤサホラエー> 尾鷲よいとこ朝日を受けてヨイソレ 浦で五丈の網を曳くノンノコサイサイ <ヤサホラエー ヤサホラエー> ままになるならあの八鬼山をヨイソレ 鍬でならして通わせるノンノコサイサイ <ヤサホラエー ヤサホラエー> <ヤサホラエー ヤサホラエー> 中村山のお燈明あげ 国市の国市様の夜ごもり <ヤサホラエー ヤサホラエー> いつも月夜で夜も八月でヨイソレ 殿も二十五でおればよいノンノコサイサイ <ヤサホラエー ヤサホラエー> 精進じゃ精進じゃと何が精進じゃ 今朝も托針もどりにあわび買うて食て それでも精進か <ヤサホラエー ヤサホラエー> お前とならばどこ迄も 奥山の猿かけいばらの中までも <ヤサホラエー ヤサホラエー>
音戸の恋唄ヤーレ 鳶(とび)が空から 魚をつかむヨー 瀬戸は凪(な)いでも 心は時化(しけ)る 海を捨てたか 忘れたか 便りひとつも ない人に 伝えたい あんた! 今日(きょう)もヨ 漁日和(りょうびより) 漁日和  ヤーレ 今もどこかで 空見上げてはヨー 明日(あす)の天気を 気にしてるやら たとえネクタイ 締めてても 高いお酒に 酔ってても 漁(りょう)のこと あんた! 忘れる 人じゃない 人じゃない  ヤーレ 音戸大橋 素知らぬ振りでヨー なぜに戻さぬ  ふたりの縁(えにし) ひとりぽつりと 舟唄を 歌う おんなの 性(さが)哀(かな)し ひげ面(づら)が あんた! 恋しい 日暮れだよ 日暮れだよ成世昌平原文彦聖川湧石倉重信ヤーレ 鳶(とび)が空から 魚をつかむヨー 瀬戸は凪(な)いでも 心は時化(しけ)る 海を捨てたか 忘れたか 便りひとつも ない人に 伝えたい あんた! 今日(きょう)もヨ 漁日和(りょうびより) 漁日和  ヤーレ 今もどこかで 空見上げてはヨー 明日(あす)の天気を 気にしてるやら たとえネクタイ 締めてても 高いお酒に 酔ってても 漁(りょう)のこと あんた! 忘れる 人じゃない 人じゃない  ヤーレ 音戸大橋 素知らぬ振りでヨー なぜに戻さぬ  ふたりの縁(えにし) ひとりぽつりと 舟唄を 歌う おんなの 性(さが)哀(かな)し ひげ面(づら)が あんた! 恋しい 日暮れだよ 日暮れだよ
音戸の舟唄ヤーレー 船頭可愛や 音戸の瀬戸でヨ 一丈五尺の ヤーレノー 櫓がしわるヨ  ヤーレー 泣いてくれるな 出船の時はヨ 沖で艪櫂の ヤーレノー 手が渋るヨ  ヤーレー 浮いた鴎の 夫婦の仲をヨ 情け知らずの ヤーレノー 伝馬船(てんません)ヨ  ヤーレー ここは音戸の瀬戸 清盛塚のヨ 岩に渦潮 ドンとヤーレノー ぶち当たるヨ成世昌平広島県民謡広島県民謡ヤーレー 船頭可愛や 音戸の瀬戸でヨ 一丈五尺の ヤーレノー 櫓がしわるヨ  ヤーレー 泣いてくれるな 出船の時はヨ 沖で艪櫂の ヤーレノー 手が渋るヨ  ヤーレー 浮いた鴎の 夫婦の仲をヨ 情け知らずの ヤーレノー 伝馬船(てんません)ヨ  ヤーレー ここは音戸の瀬戸 清盛塚のヨ 岩に渦潮 ドンとヤーレノー ぶち当たるヨ
貝殻恋唄波の彼方に 隠岐の島 飛魚(アゴ)が跳ねとぶ 日本海 日本海 あぁ 恋しさに 涙が落ちる 幾年(いくとせ)の 悔いを重ねて昨日今日 想い出すんだ おまえと歌った貝殻節を…  何の因果で貝殻漕ぎなろた カワイヤノ カワイヤノ  境港に 戻る船 つれて帰れよ このオレを このオレを あぁ 心妻 どうして待てぬ この春に 親に先立ち逝ったとか 聴いておくれよ 手向けにひと節 妻恋い唄を…  あぁ ふるさとは 青葉の頃か あの人の顔に似ている白い雲 詫びのつもりだ 歌ってみようか貝殻節を…成世昌平もず唱平聖川湧石倉重信波の彼方に 隠岐の島 飛魚(アゴ)が跳ねとぶ 日本海 日本海 あぁ 恋しさに 涙が落ちる 幾年(いくとせ)の 悔いを重ねて昨日今日 想い出すんだ おまえと歌った貝殻節を…  何の因果で貝殻漕ぎなろた カワイヤノ カワイヤノ  境港に 戻る船 つれて帰れよ このオレを このオレを あぁ 心妻 どうして待てぬ この春に 親に先立ち逝ったとか 聴いておくれよ 手向けにひと節 妻恋い唄を…  あぁ ふるさとは 青葉の頃か あの人の顔に似ている白い雲 詫びのつもりだ 歌ってみようか貝殻節を…
貝殻節考波の彼方に 隠岐の島 飛魚が跳ねとぶ 日本海 日本海  あぁ 恋しさに 涙が落ちる 幾年の 悔いを重ねて昨日今日 想い出すんだ おまえと歌った 貝殻節を…  何の因果で 貝殻漕ぎなろた カワイヤノ カワイヤノ…  境港に 戻る船 つれて帰れよ このオレを このオレを  あぁ 心妻 どうして待てぬ この春に 親に先立ち逝ったとか 聴いておくれよ 手向けにひと節 貝殻節を…  あぁ ふるさとは 青葉の頃か おふくろの 顔に似ている白い雲 詫びのつもりだ 唸ってみようか 貝殻節を…成世昌平もず唱平聖川湧波の彼方に 隠岐の島 飛魚が跳ねとぶ 日本海 日本海  あぁ 恋しさに 涙が落ちる 幾年の 悔いを重ねて昨日今日 想い出すんだ おまえと歌った 貝殻節を…  何の因果で 貝殻漕ぎなろた カワイヤノ カワイヤノ…  境港に 戻る船 つれて帰れよ このオレを このオレを  あぁ 心妻 どうして待てぬ この春に 親に先立ち逝ったとか 聴いておくれよ 手向けにひと節 貝殻節を…  あぁ ふるさとは 青葉の頃か おふくろの 顔に似ている白い雲 詫びのつもりだ 唸ってみようか 貝殻節を…
風の盆流し唄紅蓮炎(ぐれんほのお)に 落ちてもいいと 泣いてすがった 坂の町 坂の町 ―恋の八尾(やつお)は― 運命(さだめ)はかない 別れの路地を おわら流しが よぎって悲し  八尾坂道 涙でのぼりゃ 富山あたりの灯火(ひ)がゆらぐ 灯火がゆらぐ ―飛んでゆきたや― 募(つの)る想いを 夜風にのせて おわら流しの 胡弓がむせぶ  忘れたはずの あなたの顔が 鎧格子(よろいごうし)に また浮かぶ また浮かぶ ―露か時雨(しぐれ)か― 唄の節さえ 心を濡らし おわら流しが 遠くに消える成世昌平佐藤清安藤実親丸山雅仁紅蓮炎(ぐれんほのお)に 落ちてもいいと 泣いてすがった 坂の町 坂の町 ―恋の八尾(やつお)は― 運命(さだめ)はかない 別れの路地を おわら流しが よぎって悲し  八尾坂道 涙でのぼりゃ 富山あたりの灯火(ひ)がゆらぐ 灯火がゆらぐ ―飛んでゆきたや― 募(つの)る想いを 夜風にのせて おわら流しの 胡弓がむせぶ  忘れたはずの あなたの顔が 鎧格子(よろいごうし)に また浮かぶ また浮かぶ ―露か時雨(しぐれ)か― 唄の節さえ 心を濡らし おわら流しが 遠くに消える
勝山長柄節<アとうろやとうろ おしかけとうろ ササーヨイ ヨイ ヨイ ヨイヤーサー> 長柄は空につかえます 低いご門の槍のさや 槍のさや 槍のさや 低いご門の槍のさや <アとうろやとうろ おしかけとうろ ササーヨイ ヨイ ヨイ ヨイヤーサー>  鶴がご門に巣をかけた 年の暮には五万石 五万石 五万石 年の暮には五万石  二万三千石 勝山藩は 三蓋菱(さんがいびし)の王字紋 王子紋 王子紋 三蓋菱の王子紋成世昌平福井県民謡福井県民謡<アとうろやとうろ おしかけとうろ ササーヨイ ヨイ ヨイ ヨイヤーサー> 長柄は空につかえます 低いご門の槍のさや 槍のさや 槍のさや 低いご門の槍のさや <アとうろやとうろ おしかけとうろ ササーヨイ ヨイ ヨイ ヨイヤーサー>  鶴がご門に巣をかけた 年の暮には五万石 五万石 五万石 年の暮には五万石  二万三千石 勝山藩は 三蓋菱(さんがいびし)の王字紋 王子紋 王子紋 三蓋菱の王子紋
紀州夜節月のかげかよ 森木のかげかよ 忍び夜妻の 立つかげか ンサテ キナドン  おまえ川の上 わしゃ川の下よ 書いて流せよ 思惑を  お門通れど 戸はたたかれなよ うたの文句で さとらんせ  雪のちらつく 川面を見れば 残す妻子を 思いやる成世昌平和歌山県民謡和歌山県民謡月のかげかよ 森木のかげかよ 忍び夜妻の 立つかげか ンサテ キナドン  おまえ川の上 わしゃ川の下よ 書いて流せよ 思惑を  お門通れど 戸はたたかれなよ うたの文句で さとらんせ  雪のちらつく 川面を見れば 残す妻子を 思いやる
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
喜望峰出合い頭に赤提灯で どうせ飲むなら 好(い)い酒飲めと 熱燗を注ぎ分けて 叱った女 お前の優しさ 心に沁みた 真っ暗闇の おとこの喜望峰 灯りが見えた ほのかに見えた  男一匹やもめの部屋に バラを一輪 黙って活けた 気遣いに我知らず ドキッとしたよ お前にあの時 真底惚れた 胸突き八丁 おとこの喜望峰 望みが持てた やる気が持てた  春は素足で麦の芽踏んで 秋は祭りで ひと汗掻いて ふるさとは悠久の 明日を紡ぐ お前と一緒に 登れりゃいいな 人生懸けた おとこの喜望峰 ここまで来れた どうにか来れた成世昌平もず唱平聖川湧石倉重信出合い頭に赤提灯で どうせ飲むなら 好(い)い酒飲めと 熱燗を注ぎ分けて 叱った女 お前の優しさ 心に沁みた 真っ暗闇の おとこの喜望峰 灯りが見えた ほのかに見えた  男一匹やもめの部屋に バラを一輪 黙って活けた 気遣いに我知らず ドキッとしたよ お前にあの時 真底惚れた 胸突き八丁 おとこの喜望峰 望みが持てた やる気が持てた  春は素足で麦の芽踏んで 秋は祭りで ひと汗掻いて ふるさとは悠久の 明日を紡ぐ お前と一緒に 登れりゃいいな 人生懸けた おとこの喜望峰 ここまで来れた どうにか来れた
銀河への道夕暮れの街はずれ 潮騒の音 見上げればひとつ 宵の明星(みょうじょう) やがて来る 群星(むれぼし)を待つ 人は皆星に 行く道をたずね 願いをかけて幾千年 我もまた 語り語られ たどり行く 銀河への道  草木(くさき)さえ眠りつく 旅の宿にて ひとり酒くみて ふくむ盃 星明かり 影を落して 散りばめた帯の 天の川見れば 夢のかけらが幾千万 我もまた 西へ東へ たどり行く 銀河への道  七つ星みつめ 野の風をまとい 人は旅立つ幾千年 我もまた 北へ果てなし たどり行く 銀河への道 銀河への道成世昌平いではく聖川湧石倉重信夕暮れの街はずれ 潮騒の音 見上げればひとつ 宵の明星(みょうじょう) やがて来る 群星(むれぼし)を待つ 人は皆星に 行く道をたずね 願いをかけて幾千年 我もまた 語り語られ たどり行く 銀河への道  草木(くさき)さえ眠りつく 旅の宿にて ひとり酒くみて ふくむ盃 星明かり 影を落して 散りばめた帯の 天の川見れば 夢のかけらが幾千万 我もまた 西へ東へ たどり行く 銀河への道  七つ星みつめ 野の風をまとい 人は旅立つ幾千年 我もまた 北へ果てなし たどり行く 銀河への道 銀河への道
串木野さのさハー ひょっとすりゃ これが別れと なるかも知れぬ 暑さ寒さに 気をつけて 短気おこさず やけ酒を 呑むなと言うたが わしゃうれし さのさ  ハー 落ちぶれて 袖に涙の かかる時 人の心の 奥ぞ知れ 朝日を拝む 人あれど 夕日を拝む 人はない さのさ  ハー 十五夜の 月はまんまる 冴ゆれども わたしの心は 真の闇 せめて今宵の 訪れを ひと声聞かせよ ほととぎす さのさ成世昌平鹿児島県民謡鹿児島県民謡ハー ひょっとすりゃ これが別れと なるかも知れぬ 暑さ寒さに 気をつけて 短気おこさず やけ酒を 呑むなと言うたが わしゃうれし さのさ  ハー 落ちぶれて 袖に涙の かかる時 人の心の 奥ぞ知れ 朝日を拝む 人あれど 夕日を拝む 人はない さのさ  ハー 十五夜の 月はまんまる 冴ゆれども わたしの心は 真の闇 せめて今宵の 訪れを ひと声聞かせよ ほととぎす さのさ
現世の子守唄雪が降る カモメに 雨が降る 野の花に 山が海が 川が空が 泣き出しそうな浮世に 淋しくて 恋しくて 今は遠いあなたに会いたくて ねんころり ねんころり 淋しさなんかに 負けるなよ  思い出は大事に あこがれはひそやかに 夢が恋が 人が愛が かすんだよな今の世に 歌おうか 心から やさしかったあなたに戻るように ねんころり ねんころり 冷たい浮世に 負けるなよ  悲しくて くやしくて 木枯らしの心に 歌おうか ねんころり ねんころり 淋しさなんかに 負けるなよ成世昌平山崎ハコ山崎ハコ前田俊明雪が降る カモメに 雨が降る 野の花に 山が海が 川が空が 泣き出しそうな浮世に 淋しくて 恋しくて 今は遠いあなたに会いたくて ねんころり ねんころり 淋しさなんかに 負けるなよ  思い出は大事に あこがれはひそやかに 夢が恋が 人が愛が かすんだよな今の世に 歌おうか 心から やさしかったあなたに戻るように ねんころり ねんころり 冷たい浮世に 負けるなよ  悲しくて くやしくて 木枯らしの心に 歌おうか ねんころり ねんころり 淋しさなんかに 負けるなよ
こきりこ唄はれのサンサもデデレコデン  筑子の竹は七寸五分じゃ 長いは袖のカナカイじゃ  窓のサンサもデデレコデン はれのサンサもデデレコデン  踊りたか踊れ泣く子をいくせ ササラは窓の許にある  窓のサンサもデデレコデン はれのサンサもデデレコデン  向の山を担ことすれば 荷縄が切れてかづかれん  窓のサンサもデデレコデン はれのサンサもデデレコデン成世昌平富山県民謡富山県民謡はれのサンサもデデレコデン  筑子の竹は七寸五分じゃ 長いは袖のカナカイじゃ  窓のサンサもデデレコデン はれのサンサもデデレコデン  踊りたか踊れ泣く子をいくせ ササラは窓の許にある  窓のサンサもデデレコデン はれのサンサもデデレコデン  向の山を担ことすれば 荷縄が切れてかづかれん  窓のサンサもデデレコデン はれのサンサもデデレコデン
こきりこ唄<はれのサンサもデデレコデン> 筑子(こきりこ)の竹は七寸五分じゃ 長いは袖のカナカイじゃ  <窓のサンサもデデレコデン はれのサンサもデデレコデン> 踊りたか踊れ泣く子をいくせ ササラは窓の許にある  <窓のサンサもデデレコデン はれのサンサもデデレコデン> 向の山を担(かず)ことすれば 荷縄が切れてかづかれん  <窓のサンサもデデレコデン はれのサンサもデデレコデン> 向の山に啼く鵯(ひよどり)は 啼いては上がり 啼いては下がり 朝草刈りの目をばさます 朝草刈りの目をさます  <窓のサンサもデデレコデン はれのサンサもデデレコデン> 月見て歌ふ放下(ほうか)のコキリコ 竹の夜声の澄みわたる  <窓のサンサもデデレコデン はれのサンサもデデレコデン>成世昌平富山県民謡富山県民謡<はれのサンサもデデレコデン> 筑子(こきりこ)の竹は七寸五分じゃ 長いは袖のカナカイじゃ  <窓のサンサもデデレコデン はれのサンサもデデレコデン> 踊りたか踊れ泣く子をいくせ ササラは窓の許にある  <窓のサンサもデデレコデン はれのサンサもデデレコデン> 向の山を担(かず)ことすれば 荷縄が切れてかづかれん  <窓のサンサもデデレコデン はれのサンサもデデレコデン> 向の山に啼く鵯(ひよどり)は 啼いては上がり 啼いては下がり 朝草刈りの目をばさます 朝草刈りの目をさます  <窓のサンサもデデレコデン はれのサンサもデデレコデン> 月見て歌ふ放下(ほうか)のコキリコ 竹の夜声の澄みわたる  <窓のサンサもデデレコデン はれのサンサもデデレコデン>
コキリコの里雪を戴く人形山(ひとがたやま)に 緑に浮かぶ 山桜 他所(よそ)じゃ見れない宝物 どうしてオレは捨てたのか 涙の向こうに 見えるのは 越中 五箇山 あゝ コキリコの里  二人そろって 簓(ささら)を鳴らし 歌った春の夕まぐれ あんな身近な幸せに 背いたオレは愚かもの 都会の暮らしで想うのは 越中 五箇山 あゝ コキリコの里  天を目指して真直ぐ伸びた 庄川沿いの夏木立 人も真似たい 生き方と 叫んだオレが恥ずかしい 帰ってみようか ふるさとは 越中 五箇山 あゝ コキリコの里成世昌平もず唱平聖川湧前田俊明雪を戴く人形山(ひとがたやま)に 緑に浮かぶ 山桜 他所(よそ)じゃ見れない宝物 どうしてオレは捨てたのか 涙の向こうに 見えるのは 越中 五箇山 あゝ コキリコの里  二人そろって 簓(ささら)を鳴らし 歌った春の夕まぐれ あんな身近な幸せに 背いたオレは愚かもの 都会の暮らしで想うのは 越中 五箇山 あゝ コキリコの里  天を目指して真直ぐ伸びた 庄川沿いの夏木立 人も真似たい 生き方と 叫んだオレが恥ずかしい 帰ってみようか ふるさとは 越中 五箇山 あゝ コキリコの里
寿咲いた「寿」永遠の文字 めでためでたの 宴華 今日の佳き日を ことほぎて 満願成就と なる鼓 祝う門出の 春の舞  ふたつ命の 晴れ姿 めでためでたの 夫婦松 かたい契りを 永久に むすぶ縁の 鶴と亀 ならぶ大輪 春の宴  舳先大黒 艫恵比須 めでためでたの 宝船 金波銀波の「夢」重ね のぼる朝日に 愛と幸福 明日へ漕ぎ出す 春の海成世昌平高安弘福田正福田正咲いた「寿」永遠の文字 めでためでたの 宴華 今日の佳き日を ことほぎて 満願成就と なる鼓 祝う門出の 春の舞  ふたつ命の 晴れ姿 めでためでたの 夫婦松 かたい契りを 永久に むすぶ縁の 鶴と亀 ならぶ大輪 春の宴  舳先大黒 艫恵比須 めでためでたの 宝船 金波銀波の「夢」重ね のぼる朝日に 愛と幸福 明日へ漕ぎ出す 春の海
江の川惚れていながら 縁(えにし)が切れた 霧降る夜の巴橋(ともえばし) 帰って来る気のないオレに わざと笑顔をみせたひと あゝ江(ごう)の川 噂を教えてくれないか  人目忍んだ 隠れて逢った 鵜飼いの舟が浮かぶ日に 明日がないなら今日だけの 夢がみたいといったひと あゝ江の川 あの恋探してくれないか  想い出すんだ 忘れるもんか 鮫(わに)出す店で飲んだ酒 固めの盃ひと息に ぐっと空けてと注いだひと あゝ江の川 居場所を知らせてくれないか成世昌平もず唱平聖川湧石倉重信惚れていながら 縁(えにし)が切れた 霧降る夜の巴橋(ともえばし) 帰って来る気のないオレに わざと笑顔をみせたひと あゝ江(ごう)の川 噂を教えてくれないか  人目忍んだ 隠れて逢った 鵜飼いの舟が浮かぶ日に 明日がないなら今日だけの 夢がみたいといったひと あゝ江の川 あの恋探してくれないか  想い出すんだ 忘れるもんか 鮫(わに)出す店で飲んだ酒 固めの盃ひと息に ぐっと空けてと注いだひと あゝ江の川 居場所を知らせてくれないか
堺住吉堺住吉 反橋渡る 奥の天神 五大力 おもと社や 神明穴から 大神宮さんを 伏し拝む 誕生石には 石をつむ 赤前垂れが 出てまねぐ ごろごろ煎餅 竹馬に 麦藁細工や つなぎ貝 買わしゃんせ成世昌平大阪府民謡大阪府民謡堺住吉 反橋渡る 奥の天神 五大力 おもと社や 神明穴から 大神宮さんを 伏し拝む 誕生石には 石をつむ 赤前垂れが 出てまねぐ ごろごろ煎餅 竹馬に 麦藁細工や つなぎ貝 買わしゃんせ
篠山節丹波与作は馬追いなれど<ハキタサー> 今じゃお江戸で二本差し <コリャコーリャ コーリャコリャ>  二本差しても鈴の音聞けば 恋し篠山思い出す  私しゃ丹波の カチ栗育ち 中に甘味もしぶもある  寒さしのんで作りし酒で 春は三三九度の式  帰りゃしゃんすか 袖引きとめて 忘れしゃんすな篠山を成世昌平兵庫県民謡兵庫県民謡丹波与作は馬追いなれど<ハキタサー> 今じゃお江戸で二本差し <コリャコーリャ コーリャコリャ>  二本差しても鈴の音聞けば 恋し篠山思い出す  私しゃ丹波の カチ栗育ち 中に甘味もしぶもある  寒さしのんで作りし酒で 春は三三九度の式  帰りゃしゃんすか 袖引きとめて 忘れしゃんすな篠山を
百日紅遠い遠い遠い日を 想いおこし泣いてる 好きだよと云えないで背を向けていたよ 「終りにしましょ 始まるものが何もないから」 そんな筈はないけれど 罪の重さ 深さに 頭(こうべ)垂れ 咲いていた百日紅 目に浮かぶ  今も今も今だって 忘れられず夢みる ふるさとの駅頭でサヨナラを云った 「元気でいてね たまには便り書いて下さい」 きっと出せと云いたげに 風に我が身揺らして 訴える八月の百日紅 目に浮かぶ  風に風に風に聴く 想い人の身の上 年嵩(かさ)を気にやんだあの人の噂 「ひとりで行って 私は嫁ぐ先があるから」 言葉信じ背を向けた 科(とが)のシッペ返しか 泣いている追憶の百日紅 目に浮かぶ成世昌平もず唱平聖川湧馬飼野俊一遠い遠い遠い日を 想いおこし泣いてる 好きだよと云えないで背を向けていたよ 「終りにしましょ 始まるものが何もないから」 そんな筈はないけれど 罪の重さ 深さに 頭(こうべ)垂れ 咲いていた百日紅 目に浮かぶ  今も今も今だって 忘れられず夢みる ふるさとの駅頭でサヨナラを云った 「元気でいてね たまには便り書いて下さい」 きっと出せと云いたげに 風に我が身揺らして 訴える八月の百日紅 目に浮かぶ  風に風に風に聴く 想い人の身の上 年嵩(かさ)を気にやんだあの人の噂 「ひとりで行って 私は嫁ぐ先があるから」 言葉信じ背を向けた 科(とが)のシッペ返しか 泣いている追憶の百日紅 目に浮かぶ
三十石船哀歌紅い灯点る 堀江の新地 掘割上れば あの人の 船唄聴こえる八軒家 夜毎に夢みる徒枕 今日も濡らして来し方想う あれから五年経ちました ヤレサ 三十石船(さんじゅっこく)は淀川の 川面に何を映すやら  造り酒屋の下働きに 十五で出されたこの私(うち)に 誰より優しくしてくれた 兄(あに)さんみたいな人やから それが馴初め 初恋やった 船頭さんに惚れたのは ヤレサ 三十石船(さんじゅっこく)の船唄に 想いを寄せた訳じゃない  父(おや)を亡くした実家のために この身は売られて行く宿命(さだめ) 哀れじゃないかと啼くひばり お前に頼んでおくさかい きっと伝えて 忘れてくれと 伏見を出たら天満まで ヤレサ 三十石船(さんじゅっこく)は半日で 流れに任す下り船成世昌平もず唱平堀慈伊戸のりお紅い灯点る 堀江の新地 掘割上れば あの人の 船唄聴こえる八軒家 夜毎に夢みる徒枕 今日も濡らして来し方想う あれから五年経ちました ヤレサ 三十石船(さんじゅっこく)は淀川の 川面に何を映すやら  造り酒屋の下働きに 十五で出されたこの私(うち)に 誰より優しくしてくれた 兄(あに)さんみたいな人やから それが馴初め 初恋やった 船頭さんに惚れたのは ヤレサ 三十石船(さんじゅっこく)の船唄に 想いを寄せた訳じゃない  父(おや)を亡くした実家のために この身は売られて行く宿命(さだめ) 哀れじゃないかと啼くひばり お前に頼んでおくさかい きっと伝えて 忘れてくれと 伏見を出たら天満まで ヤレサ 三十石船(さんじゅっこく)は半日で 流れに任す下り船
しのび唄女の夢と あなたの未来(あした) 秤にかけて 泣いてます 身を引くことは 倖せでしょか 三味の乱れを 十六夜の 月に聴かせる しのび唄  あなたにいつか 解かれた帯が 泣いて身をやく 薄化粧 強がる術(すべ)も 知らない女 雪見障子を そっと引きゃ 縁に舞い散る 恋落葉  姉さん女房の 柄ではないと 指輪を包む 紅袱紗(べにふくさ) 包みきれない 未練は燃える つのる思いが 手鏡に 影を浮かべる しのび唄成世昌平原文彦福田正福田正女の夢と あなたの未来(あした) 秤にかけて 泣いてます 身を引くことは 倖せでしょか 三味の乱れを 十六夜の 月に聴かせる しのび唄  あなたにいつか 解かれた帯が 泣いて身をやく 薄化粧 強がる術(すべ)も 知らない女 雪見障子を そっと引きゃ 縁に舞い散る 恋落葉  姉さん女房の 柄ではないと 指輪を包む 紅袱紗(べにふくさ) 包みきれない 未練は燃える つのる思いが 手鏡に 影を浮かべる しのび唄
三味線波止場女の未練は トチチリチン 涙払って チントンシャン エー切ないね  沈む夕陽に カモメの影絵 噂たよりに 着いた港まち 逢ってどうなる ものでもないが 三味線(しゃみ)を抱いての 探し旅 「お客さん 一曲いかがです」 流して歩く エー面影波止場  海の男の ぶ厚い胸で 知ったぬくもり 忘れられなくて せめて教えて 別れの理由(わけ)を 三味線(しゃみ)も泣いてる 演歌節 「お客さん 一曲いかがです」 潮風(かぜ)さえむせぶ エー面影波止場  夢をつないで 明日(あした)も生きる 三味線(しゃみ)は 私の守り神 「お客さん 一曲いかがです」 あなたが浮かぶ エー面影波止場成世昌平かず翼堀慈竹内弘一女の未練は トチチリチン 涙払って チントンシャン エー切ないね  沈む夕陽に カモメの影絵 噂たよりに 着いた港まち 逢ってどうなる ものでもないが 三味線(しゃみ)を抱いての 探し旅 「お客さん 一曲いかがです」 流して歩く エー面影波止場  海の男の ぶ厚い胸で 知ったぬくもり 忘れられなくて せめて教えて 別れの理由(わけ)を 三味線(しゃみ)も泣いてる 演歌節 「お客さん 一曲いかがです」 潮風(かぜ)さえむせぶ エー面影波止場  夢をつないで 明日(あした)も生きる 三味線(しゃみ)は 私の守り神 「お客さん 一曲いかがです」 あなたが浮かぶ エー面影波止場
昌平の三十石ヤレサ伏見下ればナ 淀とはいやじゃエ ヤレいやな 小橋をエ 艫(とも)下げに ヤレサヨイヨイヨ  ヤレサ淀の上手のナ千両の松はエ ヤレ売らず買わずのエ 見て千両エ ヤレサヨイヨイヨ  ヤレサ八幡山からナ 山崎山へヨ ヤレ文を投げたがエ 届いたかエ ヤレサヨイヨイヨ  ヤレサ奈良の大仏さんをナ ちょいと横抱きにゃだいてヨ お乳飲ましたナ おっかさんはどんな大きなおっかさんかエ 一度対面がエ してみたいヨ ヤレサヨイヨイヨ  ヤレサここは何所じゃとナ 船頭衆に問えばエ ヤレここは枚方エ 鍵屋裏エ ヤレサヨイヨイヨ  ヤレサ鍵屋裏にはナ 碇はいらぬェ ヤレ三味や太鼓でエ 船止めるエ ヤレサヨイヨイヨ  ヤレサねぶたかろうけどナ ねぶた目をさませヨ ヤレここは大阪のエ 八軒屋エ ヤレサヨイヨイヨ成世昌平大阪府民謡大阪府民謡ヤレサ伏見下ればナ 淀とはいやじゃエ ヤレいやな 小橋をエ 艫(とも)下げに ヤレサヨイヨイヨ  ヤレサ淀の上手のナ千両の松はエ ヤレ売らず買わずのエ 見て千両エ ヤレサヨイヨイヨ  ヤレサ八幡山からナ 山崎山へヨ ヤレ文を投げたがエ 届いたかエ ヤレサヨイヨイヨ  ヤレサ奈良の大仏さんをナ ちょいと横抱きにゃだいてヨ お乳飲ましたナ おっかさんはどんな大きなおっかさんかエ 一度対面がエ してみたいヨ ヤレサヨイヨイヨ  ヤレサここは何所じゃとナ 船頭衆に問えばエ ヤレここは枚方エ 鍵屋裏エ ヤレサヨイヨイヨ  ヤレサ鍵屋裏にはナ 碇はいらぬェ ヤレ三味や太鼓でエ 船止めるエ ヤレサヨイヨイヨ  ヤレサねぶたかろうけどナ ねぶた目をさませヨ ヤレここは大阪のエ 八軒屋エ ヤレサヨイヨイヨ
昌平の淡海節そえぬ恋路と 別れてきたが つのる想いに身をこがす 見たさ会いたさ 想いがつのる 恋の八尾は ヨイショコショ オワラ 雪の中  惚れちゃならぬと 知りつつ惚れて やがて別れの朝となる 送りましょうか 送られましょか せめて二天の橋までも ついて行きたや ヨイショコショ 想い二天の別れ橋成世昌平成世昌平滋賀県民謡そえぬ恋路と 別れてきたが つのる想いに身をこがす 見たさ会いたさ 想いがつのる 恋の八尾は ヨイショコショ オワラ 雪の中  惚れちゃならぬと 知りつつ惚れて やがて別れの朝となる 送りましょうか 送られましょか せめて二天の橋までも ついて行きたや ヨイショコショ 想い二天の別れ橋
昭和の家族喧嘩をするな 子供たち 母さん助けて やってくれ 赤紙手にして 親父が泣いた あれは戦が始まり三年目 我が家を襲った一大事件 覚えているさ 今だって  石コロだけの 骨箱が 届いて泪の ご対面 在りし日偲べぬ 親父の帰還 やっと戦が終った翌年の 一雨きそうな 夏日のことで オイオイ泣いた お袋が  南の国のジャングルへ 秋には行きます 家族つれ みんなでやりたい親父の供養 むごい戦の時代に生きた故 無残に命を絶たれた人に 逢わせるつもり 妻と子を成世昌平吉村康・補作詞:もず唄平船村徹蔦将包喧嘩をするな 子供たち 母さん助けて やってくれ 赤紙手にして 親父が泣いた あれは戦が始まり三年目 我が家を襲った一大事件 覚えているさ 今だって  石コロだけの 骨箱が 届いて泪の ご対面 在りし日偲べぬ 親父の帰還 やっと戦が終った翌年の 一雨きそうな 夏日のことで オイオイ泣いた お袋が  南の国のジャングルへ 秋には行きます 家族つれ みんなでやりたい親父の供養 むごい戦の時代に生きた故 無残に命を絶たれた人に 逢わせるつもり 妻と子を
鈴鹿馬子唄坂は 照る照る 鈴鹿は曇る あいの土山 アリャ 雨が降る  与作想えば 照る日も曇る 関の小万の アリャ 涙雨成世昌平三重県民謡三重県民謡坂は 照る照る 鈴鹿は曇る あいの土山 アリャ 雨が降る  与作想えば 照る日も曇る 関の小万の アリャ 涙雨
鈴鹿峠どうぞ忘れて くださいと わかれ蛇の目を 差し向けた 右は近江で 左は伊勢と 鈴鹿峠のョ てっぺんあたり 杉の木立に 目かくしされて あなたを送った 去年(こぞ)の秋  赤い爪あと くっきりと 腕にのこした あの未練 枯葉舞い散る しずくに濡れて 鈴鹿峠のョ 木の根の道よ 先があるでしょ あなたの身には あきらめきれずに 諦めた  坂の下では 晴れてても 胸はなみだで 濡れそぼつ 愛はふかまり 怖れたわかれ 鈴鹿峠にョ 馬子唄ひびく おんな引き際 笑顔でいたが 土山宿にも 雨が降る成世昌平久仁京介四方章人伊戸のりおどうぞ忘れて くださいと わかれ蛇の目を 差し向けた 右は近江で 左は伊勢と 鈴鹿峠のョ てっぺんあたり 杉の木立に 目かくしされて あなたを送った 去年(こぞ)の秋  赤い爪あと くっきりと 腕にのこした あの未練 枯葉舞い散る しずくに濡れて 鈴鹿峠のョ 木の根の道よ 先があるでしょ あなたの身には あきらめきれずに 諦めた  坂の下では 晴れてても 胸はなみだで 濡れそぼつ 愛はふかまり 怖れたわかれ 鈴鹿峠にョ 馬子唄ひびく おんな引き際 笑顔でいたが 土山宿にも 雨が降る
正調デカンショ節「元唄」 丹波篠山 その山奥で<ヨーイヨイ> ひとり米搗く水車 <ヨオーイ ヤレコノ デコンショ>  ひとり米搗く あの水車<ヨーイヨイ> 誰を待つやら くるくると <ヨオーイ ヤレコノ デコンショ>  「デカンショ節」 盆のお月さん 丸こて丸い<アヨイヨイ> 丸てまん丸こて まだ丸い <アヨオーイ ヨーイ デッカンショ>  今年始めて わが子の踊り<アヨイヨイ> ほめて下さい お月さま <アヨオーイ ヨーイ デッカンショ>  盆の十六日ゃ お寺の施餓鬼<アヨイヨイ> 蝉がお経読む 木の空で <アヨオーイ ヨーイ デッカンショ>  デカンショデカンショで 三十まで踊れ<アヨイヨイ> 三十過ぎたら 子が踊る <アヨオーイ ヨーイ デッカンショ>成世昌平日本民謡日本民謡「元唄」 丹波篠山 その山奥で<ヨーイヨイ> ひとり米搗く水車 <ヨオーイ ヤレコノ デコンショ>  ひとり米搗く あの水車<ヨーイヨイ> 誰を待つやら くるくると <ヨオーイ ヤレコノ デコンショ>  「デカンショ節」 盆のお月さん 丸こて丸い<アヨイヨイ> 丸てまん丸こて まだ丸い <アヨオーイ ヨーイ デッカンショ>  今年始めて わが子の踊り<アヨイヨイ> ほめて下さい お月さま <アヨオーイ ヨーイ デッカンショ>  盆の十六日ゃ お寺の施餓鬼<アヨイヨイ> 蝉がお経読む 木の空で <アヨオーイ ヨーイ デッカンショ>  デカンショデカンショで 三十まで踊れ<アヨイヨイ> 三十過ぎたら 子が踊る <アヨオーイ ヨーイ デッカンショ>
正調博多節博多山笠 しめ込み法被 しゅっとしごいた 力綱  なんの玄海 船底枕 覚めりゃ博多の 灯が招く  千代の松原 月夜に待てば 松の模様の 袖濡らす エンヤラヤノヤ エンヤラヤノ エンヤラヤノ エンヤラホイノサ  操たてじま 命も献上 かたく結んだ 博多帯成世昌平福岡県民謡福岡県民謡博多山笠 しめ込み法被 しゅっとしごいた 力綱  なんの玄海 船底枕 覚めりゃ博多の 灯が招く  千代の松原 月夜に待てば 松の模様の 袖濡らす エンヤラヤノヤ エンヤラヤノ エンヤラヤノ エンヤラホイノサ  操たてじま 命も献上 かたく結んだ 博多帯
関宿しぐれ今日は関宿 あしたは他国 否でも応でも ここから先は 二つに別れて 夜船が下る ひとつは江戸川 もひとつは 男が旅立つ 利根川で アー 別れを惜しみ 降る降る 降る降る しぐれ  宵の関宿 川瀬が騒ぐ 添えない縁の 野育ち二人 はかない一夜の 夢路を辿る 隠れて交わした 盃と 誓った行末 反古になり アー 涙にせかれ 降る降る 降る降る しぐれ  何で関宿 灯がじれる 私に過ぎたる この旅衣 小袖は母者の 大事な形見 千切った片袖 いつまでも 持ってて下さい 捨てないで アー 遣らずの雨か 降る降る 降る降る しぐれ成世昌平もず唱平聖川湧前田俊明今日は関宿 あしたは他国 否でも応でも ここから先は 二つに別れて 夜船が下る ひとつは江戸川 もひとつは 男が旅立つ 利根川で アー 別れを惜しみ 降る降る 降る降る しぐれ  宵の関宿 川瀬が騒ぐ 添えない縁の 野育ち二人 はかない一夜の 夢路を辿る 隠れて交わした 盃と 誓った行末 反古になり アー 涙にせかれ 降る降る 降る降る しぐれ  何で関宿 灯がじれる 私に過ぎたる この旅衣 小袖は母者の 大事な形見 千切った片袖 いつまでも 持ってて下さい 捨てないで アー 遣らずの雨か 降る降る 降る降る しぐれ
千越大漁祝唄アーヨイヤサー 御利生(ごりしょう) 御利生で 明日から大群(おおがち)や獲ろうよ これも 氏神さんの大御利生かな  アーヨイヤサー 氏神 御利生で 明日から大群や獲ろうよ これも 恵比須さんの大御利生かな アーヨイヤサー  アーヨイヤサー 恵比須 御利生で 明日から大群や獲ろうよ これも 稲荷さんの大御利生かな  アーヨイヤサー 稲荷 御利生で 明日から大群や獲ろうよ これも 山見さんの大御利生かな アーヨイヤサー  アーヨイヤサー 山見 御利生で 明日から大群や獲ろうよ これも 旦那さんの大御利生かな  アーヨイヤサー 旦那 御利生で 明日から大群や獲ろうよ これも 若い衆の大御利生かな アーヨイヤサー成世昌平佐賀県民謡佐賀県民謡アーヨイヤサー 御利生(ごりしょう) 御利生で 明日から大群(おおがち)や獲ろうよ これも 氏神さんの大御利生かな  アーヨイヤサー 氏神 御利生で 明日から大群や獲ろうよ これも 恵比須さんの大御利生かな アーヨイヤサー  アーヨイヤサー 恵比須 御利生で 明日から大群や獲ろうよ これも 稲荷さんの大御利生かな  アーヨイヤサー 稲荷 御利生で 明日から大群や獲ろうよ これも 山見さんの大御利生かな アーヨイヤサー  アーヨイヤサー 山見 御利生で 明日から大群や獲ろうよ これも 旦那さんの大御利生かな  アーヨイヤサー 旦那 御利生で 明日から大群や獲ろうよ これも 若い衆の大御利生かな アーヨイヤサー
祖谷の粉ひき唄祖谷(いや)のかずら橋ゃ 蜘蛛の巣(ゆ)のごとく 風も吹かんのに ゆらゆらと 吹かんのに 吹かんのに風も 風も吹かんのに ゆらゆらと  都想えば 月さえ曇る 飛んで行きたや あの空へ 行きたや 行きたや飛んで 飛んで行きたや あの空へ成世昌平徳島県民謡徳島県民謡祖谷(いや)のかずら橋ゃ 蜘蛛の巣(ゆ)のごとく 風も吹かんのに ゆらゆらと 吹かんのに 吹かんのに風も 風も吹かんのに ゆらゆらと  都想えば 月さえ曇る 飛んで行きたや あの空へ 行きたや 行きたや飛んで 飛んで行きたや あの空へ
淡海節うれしめでたや 思うこと叶うた 今日の佳き日を 寿ぎて 鶴と亀とが ヨイショコショ 舞いを納めて 福の風  暗に忍んだ二人の逢瀬 月の悋気(りんき)が気にかかる どうかそのまま ヨイショコショ 顔を出すなよ 雲の陰  春の弥生に女子の祭り ひしのもちとや白酒に 重ね盃 ヨイショコショ ほほにほんのり桃の色成世昌平本條秀太郎滋賀県民謡うれしめでたや 思うこと叶うた 今日の佳き日を 寿ぎて 鶴と亀とが ヨイショコショ 舞いを納めて 福の風  暗に忍んだ二人の逢瀬 月の悋気(りんき)が気にかかる どうかそのまま ヨイショコショ 顔を出すなよ 雲の陰  春の弥生に女子の祭り ひしのもちとや白酒に 重ね盃 ヨイショコショ ほほにほんのり桃の色
淡海節(ごあいさつ)忘れましょうよ 浮世の事は 笑いも 涙も 夢もある 成世昌平の ヨィショ コ ショ… おもろい唄の世界にご案内成世昌平滋賀県民謡滋賀県民謡忘れましょうよ 浮世の事は 笑いも 涙も 夢もある 成世昌平の ヨィショ コ ショ… おもろい唄の世界にご案内
淡海節・箱枕歳(とし)は十九で源氏名(げんじな)おこう 明けて二年の茶屋暮し 故郷(くに)が恋しゅて ヨイショコショ 歌う追分  後生(ごしょう)大事の女の夢を たった一分(いちぶ)じゃ買えもせず 背中震わせ ヨイショコショ 泣いた若い衆  島田乗せたら こぼれる涙 主(ぬし)に帰られ 箱枕 中でチリリン ヨイショコショ 鈴が鳴る鳴る  惚れたあのひと北前船で ヤンサノエ 波涛千里の海を行く 今日はどこやら ヨイショコショ 佐渡か酒田か 蝦夷の地か成世昌平もず唱平滋賀県民謡歳(とし)は十九で源氏名(げんじな)おこう 明けて二年の茶屋暮し 故郷(くに)が恋しゅて ヨイショコショ 歌う追分  後生(ごしょう)大事の女の夢を たった一分(いちぶ)じゃ買えもせず 背中震わせ ヨイショコショ 泣いた若い衆  島田乗せたら こぼれる涙 主(ぬし)に帰られ 箱枕 中でチリリン ヨイショコショ 鈴が鳴る鳴る  惚れたあのひと北前船で ヤンサノエ 波涛千里の海を行く 今日はどこやら ヨイショコショ 佐渡か酒田か 蝦夷の地か
佃かたぎ逃げて来たのか この江戸に 故郷(くに)は上方 浪花かい ひと風呂浴びて 肩の荷降ろせ 安心しろよ この土地は もとは摂津の佃島  何が何して どうなった 委細訊くほど 野暮じゃない 死にたいなんて 云うんじゃないよ 憂(う)さなら流せ 隅田川 あとはまかせろ このオレに  気兼ね要(い)らねぇ 大船に 乗った気でいろ べらぼうめ めそめそしてちゃ 鴎が笑う 宵からだって 構わねぇ つれて行こうか 浅草に成世昌平もず唱平聖川湧石倉重信逃げて来たのか この江戸に 故郷(くに)は上方 浪花かい ひと風呂浴びて 肩の荷降ろせ 安心しろよ この土地は もとは摂津の佃島  何が何して どうなった 委細訊くほど 野暮じゃない 死にたいなんて 云うんじゃないよ 憂(う)さなら流せ 隅田川 あとはまかせろ このオレに  気兼ね要(い)らねぇ 大船に 乗った気でいろ べらぼうめ めそめそしてちゃ 鴎が笑う 宵からだって 構わねぇ つれて行こうか 浅草に
鶴の舞橋GOLD LYLICお岩木山に 残る雪 ここで暮せたら いいねと云ったひと はしゃいで走った 鶴の舞橋  覚えていますか 去年(こぞ)の春 幸せでた エー みちのく津軽  リンゴの花の あの白さ 知って欲しかった 誰よりあなたには 傘さし渡った 鶴の舞橋 偲べばまた降る 小ぬか雨 涙にくもる エー ふるさと津軽  都会で夢を 見失い 愛に身をまかす 心も捨てたひと 出逢って別れた 鶴の舞橋 恋しい夜寒むが ないですか どこまで遠い エー ふたりの津軽GOLD LYLIC成世昌平もず唱平聖川湧石倉重信お岩木山に 残る雪 ここで暮せたら いいねと云ったひと はしゃいで走った 鶴の舞橋  覚えていますか 去年(こぞ)の春 幸せでた エー みちのく津軽  リンゴの花の あの白さ 知って欲しかった 誰よりあなたには 傘さし渡った 鶴の舞橋 偲べばまた降る 小ぬか雨 涙にくもる エー ふるさと津軽  都会で夢を 見失い 愛に身をまかす 心も捨てたひと 出逢って別れた 鶴の舞橋 恋しい夜寒むが ないですか どこまで遠い エー ふたりの津軽
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
テルテル坊主テルテル坊主を 出窓に吊るし 母子(おやこ)で出かける 約束の 次の日曜 天気になれと 指折り数える子がいます ねぇあなた それを思うと いゝ返事 出来なくなります ご免なさいね  テルテル坊主は どなたの味方 女の気持にゃ 知らんぷり 今年六つの 一年生に とってもやさしいお友達 ねぇあなた 今日のへのへのもへじ顔 朝から私を睨んでいます  テルテル坊主を お前の気持 十分わかっているつもり だから当分 父親替り 無理でも強面(こわもて)してみます ねぇあなた 別れたくない人だけど 会えなくなります ご免なさいね成世昌平もず唱平岩上峰山前田俊明テルテル坊主を 出窓に吊るし 母子(おやこ)で出かける 約束の 次の日曜 天気になれと 指折り数える子がいます ねぇあなた それを思うと いゝ返事 出来なくなります ご免なさいね  テルテル坊主は どなたの味方 女の気持にゃ 知らんぷり 今年六つの 一年生に とってもやさしいお友達 ねぇあなた 今日のへのへのもへじ顔 朝から私を睨んでいます  テルテル坊主を お前の気持 十分わかっているつもり だから当分 父親替り 無理でも強面(こわもて)してみます ねぇあなた 別れたくない人だけど 会えなくなります ご免なさいね
遠きふるさと夏の終りの花火を見上げ 想い出すのは笑顔の君さ 巷(まち)の暮しに目処さえつけば 明日(あした)と云わず今すぐに 逢いに行く 夜汽車に乗って あゝ遠き ふるさとよ  わざと零(こぼ)した徳利の酒に うかぶ姿はきまって君さ 左手酌も目処さえつけば 直ると思う そのうちに 恋しいよ 家路の灯 あゝ遠き ふるさとよ  秋の夜嵐 これ幸いに 叫ぶ名前はやっぱり君さ 夢を果たせる 目処さえつけば 一緒になろと云えるのに 儘(まま)ならず 溢れる涙 あゝ遠き ふるさとよ成世昌平もず唱平水森英夫前田俊明夏の終りの花火を見上げ 想い出すのは笑顔の君さ 巷(まち)の暮しに目処さえつけば 明日(あした)と云わず今すぐに 逢いに行く 夜汽車に乗って あゝ遠き ふるさとよ  わざと零(こぼ)した徳利の酒に うかぶ姿はきまって君さ 左手酌も目処さえつけば 直ると思う そのうちに 恋しいよ 家路の灯 あゝ遠き ふるさとよ  秋の夜嵐 これ幸いに 叫ぶ名前はやっぱり君さ 夢を果たせる 目処さえつけば 一緒になろと云えるのに 儘(まま)ならず 溢れる涙 あゝ遠き ふるさとよ
トンカラリン春まだき 桜の蕾 まだまだ固い寒い朝 ちょうど二十歳のあのひとは 白い歯見せて出ていった 下駄を投げたらトンカラリン トンカラリン 何度投げても 裏ばかり  二年目に 届いた便り 達者でいると 書いてある 花の都の東京で まぶしい夢は掴めたか 下駄を投げたらトンカラリン トンカラリン 今日も気になる 裏ばかり  音沙汰が途絶えて二年 よくない噂 聞かされた 蒼い顔して行き暮れて 夜空を仰ぎ 吠えてたと 下駄を投げたらトンカラリン トンカラリン 気持裏切り 裏ばかり成世昌平もず唱平堀慈伊戸のりお春まだき 桜の蕾 まだまだ固い寒い朝 ちょうど二十歳のあのひとは 白い歯見せて出ていった 下駄を投げたらトンカラリン トンカラリン 何度投げても 裏ばかり  二年目に 届いた便り 達者でいると 書いてある 花の都の東京で まぶしい夢は掴めたか 下駄を投げたらトンカラリン トンカラリン 今日も気になる 裏ばかり  音沙汰が途絶えて二年 よくない噂 聞かされた 蒼い顔して行き暮れて 夜空を仰ぎ 吠えてたと 下駄を投げたらトンカラリン トンカラリン 気持裏切り 裏ばかり
浪花なごり月老舗の味は 若旦那さんの 包丁さばきに まかせます 気ままな男が 背中を向ける 空に浪花の なごり月 うけたお情け 返せぬままに 旅をえらんだ 罰あたり  アホやなぁ俺は……おかみさん、お達者で……  船乗りこみの ざわめきよそに 包丁研いでた 野暮なやつ 板場はいくさ場 そう言い聞かす 白い前掛 堅結び おかみさんだけ わかってくれた 男一途の 胸の底  道頓堀から眺めるお月さんも、これが見納めや 俺にとっては、ほんまのなごり月やなぁ……  一からひとり 出直し修行 包丁一本 抱いた旅 涙にうるんで あと追うような 月が誰かの 目に見えた 太左衛門橋 着流し雪駄 おもいふりきり 消える影成世昌平南沢純三中村典正池多孝春老舗の味は 若旦那さんの 包丁さばきに まかせます 気ままな男が 背中を向ける 空に浪花の なごり月 うけたお情け 返せぬままに 旅をえらんだ 罰あたり  アホやなぁ俺は……おかみさん、お達者で……  船乗りこみの ざわめきよそに 包丁研いでた 野暮なやつ 板場はいくさ場 そう言い聞かす 白い前掛 堅結び おかみさんだけ わかってくれた 男一途の 胸の底  道頓堀から眺めるお月さんも、これが見納めや 俺にとっては、ほんまのなごり月やなぁ……  一からひとり 出直し修行 包丁一本 抱いた旅 涙にうるんで あと追うような 月が誰かの 目に見えた 太左衛門橋 着流し雪駄 おもいふりきり 消える影
浪速の四季春のあそびは 門に門松 しめ飾り 羽根や手鞠で 拍子よく 笑う門には 七福神のお礼者 頼もう 通れ  夏の涼みは 出船入船 屋形船 音に名高い 天神祭り 櫓太鼓に どろつくどんの花火 上げてしゅーっ ぽん  秋の夜長は 月のお顔も 世の中も まんまるまるく おさまりて 稲も十分 穂に穂が咲いて 踊れ やっとな よいよい  冬の寒さに 障子開くれば 銀世界 子供喜ぶ 雪遊び うさぎだるまさんに たどんの目鼻 おー つめた成世昌平大阪府民謡大阪府民謡春のあそびは 門に門松 しめ飾り 羽根や手鞠で 拍子よく 笑う門には 七福神のお礼者 頼もう 通れ  夏の涼みは 出船入船 屋形船 音に名高い 天神祭り 櫓太鼓に どろつくどんの花火 上げてしゅーっ ぽん  秋の夜長は 月のお顔も 世の中も まんまるまるく おさまりて 稲も十分 穂に穂が咲いて 踊れ やっとな よいよい  冬の寒さに 障子開くれば 銀世界 子供喜ぶ 雪遊び うさぎだるまさんに たどんの目鼻 おー つめた
南部風鈴故郷おもえば 店先の 風鈴鳴らし 風がゆく チリリンリンリン チリリンリン 南部風鈴 おまえの涙 男が夢を 叶えるための 旅の俺さえ 泣いていた  花と咲けない こんな時 深いところに 根を伸ばす チリリンリンリン チリリンリン 南部風鈴 心にひびく 死ぬまで生きる 人生ならば 恋も苦労も 受け止めて  路地に浮かんだ 十六夜に おまえを偲ぶ 逢いたくて チリリンリンリン チリリンリン 南部風鈴 もう秋の風 帰ってこいよ まだ帰れない 山や小川が 呼ぶけれど成世昌平久仁京介四方章人前田俊明故郷おもえば 店先の 風鈴鳴らし 風がゆく チリリンリンリン チリリンリン 南部風鈴 おまえの涙 男が夢を 叶えるための 旅の俺さえ 泣いていた  花と咲けない こんな時 深いところに 根を伸ばす チリリンリンリン チリリンリン 南部風鈴 心にひびく 死ぬまで生きる 人生ならば 恋も苦労も 受け止めて  路地に浮かんだ 十六夜に おまえを偲ぶ 逢いたくて チリリンリンリン チリリンリン 南部風鈴 もう秋の風 帰ってこいよ まだ帰れない 山や小川が 呼ぶけれど
ノスタルジア椎葉朝靄(あさもや)はるか 深山(みやま)の里の 薄紅色の山桜 他郷にありても 忘れまじ 恋しや春の あぁ椎葉(しいば)  月の出遅い 蛍の晩に 似ている夜空 十字星 この地はブラジル サンパウロ 恋しや夏の あぁ椎葉  鶴富姫と 大八さまを 稗つき節に詠んだ頃 ピンガを呑むたび 想い出す 恋しや秋の あぁ椎葉  夜神楽(よかぐら)待った 祭の宵の 肩寄せ合った 囲炉裏端 どうしているだろ あの友よ 恋しや冬の あぁ椎葉 恋しや故郷 あぁ椎葉成世昌平もず唱平聖川湧石倉重信朝靄(あさもや)はるか 深山(みやま)の里の 薄紅色の山桜 他郷にありても 忘れまじ 恋しや春の あぁ椎葉(しいば)  月の出遅い 蛍の晩に 似ている夜空 十字星 この地はブラジル サンパウロ 恋しや夏の あぁ椎葉  鶴富姫と 大八さまを 稗つき節に詠んだ頃 ピンガを呑むたび 想い出す 恋しや秋の あぁ椎葉  夜神楽(よかぐら)待った 祭の宵の 肩寄せ合った 囲炉裏端 どうしているだろ あの友よ 恋しや冬の あぁ椎葉 恋しや故郷 あぁ椎葉
博多節博多帯締め 筑前絞り 筑前博多の帯を締め 歩む姿が 柳 アリャ ドッコイショ 腰 お月さんが チョイと出て 松の陰 ハイ 今晩は成世昌平福岡県民謡福岡県民謡博多帯締め 筑前絞り 筑前博多の帯を締め 歩む姿が 柳 アリャ ドッコイショ 腰 お月さんが チョイと出て 松の陰 ハイ 今晩は
博多節百万石の知行(ちぎょう)取るより あなたの側で 竹の柱に 萱の屋根 手鍋下げても 厭(いと)や アリャドッコイショ せぬ 世の中は 好いた同志で 暮らしゃんせ ハイ 今晩わ成世昌平福岡県民謡福岡県民謡百万石の知行(ちぎょう)取るより あなたの側で 竹の柱に 萱の屋根 手鍋下げても 厭(いと)や アリャドッコイショ せぬ 世の中は 好いた同志で 暮らしゃんせ ハイ 今晩わ
はぐれ川なみだ酌むよな わかれ酒 酔うて切れない 未練の糸が すすり泣くよに ほろほろと であいと別れ 繰り返し 行きも帰りも おんな坂 恋の大阪(北新地) 女坂  おくれ髪哀し わかれ雨 酔うて焦がれて 情念が燃える 赤い命灯 めらめらと であいと別れ 重ねても 通り過ぎれば わすれ橋 かすむ長堀 忘れ橋  背中さみしい わかれ影 酔うてすがれば 袂が揺れる 夢も運命も ゆらゆらと であいと別れ 数えては 明日に流れる はぐれ川 くれる堂島 離暮川成世昌平亜蘭忍安藤実親なみだ酌むよな わかれ酒 酔うて切れない 未練の糸が すすり泣くよに ほろほろと であいと別れ 繰り返し 行きも帰りも おんな坂 恋の大阪(北新地) 女坂  おくれ髪哀し わかれ雨 酔うて焦がれて 情念が燃える 赤い命灯 めらめらと であいと別れ 重ねても 通り過ぎれば わすれ橋 かすむ長堀 忘れ橋  背中さみしい わかれ影 酔うてすがれば 袂が揺れる 夢も運命も ゆらゆらと であいと別れ 数えては 明日に流れる はぐれ川 くれる堂島 離暮川
はぐれコキリコGOLD LYLIC立山に両の掌合わせ せめて便りが 噂が欲しい まだ未練たち切れないとなぜじれる 越中 雪の湯の町で おんなが歌う あゝ はぐれコキリコ  筑子竹二人で鳴らし 想い焦がした十九と二十歳 あの春を忘れた人のにくらしさ 情けの峠越しかねて おんなが歌う あゝ はぐれコキリコ  盆が過ぎ笛の音太鼓 それに鍬金きくたび想う ふるさとを見捨てた人の身の上を 茜に染る空見上げ おんなが歌う あゝ はぐれコキリコGOLD LYLIC成世昌平もず唱平聖川湧前田俊明立山に両の掌合わせ せめて便りが 噂が欲しい まだ未練たち切れないとなぜじれる 越中 雪の湯の町で おんなが歌う あゝ はぐれコキリコ  筑子竹二人で鳴らし 想い焦がした十九と二十歳 あの春を忘れた人のにくらしさ 情けの峠越しかねて おんなが歌う あゝ はぐれコキリコ  盆が過ぎ笛の音太鼓 それに鍬金きくたび想う ふるさとを見捨てた人の身の上を 茜に染る空見上げ おんなが歌う あゝ はぐれコキリコ
春よとまれ春よとまれ この手にとまれ 紅をさす手が かじかむよ 泣いて泣かされ はぐれた恋は 秋と冬との くり返し 胸でヒュルヒュル 雪風鳴けば あんたの温みが 恋しいよ 春よとまれ この手にとまれ…  春よとまれ あんたにとまれ 蝶になったら 翔んで来い 愛をつらぬく わたしを見つけ 俺の花だと 言われたい そうよも一度 逢う日のために あんたの影抱き 眠りたい 春よとまれ あんたにとまれ…  春よとまれ この手にとまれ そしてどこへも もう行くな 夜が寒けりゃ なおらさ燃えて 赤く咲きたい 散ってもみたい ゆれてゆらゆら 涙のむこう 心があんたに 逢いに行く 春よとまれ この手にとまれ…成世昌平原文彦浜圭介前田俊明春よとまれ この手にとまれ 紅をさす手が かじかむよ 泣いて泣かされ はぐれた恋は 秋と冬との くり返し 胸でヒュルヒュル 雪風鳴けば あんたの温みが 恋しいよ 春よとまれ この手にとまれ…  春よとまれ あんたにとまれ 蝶になったら 翔んで来い 愛をつらぬく わたしを見つけ 俺の花だと 言われたい そうよも一度 逢う日のために あんたの影抱き 眠りたい 春よとまれ あんたにとまれ…  春よとまれ この手にとまれ そしてどこへも もう行くな 夜が寒けりゃ なおらさ燃えて 赤く咲きたい 散ってもみたい ゆれてゆらゆら 涙のむこう 心があんたに 逢いに行く 春よとまれ この手にとまれ…
繁盛ブギ(セリフ)毎度おおきに どないだす  なにわの街は ウキウキブギウギ 繁盛ブギやで ぼちぼち行こか (ウキウキウキ ぼちぼちぼちぼち) ビルがくるくる キタの空 ミナミじゃ海老が 夜空に跳ねる 蟹もがさごそ 踊りだす  繁盛ブギやで ウキウキブギウギ ウキウキブギウギ 道頓堀人形がチンドドン ゾウだ カイジュウだ ドラゴンだ 太閤はんも 目を覚ます  ウキウキブギウギ ウキウキブギウギ ウキウキブギウギ ウキウキブギウギ 繁盛ブギやで ウキウキブギウギ  (セリフ)毎度おおきに どないだす  なにわの街は ウキウキブギウギ 繁盛ブギやで ぼちぼち行こか (ウキウキウキ ぼちぼちぼちぼち) 景気に負けたら あきまへん あきないうちは 負けてまへんで ネコが手招き おいでやす  繁盛ブギやで ウキウキブギウギ ウキウキブギウギ 道頓堀人形がチンドドン ゾウだ カイジュウだ ドラゴンだ 太閤はんも 目を覚ます  ウキウキブギウギ ウキウキブギウギ ウキウキブギウギ ウキウキブギウギ 繁盛ブギやで ウキウキブギウギ  海にゃどっこい エアポート 西から東 世界はまわる フグもぷかぷか 空を飛ぶ  繁盛ブギやで ウキウキブギウギ ウキウキブギウギ 道頓堀人形がチンドドン ゾウだ カイジュウだ ドラゴンだ 太閤はんも 目を覚ます  ウキウキブギウギ ウキウキブギウギ ウキウキブギウギ ウキウキブギウギ 繁盛ブギやで ウキウキブギウギ成世昌平亜蘭忍福田正福田正(セリフ)毎度おおきに どないだす  なにわの街は ウキウキブギウギ 繁盛ブギやで ぼちぼち行こか (ウキウキウキ ぼちぼちぼちぼち) ビルがくるくる キタの空 ミナミじゃ海老が 夜空に跳ねる 蟹もがさごそ 踊りだす  繁盛ブギやで ウキウキブギウギ ウキウキブギウギ 道頓堀人形がチンドドン ゾウだ カイジュウだ ドラゴンだ 太閤はんも 目を覚ます  ウキウキブギウギ ウキウキブギウギ ウキウキブギウギ ウキウキブギウギ 繁盛ブギやで ウキウキブギウギ  (セリフ)毎度おおきに どないだす  なにわの街は ウキウキブギウギ 繁盛ブギやで ぼちぼち行こか (ウキウキウキ ぼちぼちぼちぼち) 景気に負けたら あきまへん あきないうちは 負けてまへんで ネコが手招き おいでやす  繁盛ブギやで ウキウキブギウギ ウキウキブギウギ 道頓堀人形がチンドドン ゾウだ カイジュウだ ドラゴンだ 太閤はんも 目を覚ます  ウキウキブギウギ ウキウキブギウギ ウキウキブギウギ ウキウキブギウギ 繁盛ブギやで ウキウキブギウギ  海にゃどっこい エアポート 西から東 世界はまわる フグもぷかぷか 空を飛ぶ  繁盛ブギやで ウキウキブギウギ ウキウキブギウギ 道頓堀人形がチンドドン ゾウだ カイジュウだ ドラゴンだ 太閤はんも 目を覚ます  ウキウキブギウギ ウキウキブギウギ ウキウキブギウギ ウキウキブギウギ 繁盛ブギやで ウキウキブギウギ
播州木挽唄ヤーレー山の奥でも 三軒家でも 住めば都よ 我が里よ  ヤーレー樅(もみ)は元とれ 檜(ひのき)が二番 杉は三番 松はえぼ  ヤーレー木挽さん見りゃ 涙が出ます 堅い木の仲 挽き分ける成世昌平兵庫県民謡兵庫県民謡ヤーレー山の奥でも 三軒家でも 住めば都よ 我が里よ  ヤーレー樅(もみ)は元とれ 檜(ひのき)が二番 杉は三番 松はえぼ  ヤーレー木挽さん見りゃ 涙が出ます 堅い木の仲 挽き分ける
坂東太郎スイスイスイと 番(つがい)のつばめ 坂東太郎を 掠(かす)めて飛んだ とんぼの水無月 蝉の夏 ここでは早よ来る 祭りをみたさ 佐原ばやしが もうすぐ聴ける 帰って来いよ おーい千太  ピーヒャラピーと 高みの鳶が 坂東太郎に 合(あい)の手入れた 宵から稽古の わんぱくが 太鼓に小太鼓 ドンドコ叩く 佐原ばやしが 恋しかないか 帰って来いよ おーい千太  ヤッコラサーと 葦(よし)分け舟が 坂東太郎に 声掛け下る お前とこのオレ 袖にした あの娘も今年は 顔出すそうな 佐原ばやしで 一杯やろう 帰って来いよ おーい千太成世昌平もず唱平聖川湧前田俊明スイスイスイと 番(つがい)のつばめ 坂東太郎を 掠(かす)めて飛んだ とんぼの水無月 蝉の夏 ここでは早よ来る 祭りをみたさ 佐原ばやしが もうすぐ聴ける 帰って来いよ おーい千太  ピーヒャラピーと 高みの鳶が 坂東太郎に 合(あい)の手入れた 宵から稽古の わんぱくが 太鼓に小太鼓 ドンドコ叩く 佐原ばやしが 恋しかないか 帰って来いよ おーい千太  ヤッコラサーと 葦(よし)分け舟が 坂東太郎に 声掛け下る お前とこのオレ 袖にした あの娘も今年は 顔出すそうな 佐原ばやしで 一杯やろう 帰って来いよ おーい千太
ひえつき節和様平家の 公達ながれよーホイ おどま追討の 那須の末よ  那須の大八 鶴富おいてよーホイ 椎葉発つ時ゃ 目に涙よ  和様公達 今宵のふりはよーホイ もみじかざした 京姿よ成世昌平酒井繁一宮崎県民謡和様平家の 公達ながれよーホイ おどま追討の 那須の末よ  那須の大八 鶴富おいてよーホイ 椎葉発つ時ゃ 目に涙よ  和様公達 今宵のふりはよーホイ もみじかざした 京姿よ
広島木挽唄 (木出し唄入り)木出し唄 さぁさ皆さんよ<ヨイヤショ> ハァこの木はの<ヨイヤショ> ハァ奥山の<ヨイヤショ> ハァ大木が<ヨイヤショ> ハァのえり出た<ヨイヤショ>  ヤーレ朝まとうからヨイ奥山小屋で とっつあんゆずりのヨイ木挽き唄 ハァシャリンコパッサリ  ヤーレ山で床とりゃヨイ木の根がまくら 落ちる木の葉がヨイ夜着となる ハァシャリンコパッサリ  ヤーレ木挽きさんたちゃヨイ一升飯食ろて 松の根と木でヨイ泣いたげな ハァシャリンコパッサリ  ヤーレ何の因果かヨイ木挽きを習ろた 花の盛りをヨイ山小屋に ハァシャリンコパッサリ成世昌平広島県民謡広島県民謡木出し唄 さぁさ皆さんよ<ヨイヤショ> ハァこの木はの<ヨイヤショ> ハァ奥山の<ヨイヤショ> ハァ大木が<ヨイヤショ> ハァのえり出た<ヨイヤショ>  ヤーレ朝まとうからヨイ奥山小屋で とっつあんゆずりのヨイ木挽き唄 ハァシャリンコパッサリ  ヤーレ山で床とりゃヨイ木の根がまくら 落ちる木の葉がヨイ夜着となる ハァシャリンコパッサリ  ヤーレ木挽きさんたちゃヨイ一升飯食ろて 松の根と木でヨイ泣いたげな ハァシャリンコパッサリ  ヤーレ何の因果かヨイ木挽きを習ろた 花の盛りをヨイ山小屋に ハァシャリンコパッサリ
福知山音頭<ドッコイセ ドッコイセ チョイチョイノチョイノチョイノチョイ トコドッコイドッコイドッコイセ> 福知山出て 長田野越えて <チョイチョイ> 駒を早めて 亀山へ <ドッコイセ ドッコイセ チョイチョイノチョイノチョイノチョイ トコドッコイドッコイドッコイセ>  山家一万 綾部が二万 福知三万二千石  明智光秀 丹波をひろめ ひろめ丹波の 福知山  三 五 十五夜 音無瀬橋に 月が鳴いたか ほととぎす  盆のお月さんは 丸こて 丸て 丸て まんまるこて まだ丸い  福知山さん 葵の御紋 如何な大大名も かなやせぬ  おまえ見たかや お城の庭を 今が桔梗の 花ざかり成世昌平京都府民謡京都府民謡<ドッコイセ ドッコイセ チョイチョイノチョイノチョイノチョイ トコドッコイドッコイドッコイセ> 福知山出て 長田野越えて <チョイチョイ> 駒を早めて 亀山へ <ドッコイセ ドッコイセ チョイチョイノチョイノチョイノチョイ トコドッコイドッコイドッコイセ>  山家一万 綾部が二万 福知三万二千石  明智光秀 丹波をひろめ ひろめ丹波の 福知山  三 五 十五夜 音無瀬橋に 月が鳴いたか ほととぎす  盆のお月さんは 丸こて 丸て 丸て まんまるこて まだ丸い  福知山さん 葵の御紋 如何な大大名も かなやせぬ  おまえ見たかや お城の庭を 今が桔梗の 花ざかり
舟唄やんれやんれー 千鳥 葭切(よしき)り 揚げひばり 啼け啼け 春が逝(ゆ)かぬうち 人の噂じゃ雪降る頃に あの娘 堀江の新地で姿みたという 耳を塞(ふさ)いで何で泣く 櫓をこげ 急げ 若い衆よ  やんれー 江口(えぐち) 天満の遠灯り チラチラ揺れる 悲しげに 京で正月 土産に買うた 銀のかんざし 川瀬に捨てて口遊(くちずさ)む 婆(ばば)の背中に掴まって 教えて貰うた やんれ節  やんれー 婀娜(あだ)な島田に 赤い着物(べべ) まだまだ初心(うぶ)な片笑窪 どぶに放(ほ)かした 情けも夢も 棉の花咲く河内の里へ帰りたや 落とす涙を春風が 盗んで暮れる 女町成世昌平もず唱平三山敏やんれー 千鳥 葭切(よしき)り 揚げひばり 啼け啼け 春が逝(ゆ)かぬうち 人の噂じゃ雪降る頃に あの娘 堀江の新地で姿みたという 耳を塞(ふさ)いで何で泣く 櫓をこげ 急げ 若い衆よ  やんれー 江口(えぐち) 天満の遠灯り チラチラ揺れる 悲しげに 京で正月 土産に買うた 銀のかんざし 川瀬に捨てて口遊(くちずさ)む 婆(ばば)の背中に掴まって 教えて貰うた やんれ節  やんれー 婀娜(あだ)な島田に 赤い着物(べべ) まだまだ初心(うぶ)な片笑窪 どぶに放(ほ)かした 情けも夢も 棉の花咲く河内の里へ帰りたや 落とす涙を春風が 盗んで暮れる 女町
ふるさと銭太鼓花の匂いと 風わたる ふるさと一番 あかね空 故郷(くに)を出るとき 描いた夢は 忘れちゃいない 心に抱きしめ ジャンジャンふるさと 銭太鼓 ジャンジャンジャンときて 夢太鼓  イロハ習って ハが抜けて 仕事もはみだし イロばかり 恋にもまれて 疲れてくれば 欲しくもなるよ 心のやすらぎ ジャンジャンふるさと 銭太鼓 ジャンジャンジャンときて 夢太鼓  夢でいいから 欲しいもの お金のなる木と いい女房 恋の惚の字を 実らせるのは 男の甲斐性と 心に刻んで ジャンジャンふるさと 銭太鼓 ジャンジャンジャンときて 夢太鼓  路地に出てみりゃ 月が照る ふるさと思えば また元気 女房もらって 子供ができて 叶えた夢なら 心をひきしめ ジャンジャンふるさと 銭太鼓 ジャンジャンジャンときて 夢太鼓  ジャンジャンふるさと 銭太鼓 ジャンジャンジャンときて 夢太鼓成世昌平久仁京介四方章人伊戸のりお花の匂いと 風わたる ふるさと一番 あかね空 故郷(くに)を出るとき 描いた夢は 忘れちゃいない 心に抱きしめ ジャンジャンふるさと 銭太鼓 ジャンジャンジャンときて 夢太鼓  イロハ習って ハが抜けて 仕事もはみだし イロばかり 恋にもまれて 疲れてくれば 欲しくもなるよ 心のやすらぎ ジャンジャンふるさと 銭太鼓 ジャンジャンジャンときて 夢太鼓  夢でいいから 欲しいもの お金のなる木と いい女房 恋の惚の字を 実らせるのは 男の甲斐性と 心に刻んで ジャンジャンふるさと 銭太鼓 ジャンジャンジャンときて 夢太鼓  路地に出てみりゃ 月が照る ふるさと思えば また元気 女房もらって 子供ができて 叶えた夢なら 心をひきしめ ジャンジャンふるさと 銭太鼓 ジャンジャンジャンときて 夢太鼓  ジャンジャンふるさと 銭太鼓 ジャンジャンジャンときて 夢太鼓
堀江盆踊唄ソレエー ソレエーエノー ヤトヤー <ヨーイ ヨイヨイ> かんてき割った すり鉢割った エーノー 叱られた <おかして たまらん> ソレ西瓜(すいか) ソレ真瓜(まっか) エーノー 焼け茄子(なすび) <食いたい 食いたい> ソレ堀江 ソレ廓(くるわ) 大江の 里げしき <名どころ 名どころ>  竹にサーエー ヤッチキドシタイナ オサ 竹に雀は 品よく止まる <ヨーイヨーイ> 止めてサーエー ヤッチキドシタイナ オサ 止めてとまらぬ こいつぁまた 色の道 <ヨーイヨーイ> 色でサーエー ヤッチキドシタイナ オサ 色で迷わす 浅漬け茄子 <ヨーイヨーイ>  春 影うつす 春の堀江は 都鳥 <この花 この花> 夏 涼しさの 四ツ橋の 川岸 糸柳 <夕風 夕風> 秋 阿弥陀池 澄み渡る 真如の 月の顔 <和光寺 和光寺> 冬 梁棟木(はりむなぎ) 松檜 咲く 雪の花 <朝市 朝市>  花にサーエー ヤッチキドシタイナ オサ 花に柳で 彩る廓 <ヨーイヨーイ> 染めてサーエー ヤッチキドシタイナ オサ 染めて染めましょ こいつぁまた 濃く浅く <ヨーイヨーイ> 月にサーエー ヤッチキドシタイナ オサ 月を鏡に こいつぁまた 夕化粧 <ヨーイヨーイ>成世昌平大阪府民謡大阪府民謡ソレエー ソレエーエノー ヤトヤー <ヨーイ ヨイヨイ> かんてき割った すり鉢割った エーノー 叱られた <おかして たまらん> ソレ西瓜(すいか) ソレ真瓜(まっか) エーノー 焼け茄子(なすび) <食いたい 食いたい> ソレ堀江 ソレ廓(くるわ) 大江の 里げしき <名どころ 名どころ>  竹にサーエー ヤッチキドシタイナ オサ 竹に雀は 品よく止まる <ヨーイヨーイ> 止めてサーエー ヤッチキドシタイナ オサ 止めてとまらぬ こいつぁまた 色の道 <ヨーイヨーイ> 色でサーエー ヤッチキドシタイナ オサ 色で迷わす 浅漬け茄子 <ヨーイヨーイ>  春 影うつす 春の堀江は 都鳥 <この花 この花> 夏 涼しさの 四ツ橋の 川岸 糸柳 <夕風 夕風> 秋 阿弥陀池 澄み渡る 真如の 月の顔 <和光寺 和光寺> 冬 梁棟木(はりむなぎ) 松檜 咲く 雪の花 <朝市 朝市>  花にサーエー ヤッチキドシタイナ オサ 花に柳で 彩る廓 <ヨーイヨーイ> 染めてサーエー ヤッチキドシタイナ オサ 染めて染めましょ こいつぁまた 濃く浅く <ヨーイヨーイ> 月にサーエー ヤッチキドシタイナ オサ 月を鏡に こいつぁまた 夕化粧 <ヨーイヨーイ>
みかえり富士顧(かえり)みて想うのは 花咲く春の富士の山 頂(いただき)の雪拝み 志立てたというひとの 節榑立(ふしくれだ)った あの手と怒り肩 想い出すんだ 武骨な 我が祖父を  妻よ子よ 友輩(ともがら)よ 一度は見ろよ 富士の山 ほとばしる青春の 全て懸け生きたというひとの 時代と夢と厳しい人生を 無駄にゃしないぞ この先 いつだって  旅立ちの朝まだき みかえり仰ぐ富士の山 あの姿 鑑(かがみ)かな 日本の誉れというひとの ブラジル目指し 乗り込む移民船 何度聞いたか その名は笠戸丸(かさどまる)成世昌平もず唄平船村徹蔦将包顧(かえり)みて想うのは 花咲く春の富士の山 頂(いただき)の雪拝み 志立てたというひとの 節榑立(ふしくれだ)った あの手と怒り肩 想い出すんだ 武骨な 我が祖父を  妻よ子よ 友輩(ともがら)よ 一度は見ろよ 富士の山 ほとばしる青春の 全て懸け生きたというひとの 時代と夢と厳しい人生を 無駄にゃしないぞ この先 いつだって  旅立ちの朝まだき みかえり仰ぐ富士の山 あの姿 鑑(かがみ)かな 日本の誉れというひとの ブラジル目指し 乗り込む移民船 何度聞いたか その名は笠戸丸(かさどまる)
美方秋節秋はおそうてヨ 春は早よもどれヨ <ヤーレナーコーラショ> 冬のさぶさを ねてわすりょ <冬のさぶさを>ねてわすりょ  二百十日のヨ 風さョ吹かにゃヨ <ヤーレナーコーラショ> 様を浪速に やらしょまい <様を浪速に>やらしょまい成世昌平兵庫県民謡兵庫県民謡秋はおそうてヨ 春は早よもどれヨ <ヤーレナーコーラショ> 冬のさぶさを ねてわすりょ <冬のさぶさを>ねてわすりょ  二百十日のヨ 風さョ吹かにゃヨ <ヤーレナーコーラショ> 様を浪速に やらしょまい <様を浪速に>やらしょまい
虎落の里泣け泣けと 雪が呼ぶ 伊吹のこの里に なぜ背を向けた 故郷(ふるさと)捨てた訳は何 あなたにとって恋は何 答くれない 虎落の笛よ ヒューヒューヒューヒュー 宵から鳴るばかり  東京に いるという 便りがあったきり あれから三月 女に云えぬ事は何 あなたにとって夢は何 情けあるなら 虎落の笛よ 教えておくれよ 男の道とやら  育てた絆 意味は何 あなたにとって愛は何 春を知らない 虎落の里に ヒューヒューヒューヒュー 夜っぴて風が哭く成世昌平もず唱平叶弦大前田俊明泣け泣けと 雪が呼ぶ 伊吹のこの里に なぜ背を向けた 故郷(ふるさと)捨てた訳は何 あなたにとって恋は何 答くれない 虎落の笛よ ヒューヒューヒューヒュー 宵から鳴るばかり  東京に いるという 便りがあったきり あれから三月 女に云えぬ事は何 あなたにとって夢は何 情けあるなら 虎落の笛よ 教えておくれよ 男の道とやら  育てた絆 意味は何 あなたにとって愛は何 春を知らない 虎落の里に ヒューヒューヒューヒュー 夜っぴて風が哭く
ヤン衆哀歌(エレジー)小首を傾(かし)げて飲む癖の お前もやっぱり 他所者(よそもの)なのか 港灯りの語り種(ぐさ) 情けの継ぎ穂 探しかね 出船の霧笛が泣いている あれは純情 ヤン衆哀歌(エレジー)  故郷で娘が待っている 惚れても精々 一ト冬限り 奨め上手とその品(しな)は 紅い燈点(とも)る巷(まち)育ち 吹雪が宵から泣いている あれは純情 ヤン衆哀歌  本気で所帯を 持つ気なら 連れて帰ってやってもいいぜ それは出来まい お前には 心の傷が疼くだろ 世外れ鴎が泣いている あれは純情 ヤン衆哀歌成世昌平もず唱平桧原さとし前田俊明小首を傾(かし)げて飲む癖の お前もやっぱり 他所者(よそもの)なのか 港灯りの語り種(ぐさ) 情けの継ぎ穂 探しかね 出船の霧笛が泣いている あれは純情 ヤン衆哀歌(エレジー)  故郷で娘が待っている 惚れても精々 一ト冬限り 奨め上手とその品(しな)は 紅い燈点(とも)る巷(まち)育ち 吹雪が宵から泣いている あれは純情 ヤン衆哀歌  本気で所帯を 持つ気なら 連れて帰ってやってもいいぜ それは出来まい お前には 心の傷が疼くだろ 世外れ鴎が泣いている あれは純情 ヤン衆哀歌
結いの心この家(や)の娘が 婿取るらしい 噂がこの夏ひろがった 本家の隠居が気にかけて アチコチ知る辺に声を掛け たった半月少々で 我が家の屋根が葺き替わる エンヤサ エンヤサ 日本の秋の あゝ結いの里  今どき田舎の暮らしがいいと 都会にお尻を向けた男(ひと) 見どころあるねと片親が 喜び隠さず 恵比寿顔 無縁有縁の隔てなく 御神酒(おみき)で騒ぐ皆の衆 エンヤサ エンヤサ 日本の冬の あゝ結いの里  男手出来たと 肩の荷降ろし にっこり笑顔の母をみて 今年の田植えはまだ無理と 心配するのはあげ雲雀 何の懸念があるもんか 見ておれ 村の心意気 エンヤサ エンヤサ 日本の春の あゝ結いの里成世昌平もず唱平桧原さとし前田俊明この家(や)の娘が 婿取るらしい 噂がこの夏ひろがった 本家の隠居が気にかけて アチコチ知る辺に声を掛け たった半月少々で 我が家の屋根が葺き替わる エンヤサ エンヤサ 日本の秋の あゝ結いの里  今どき田舎の暮らしがいいと 都会にお尻を向けた男(ひと) 見どころあるねと片親が 喜び隠さず 恵比寿顔 無縁有縁の隔てなく 御神酒(おみき)で騒ぐ皆の衆 エンヤサ エンヤサ 日本の冬の あゝ結いの里  男手出来たと 肩の荷降ろし にっこり笑顔の母をみて 今年の田植えはまだ無理と 心配するのはあげ雲雀 何の懸念があるもんか 見ておれ 村の心意気 エンヤサ エンヤサ 日本の春の あゝ結いの里
雄踏だよりふるさとの 四板が通り名 帆かけ船は 浅瀬は櫂で 潮路は櫓で行く 篝火たいて ドーマン共に追いかけた 雄踏育ちの兄弟分よ あの娘は元気か 嫁いだか  身の丈に 倍するヒゲ持つ 車海老を 喰わせてやると 便りを寄越した ガキ大将よ 浜名湖一と謳われた タキヤの名人 蔦蔵さんに 負けない漁師に なったかい  富士の山 指さし誓った志は 心の中に今でも生きてる 忘れちゃいない 遠州灘のからっ風 素人歌舞伎の 『新口村』を 何度も夢見た 今日もみた成世昌平もず唱平聖川湧ふるさとの 四板が通り名 帆かけ船は 浅瀬は櫂で 潮路は櫓で行く 篝火たいて ドーマン共に追いかけた 雄踏育ちの兄弟分よ あの娘は元気か 嫁いだか  身の丈に 倍するヒゲ持つ 車海老を 喰わせてやると 便りを寄越した ガキ大将よ 浜名湖一と謳われた タキヤの名人 蔦蔵さんに 負けない漁師に なったかい  富士の山 指さし誓った志は 心の中に今でも生きてる 忘れちゃいない 遠州灘のからっ風 素人歌舞伎の 『新口村』を 何度も夢見た 今日もみた
雪折れ竹竹がナー 竹が 竹がポンと鳴りゃ 夢から覚める あれは裏山 雪折れ竹よ 夜更けに浮かべる 面影は 遠い都会の あなたの姿… 北風に背中丸めて いやせぬか 人生(みち)に迷って いやせぬか オーホホイ  竹はナー 竹は 竹は一途な 女の想い つらくないのか 雪折れ竹よ 必ず迎えに 来るからと 今も聞こえる あなたの言葉… つまずいて明日を失くして いやせぬか 酒に溺れて いやせぬか オーホホイ  竹もナー 竹も 竹も泣くのか さだめの雪に 恋は哀しい 雪折れ竹よ 淋しく見送る 冬いくつ ここで春待つ 女がひとり… 華やかな街に染まって いやせぬか わたし忘れて いやせぬか オーホホイ成世昌平かず翼堀慈竹内弘一竹がナー 竹が 竹がポンと鳴りゃ 夢から覚める あれは裏山 雪折れ竹よ 夜更けに浮かべる 面影は 遠い都会の あなたの姿… 北風に背中丸めて いやせぬか 人生(みち)に迷って いやせぬか オーホホイ  竹はナー 竹は 竹は一途な 女の想い つらくないのか 雪折れ竹よ 必ず迎えに 来るからと 今も聞こえる あなたの言葉… つまずいて明日を失くして いやせぬか 酒に溺れて いやせぬか オーホホイ  竹もナー 竹も 竹も泣くのか さだめの雪に 恋は哀しい 雪折れ竹よ 淋しく見送る 冬いくつ ここで春待つ 女がひとり… 華やかな街に染まって いやせぬか わたし忘れて いやせぬか オーホホイ
雪しぐれ恋しぐれみちのく湯の町 育ちには しあわせ灯り どうして遠い 誰が夜更けて 歌うのだろう さとの追分 高調子 しぐれが怯えて 雪になる 恋に怯えて 雪になる  七夕祭りを 惜しむうち おんなを泣かせ 紅葉が散った 百舌の速贄 あんなに高い きっと来そうだ ドカ雪が しぐれが怯えて 雪になる 恋に怯えて 雪になる  迎えに来るから 待っていろ あなたの言葉 信じていいの 遅れがちでも この冬越せば 春は来ますか ありますか しぐれが怯えて 雪になる 恋に怯えて 雪になる成世昌平もず唱平聖川湧みちのく湯の町 育ちには しあわせ灯り どうして遠い 誰が夜更けて 歌うのだろう さとの追分 高調子 しぐれが怯えて 雪になる 恋に怯えて 雪になる  七夕祭りを 惜しむうち おんなを泣かせ 紅葉が散った 百舌の速贄 あんなに高い きっと来そうだ ドカ雪が しぐれが怯えて 雪になる 恋に怯えて 雪になる  迎えに来るから 待っていろ あなたの言葉 信じていいの 遅れがちでも この冬越せば 春は来ますか ありますか しぐれが怯えて 雪になる 恋に怯えて 雪になる
雪大文字この幸せが いつまでも 続くといいねと 大文字の 紅い炎に 言ったひと 冬になったら また燃え上がる 白いかげろう 雪大文字 京都ああ 京都あのひと 恋おんな  さよならなしで なぜ逝(い)った ふたりで歩いた この町は 独りぼっちじゃ つらすぎる 比叡の淡雪 舞う東山 白い未練の雪大文字 京都ああ 京都底冷え なみだ冷え  炎は消えて 冬枯れて あと振り向いても なにもない 上がる下がるの 京の町 あの瞳あの声 あのしぐささえ 白く浮かべる 雪大文字 京都ああ 京都まだまだ つらい町成世昌平関沢新一伊藤雪彦伊藤雪彦この幸せが いつまでも 続くといいねと 大文字の 紅い炎に 言ったひと 冬になったら また燃え上がる 白いかげろう 雪大文字 京都ああ 京都あのひと 恋おんな  さよならなしで なぜ逝(い)った ふたりで歩いた この町は 独りぼっちじゃ つらすぎる 比叡の淡雪 舞う東山 白い未練の雪大文字 京都ああ 京都底冷え なみだ冷え  炎は消えて 冬枯れて あと振り向いても なにもない 上がる下がるの 京の町 あの瞳あの声 あのしぐささえ 白く浮かべる 雪大文字 京都ああ 京都まだまだ つらい町
雪の宿雪が舞う はらはら脅(おび)え あなたと これっきり逢えなくなる 女の幸せ 捨てる気で 駆け込んだ 夜汽車のガラス窓 浮かぶよ 雪の宿あかり  雪が舞う 急かせるように あなたに人生を預けてみる なんてね 本気で考えた あの日から 三年(みとせ)か この胸に 浮かぶよ 雪の宿あかり  雪が舞う あきらめ顔で あなたに期待しちゃ みじめになる 後悔しきりの日を重ね ようやっと 泪は枯れたけど 浮かぶよ 雪の宿あかり成世昌平もず唱平聖川湧京建輔雪が舞う はらはら脅(おび)え あなたと これっきり逢えなくなる 女の幸せ 捨てる気で 駆け込んだ 夜汽車のガラス窓 浮かぶよ 雪の宿あかり  雪が舞う 急かせるように あなたに人生を預けてみる なんてね 本気で考えた あの日から 三年(みとせ)か この胸に 浮かぶよ 雪の宿あかり  雪が舞う あきらめ顔で あなたに期待しちゃ みじめになる 後悔しきりの日を重ね ようやっと 泪は枯れたけど 浮かぶよ 雪の宿あかり
世外れおけさ笠は端(つま)折り 裾からげ 時雨に追われて来た瞽女(ごぜ)よ 鬢(びん)のあたりの白いのは もしや誰かの所為(せい)なのか あゝ 今更に 親不孝 想い出させる エー 世外れおけさ  軒で爪弾く 門付けに 名乗りもしないで訊(き)いてみる 越後何町 何筋の 粋な小店のお燗番 あゝ 知らないか 達者かな 三味が哀しい エー 世外れおけさ  思い出したく ないけれど 指折り数えりゃ 二タ昔 ちょうど二十歳で飛び出して 梨の礫(つぶて)の罰あたり あゝ 泣いている 茜雲 責めてくれるな エー 世外れおけさ成世昌平もず唱平桧原さとし前田俊明笠は端(つま)折り 裾からげ 時雨に追われて来た瞽女(ごぜ)よ 鬢(びん)のあたりの白いのは もしや誰かの所為(せい)なのか あゝ 今更に 親不孝 想い出させる エー 世外れおけさ  軒で爪弾く 門付けに 名乗りもしないで訊(き)いてみる 越後何町 何筋の 粋な小店のお燗番 あゝ 知らないか 達者かな 三味が哀しい エー 世外れおけさ  思い出したく ないけれど 指折り数えりゃ 二タ昔 ちょうど二十歳で飛び出して 梨の礫(つぶて)の罰あたり あゝ 泣いている 茜雲 責めてくれるな エー 世外れおけさ
俚奏楽 民謡七福神西も東も 五穀豊かな 喜びを 神に捧げる 笛太鼓  さても見事な大一座 弁財天の 三味の音に 毘沙門天の 琴調べ 寿老人は 尺八で 福禄布袋(ふくろほてい)の 唄添えて 大黒舞とや 恵比寿舞 先ず お恵比寿さんの 大漁舞  サアーサ 浜のナ 浜のナ 浜の賑わい 飛び交うかもめ 唄ものどかな 大漁節 ヨーイ ヨーイヤサ それ釣れたぞ釣れたぞ 大鯛が  今年ゃ世がよて 穂に穂が咲いて 桝ではからず 箕ではかる 大黒天も ほころび顔で 小槌振り振り 舞い遊ぶ  めでためでたが 三つ重なりて ホンニ豊かな 出来秋や 富士の山ほど 積んだ穂を 馬で運ぼうか 担(かづ)こうか 宝の倉入り ドッコイショ  重ね上げたる 福俵 鄙(ひな)も都も 笛太鼓 七福神が 皆うち揃い 楽しうなるこそ 目出度けれ成世昌平本條秀太郎本條秀太郎西も東も 五穀豊かな 喜びを 神に捧げる 笛太鼓  さても見事な大一座 弁財天の 三味の音に 毘沙門天の 琴調べ 寿老人は 尺八で 福禄布袋(ふくろほてい)の 唄添えて 大黒舞とや 恵比寿舞 先ず お恵比寿さんの 大漁舞  サアーサ 浜のナ 浜のナ 浜の賑わい 飛び交うかもめ 唄ものどかな 大漁節 ヨーイ ヨーイヤサ それ釣れたぞ釣れたぞ 大鯛が  今年ゃ世がよて 穂に穂が咲いて 桝ではからず 箕ではかる 大黒天も ほころび顔で 小槌振り振り 舞い遊ぶ  めでためでたが 三つ重なりて ホンニ豊かな 出来秋や 富士の山ほど 積んだ穂を 馬で運ぼうか 担(かづ)こうか 宝の倉入り ドッコイショ  重ね上げたる 福俵 鄙(ひな)も都も 笛太鼓 七福神が 皆うち揃い 楽しうなるこそ 目出度けれ
全1ページ中 1ページを表示
×